JP3396603B2 - ボールペン用キャップ - Google Patents

ボールペン用キャップ

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JP3396603B2
JP3396603B2 JP22118497A JP22118497A JP3396603B2 JP 3396603 B2 JP3396603 B2 JP 3396603B2 JP 22118497 A JP22118497 A JP 22118497A JP 22118497 A JP22118497 A JP 22118497A JP 3396603 B2 JP3396603 B2 JP 3396603B2
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亮 松川
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セーラー万年筆株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ペン体先端をシー
ルする軟弾性体が装填されたボールペン用のキャップに
関するものである。 【0002】 【従来の技術】ボールペン、ことに水性インキを使用す
るボールペンは、非使用時のインキの蒸発を防止するた
め、キャップが装着されるが、ボールペンのペン体を密
封するために、キャップの内部にスポンジのような可撓
性に富む軟弾性体を装填し、この軟弾性体にボールペン
のペン体先端を埋没させてインキの蒸発を防止するもの
が知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】かかるボールペン用キ
ャップは、例えば、内部に円筒部を形成し、この円筒部
に軟弾性体を装填するが、単に軟弾性体を円筒部に圧入
したのみでは、長期間使用していると、軟弾性体が変形
し、脱落することがある。このため、接着剤で軟弾性体
を接着することも行われるが、接着作業に大きな手間を
要し、また、接着剤を使用するために作業環境が悪化す
る問題点がある。 【0004】そこで本発明は、簡単な構造で、ボールペ
ンのペン体をシールするための球状の軟弾性体を確実、
かつ簡単に内部に装填できるボールペン用キャップを提
供することを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】かる目的を達成するため
に、本発明は、内部に装填された軟弾性体にボールペン
のペン体先端が埋没してシールされるボールペン用キャ
ップにおいて、天側に開口を有するとともに天側近傍内
部にテーパー状の受け部が形成されたキャップ本体と、
内部に筒状の嵌入部を有し、該キャップ本体の天側開口
に該嵌入部が嵌入されてキャップ本体の天側開口を覆う
天冠と、球状の軟弾性体とで構成し、軟弾性体をキャッ
プ本体の天側開口から受け部に装填し、キャップ本体の
天側開口に嵌入された天冠の嵌入部とキャップ本体の受
け部により軟弾性体を挟圧保持する。 【0006】 【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
実施の形態を具体的に説明する。図1に示すように、本
発明のボールペン用キャップは、キャップ本体1、クリ
ップ5が一体に成形された天冠2および球状の軟弾性体
3により構成される。ボールペン4に装着する筒状のキ
ャップ本体1は、透明な合成樹脂で射出成形されたもの
であり、その天側に、開口を有する嵌合筒11が形成さ
れている。そして、受け部12が嵌合筒11に連設され
ている。受け部12は内面がテーパー状であり、中心孔
13を有する。 【0007】キャップ本体1の天側開口を覆う天冠2
は、インキと同じ色の合成樹脂にてクリップ5と一体に
射出成形されたものであり、内部に円筒状の嵌入部21
が形成されて袋状になっている。次に、スポンジのよう
な可撓性に富んだ材料からなる球状の軟弾性体3は、そ
の外径が、受け部12の中心孔13の内径よりもやや大
きく、受け部12で受け止められると共に、中心孔13
より露出するようになっている。 【0008】次に、本発明のボールペン用キャップの組
立方法を説明すると、先ず、キャップ本体1の受け部1
2に、軟弾性体3を天側から装填する。このとき、軟弾
性体3は受け部12の中心孔13から露出している。そ
して、天冠2の嵌入部21をキャップ本体1の嵌合筒1
1内に嵌入して係止する。これによって、天冠2がキャ
ップ本体1に嵌着されて天側開口を覆うが、このとき、
天冠2の嵌入部21の先端が軟弾性体3に圧接し、軟弾
性体3は受け部12と嵌入部21により挟圧保持され
る。 【0009】しかして、かかるキャップをボールペン4
に装着すると、ペン先41の先端は、受け部12の中心
孔13から露出した軟弾性体3に埋没する。従って、ペ
ン先41が確実にシールされてインキの蒸発が防止され
るが、軟弾性体3が嵌入部21と受け部12により挟圧
保持されているので、軟弾性体3は確実に固着され、長
期間使用しても脱落することがない。 【0010】また、組立も、受け部12に軟弾性体3を
装填し、しかる後、天冠2をキャップ本体1に嵌入する
のみてよく、組立作業も極めて簡単である。そして、軟
弾性体3は単純な球状であるので、上下の区別がなく、
受け部12に軟弾性体3を装填する際に方向性を確認す
る必要がない利点を有する。 【0011】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のボールペ
ン用のキャップは、天側に開口を有するとともに天側近
傍内部にテーパー状の受け部が形成されたキャップ本体
と、内部に筒状の嵌入部を有し、キャップ本体の天側開
口に嵌入部が嵌入されてキャップ本体の天側開口を覆う
天冠と、球状の軟弾性体とで構成し、軟弾性体をキャッ
プ本体の天側開口から受け部に装填し、キャップ本体の
天側開口に嵌入された天冠の嵌入部とキャップ本体の受
け部により球状の軟弾性体を挟圧保持するようにしたの
で、簡単な構造で、ボールペンのペン体をシールするた
めの球状の軟弾性体を確実、かつ簡単に内部に装填でき
るボールペン用のキャップとすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明実施例の断面図である。 【符号の説明】 1 キャップ本体 11 嵌着部 12 受け部 13 中心孔 2 天冠 21 嵌入部 3 軟弾性体 4 ボールペン 41 ボールペンのペン先 5 クリップ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内部に装填された軟弾性体にボールペン
    のペン体先端が埋没してシールされるボールペン用キャ
    ップにおいて、 天側に開口を有するとともに天側近傍内部にテーパー状
    の受け部が形成されたキャップ本体と、内部に筒状の嵌
    入部を有し、該キャップ本体の天側開口に該嵌入部が嵌
    入されてキャップ本体の天側開口を覆う天冠と、球状の
    軟弾性体からなり、 前記軟弾性体がキャップ本体の天側開口から受け部に装
    填され、軟弾性体が、キャップ本体の天側開口に嵌入さ
    れた天冠の嵌入部とキャップ本体の受け部により挟圧保
    持されたことを特徴とするボールペン用キャップ。
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