JP3004528B2 - 郵送用フィルム封筒と郵送用フィルム封筒の製造方法 - Google Patents

郵送用フィルム封筒と郵送用フィルム封筒の製造方法

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JP3004528B2 JP6051626A JP5162694A JP3004528B2 JP 3004528 B2 JP3004528 B2 JP 3004528B2 JP 6051626 A JP6051626 A JP 6051626A JP 5162694 A JP5162694 A JP 5162694A JP 3004528 B2 JP3004528 B2 JP 3004528B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、郵送用のフィルム封筒
とその郵送用フィルム封筒の製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のようなフィルム封筒には図
15(イ)及び(ロ)に示すようなものが知られてい
る。すなわち、このフィルム封筒21は、合成樹脂製フ
ィルムシート21aを紙シート21bと重合し、両シー
トの側縁部22a,22b及び底縁部22cの三方の端
縁部を接着剤23を介して接着して形成されたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、上記のような
フィルム封筒21は、一般にビジネスフォーム方式、す
なわちスプロケットを両側に有するローラーに、マージ
ナルパンチ孔が両側に穿設された長尺状の紙シートを巻
装し、一方において長尺状の合成樹脂製フィルムシート
を別のローラーに巻装し、紙シートとフィルムシートと
を引き出すとともに、その両者の移送工程において、紙
シート側の所定位置に接着剤を塗布し、その接着剤の位
置で紙シートとフィルムシートとを接着し、その位置で
切断して製造されるものであった。
【0004】従って、フィルムシート21aと紙シート
21bとを接着する際に、紙シート21b側に接着剤2
3を塗布するため、接着剤23が紙に滲んで接着部分の
幅が広がることがあった(図15(イ)参照)。通常、
封筒の寸法は規格寸法に定められているため、接着部分
の幅が広がると収納部分の幅が狭くなるという封筒とし
て致命的な問題を生じていた。
【0005】また、接着部分の幅を、滲む分を想定して
始めから狭く設定した場合には、接着強度が落ち、特に
大型封筒の場合には顕著に強度が低下して、封筒の破損
等を招く恐れがあった。
【0006】また、紙シート21aに接着剤23を塗布
した場合に、紙シート21aが接着剤23の水分によっ
てカールを起こしやすく封筒の外観が悪くなるという問
題も生じていた。
【0007】さらに、上記のようなローラーに長尺状の
紙シートを巻装し、それを引き出しつつ別ローラーに巻
装されたフィルムと接着して製造されるため、その接着
位置に位置ずれが生じるおそれがあり、従って、製造後
の封筒に寸法誤差が生じ、規格寸法どおりの封筒を製造
することができない。しかるに、このような寸法誤差の
発生は、封筒の規格寸法が郵便法等で定められているも
の故に、致命的な問題となっていた。
【0008】さらに、上記のようなビジネスフォーム方
式で製造する場合、紙シートの幅方向の寸法は必然的に
プリンターの幅に制限されることとなり、現実には封筒
の複数枚分の幅を確保できないものであった。従って、
製造作業の効率も必ずしも良好なものではなく、その結
果製造コストの低減も十分には図れなかった。
【0009】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、封筒の収納部及び封筒の寸法が
一定であり、しかも接着強度が良好なフィルム封筒を提
供することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、郵送用フィルム封筒と、その郵送
用フィルム封筒の製造方法についてなされたもので、郵
送用フィルム封筒としての特徴は、封筒本体1のいずれ
か一片1aが紙からなり、他片1bがポリプロピレン製のフ
ィルムからなる郵送用フィルム封筒において、封筒本体
1の一片1aの内面側にポリプロピレンからなる合成樹脂
層2がラミネートによって形成され、且つ封筒本体1の
対面する合成樹脂層2と他片1bとの密着を阻止して開口
部を容易に開口し、しかも接着強度を増大するために、
両片1a,1b の両側縁部及び底縁部の三方の縁部のすべて
が、フィルムからなる他片1b側から熱圧着されて構成さ
れてなることにあらに、郵送用フィルムの他の具
体的な特徴は、封筒本体1の一片1a側の上部に延設され
た封緘片4が折り曲げられて接着される接着面となる封
筒本体1の他片1b側の上部に、紙片9が設けられてなる
ことにある。
【0011】さらに、郵送用フィルム封筒の製造方法と
しての特徴は、ポリプロピレン製のフィルムシート11
に、一面側にポリプロピレンからなる合成樹脂層2がラ
ミネートによって形成された紙シート12を、該合成樹脂
層2を介して重合し、その後、重合された両シート11,1
2 を、接着強度を増大させるために所定位置でフィルム
シート11側から熱圧着した後、該所定位置において切断
することによって、両側縁部及び底縁部の三方の縁部
すべてが封筒本体1の対面する合成樹脂層2と他片1bと
の密着が阻止されるべく熱圧着された封筒を製造するこ
とにある。
【0012】
【作用】本発明は、上述のように合成樹脂層2が一面側
に設けられた紙製のシートとフィルムを重合し、その三
方側縁部を熱圧着によって接着しているため、接着剤を
使用せずに封筒本体1を形成することができる。従っ
て、紙に接着剤が滲むことなく、接着部分の幅を一定に
形成することができ、封筒本体1の幅も正確、且つ一定
に形成することができる。
【0013】また、熱圧着によって封筒本体1の両片1
a,1bを接着したため、紙シートに接着剤を使用した
場合のように水分がしみ込むようなこともなく、従って
カールや変形を起こすことがない。
【0014】また、熱圧着によって両片1a,1bを接
着してなるため、接着強度が大きい封筒を製造すること
ができる。
【0015】さらに、封筒本体1の両片1a,1bを接
着する際に、フィルムからなる一片側から熱圧着して接
着した場合には、接着した端部が他片1b側へ僅かに屈
曲して形成されるためフィルムと紙の両片1a,1bが
密着しない状態にフィルム封筒を形成することとなり、
その結果、封筒本体1の開口作業も容易に行えることと
なる。
【0016】また、封筒本体1の紙からなる一片1aに
合成樹脂層2が設けられているため、防水性に優れてい
るフィルム封筒となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に従って
説明する。
【0018】実施例1 先ずフィルム封筒の構成について説明する。図1乃至図
3において、1は両片1a,1bからなる封筒本体1
で、該封筒本体1の一片1aは紙製のシート片からな
り、該一片1aの一面にポリプロピレンからなる合成樹
脂層2がラミネートによって形成されてなる。封筒本体
1の一片1aは、前記合成樹脂層2が内面になるように
延伸ポリプロピレン製の合成樹脂フィルムからなる他片
1bと重合されて、両側縁部3a,3b及び底縁部3c
の三方側縁部を他片1b側から熱圧着することによって
袋状に形成されてなる。
【0019】さらに、前記一片1aは封筒本体1の上部
に形成された開口部5より延出して設けられ、封緘片4
が形成されてなる。
【0020】また、封筒本体1の両片1a,1bの三方
側縁3a,3b,3cは前記フィルムからなる他片1b
側から熱圧着されてなるため、図3に示すように、熱圧
着された両側縁部3a,3bが他片1b側にやや屈曲し
た状態に形成され、両片1a,1b間が密着せずに形成
されてなる。
【0021】また、他片1bの表面の開口部5近縁部に
は接着剤6が塗布されており、前記封緘片4を他片1b
側に折り曲げて封緘した際には、該接着剤6によって封
緘片4が接着され封筒本体1を封緘することができる。
【0022】次に、上記のような構成からなるフィルム
封筒7を製造する方法について説明する。
【0023】まず、図4に示すような、短手方向の幅
が、フィルム封筒の長手方向の2丁分であるフィルムシ
ート11を、図5(イ)及び(ロ)に示すように、一面
側にポリプロピレンからなる合成樹脂層2が設けられ、
且つ他面側に宣伝用等の文字、絵柄等の印刷8が施され
た紙シート12と前記合成樹脂層2が内面になるように
重合する。
【0024】さらに、図6に示すようにフィルムシート
11の他面側の所定位置に接着剤6を塗布する。この所
定位置とは、封筒本体1を形成した時に開口部の近傍に
なるフィルムシート11の両側縁部である。
【0025】この時、紙シート12の幅はフィルムシー
ト11の幅よりもやや広く形成されており、紙シート1
2にフィルムシート11を重合した場合に、両端部に紙
シート12が突出される(図6参照)。
【0026】次に、重合された両シート11,12を、
フィルム封筒7が形成された場合に底縁部3C及び両側
縁部3a,3bになる位置において、フィルムシート1
1側から熱圧着して両シート11,12を接着する。
【0027】この時、紙シート12の一面側の全面に合
成樹脂層2が設けられているため、どの位置においても
熱圧着することができ、印刷等にあわせて熱圧着する位
置を決めることができる。
【0028】また、フィルムシート11側から熱圧着す
るため、フィルムシート11と紙シート12が熱と圧を
加えられることによって、フィルムシート11と紙シー
ト12の側縁端部がフィルムシート11側にやや屈曲し
た状態になる。
【0029】その後、図7に示すように、熱圧着によっ
てフィルムシート11と紙シート12が接着された位置
を切断して、封筒本体1の一片1aが紙製で、他片1b
がフィルムからなるフィルム封筒7が形成される。さら
に前述のようにフィルムシート11が紙シート12より
幅が狭く、紙シート12が突出した状態で両シートを重
合したため、該突出部分が封緘片4として形成される。
【0030】このようなフィルム封筒7を使用する場合
に、フィルムシート11の外面側にも接着剤6を塗布し
たため、フィルム封筒7を封緘する際には、前記封緘片
4をフィルム側に折り曲げ、熱圧着することによって容
易に封緘することができる。
【0031】また、この封緘片4は紙シート12を延長
して形成されているため、封緘作業時に取扱いが容易で
あり、特に機械による封入封緘作業に適している。
【0032】さらに、封筒本体1の三方側縁部が、フィ
ルムからなる封筒本体1の他片1b側から熱圧着され、
他片1b側にやや屈曲しているため、開口部5を容易に
開口することができ、より一層封入作業が容易にでき
る。
【0033】尚、上記実施例ではフィルムシート11と
して延伸ポリプロピレン製のフィルムを使用したが、フ
ィルムの種類はこれに限定されず、例えば無延伸ポリプ
ロピレンのフィルムを使用することもできる。
【0034】尚、合成樹脂層2は前記フィルムシート1
1と同素材であることが、熱圧着されるためには必要で
ある。
【0035】さらに、上記実施例では封筒本体1の他片
1bとして一層構造のフィルムを使用したが、例えば図
8に示すように、ポリエチレンテレフタレート等のフィ
ルムに合成樹脂層2と同素材であるポリプロピレン等、
別素材のフィルム13を積層したものを使用してもよ
い。この場合には、他片1bに設けられた別素材のフィ
ルム13側と、一片1aの合成樹脂層2が設けられた面
とが接するように重合され熱圧着されることとなる。
【0036】また、上記実施例では、紙からなる封筒本
体1の一片1a側を開口部5より上方に延出することに
よって封緘片4を形成したため、上述のような好ましい
利点が得られたが、フィルムからなる他片1b側を開口
部5より上方へ延出することによって封緘片4を形成し
てもよい。
【0037】さらに、上記実施例では紙シート12に文
字絵柄等の印刷8を施したが、紙シートに印刷が施され
ていることは条件ではなく、フィルムシート11側に印
刷が施されていてもよい。さらには、紙シート12、フ
ィルムシート11両方に印刷が施されていてもよいので
ある。
【0038】また、上記実施例ではフィルムからなる他
片1b外面の開口部5近縁部に接着剤6を塗布して封緘
片4を接着したが、この接着剤6としては感熱性接着
剤、水糊等どのような接着剤でもよく、さらに接着剤を
塗布せずに粘着テープ等の手段によって封緘されるよう
にしてもよい。
【0039】実施例2 本実施例においては、図9及び図10に示すように、封
筒本体1の両片1a,1bのうち一片1aが内面にポリ
プロピレンからなる合成樹脂層2が設けられた紙製のシ
ート片からなり、他片1bがフィルムからなり、且つ前
記一片1aの一部が窓部16として切取られている。そ
して、該窓部16にはポリプロピレンからなる透明フィ
ルム17が封筒本体1の一片1aの内面側に貼着されて
なる。
【0040】この場合には、透明フィルム17は合成樹
脂層2と同じ材質のポリプロピレンからなるフィルムを
使用したため、封筒本体1の一片1aに熱圧着すること
で容易に貼着することができる。
【0041】このような構成からなるフィルム封筒7を
使用する場合には、封筒本体の他片1b側に印刷等を施
して内容物が判別することができない場合にも、窓部1
6を通して内容物を確認することができる。
【0042】実施例3 本実施例において1は、図11(イ)、(ロ)に示すよ
うに、上記実施例1と同様に内面側に合成樹脂層2が設
けられた封筒本体1の一片1aが紙製のシート片からな
り、他片1bが合成樹脂製のフィルムからなる封筒本体
であり、該封筒本体1の両片1a,1bの三方側縁部を
熱によって熱圧着されて袋状に形成されたフィルム封筒
7であり、封筒本体1の一片1aが開口部6より延出さ
れて封緘片4を形成している。さらに、フィルムからな
る他片1bの開口部近縁には接着剤8を介して紙片9が
接着されてなる。
【0043】このような構成からなるフィルム封筒7を
使用する場合には、封緘片4を他片1b側に折り曲げて
接着して封緘する際に、前記紙片9と紙製の一片1aと
を接着することになり、上記実施例1のように熱接着性
の接着剤を用いなくとも単なる水糊等の接着剤も使用で
き、種々の接着剤を使用できるとともに、接着が容易に
なるという効果が得られる。
【0044】さらに、紙片9を他片1bに接着する以外
に、図12のように他片1bの開口部5近縁部付近にイ
ンキによって印刷面14を形成することによりその部分
を粗面化した場合にも、開口部5近縁のフィルム面が粗
面となり、種々の接着剤によって容易に接着できるとい
う同様の効果が得られる。
【0045】実施例4 本実施例においては、図13(イ)、(ロ)に示すよう
に、上記実施例1及び実施例2と同様に、一片1aの内
面側に合成樹脂層が設けられ、合成樹脂製の他片1bと
三方側縁部を熱圧着されて袋状に形成されたフィルム封
筒7であり、封筒本体1の一片1aが開口部6より延出
されて封緘片4を形成しているが、両片1a,1bの全
面に宣伝広告用の印刷が施されている。そして、封緘片
4の外面に住所宛先欄13が設けられている。
【0046】このような構成からなるフィルム封筒7を
使用する場合には、住所宛先等を封緘片4に記入するた
め、上記実施例1の効果に加えて、封筒本体1の両片1
a,1bに宣伝広告用等の印刷を施することができ、印
刷を施すことのできるスペースが大きくなるという効果
が得られる。
【0047】実施例5 本実施例のフィルム封筒7は、図14(イ)、(ロ)に
示すように上記実施例3と同様に封筒本体1の両片1
a,1b表面に印刷面が施されていて、該印刷の施され
ている封筒本体1の他片1bの外面に接着剤によって紙
シート14が接着されてなる。該紙シート14の表面に
は住所宛先等を記入する住所宛先欄13が設けられてい
る。
【0048】このような構成からなるフィルム封筒7を
使用する場合にも、上記実施例3と同様に、フィルム封
筒7の両面に宣伝広告用等の印刷を施すことができ、且
つ封緘片4の面積が小さく住所宛名等が封緘片4に記入
しきれない場合にも前記紙シート14の表面に記入する
ことができるという効果が得られる。
【0049】
【発明の効果】叙上のように、本発明は、上述のよう
に、一面側に合成樹脂層が設けられた紙からなる一片と
フィルムからなる他片とを熱圧着してなるため、接着剤
が滲むことなく、従来のフィルム封筒のように接着剤が
紙に滲んで接着剤部分の幅がひろがることがなく接着部
分の幅を一定に形成することができる。そのため、封筒
本体の収納部の大きさを一定に保つことができるという
効果が得られる。
【0050】また、合成樹脂同士を熱圧着することによ
って両片を接着してなり接着剤を使用していないため、
従来のように紙シートが接着剤の水分によってカールや
変形等を起こすことがなく外観の良好なフィルム封筒を
形成することができる。
【0051】さらに、熱圧着によって封筒本体の両片1
a,1bを接着したため、接着強度が大きく、接着部分
から破損すること等がない丈夫なフィルム封筒を製造す
ることができる。
【0052】また、封筒本体の両片を接着する際に、フ
ィルムからなる一片側から熱圧着して接着した場合に
は、接着した端部が一片側へ僅かに屈曲して形成される
ためフィルムと紙の両片が密着しない状態にフィルム封
筒を形成することができる。そのため、開口部を開口す
ることが容易にでき、特に機械による封入作業が容易に
できるという効果が得られる。
【0053】さらに、紙シートに合成樹脂層を設けたた
め、封筒本体の一片が紙であっても防水性の優れたフィ
ルム封筒を形成することができるという効果も得られる
のである。
【0054】また、合成樹脂層が紙シートの一面側の全
面に設けられているため、熱圧着する位置を任意の位置
に位置決めできる。そのため、紙シートに施された印刷
に合わせて熱圧着することができ、印刷が途中で切断さ
れることがない外観の優れたフィルム封筒を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としてのフィルム封筒の正面図。
【図2】図1のA−A線端面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】フィルムシートを示す正面図。
【図5】(イ)は紙シートに印刷を施す工程を示す正面
図、(ロ)は(イ)の紙シートのC−C線端面図。
【図6】フィルムシートと紙シートを重合する工程を示
す正面図。
【図7】両シートを切断する工程を示す正面図。
【図8】他実施例としてのフィルム封筒の断面図。
【図9】他実施例としてのフィルム封筒の正面図。
【図10】図9のD−D線端面図。
【図11】(イ)は他実施例のフィルム封筒の正面図、
(ロ)は(イ)のE−E線端面図。
【図12】他実施例のフィルム封筒の端面図。
【図13】(イ)は他実施例のフィルム封筒の背面図、
(ロ)は(イ)のフィルム封筒を封緘した状態を示す正
面図。
【図14】(イ)は他実施例のフィルム封筒の正面図、
(ロ)は(イ)のF−F線端面図。
【図15】(イ)は従来のフィルム封筒の正面図、
(ロ)は(イ)のG−G線端面図。
【符号の説明】
1…封筒本体 1a…一片 1b…他片 2…合成樹脂層 4…封緘片 11…フィルムシート 12…紙シート

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封筒本体(1)のいずれか一片(1a)が紙か
    らなり、他片(1b)がポリプロピレン製のフィルムからな
    る郵送用フィルム封筒において、封筒本体(1)の一片(1
    a)の内面側にポリプロピレンからなる合成樹脂層(2) が
    ラミネートによって形成され、且つ封筒本体(1)の対面
    する合成樹脂層(2) と他片(1b)との密着を阻止して開口
    部を容易に開口し、しかも接着強度を増大するために、
    両片(1a),(1b) の両側縁部及び底縁部の三方の縁部のす
    べてが、フィルムからなる他片(1b)側から熱圧着されて
    構成されてなることを特徴とする郵送用フィルム封筒。
  2. 【請求項2】 対面する合成樹脂層(2) と他片(1b)との
    密着を阻止して開口部を容易に開口するために、封筒本
    体(1)の両側縁が他片側にわずかに屈曲して熱圧着され
    てなる請求項1記載の郵送用フィルム封筒。
  3. 【請求項3】 封筒本体(1) の一片(1a)側の上部に延設
    された封緘片(4) が折り曲げられて接着される接着面と
    なる封筒本体(1) の他片(1b)側の上部に、紙片(9) が設
    けられてなる請求項1記載の郵送用フィルム封筒。
  4. 【請求項4】 封筒本体(1) の一片(1a)側の上部に延設
    された封緘片(4) の外面側に、住所宛先欄(13)が設けら
    れてなる請求項1記載の郵送用フィルム封筒。
  5. 【請求項5】 ポリプロピレン製のフィルムシート(11)
    に、一面側にポリプロピレンからなる合成樹脂層(2) が
    ラミネートによって形成された紙シート(12)を、該合成
    樹脂層(2) を介して重合し、その後、重合された両シー
    ト(11),(12)を、接着強度を増大させるために所定位置
    でフィルムシート(11)側から熱圧着した後、該所定位置
    において切断することによって、両側縁部及び底縁部の
    三方の縁部のすべてが封筒本体(1)の対面する合成樹脂
    層(2) と他片(1b)との密着が阻止されるべく熱圧着され
    た封筒を製造することを特徴とする郵送用フィルム封筒
    の製造方法。
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