JPH05316552A - 公専接続における構内交換機の音声品質保証方式 - Google Patents
公専接続における構内交換機の音声品質保証方式Info
- Publication number
- JPH05316552A JPH05316552A JP11387492A JP11387492A JPH05316552A JP H05316552 A JPH05316552 A JP H05316552A JP 11387492 A JP11387492 A JP 11387492A JP 11387492 A JP11387492 A JP 11387492A JP H05316552 A JPH05316552 A JP H05316552A
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- JP
- Japan
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- line
- private
- public network
- automatic gain
- gain controller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、公専接続を行った場合に音声レベ
ルの低下やエコー発生等の音声品質劣化問題を解決する
公専接続における構内交換機の音声品質保証方式を提供
する。 【構成】 PBX3において局線トランク4の中にオー
トマチックコントローラ7とエコーキャンセラ6とを備
える。 【効果】 公専接続における公衆網で低下した通話レベ
ルを補償することができ、また2線−4線変換回路で発
生するエコーを消去できるという効果がある。
ルの低下やエコー発生等の音声品質劣化問題を解決する
公専接続における構内交換機の音声品質保証方式を提供
する。 【構成】 PBX3において局線トランク4の中にオー
トマチックコントローラ7とエコーキャンセラ6とを備
える。 【効果】 公専接続における公衆網で低下した通話レベ
ルを補償することができ、また2線−4線変換回路で発
生するエコーを消去できるという効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は公衆網と専用線とを接続
する公専接続における構内交換機の音声品質補償方式に
関するものである。
する公専接続における構内交換機の音声品質補償方式に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、音声における公専接続は実施され
ておらず、また実施された場合の音声品質補償について
も考慮されていない。
ておらず、また実施された場合の音声品質補償について
も考慮されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在公衆網と専用線と
の接続における音声品質補償のための対応方法が考慮さ
れていないため、公衆網と専用線とを接続した場合、以
下のような音声品質上の問題が発生する。
の接続における音声品質補償のための対応方法が考慮さ
れていないため、公衆網と専用線とを接続した場合、以
下のような音声品質上の問題が発生する。
【0004】一般電話を用いたアナログ公衆網において
は、最大25dB位の伝送損失があるので、公衆網−専
用線若しくは公衆網−専用線−公衆網接続を行った場
合、公衆網における伝送損失と専用線における伝送損失
とが累積し、通話レベルが著しく低下して相手の声が聞
き取れなくなることが考えられる。また、伝送遅延時間
も公衆網の分と専用線の分とが累積されて大きくなるた
めエコーが発生しやすくなる可能性がある。
は、最大25dB位の伝送損失があるので、公衆網−専
用線若しくは公衆網−専用線−公衆網接続を行った場
合、公衆網における伝送損失と専用線における伝送損失
とが累積し、通話レベルが著しく低下して相手の声が聞
き取れなくなることが考えられる。また、伝送遅延時間
も公衆網の分と専用線の分とが累積されて大きくなるた
めエコーが発生しやすくなる可能性がある。
【0005】そこで本発明の目的は、このような問題点
を除去して、公衆網と専用線とを接続する際の伝送損失
を補償することと、伝送遅延によるエコーを除去するこ
とで音声品質を補償する公専接続における構内交換機の
音声品質保証方式を提供することにある。
を除去して、公衆網と専用線とを接続する際の伝送損失
を補償することと、伝送遅延によるエコーを除去するこ
とで音声品質を補償する公専接続における構内交換機の
音声品質保証方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の解決手段の公専接続における構内交換機の音
声品質保証方式は、公衆網と専用線とを接続する公専接
続を行える構内交換機内に、前記公衆網から到来する音
声信号のレベル補償のためのオートマチックゲインコン
トローラと、2線−4線変換回路で発生するエコー消去
の為のエコーキャンセラとを備えることを特徴とする。
の本発明の解決手段の公専接続における構内交換機の音
声品質保証方式は、公衆網と専用線とを接続する公専接
続を行える構内交換機内に、前記公衆網から到来する音
声信号のレベル補償のためのオートマチックゲインコン
トローラと、2線−4線変換回路で発生するエコー消去
の為のエコーキャンセラとを備えることを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例について図1を用いて
以下に説明する。図1は本発明の一実施例のブロック構
成図であり、この図1においてアナログ公衆網1は、説
明のため簡略して示すように、ハイブリッド回路のよう
な2線−4線変換回路9,10によって加入者線である
2線式回線と伝送路である4線式回線とが接続されて構
成されており、この公衆網1は構内交換機(Private br
anch exchange;以下PBX)3によって専用線2と接続
されている。このPBX3は次の様に構成されている。
公衆網1に繋がる局線トランク4には、2線−4線変換
回路8と、この2線−4線変換回路8によって4線式に
変換された信号を授受可能なように接続されたエコーキ
ャンセラ6と、さらにこのエコーキャンセラ6から出力
された信号が入力されるように接続されたオートマチッ
クゲインコントローラ7とが内蔵されている。そしてこ
の局線トランク4にあるオートマチックゲインコントロ
ーラ7から出力された信号は専用線トランク5に入力さ
れ、さらにこの専用線トランク5から専用線2へと出力
されるように接続されている。他方、専用線2から専用
線トランク5を介して入力された信号は局線トランク4
のエコーキャンセラ6を介して2線−4線変換回路8の
他方の端子へと入力される様に接続され、4線−2線変
換されて公衆網1へと出力される様に接続されている。
以下に説明する。図1は本発明の一実施例のブロック構
成図であり、この図1においてアナログ公衆網1は、説
明のため簡略して示すように、ハイブリッド回路のよう
な2線−4線変換回路9,10によって加入者線である
2線式回線と伝送路である4線式回線とが接続されて構
成されており、この公衆網1は構内交換機(Private br
anch exchange;以下PBX)3によって専用線2と接続
されている。このPBX3は次の様に構成されている。
公衆網1に繋がる局線トランク4には、2線−4線変換
回路8と、この2線−4線変換回路8によって4線式に
変換された信号を授受可能なように接続されたエコーキ
ャンセラ6と、さらにこのエコーキャンセラ6から出力
された信号が入力されるように接続されたオートマチッ
クゲインコントローラ7とが内蔵されている。そしてこ
の局線トランク4にあるオートマチックゲインコントロ
ーラ7から出力された信号は専用線トランク5に入力さ
れ、さらにこの専用線トランク5から専用線2へと出力
されるように接続されている。他方、専用線2から専用
線トランク5を介して入力された信号は局線トランク4
のエコーキャンセラ6を介して2線−4線変換回路8の
他方の端子へと入力される様に接続され、4線−2線変
換されて公衆網1へと出力される様に接続されている。
【0008】以上の構成において以下その動作を説明す
る。上記エコーキャンセラ6は専用線2側から到来する
音声信号が局線トランク4の2線−4線変換回路8及
び、公衆網1にある局用交換機内の2線−4線変換回路
10で折り返されることで発生するエコーを消去する機
能を持っている。またオートマチックゲインコントロー
ラ7は公衆網1から専用線2への方向の通話路に入って
おり、ある一定の通話レベル、例えば−15dBm、に
する機能を持っている。これによって公衆網1から到来
する音声信号の低下した通話レベルをオートマチックゲ
インコントローラ7で補償した上で、専用線2に音声信
号を送出する。また、専用線2側から公衆網1へ送出さ
れる音声信号が2線−4線変換回路8,10で折り返さ
れてもエコーキャンセラ6で消去するため、専用線2側
にエコーが送出されることはない。このように、オート
マチックゲインコントローラ7とエコーキャンセラ6と
を局線トランク4に備えたことで、公衆網1で低下した
音声信号の通話レベルをオートマチックゲインコントロ
ーラ7で補償すると共に、2線−4線変換回路8,10
で折り返されて発生するエコーをエコーキャンセラ6で
消去するので、良好な音声通話が可能な公専接続を実現
できる。
る。上記エコーキャンセラ6は専用線2側から到来する
音声信号が局線トランク4の2線−4線変換回路8及
び、公衆網1にある局用交換機内の2線−4線変換回路
10で折り返されることで発生するエコーを消去する機
能を持っている。またオートマチックゲインコントロー
ラ7は公衆網1から専用線2への方向の通話路に入って
おり、ある一定の通話レベル、例えば−15dBm、に
する機能を持っている。これによって公衆網1から到来
する音声信号の低下した通話レベルをオートマチックゲ
インコントローラ7で補償した上で、専用線2に音声信
号を送出する。また、専用線2側から公衆網1へ送出さ
れる音声信号が2線−4線変換回路8,10で折り返さ
れてもエコーキャンセラ6で消去するため、専用線2側
にエコーが送出されることはない。このように、オート
マチックゲインコントローラ7とエコーキャンセラ6と
を局線トランク4に備えたことで、公衆網1で低下した
音声信号の通話レベルをオートマチックゲインコントロ
ーラ7で補償すると共に、2線−4線変換回路8,10
で折り返されて発生するエコーをエコーキャンセラ6で
消去するので、良好な音声通話が可能な公専接続を実現
できる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は公専接続に
おいてPBXの局線トランク内にオートマチックゲイン
コントローラとエコーキャンセラとを備えることによ
り、公衆網における伝送損失による通話レベルの低下を
補償することができ、しかも公衆網と専用線との伝送遅
延が累積することによって発生したエコーをエコーキャ
ンセラで消去したので、より良好な音声通話を実現する
ことができる。
おいてPBXの局線トランク内にオートマチックゲイン
コントローラとエコーキャンセラとを備えることによ
り、公衆網における伝送損失による通話レベルの低下を
補償することができ、しかも公衆網と専用線との伝送遅
延が累積することによって発生したエコーをエコーキャ
ンセラで消去したので、より良好な音声通話を実現する
ことができる。
【図1】本発明の一実施例に関するものであり、その構
成を示す回路図である。
成を示す回路図である。
1 公衆網 2 専用線 3 PBX 4 局線トランク 5 専用線トランク 6 エコーキャンセラ 7 オートマチックゲインコントローラ 8,9,10 2線−4線変換回路
Claims (1)
- 【請求項1】公衆網と専用線とを接続する公専接続を行
える構内交換機の局線トランクに、 前記公衆網から到来する音声信号のレベル補償のための
オートマチックゲインコントローラと、 2線−4線変換回路で発生するエコー消去の為のエコー
キャンセラとを備えることを特徴とする公専接続におけ
る構内交換機の音声品質保証方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11387492A JPH05316552A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 公専接続における構内交換機の音声品質保証方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11387492A JPH05316552A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 公専接続における構内交換機の音声品質保証方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05316552A true JPH05316552A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14623283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11387492A Pending JPH05316552A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 公専接続における構内交換機の音声品質保証方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05316552A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100309439B1 (ko) * | 2000-01-07 | 2001-11-03 | 윤종용 | 사설교환기에서의 호 태스크에 의한 이득 제어 장치 및방법 |
KR100442355B1 (ko) * | 2000-09-19 | 2004-07-30 | 엘지전자 주식회사 | 수신이득 자동 조정장치 |
-
1992
- 1992-05-07 JP JP11387492A patent/JPH05316552A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100309439B1 (ko) * | 2000-01-07 | 2001-11-03 | 윤종용 | 사설교환기에서의 호 태스크에 의한 이득 제어 장치 및방법 |
KR100442355B1 (ko) * | 2000-09-19 | 2004-07-30 | 엘지전자 주식회사 | 수신이득 자동 조정장치 |
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