JP3003242B2 - 媒体自動搬送機付光ディスク装置 - Google Patents
媒体自動搬送機付光ディスク装置Info
- Publication number
- JP3003242B2 JP3003242B2 JP3051046A JP5104691A JP3003242B2 JP 3003242 B2 JP3003242 B2 JP 3003242B2 JP 3051046 A JP3051046 A JP 3051046A JP 5104691 A JP5104691 A JP 5104691A JP 3003242 B2 JP3003242 B2 JP 3003242B2
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- Japan
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- dust
- optical disk
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- recording
- air
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- Expired - Lifetime
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Description
【産業上の利用分野】装置内部をフィルタを通した外気
を圧送する事により陽圧化し、外気塵埃の侵入を防止す
る方式は、媒体自動搬送機構付光ディスク装置以外にも
広く適用可能である。
を圧送する事により陽圧化し、外気塵埃の侵入を防止す
る方式は、媒体自動搬送機構付光ディスク装置以外にも
広く適用可能である。
【従来の技術】光ディスク装置の防塵構造について、光
学ヘッドを含む防塵部と回路部を含む強制冷却部に分離
する自動搬送機構付光ディスク装置はあるが、防塵室内
を陽圧化し、防塵効果を高める事を特徴とする装置はな
い。
学ヘッドを含む防塵部と回路部を含む強制冷却部に分離
する自動搬送機構付光ディスク装置はあるが、防塵室内
を陽圧化し、防塵効果を高める事を特徴とする装置はな
い。
【発明が解決しようとする課題】光学的に情報の記録、
再生を行う光ディスク駆動装置において、光学ヘッドの
防塵構造は装置信頼性の向上及び、寿命延長に重要な要
素である。本発明では、光ディスク駆動装置を内部に実
装した媒体自動搬送機構付光ディスク装置において、装
置内部に外気塵埃が侵入する事を防止する事を目的とす
る。また、外気塵埃侵入防止対策としての装置密閉によ
る装置内部の温度上昇対策（冷却）の問題をも解決する
事を目的とする。
再生を行う光ディスク駆動装置において、光学ヘッドの
防塵構造は装置信頼性の向上及び、寿命延長に重要な要
素である。本発明では、光ディスク駆動装置を内部に実
装した媒体自動搬送機構付光ディスク装置において、装
置内部に外気塵埃が侵入する事を防止する事を目的とす
る。また、外気塵埃侵入防止対策としての装置密閉によ
る装置内部の温度上昇対策（冷却）の問題をも解決する
事を目的とする。
【課題を解決するための手段】装置内防塵部への塵埃侵
入防止の為、防塵を必要としない回路／電源部と、光デ
ィスク駆動部を収納した防塵部との間にしきりを設け、
回路／電源部のみを強制空冷する事により、防塵部への
外気侵入を防ぐ。また、防塵部を密閉構造とする事によ
り防塵部への外気侵入を防止する。防塵密閉構造とした
防塵部にフィルタを用いて外気塵埃を除去したクリンエ
アを内部に圧送し、防塵室内を陽圧化する事により、外
気侵入を防止する。フィルタは、１μｍ以上の塵埃を９
０％以上除去する高効率フィルタを用いる事により、防
塵室内の防塵度はさらに向上する。一方、防塵室内への
クリンエアは、外気を除塵したものであり、装置内部温
度より温度が低い為、防塵室内の冷却効果がある。
入防止の為、防塵を必要としない回路／電源部と、光デ
ィスク駆動部を収納した防塵部との間にしきりを設け、
回路／電源部のみを強制空冷する事により、防塵部への
外気侵入を防ぐ。また、防塵部を密閉構造とする事によ
り防塵部への外気侵入を防止する。防塵密閉構造とした
防塵部にフィルタを用いて外気塵埃を除去したクリンエ
アを内部に圧送し、防塵室内を陽圧化する事により、外
気侵入を防止する。フィルタは、１μｍ以上の塵埃を９
０％以上除去する高効率フィルタを用いる事により、防
塵室内の防塵度はさらに向上する。一方、防塵室内への
クリンエアは、外気を除塵したものであり、装置内部温
度より温度が低い為、防塵室内の冷却効果がある。
【作用】反密閉構造をした防塵室と、外気に対して大き
な開口部を有し、空気流量の大きな冷却室の２室を持つ
自動搬送機付光ディスク装置において、防塵室には外気
塵埃を集塵する高効率フィルタを実装する。フィルタに
より除塵された外気は、ブロアファンにより防塵室内へ
圧送され、防塵室内は陽圧となり、外気塵埃の侵入防止
効果が高まる。一方、除塵された外気は、防塵室内部よ
り温度が低い為防塵室内の冷却効果がある。
な開口部を有し、空気流量の大きな冷却室の２室を持つ
自動搬送機付光ディスク装置において、防塵室には外気
塵埃を集塵する高効率フィルタを実装する。フィルタに
より除塵された外気は、ブロアファンにより防塵室内へ
圧送され、防塵室内は陽圧となり、外気塵埃の侵入防止
効果が高まる。一方、除塵された外気は、防塵室内部よ
り温度が低い為防塵室内の冷却効果がある。
【実施例】図１に本発明の実施例を示す。図中Ａは非防
塵構造部であり、塵埃に対する耐力の強い基板及び発熱
源となる駆動モータ、ヒートシンクなどが配置されてい
る。一方、図中Ｂは防塵構造部であり、塵埃を嫌う媒体
１１，光学ヘッド５等の実装されている部分である。両
室は防塵壁９及び記録再生機内防塵壁６により区切られ
ており、空気の出入りはない。防塵室Ｂは、アブソリュ
ートエアフィルタ１により１μｍ以上の塵埃を９０％以
上カットした空気をブロアファン２により吸込む。防塵
室Ｂの気密性は高く、ブロアファン２による空気圧送に
より、内部気圧は外気より高くなる。一方、非防塵室Ａ
は、フィルタを通さずに冷却ファン８により直接装置内
発熱部を冷却する。非防塵室Ａは気密構造となっておら
ず、空気流は排気口により排気され、内部圧力は外気圧
とほぼ等しいレベルとなる。この状態では、防塵室Ｂ内
の圧力は外気圧より高い為、防塵室Ｂの密閉度の低い部
分からの空気出入りは、防塵室Ｂから外気又は非防塵室
Ａへ流れる為、防塵室Ｂ内部の塵埃レベルが高まること
はない。本実施例によれば、発熱量の大きなモータやヒ
ートシンク等は、非防塵室Ａ側に実装されており、非防
塵室Ａは空気流量が大きい為、冷却効率が良い。また、
防塵室Ｂは、防塵室Ｂ内部で空気を循環させているので
はなく、除塵した外気を吸気している為、防塵室Ｂ内部
の温度上昇も、循環式に比べ低く押えることができる。
塵構造部であり、塵埃に対する耐力の強い基板及び発熱
源となる駆動モータ、ヒートシンクなどが配置されてい
る。一方、図中Ｂは防塵構造部であり、塵埃を嫌う媒体
１１，光学ヘッド５等の実装されている部分である。両
室は防塵壁９及び記録再生機内防塵壁６により区切られ
ており、空気の出入りはない。防塵室Ｂは、アブソリュ
ートエアフィルタ１により１μｍ以上の塵埃を９０％以
上カットした空気をブロアファン２により吸込む。防塵
室Ｂの気密性は高く、ブロアファン２による空気圧送に
より、内部気圧は外気より高くなる。一方、非防塵室Ａ
は、フィルタを通さずに冷却ファン８により直接装置内
発熱部を冷却する。非防塵室Ａは気密構造となっておら
ず、空気流は排気口により排気され、内部圧力は外気圧
とほぼ等しいレベルとなる。この状態では、防塵室Ｂ内
の圧力は外気圧より高い為、防塵室Ｂの密閉度の低い部
分からの空気出入りは、防塵室Ｂから外気又は非防塵室
Ａへ流れる為、防塵室Ｂ内部の塵埃レベルが高まること
はない。本実施例によれば、発熱量の大きなモータやヒ
ートシンク等は、非防塵室Ａ側に実装されており、非防
塵室Ａは空気流量が大きい為、冷却効率が良い。また、
防塵室Ｂは、防塵室Ｂ内部で空気を循環させているので
はなく、除塵した外気を吸気している為、防塵室Ｂ内部
の温度上昇も、循環式に比べ低く押えることができる。
【発明の効果】本発明によれば、防塵構造部内の陽圧化
により、外気流入による防塵構造部内への塵埃侵入が押
えられ、内部塵埃レベルを低く保てる効果がある。防塵
室内の陽圧化の為、外気をフィルタによって集塵し吸気
するので、温度の低い外気を吸気でき、防塵室内部の温
度上昇を低く押える事ができる。防塵室内の塵埃レベル
を低く一定に保ち、内部温度上昇を低く押える事によ
り、光学ヘッドの信頼性及び寿命を延す事が可能であ
る。内部塵埃レベルを低くする事により、光学ヘッドの
定期清掃周期を延す事が可能であり、保守性が向上し維
持費が低減できる。
により、外気流入による防塵構造部内への塵埃侵入が押
えられ、内部塵埃レベルを低く保てる効果がある。防塵
室内の陽圧化の為、外気をフィルタによって集塵し吸気
するので、温度の低い外気を吸気でき、防塵室内部の温
度上昇を低く押える事ができる。防塵室内の塵埃レベル
を低く一定に保ち、内部温度上昇を低く押える事によ
り、光学ヘッドの信頼性及び寿命を延す事が可能であ
る。内部塵埃レベルを低くする事により、光学ヘッドの
定期清掃周期を延す事が可能であり、保守性が向上し維
持費が低減できる。
【図１】防塵室、非防塵室を備えた自動搬送機構付光デ
ィスク装置の内部構造説明図である。
ィスク装置の内部構造説明図である。
Ａ…非防塵部 Ｂ…防塵部 １…アブソリュートフィルタ ２…ブロアファン ４…防塵部記録再生機 ５…光学ヘッド ７…非防塵部記録再生機 ６…記録再生機内防塵壁 ９…防塵壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−273395（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−132396（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G11B 33/14 G11B 17/22 G11B 33/12 313
Claims (5)
- 【請求項１】光ヘッド、駆動モータ及び回路部を有する
記録再生機と、記録媒体と、記録媒体収納部と、記録媒
体搬送機構部と、電源部とを有する媒体自動搬送機付光
ディスク装置であって、 前記回路部と、前記電源部と、前記駆動モータとを収納
する部分Ａと、 前記記録媒体と、前記記録媒体収納部と、前記記録媒体
搬送機構部と、前記光ヘッドとを収納する部分Ｂとは防
塵壁及び前記記録再生装置内に設けた記録再生機内防塵
壁により区切られ、 前記部分Ａに強制空冷を行うことを特徴とする媒体自動
搬送機付光ディスク装置。 - 【請求項２】請求項１記載のＢ部を密閉構造とし、外部
からの塵埃侵入を防止したことを特徴とする媒体搬送機
付光ディスク装置。 - 【請求項３】請求項１記載のＢ部にフィルタを実装し除
塵した空気を圧送する事により、Ｂ部内をクリンエアに
よる陽圧とし、外気塵埃侵入を防止したことを特徴とす
る媒体自動搬送機付光ディスク装置。 - 【請求項４】請求項３記載のフィルタに１μｍ以上の浮
遊塵埃を９０％以上除去できる高性能フィルタを使用し
たことを特徴とする媒体自動搬送機付光ディスク装置。 - 【請求項５】請求項３において、装置外部より空気を導
入することにより、温度上昇の低減をはかっていること
を特徴とする媒体自動搬送機付光ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3051046A JP3003242B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 媒体自動搬送機付光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3051046A JP3003242B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 媒体自動搬送機付光ディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04285786A JPH04285786A (ja) | 1992-10-09 |
| JP3003242B2 true JP3003242B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=12875865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3051046A Expired - Lifetime JP3003242B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 媒体自動搬送機付光ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3003242B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5261561B2 (ja) * | 2011-11-14 | 2013-08-14 | 株式会社東芝 | 情報処理装置 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP3051046A patent/JP3003242B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04285786A (ja) | 1992-10-09 |
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