JP3004060U - 発信装置付身分証明用カード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】カードに、記憶装置を設け、身分証明用のデー
ターを読み込み、音響発信装置を付けて、離れた場所へ
データーを送り、受信先での本人確認を可能にすること
ができる。 【効果】身分証明用カードから、音響発信装置により、
データーを送信し、離れた場所でも、身分証明用のデー
ターを照合することにより、その場所に本人がいなくて
も、本人確認ができ、また、必要なデーターの抽出が可
能である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、発信装置付身分証明用カードに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、身分証明用カードには、住所、氏名、年齢、生年月日等のデーターが表 示されているか、読み込まれていて、本人確認は、カードを持参し、そのカード を目で見て判断したり、カードデーター読み取り装置に挿入して使用していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには、次のような欠点があった。 カードを目で見て判断したり、カード読み取り装置に挿入して使用するため、カ ードを持参し、カードを持参した場所でしか本人確認ができなかった。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

身分証明用カードに、本人確認をしたい場所にデーターを送ることが可能な音響 発信装置と、身分証明のために必要なデーターを記憶させた記憶装置とを設ける 。

【０００５】

【作用】

本人確認をしたい場所に、音響発信装置により、電話回線等を利用して、記憶装 置に記憶させた、身分証明のために必要なデーターを、本人確認のために送り、 受信先が、保有しているデーターと照合する。すると、離れた場所でも、本人確 認が可能となる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 （イ）カードに記憶装置を設ける。 （ロ）記憶装置に身分証明に必要なデーターを入力する。 （ハ）カードに音響発信装置を設ける。 本考案は以上のような構造で、これを使用するときは、離れた場所にいて、本人 確認をさせたい場合、カードに設けた音響発信装置により、有線・無線の通信手 段を使用して、カードに設けた記憶装置のデーターを本人確認をしたい場所に送 り、受信先は、あらかじめ保有しているデーターと照合し、本人確認を行う。本 機は身分証明用なのでデーター量が少ないため、ＦＡＸ、コンピューター等を用 いなくてもよく、カード型が可能となる。

【０００７】

【考案の効果】

（１）身分証明に必要なデーターを送ることが可能なので、受信先において簡単 に本人確認ができる。 （２）相手側も同じデーターを保有しており、送信データーを保有しているデー ターと照合することにより、本人確認が可能となるので、予約行為・物品の売買 契約行為・送金、振込の手続き等、本人の確認が伴う法的に有効な行為が行える 。（３）もし、このカードを紛失しても、利用種別・連絡先電話番号・記憶内容 等表記していないので、盗用はできない。

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【符号の説明】 １ カード ２ 発信ボタン ３ 音響発信口 ４ 記憶装置 ５ 音響発信装置 ６ バッテリー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】身分証明用カードに、音響発信装置と記憶
   装置とを設けた発信装置付身分証明用カード