JP3001008U - データ変換装置 - Google Patents

データ変換装置

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JP3001008U
JP3001008U JP1994001749U JP174994U JP3001008U JP 3001008 U JP3001008 U JP 3001008U JP 1994001749 U JP1994001749 U JP 1994001749U JP 174994 U JP174994 U JP 174994U JP 3001008 U JP3001008 U JP 3001008U
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勝 青山
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足利電子工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信規格やプロトコルの異なる複数のコンピ
ュータ間において、情報の交換が可能なデータ変換装置
を提供する。 【構成】 装置間接続指示用端末機12により、情報の
入力を行う拡張ポート2と情報の出力を行う拡張ポート
2とを選択する。入力元の拡張ポート2から情報を入力
し、CPU5、ROM6、RAM8を利用して入力元の
通信規格やプロトコルを出力先の通信規格やプロトコル
に変換し、出力先の拡張ポート2へ出力する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、通信規格やプロトコルの異なる複数のコンピュータ間において、 情報の交換が可能なデータ変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在使用されているコンピュータは、各製造メーカにより通信規格やプロトコ ルが異なっていることが多い。 したがって、同一または互換性のある通信規格やプロトコルを採用している機 種同士では、相互に情報の交換が可能であるが、異機種間で直接、情報を交換す ることはできない。 また、異機種間で情報の交換を行うためのデータ変換装置もあるが、これらの データ変換装置は、対応する通信規格、プロトコル、ポート数等が固定されてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、従来のデータ交換装置に接続して情報の交換が可能なコンピュータ の機種や台数には制限が生じてしまい、汎用性および拡張性の点で必ずしも十分 ではなかった。 すなわち、異機種間において情報の交換を行おうとすると、それぞれの機種に 対応したデータ交換装置が必要である。さらに、入力機一台に対する出力機の数 は一台に制限され、複数の出力機を接続することはできない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記に鑑み提案され、通信規格やプロトコルの異なる複数のコン ピュータ間において情報の交換を可能にしようとするもので、少なくとも二以上 の異なった通信規格にそれぞれ対応する複数の入力手段と、少なくとも二以上の 異なった通信規格にそれぞれ対応する複数の出力手段と、複数の入力手段の中か ら、情報の入力元を選択する入力元選択手段と、複数の出力手段の中から、情報 の出力先を選択する出力先選択手段と、入力元選択手段で選択した入力手段によ り入力した情報を、出力先選択手段で選択した出力手段のプロトコルに変換する プロトコル変換手段と、を備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】
入力元選択手段により、情報の入力を行う入力手段を選択し、出力先選択手段 により情報の出力を行う出力手段を選択する。 プロトコル変換手段では、入力元選択手段で選択した入力手段により入力した 情報を、出力先選択手段で選択した1つ或いは複数の出力手段のプロトコルに変 換する。 そして、プロトコル変換手段で変換した情報を、出力先選択手段で選択した出 力手段に出力する。
【0006】
【実施例】
図1は、本考案に係るデータ変換装置1の概略ブロック図である。 このデータ変換装置1は、入力手段及び出力手段として機能する複数の拡張ポ ート2(a,b,c)を有する。この拡張ポート2は、それぞれRS232C規 格(2a)、IEEE802.3規格(2b)、GP−IP規格(2c)等から なり、拡張ポート用コネクタ3、拡張バスインターフェイス4を介して、中央演 算装置(CPU)5、ROM6、バッテリー7でバックアップされたRAM8、 データ通信コントローラ9と連絡している。 なお、拡張ポート2…は、同一規格のものを複数備えていても良い。また、予 め所定数の拡張スロットをデータ変換装置1に設けておき、拡張ポート2の機能 をボード上に集約して設けた拡張ボード等を拡張スロットに内挿することで、拡 張ポート2…を適宜増設できるようにしておけば、必要に応じた拡張ポート2… の増設を極めて簡便に行うことが可能となる。
【0007】 また、CPU5、ROM6、RAM8、データ通信コントローラ9も相互に連 絡している。 データ通信コントローラ9は、入力インターフェース10及び出力インターフ ェース11を介して、入力元選択手段及び出力先選択手段として機能する装置間 接続指示用端末機12と連絡している。
【0008】 プロトコル変換手段は、上記したCPU5、ROM6、RAM8で構成され、 プロトコル変換ソフトウェアの手順に従い、拡張ポート2に接続した入力元のコ ンピュータのプロトコルを、出力先のコンピュータのプロトコルに変換する。
【0009】 図2により、拡張ポート2を更に詳しく説明する。 拡張ポート2は、拡張ポート用コネクタ3を有し、このコネクタ3を介してC PU5等と連絡している。また、コンピュータ接続側には入力インターフェース 13及び出力インターフェイス14を設けて、コンピュータと接続する。 拡張ポート用コネクタ3と、入力インターフェース13及び出力インターフェ イス14の間には、バスインターフェイス15、データ通信コントローラ16を 設け、入出力するデータをコントロールする。
【0010】 尚、本実施例においては、拡張ポート2の規格としてRS232C規格、IE EE802.3規格、GP−IP規格を採用し、拡張バスインターフェイス4の 規格としてVMEバスまたはマルチバス規格を採用し、データ通信コントローラ 9と装置間接続指示用端末機12との間の入力インターフェイス10及び出力イ ンターフェイス11の規格としてRS232C規格を採用したが、規格はこれら のものに限られず、どのような規格を採用してもよい。
【0011】 次に、本考案に係るデータ変換装置1を用いてのデータ変換処理を説明する。 尚、受信プロトコルを図3に示す基本形データ伝送制御手順(JISX500 2)として説明し、送信プロトコルを図4に示すBSC手順(2進データ同期通 信)として説明する。
【0012】 図3に示す基本形データ伝送制御手順で規定した受信プロトコルは、テキスト 開始を示す伝送制御キャラクタ「STX」とテキスト終了を示す伝送制御キャラ クタ「ETX」との間にテキストデータが置かれている。また、「ETX」に続 いてブロックチェックを行うための伝送制御キャラクタ「BCC」が付加される 。
【0013】 この「BCC」を利用して水平パリティ方式による符号の伝送誤りを検出する 。BCCの各ビット値は、ブロック内の全キャラクタの当該ビット番号のビット 「1」の数が常に偶数(または奇数)となるよう定めてある。そして、データの 受信時には、当該ブロックの全キャラクタに対して、ビット毎に「1」の数を調 べ、偶数(または奇数)であることを確認する。もし奇数(または偶数)である ならば、1ビットが誤っていることになる(JISX5001)。
【0014】 図4に示すBSC手順(2進データ同期通信)で規定した送信プロトコルは、 伝送ブロックの頭に同期保持を示す伝送制御キャラクタ「SYN」を2個以上( 本実施例では4個)付加して送信することにより、受信側と送信側とが同期をと る。そして、テキスト開始を示す伝送制御キャラクタ「STX」とテキスト終了 を示す伝送制御キャラクタ「ETX」との間にテキストデータが置かれている。 「ETX」の後ろには、ブロックデータの誤りを検出するための「CRC」を付 加する。このブロックの前後にビット同期確立を示す伝送制御キャラクタ「PA DL 」と、メッセージ終了を示す伝送制御キャラクタ「PADt 」とを付加する 。
【0015】 受信側では各ブロック毎にエラー検査を行い、この検査結果に基づき肯定応答 (ACK0・ACK1)または否定応答(NACK)を送信する。 各ブロック毎のエラーチェックは、巡回符号を用いるCRC方式を採用する。 巡回符号を作成するためには基本多項式(16次の多項式)を用いる。
【0016】 データ変換装置1によるデータ変換処理は、図5のフローチャートに示すよう に、先ず、装置間接続指示用端末機12により選択した指定ポート(入力ポート )、例えば拡張ポート2aからデータの入力があると、指定した受信プロトコル の適合性を確認する。
【0017】 次に、受信データの終了を確認し、受信データが正常であると、受信したデー タの中からテキスト部分を抽出して受信内容を記憶する。 そして、装置間接続指示用端末機12により選択した指定ポート(出力ポート )、例えば拡張ポート2bのプロトコルに合わせてデータを変換し、変換したデ ータを選択した指定ポート(出力ポート)へ出力する。
【0018】 図6により装置間の接続指示処理を説明する。 装置間接続指示用端末機12は、例えば、CPU、ROM、RAM等を有する 演算装置、キーボードからなる入力装置、CRTからなるディスプレイ装置を有 するパーソナルコンピュータで構成される。 入力ポート及び出力ポートを指示するには、CRTに表示された入力内容メッ セージに従い、キーボードから指示内容を入力し、入力された指示内容を記憶す る。
【0019】 図7により受信プロトコルの適合性確認処理を更に詳しく説明する。 受信したデータがテキスト開始を示す「STX」であると、入力カウンタに「 0」を代入し、受信したデータを入力したカウントアドレスに記憶し、入力カウ ンタの値に「1」を加算する。 このようにして、順次受信データを記憶した後、入力カウントの後ろから2番 目のデータがテキスト終了を示す「ETX」であると、BCC計算を行う。すな わち、「ETX」とそれに続く「BCC」を受信するまで、受信処理を続行する 。
【0020】 BCC計算において、計算したBCCと受信したBCCとが一致すると、受信 は正常に終了したものと認識する。 一方、計算したBCCと受信したBCCが一致しない場合には、受信処理でエ ラーが発生したものと認識して、受信処理を再度行う。
【0021】 図8により、指定した送信プロトコルへの変換処理を更に詳しく説明する。 ビット同期確立を示す「PADL」を記憶し、同期保持を示す「SYN」を四 つ記憶し、テキスト開始を示す「STX」を記憶し、受信処理において記憶した テキストデータを記憶し、テキスト終了を示す「ETX」を記憶する。 そして、CRCの計算を行って結果を記憶し、メッセージ終了を示す「PAD t」を記憶する。 上記した手順により、受信データのプロトコルを変換して送信データを作成す る。
【0022】 なお、上記実施例においては、装置間接続指示用端末機12が単一のポートを 指定するものとしたが、複数のポートを指定するようにしても良い。斯くすれば 、一つの入力ポートより受信した受信データを同時に複数のポートから出力する ことができるので、同一データの保存場所を分散させたり、複数のコンピュータ による分散並列処理を行わせたりすることが可能となる。また、何れか1つのコ ンピュータから出力された1回の指示により、通信規格やプロトコルの異なる複 数のコンピュータを同時に動作させることも可能となる。しかし、複数の通信規 格やプロトコルへの変換を実時間処理する場合、多大なCPUパワーを要する場 合もあるので、通信規格やプロトコルの変換処理をハードウエア的に行える変換 用IC等を使用するようにしても良い。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係るデータ変換装置では、入力元選択手段によ り、情報の入力を行う入力手段を選択し、出力先選択手段により情報の出力を行 う出力手段を選択して、プロトコル変換手段により、入力元選択手段で選択した 入力手段により入力した情報を、出力先選択手段で選択した出力手段のプロトコ ルに変換する。 したがって、同一または互換性のない通信規格やプロトコルを採用している異 機種のコンピュータであっても、直接、情報交換を行うことができる。 さらに、入出力ポートの数だけコンピュータを接続できるとともに、設置した 入出力ポートが対応する通信規格であれば、どのような機種間においても情報の 交換を行うことができる。
【0024】 すなわち、異機種のコンピュータ間のデータ変換において、それぞれの機種に 対応したデータ交換装置を複数用意する必要がないばかりでなく、一台のデータ 変換装置に複数のコンピュータを接続することができる。 このため、データ交換装置の汎用性が高まるとともに、コスト面においても非 常に有利なデータ交換装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ変換装置の概略ブロック図である。
【図2】拡張ポートの概略ブロック図である。
【図3】受信プロトコルの一例を示す説明図である。
【図4】送信プロトコルの一例を示す説明図である。
【図5】データ変換処理を示したフローチャートであ
る。
【図6】装置間の接続指示処理を示したフローチャート
である。
【図7】受信プロトコルの適合性確認処理を示したフロ
ーチャートである。
【図8】送信プロトコルへの変換処理を示したフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 データ変換装置 2 拡張ポート 5 中央演算装置(CPU) 6 ROM 8 RAM 12 装置間接続用端末

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも二以上の異なった通信規格にそ
    れぞれ対応する複数の入力手段と、 少なくとも二以上の異なった通信規格にそれぞれ対応す
    る複数の出力手段と、 複数の入力手段の中から、情報の入力元を選択する入力
    元選択手段と、 複数の出力手段の中から、情報の出力先を選択する出力
    先選択手段と、 入力元選択手段で選択した入力手段により入力した情報
    を、出力先選択手段で選択した出力手段のプロトコルに
    変換するプロトコル変換手段と、 を備えたことを特徴とするデータ変換装置。
  2. 【請求項2】出力先選択手段は、複数の出力手段を同時
    に選択可能であることを特徴とする請求項1に記載のデ
    ータ変換装置。
JP1994001749U 1994-02-14 1994-02-14 データ変換装置 Expired - Lifetime JP3001008U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3427336B2 (ja) 1995-04-10 2003-07-14 沖電気工業株式会社 フレームフォーマット変換回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3427336B2 (ja) 1995-04-10 2003-07-14 沖電気工業株式会社 フレームフォーマット変換回路

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