JP3001718U - ボールペン用キャップ - Google Patents

ボールペン用キャップ

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Publication number
JP3001718U
JP3001718U JP1994002918U JP291894U JP3001718U JP 3001718 U JP3001718 U JP 3001718U JP 1994002918 U JP1994002918 U JP 1994002918U JP 291894 U JP291894 U JP 291894U JP 3001718 U JP3001718 U JP 3001718U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soft elastic
cap
pen
elastic body
cylindrical portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994002918U
Other languages
English (en)
Inventor
浩康 河野
Original Assignee
セーラー万年筆株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造で、ボールペンのペン体をシールす
るための軟弾性体を確実、かつ簡単に内部に装填できる
ボールペン用キャップを提供する。 【構成】内部に装填された軟弾性体3にボールペン4の
ペン体41先端が埋没してシールされるボールペン用キ
ャップを、ボールペン4のペン体21が挿入される円筒
部11の内面に内向き突起14が形成されたキャップ本
体1と、キャップ本体1の天側開口に嵌着され、内部に
突出部21を有する天冠2と、円柱状の軟弾性体3とで
構成し、軟弾性体3を円筒部11に挿入し、軟弾性体3
を円筒部11内面の内向き突起14と天冠2の突出部2
1により挟圧保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ボールペン用のキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ボールペン、ことに水性インキを使用するボールペンは、非使用時のインキの 蒸発を防止するため、キャップが嵌着されるが、ボールペンのペン体を密封する ために、キャップの内部にスポンジのような可撓性に富む軟弾性体を装填し、こ の軟弾性体にボールペンのペン体先端を埋没させてインキの蒸発を防止するもの が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかるボールペン用キャップは、内部に円筒部を形成し、この円筒部に軟弾性 体を装填するが、単に軟弾性体を円筒部に圧入したのみでは、長期間使用してい ると、軟弾性体が変形し、脱落することがある。このため、接着剤で軟弾性体を 接着することも行われるが、接着作業に大きな手間を要し、また、接着剤を使用 するために作業環境が悪化する問題点がある。
【0004】 そこで本考案は、簡単な構造で、ボールペンのペン体をシールするための軟弾 性体を確実、かつ簡単に内部に装填できるボールペン用キャップを提供すること を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かる目的を達成するために、本考案は、内部に装填された軟弾性体にボールペ ンのペン体先端が埋没してシールされるボールペン用キャップを、ボールペンの ペン体が挿入される円筒部の内面に内向き突起が形成されたキャップ本体と、キ ャップ本体の天側開口に嵌着され、内部に突出部を有する天冠と、円柱状の軟弾 性体とで構成し、軟弾性体を円筒部に挿入し、軟弾性体を円筒部内面の内向き突 起と天冠の突出部により挟圧保持する。
【0006】
【作用】
すなわち、軟弾性体を円筒部内面の内向き突起と天冠の突出部により挟圧保持 するので、確実に保持できて使用中に軟弾性体が脱落することはないが、軟弾性 体を円筒部に挿入し、天冠をキャップ本体の天側開口に嵌着するのみで軟弾性体 を固定できるので、装填作業も極めて簡単である。
【0007】
【実施例】
以下に図面に示す実施例に基づいて本考案を具体的に説明する。図1に示すよ うに、本考案のボールペン用キャップは、キャップ本体1、天冠2および軟弾性 体3により構成される。ボールペン4に装着する筒状のキャップ本体1は、天側 に開口を有し、この開口部に、ボールペン4のペン体 41 が挿入される円筒部 1 1 が形成されている。この円筒部 11 は、図2に示すように、4本のリブ 12 に よってキャップ本体1に一体に連設されており、円筒部 11 の内面に環状をした 内向き突起 14 が形成されている。また、天側開口の内面には、係止突起 13 が 形成されている。
【0008】 キャップ本体1の天側開口に嵌着される天冠2は、内部に円柱状の突出部 21 が形成されている。そして、天冠2の下端には、突起を有する係止部 22 が形成 されている。 一方、例えばスポンジのように、可撓性に富んだ材料からなる軟弾性体3は、 外径がキャップ本体1の円筒部 11 の内径に等しい円柱状である。
【0009】 次に、本考案のボールペン用キャップの組立方法を説明すると、先ず、キャッ プ本体1の円筒部 11 に、軟弾性体3を天側から挿入する。このとき、軟弾性体 3の頂部は円筒部 11 から露出している。そして、天冠2の係止部 22 をキャッ プ本体1の天側開口に挿入し、その突起が係止突起 13 を乗り越えて係止させる 。これによって、天冠2がキャップ本体1に嵌着されるが、このとき、天冠2の 突出部 21 が軟弾性体3の頂部に圧接し、軟弾性体3は円筒部 11 内面の内向き 突起 14 と天冠2の突出部 21 により挟圧保持される。
【0010】 しかして、かかるキャップをボールペン4に装着すると、ペン先 41 は円筒部 11 に挿入され、ペン先 41 の先端が軟弾性体3に埋没する。従って、ペン先 4 1 が確実にシールされてインキの蒸発が防止されるが、軟弾性体3が円筒部 11 内面の内向き突起 14 と天冠2の突出部 21 により挟圧保持されているので、軟 弾性体3は確実に固着され、長期間使用しても脱落することがない。 また、組立も、円筒部 11 に軟弾性体3を挿入し、しかる後、天冠2をキャッ プ本体1に嵌着するのみてよく、組立作業も極めて簡単である。そして、軟弾性 体3は単純な円柱状であるので、上下の区別がなく、円筒部 11 に軟弾性体3を 挿入する際に方向性を確認する必要がない利点を有する。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のボールペン用キャップは、ボールペンのペン体 が挿入される円筒部の内面に内向き突起が形成されたキャップ本体と、キャップ 本体の天側開口に嵌着され、内部に突出部を有する天冠と、円柱状の軟弾性体と で構成し、軟弾性体を円筒部に挿入し、軟弾性体を円筒部内面の内向き突起と天 冠の突出部により挟圧保持するようにしたので、簡単な構造で、ボールペンのペ ン体をシールするための軟弾性体を確実、かつ簡単に内部に装填できるボールペ ン用キャップとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の断面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【符号の説明】
1 キャップ本体 11 円筒部 12 リブ 13 係止突起 14 内向き突起 2 天冠 21 天冠の突出部 22 天冠の係止部 3 軟弾性体 4 ボールペン 41 ボールペンのペン先

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に装填された軟弾性体にボールペン
    のペン体先端が埋没してシールされるボールペン用キャ
    ップにおいて、 ボールペンのペン体が挿入される円筒部の内面に内向き
    突起が形成されたキャップ本体と、キャップ本体の天側
    開口に嵌着され、内部に突出部を有する天冠と、円柱状
    の軟弾性体からなり、 前記軟弾性体が該円筒部に挿入され、軟弾性体が円筒部
    内面の内向き突起と天冠の突出部により挟圧保持された
    ことを特徴とするボールペン用キャップ。
JP1994002918U 1994-03-04 1994-03-04 ボールペン用キャップ Expired - Lifetime JP3001718U (ja)

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JP1994002918U JP3001718U (ja) 1994-03-04 1994-03-04 ボールペン用キャップ

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JP3001718U true JP3001718U (ja) 1994-09-06

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ID=43137694

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