JP3001624B2 - 磁 心 - Google Patents
磁 心Info
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- JP3001624B2 JP3001624B2 JP2296566A JP29656690A JP3001624B2 JP 3001624 B2 JP3001624 B2 JP 3001624B2 JP 2296566 A JP2296566 A JP 2296566A JP 29656690 A JP29656690 A JP 29656690A JP 3001624 B2 JP3001624 B2 JP 3001624B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic core
- peripheral wall
- degrees
- support
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
る。
チョークコイルのように、負荷が周期的にオン・オフさ
れる態様で使用すると、振動を起こすことが知られてい
る。そして、そのスイッチング周波数が可聴帯域内にあ
るとこれが騒音となって周囲に伝搬したり、周囲の部品
を振動させて作動特性の劣化を招くことがある。
て高いインダクタンスを有する一方、大きな直流重畳電
流に対して低いインダクタンスを有する磁気回路、即
ち、スイッチング電源のチョークコイルとして理想的な
特性を有するものほど騒音が大きいという問題があり、
性能と騒音との面でジレンマがある。
よりスリットを設けて所望の特性を得ることがあるが、
磁心にスリットを形成すると、強度が低下して共振しや
すくなり振動や騒音が増大することは避けられない。
をケース内に収容する際、磁心をケース間に空間部を介
して接着剤により固定し、騒音を外部に漏洩させないよ
うにしたものがある。
が望まれる。
の騒音をより一層低減するようにすることを課題とす
る。
うな方法とした。
の外周壁と同心に配置された円筒形の内周壁とを底板で
接続した本体と、この本体の開口部を覆う環状の蓋とを
有する環状の収容容器内に、環状に形成した磁性コアを
収容した。そして、前記磁性コアの前記収容容器内面に
対する接触面積を低減させつつこの磁性コアを収容容器
内に固定する支持突起を、前記収容容器内面に設け、こ
の支持突起で前記収容容器内面と前記磁性コアとの間に
空間を形成して騒音低減型磁心とした。
接触面積が少ないことが望まれるが、ガタつくことも避
けなければならない。
い。
方向で少なくとも2箇所設けられ、かつ、蓋内面に、円
周方向で少なくとも2箇所設ける。
けてもよい。すなわち、前記内周壁を、中間部が上端部
と下端部の外径より小径に絞られた、鼓形とし、内周壁
の上端部と下端部とが突出して前記支持突起を構成し、
内周壁を環状の磁性コアに嵌入した際、内周壁の上端部
と下端部の支持突起が磁性コアの内側に当接して、磁性
コアを保持するようにする。
的に磁性コアに点接触するよう構成すると接触面積が減
ってよい。
と磁性コアの外周面と支持する支持突起の数と、磁性コ
アの内周面を支持する支持突起の数の比は各点の接触面
積によっても異なるが、一般的には内周面の支持突起の
数が少ない程好ましく、一般的にはその比が7:3:1であ
ると騒音低減効果が高い。
して構成したコアに適用すると、アモルファスの持つ性
能故の騒音をより好適に低減できてよい。
−Si,Fe−B−Si−C,Fe−B−Si−Cr,Fe−Co−B−Si,F
e−Ni−Mo−B等のFe系、Co−B,Co−Fe−Si−B,Co−Fe
−Ni−Mo−B−Si,Co−Fe−Ni−B−Si,Co−Fe−Mn−B
−Si,Co−Fe−Mn−Ni,Co−Mn−Ni−B−Si,Co−Fe−Mn
−Ni−B等のCo系等を例示できる。
合金などのFe系微結晶軟磁性材を使用できる。
浮いた状態で支持されるので、空間が音波の伝播を遮断
し、騒音レベルが低下する。
る。
Si9B13原子%)を巻回して内径13mm、外径25mm、高さ12
mmの環状に形成したものであり、その径方向に幅0.8mm
のスリット2を設け、このスリット2に板3を介挿し
た。
容器5を用意した。この収容容器5は、円筒形外周壁6
と円筒形内周壁7とを有する底板8aで連結した本体8に
環状の蓋9をして形成されるいわゆるドーナツ形容器
で、磁性コア1を収容したとき、磁性コア1の表面と収
容容器5の内面との間に、平均して1.0mmの間隙が形成
される寸法に成形されている。
容器本体8内面、蓋9の内面に、収容された磁性コア1
を固定する支持突起10が複数設けられ、この複数の突起
10に磁性コア1が保持され、収容容器5内でがたつかな
いようになっている。
による減音効果に言及する。
周壁6内面に6個、内周壁7内面に4個、蓋9内面に4
個、それぞれ先端が尖った支持突起10を設けた。
ア1のスリット2の位置を円周方向の0度(原点)とし
た場合、45度(±3度)、135度(±3度)、225度(±
3度)、315度(±3度)の位置に設けると騒音低減上
好ましく、特に45度、135度、225度、315度の位置に設
けることが好ましい。
て、騒音の低減が得られるという利点がある。
部に、円周方向でそれぞれ4箇所、L字形の支持突起10
を設けた。蓋9には内面に第1図と同様の突起10を設け
た。L字形の支持突起10は第4図、第5図に示したよう
な板をL字にしたもの、円柱をL字にしたものを例示で
きる。
は、第2図に示したように、磁性コア1のスリット2の
位置を円周方向の0度(原点)とした場合、45度(±3
度)、135度(±3度)、225度(±3度)、315度(±
3度)の位置に設けると騒音低減上好ましく、特に45
度、135度、225度、315度の位置に設けることが好まし
い。
の騒音を低減できるという利点がある。
下端部の外径より小径に絞られた鼓形とし、内周壁7の
上端部と下端部とが突出して前記支持突起10を構成する
ようにした例である。
空隙が形成される。そして、本体8の底面と蓋9の底面
に少なくとも2箇所以上第1図と同様な支持突起10を設
ければ、外周壁6の内面に支持突起10を設ける必要はな
い。
内周壁7の上端部と下端部の支持突起10が磁性コア1の
内側に当接して、磁性コア1が保持される。
を低減できるという利点がある。
を跨る傾斜面を支持突起10で形成し、傾斜面磁性コア1
を支持するようにした例である。
コアを接触させないようにできるという利点がある。
に尖らせ、実質的に磁性コア1に点接触するよう構成し
たものである。
固定できるという利点がある。
した。
れ以外の部分は容器と接触しないようにした。これによ
って、各接着部による固定部分の騒音低減効果の場所を
検討した。
ットを基準にして、0゜(±3゜)、180゜(±3゜)
の位置) 容器とコアを外周壁の内面の2箇所だけで固定(スリ
ットを基準にして、45゜(±3゜)、315゜(±3゜)
の位置) 容器とコアを蓋の内面の2箇所だけで固定(スリット
を基準にして、0゜(±3゜)、180゜(±3゜)の位
置) 容器とコアを蓋の内面の2箇所だけで固定(スリット
を基準にして、45゜(±3゜)、315゜(±3゜)の位
置) 容器とコアを蓋の内面の2箇所だけで固定(スリット
を基準として、90゜(±3゜)、270゜(±3゜)の位
置) 容器とコアを内周壁の内面(容器内側面)の2箇所だ
けで固定(スリットを基準として、90゜(±3゜)、27
0゜(±3゜)の位置) 容器とコアを外周壁の内面の2箇所だけで固定(スリ
ットを基準として、90゜(±3゜)、270゜(±3゜)
の位置) この第10図から、内周壁の外面とコアを接触させない
ことが騒音の低減に効果的である。ということが判明し
た。
第1実施例、第2図はその本体の平面図、第3図は第2
実施例の斜視図、第4図及び第5図は支持突起の態様
図、第6図は第3実施例を示した部分斜視図、第7図は
その断面図、第8図は他の支持突起を示した斜視図、第
9図は第4実施例を示した斜視図である。第10図は実験
結果のグラフ図である。 1……磁性コア、2……スリット、 3……板、5……収容容器、 6……環状外周壁、7……環状内周壁、 8……本体、9……蓋、 10……支持突起。
Claims (9)
- 【請求項1】円筒形の外周壁と、外周壁より小径で、こ
の外周壁と同心に配置された円筒形の内周壁とを底板で
接続した本体と、この本体の開口部を覆う環状の蓋を有
する環状の収容容器内に、環状に形成した磁性コアを収
容し、前記磁性コアの前記収容容器内面に対する接触面
積を低減させつつこの磁性コアを収容容器内に固定する
支持突起を前記収容容器内面に設け、この支持突起で前
記収容容器内面と前記磁性コアとの間に空間を形成した
ことを特徴とする磁心。 - 【請求項2】前記支持突起として、本体の内底部の外側
もしくは内側隅部に、円周方向で少なくとも2箇所設け
られ、かつ、蓋内面に、円周方向で少なくとも2箇所設
けられている請求項1記載の磁心。 - 【請求項3】前記内周壁は、中間部が上端部と下端部の
外径より小径に絞られた、鼓形をなし、内周壁の上端部
と下端部とが突出して前記支持突起を構成し、内周壁を
環状の磁性コアに嵌入した際、内周壁の上端部と下端部
の支持突起が磁性コアの内側に当接して、磁性コアを保
持することを特徴とする請求項1記載の磁心。 - 【請求項4】前記支持突起は、先端が鋭利に尖ってお
り、実質的に磁性コアに点接触するよう構成されている
請求項1記載の磁心。 - 【請求項5】磁性コアの上面もしくは下面を支持する支
持突起の数と、磁気コアの外周面を支持する支持突起の
数と、磁気コアの内周面を支持する支持突起の数の比が
7:3:1であることを特徴とする請求項1記載の磁心。 - 【請求項6】前記支持突起を底面内側面において円周方
向の0度と180度の位置の2箇所と、蓋内面において円
周方向の90度と270度の位置の2箇所にそれぞれ設けた
ことを特徴とする請求項1記載の磁心。 - 【請求項7】前記支持突起は前記収容容器の外周壁内面
あるいは内周壁内面から内底面わたって形成されたL字
形の支持突起であることを特徴とする請求項1または2
に記載の磁心。 - 【請求項8】前記支持突起は、前記収容容器の底部隅部
において、内底面から外周壁内面へ跨る傾斜面であるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の磁心。 - 【請求項9】前記磁心は環の一部を欠切するスリットを
有しており、前記支持突起は前記磁性コアのスリットに
対して円周方向に45度(±3度)、135度(±3度)、2
25度(±3度)、および315度(±3度)の位置に設け
られていることを特徴とする請求項1、2、7または8
のいずれか一項に記載の磁心。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2296566A JP3001624B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 磁 心 |
CA002052295A CA2052295A1 (en) | 1990-09-28 | 1991-09-26 | Method of reducing noise in magnetic core and magnetic core |
DE69123418T DE69123418T2 (de) | 1990-09-28 | 1991-09-26 | Verfahren zur Geräuschverminderung in einem Magnetkern |
EP95109531A EP0677856A1 (en) | 1990-09-28 | 1991-09-26 | Container for storing an annular magnetic core |
EP91116437A EP0477936B1 (en) | 1990-09-28 | 1991-09-26 | Method of reducing noise in magnetic core |
AT91116437T ATE146008T1 (de) | 1990-09-28 | 1991-09-26 | Verfahren zur geräuschverminderung in einem magnetkern |
KR1019910016974A KR960011158B1 (ko) | 1990-09-28 | 1991-09-28 | 자기코어 및 자기코어의 감소방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2296566A JP3001624B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 磁 心 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04170010A JPH04170010A (ja) | 1992-06-17 |
JP3001624B2 true JP3001624B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=17835206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2296566A Expired - Lifetime JP3001624B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-11-01 | 磁 心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001624B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP2296566A patent/JP3001624B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04170010A (ja) | 1992-06-17 |
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