JP3427336B2 - フレームフォーマット変換回路 - Google Patents

フレームフォーマット変換回路

Info

Publication number
JP3427336B2
JP3427336B2 JP08358495A JP8358495A JP3427336B2 JP 3427336 B2 JP3427336 B2 JP 3427336B2 JP 08358495 A JP08358495 A JP 08358495A JP 8358495 A JP8358495 A JP 8358495A JP 3427336 B2 JP3427336 B2 JP 3427336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
frame format
input signal
selection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08358495A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08288976A (ja
Inventor
桂一 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP08358495A priority Critical patent/JP3427336B2/ja
Publication of JPH08288976A publication Critical patent/JPH08288976A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3427336B2 publication Critical patent/JP3427336B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力信号のフレーム形
式を変換した後に出力信号として出力するフレームフォ
ーマット変換回路に係わり、特に複数の入力信号に対し
て一つの出力信号を出力するフレームフォーマット変換
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フレームフォーマット変換回路と
しては、例えば通信装置に用いられているものが知られ
ている。このフレームフォーマット変換回路では、一つ
の伝送路から所定のフレーム形式を有する入力信号を受
け取ると、その入力信号のフレーム形式を他のフレーム
形式に変換して出力信号として他の伝送路へ出力するよ
うになっている。ところで、近年では、例えば冗長構成
に対応するフレームフォーマット変換回路のように、複
数の入力信号に対して一つの出力信号を出力するものが
ある。冗長構成とは、与えられた仕事を行う手段を二つ
以上備え、一つの手段に不具合が発生しても他の手段で
与えられた仕事を行うように構成されたもので、この冗
長構成に対応するフレームフォーマット変換回路とし
て、例えば図3に示すように、0系に対応する変換手段
41と、1系に対応する変換手段42と、選択手段43
とを備えてなるものがある。
【0003】0系に対応する変換手段41は、図示しな
い伝送路(例えばインタフェース回路等の外部回路)か
ら受け取った0系入力信号DA0(1-n)のフレーム形式を変
換するもので、書き込みアドレスと読み出しアドレスと
を相違させることによりフレーム形式の変換を行うデュ
アルポートRAM41aを備えているものである。1系
に対応する変換手段42は、0系に対応する変換手段4
1と同様にデュアルポートRAM42aを備え、図示し
ない伝送路からの1系入力信号DA1(1-n)のフレーム形式
を変換するものである。選択手段43は、選択回路等か
らなるもので、図示しない制御回路(例えば、CPU
等)からの選択信号(以下、0/1SEL信号と称する)に従
って、0系に対応する変換手段41と1系に対応する変
換手段42とによる変換結果のいずれか一方を選択し、
その選択結果を出力信号DO(1-n) として図示しない伝送
路(例えば出力側の外部回路)へ出力するものである。
【0004】このようなフレームフォーマット変換回路
では、伝送路から0系入力信号DA0(1-n)と1系入力信号
DA1(1-n)とを同時に受け取ると、0系に対応する変換手
段41により0系入力信号DA0(1-n)のフレーム形式が変
換され、また1系に対応する変換手段42により1系入
力信号DA1(1-n)のフレーム形式が変換される。そして、
選択手段43では、これらの変換結果のいずれか一方を
0/1SEL信号に従って選択して、出力信号DO(1-n) として
出力する。このようにして、0系と1系との二つの入力
信号に対して一つの出力信号が出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
フレームフォーマット変換回路では、0系入力信号DA0
(1-n)と1系入力信号DA1(1-n)とのフレーム形式を別々
に変換するので、0系に対応する変換手段41と1系に
対応する変換手段42とがそれぞれ必要となってしま
い、そのために回路全体の構成が大きくなり回路の小型
化を損なう一因となっている。また、0系に対応する変
換手段41及び1系に対応する変換手段42、即ち二つ
のデュアルポートRAM41a、42aを備えているた
め、これらの制御が複雑になってしまうとともに、消費
電力を多く費やしてしまう。つまり、一つの出力信号DO
(1-n) を出力するための選択が、効率の悪いものとなっ
ている。
【0006】さらに、このようなフレームフォーマット
変換回路では、0系に対応する変換手段41と1系に対
応する変換手段42とがそれぞれフレーム形式の変換を
行った後に、選択手段43が選択を行うので、例えば選
択手段43に不具合が発生した場合には、0/1SEL信号に
従った正しい選択が行われているか否かが判断できず、
結果として選択動作の正常性を確認することができな
い。そこで、本発明は、複数の入力信号に対して一つの
出力信号を効率よく、かつ確実に出力することが可能な
フレームフォーマット変換回路を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出されたフレームフォーマット変換回路
で、入力信号を受け取って、その入力信号のフレーム形
式を他のフレーム形式に変換して出力信号として出力す
るフレームフォーマット変換回路において、前記入力信
号を複数受け取った際に、その複数の入力信号の中から
いずれか一つの入力信号を選択する選択手段と、この選
択手段で選択された入力信号のフレーム形式を変換して
前記出力信号とする変換手段とを備えてなり、前記選択
手段は、少なくとも、前記複数の入力信号のそれぞれに
ついての各切替えタイミング信号の中から前記一つの入
力信号についての切替えタイミング信号を選択する選択
回路と、外部から与えられる選択信号を前記選択回路が
選択した切替えタイミング信号に合わせてラッチするラ
ッチ回路とを有し、前記ラッチ回路でラッチされた後の
選択信号に従って前記一つの入力信号を選択するように
構成されたものであることを特徴とする。
【0008】また、前記変換手段で変換された前記出力
信号が前記複数の入力信号の中のどの入力信号を変換し
たものであるかを認識する認識手段が設けられたもので
あってもよい。
【0009】
【作用】上記構成のフレームフォーマット変換回路によ
れば、複数の入力信号を同時に受け取ると、選択手段で
は、これらの複数の入力信号の中からいずれか一つの入
力信号を選択する。このとき、選択手段では、その一つ
の入力信号についての切替えタイミング信号を選択回路
が選択し、さらには外部から与えられる選択信号をラッ
チ回路がその切替えタイミング信号に合わせてラッチす
るので、そのラッチ後の選択信号に従って一つの入力信
号を選択する。すなわち、一つの入力信号を選択は、そ
の一つの入力信号についての切替えタイミング信号によ
るタイミングに合わせて行われる。そして、変換手段で
は、この選択手段により選択された入力信号のフレーム
形式を変換して、出力信号として出力する。従って、こ
のフレームフォーマット変換回路では、複数の入力信号
を受け取った場合であっても、複数の入力信号の中から
一つの入力信号を選択した後にフレーム形式の変換を行
い、変換後の信号を出力信号として出力することにな
る。
【0010】また、認識手段を設ければ、この認識手段
によって出力信号が複数の入力信号の中のどの入力信号
を変換したものであるか認識される。従って、この認識
手段による認識結果を基に、出力信号が所望する入力信
号のフレーム形式を変換したものであるか否かが確認さ
れる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づき本発明に係わるフレーム
フォーマット変換回路の一実施例について説明する。但
し、ここでは、冗長構成に対応するフレームフォーマッ
ト回路であり、0系及び1系の二つの入力信号に対し
て、一つの出力信号を出力するものについて説明する。
【0012】本実施例のフレームフォーマット変換回路
は、図1に示すように、選択手段10と、変換手段20
と、認識手段30とを備えて構成されたものである。ま
た、このフレームフォーマット変換回路には、図示しな
いインタフェース回路等の外部回路から、0系と1系と
の二つの入力信号(0系;DA0(1-n)、1系;DA1(1-n))
と、それぞれのフレーム位相を示すフレームパルス信号
(0系;FP0、1系;FP1 )と、それぞれのビット位相
を示すクロック信号(0系;CLK0、1系;CLK1)とが送
られてくるようになっており、さらに図示しないCPU
等の制御回路から0系と1系との選択を指示する0/1SEL
信号が送られてくるようになっている。
【0013】選択手段10は、0系入力信号DA0(1-n)と
1系入力信号DA1(1-n)とのいずれか一方を、0/1SEL信号
に従って選択するものであり、0系フレームカウンタ回
路(図中、F CNT と示す)11と、1系フレームカウン
タ回路12と、第1の選択回路(図中、SEL と示す)1
3と、第2の選択回路14と、第3の選択回路15と、
ラッチ回路(図中、LTと示す)16とを備えてなるもの
である。
【0014】0系フレームカウンタ回路11は、インタ
フェース回路等の外部回路と接続するものであり、この
外部回路から0系フレームパルス信号FP0 と0系クロッ
ク信号CLK0を受け取って、0系書き込みタイミング信号
WR0 と0系切替えタイミング信号SELT0 とを生成するも
のである。1系フレームカウンタ回路12は、0系フレ
ームカウンタ回路11と同様に外部回路と接続するもの
であり、この外部回路から1系フレームパルス信号FP1
と1系クロック信号CLK1を受け取って、1系書き込みタ
イミング信号WR1 と1系切替えタイミング信号SELT1 と
を生成するものである。
【0015】第1の選択回路13は、0系フレームカウ
ンタ回路11と1系フレームカウンタ回路12とCPU
等の制御回路とに接続するものであり、0系切替えタイ
ミング信号SELT0 と1系切替えタイミング信号SELT1 と
のいずれか一方を、0/1SEL信号に従って選択するもので
ある。第2の選択回路14は、0系フレームカウンタ回
路11と1系フレームカウンタ回路12とラッチ回路1
6とに接続するものであり、0系書き込みタイミング信
号WR0 と1系書き込みタイミング信号WR1 とのいずれか
一方を、後述するラッチ回路16からのW0/1SEL 信号に
従って選択するものである。
【0016】第3の選択回路15は、インタフェース回
路等の外部回路とラッチ回路16とに接続するものであ
り、この外部回路からの0系入力信号DA0(1-n)と1系入
力信号DA1(1-n)とのいずれか一方を、ラッチ回路16か
らのW0/1SEL 信号に従って、書き込み信号WDA(1-n)とし
て選択するものである。ラッチ回路16は、選択回路1
3とCPU等の制御回路とに接続するものであり、この
制御回路からの0/1SEL信号を、選択回路13で選択され
た切替えタイミング信号(SELT0 またはSELT1 )に合わ
せてラッチして、W0/1SEL 信号を生成するものである。
そして、このラッチ回路16では、W0/1SEL 信号を、第
2の選択回路14と第3の選択回路15と後述する認識
手段30の垂直パリティ生成回路31とに送出するよう
になっている。
【0017】変換手段20は、選択手段10により選択
された入力信号(DA0(1-n)またはDA1(1-n))にフレーム
形式の変換を行って、出力信号DO(1-n) として出力する
ものであり、書き込みアドレス生成回路(図中、WAD CO
NTと示す)21と、デュアルポートRAM22と、フレ
ームカウンタ回路23と、読み出しアドレス生成回路
(図中、RAD CONTと示す)24とを備えてなるものであ
る。書き込みアドレス生成回路21は、第2の選択回路
14に接続するものであり、この第2の選択回路14に
より選択された書き込みタイミング信号(WR0 またはWR
1 )に基づき、書き込みアドレス信号WAD1-nを生成する
ものである。
【0018】デュアルポートRAM22は、その入力端
子DI1-n が第3の選択回路15に、またアドレス端子WA
DI1-m が書き込みアドレス生成回路21に、それぞれ接
続しているものであり、書き込みアドレス生成回路21
で生成された書き込みアドレス信号WAD1-nに基づき、第
3の選択回路15からの書き込み信号WDA(1-n)が書き込
まれるようになっている。また、このデュアルポートR
AM22には、後述するように、アドレス端子RADI1-m
に読み出しアドレス生成回路24が、またチェック入力
端子DIn+1 に認識手段30の垂直パリティ生成回路31
が、さらにチェック出力端子DOn+1 に認識手段30のパ
リティチェック回路33がそれぞれ接続されている。つ
まり、デュアルポートRAM22は、書き込みアドレス
と読み出しアドレスとを相違させることにより、書き込
まれた信号のフレーム形式を変換して出力するものであ
る。
【0019】フレームカウンタ回路23は、例えばイン
タフェース回路等の出力側の外部回路に接続するもので
あり、この外部回路からのフレームパルス信号FP及びク
ロック信号CLK より、読み出しタイミング信号RRと切替
えタイミング信号RSELT とを生成するものである。読み
出しアドレス生成回路24は、フレームカウンタ回路2
3と接続するものであり、このフレームカウンタ回路2
3からの読み出しタイミング信号RRに基づき読み出しア
ドレス信号RAD1-mを生成し、この読み出しアドレス信号
RAD1-mをデュアルポートRAM22のアドレス端子RADI
1-m に送出するものである。尚、この読み出しアドレス
信号RAD1-mによって、デュアルポートRAM22の出力
端子DO1-n から出力信号DO(1-n) が出力されるようにな
っている。
【0020】認識手段30は、変換手段20で変換され
た出力信号DO(1-n) がどの入力信号(DA0(1-n)またはDA
1(1-n))を変換したものであるかを認識するものであ
り、垂直パリティ生成回路(図中、PTY GEN と示す)3
1と、ラッチ回路32と、パリティチェック回路(図
中、PTY CHK と示す)33とを備えてなるものである。
垂直パリティ生成回路31は、第3の選択回路15とラ
ッチ回路16とに接続するものであり、第3の選択回路
15からの書き込み信号WDA(1-n)に追加するパリティビ
ットを演算により求め、その演算結果をデュアルポート
RAM22の入力端子DI1+n へ送出して格納させるもの
である。但し、この垂直パリティ生成回路31では、例
えばラッチ回路16からのW0/1SEL 信号が、0系を指示
するものであれば偶数パリティを、また1系を指示する
ものであれば奇数パリティを、それぞれ書き込み信号WD
A(1-n)に追加するようになっている。
【0021】ラッチ回路32は、フレームカウンタ回路
23及びCPU等の制御回路に接続するものであり、フ
レームカウンタ回路23からの切替えタイミング信号RS
ELTのタイミングに合わせて、前記制御回路からの0/1SE
L信号をラッチして、R0/1SEL 信号を生成するものであ
る。パリティチェック回路33は、ラッチ回路32及び
デュアルポートRAM22のチェック出力端子DOn+1 に
接続するものであり、このチェック出力端子DOn+1から
のパリティビットを基に、デュアルポートRAM22か
ら出力される出力信号D0(1-n) に対してパリティチェッ
クを行うものである。但し、このパリティチェック回路
33では、例えばラッチ回路32からのR0/1SEL 信号
が、0系を指示するものであれば偶数パリティが、また
1系を指示するものであれば奇数パリティが、それぞれ
書き込み信号WDA(1-n)に追加されていると判断し、その
判断結果、即ち、偶数パリティによるパリティチェック
を行うか、或いは奇数パリティによるパリティチェック
を行うかによって、出力信号D0(1-n) が0系と1系との
どちらの入力信号を変換したものであるかを認識するよ
うになっている。
【0022】次に、以上のように構成されたフレームフ
ォーマット変換回路の動作例について、図2を参照して
説明する。但し、ここでは、0系入力信号DA0(1-n)及び
1系入力信号DA1(1-n)に対して、選択する信号を0系入
力信号DA0(1-n)から1系入力信号DA1(1-n)へ切り替える
場合の動作例について説明する。
【0023】インタフェース回路等の外部回路から0系
入力信号DA0(1-n)が送られてくると(ステップ101、
以下ステップをSと略す)、0系フレームカウンタ回路
11では、前記0系入力信号DA0(1-n)に同期した0系フ
レームパルス信号FP0 と(S102)、0系クロック信
号CLK0とより、0系切替えタイミング信号SELT0 を生成
する(S103)。一方、これと同様に外部回路から1
系入力信号DA1(1-n)が送られてくると(S104)、1
系フレームカウンタ回路12では、前記1系入力信号DA
1(1-n)に同期した1系フレームパルス信号FP1 と(S1
05)、1系クロック信号CLK1とより、1系切替えタイ
ミング信号SELT1 を生成する(S106)。
【0024】ここで、CPU等の制御回路からの0/1SEL
信号が、0系(ローレベル)から1系(ハイレベル)を
選択するように切り替えられると(S107)、この0/
1SEL信号に従って、第1の選択回路13において選択さ
れる信号が0系切替えタイミング信号SELT0 から1系切
替えタイミング信号SELT1 へ切り替えられる。1系切替
えタイミング信号SELT1 へ切り替えられると、ラッチ回
路16では、この1系切替えタイミング信号SELT1 のタ
イミングに合わせて、0系(ローレベル)と1系(ハイ
レベル)とを切り替えるW0/1SEL 信号を生成する(S1
08)。
【0025】ラッチ回路16でW0/1SEL 信号が生成され
ると、第3の選択回路15では、このW0/1SEL 信号に従
って、選択する信号を0系入力信号DA0(1-n)から1系入
力信号DA1(1-n)へ切り替える。また、第2の選択回路1
4で、W0/1SEL 信号に従って0系書き込みタイミング信
号WR0 から1系書き込みタイミング信号WR1 への切り替
えが行われ、さらに、書き込みアドレス生成回路21
で、第2の選択回路14による切り替えに基づき、書き
込みアドレス信号WAD1-nが生成される。従って、デュア
ルポートRAM22には、W0/1SEL 信号が0系(ローレ
ベル)である場合に、0系入力信号DA0(1-n)が書き込み
信号WDA(1-n)として書き込まれ、また、W0/1SEL 信号が
1系(ハイレベル)である場合に、1系入力信号DA1(1-
n)が書き込み信号WDA(1-n)として書き込まれる(S10
9)。尚、図中において、斜線部分はフレーム形式の変
換に関係のない部分、即ちフレーム形式の変換が行われ
ない部分を示す。
【0026】このとき、垂直パリティ生成回路31で
は、この書き込み信号WDA(1-n)に追加するパリティビッ
トを求め、デュアルポートRAM22に格納させる。即
ち、垂直パリティ生成回路31では、W0/1SEL 信号が0
系(ローレベル)である場合に偶数パリティを、また、
W0/1SEL 信号が1系(ハイレベル)である場合に奇数パ
リティをそれぞれ書き込み信号WDA(1-n)に追加して、デ
ュアルポートRAM22に格納させる。
【0027】デュアルポートRAM22に書き込み信号
WDA(1-n)が書き込まれると、続いて、フレームカウンタ
回路23では、出力側の外部回路からのフレームパルス
信号FPと(S110)、クロック信号CLK とより、読み
出しタイミング信号RRを生成する。読み出しタイミング
信号RRが生成されると、読み出しアドレス生成回路24
では、この読み出しタイミング信号RRに基づき読み出し
アドレス信号RAD1-mを生成し、デュアルポートRAM2
2のアドレス端子RADI1-m に送出する。そして、デュア
ルポートRAM22では、書き込まれている書き込み信
号WDA(1-n)を、読み出しアドレス生成回路24からの読
み出しアドレス信号RAD1-mに従って取り出して、出力信
号DO(1-n) として出力側の外部回路へ出力する(S11
1)。即ち、デュアルポートRAM22によって、書き
込み信号WDA(1-n)のフレーム形式が変換されて、出力信
号DO(1-n) として出力される。
【0028】また、これと同時に、フレームカウンタ回
路23は、フレームパルス信号FPとクロック信号CLK と
より、切替えタイミング信号RSELT を生成する。切替え
タイミング信号RSELT が生成されると、ラッチ回路32
では、この切替えタイミング信号RSELT のタイミングに
合わせて0/1SEL信号をラッチしてR0/1SEL 信号を生成し
(S112)、パリティチェック回路33へ送出する。
パリティチェック回路33では、ラッチ回路32からの
R0/1SEL 信号が0系(ローレベル)であれば、書き込み
信号WDA(1-n)に偶数パリティが追加されていると判断
し、偶数パリティによるパリティチェックを行う。ま
た、R0/1SEL 信号が1系(ハイレベル)であれば、奇数
パリティが追加されていると判断し、奇数パリティによ
るパリティチェックとを行う。
【0029】このパリティチェックにより、パリティチ
ェック回路33では、フレーム形式の変換に誤りがあっ
た場合にそれを検出し、例えばCPU等の制御回路にア
ラームALM を送出して誤りの発生を知らせる。また、パ
リティチェック回路33では、偶数パリティか或いは奇
数パリティかによって、出力信号DO(1-n) が0系入力信
号DA0(1-n)と1系入力信号DA1(1-n)とのどちらを変換し
たものであるかを認識する。従って、例えば0/1SEL信号
による指示と異なる入力信号が選択され出力信号DO(1-
n) として出力された場合であっても、パリティチェッ
ク回路33によるパリティチェックの結果、出力信号DO
(1-n) の異なることが確認される。即ち、パリティチェ
ック回路33での認識により、出力信号DO(1-n) が0/1S
EL信号に従って正しい選択されたものか否かが確認され
る。
【0030】このように本実施例のフレームフォーマッ
ト変換回路は、選択手段10が0系入力信号DA0(1-n)と
1系入力信号DA1(1-n)とのいずれか一方を選択し、その
選択された入力信号に対して変換手段20がフレーム形
式の変換を行い、出力信号DO(1-n) として出力するよう
になっている。従って、フレーム形式の変換を行う前に
0系と1系とのどちらかの入力信号を選択するので、0
系と1系と別々にフレーム形式の変換を行う必要がなく
なり、結果として従来に比べて回路の小型化に容易に対
応でき、かつフレーム形式の変換を単純な制御で行うこ
とができ、また消費電力を節約できる。即ち、従来に比
べて効率良く出力信号DO(1-n) の出力を行うことができ
るという効果を奏する。
【0031】また、本実施例のフレームフォーマット変
換回路は、偶数パリティか奇数パリティかの相違を利用
することにより、認識手段30において出力信号DO(1-
n) が0系入力信号DA0(1-n)と1系入力信号DA1(1-n)と
のどちらを変換したものであるかを認識するようになっ
ている。従って、この認識手段による認識結果を基に、
出力信号DO(1-n) が0/1SEL信号に従って正しく選択され
たものか否か、即ち出力信号DO(1-n) が所望する入力信
号のフレーム形式を変換したものであるか否かを確認す
ることができるので、結果として従来に比べて確実に出
力信号DO(1-n) の出力を行うことができるという利点が
生じる。
【0032】尚、本実施例では、入力信号が0系と1系
との二つである場合について説明したが、例えば、選択
手段10の選択回路を増やせば、より多い数の入力信号
の中から一つを選択して、出力信号として出力すること
も実施可能である。また、本実施例では、冗長構成に対
応し0系と1系との二つの入力信号に対して一つの出力
信号を出力する場合について説明したが、この冗長構成
に限定するものではなく、例えば、全く異なる複数の入
力信号の中からいずれか一つを選択して、出力信号を出
力する場合であっても適用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のフレー
ムフォーマット変換回路は、選択手段が複数の中からい
ずれか一つの入力信号を選択し、その選択された入力信
号に対して変換手段がフレーム形式の変換を行い、出力
信号として出力するようになっている。従って、フレー
ム形式の変換を行う前に入力信号の選択を行うので、複
数の入力信号毎にフレーム形式の変換を行う必要がなく
なり、従来に比べて回路の小型化に容易に対応でき、か
つフレーム形式の変換を単純な制御で行うことができ、
また消費電力を節約できる。即ち、従来に比べて効率良
く出力信号を出力できるという効果を奏する。
【0034】また、認識手段を設ければ、この認識手段
において出力信号がどの入力信号を変換したものである
かを認識するので、出力信号が所望する入力信号を変換
したものであるか否かを確認でき、結果として従来に比
べて確実に出力信号を出力できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるフレームフォーマット変換回路
の一実施例の概略構成を示す回路図である。
【図2】図1のフレームフォーマット変換回路における
動作例を示す波形図である。
【図3】従来例のフレームフォーマット変換回路の概略
構成を示す回路図である。
【符号の説明】
10 選択手段 20 変換手段 30 認識手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/06 H04L 29/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を受け取って、該入力信号のフ
    レーム形式を他のフレーム形式に変換して出力信号とし
    て出力するフレームフォーマット変換回路において、 前記入力信号を複数受け取った際に、その複数の入力信
    号の中からいずれか一つの入力信号を選択する選択手段
    と、 該選択手段で選択された入力信号のフレーム形式を変換
    して前記出力信号とする変換手段とを備えてなり、 前記選択手段は、少なくとも、 前記複数の入力信号のそれぞれについての各切替えタイ
    ミング信号の中から前記一つの入力信号についての切替
    えタイミング信号を選択する選択回路と、 外部から与えられる選択信号を前記選択回路が選択した
    切替えタイミング信号に合わせてラッチするラッチ回路
    とを有し、 前記ラッチ回路でラッチされた後の選択信号に従って前
    記一つの入力信号を選択するように構成されたものであ
    ことを特徴とするフレームフォーマット変換回路。
  2. 【請求項2】 前記変換手段で変換された前記出力信号
    が前記複数の入力信号の中のどの入力信号を変換したも
    のであるかを認識する認識手段が設けられたことを特徴
    とする請求項1記載のフレームフォーマット変換回路。
JP08358495A 1995-04-10 1995-04-10 フレームフォーマット変換回路 Expired - Fee Related JP3427336B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08358495A JP3427336B2 (ja) 1995-04-10 1995-04-10 フレームフォーマット変換回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08358495A JP3427336B2 (ja) 1995-04-10 1995-04-10 フレームフォーマット変換回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08288976A JPH08288976A (ja) 1996-11-01
JP3427336B2 true JP3427336B2 (ja) 2003-07-14

Family

ID=13806554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08358495A Expired - Fee Related JP3427336B2 (ja) 1995-04-10 1995-04-10 フレームフォーマット変換回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3427336B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3001008U (ja) 1994-02-14 1994-08-16 足利電子工業株式会社 データ変換装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3001008U (ja) 1994-02-14 1994-08-16 足利電子工業株式会社 データ変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08288976A (ja) 1996-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9059724B2 (en) Differential decoder
JP2007101306A (ja) Plc用時刻同期装置
US6845490B2 (en) Clock switching circuitry for jitter reduction
JP3427336B2 (ja) フレームフォーマット変換回路
JP2004193664A (ja) エラー検出/訂正方式及び該方式を用いた制御装置
US6195769B1 (en) Failsafe asynchronous data transfer corruption indicator
JPH02179046A (ja) 信号符号化方式
JP4193865B2 (ja) デジタル信号切換え装置及びその切換え方法
EP0886393B1 (en) TDMA voice information reading apparatus
CN117640783B (zh) 一种数据传输方法、系统、电子设备以及可读介质
JP3157029B2 (ja) データ受信装置
JP2001268059A (ja) 無瞬断切替装置
US6363132B1 (en) Asynchronous data conversion system for enabling error to be prevented
JP3246096B2 (ja) ディジタル機器の自己診断装置
US20150146824A1 (en) Indexed i/o symbol communications
JPS63131743A (ja) 受信タイミング切替制御方式
JP3140924B2 (ja) 第2世代コードレス電話システム用同期信号検出回路
JP2001060914A (ja) 基地局及び移動端末
JP2001274850A (ja) バイフェーズデータエラー検出回路
JPH01233933A (ja) 加入者延長システムにおける3マルチ検出アラーム発生方式
JP2001086106A (ja) データ伝送装置及び伝送システム
JPH0879166A (ja) Tdma方式の移動電話機
JPH1051513A (ja) パス監視システム
JPH09212432A (ja) データ転送方式
JP2002198944A (ja) シリアル信号伝送装置および情報処理システム並びにシリアル信号伝送方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080516

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees