JP3002592B2 - N▲h4▼−nを含有する廃水の生物学的水処理方法 - Google Patents

N▲h4▼−nを含有する廃水の生物学的水処理方法

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水などのNH4-N を含
有する廃水の生物学的水処理方法に関するもである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】廃水や
下水中に含まれるNH4-N をそのまま放流すると放流先水
域を汚染し、特に閉鎖性水域では富栄養化をまねき、藻
類の異常発生、赤潮発生の原因となるなど、水質汚濁の
原因物質の1つにあげられている。そのため下廃水のNH
4-N を除去する技術が種々開発されている。
【0003】従来廃水中のNH4-N 除去方法として、 (1)
生物学的硝化方法、 (2)ゼオライト等イオン交換能を有
する物質による化学的吸着法、 (3)アンモニアストリッ
ピング法、 (4)不連続的塩素処理法、が実用化されてい
る。
【0004】この中で (1)の生物学的硝化法は活性汚泥
等に含まれる硝化菌を利用して好気的条件下で、NH4-N
をNO2-N やNO3-N に生物学的に酸化し除去する方法であ
る。この方法は他の方法に比べると安価で、2次公害が
ないこと、また、同時に含有される有機物質を除去でき
るなどの利点を持ち、多くの廃水処理プラントに採用さ
れているが、しかし、NH4-N 濃度、水温などの環境条件
が大きくその除去性能に影響を与えること、硝化菌はそ
の増殖速度が小さく、系内に硝化菌を必要量保持する方
法が困難であるなどの欠点がある。
【0005】この欠点を解決するために、硝化菌を含む
微生物をポリアクリルアニドなどの含水ゲル中に包括固
定し、硝化菌を高濃度に保持し、効率よく利用する方法
が提案されているが、この方法ではゲルの分配系数に限
りがあり、NH4-N 等の基質、酸素の透過性に限界があっ
て必ずしも固定化した微生物を有効に利用できない欠点
がある。
【0006】次に(2)のゼオライト等による吸着法
は、NH4-N を確実に除去はできるがNH4-N の吸着容量が
小さいため、飽和に達するとNacl等で再生する必要があ
り、再生廃液の処理の必要があるなどの問題がある。
【0007】そこで上記の (1)と(2) を組み合せた方法
がいくつか提案されている。例えば、 (A)特開昭61-681
98によれば、包括固定化法によって、含水ゲル中に硝化
菌とともに、ゼオライトを包括固定して、廃水中のNH4-
N をゲル中に取り込み硝化菌によって硝化し、ゼオライ
トに吸着したNH4-N がNOX-N となり、ゼオライトが自然
再生されることが述べられている。同様に (B)特開昭61
−242692では、微生物とゼオライト系鉱物を高分子凝集
剤により造粒ペレット化してNH4-N 含有廃水を処理する
方法が述べられている。また (C)特開昭51-32058では、
ゼオライトを好気的条件下でアンモニア含有廃水と接触
させることで、水中のNH4-N をNOX-N に転化させる方法
が述べられている。さらに (D)特開昭56-38191では、陽
イオン交換体でNH4-N を吸着させた後、その再生工程と
して硝化菌と接触させNOX-N に転化させる方法が述べら
れている。
【0008】上記の方法のうち(A)、(B) は包括又は造粒
する工程で有機系薬品を用いているが、この材料が非常
に高価であること、また、実際にこれらの方法で処理を
行ったところ、ゲルあるいはペレットの表面に微生物が
付着し、この付着微生物が反応を支配し内包されている
硝化菌は実際には有効に働いていないことが明らかにな
っている。
【0009】また (D)の方法では処理工程と吸着体の再
生工程が別々であり、連続的な処理が行えない欠点があ
る。そして、 (C)の方法では、連続的な処理を行なって
いるが、処理対象がNH4-N 濃度で9〜18 mg/lと低濃度
の廃水を扱っており、高濃度の場合の効果、負荷変動の
大きい場合の効果については特に記載はない。
【0010】一般に、処理対象廃水にNH4-N が50〜60 m
g/l以上存在すると、硝化反応自体に阻害があるとされ
ており、例えば100mg/l以上のNH4-N 含有廃水を直接生
物処理することは困難である。そこで本発明では、上記
の問題点を解決し高濃度のNH4-N 含有廃水で負荷変動の
高い場合でも効率よく除去できる安価な処理方法を提供
しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、NH4-N に対し
イオン交換能を持つ物質を充填した反応器を2個以上直
列に配し、該物質に予め硝化菌を含む微生物懸濁液を植
種した後、NH4-N 含有廃水を好気的条件下で接触させ、
処理を行うものである。
【0012】NH4-N に対しイオン交換能を持つ物質とし
ては、天然または合成のゼオライトや沸石、イオン交換
樹脂等が適用される。また、反応器の形式としては、流
動床式生物膜法と固定床式物膜法等があるが、本発明に
おいては、特に流動床式生物膜法が好適である。
【0013】以下、図1を参照して本発明を詳細に説明
する。図においてAは第1の反応器、Bは第1の反応器
Aと同様に形成された第2の反応器である。反応器A,
BにはNH4-N に対してイオン交換能を持つ物質1、例え
ばゼオライトが充填されている。そして、イオン交換能
を持つ物質の流動状態を維持するために、反応器A,B
の上部と下部とを循環管路2により結び、循環ポンプ
P1, P2によって、反応器A,B上部の水を吸込み反応器
底部から吐出し、充填した物質2を流動化し流動床aを
形成させるようにする。
【0014】また、反応器A,Bの上部に、コンプレッ
サー3に接続した散気装置4を設け、コンプレッサー4
よりの空気を供給して、反応器A,B内を好気的条件下
に保持する。反応器A,Bは互いに上部間をオーバーフ
ロー管5により連通させ、第1の反応器Aの処理水を第
2の反応器Bへ導入する。処理対象廃水である原水は、
供給ポンプP3により第1の反応器Aの循環管路2に供給
され、第2の反応器Bの上部からはオーバーフロー管6
によって処理水が取出されるようになっている。
【0015】原水の処理に先立って、別途培養した硝化
菌を含む微生物混合液7を一定期間循環ポンプP1により
反応器A内に循環させ、イオン交換能を持つ物質1に硝
化菌を付着させる。その後、循環ポンプP1, P2を運転し
ながら原水の供給を開始する。第1の反応器Aより流出
水はオーバーフロー管5により第2反応器Bに流入して
処理が繰返され、オーバーフロー管6より処理水として
取出されるのである。
【0016】なお、廃水中に含まれているNH4-N 以外の
有機物等の除去は、本発明による処理の前工程または後
工程において従来公知の方法によって行なわれる。
【0017】
【作用】本発明において硝化菌を表面に付着させた、NH
4-N に対しイオン交換能を持つ物質は、まず廃水中のNH
4-N を吸着し、この吸着したNH4-N 及び廃水中のNH4-N
は硝化菌により効率よくNO2-N またはNO3ーN に酸化され
る。
【0018】本発明では、反応器を2個以上直列に配し
ているため、その1塔目のイオン交換能を持つ物質はNH
4-N を飽和状態に近い状態で吸着しており、硝化菌によ
る硝化反応によりイオン交換体は自然に再生されている
ものの、流出水中のNH4-N 濃度は主に硝化反応速度で制
限されている。
【0019】2塔目以降は、前段反応塔の流出水を処理
対象とするもので、順次入口NH4-N濃度は下がってい
る。そのため1塔目と同様、イオン交換体によるNH4-N
の吸着、硝化菌による硝化反応とそれによるイオン交換
体の再生が同時に行われるが、硝化反応が律速となるこ
とがなく、イオン交換体のNH4-N 吸着能に余裕ができた
状態にある。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。
【0021】
【実施例1】図1に示す2基直列式の流動床方式の反応
器A,Bを用いて実施した。反応器は、第1、第2とも
内径 100mm直塔部高さ1000mmで有効内容積は7l(水深
900mm) である。反応塔内には粒径 0.3〜 0.5mmの合成
ゼオライトを各々1kgずつ充填する。
【0022】流動状態を維持するために循環ポンプP1
P2によって、反応器A,B各上部の水を吸込み底部から
吐出し、ゼオライトを流動化させる。また、反応器A,
B内を好気的条件下に保持するため、コンプレッサー3
より空気を供給する。原水は供給ポンプP3により第1の
反応器下部より注入し、第1の反応器Aからは上部のオ
ーバーフロー管5から流出し、第2の反応器Bの上部へ
導入する。
【0023】対象とする原水は表−1に示す組成の人工
合成廃水を用いた。NH4-N 濃度は実験条件に合わせて所
定濃度に調整した。
【0024】表−1 人工廃水 (アンモニア性窒素で100mgN/lのもの) NH4 Cl 387mg K2 HPO4 33mg NaHCO3 767mg MgSO4 ・7H2 O 200mg 蒸留水 1リットル
【0025】但し、所定のアンモニア性窒素濃度とする
ため、NH4Cl の組成比率を変化させ、他の塩類は同一濃
度とした。
【0026】反応温度を一定とするため、恒温水槽8で
温度調整した水を反応器A,Bに設けた外筒ジャケット
9に循環し、反応器A,B内の水温がおおむね17〜18℃
となるようにした。
【0027】実験はまず、別途培養した硝化菌を含む微
生物混合液7を植種し、一定期間循環ポンプにより循環
を繰り返し、ゼオライトに硝化菌を付着させた後、原水
の供給を開始した。実験では原水中のNH4-N 濃度を200m
g/l に調整し2l/hrを定量供給した。その経日変化を図
2に示す。
【0028】通水開始当初はゼオライトが持つイオン交
換によりNH4-N が吸着され、T−N自体処理水中の濃度
は低く保たれるが、吸着能が飽和に近づくにつれ、T−
N濃度は上昇する。また、当初は硝化菌が十分に馴養さ
れておらず、処理水T−N中の大部分はNH4-N である。
7日目頃から硝化が進行し、処理水中のNH4-N が低減
し、かわってNOX-N が増加した。20日目以降は安定して
NH4-N は10mg/l前後となっている。
【0029】この実験により、 200mg/lという高濃度の
NH4-N 廃水が硝化阻害を受けることなく、90%以上の硝
化を安定して行うことができた。このとき、第1の反応
器Aの流出液中のNH4-N 濃度は20日目以降では50〜70mg
/lであり、大部分のNH4-N は1塔目で効率よく硝化され
ており、残りの部分が第2の反応器Bで処理されている
ことになる。
【0030】また、実験途中で第1の反応器Aのゼオラ
イトを取り出し、回分試験により硝化速度を測定したと
ころ、0.35mg-N/gゼオライトhrであった。このことは、
連続試験での反応器AへのNH4-N 負荷量が400mg-N/hrで
あったことから、この実験では、第1の反応器Aは硝化
速度が制限となって第2の反応器BへNH4-N が流出し、
第2の反応器Bで残りが処理されたことを示している。
【0031】
【実施例2】実験は実施例1と同じ装置を用い、十分に
馴養されたゼオライトを充填した反応器A,Bを用いて
行った。この実験では、原水中のNH4-N を表−2に示す
ように濃度変動を与え、その影響をみたものである。供
給原水量は2l/hrで一定とした。
【0032】 表−2 0〜10日 11〜15日 16〜21日 NH4 −N 200 300 150 濃度(mg/l)
【0033】この実験の対象として、同仕様の反応器に
同じゼオライトを1kg充填した単一反応器の流動床式反
応装置(C)と、同仕様のカラムに粒径 0.3〜 0.6mmの
硅砂を1kg 充填した単一反応器の流動床式反応装置
(D)を用いて、同じ組成の原水を表−2のスケジュー
ルに合わせて、供給した。なお、(C)、(D)の装置
は事前に20日以上の馴養させた後のものである。また、
供給原水量は、各々1l/hrで充填材量当りのNH4-N 負荷
は、(A,B)、(C)、(D)とも同じである。
【0034】実験結果を図3に示す。全体を通じての処
理水濃度レベルは(A,B)〈(C)〈(D)で本発明
に基づく方式が最も優れていた。
【0035】(D)の硅砂を用いた実験では、硅砂自体
がNH4-N 吸着能を持たず、表面に付着した微生物による
生物反応のみに依存しており、これと(A,B)又は
(C)との比較において明らかなようにNH4-N 吸着能を
持った担体を用いた方式の優位性を示している。また、
負荷を急激に変化させた11日目の状態をみると(D)が
最も性能が悪化しており、ゼオライトの吸着能を生かし
た緩衝性能効果が明らかになっている。
【0036】(A,B)と(C)とを比較すると常に
(A,B)が優れた結果を示した。(A,B)が複数の
反応塔を直列に配列したことによりその第1の反応器A
で高濃度のNH4-N を処理し、ゼオライト自身は吸着飽和
状態となっており、かつ、硝化速度の限界によって第2
の反応器Bで残りを処理している。これに対し(C)で
は塔内はほぼ完全混合系の単段処理を行っているため、
系内は均一濃度となっている。そのために(A,B)の
第1反応器Aと(C)とを比較すると、(A,B)の方
がゼオライト周辺のNH4-N 濃度が高く、その吸着容量も
大きく、さらに硝化速度も高いことから(A,B)の方
が処理能力が高い結果となった。
【0037】さらに、原水の濃度変動の影響をみると 2
00mg/lから 300mg/lへ変化させた場合、(A,B)は処
理水濃度が若干上がるだけであるが、(C)はほぼ2倍
の濃度上昇となった。これは(A,B)については、そ
の第2反応器BのゼオライトのNH4-N 吸着能に余裕があ
り、原水の濃度変化を吸収した結果と考えられる。
【0038】
【発明の効果】本発明によればイオン交換能を持つ物質
に硝化菌が付着した反応器で好気的条件下でNH4-N 含有
廃水を処理するため、廃水中のNH4-N はイオン交換体に
吸着され、これを硝化菌が酸化し、イオン交換体から脱
着し、イオン交換体は自然に再生できることになる。特
に、2塔目以降の反応器では、硝化反応が律速になるこ
とがなく、イオン交換体のNH4-N 吸着に余裕があるた
め、原水中のNH4-N 濃度等の変化による負荷変動があっ
た場合、イオン交換体NH4-N 吸着能により緩衝され、処
理水中のNH4-N 濃度への影響が極めて小さく安定した処
理が行える。
【0039】また、硝化菌の周辺に常に液中よりも高濃
度のNH4-N が存在し、供給されるので、硝化菌の活性も
常に高く維持できる。さらに、NH4-N のイオン交換能
は、処理対象液中のNH4-N 濃度が高いほど大きい特徴が
あるため、負荷変動、特に高い負荷がかかった場合で
も、安定した処理が期待できる。
【0040】このように、本発明によれば、高濃度のNH
4-N を含む廃水を対象とした場合にも、いったんイオン
交換体に吸着した上で、硝化反応が進行するため、NH4-
N による阻害を受けず、安定した処理が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様を示す概略図である。
【図2】本発明によるNH4-N 含有廃水処理の経日変化を
示す図である。
【図3】本発明と対象とのNH4-N 含有廃水処理の比較試
験結果を示す図である。
【符号の説明】
A,B 反応器 a 流動床 1 NH4-N に対しイオン交換能を持つ物質 2 循環管路 3 コンプレッサー 4 散気装置 5,6 オーバーフロー管 7 微生物混合液 P1,P2,P3 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 3/02 - 3/10 C02F 3/28 - 3/34 C02F 1/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NH4-N に対しイオン交換能を持つ物質を
    充填した、循環型流動床方式の反応器を2個以上直列に
    配し、上記物質に予め硝化菌を含む微生物懸濁液を植種
    した後、NH4-N 含有廃水を、上記反応器に順次供給し、
    好気的条件下で上記物質に接触させて処理することによ
    り、NH4-N のイオン交換あるいは吸着による物理化学的
    処理と硝化菌による生物学的処理を同時に行わせ、高濃
    度のNH4-N 含有廃水を処理する方法であって、その反応
    器の第1塔目においては、NH4-N のイオン交換あるいは
    吸着能力が飽和に近い状態で、かつ、生物反応では硝化
    反応律速状廃水を通過させるようにすることを特徴とす
    る、NH4-N を含有する廃水の生物学的水処理方法。
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