JP3003383B2 - Pbxの音声品質保証装置 - Google Patents
Pbxの音声品質保証装置Info
- Publication number
- JP3003383B2 JP3003383B2 JP4105913A JP10591392A JP3003383B2 JP 3003383 B2 JP3003383 B2 JP 3003383B2 JP 4105913 A JP4105913 A JP 4105913A JP 10591392 A JP10591392 A JP 10591392A JP 3003383 B2 JP3003383 B2 JP 3003383B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pbx
- public network
- dedicated line
- trunk
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆網と専用線とを接
続するPBXの音声品質保証装置に関する。
続するPBXの音声品質保証装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、PBXにおいて、音声における公
衆網と専用線とを接続する所謂公専接続は実施されてお
らず、また、実施された場合の音声品質保証についても
考慮されていない。
衆網と専用線とを接続する所謂公専接続は実施されてお
らず、また、実施された場合の音声品質保証についても
考慮されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公専接
続が実施された場合、公専接続における音声品質保証の
ための対応方法が考慮されていないため、以下に記述す
るような音声品質上の問題がある。
続が実施された場合、公専接続における音声品質保証の
ための対応方法が考慮されていないため、以下に記述す
るような音声品質上の問題がある。
【0004】すなわち、アナログ公衆網においては、現
在最大25dBくらいの伝送損失があるので、公専およ
び公専公接続を行なった場合、公衆網における伝送損失
と専用線における伝送損失とが加わり、通話レベルが低
下し相手の声が聞きとれなくなることが考えられる。ま
た、伝送遅延時間も公衆網の分と専用線の分とが加わり
大きくなることからエコーが発生しやすくなると思われ
る。
在最大25dBくらいの伝送損失があるので、公専およ
び公専公接続を行なった場合、公衆網における伝送損失
と専用線における伝送損失とが加わり、通話レベルが低
下し相手の声が聞きとれなくなることが考えられる。ま
た、伝送遅延時間も公衆網の分と専用線の分とが加わり
大きくなることからエコーが発生しやすくなると思われ
る。
【0005】本発明は上記の問題点にかんがみてなされ
たもので、公専接続を行なった場合に音声レベルの低下
やエコー発生などの音声品質の劣化を防止するようにし
たPBXの音声品質保証装置の提供を目的とする。
たもので、公専接続を行なった場合に音声レベルの低下
やエコー発生などの音声品質の劣化を防止するようにし
たPBXの音声品質保証装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の公衆網と専用線とを接続する公専接続PB
Xの音声品質保証装置は、PBX内に位置する専用線ト
ランクの中において、公衆網から専用線への方向の通路
にのみ一つだけ接続されており公衆網からの音声レベル
を一定のレベルに補償するオートマチックゲインコント
ローラと、前記PBX内に位置する専用線トランクの中
であって前記オートマチックゲインコントローラと局線
トランクとの間に接続されたエコーキャンセラとを備え
た構成としてある。
め、本発明の公衆網と専用線とを接続する公専接続PB
Xの音声品質保証装置は、PBX内に位置する専用線ト
ランクの中において、公衆網から専用線への方向の通路
にのみ一つだけ接続されており公衆網からの音声レベル
を一定のレベルに補償するオートマチックゲインコント
ローラと、前記PBX内に位置する専用線トランクの中
であって前記オートマチックゲインコントローラと局線
トランクとの間に接続されたエコーキャンセラとを備え
た構成としてある。
【0007】
【作用】上記構成からなるPBXの音声品質保証装置に
よれば、公衆網で低下した通話レベルを専用線トランク
内に設けたオートマチックゲインコントローラで補償し
た上で専用線に対し音声信号を送出する。また、専用線
側から公衆網へ送出される音声信号がはね返ってきても
専用線トランク内に設けたエコーキャンセラでキャンセ
ルすることにより専用線側にエコーが送出されるのを防
ぐ。
よれば、公衆網で低下した通話レベルを専用線トランク
内に設けたオートマチックゲインコントローラで補償し
た上で専用線に対し音声信号を送出する。また、専用線
側から公衆網へ送出される音声信号がはね返ってきても
専用線トランク内に設けたエコーキャンセラでキャンセ
ルすることにより専用線側にエコーが送出されるのを防
ぐ。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の第一の実施例に係るPBX
の音声品質保証装置をこれが用いられるシステムととも
に示す図である。
て説明する。図1は本発明の第一の実施例に係るPBX
の音声品質保証装置をこれが用いられるシステムととも
に示す図である。
【0009】 図において、1は公衆網であって、2線−
4線変換回路9,10を備えている。3はPBXであっ
て、公衆網1との信号送受を行なう局線トランク4と、
専用線2との信号送受を行なう専用線トランク5とを備
えている。8は局線トランク4の2線−4線変換回路で
ある。
4線変換回路9,10を備えている。3はPBXであっ
て、公衆網1との信号送受を行なう局線トランク4と、
専用線2との信号送受を行なう専用線トランク5とを備
えている。8は局線トランク4の2線−4線変換回路で
ある。
【0010】 専用線トランク5は、公衆網1から局線ト
ランク4を介して入力される信号の音声レベルを一定の
レベルに補償するオートマチックゲインコントローラ7
と、エコー防止のためのエコーキャンセラ6とを備えて
いる。
ランク4を介して入力される信号の音声レベルを一定の
レベルに補償するオートマチックゲインコントローラ7
と、エコー防止のためのエコーキャンセラ6とを備えて
いる。
【0011】 エコーキャンセラ6は、専用線2側からの
音声信号が局線トランク4および公衆網の局線交換機内
で発生するエコーをキャンセルする機能を備えている。
音声信号が局線トランク4および公衆網の局線交換機内
で発生するエコーをキャンセルする機能を備えている。
【0012】 したがって、この実施例によれば、アナロ
グ公衆網1と専用線2をPBX3で接続する場合、局線
トランク4と専用線トランク5とが接続されるが、ここ
で専用線トランク5のエコーキャンセラ6とオートマチ
ックゲインコントローラ7が有効になる。
グ公衆網1と専用線2をPBX3で接続する場合、局線
トランク4と専用線トランク5とが接続されるが、ここ
で専用線トランク5のエコーキャンセラ6とオートマチ
ックゲインコントローラ7が有効になる。
【0013】 すなわち、エコーキャンセラ6は、専用線
2側から送られてきた音声が局線トランク4の中の2線
−4線変換回路8および公衆網1の中の局用交換機内の
2線−4線変換回路10ではね返ることにより発生する
エコーをキャンセルする。
2側から送られてきた音声が局線トランク4の中の2線
−4線変換回路8および公衆網1の中の局用交換機内の
2線−4線変換回路10ではね返ることにより発生する
エコーをキャンセルする。
【0014】 また、オートマチックゲインコントローラ
7は、公衆網1から専用線2への方向の通話路に入って
おり、ある一定の通話レベル(例えば−15dBm)に
する。
7は、公衆網1から専用線2への方向の通話路に入って
おり、ある一定の通話レベル(例えば−15dBm)に
する。
【0015】 これにより、公専接続を行なった際、公衆
網1で低下した通話レベルをオートマチックゲインコン
トローラ7で補償した上で専用線2に対し音声信号を送
出する。
網1で低下した通話レベルをオートマチックゲインコン
トローラ7で補償した上で専用線2に対し音声信号を送
出する。
【0016】 また、専用線2側から公衆網1へ送出され
る音声信号が2線−4線変換回路8,10ではね返って
きてもエコーキャンセラ6でキャンセルすることにより
専用線2側にエコーが送出されるのを防ぐ。
る音声信号が2線−4線変換回路8,10ではね返って
きてもエコーキャンセラ6でキャンセルすることにより
専用線2側にエコーが送出されるのを防ぐ。
【0017】 図2は本発明の第二の実施例に係るPBX
の音声品質保証装置をこれが用いられるシステムととも
に示す図である。
の音声品質保証装置をこれが用いられるシステムととも
に示す図である。
【0018】 この第二の実施例は、アナログ公衆網1と
専用線2とをPBX3で接続している。PBX3は局線
トランク4と専用線トランク5とを接続している。ま
た、専用線トランク5と専用線2との間にエコーキャン
セラ6とオートマチックゲインコントローラ7とが設置
されている。エコーキャンセラ6は、専用線2側から送
られてきた音声が局線トランク4の中の2線−4線変換
回路8および公衆網1の中の局用交換機内の2線−4線
変換回路10ではね返ることにより発生するエコーをキ
ャンセルする機能を持っている。また、オートマチック
ゲインコントローラ7は、公衆網1から専用線2への方
向の通話路に入っており、ある一定の通話レベル(例え
ば−15dBm)にする機能を持つ。
専用線2とをPBX3で接続している。PBX3は局線
トランク4と専用線トランク5とを接続している。ま
た、専用線トランク5と専用線2との間にエコーキャン
セラ6とオートマチックゲインコントローラ7とが設置
されている。エコーキャンセラ6は、専用線2側から送
られてきた音声が局線トランク4の中の2線−4線変換
回路8および公衆網1の中の局用交換機内の2線−4線
変換回路10ではね返ることにより発生するエコーをキ
ャンセルする機能を持っている。また、オートマチック
ゲインコントローラ7は、公衆網1から専用線2への方
向の通話路に入っており、ある一定の通話レベル(例え
ば−15dBm)にする機能を持つ。
【0019】 したがって、この第二の実施例によれば、
公衆網1で低下した通話レベルをオートマチックゲイン
コントローラ7で補償した上で専用線2に対し音声信号
を送出する。
公衆網1で低下した通話レベルをオートマチックゲイン
コントローラ7で補償した上で専用線2に対し音声信号
を送出する。
【0020】 また、専用線2側から公衆網1へ送出され
る音声信号が2線−4線変換回路8,10ではね返って
きてもエコーキャンセラ6でキャンセルすることにより
専用線2側にエコーが送出されるのを防ぐ。
る音声信号が2線−4線変換回路8,10ではね返って
きてもエコーキャンセラ6でキャンセルすることにより
専用線2側にエコーが送出されるのを防ぐ。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明のPBXの音
声品質保証装置によれば、公専接続において、PBXの
専用線トランクの中にオートマチックゲインコントロー
ラとエコーキャンセラとを備え、かつオートマチックゲ
インコントローラをエコーキャンセラより局線トランク
側に設けたので、公衆網における通話レベルの低下を補
償することができ、また、公衆網と専用線の伝送遅延が
加わることによるエコー発生を防止できるという効果を
有する。
声品質保証装置によれば、公専接続において、PBXの
専用線トランクの中にオートマチックゲインコントロー
ラとエコーキャンセラとを備え、かつオートマチックゲ
インコントローラをエコーキャンセラより局線トランク
側に設けたので、公衆網における通話レベルの低下を補
償することができ、また、公衆網と専用線の伝送遅延が
加わることによるエコー発生を防止できるという効果を
有する。
【図1】本発明の第一の実施例に係るPBXの音声品質
保証装置を示す図である。
保証装置を示す図である。
【図2】本発明の第二の実施例に係るPBXの音声品質
保証装置を示す図である。
保証装置を示す図である。
【符号の説明】 1 公衆網 2 専用線 3 PBX 4 局線トランク 5 専用線トランク 6 エコーキャンセラ 7 オートマチックゲインコントローラ 8,9,10 2線−4線変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−255800(JP,A) 特開 昭64−82750(JP,A) 特開 平4−51647(JP,A) 特開 昭60−33776(JP,A) 特開 昭61−198897(JP,A) 特開 平2−272918(JP,A) 特開 平3−106193(JP,A) 特開 昭61−225995(JP,A) 特開 平1−272391(JP,A) 特開 昭62−18121(JP,A) 特開 平2−25194(JP,A) 特開 平4−83429(JP,A) 特開 昭62−258584(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/42 - 3/42 107 H04Q 1/54 - 1/56 H04Q 3/58 - 3/62
Claims (1)
- 【請求項1】 公衆網と専用線とを接続する公専接続P
BXであって、 PBX内に位置する専用線トランクの中において、公衆
網から専用線への方向の通路にのみ一つだけ接続されて
おり公衆網からの音声レベルを一定のレベルに補償する
オートマチックゲインコントローラと、 前記PBX内に位置する専用線トランクの中であって前
記オートマチックゲインコントローラと局線トランクと
の間に接続されたエコーキャンセラとを備えたことを特
徴とするPBXの音声品質保証装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4105913A JP3003383B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | Pbxの音声品質保証装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4105913A JP3003383B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | Pbxの音声品質保証装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05284550A JPH05284550A (ja) | 1993-10-29 |
JP3003383B2 true JP3003383B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=14420108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4105913A Expired - Lifetime JP3003383B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | Pbxの音声品質保証装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003383B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4105913A patent/JP3003383B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05284550A (ja) | 1993-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69835347D1 (de) | Mehrfacheingang drahtlostelefon mit echounterdrückung | |
GB2220546A (en) | Voice conference system using echo cancellers | |
Emling et al. | The effects of time delay and echoes on telephone conversations | |
JP3003383B2 (ja) | Pbxの音声品質保証装置 | |
US6925175B2 (en) | Long-haul path length delay estimator and compensator for an echo canceller | |
JPS6038962A (ja) | 会議用電話装置 | |
JPH05316552A (ja) | 公専接続における構内交換機の音声品質保証方式 | |
JP3162461B2 (ja) | 可変遅延型エコーキャンセラ | |
US6618479B1 (en) | Echo canceler | |
JP3156947B2 (ja) | 会議用電話装置 | |
JPH05300559A (ja) | 公専接続における構内交換機の音声品質保証方式 | |
JPS61201525A (ja) | 反響信号打消し装置 | |
JPS5829032B2 (ja) | 会議通話における鳴音防止方式 | |
JPS62269451A (ja) | 拡声電話機 | |
JPS6328390B2 (ja) | ||
JPS6364104B2 (ja) | ||
JPH04185023A (ja) | エコーキャンセラ装置 | |
JPH07303065A (ja) | エコーキャンセラ | |
JPH03188718A (ja) | エコーキャンセラトレーニング方式 | |
JPH03171810A (ja) | エコーキャンセラ | |
JPS61172471A (ja) | 会議通話用拡声電話機の廻り込み防止方式 | |
JPH03255800A (ja) | ボタン電話装置 | |
JPS6221436B2 (ja) | ||
JPS6282856A (ja) | 音声会議装置 | |
JPH06303168A (ja) | 自動利得制御回路 |