JP3002330U - 濾過タンク - Google Patents

濾過タンク

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Publication number
JP3002330U
JP3002330U JP1994003968U JP396894U JP3002330U JP 3002330 U JP3002330 U JP 3002330U JP 1994003968 U JP1994003968 U JP 1994003968U JP 396894 U JP396894 U JP 396894U JP 3002330 U JP3002330 U JP 3002330U
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JP
Japan
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tank
water collecting
water
gravel layer
pipe
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Application number
JP1994003968U
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English (en)
Inventor
正人 福重
重則 鈴木
Original Assignee
株式会社福重プラスチックス
株式会社リンクス
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多孔管がバランスよく配置されていて、逆洗
に際して砂利層が型崩れを起こす虞がなく、以て濾材が
安定に支持され、また、多孔管が目詰りを起こすことが
ない濾過タンクを提供することを目的とする。 【構成】 タンク2下部に充填される砂利層13内中心
部に集水部7を配置し、集水部7に、それと連通状態に
して多数の多孔管8を放射状に取り付けると共に、タン
ク外に伸びる排水管10を接続して成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は濾過タンク、より詳細には、プ−ル、浴場、観賞池、食品工場等にお いて水を循環濾過するために用いる濾過タンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記種類の濾過タンクは一般に、タンク内底部に濾材支持用の砂利層が設けら れ、その上に濾材が置かれる。タンクの上部には、濾過すべき水をタンク内に供 給する被処理水供給路が設置される。また、図3に示されるように、タンク21 内下部の砂利層内に多孔管22が配設される。そこにおける多孔管22は、中央 部直径方向に設置された集水管23から左右に水平に複数本伸びている。集水管 23の中心部には、タンク21外に伸びる処理水排水路24と水抜き孔が形成さ れる。
【0003】 上記構成において、被処理水供給路からタンク21内に供給された被処理水は 、濾材の上面に散水され、濾材中を浸透する間に濾過される。そして処理水は、 砂利層を通過する間に多孔管22内に流入し、集水管23に集められた後、処理 水排水路24からタンク外へ出されて回収される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の濾過タンクにおける集水部は、上述したように、直径方向に配置さ れた集水管23の左右直角方向に複数の多孔管22を設けたものであるため、全 体的にみた場合多孔管22の配置がアンバランスである。そのため、タンク内を 逆洗する場合、多孔管22からタンク内に不均等に給水されることになり、その ために砂利層が崩れることがある。これにより濾材が傾いたりして安定に支持さ れなくなり、また、砂が流入して多孔管22が目詰りを起こす虞もある。
【0005】 そこで本考案は、多孔管22がバランスよく配置されていて、逆洗に際して砂 利層が型崩れを起こす虞がなく、以て濾材が安定に支持され、また、多孔管が目 詰りを起こすことがない濾過タンクを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、タンク下部に充填される砂利層内中心部に集水部を配置し、前記集 水部に、それと連通状態にして多数の多孔管を放射状に取り付けると共に、タン ク外に伸びる排水管を接続して成る濾過タンク、を以て上記課題を解決した。
【0007】
【作 用】
多孔管が放射状に多数配置されるのでバランスがよく、逆洗の際砂利層内にム ラなく給水されるため、部分的給水による砂利層の崩れが極力回避される。
【0008】
【実施例】
本考案の好ましい実施例を添付図面(図1及び図2)に依拠して説明する。図 示したタンクは上下に二分されたものであり、図中1は上側タンク本体、2は下 側タンク本体で、それぞれ同径の鍔3、4を有しており、鍔3、4を接合するこ とにより上側タンク本体1と下側タンク本体2が一体化され、且つ、分離も可能 に構成される。上側タンク本体1は別体の蓋を備えることもある。上側タンク本 体1の上部には、被処理水をタンク内に導く被処理水供給管5が設置される。
【0009】 下側タンク本体2の下部中央部には集水部7が設置される。そして、集水部7 に、そこから放射状に伸びる多数(図では12本)の多孔管8が取り付けられる 。多孔管8は中空管状で、両側面に多数の通水孔9を有している。通水孔9は多 孔管8の真横に設けてもよいし、それより少し下部に設けることとしてもよい。 集水部7と各多孔管8とは連通状態になっていて、通水孔9から多孔管8内に入 った濾過済みの処理水が、集水部7に流入するようになっている。
【0010】 集水部7の上側には、集水部7に連通していて濾過された処理水をタンク外へ 導く排水管10が接続され、また、集水部7の下側には水抜き管11が接続され る。下側タンク本体2にはその中程まで砂利が充填され、濾材14を支持する砂 利層13が形成される。濾材14は、上側タンク本体1の上部にまで至る大きさ のものである。
【0011】 上記構成において、被処理水供給管5からタンク内に供給される被処理水は、 濾材14を通過中に濾過され、砂利層13を経てタンク底部に至る。そこにおい て処理水は、通水孔9から多孔管8内に流入して集水部7内に集められ、そこか ら排水管10を通ってタンク外へ流出する。
【0012】 逆洗に際しては、逆に排水管10から集水部7に逆洗水が供給され、集水部7 から各多孔管8に分流する。そして、通水孔9から砂利層13内へ噴出するが、 多孔管8は集水部7を中心に放射状に配置されているので、逆洗水は砂利層13 の中心部から外周縁にかけて全体的にバランスよく噴出し、部分的に片寄って噴 出することがない。従って、砂利層13が崩れて濾材14が傾いたり、砂が流入 して多孔管8が目詰りを起こしたりする虞がない。
【0013】
【考案の効果】
本考案は上述した通りであって、処理水を回収する多孔管がタンク内下部に放 射状にバランスよく多数配置されるので、逆洗に際し、逆洗水は各多孔管からタ ンク内の砂利層にバランスよく給水されるため、砂利層が崩れる事態が発生しに くく、以て濾材が安定に支持され続け、多孔管が目詰りする虞がなく、濾過性能 が低下することがない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例の一部切載正面図である。
【図2】 本考案の実施例の要部を示す横断面図であ
る。
【図3】 従来の濾過タンクの底部を示す横断面図であ
る。
【符号の説明】 1 上側タンク本体 2 下側タンク本体 3 鍔 4 鍔 5 被処理水供給管 7 集水部 8 多孔管 9 通水孔 10 排水管 11 水抜き管 13 砂利層 14 濾材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 35/027 802 6953−4D B01D 35/02 J 6953−4D G

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク下部に充填される砂利層内中心部
    に集水部を配置し、前記集水部に、それと連通状態にし
    て多数の多孔管を放射状に取り付けると共に、タンク外
    に伸びる排水管を接続して成る濾過タンク。
JP1994003968U 1994-03-24 1994-03-24 濾過タンク Expired - Lifetime JP3002330U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1994003968U JP3002330U (ja) 1994-03-24 1994-03-24 濾過タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994003968U JP3002330U (ja) 1994-03-24 1994-03-24 濾過タンク

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JP3002330U true JP3002330U (ja) 1994-09-20

Family

ID=43138296

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994003968U Expired - Lifetime JP3002330U (ja) 1994-03-24 1994-03-24 濾過タンク

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