JP3003334U - 電気圧力鍋 - Google Patents

電気圧力鍋

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Publication number
JP3003334U
JP3003334U JP1994005348U JP534894U JP3003334U JP 3003334 U JP3003334 U JP 3003334U JP 1994005348 U JP1994005348 U JP 1994005348U JP 534894 U JP534894 U JP 534894U JP 3003334 U JP3003334 U JP 3003334U
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JP
Japan
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peripheral
pressure cooker
opening
exhaust valve
peripheral frame
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Application number
JP1994005348U
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English (en)
Inventor
政雄 杉山
Original Assignee
杉山金属株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、電気を熱源とする圧力鍋におい
て、その取扱いが容易で女性でも常に安心して使用する
ことができる圧力鍋を提供することを目的とする。 【構成】 本考案は、電熱盤を設置した器体の周縁部上
にこの内側に収容する鍋体の周縁部との間に周枠体を着
脱自在に載置し、この周枠体の外端は内側部に嵌合凸起
を設けた下摘み板の一部に連結し、前記嵌合凸起に嵌着
する嵌合凹溝を一部に設けた蓋体を前記鍋体の上周縁部
に被嵌するように成り、前記蓋体の一部に排気弁部とカ
バー体部とから成る排気機構を設置し、前記排気弁部は
前記鍋体に通ずる開口を有する通孔に伸張弾機を介して
設けた連杆の上端に押圧子を下端に開閉板を設けて成
り、前記通孔に連通する蒸気排出管の出口部を下向きに
設けて成るものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気を熱源とする圧力鍋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、圧力鍋といえばガスを熱源とするものが主力であるが、最近電気を熱源 とする圧力鍋も出現している。しかし、この電気圧力鍋はガス用の圧力鍋と同じ 構造から成るものであるため、水蒸気を側面周囲に放出するものであり、その取 扱い時に危険性があり、特に女性にとって取扱いが不便なものとなっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は、電気を熱源とする圧力鍋において、その取扱いが容易で女 性でも常に安心して使用することができる圧力鍋を提供することを目的とするも のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電熱盤を設置した器体の周縁部上にこの内側に収容する鍋体の周縁 部との間に周枠体を着脱自在に載置し、この周枠体の外端は内側部に嵌合凸起を 設けた下摘み板の一部に連結し、前記嵌合凸起に嵌着する嵌合凹溝を一部に設け た蓋体を前記鍋体の上周縁部に被嵌するように成り、前記蓋体の一部に排気弁部 とカバー体部とから成る排気機構を設置し、前記排気弁部は前記鍋体に通ずる開 口を有する通孔に伸張弾機を介して設けた連杆の上端に押圧子を下端に開閉板と を設けて成り、前記通孔に連通する蒸気排出管の出口部を下向きに設けて成るも のである。
【0005】
【作用】
いま本考案の電気式圧力鍋を使って煮炊を行っているときに、タイマーの指令 によって器体から蓋体を開くときや途中で必要があるときは、まず蓋体の上面部 に臨設している排気弁部の押圧子を指先で押下する。
【0006】 すると、連杆下の開閉板が下動して通孔下の開口部が解放されるから、鍋体内 部に充満した水蒸気圧が開口部から排気管を経由して下方の出口部に放出される ようになる。
【0007】 そして、この蒸気圧の放出を何回か繰返すことによって鍋体内部の蒸気圧は次 第に減ずるようになるから、その後において蓋体と器体との嵌着関係を離脱する ようにすればよい。
【0008】 器体と蓋体との嵌着関係は、器体の周縁部上に介装する周枠体の一部の凸起と 蓋体の周縁部の一部の凹溝とが嵌着し合うことによってなされる。
【0009】 電気による運転方法は、保温なしの場合は、運転用タイマーをONにすると電 熱盤に通電し、運転用サーモスタットにより一定の高温・高圧状態において調理 を行うことになる。
【0010】 また、保温ありの場合は、運転用タイマー及び保温スイッチをONにすると、 運転用サーモスタットにより高温・高圧で調理を行い、タイマーをOFFにする と、保温用サーモスタットの作用で調理物を適温度で保温するようになる。
【0011】
【実施例】
1は器体で、この器体の内部には電熱盤2を脚部3を介して設置し、またタイ マー4なども設置する。この器体1の内側部には後記鍋体5との間に遮熱板37 を設ける。
【0012】 前記器体1の底部には、前記タイマー4部も含めて合成樹脂製の基台38を設 置する。
【0013】 5は前記遮熱板37の内側部に収容する鍋体で、この鍋体の底面部は前記電熱 盤2の形状に合うように形成する。
【0014】 器体1の周縁部6上には、周枠体7を着脱自在に載置する。
【0015】 8は前記鍋体5の上周縁部9にパッキング10を介して被嵌する蓋体で、この 蓋体の周枠部11は囲み形状に成るとともにその先端部の左右両側には水平段部 12,12を形成する。
【0016】 13は前記周枠体7の左右両側部に取付けた下摘み板で、この下摘み板は前記 周枠体7と一体に成る水平突板14に連結し、この水平突板14の底面部の中央 には凸起15を設ける。
【0017】 16は前記蓋体8の左右両側部に取付けた上摘み板で、この上摘み板が一体に 成る前記周枠部11の水平段部12の中央に凹溝17を設け、この凹溝に前記周 枠体7の下摘み板13の水平突板の凸起15が嵌着するようにする。
【0018】 18は前記蓋体8の一部に設置した排気機構で、この機構は排気弁部19とカ バー体部20とから成る。
【0019】 前記排気弁部19は、前記鍋体5の内部に通ずる開口21を有する通孔22に 伸張弾機23を介して設けた連杆24と、この連杆の上端に設けた押圧子25と 、この押圧子の下端に設けた開閉板26とから成る。
【0020】 前記押圧子25の周囲下端部25’は、カバー体部20の通孔22の周囲に設 けた溝孔27,27をガイドに上下作動する。
【0021】 28は前記通孔22との連通孔29を介して連設した蒸気排出管で、この排気 管の出口部30は下向きに設けられている。
【0022】 31は前記出口部30に着脱し得るように設置する臭気消し部材である。
【0023】 32は温度ヒューズ、33はネオンランプ、34は運転用サーモスタット、3 5は保温用スイッチ、36は保温用(低温)サーモスタットである。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、電気式圧力鍋においてガス式の圧力鍋とは異なる固有の構造にする ものであり、排出する水蒸気圧は常に下方向に放出するものであるから、使用者 は常に安全に圧力鍋を取扱うことができ、何人も安心して簡単に圧力鍋を使用し て良好な調理をすることができるようになる。
【0025】 また、鍋内部で発生する悪臭気を水蒸気の解放と同時に放出するものであるか ら、常に良好な調理をすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部切欠の側面図
【図2】一部切欠の正面図
【図3】一部切欠の平面図
【図4】要部の正断面図
【図5】要部の関係を示した正断面図
【図6】電気回路図
【符号の説明】
1 器体 2 電熱盤 5 鍋体 7 周枠体 8 蓋体 11 周枠部 13 下摘み板 14 水平突板 15 凸起 16 上摘み板 17 凹溝 18 排気機構 19 排気弁部 20 カバー体部 21 開口 22 通孔 23 伸張弾機 24 連杆 25 押圧子 26 開閉板 28 蒸気排出管 29 連通孔 30 出口部 31 臭気消し部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電熱盤を設置した器体の周縁部上にこの
    内側に収容する鍋体の周縁部との間に周枠体を着脱自在
    に載置し、この周枠体の外端は内側部に嵌合凸起を設け
    た下摘み板の一部に連結し、前記嵌合凸起に嵌着する嵌
    合凹溝を一部に設けた蓋体を前記鍋体の上周縁部に被嵌
    するように成り、前記蓋体の一部に排気弁部とカバー体
    部とから成る排気機構を設置し、前記排気弁部は前記鍋
    体に通ずる開口を有する通孔に伸張弾機を介して設けた
    連杆の上端に押圧子を下端に開閉板を設けて成り、前記
    通孔に連通する蒸気排出管の出口部を下向きに設けて成
    る電気圧力鍋。
  2. 【請求項2】 蒸気排出管の出口部に臭気消し部材を着
    脱し得るように設けて成る請求項1に記載した電気圧力
    鍋。
JP1994005348U 1994-04-19 1994-04-19 電気圧力鍋 Expired - Lifetime JP3003334U (ja)

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