JP3004662U - マスター機器駆動用電動機 - Google Patents

マスター機器駆動用電動機

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JP3004662U
JP3004662U JP1994005856U JP585694U JP3004662U JP 3004662 U JP3004662 U JP 3004662U JP 1994005856 U JP1994005856 U JP 1994005856U JP 585694 U JP585694 U JP 585694U JP 3004662 U JP3004662 U JP 3004662U
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JP
Japan
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master device
signal
driving
motor
overload protection
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JP1994005856U
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Inventor
政彦 遠藤
修一 小林
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Kokusan Denki Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常時に対する信頼性をより高め、且つ低コ
ストなマスター機器駆動用電動機を提供する。 【構成】 マスター機器2を駆動する電動機本体3と、
定格負荷を越える負荷が一定時間加わったとき電動機本
体3の巻線部への通電を止める過負荷保護回路4と、電
動機本体3の回転数が所定回転数内に有るか否かを検知
して異常をマスター機器2側へ送る同期検知回路5とを
設ける。過負荷保護回路4からの信号と同期検知回路5
からの信号とをオア回路6を経てマスター機器2側へ送
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば複写機の如きマスター機器を駆動するマスター機器駆動用電 動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来のこの種のマスター機器駆動用電動機の構造を示したものである 。即ち、該マスター機器駆動用電動機1は、例えば複写機の如きマスター機器2 の例えばコピー済み紙排出ローラの如き用紙搬送手段を駆動する直流又は交流の 電動機本体3と、定格負荷を越える負荷が一定時間加わったとき電動機本体3の 巻線部への通電を止める過負荷保護回路4と、電動機本体3の回転数が所定回転 数内に有るか否かを検知して異常をマスター機器2側へ送る同期検知回路5とを 備えた構造になっている。マスター機器2側からは電動機本体3に、これを起動 させるオン信号と、停止させるオフ信号とが与えられ、制御を受けるようになっ ている。
【0003】 従来のこの種のマスター機器駆動用電動機1が、これら過負荷保護回路4と同 期検知回路5とを備えている理由は、次のようなためである。図4に示すように 、通常、電動機本体3の回転数同期範囲は、該電動機本体3のバラツキ等を考慮 して定格トルクを越えるトルク範囲までカバーするように設計されている。この ため、過負荷ではあるが、同期運転されていた場合、同期検知回路5では定格オ ーバーを判断できず、また定格トルク以下で使用されていても何らかの異常によ り同期を外れた場合、過負荷保護回路4では非同期状態を判断できない。このよ うな理由により、異常時に対する信頼性をより確保するために、過負荷保護回路 4と同期検知回路5とを設けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、複写機等の如き他の駆動機器であるマスター機器2と連動して使 用されるマスター機器駆動用電動機1が過負荷で且つ同期運転された時は、同期 検知回路5が正常と判断しているため、マスター機器2側へは異常信号を送らず に、過負荷保護回路4により電動機本体3の回転を止めてしまうことになる。こ のとき、マスター機器2側より見ると、突然に電動機本体3が停止し、停止後に 同期検知回路5より異常(非同期)信号が送られてくるため、該マスター機器2 側の他の駆動系への指令が遅れ、しかもマスター機器2側では異常信号を受け取 ってもその信号が一定時間継続した後に初めて異常と認知するようになっている ので、搬送していた紙等が機内に詰まったりして、2次的な異常状態を引き起こ してしまうことになる。
【0005】 本考案の目的は、異常時に対する信頼性をより高め、且つ低コストなマスター 機器駆動用電動機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、マスター機器を駆動する電動機本体と、定格負荷を越える負荷が一 定時間加わったとき前記電動機本体の巻線部への通電を止める過負荷保護回路と 、前記電動機本体の回転数が所定回転数内に有るか否かを検知して異常を前記マ スター機器側へ送る同期検知回路とを備えたマスター機器駆動用電動機を改良の 対象としている。
【0007】 本考案においては、前記過負荷保護回路からの信号と前記同期検知回路からの 信号とがオア回路を経て前記マスター機器側へ送られるようになっていることを 特徴とする。
【0008】 また本考案においては、前記過負荷保護回路からの信号と前記同期検知回路か らの信号とがパラレルに前記マスター機器側へ送られるようになっていることを 特徴とする。
【0009】 前記マスター機器としては、複写機を用いることができる。
【0010】
【作用】
このように過負荷保護回路からの信号と同期検知回路からの信号とがオア回路 を経てマスター機器側へ送られるようになっているか、若しくは過負荷保護回路 からの信号と同期検知回路からの信号とがパラレルにマスター機器側へ送られる ようになっていると、同期検知回路からの信号以外に、過負荷保護回路からの信 号も速やかにマスター機器側へ送られるため、電動機本体が過負荷で且つ同期運 転された時にもマスター機器側へは異常信号が送られ、該マスター機器側の他の 駆動系への指令が遅れるのを防止できる。このため、マスター機器側で2次的な 異常状態が引き起こされるのを回避できることになる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図を参照して詳細に説明する。なお、前述した図3と 対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0012】 図1は、本考案に係るマスター機器駆動用電動機の第1実施例を示したもので ある。本実施例のマスター機器駆動用電動機1においては、過負荷保護回路4か らの信号と同期検知回路5からの信号とがオア回路6を経て複写機の如きマスタ ー機器2側へ送られるようになっている。
【0013】 このように過負荷保護回路4からの信号と同期検知回路5からの信号とがオア 回路6を経てマスター機器2側へ送られるようになっていると、同期検知回路5 からの信号以外に、過負荷保護回路4からの信号も速やかにマスター機器2側へ 送られるため、電動機本体3が過負荷で且つ同期運転された時にもマスター機器 2側へは異常信号が送られ、該マスター機器2側の他の駆動系への指令が遅れる のを防止できる。このため、2次的な異常状態が引き起こされるのを回避できる ことになる。
【0014】 図2は、本考案に係るマスター機器駆動用電動機の第2実施例を示したもので ある。本実施例のマスター機器駆動用電動機1においては、過負荷保護回路4か らの信号と同期検知回路5からの信号とがパラレルに複写機の如きマスター機器 2側へ送られるようになっている。
【0015】 このようにすると、過負荷保護回路4からの信号と同期検知回路5からの信号 とがそれぞれ独立してマスター機器2側へ送られるようになり、第1実施例と同 様の効果を得ることができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案に係るマスター機器駆動用電動機では、過負荷保護回路からの信号と同 期検知回路からの信号とがオア回路を経てマスター機器側へ送られるようになっ ているか、若しくは過負荷保護回路からの信号と同期検知回路からの信号とがパ ラレルにマスター機器側へ送られるようになっているので、同期検知回路からの 信号以外に、過負荷保護回路からの信号も速やかにマスター機器側へ送られるた め、電動機本体が過負荷で且つ同期運転された時にもマスター機器側へは異常信 号が送られ、該マスター機器側の他の駆動系への指令が遅れるのを防止できる。 このため、本考案によれば、マスター機器側で2次的な異常状態が引き起こされ るのを回避することができ、異常時に対する信頼性をより高めることができる。 また、本考案では高価な保護装置を更に付加する必要がないので、信頼性の高い マスター機器駆動用電動機を低コストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るマスター機器駆動用電動機の第1
実施例のブロック図である。
【図2】本考案に係るマスター機器駆動用電動機の第2
実施例のブロック図である。
【図3】従来のマスター機器駆動用電動機のブロック図
である。
【図4】従来のマスター機器駆動用電動機のトルク対回
転数特性図である。
【符号の説明】
1 マスター機器駆動用電動機 2 マスター機器 3 電動機本体 4 過負荷保護回路 5 同期検知回路 6 オア回路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスター機器を駆動する電動機本体と、
    定格負荷を越える負荷が一定時間加わったとき前記電動
    機本体の巻線部への通電を止める過負荷保護回路と、前
    記電動機本体の回転数が所定回転数内に有るか否かを検
    知して異常を前記マスター機器側へ送る同期検知回路と
    を備えたマスター機器駆動用電動機において、 前記過負荷保護回路からの信号と前記同期検知回路から
    の信号とがオア回路を経て前記マスター機器側へ送られ
    るようになっていることを特徴とするマスター機器駆動
    用電動機。
  2. 【請求項2】 マスター機器を駆動する電動機本体と、
    定格負荷を越える負荷が一定時間加わったとき前記電動
    機本体の巻線部への通電を止める過負荷保護回路と、前
    記電動機本体の回転数が所定回転数内に有るか否かを検
    知して異常を前記マスター機器側へ送る同期検知回路と
    を備えたマスター機器駆動用電動機において、 前記過負荷保護回路からの信号と前記同期検知回路から
    の信号とがパラレルに前記マスター機器側へ送られるよ
    うになっていることを特徴とするマスター機器駆動用電
    動機。
  3. 【請求項3】 前記マスター機器が複写機である請求項
    1又は2に記載のマスター機器駆動用電動機。
JP1994005856U 1994-05-26 1994-05-26 マスター機器駆動用電動機 Expired - Lifetime JP3004662U (ja)

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