JP3005346U - 昇降機の搬器荷台における手摺り装置 - Google Patents

昇降機の搬器荷台における手摺り装置

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JP3005346U
JP3005346U JP1994008309U JP830994U JP3005346U JP 3005346 U JP3005346 U JP 3005346U JP 1994008309 U JP1994008309 U JP 1994008309U JP 830994 U JP830994 U JP 830994U JP 3005346 U JP3005346 U JP 3005346U
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JP1994008309U
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良忠 越原
秀樹 真崎
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株式会社コシハラ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手摺りを荷台の側部の高さ寸法に収るように
構成するとともに、その手摺りの移動開閉操作を動力を
用いて合理的に作動できるようにする。 【構成】 長尺荷台を備える工事用昇降機の搬器荷台に
おいて、その荷台5の側部開放面の両端部にそれぞれ所
要高さ位置までの案内部を有する支柱15,15が相対向し
て立設され、これら両支柱15,15間には前記荷台5の高
さ以内の寸法に収縮できる少なくとも2部片を組合され
て上下拡縮可能な構造の手摺り10が配され、この手摺り
10は前記両支柱15,15の上方と下部とにそれぞれ設けら
れる回転車を巡らせて荷台枠組内搭載の駆動機22,22で
駆動される各巻掛け駆動体21,21にその手摺り10の最上
部両端部分を各々連結して昇降駆動されるように構成さ
れ、その手摺り10の昇降駆動用の両巻掛け駆動体21,21
にそれぞれ上・下限の規制と同調昇降させるスクリュー
リミットスイッチ35,35を関連させて荷台5に配設され
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として工事用のロングスパンエレベータ,ロングスパンリフト等 における搬器荷台の側面に付設される手摺りを動力を用いて昇降させ、下降時に はその手摺りを荷台の高さ寸法内に収めることができる機能を備えた昇降機の搬 器荷台における手摺り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建設工事現場にて使用されている工事用ロングスパンエレベータ(リフト)の 荷台には、その両側に沿って手摺りが付設された構造にされている。そして、そ の手摺りは荷役作業に際して荷台上を開放するために移動できるようにされてい る。従来実施されている前記手摺りの開閉移動手段としては、主に荷台側面に沿 って上下方向に移動させる方式が多く採用されている。
【0003】 その荷台手摺りを上下方向に開閉移動させる手段としては、例えば実公昭56 −29350号公報、実開昭55−147431号公報、あるいは実開平5−7 5266号公報などによって知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の公知技術にあっては、実公昭56−29350号公報や 実開平5−75266号公報などに記載の構成では、手摺りを上方に吊り上げる 方式であるためその手摺りが荷役作業に支障のない高さ位置まで上昇させるに必 要な支柱を付設しなければならず、その支持構造が大きくなって搬器の自重量が 増加して昇降駆動機の能力を高めねばならない。当然製作費,運転コストも増加 して経済性を損うことになる。
【0005】 また、実開昭55−147431号公報にて開示されているような手摺りの上 下開閉方式では、常態で手摺りを吊り上げて所定の位置に保持させ、荷役作業時 にその手摺りを荷台の側部に降ろして開くようになってはいるが、この方式では 上下に分割された2個の手摺り構成部片の間に大きな空間が生じることになって 安全性に問題がある。しかも、その手摺り昇降操作は手動によって行えるように カウンターウエイトを備えた構成にされているので長尺の手摺りの場合に安定性 に欠けるなどの問題点を有する。
【0006】 本考案では、このような問題点を解決するために、手摺りを上下方向に拡縮で きる構造にして下降させると荷台の側部の高さ寸法に収るように構成するととも に、その手摺りの移動操作を動力を用いて合理的に作動できる構成とされた昇降 機の搬器荷台における手摺り装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために本考案の昇降機の搬器荷台における手摺り装 置は、長尺の荷台を備える工事用昇降機の搬器荷台において、その荷台の側部開 放面の両端部にそれぞれ所要高さ位置までの案内部を有する支柱が相対向して立 設され、これら両支柱間には前記荷台の高さ以内の寸法に収縮できる少なくとも 2部片を組合されて上下拡縮可能な構造の手摺りが配され、この手摺りは前記両 支柱の上方と下部とにそれぞれ設けられる回転車を巡らせて荷台枠組内搭載の駆 動機で駆動される巻掛け駆動体にその手摺りの最上部両端部分を各々連結して昇 降駆動されるように構成され、その手摺りの昇降駆動用の両巻掛け駆動体にそれ ぞれ上・下限の規制と同調昇降させる手摺り開閉制御手段を関連させて前記荷台 に配設されていることを特徴とする。
【0008】 本考案において前記手摺りは、両側に設けられた複数の案内片を前記両支柱の 案内部に挿入して案内され、最上部の案内片となる部片をその支柱内を通る前記 巻掛け駆動体に連結して上下移動される構成であるのが好ましい。また、その手 摺りと前記手摺り昇降駆動用の巻掛け駆動体との連結は、その手摺りの最上部横 材端接続金具と前記巻掛け駆動体の長さ調整機能を備える連結部片に交差して付 設される連結片とをピン連結される構成とするのがよい。また、前記手摺り開閉 制御手段としてスクリューリミットスイッチを用いるのが好ましい。さらに、前 記手摺りの案内支持をする支柱は、搬器荷台の両端部に設けられた搭乗席構成の フレームに沿わせて立設される構成とすることで昇降機の搬器として効果的であ る。
【0009】
【作用】
このような本考案によれば、荷台の側部に設けられる手摺りは、動力を用いて 上下に開閉できて、その手摺りを開放する際には荷台の側面部に収る寸法に上下 拡縮できる構成にされているので、開放時嵩低く収めて作業に支障を来すことが ない。しかも、長尺の手摺りであっても両端部で昇降駆動させる両巻掛け駆動体 の駆動が作動上限と下限とを、手摺り開閉制御手段によってその巻掛け駆動体の 移動量に合せて規制されるように関連させることにより、開閉操作の都度両方の 巻掛け駆動体をその移動量が自動的に修正できて同調昇降させることができ、手 摺りの開閉に支障を来すことはない。
【0010】
【実施例】
次に本考案の昇降機の搬器荷台における手摺り装置について、その実施例を一 具体例としてのロングスパンエレベータについて図面を参照しつつ説明する。
【0011】 図1に示されるのは本考案に係る手摺り装置を備えた工事用ロングスパンエレ ベータの正面図である。図2は本考案に係る手摺り装置の全体を示す一部切り欠 き正面図である。図3は手摺りの上下拡縮構成要部を示す図である。図4は手摺 りの案内支持部と昇降駆動用の駆動体との連結部を表す要部拡大詳細図である。 図5は手摺りの支柱案内部に対する案内部の係合状態を表す平面図で、(a) は手 摺り下部枠の案内片と支柱との関係を示し、(b) は上部手摺りの案内片と支柱と の関係を示す図である。
【0012】 これらの図において、ロングスパンエレベータ1は、所要の間隔で立設される 一対の昇降支持体2,2に沿って昇降自在に装備される一対の昇降フレーム3, 3と、これら昇降フレーム3,3に両端部を支持されて架設される長尺の荷台5 とでなる搬器4で構成される。そして、前記各昇降支持体2,2はガイドレール と前面に沿って取り付けられるラックとを備え、装備される各昇降フレーム3, 3に付設される駆動機6,6にて駆動されるギヤーをそのラックに噛み合わせて 昇降される構成である。
【0013】 このようなロングスパンエレベータ1における搬器4は、所要寸法に枠組構成 された長尺の荷台5の上に、その両端部において運転者ならびに規定された数の 作業者が搭乗できるスペースに枠組されて周囲三方を囲まれて天蓋を付された搭 乗席7,7’がそれぞれ設けてある。そして、これら両搭乗席7,7’の間を機 材などの被搬送物が搭載できる所要面積の被搬送物搭載部8が形成されている。
【0014】 前記荷台5における被搬送物搭載部8の長手方向の両側は開放できるようにし て、その開放面を囲うように上下方向に可動の手摺り10,10がそれぞれ配設され ている。また、この荷台5の両側面下部にはそれぞれ手摺り10を受け止めるスト ッパー5aが複数適宜箇所に付設されている。なお、両側に設けられる手摺り10, 10は同じ構成であるので、以下の説明は一方のものについて説明する。また、荷 台5は従来の搬器と同様に長尺になると所要長さで複数に分割できる構成になっ ている。
【0015】 手摺り10は、その全長にわたりガードパネルを備えた下部枠11と、この下部枠 11の縦部材11' に支持杆12a を摺動可能に嵌挿するとともに、下端にストッパー 12c を備える支持杆12b (収縮させたときには下部枠11の下部横材には接しない 長さにされている)をその下部枠11の上部横材11" に挿通させてなる上部手摺り 片12との上下二部片を組合せ、それら上下二部片を収縮させると前記荷台5の側 面の高さ寸法以内に収る寸法にされて上下に拡縮できる構成となっている。なお 、この手摺り10は、前記支持杆12b のストッパー12c によって上部手摺り片12の 拡張最大高さが規制されるとともに、そのストッパー12c によって下部枠11が吊 り下げられて正常な状態に保たれる。また、この手摺り10は前述のように、荷台 5が長尺で分割される構造の場合、それに対応して長手方向に分割することもで きる。
【0016】 このような構成の手摺り10は、前記両搭乗席7,7’の各フレーム外側に沿わ せて立設される一対の支柱15,15に案内支持され、荷台5の被搬送物搭載部8の 側部からその荷台5の枠組構造部側面位置に移動できるように、それら支柱15, 15に沿って設けられる昇降駆動用の巻掛け駆動体21,21と両端部で連結支持され て、荷台5の枠組内部に搭載される駆動機22,22によって上下方向に移動操作さ れるようになされている。
【0017】 支柱15はいずれも図5で示されるように、手摺り10の案内部15a を一側面に全 長にわたって形成された角型中空の部材で、前述のように搭乗席7,7’のフレ ーム外側面に沿わせて対称に支持立設され、その内部に前記昇降駆動用の巻掛け 駆動体21が挿通される。その巻掛け駆動体21は、この具体例ではチェーンが用い られ、各支柱15の上方位置に設けられるスプロケット23とその支柱15の下部に設 けられるスプロケット24と駆動機出力軸上のスプロケット22' に巡らせて、荷台 5の両端部における荷台構成枠組み内部に搭載された駆動機22によってそれぞれ 駆動されるようになされている。なお、前記各巻掛け駆動体21(チェーン)は上 下両スプロケット23,24間を垂直に緊張させて配するように、ガイドのスプロケ ット25,25' によって途中を案内保持されている。そして、前述の各スプロケッ ト23,24,25,25' はいずれも搭乗席7,7’のフレームあるいは荷台5に支持 される。
【0018】 このような巻掛け駆動体21と手摺り10との連結は、図2及び図4で示されるよ うに、両側でそれぞれその手摺り10の上部手摺り片12の横部材端を前記巻掛け駆 動体21の長さ調整を行う機能を備えたターンバックル状に形成の連結部片27の中 間部側面に、その軸線に直交するようにして横向き突設された連結片27a と前記 上部手摺り片12の横部材端付設の接続金具28とをピン29により連結される。そし て、その接続金具28もしくは連結片27a が支柱15の案内部15a 内を摺動して手摺 り10の上部を案内し、手摺り10の下部は下部枠11の側部材11a に基端を取り付け る案内片31が前記支柱15の案内部15a を摺動して手摺り10の下部を案内されるよ うになっている。
【0019】 また、前記手摺り10の昇降(開閉)操作は、各昇降駆動系ごとに前記巻掛け駆 動体21の荷台5内部での緊張箇所にてスプロケット33を噛み合わせて、無端チェ ーン34により前記巻掛け駆動体21の動力の一部を分岐させて荷台5上端部に設け たスクリューリミットスイッチ35を連動させ、このスクリューリミットスイッチ 35によって手摺り10の昇降による上限と下限とを設定するように、各駆動機22の 電気制御系と連結させる。
【0020】 このように構成される本考案に係る手摺り装置は、荷台5の被搬送物搭載部8 に被搬送物を積み込んで搬器4が昇降するときには、手摺り10,10を図1で示す ように開放面を閉じた状態で昇降させる。搬器4を所要の階に移動して着床させ た後に荷降ろしまたは積み込み作業を行うに際し、手摺り10を下降させて被搬送 物搭載部8の側面を開放するには、予め搬器4の運転制御盤に組込まれている少 なくとも片側の一対の駆動機22,22を同時に起動させて昇降駆動体21,21を連結 部片27,27が下げ方向に移動するように駆動させる。すると、手摺り10はその上 部手摺り片12の横部材両端部で接続金具28と連結片27a を介して連結部片27に繋 がれているので支柱15の案内部15a に沿って下降し、下部枠11の下端が荷台5の 側面下部に予め設けてあるストッパー5aによって受け止められる。したがって、 上部手摺り片12はその支持杆12b のストッパーによる下部枠11の吊下げ負荷が除 かれて、そのまま下降し、下部枠11の縦部材11' に挿入されている支持杆12a が 案内されて上部手摺り片12の横部材が下部枠11の上部横部材と接するまで下降さ れ、丁度荷台5の側部高さ内に収められる(図2で鎖線aで示す)。
【0021】 上述のようにして手摺り10が荷台5の側面部に収縮して収ると、その間に移動 した巻掛け駆動体21(チェーン)の移動長さに対応してスクリューリミットスイ ッチ35が作動して駆動機22の回転を停止させる。この際、手摺り10を操作する二 台の駆動機22,22はたとえ両者に巻掛け駆動体21,21の移動ずれが生じても、各 巻掛け駆動体21,21にそれぞれスクリューリミットスイッチ35,35が対応させて あるので、遅れた側の駆動機はその駆動する巻掛け駆動体21が所定の長さ移動し ないと停止されないので、必ず両方の駆動機22の起動時における巻掛け駆動体21 の位置は等しい状態に補正されて、次に手摺り10を閉方向に駆動させるときには ずれのない状態で始動できる。したがって、手摺り10の開閉操作にあたって「こ じれ」が生じることはなく常に正常な状態で操作できる。そして、手摺り10を元 の状態に復するには、各駆動機22,22を逆回転させることによって、前記と逆の 作動によって元の位置にその手摺り10が戻される。この際、両巻掛け駆動体21, 21は前述のように移動量が補正された状態から起動するので、ずれが生じること はない。
【0022】 本考案の昇降機の搬器荷台における手摺り装置は、前述の具体例において、ロ ングスパンエレベータについて説明したが、これを工事用ロングスパンリフトの 搬器荷台上において両側の昇降フレームに近接する位置に支柱を建てて、これら 支柱間に前述のものと同様にして手摺りを配し、その手摺りの開閉駆動手段とし て前述のような機構を荷台に組込むことにより、工事用ロングスパンリフトにも 採用できる。また、1基の昇降支持体(タワー)の前面に沿って搬器が昇降する 形式の昇降機における荷台の手摺り装置に採用することもできる。この場合は両 支柱を荷台の前側面両端部に立設して前述の要領で手摺りを操作できるようにす ればよい。
【0023】 また、巻掛け駆動体としては、チェーンのほかにロープを用いることもできる 。この場合はスプロケットに代えてロープシーブを用い、スクリューリミットス イッチへの動力の伝達には摩擦力の高いプーリーあるいは摩擦力を高めてロープ ないしタイミングベルトなどを用いることが好ましい。
【0024】 上述の実施例におけるスプロケットまたはロープシーブは本考案の回転車に、 実施例の上部手摺りと下部枠とは本考案の手摺りの二部片に、それぞれ対応して いる。
【0025】
【考案の効果】
上述のように本考案によれば、手摺りを動力を用いて荷台側部で開閉させるに あたり、手摺りを開く際には荷台の高さ以内に収めることができるので、荷台か ら下に手摺りがはみ出さず、搬器を低い位置に降ろして無理なく荷役作業ができ る。もちろん、手摺りが閉じた状態では所定の高さで拡縮空間が繋がれて問題は ない。しかも、その手摺りは動力を使用して自動開閉する際に、移動の上限並び に下限において手摺りの両端の移動量が必ず終端で補正されるので、長尺の手摺 りであっても操作中に「こじれ」などの発生がなく円滑に操作できるなど実用的 効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る手摺り装置を備えた工事用ロング
スパンエレベータの正面図である。
【図2】本考案に係る手摺り装置の全体を示す一部切り
欠き正面図である。
【図3】手摺りの上下拡縮構成要部を示す図である。
【図4】手摺りの案内支持部と昇降駆動用の駆動体との
連結部を表す要部拡大詳細図である。
【図5】手摺りの支柱案内部に対する案内部の係合状態
を表す平面図で、(a) は手摺り下部枠の案内部材と支柱
との関係を示し、(b) は上部手摺りの案内片と支柱との
関係を示す図である。
【符号の説明】
4 搬器 5 荷台 7,7’ 搭乗席 8 被搬送物搭載部 10 手摺り 11 下部枠片 12 上部手摺り片 12a,12b 支持杆 12c ストッパー 15 支柱 21 巻掛け駆動体 22 駆動機 22’,23,24,25,25’,33 スプロケ
ット 27 連結部片 28 接続金具 31 案内片 35 スクリューリミットスイッチ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の荷台を備える工事用の昇降機の搬
    器荷台において、その荷台の側部開放面の両端部にそれ
    ぞれ所要高さ位置までの案内部を有する支柱が相対向し
    て立設され、これら両支柱間には前記荷台の高さ以内の
    寸法に収縮できる少なくとも2部片を組合されて上下拡
    縮可能な構造の手摺りが配され、この手摺りは前記両支
    柱の上方と下部とにそれぞれ設けられる回転車を巡らせ
    て荷台枠組内搭載の駆動機で駆動される巻掛け駆動体に
    その手摺りの最上部両端部分を各々連結して昇降駆動さ
    れるように構成され、その手摺りの昇降駆動用の両巻掛
    け駆動体にそれぞれ上・下限の規制と同調昇降させる手
    摺り開閉制御手段を関連させて前記荷台に配設されてい
    ることを特徴とする昇降機の搬器荷台における手摺り装
    置。
  2. 【請求項2】 前記手摺りは両側に設けられた複数の案
    内片を前記両支柱の案内部に挿入して案内され、最上部
    の案内片となる部片をその支柱内を通る前記巻掛け駆動
    体に連結して上下移動される構成である請求項1に記載
    の昇降機の搬器荷台における手摺り装置。
  3. 【請求項3】 前記手摺りと前記手摺り昇降駆動用の巻
    掛け駆動体との連結は、その手摺りの最上部横材端接続
    金具と前記巻掛け駆動体の長さ調整機能を備える連結部
    片に交差して付設される連結片とをピン連結される構成
    である請求項1または2に記載の昇降機の搬器荷台にお
    ける手摺り装置。
  4. 【請求項4】 前記手摺り開閉制御手段としてスクリュ
    ーリミットスイッチを用いる請求項1に記載の昇降機の
    搬器荷台における手摺り装置。
  5. 【請求項5】 前記手摺りの案内支持をする支柱は、搬
    器荷台の両端部に設けられた搭乗席構成のフレームに沿
    わせて立設されている請求項1に記載の昇降機の搬器荷
    台における手摺り装置。
JP1994008309U 1994-06-17 1994-06-17 昇降機の搬器荷台における手摺り装置 Expired - Lifetime JP3005346U (ja)

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