JP3002643U - ファインピッチコネクタ−用フラットケ−ブル - Google Patents
ファインピッチコネクタ−用フラットケ−ブルInfo
- Publication number
- JP3002643U JP3002643U JP1994004446U JP444694U JP3002643U JP 3002643 U JP3002643 U JP 3002643U JP 1994004446 U JP1994004446 U JP 1994004446U JP 444694 U JP444694 U JP 444694U JP 3002643 U JP3002643 U JP 3002643U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pitch
- required number
- connector
- flat
- flat cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】最近の圧接型ハ−フピッチコネクタ−及び圧接
型クオ−タピッチコネクタ−に適用できるファインピッ
チコネクタ−用フラットケ−ブルを提供する。 【構成】導体外径が0.6ミリ以下の絶縁線心を所要本
数、適宜ピッチでフラットに並べた部分と、それに隣接
して絶縁線心を一つ置きに上下に分割し、フラットに並
べた部分とを交互に存在させ、その上に通常の遮蔽層、
シ−ス等を施す。又は前記絶縁線心を二個対撚り合わせ
た対撚りを所要本数、適宜ピッチでフラットに並べた部
分と、それに隣接して、絶縁線心を上下に分割し、絶縁
線心間のピッチが前記ピッチの二倍になるようにフラッ
トに並べた部分とを交互に存在させ、その上に通常の遮
蔽層、シ−ス等を施す。
型クオ−タピッチコネクタ−に適用できるファインピッ
チコネクタ−用フラットケ−ブルを提供する。 【構成】導体外径が0.6ミリ以下の絶縁線心を所要本
数、適宜ピッチでフラットに並べた部分と、それに隣接
して絶縁線心を一つ置きに上下に分割し、フラットに並
べた部分とを交互に存在させ、その上に通常の遮蔽層、
シ−ス等を施す。又は前記絶縁線心を二個対撚り合わせ
た対撚りを所要本数、適宜ピッチでフラットに並べた部
分と、それに隣接して、絶縁線心を上下に分割し、絶縁
線心間のピッチが前記ピッチの二倍になるようにフラッ
トに並べた部分とを交互に存在させ、その上に通常の遮
蔽層、シ−ス等を施す。
Description
【0001】
この考案は、OA機器用のファインピッチコネクタ−に使用されるフラット ケ−ブルに係るもので、詳しくは従来のフラットケ−ブルと同じ巾で、ハ−フピ ッチコネクタ−とクオ−タピッチコネクタ−の両者に適用できるように工夫した ファインピッチコネクタ−用フラットケ−ブルの構造に関するものである。
【0002】
従来のフラットケ−ブルは導体外径が0.9ミリの線心を1.27ミリのピ ッチ(ハ−フピッチ:0.05インチ)で所要本数フラットに並べ、その上に遮 蔽層、シ−ス等を施した構造であった。しかし、最近の圧接型ファインピッチコ ネクタ−では、適用可能な導体外径が0.6ミリ以下になっているので、従来の フラットケ−ブルでは、導体外径が太過ぎて、コネクタ−に圧接することができ ないという欠点があった。また、現在研究中であるが、近い将来、開発が確実視 されるているクオ−タピッチコネクタ−にも適用できるような構造を有するファ インピッチコネクタ−用フラットケ−ブルの開発が切望されている。
【0003】
この考案は、従来の技術で述べた欠点を解消するためになされたもので、ハ −フピッチコネクタ−とクオ−タピッチコネクタ−の両者に適用できるファイン ピッチコネクタ−用フラットケ−ブルの提供を目的としたものである。
【0004】
導体外径が0.6ミリ以下の線心を、適宜ピッチで所要本数フラットに並 べて成る部分と、それに隣接して、線心を一つ置きに上下に分割し、フラットに 並べて成る部分とを交互に存在させる。
【0005】 導体外径が0.6ミリ以下の線心を二個撚って成る対撚りを、適宜ピッチで 所要本数フラットに並べて成る部分と、それに隣接して、対撚りの線心を、隣接 する線心間のピッチが、前記の適宜ピッチの二倍になるように、上下に分割し、 フラットに並べて成る部分とを交互に存在させる。
【0006】
導体外径が0.6ミリ以下であるので、最近の圧接型ファインピッチコネク タ−に適用できる。適宜ピッチをクオタ−ピッチ、即ち0.025インチに設定 すると、線心を上下に分割し、フラットに並べた部分における線心ピッチはハ− フピッチ、即ち0.05インチになるので、この部分で圧接型ハ−フピッチコネ クタ−に適用できる。他の部分では、線心のピッチが0.025インチになるの で、現在開発途上にある圧接型クオタ−ピッチコネクタ−に適用できる。対撚り の場合についても、全く同様のことがいえる。
【0007】
この考案の実施の一例を示す図面について説明するに、O.6ミリ以下の外径 を有する銅、銅合金等から成る導体の上にビニル、ポリエチレン、発泡ポリエチ レン等の絶縁体を被覆して成る線心1を、適宜ピッチdで所要本数フラットに並 べて成る部分Xと、それに隣接して、線心1を一つ置きに上下に分割し、フラッ トに並べて成る部分Yとが交互に存在するように配置し、その上に遮蔽層、シ− ス等(図示は省略している。)を施すのである。
【0008】 O.6ミリ以下の外径を有する銅、銅合金等から成る導体の上にビニル、ポ リエチレン、発泡ポリエチレン等の絶縁体を被覆して成る線心1を二個撚り合わ せた対撚り2を、適宜ピッチdで所要本数フラットに並べて成る部分Xと、それ に隣接して対撚り2の線心1を、隣接する線心間のピッチが、前記の適宜ピッチ dの二倍になるように、上下に分割し、フラットに並べて成る部分(Y)とが交 互に存在するように配置し、その上に遮蔽層、シ−ス等(図示は省略している。 )を施すのである。
【0009】 なお、フラット部分X,Yにおける線心1の配列の乱れを防止するために は、フラット部分X,Yにおける線心1間を全長又は部分的に融着加工しておく のが好ましい。 、
【0010】
この考案は上述のように構成されているので、ピッチdを0.025インチ に設定すると、次のような効果を呈する。
【0011】 従来と同じフラットケ−ブル巾で、約2倍の線心数を確保でき、かつ、前記の フラット部分Y部で上下分割圧接型ハ−フピッチコネクタ−に簡単に圧接できる 。
【0012】 フラット部分X部は、今後開発されるクオ−タピッチコネクタに圧接できる 。
【0013】 同一ケ−ブルのフラット部分Y部にハ−フピッチコネクタ−を圧接し、フラ ット部分X部にクオ−タピッチコネクタ−を圧接すると、ハ−フピッチコネクタ −とクオ−タピッチコネクタ−の共用、変換又は両端異種ピッチコネクタ−等に 適用できる。 この考案は以上のような効果を有し、その工業的利用価値は顕著である。
【図1】考案の一実施例で、線心又は対撚りをフラット
に並べた状態を示す平面図である。
に並べた状態を示す平面図である。
【図2】図1における側面図である。
【図3】図1における線心についてのA−A切断面図で
ある。
ある。
【図】4図1における線心についてのB−B切断面図で
ある。
ある。
【図5】図1における対撚りについてのA−A切断面図
である。
である。
【図6】図1における対撚りについてのB−B切断面図
である。
である。
1 線心 2 対撚り X 所要本数の線心又は対撚りをフラットに並べて成る
部分 Y 線心を一つ置きに上下に分割し、フラットに並べて
成る部分 d ピッチ
部分 Y 線心を一つ置きに上下に分割し、フラットに並べて
成る部分 d ピッチ
Claims (2)
- 【請求項1】導体外径が0.6ミリ以下の線心(1)
を、適宜ピッチ(d)で所要本数フラットに並べて成る
部分(X)と、それに隣接して,線心(1)を一つ置き
に上下に分割し、フラットに並べて成る部分(Y)とが
交互に存在することを特徴とするファインピッチコネク
タ−用フラットケ−ブル - 【請求項2】導体外径が0.6ミリ以下の線心(1)を
二個撚って成る対撚り(2)を、適宜ピッチ(d)で所
要本数フラットに並べて成る部分(X)と、それに隣接
して対撚り(2)の線心(1)を、隣接する線心間のピ
ッチが、前記の適宜ピッチ(d)の二倍になるように、
上下に分割し、フラットに並べて成る部分(Y)とが交
互に存在することを特徴とするファインピッチコネクタ
−用フラットケ−ブル
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994004446U JP3002643U (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ファインピッチコネクタ−用フラットケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994004446U JP3002643U (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ファインピッチコネクタ−用フラットケ−ブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3002643U true JP3002643U (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=43138606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994004446U Expired - Lifetime JP3002643U (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ファインピッチコネクタ−用フラットケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002643U (ja) |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP1994004446U patent/JP3002643U/ja not_active Expired - Lifetime
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