JP3004230B2 - 敷布団用芯材 - Google Patents
敷布団用芯材Info
- Publication number
- JP3004230B2 JP3004230B2 JP9221048A JP22104897A JP3004230B2 JP 3004230 B2 JP3004230 B2 JP 3004230B2 JP 9221048 A JP9221048 A JP 9221048A JP 22104897 A JP22104897 A JP 22104897A JP 3004230 B2 JP3004230 B2 JP 3004230B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- cotton
- wrapping material
- mattress
- solid cotton
- Prior art date
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、敷布団用芯材に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、嵩高とクッション性を持つ敷
布団用芯材として例えば低融点の合繊綿と高融点の合繊
綿を混合して所要の厚さに形成すると共に多層に積み重
ね、さらに、全体を加熱加圧等することにより表面全体
に凹凸加工を施した固綿が知られている。
布団用芯材として例えば低融点の合繊綿と高融点の合繊
綿を混合して所要の厚さに形成すると共に多層に積み重
ね、さらに、全体を加熱加圧等することにより表面全体
に凹凸加工を施した固綿が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな敷布団用芯材としての固綿は、所要の厚さの合繊綿
を積層して形成されているために、使用中に凸部が擦ら
れてぼろぼろに崩れ落ちてしまい、短期間で嵩高やクッ
ション性を失ってしまうという問題点が有った。
うな敷布団用芯材としての固綿は、所要の厚さの合繊綿
を積層して形成されているために、使用中に凸部が擦ら
れてぼろぼろに崩れ落ちてしまい、短期間で嵩高やクッ
ション性を失ってしまうという問題点が有った。
【０００４】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものでその目的とするところは、固綿の表面を保
護して長期間に亘り良好な嵩高やクッション性を保持で
きるような敷布団用芯材を提供することである。
されたものでその目的とするところは、固綿の表面を保
護して長期間に亘り良好な嵩高やクッション性を保持で
きるような敷布団用芯材を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、低融点の合繊綿と高融点の合繊綿を混合し
て所要の厚さに形成すると共に多層に積み重ね、さらに
全体を加熱加圧して表面全体に凹凸加工を施した固綿
と、ラップ材とからなり、固綿の全面をラップ材で覆う
と共に、該ラップ材を固綿の凹部部分で縫着することに
より該ラップ材と固綿とを一体に成したものである。
に本発明は、低融点の合繊綿と高融点の合繊綿を混合し
て所要の厚さに形成すると共に多層に積み重ね、さらに
全体を加熱加圧して表面全体に凹凸加工を施した固綿
と、ラップ材とからなり、固綿の全面をラップ材で覆う
と共に、該ラップ材を固綿の凹部部分で縫着することに
より該ラップ材と固綿とを一体に成したものである。
【０００６】前記ラップ材は、凹凸が潰れないように伸
縮性を有するネットにより形成するのが好ましい。
縮性を有するネットにより形成するのが好ましい。
【０００７】また前記ラップ材は織布，樹脂綿または不
織布であってもよい。
織布であってもよい。
【０００８】上記のように構成された敷布団用芯材は、
固綿の表面がラップ材で被覆されているので使用中に凸
部が擦れて崩れるようなことがなくなり、嵩高とクッシ
ョン性を長期間に亘り保持することが可能となる。
固綿の表面がラップ材で被覆されているので使用中に凸
部が擦れて崩れるようなことがなくなり、嵩高とクッシ
ョン性を長期間に亘り保持することが可能となる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係わる敷布団用芯
材の実施の形態を図面と共に説明する。図１は本発明に
係わる敷布団用芯材の斜視図、図２はその分解斜視図で
ある。図において、１は固綿、２はラップ材である。前
記固綿１は低融点の合繊綿と高融点の合繊綿を混合して
所要の厚さに形成すると共に、全体を加熱加圧して表面
全体に凹凸加工を施すことにより、多数の山形状の凸部
３と凹部４を形成した周知構造のものである。前記ラッ
プ材２は、伸縮性を有するネットで形成されており固綿
１の前面を覆う大きさである。
材の実施の形態を図面と共に説明する。図１は本発明に
係わる敷布団用芯材の斜視図、図２はその分解斜視図で
ある。図において、１は固綿、２はラップ材である。前
記固綿１は低融点の合繊綿と高融点の合繊綿を混合して
所要の厚さに形成すると共に、全体を加熱加圧して表面
全体に凹凸加工を施すことにより、多数の山形状の凸部
３と凹部４を形成した周知構造のものである。前記ラッ
プ材２は、伸縮性を有するネットで形成されており固綿
１の前面を覆う大きさである。
【００１０】しかして本発明では前記ラップ材２で固綿
１の全面を覆うと共に、該固綿１とラップ材２とを固綿
１の凹部４に沿って一体に縫着６し、周縁を縫合するこ
とにより敷布団用芯材Ａを形成する。なお固綿１は前記
ラップ材２の伸縮性により固綿１の凸部３が潰れないよ
うに被覆される。
１の全面を覆うと共に、該固綿１とラップ材２とを固綿
１の凹部４に沿って一体に縫着６し、周縁を縫合するこ
とにより敷布団用芯材Ａを形成する。なお固綿１は前記
ラップ材２の伸縮性により固綿１の凸部３が潰れないよ
うに被覆される。
【００１１】このようにして全体をラップ材２で被覆し
た固綿１は、ラップ材２が各凸部３の周囲の凹部４に沿
った縫着５によって固定され、表面に設けた多数の山形
状をなす凸部３がそれぞれラップ材２で密着した状態に
包まれ、しかもずれない状態に被覆保護される。このた
めに使用に際して凸部３が擦れたりしても凸部３がぼろ
ぼろになって型崩れを起こしたり欠落することはなく、
本来の形を保ち続けて嵩高やクッション性を失うことは
ない。なお、前記したラップ材２は織布または樹脂綿，
不織布を使用しても本発明の目的を達成することができ
る。
た固綿１は、ラップ材２が各凸部３の周囲の凹部４に沿
った縫着５によって固定され、表面に設けた多数の山形
状をなす凸部３がそれぞれラップ材２で密着した状態に
包まれ、しかもずれない状態に被覆保護される。このた
めに使用に際して凸部３が擦れたりしても凸部３がぼろ
ぼろになって型崩れを起こしたり欠落することはなく、
本来の形を保ち続けて嵩高やクッション性を失うことは
ない。なお、前記したラップ材２は織布または樹脂綿，
不織布を使用しても本発明の目的を達成することができ
る。
【００１２】このように構成される本発明の敷布団用芯
材Ａは固綿がラップ材で被覆保護されており、いつまで
も崇高とクッション性を保ち続け、芯材として取扱いや
すい。例えば図５に示すように敷布団用芯材Ａを中心と
して上層に木綿や羽毛等の布団綿６を重ね、下層にポリ
エステルウール混等の繊維からなる不織布７を重ねた三
層構造として敷布団の側布８に包み込めばいつまでも優
れた通気性を有した芯材として使用することができる。
また、図６に示すように布団綿６の上に敷布団用芯材Ａ
を重合して敷布団の側布８に包み込めば凸部３が体に当
たり指圧効果の高い心地良い芯材として使用することが
できる。
材Ａは固綿がラップ材で被覆保護されており、いつまで
も崇高とクッション性を保ち続け、芯材として取扱いや
すい。例えば図５に示すように敷布団用芯材Ａを中心と
して上層に木綿や羽毛等の布団綿６を重ね、下層にポリ
エステルウール混等の繊維からなる不織布７を重ねた三
層構造として敷布団の側布８に包み込めばいつまでも優
れた通気性を有した芯材として使用することができる。
また、図６に示すように布団綿６の上に敷布団用芯材Ａ
を重合して敷布団の側布８に包み込めば凸部３が体に当
たり指圧効果の高い心地良い芯材として使用することが
できる。
【００１３】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係わる敷布
団用芯材は、表面全体に凹凸加工を施した固綿をラップ
材で覆い、固綿とラップ材とを固綿の凹部に沿って縫着
して固綿の凸部を保護するようにしたから、使用に際し
て凸部が擦れてぼろぼろとなり、型崩れを起こしたり欠
落することがなくなり、芯材として取り扱いやすく、ま
た嵩高やクッション性を長期間にわたって保ち続けて安
定して使用を続けることができる。そして芯材の凸部が
布団の側布に直接接触するように使用することもでき、
指圧効果の高い芯材として使用することができる。
団用芯材は、表面全体に凹凸加工を施した固綿をラップ
材で覆い、固綿とラップ材とを固綿の凹部に沿って縫着
して固綿の凸部を保護するようにしたから、使用に際し
て凸部が擦れてぼろぼろとなり、型崩れを起こしたり欠
落することがなくなり、芯材として取り扱いやすく、ま
た嵩高やクッション性を長期間にわたって保ち続けて安
定して使用を続けることができる。そして芯材の凸部が
布団の側布に直接接触するように使用することもでき、
指圧効果の高い芯材として使用することができる。
【図１】本発明に係わる敷布団用芯材の斜視図。
【図２】図１の分解斜視図。
【図３】図１の一部拡大断面図。
【図４】図１に示す敷布団用芯材の使用例を示す断面
図。
図。
【図５】図１に示す敷布団用芯材の使用例を示す断面
図。
図。
１ 固綿 ２ ラップ材 ３ 凸部 ４ 凹部 ５ 縫着 Ａ 敷布団用芯材
Claims (1)
- 【請求項１】 低融点の合繊綿と高融点の合繊綿を混合
して所要の厚さに形成すると共に多層に積み重ね、さら
に全体を加熱加圧して表面全体に凹凸加工を施した固綿
と、ラップ材とからなり、 固綿の全面をラップ材で覆うと共に、該ラップ材を固綿
の凹部部分で縫着することにより該ラップ材と固綿とを
一体に成したことを特徴とする敷布団用芯材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9221048A JP3004230B2 (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 敷布団用芯材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9221048A JP3004230B2 (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 敷布団用芯材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1146935A JPH1146935A (ja) | 1999-02-23 |
| JP3004230B2 true JP3004230B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=16760685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9221048A Expired - Fee Related JP3004230B2 (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 敷布団用芯材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3004230B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102009940A (zh) * | 2010-10-18 | 2011-04-13 | 贵州大自然科技有限公司 | 一种波浪型植物纤维弹性垫加工方法和装置 |
| CN104957919B (zh) * | 2015-07-24 | 2017-08-15 | 安徽农业大学 | 一种柱状丝瓜络压缩处理的方法及其片材与床垫 |
| CN104970619B (zh) * | 2015-07-24 | 2018-01-16 | 安徽农业大学 | 一种丝瓜络纤维床垫填充材料及其制备方法 |
-
1997
- 1997-08-01 JP JP9221048A patent/JP3004230B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1146935A (ja) | 1999-02-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |