JP2554609Y2 - アンダーカーペットケーブル - Google Patents

アンダーカーペットケーブル

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JP2554609Y2
JP2554609Y2 JP1990010466U JP1046690U JP2554609Y2 JP 2554609 Y2 JP2554609 Y2 JP 2554609Y2 JP 1990010466 U JP1990010466 U JP 1990010466U JP 1046690 U JP1046690 U JP 1046690U JP 2554609 Y2 JP2554609 Y2 JP 2554609Y2
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JP
Japan
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core wire
thickness
undercarpet cable
insulating layer
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JP1990010466U
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Inventor
喜直 ▲こ▼玉
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昭和電線電纜株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は事務所内における床面配線用のアンダーカー
ペットケーブルに関する。
[従来の技術] 近年、事務所内のOA化に伴ない、事務所の美観を損な
わないために、床面等に配線される第7図に示すような
断面偏平形状のアンダーカーペットケーブル50が多用さ
れている。
このアンダーカーペットケーブル50は、中心導体10の
外側に絶縁層12及び外部導体14とを設け、その外部にシ
ース16を設けたコア線20の両側部に、上面に外方に傾斜
する傾斜面22を設けた偏平形状の耳部24,24を備えた構
成となっている。
この耳部24,24は具体的には前記シース16の外周部16a
の一部と図示のように、その一端部が図中A,A部で接合
する構成となっている。
また、これら耳部24,24には、図示のようにコア線20
の高さ方向の外周に対し、それぞれ一段高く構成されて
おり、これによって、図中上方向よりかかる荷重Bを耳
部24,24の上部で受け、これを耳部24,24の外側に分散し
て、コア線20を保護するとともに、アンダーカーペット
ケーブル50の耐荷重性を高めている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来例によるアンダーカーペット
ケーブル50は、コア線20を端末加工する場合、第8図に
示すように、まず耳部24,24を所定長、コア線20と分離
して切断して、コア線20の露出部20Aを形成した後、第
8図(b)に示すように、この露出部20Aのシース16を
剥離して、外部導体14を露出させるという2工程の作業
を行う必要が有り、端末加工作業性が悪いという不都合
があった。
[考案の目的] 本考案は上記従来例の有する不都合を改善し、耐荷重
を劣化させることなく、端末加工を簡略化できるアンダ
ーカーペットケーブルを提供することを、その目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] そこで本考案では中心導体の外側に絶縁層,外部導体
及びシースを設けた少なくとも1本のコア線の両側部
に、長手方向に沿って設けたV字溝を介して外方に向け
て傾斜面を有する断面偏平形状の耳部を設けたアンダー
カーペットケーブルにおいて、前記シースの水平方向の
厚さ寸法が、シース層の鉛直方向の厚さ寸法より短いと
ともに、対向するV字溝の谷と谷との間隔が耳部の最大
肉厚の少なくとも半分以下の寸法でV字溝の谷に垂直に
引いた鉛直線が前記絶縁層と接しないという構成を採
り、これによって前記目的を達成しようとするものであ
る。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第6図に基づ
いて説明する。
ここで上記従来例と同様の構成部材には、同一の符号
を付すものとする。
第1図に示すアンダーカーペットケーブル1は、中心
導体10の外側に絶縁層12及び外部導体14とを設け、その
外部に絶縁層12及び外部導体14とを設け、その外部にシ
ース18を設けたコア線部2の両端部に、上面に外方に傾
斜する傾斜面13,13を設けた偏平形状の耳部3,3を備えた
構成となっている。
この耳部3,3と前記コア線部2の外周とは、図示のよ
うに一体構造となっており、その結合部には、上下面に
各々長手方向に延びるV字溝3Aが設けられている。また
前記傾斜面13,13にはV字溝の切欠溝13A,13Aが長手方向
に設けられている。
ここで、前記コア線部2の構成について、具体的に説
明する。
このコア線部2は、第2図に示すようにV字溝3A,3A
の谷に引いた垂直線20までの水平方向のシース18の厚さ
寸法S1とシース18の鉛直方向の厚さ寸法S2とが下記
(1)式の関係に有り、 S1<S2 ……(1)式 加えて、この垂直線20が、絶縁層12と接しないよう、そ
の外側に来るように、V字溝3A,3Aの谷を設け、更に、
上下面に設けられたV字溝3A,3Aの谷と谷の間隔L1が耳
部3の最大肉厚L2の1/2以下0.2[mm]以上となるように
設定されている(第3図参照)。
また、絶縁層12は、ポリエチレン,テフロン,フォー
ムスキン等で構成され、外部導体14はアルミマイラテー
プ,銅マイラテープ,横巻シールドテープ,編組シール
ド等で構成され、シース18は耐熱ビニル,硬質ビニル等
で構成されている。
次に、本実施例のコア線部2を上記のような寸法に設
定した場合の具体的効果を第4図ないし第6図に基づい
て説明する。
まず、アンダーカーペットケーブル1の端末加工を簡
略化するために、第4図に示すように、コア線部2に、
直接IDCコンタクトピン60を上部より圧着して、外部導
体14と導通を取ることが考えられるが、このコンタクト
ピン60を正確に圧着しないと、第5図に示すように、コ
ンタクトピン60の接触部60A,60Aが、外部導体14を切り
裂くとともに、絶縁体10にくい込み、十分な外部導体14
との接触状態が保てず、信頼性に不安が有り、最悪の場
合、中心導体10と接触する事故が発生する。これを防止
するために、V字溝3A,3Aを結ぶ垂直線20は、少なくと
も絶縁体12の外側に有り、このV字溝3A,3Aの谷より、
コンタクトピン60の先端部が不良事故を引き起こさない
位置に導かれ、作業を簡略化できる。
一方、従来例にように耳部3、3とコア線部2を分離
して、コア線部2を端末加工する場合、本実施例は、第
6図に示すように、コア線部2と耳部3,3との結合部が
比較的肉薄のため容易に手作業で切り裂くことができ
る。しかも、この作業によりコア線部2のシース18が第
6図のように上下に分離され、外部導体14を露出させる
ことができ、端末加工作業を簡略化できる。
なお、本実施例によるアンダーカーペットケーブル1
は、上記従来例と略同様の外観形状をしていることか
ら、十分な耐荷重特性をもっている。
[考案の効果] 本考案は以上のように構成されているので、耐荷重性
を劣化させることなく、端末加工を簡略化できるアンダ
ーカーペットケーブルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るアンダーカーペットケ
ーブルの横断面構成図、第2図及び第3図は第1図の一
部拡大断面説明図、第4図及び第5図は第1図の使用状
態説明図、第6図は第1図の端末加工工程説明図、第7
図は従来例に係るアンダーカーペットケーブルを示す横
断面説明図、第8図(a),(b)は第7図の端末加工
工程説明図である。 1……アンダーカーペットケーブル 2……コア線部 3……耳部 10……中心導体 12……絶縁層 13……傾斜面 14……外部導体 18……シース 20……V字溝の谷に引いた垂直線 L1……V字溝の谷の間隔 L2……耳部の最大肉厚 S1……シースの水平方向肉厚 S2……シースの鉛直方向肉厚

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心導体の外側に絶縁層,外部導体及びシ
    ースを設けた少なくとも1本のコア線の両側部に、長手
    方向に沿って設けたV字溝を介して外方に向けて傾斜面
    を有する断面偏平形状の耳部を設けたアンダーカーペッ
    トケーブルにおいて、 前記シースの水平方向の厚さ寸法が、シースの鉛直方向
    の厚さ寸法より短いとともに、対向するV字溝の谷と谷
    との間隔が耳部の最大肉厚の少なくとも半分以下の寸法
    でV字溝の谷に垂直に引いた鉛直線が前記絶縁層と接し
    ないことを特徴とするアンダーカーペットケーブル。
JP1990010466U 1990-02-05 1990-02-05 アンダーカーペットケーブル Expired - Lifetime JP2554609Y2 (ja)

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JPS5896256A (ja) * 1981-12-02 1983-06-08 Toyo Commun Equip Co Ltd 液晶を用いた電界センサ−
JPS5920337A (ja) * 1982-07-26 1984-02-02 Sumitomo Chem Co Ltd 安定化ポリオレフイン樹脂組成物
JPS6152207A (ja) * 1984-08-17 1986-03-14 井関農機株式会社 コンバインの刈取制御装置

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