JP3003674U - 側溝ブロック - Google Patents

側溝ブロック

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JP3003674U
JP3003674U JP1994004639U JP463994U JP3003674U JP 3003674 U JP3003674 U JP 3003674U JP 1994004639 U JP1994004639 U JP 1994004639U JP 463994 U JP463994 U JP 463994U JP 3003674 U JP3003674 U JP 3003674U
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gutter
gutter block
hole
laying material
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JP1994004639U
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English (en)
Inventor
保雄 清水
Original Assignee
揖斐川コンクリート工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋部の上部の敷設材から浸透した水を側溝に
排出することができ、蓋部の上部における敷設材の表面
に水溜りが生じ難い側溝ブロックを、簡単な構造によっ
て提供すること。 【構成】 底部11と、この底部11の両側に立設され
該底部11とで側溝13を形成する側部12と、前記側
溝13を覆う蓋部14と、この蓋部14の上面から突設
されると共に前記側溝13に連通する開口15が形成さ
れた立ち上がり部16とを有する側溝ブロック10にお
いて、前記立ち上がり部16の側面に、前記開口15に
連通する貫通孔17を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本各考案は、側溝ブロックに関し、特に、底部と、この底部の両側に立設され 該底部とで側溝を形成する側部と、前記側溝を覆う蓋部と、この蓋部の上面から 突設されると共に前記側溝に連通する開口が形成された立ち上がり部とを有する 側溝ブロックの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、側溝ブロックとしては、種々のものが案出されているが、中には、 例えば図3に示すように、底部と、この底部の両側に立設され該底部とで側溝を 形成する側部と、前記側溝を覆う蓋部と、この蓋部の上面から突設されると共に 前記側溝に連通する開口が形成された立ち上がり部とを有するものがある。
【0003】 このような側溝ブロックは、その蓋部の上面に、タイルや石板等の種々の敷設 材が、蓋部の上面から突設された立ち上がり部を基準として、この立ち上がり部 に隣接するように敷設されるものであり、例えば図4に示すように、敷設材の表 面の雨水等を立ち上がり部に形成された開口を通じて側溝へと排出するものであ る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の側溝ブロックにあっては、次のような問題を 有するものであった。
【0005】 側溝ブロックの蓋部の上面に敷設される敷設材は、その表面が立ち上がり部の 表面と同一高さで敷設されるのであるが、敷設時の誤差や、長年の使用による陥 没等によって、敷設材の表面が立ち上がり部の表面より低くなる場合がある。こ の場合、敷設材の表面の雨水等は、立ち上がり部の開口から側溝へと排出されず 、敷設材の表面に溜り、例えばタイルの目地等の敷設材の隙間から地面へと浸透 される。
【0006】 ところが、側溝ブロックの蓋部の上部においては、敷設材の下側に側溝ブロッ クの蓋部が位置するため、敷設材から浸透した雨水等が地面へと円滑に浸透され ず、側溝ブロックの蓋部の上面に滞留してしまう虞がある。このように、側溝ブ ロックの蓋部の上面に雨水等が滞留すると、敷設材の表面の雨水等が敷設材の下 側へと浸透し難くなり、敷設材の表面に溜り易くなる。すなわち、従来の側溝ブ ロックにあっては、その蓋部の上部において、敷設材の表面に水溜りが生じ易か ったのである。
【0007】 本各考案は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的 とするところは、蓋部の上部の敷設材から浸透した水を側溝に排出することがで き、蓋部の上部における敷設材の表面に水溜りが生じ難い側溝ブロックを、簡単 な構造によって提供することである。
【0008】 特に、請求項2の考案においては、蓋部の上部の敷設材から浸透した雨水等を 、さらに円滑に側溝に排出することができる側溝ブロックを、簡単な構造によっ て提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために本各考案の採った手段を、図面に使用する符号を 付して説明すると、まず、請求項1の考案は、 「底部11と、この底部11の両側に立設され該底部11とで側溝13を形成す る側部12と、前記側溝13を覆う蓋部14と、この蓋部14の上面から突設さ れると共に前記側溝13に連通する開口15が形成された立ち上がり部16とを 有する側溝ブロック10において、 前記立ち上がり部16の側面に、前記開口15に連通する貫通孔17を設けた ことを特徴とする側溝ブロック10」 である。
【0010】 そして、請求項2の考案は、 「前記貫通孔17を前記立ち上がり部16の下端部位に設けると共に、前記蓋部 14の上面に該貫通孔17に連通する案内溝18を設けたことを特徴とする請求 項1記載の側溝ブロック10」 である。
【0011】
【考案の作用】
このように構成された本各考案に係る側溝ブロック10は、次のように作用す る。
【0012】 まず、請求項1の考案に係る側溝ブロック10は、立ち上がり部16の側面に 、立ち上がり部16の開口15に連通する貫通孔17を設けたものである。この ため、蓋部14の上部において、敷設材20から浸透した雨水等は、立ち上がり 部16の貫通孔17を通じて立ち上がり部16の開口15に排出され、開口15 と通じて側溝13へと排出されることになる。すなわち、敷設材20から浸透さ れた雨水等が側溝ブロック10の蓋部14の上面に滞留することはなくなり、敷 設材20の表面に水溜りが生じ難くなる。
【0013】 次に、請求項2の考案に係る側溝ブロック10は、前述した請求項1の考案に 係る側溝ブロック10における貫通孔を、立ち上がり部16の下端部位に設ける と共に、蓋部14の上面に、前記貫通孔17に連通する案内溝18を設けたもの である。このため、請求項1の考案の作用に加えて、蓋部14の上部の敷設材2 0から蓋部14の上面に浸透した雨水等は、蓋部14の上面に形成された案内溝 18を通じて貫通孔17に流れることになる。よって、蓋部14の上部の敷設材 20から浸透した雨水等は、側溝13により円滑に排出されることになる。
【0014】
【実施例】
次に、本考案に係る側溝ブロック10の実施例を図面に従って詳細に説明する 。
【0015】 図1に、請求項2の考案に係る側溝ブロック10の一実施例を示す。この側溝 ブロック10は、底部11と側部12と蓋部14とがコンクリートにより一体的 に成形され、立ち上がり部16が鉄、ステンレス等の金属板により形成されたも のである。ここで、側溝13は、底部11と側部12と形成され、側溝13の上 部は、蓋部14によって覆われている。そして、立ち上がり部16は、蓋部14 の上面から突出するようにして設けられており、この立ち上がり部16には、側 溝13に連通する開口15が形成されている。また、立ち上がり部16の側面の 下端部位には、開口15に連通する貫通孔17が形成されており、蓋部14の上 面には、この貫通孔17と連通する案内溝18が設けられている。
【0016】 なお、立ち上がり部16を、コンクリートにより底部11、側部12及び蓋部 14と一体的に成形してもよいが、鉄、ステンレス等の金属板により形成すると 、その側面の平滑性を容易に確保することができ、後述のように立ち上がり部1 6を敷設材20の敷設の位置決め基準とする場合に都合がよい。また、側溝ブロ ック10を地面等に埋設した場合、立ち上がり部16の表面が露呈するのである が、この露呈する部分の強度を十分に確保することもでき、都合がよい。
【0017】 また、本実施例においては、請求項2の考案に係る側溝ブロック10を示すが 、請求項1の考案においては、貫通孔17を立ち上がり部16の必ずしも下端部 に設ける必要はなく、また、蓋部14の上面に案内溝18を設ける必要もない。
【0018】 このような側溝ブロック10は、図2に示すように、地面等に埋設されるもの である。ここで、地面等の表面には、タイルや石板等の敷設材20が敷設される のであるが、この敷設材20は、側溝ブロック10の立ち上がり部16を敷設の 位置決め基準としてこれに当接され、立ち上がり部16に隣接するようにして敷 設される。そして、敷設された敷設材20の表面の雨水等は、側溝ブロック10 の立ち上がり部16の開口15を通じて側溝13に円滑に排出される。また、蓋 部14の上部の敷設材20から浸透した雨水等は、案内溝18を通じて貫通孔1 7を経て開口15から側溝13に円滑に排出される。
【0019】 なお、蓋部14の上面を、貫通孔17に向かって傾斜した面、案内溝18に向 かって傾斜した面、或は、貫通孔17及び案内溝18の各々に向かって傾斜した 面とすると、雨水等を案内溝18、貫通孔17及び開口15を通じて側溝13に より円滑に排出することができ都合がよい。
【0020】 また、一般に、敷設材20を、セメント、モルタル等の接着剤(図示しない) を介して敷設するのであるが、この接着剤として、透水性に優れたものを使用す ると、敷設材20の下側に雨水等が浸透し易くなり都合がよい。また、複数の敷 設材20を、互いに僅かな隙間が生じるように敷設すると、敷設材20の表面の 雨水等がこの隙間を通じて浸透し易くなり都合がよい。
【0021】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、まず、請求項1の考案に係る側溝ブロックは、立 ち上がり部の側面に、開口に連通する貫通孔を設けたものであり、蓋部の上部に おける敷設材から浸透した雨水等を、貫通孔を通じて側溝に排出することができ るようにしたものである。
【0022】 従って、請求項1の考案によれば、蓋部の上部の敷設材から浸透した水を側溝 に排出することができ、蓋部の上部における敷設材の表面に水溜りが生じ難い側 溝ブロックを、簡単な構造によって提供することができる。
【0023】 そして、請求項2の考案に係る側溝ブロックは、請求項1の考案に係る側溝ブ ロックにおける貫通孔を、立ち上がり部の下端部位に設けると共に、蓋部の上面 に、貫通孔に連通する案内溝を設けたものであり、蓋部の上面に浸透してきた雨 水を、案内溝から貫通孔を通じて側溝に排出することができるようにしたもので ある。
【0024】 従って、請求項2の考案によれば、蓋部の上部の敷設材から浸透した雨水等を 、さらに円滑に側溝に排出することができる側溝ブロックを、簡単な構造によっ て提供することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2の考案に係る側溝ブロックの一実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1に示した側溝ブロックを埋設した状態を示
す断面正面図である。
【図3】従来の側溝ブロックを示す斜視図である。
【図4】図3に示した側溝ブロックを埋設した状態を示
す断面正面図である。
【符号の説明】
10 側溝ブロック 11 底部 12 側部 13 側溝 14 蓋部 15 開口 16 立ち上がり部 17 貫通孔 18 案内溝 20 敷設材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部と、この底部の両側に立設され該底部
    とで側溝を形成する側部と、前記側溝を覆う蓋部と、こ
    の蓋部の上面から突設されると共に前記側溝に連通する
    開口が形成された立ち上がり部とを有する側溝ブロック
    において、 前記立ち上がり部の側面に、前記開口に連通する貫通孔
    を設けたことを特徴とする側溝ブロック。
  2. 【請求項2】前記貫通孔を前記立ち上がり部の下端部位
    に設けると共に、前記蓋部の上面に該貫通孔に連通する
    案内溝を設けたことを特徴とする請求項1記載の側溝ブ
    ロック。
JP1994004639U 1994-04-28 1994-04-28 側溝ブロック Expired - Lifetime JP3003674U (ja)

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