JPH0729702Y2 - 発電機の非常警報停止装置 - Google Patents

発電機の非常警報停止装置

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JPH0729702Y2
JPH0729702Y2 JP18402386U JP18402386U JPH0729702Y2 JP H0729702 Y2 JPH0729702 Y2 JP H0729702Y2 JP 18402386 U JP18402386 U JP 18402386U JP 18402386 U JP18402386 U JP 18402386U JP H0729702 Y2 JPH0729702 Y2 JP H0729702Y2
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JP18402386U
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肇 遠藤
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Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ガソリン等を燃料としたエンジンの回転によ
り種々の負荷に電力を供給する発電機の非常警報停止装
置に関するものである。
従来技術 エンジン出力を利用した発電機は、高出力を得ることが
できるため、工場用、家庭用あるいはレジャー用に幅広
く利用されているが、エンジン側のトラブル、たとえば
エンジンオイルの不足や、発電機側のトラブル、たとえ
ば過電流による焼き付き等の非常事態が発生することが
あるため、各々に対応した警報表示部を設け、さらに緊
急事態には、エンジンを強制停止する機構を設けること
が知られている。
また、警報表示部を設けても、表示部の表示素子そのも
のの断線異常事態等により、警報不能とならないよう、
表示部を強制的に所定時間表示する初期チェック機能が
設けられている。
考案が解決しようとする問題点 しかるに、この種の発電機に備えられる警報表示部等の
電機系統への給電はエンジン始動による発電機出力によ
りなされるため、たとえば、オイル不足の状態でエンジ
ンを始動すると、ただちに非常停止機能が働き、初期チ
ェックが充分なされないばかりか、異常の警報表示部の
表示が確認できないため、何が原因で停止したのか判明
できないという事態が生ずる。
つまり、非常停止機構もエンジン始動による発電機の出
力によって駆動可能であり、エンジン始動による発電機
出力上昇での回路稼働レベルにおいて警報表示部の初期
チェック機能とともに、非常停止機構を働かせる異常検
出機能もスタートすることになるが、非常停止を働かせ
る原因となる何らかの異常が存在する場合には、その異
常検出がただちになされ、それに伴って非常停止機構も
作動するため、発電機出力の上昇で回路稼働レベルに到
達した後、その非常停止動作でエンジンが停止され、同
時に発電機停止により発電出力もなくなる。従って、警
報表示部の初期チェック動作がなされている作動初期に
おいて電源電圧がなくなり、異常検出による警報表示部
での異常表示がなされないうちに作動停止するため、初
期チェック動作での全ての警報表示部での強制表示がそ
の立上り初期のみでなされ、非常停止の原因となる警報
表示が得られず、その異常発生箇所や原因が確認できな
いという問題があった。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解決するために、エンジンの回
転により発電機を駆動して種々の負荷へ電力を供給する
発電機における過電流、オイル不足あるいはオーバーホ
ール時期の異常事態を検出し、各検出内容に対応する表
示部において警報表示するとともに、上記エンジンを強
制停止するようにした発電機の非常警報停止装置であっ
て、上記エンジン始動による発電機出力初期に所定時間
上記警報表示部の各々を強制表示して、上記警報表示部
の表示機能自体の異常をチェックする初期チェック回路
を設けるとともに、少なくとも始動時から上記エンジン
停止に関与する非常事態に対して働き、検出してから上
記エンジンを停止するまでの時間を上記チェックの時間
よりも長く設定した停止遅延回路を備えたことを特徴と
する。
作用 本考案によれば、エンジンを回転して発電機を駆動し、
発電機の出力電流を過電流検出器で検出し、オイルセン
サでエンジンのオイルを検出し、さらに温度センサによ
って発電機の過熱を検出し、これらの検出器の出力を警
報表示部によって表示するとともに、初期チェック回路
によって、発電機出力により稼動可能となる初期に、初
期チェック後1秒間以上異常表示がなされ、その後、エ
ンジンの停止による発電機出力がなくなっても、異常の
原因を確実に確認することができる。
実施例 第1図は、本考案の1実施例の発電機の非常警報停止装
置のブロック図で、発電機1はエンジン2に連結された
発電機構3を駆動することによって負荷4に電力を供給
する。この負荷4への出力交流電流は過電流検出器5に
よって交流出力ラインに流れる交流電流を磁気変化とし
て捕え、それを起電力として出力する。この過電流検出
器5の出力は整流・増幅回路6で整流・増幅され、電圧
比較回路7で設定電圧と比較され、設定電圧より高い
(または低い)異常電圧が発生すると、この異常が検出
され、この検出信号は処理回路8に入力される。また、
エンジン2に供給されるオイルが不足したことを検出す
るオイルセンサ9の出力は整形回路10で整形され、処理
回路8へ入力される。さらに、発電機構3の過電流によ
る温度上昇は温度センサ11で検出され、整形回路12で整
形され、処理回路8に入力される。この処理回路8の出
力は警報表示部13で表示されるが、また処理回路8の出
力は初期チェック回路14に入力される。この初期チェッ
ク回路14は発電機1の出力により稼動可能となる初期の
たとえば2秒間警報表示部の全てのLED等の素子に擬似
信号を送り、警報表示部そのものに素子確壊等の異常が
ないか確認するための強制表示する。また処理回路8は
各センサによって異常が検出されると、停止遅延回路15
を介してエンジン停止回路16に出力を与え、点火コイル
の一次側を短絡してエンジン2の回転を停止する。な
お、この停止遅延回路15は処理回路8からの停止信号に
遅延をかけ、上記初期チェック時間の2秒間より長い、
たとえば3秒間遅らせてエンジンを停止させるようにす
る。この遅延回路15は時定数回路でもよいし、内部時間
カウンタによる計時処理によって行なってもよい。
本実施例はこのように構成することにより、エンジン始
動時からオイル不足によりオイルセンサ9が閉じ、これ
によってエンジン2の停止がなされたとしても、エンジ
ン2のオイルセンサ9で検出してから3秒後に実行され
るため、第2図に示すように初期チェック後、1秒間以
上異常表示がなされ、その後、エンジン2の停止による
発電機3の出力がなくなっても、異常の原因を確実に確
認することができる。
なお、上記実施例の説明では、処理回路8とは別に初期
チェック回路14と停止遅延回路15を設けたため、全ての
センサの出力に対して遅延停止動作がなされるが、過電
流や温度異常はエンジン始動時からの異常として発生し
ないため、停止遅延機能を処理回路8内に設け、オイル
センサ9の出力のみに応答するようにして、オイルセン
サ9の出力が異常状態に変化してから、すなわち電圧変
化を検出してから内部時間カウンタにより3秒間カウン
トした後、エンジン停止回路16に信号を出力するように
してもよい。また、初期チェック機能も処理回路8内に
設けて、所定時間表示部13に擬似信号を送るようにして
もよい。
なお、この遅延動作はエンジン稼働中にオイルセンサが
チャタリング接触を起こしたときに、むやみにエンジン
2を停止しないように誤動作防止機能としても作用す
る。
考案の効果 以上の説明から明かなように、本考案は、初期チェック
機能によるチェック時間よりも長い時間異常検出時から
のエンジン停止動作を遅延する停止遅延回路を設けたの
で、エンジン始動からの異常発生によるエンジン停止機
能が停止され、初期チェック回路での初期チェックがな
された後も、たとえば1秒間以上の確認容易な時間だけ
継続して異常表示がなされるので、エンジンの停止によ
る発電機出力がなくなっても異常原因を確実に確認でき
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の発電機の非常警報停止装置
のブロック図、第2図は第1図の動作を説明するための
発電機出力と時間の関係を示した図である。 1…発電機、2…エンジン、3…発電機構、4…負荷、
5…過電流検出器、6…整流・増幅回路、7…電圧比較
回路、8…処理回路、9…オイルセンサ、10…整形回
路、11…温度センサ、12…整形回路、13…警報表示部、
14…初期チェック回路、15…停止遅延回路、16…エンジ
ン停止回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの回転により発電機を駆動して種
    々の負荷へ電力を供給する発電機における過電流、オイ
    ル不足あるいはオーバーホール時期の異常状態を検出
    し、各検出内容に対応する表示部において警報表示する
    とともに、上記エンジンを強制停止するようにした発電
    機の非常警報停止装置であって、上記エンジン始動によ
    る発電機出力初期に所定時間上記警報表示部の各々を強
    制表示して、上記警報表示部の表示機能自体の異常をチ
    ェックする初期チェック回路を設けるとともに、少なく
    とも始動時から上記エンジン停止に関与する非常事態に
    対して働き、検出してから上記エンジンを停止するまで
    の時間を上記チェックの時間よりも長く設定した停止遅
    延回路を備えたことを特徴とする発電機の非常警報停止
    装置。
JP18402386U 1986-11-29 1986-11-29 発電機の非常警報停止装置 Expired - Lifetime JPH0729702Y2 (ja)

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JPS6390933U JPS6390933U (ja) 1988-06-13
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JP2008167628A (ja) * 2007-01-05 2008-07-17 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 保護装置を備えた可搬式発電機

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JPS6390933U (ja) 1988-06-13

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