JP3454264B2 - 無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

無線通信システムおよび無線通信方法

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JP3454264B2
JP3454264B2 JP2002021485A JP2002021485A JP3454264B2 JP 3454264 B2 JP3454264 B2 JP 3454264B2 JP 2002021485 A JP2002021485 A JP 2002021485A JP 2002021485 A JP2002021485 A JP 2002021485A JP 3454264 B2 JP3454264 B2 JP 3454264B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線を用いた情報
伝送ならびに情報伝送に対する応答信号を送受信する無
通信システムおよび無線通信方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の無線通信装置の一般例を図9に示
す。図中の101は機器からの信号を受け付ける信号入
力部、102は信号入力部101で得た信号中に含まれ
る電文情報を解析する電文解析部、103は電文解析部
102から得た機器からの電文情報や無線電文情報など
を解釈し、所定の通信手順にしたがって機器への電文送
信や無線電文の送信を指示する通信手順制御部、104
は通信手順制御部103の指示により無線で送信するた
めの電文を作り出す無線電文生成部、105は無線電文
生成部104で生成した電文を無線信号として送信する
無線信号送信部、106は他の無線通信装置から送信さ
れた無線信号を受信する無線信号受信部、107は無線
信号受信部106で受信した無線信号(無線電文)を解
析し、その内容を通信手順制御部103へ入力する無線
電文解析部、108は通信手順制御部103の指示によ
り機器へ送信するための電文を作成する電文生成部、1
09は電文生成部108で作成された電文を機器へ出力
する信号出力部である。このような無線通信装置の構成
により、機器情報の送受信を行うことができる。
【0003】また、無線通信装置全体の消費電力を低減
させるため、無線信号受信部106の動作を周期的に行
う場合がある。これは間欠受信と呼ばれている。
【0004】間欠受信をしている無線通信装置と通信す
る際には、送信側でその受信周期に合わせた無線電文を
送信する必要がある。
【0005】また、効率的に通信を行うために、通信手
順に応じて受信周期を変更することが行われている。一
般に、一連の通信シーケンスの開始当初に、通信相手を
固定し、受信周期を変更する手続きを行う。この手続き
はリンク確立と呼ばれている。通信の開始時に受信周期
を短くすることで、その後の通信が効率的に実行でき
る。なお、通信の終了時は通信相手の固定を解除し、受
信周期を元に戻す。この手続きはリンク切断と呼ばれて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、以下のような課題があった。
【0007】(1)どのような通信手順の時でも、機器
からの信号の受信と無線信号の受信を同時に監視してお
り、一方の受信プロセス中に、他方を受信したときの処
理など、様々な通信手順が必要で、通信手順制御部の構
成が複雑になる。
【0008】(2)無線通信における、リンク確立時の
通信手順には、上記したような課題の発生頻度が高く、
リンク確立動作が適切に行われない場合や、エラー時の
再送などに時間がかかりすぎる場合がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、第一の機器からの情報を受信する第一の機器
情報受信部と、無線電文を受信する第一の無線電文受信
部と、前記第一の機器情報受信部で受信した情報を解析
する機器情報解析部と、前記機器情報解析部の解析結果
に応じて、第二の通信装置に送信する受信待ち受け状態
の変更指示情報を無線電文に付加して送信する無線電文
送信部を備えた第一の通信装置と、第二の機器からの情
報を受信する第二の機器情報受信部と、無線電文を受信
する第二の無線電文受信部と、前記第二の無線電文受信
部で受信した前記第一の通信装置からの無線電文中から
受信待ち受け状態の変更指示情報を検出する受信待ち受
け状態検出部と、前記受信待ち受け状態検出部により検
出された受信待ち受け状態の変更指示情報に応じて、前
記第二の機器情報受信部と前記第二の無線電文受信部の
受信待ち受け状態を変化させる通信管理部を備えた第二
の通信装置とからなる。
【0010】変更指示情報としては、被呼局からの応答
を要求するフラグ、発呼局から連送を行うことを示すフ
ラグ、リンク確立を要求するフラグなどである。これら
のフラグが付加されている時に、それぞれの通信プロセ
スに応じて機器からの信号の受信待ち受けと無線信号の
受信待ち受けを適切に切り替える。なお、フラグ情報と
しては、機器からの信号の受信待ち受けと無線信号の受
信待ち受けのどちらを行うかを直接指定するフラグでも
良い。
【0011】これらの変更指示情報を無線電文の送信時
に付加し、受信時にこれらを適切に解析して、通信プロ
セスに応じた受信待ち受けを行うことにより、より効率
のよい通信が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】すなわち、請求項1記載の発明の
ように、第一の機器からの情報を受信する第一の機器情
報受信部と、無線電文を受信する第一の無線電文受信部
と、前記第一の機器情報受信部で受信した情報を解析す
る機器情報解析部と、前記機器情報解析部の解析結果に
応じて、第二の通信装置に送信する受信待ち受け状態の
変更指示情報を無線電文に付加して送信する無線電文送
信部を備えた第一の通信装置と、第二の機器からの情報
を受信する第二の機器情報受信部と、無線電文を受信す
る第二の無線電文受信部と、前記第二の無線電文受信部
で受信した前記第一の通信装置からの無線電文中から受
信待ち受け状態の変更指示情報を検出する受信待ち受け
状態検出部と、前記受信待ち受け状態検出部により検出
された受信待ち受け状態の変更指示情報に応じて、前記
第二の機器情報受信部と前記第二の無線電文受信部の受
信待ち受け状態を変化させる通信管理部を備えた第二の
通信装置とからなる無線通信システムである。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】そして、第一の通信装置から送信する無線
電文に、機器からの信号の受信待ち受けと無線信号の受
信待ち受けのどちらを行うかを指定する変更指示情報を
付加するので、受信側である第二の通信装置はこれらを
適切に解析して、通信プロセスに応じた受信待ち受けを
行うことにより、より効率のよい通信システムが可能と
なる。
【0018】また、請求項記載の発明のように、第一
の通信装置は、第一の機器からの情報を受信し解析した
結果に応じて、受信待ち受け状態の変更指示情報を無線
電文に付加して第二の通信装置に送信し、前記第二の通
信装置は、前記第一の通信装置から受信した無線電文中
から受信待ち受け状態の変更指示情報を検出し、前記受
信待ち受け状態の変更指示情報に応じて、第二の機器か
らの情報または第一の通信装置からの無線電文の受信待
ち受け状態を変化させる無線通信方法である。
【0019】そして、送信側から送信する無線電文に、
機器からの信号の受信待ち受けと無線信号の受信待ち受
けのどちらを行うかを指定する変更指示情報を付加する
ので、受信側はこれらを適切に解析して、通信プロセス
に応じた受信待ち受けを行うことにより、より効率のよ
い通信システムが可能となる。
【0020】また、請求項記載の発明のように、請求
記載の無線通信システムの少なくとも一部としてコ
ンピュータを機能させるためのプログラムを記録した記
録媒体である。そして、プログラムを記録した記録媒体
であるのでコンピュータを用いて本発明の無線通信装置
の一部あるいは全てを容易に実現することができる。プ
ログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0022】(実施例1)図1は本発明の実施例1の無
線通信装置の構成を示した図、図2は図1の構成で用い
られる無線電文のフォーマットを示した図、図2〜図8
は本実施例の動作手順(通信手順)を示した図である。
【0023】図1において、1は機器からの情報を有線
通信により受信する有線信号受信部、2は有線信号受信
部1で受信した有線電文を解析する有線電文解析部、3
は無線及び有線の通信手順を管理し、有線電文解析部2
から得た機器からの情報や無線通信から得た情報から、
有線電文や無線電文により適切な応答を行うことを指示
する通信手順制御部、4は機器との有線通信や他機器と
の無線通信に関する通信パラメータ等を記憶する記憶
部、5は通信手順制御部3の指示にしたがって有線電文
を作成する有線電文生成部、6は有線電文生成部5によ
り生成された電文を機器へ有線通信により出力する有線
信号送信部、7は通信手順制御部3の指示により無線電
文を生成する無線電文生成部であり無線情報電文生成部
と無線ACK信号生成部から構成される。
【0024】8は通信手順制御部3からの指示により通
常の情報伝送電文を作成する無線情報電文作成部、9は
通信手順制御部3からの指示により、他機器から送信さ
れた無線電文を確実に受信したことを示すACK電文を
作成する無線ACK電文生成部、10は無線電文生成部
で作成された無線電文にフラグなどの情報を付加する情
報付加部であり、応答要求フラグ付加部11、連送フラ
グ付加部12、ACK要求フラグ付加部13、リンク確
立フラグ付加部14からなる。
【0025】11は無線電文生成部7で生成された電文
に応答要求フラグを付加する応答要求フラグ付加部、1
2は無線電文生成部7で生成された電文に連送フラグを
付加する連送フラグ付加部、13は無線電文生成部7で
生成された電文にACK要求フラグを付加するACK要
求フラグ付加部、14は無線電文生成部7で生成された
電文にリンク確立フラグを付加するリンク確立フラグ付
加部、15は情報付加部10から出力された電文を無線
信号として送信する無線信号送信部、16は他機器から
送信された無線信号を受信する無線信号受信部、17は
無線信号受信部16で受信された無線電文を解析する無
線電文解析部でありデータ解析部と付加情報解析部から
なる。
【0026】18は無線電文中に含まれるデータ領域の
解析を行うデータ解析部、19は無線電文中に含まれる
付加情報を解析する付加情報解析部である。無線電文解
析部17の出力は通信手順制御部3に入力される。
【0027】以上のように構成された無線通信装置の各
部の動作を以降に詳細に説明する。図1の構成の無線通
信装置では、機器からの情報を無線信号に変換して他の
機器へ送信し、他の機器から送信されてきた無線信号を
変換し機器に伝える。機器からの通信内容や通信形態に
応じて、様々な通信状態や通信手順がある。
【0028】一般に、機器との有線通信や他機器との無
線通信には、複数の通信手順があらかじめ定められてい
る。図9のような従来の構成では、すべての通信手順に
おいて、機器からの有線通信と他機器からの無線通信を
同時に受信待ちをしているか、もしくは、機器からの有
線通信の受信待ちと他機器からの無線通信の受信待ちを
短い時間間隔で切り替えている。このような構成でも、
一方の受信中に他方の受信待ち受けは出来ない。
【0029】また、制御や回路構成が複雑になるという
問題がある。特に、一方からの長い電文を受信している
場合、他方からの電文の受信が出来ないだけでなく、そ
の電文の再送も受信できない場合がある。つまり、通信
エラー時に再送を所定回数繰り返すような一般的な通信
手順では、このような問題に対応できないという課題が
あった。特に、無線通信におけるリンク確立手順では、
この課題が発生する場合が多い。
【0030】このような課題を解決するために、本発明
では、情報付加部10(応答要求フラグ付加部11,連
送フラグ付加部12、ACK要求フラグ付加部13、リ
ンク確立フラグ付加部14)と、付加情報解析部18を
設ける。これにより、無線電文の送信時に無線電文に付
加的な情報を付加して送信し、受信時には付加情報を解
析して、それに応じた制御を行う。
【0031】図2に本実施例で用いている無線電文のフ
ォーマットを示す。図2(a)は、命令やデータなどを
送信するための通常の情報伝送電文である。無線電文
は、送信側と受信側とで同期を取るためのビット同期符
号とフレーム同期符号、呼出符号など送信先のアドレス
を示す符号、本実施例で新たに付加した付加情報、通信
したい送信データからなる。送信データは誤り制御のた
めにBCH符号化などの処理が無線電文生成部7で施さ
れる。付加情報は、応答要求フラグ、連送フラグ、AC
K要求フラグ、リンク確立フラグからなる。これらのフ
ラグは、それぞれ、応答要求フラグ付加部11、連送フ
ラグ付加部12,ACK要求フラグ付加部13、リンク
確立フラグ付加部14で、電文の送信時に付加される。
【0032】図2(b)は(a)の形式の無線電文(情
報電送電文)を受信側が確実に受信したことを送信側に
伝えるための一種の応答電文であり、ここではACK電
文と呼ぶ。ACK電文には応答要求フラグ、連送フラ
グ、リンク確立フラグが存在せず、ACK要求フラグの
みである。また、送信データの部分にACKデータが入
っている。これはACK電文と通常の情報伝送電文を識
別するためのフラグ情報である。フラグ情報は数バイト
程度であり、ACK電文(b)は情報伝送電文(a)と
比較して短くなる。なお、本実施例では図2のような電
文を用いたが、送信する情報の内容が同じであれば、他
の形式の電文でも良い。また、ACK電文と通常の情報
伝送電文を識別する方法としてACKデータ(フラグ)
を用いたが他の方法でも良い。
【0033】次に、本実施例の基本的な動作(無線電文
送信処理、無線電文受信処理)時の各部の動きを示す。
本実施例での機器と無線通信部の通信は有線通信となっ
ている。この部分のデータのやり取りは、無線でも良い
し、機器と無線通信部が一体となっている場合は、マイ
コンのデータバスなどで接続しても良い。機器からの有
線信号は、有線信号受信部1で受信する。有線電文に
は、(a)無線通信部で実行すべき無線送信指示などの
命令、(b)無線通信部の動作や通信などに関するパラ
メータ設定/要求などの命令、(c)無線で送信するデ
ータ(ここには通信相手先で実行すべき命令や、通信相
手先に転送したいデータが含まれる)、(d)通信相手
先アドレスなどの通信パラメータなどが入っている。
【0034】有線信号受信部1で受信した信号は有線電
文解析部2で解析する。ここでは電文の構造やデータの
解析を行い、上記(a)〜(d)の内容を通信手順制御
部3や無線電文生成部7で処理できる形式にして抽出す
る。
【0035】有線電文解析部2での解析結果は通信手順
制御部3に入力する。通信手順制御部3では、抽出され
た情報の内で無線通信部で実行すべき命令を実行する。
例えば、動作や通信に関するパラメータの設定命令が来
れば、記憶部4にアクセスしてパラメータを変更する。
また、無線電文の送信命令があれば、機器から無線電文
送信命令と同時に送られてきた情報(相手先アドレス、
通信パラメータ、送信すべきデータなど)を無線電文生
成部7に入力する。送信する電文がACK電文でない場
合は、無線情報電文生成部8により、図2(a)のフォ
ーマットの電文を作成する。ACK電文の場合は、無線
ACK電文生成部9により、図2(b)のフォーマット
の無線電文を作成する。作成した無線電文は情報付加部
10へ入力する。
【0036】情報付加部10では、通信手順制御部で管
理している通信プロセス状況と、有線電文で送信された
無線電文送信命令や通信パラメータなどから、無線電文
に必要な情報フラグ(図2(a)の付加情報にある4つ
のフラグ)を判断して付加する。なお、ACK電文には
ACK要求フラグだけを付加する。
【0037】情報付加部10で各種フラグが適切に付加
された電文は、無線信号送信部15に入力され無線信号
として送信される。無線電文の送信は以上のような手順
により行われる。
【0038】次に、他の機器から無線信号を受信した場
合を説明する。まず、無線信号受信部16で信号を受信
する。受信した電文中の送信先アドレスと自分のアドレ
スが異なっている場合、ビット同期やフレーム同期の処
理でエラーが発生した場合、データ部の誤り制御などで
エラーが検出された場合は、無線信号受信部16は受信
を中断する。自分宛の電文を適切に受信できた場合、そ
の受信結果を無線電文解析部17へ入力する。
【0039】無線電文解析部17はデータ解析部18と
付加情報解析部19からなる。データ解析部18では無
線電文中のデータ部(図2(a)中の送信データ領域)
を中心に解析を行う。この部分には、電文を受信した機
器で実行すべき命令や、それに関するデータなどが含ま
れている。付加情報解析部19では、無線電文中の付加
情報(フラグ)の解析を行い、その結果を通信手順制御
部3へ出力する。
【0040】受信時の通信手順制御部3は付加情報解析
部19での結果により、様々な動作を行う。この動作の
典型的な例を図3〜図8の通信手順図で説明する。
【0041】(A)発呼局側(送信側)が被呼局側(受
信側)からの応答を待つ場合(図3):発呼局から送信
された無線電文の応答要求フラグが(要求:有)、AC
K要求フラグが(要求:有)になっている場合。
【0042】この電文を受信した場合、通信手順制御部
3は次のような動作を行う。
【0043】(A−1)ACK要求フラグが(要求:
有)になっているので、無線信号受信部16および無線
電文解析部17で受信エラーが起きていなければ、直ち
にACK電文を送信側へ返信する。発呼局側では、AC
K信号の受信により、被呼局側で正しく電文が受信でき
たことがわかる。
【0044】具体的には、無線電文解析部17中の付加
情報解析部19から付加情報の解析結果(ACK要求フ
ラグ=要求:有)が通信手順部3に入力され、かつ、デ
ータ解析部18から受信した無線電文のデータ情報や送
信元アドレス情報が通信エラーなく入力された時、通信
手順制御部3は無線電文生成部7中の無線ACK電文生
成部9にACK電文の作成指示を出す。これにより図2
(b)のようなACK電文が生成され、情報付加部10
を経由して無線信号送信部15よりACK電文が無線に
より送信される(後述するように、リンク確立時や長い
電文を送信するときには、情報付加部10により、AC
K電文にも付加情報フラグをつける)。
【0045】(A−2)応答要求フラグ(要求:有)に
なっているので、ACK信号の返信後の次の通信は、被
呼局側から発呼局側への応答電文の返信である。このた
め、被呼局の無線通信部は、受信した無線電文の内容を
機器に通知した後、機器からの有線電文による応答のみ
の受信待ち受けを行う。
【0046】具体的には、無線電文解析部17中の付加
情報解析部19から付加情報の解析結果(応答要求フラ
グ=要求:有)が通信手順部3に入力され、かつ、デー
タ解析部18から受信した無線電文のデータ情報が通信
エラーなく入力された時、通信手順制御部3はデータ解
析部18から得られた情報を有線電文生成部3へ出力す
る。有線電文生成部3では、この情報を機器へ伝えるた
めの有線電文に変換する。変換された情報は有線信号送
信部6を通じて機器へ送信される。この処理以降、通信
手順制御部3は、機器からの有線電文の受信待ち受けの
みを行う。
【0047】従来の無線通信装置では、このように次の
通信が被呼局から発呼局への送信であることがわかって
いる場合でも、機器からの通信と他機器からの無線通信
の両方の受信待ちをしている。このような複雑な構成を
持っていても、一般に両方を同時に受信することは難し
く、タイミングにより、どちらかが優先される。また、
機器側からの信号の受信プロセス中(再送を含む)に誤
った無線電文を受信した場合など、様々なエラー処理が
必要であり、通信手順制御部の構成が複雑となる問題が
あった。本実施例では、送信時に無線電文中に応答要求
フラグを付加する応答要求フラグ付加部11と、受信時
にフラグを解析する付加情報解析部17を設けることに
より、一方のみの受信待ち受けでも、適切な通信が行え
る。
【0048】以上のような受信待ちを継続し、機器から
の応答(応答電文の送信要求)が有線信号受信部1およ
び有線電文解析部2で受信された時、通信手順制御部3
は受信待ちを解除し、その内容を発呼局側へ無線電文で
返信する。
【0049】(B)発呼局(送信側)から無線電文を続
けて送る場合(図4):発呼局(送信側)から送信され
た無線電文の連送フラグが(連送:有)、ACK要求フ
ラグが(要求:有)になっている場合。この電文を受信
した場合、通信手順制御部3は次のような動作を行う。
【0050】(B−1)(A−1)と同様に、被呼局側
は無線電文の受信後、直ちにACK電文を返信する。
【0051】(B−2)(A)の応答要求フラグとは逆
に、連送フラグの場合は、次の通信は発呼局から被呼局
への送信である。したがって、通信手順制御部3は受信
した無線電文の内容を機器へ送信した後、無線信号の受
信待ちを行う。(上記Aの場合と逆)従来では、このよ
うに発呼局から被呼局へ電文を連続して送信する場合
(連送する場合)でも、機器からの応答電文の受信待ち
と、無線電文の受信待ちを同時に行っており、無線信号
の受信中に機器からの信号の受信が競合するケースなど
様々な対応が必要であり、通信手順制御部などの構成が
複雑となるという問題があった。本実施例では、送信時
に無線電文中に連送フラグを付加する連送フラグ付加部
12と、受信時にフラグを解析する付加情報解析部17
を設けることにより、一方のみの受信待ち受けでも、適
切な通信が行える。
【0052】(C)(A)と(B)でタイムアウトした
場合(図5):上記(A),(B)の場合、被呼局では
受信した無線電文の付加情報フラグ(応答要求フラグ、
連送フラグ)に応じて、機器からの有線電文か発呼局か
らの無線電文かどちらか一方の受信待ち受けのみを行
う。たとえば、図5(a)の場合、ACK電文の返信後
は、機器からの有線電文の受信待ち受けのみを行う。こ
の後、機器からの応答が何らかの原因で無い場合、無線
通信部は無線電文の受信もできないので、通信処理が停
止することになる。この状態を避けるために、タイムア
ウト時間を設ける。図5(a)に示すように、機器側か
らの応答の受信待ち受けが所定時間に達しても機器から
応答が無い場合、通信手順制御部3は有線電文作成部
3、有線信号送信部6を介してタイムアウトを通知する
有線電文を機器側に送信し、機器側だけの応答の受信待
ち受けを解除する。
【0053】連送フラグが付加されているときも同様の
処理を行う。図5(b)のように、タイムアウト後は無
線電文により発呼局側にタイムアウトを通知し、無線側
だけの受信待ち受けを解除する。
【0054】(D)リンク確立時など長い電文を送る場
合(図6):発呼局(送信側)から送信された無線電文
のリンク確立フラグが(確立:有)、ACK要求フラグ
が(要求:有)になっている場合。この電文を受信した
場合、通信手順制御部3は次のような動作を行う。
【0055】(D−1)リンク確立フラグが(確立:
有)になっているので、リンク確立処理を行う。リンク
確立処理とは、通信相手を固定する処理のことで、間欠
受信待ち受けを行っている場合は受信の間欠周期を短く
する処理も同時に行う。リンク確立処理は発呼局、被呼
局の両方で行う。リンク確立処理後からリンク確立通知
を機器に通知するまでは、以下に述べるACK電文のや
りとりを機器との通信より優先して行うために、通信手
順制御部3は無線通信側の受信待ち受けを優先して行
う。
【0056】(D−2)ACK要求フラグが(要求:
有)になっているので、(A−1)と同様に、無線信号
の受信後、直ちにACK電文を送信側へ返信する。発呼
局側でACK信号が正しく受信できた場合、被呼局側で
の電文の受信が確認できる。
【0057】発呼局側でACK信号が受信できなかった
場合、一般的には、発呼局側から前回送信した電文を再
送する処理を行う。しかし、間欠受信を行っている場
合、無線電文の送信時間が受信の間欠周期以上の長さに
なるように、同期信号(ビット同期、フレーム同期)と
送信先アドレスなどの情報を繰り返し送信する。したが
って、電文長は長くなり、再送を行うのは効率が悪い。
【0058】このような長い電文の再送をできるだけ避
けるため、ここで送信するACK信号に、さらにACK
要求フラグを付加する。ACK信号は図2(b)のよう
な構造をしており、通信手順制御部3の指示によりAC
K要求フラグを付加する。具体的には、無線電文解析部
17中の付加情報解析部19から付加情報の解析結果
(リンク確立フラグ=確立:有、ACK要求フラグ=要
求:有)が通信手順部3に入力され、かつ、データ解析
部18から受信した無線電文のデータ情報が通信エラー
なく入力された時、通信手順制御部3は無線電文生成部
7中の無線ACK電文生成部9にACK電文の作成指示
を出す。これにより図2(b)のようなACK電文が生
成される。その後、通信手順制御部3は情報付加部10
を制御し、ACK要求フラグ付加部13により、ACK
電文に付加情報としてACK要求フラグを付加する。情
報付加部10から出力された電文は無線信号送信部15
に入り、ACK電文は無線により発呼局へ返信される。
【0059】図6は、この被呼局側から送信されたAC
K電文を発呼局が正常に受信できた場合を示している。
発呼局では、受信した電文にACK要求フラグが付加さ
れているため、発呼局の通信手順制御部3は自動的にA
CK電文を被呼局へ向けて送信する。この部分の手順は
(A−1)と同様である。このACK電文には、ACK
要求フラグは付加しない。
【0060】図7は、被呼局側から送信されたACK電
文が発呼局側で受信できなかった場合を示している。従
来では、発呼局からのACK信号が所定時間内に受信で
きなかった場合に、前回送信した電文を再送していた。
本実施例では、図7に示すように、被呼局側からACK
信号の再送を行う。
【0061】具体的には、被呼局側で、発呼局側から送
信されるACK信号が受信できるまで、ACK信号を所
定回数再送する。ACK信号は基本的に非常に短い電文
であるため、再送を繰り返しても時間がかからない。こ
れにより、発呼局側からの電文の再送を無くしたり、あ
るいは、再送回数を減らしたりする事が可能である。な
お、リンク確立処理から、機器へのリンク確立通知ま
で、通信手順制御部3は無線通信側の受信待ち受けのみ
を行う。
【0062】これにより、図7のような再送プロセスを
機器との有線通信と独立して行うことができる。従来で
は、このようなプロセスにおいても、無線通信と有線通
信の同時受信待ち受けを行っているため、再送プロセス
中に有線通信があった場合など、いくつかの通信手順を
想定しなければならず、構成は複雑になっていた、本実
施例では、このような複雑な構成をなくすことが可能で
ある。
【0063】(E)応答待ちでタイムアウトした場合
(図8):上記(C)の場合、受信した無線電文の付加
情報フラグ(応答要求フラグ、連送フラグ)に応じて、
機器への有線電文かもしくは無線電文を利用して、受信
待ちのタイムアウト通知を行った。間欠受信などを利用
するような場合、さらに、タイムアウト時にリンク切断
処理を行った方がよい場合が多い。ここでのリンク切断
処理とは、通信相手の固定を解除し、間欠受信の受信周
期をリンク確立前の状態に戻す処理のことを指す。間欠
受信の場合、一般にリンク切断を行うことにより、受信
周期は長くなり回路全体の消費電力が低下する。したが
って、通信が途絶えたような場合は、その状態を自動的
に検出して、早めにリンク切断を行う方が発呼局、被呼
局とも消費電力の低下が実現できる。
【0064】図8には応答要求フラグが(要求:有)に
なっている場合のタイムアウト例を示している。機器側
からの有線電文の受信待ち受けのタイムアウト時にタイ
ムアウト通知を行った後、さらに応答待ちを継続して
も、機器からの有線電文も無線電文も受信できなかった
場合、被呼局の通信手順制御部3は、所定時間後にリン
ク切断電文を無線信号により出力し、その後、リンク切
断処理を行う。
【0065】図8では応答要求フラグが(要求:有)に
なっている場合を示したが、連送フラグが(要求:有)
になっているときも同様である。無線側の受信待ち受け
がタイムアウトした後、所定時間経過しても、無線信号
や有線信号が受信できない場合、被呼局からリンク切断
電文を送信して、リンク切断を行う。
【0066】また、図8では被呼局側の動作のみを示し
たが、発呼局でも同様である。発呼局から被呼局へ電文
を送信した後、所定時間が経過してもACK信号信号が
受信できない場合、前回送信した電文を所定回数だけ再
送する。再送を所定回数繰り返した後、所定時間受信待
ちをしても、ACK信号が返信されてこない場合、被呼
局へ向けてリンク切断電文を送信し、その後、リンク切
断処理を行う。
【0067】なお、本実施例では無線通信部と機器の間
の通信は有線通信としたが、無線通信でもよい。さらに
機器と無線通信部が一体となっている場合はマイコンの
バスなどで直結してもよい。また、本実施例では、応答
要求フラグ付加部や連送フラグ付加部を用いて、無線電
文中にフラグを付加し、受信側での受信待ち受けを、機
器からの有線電文か、無線電文の受信かのどちらか一方
のみを行う構成としたが、無線電文中に有線電文待ち受
け時間と無線電文待ち受け時間を書き込む方式や、両者
の待ち受け割合を書き込む方式などでも良い。これらの
場合は通信プロセスに応じて、受信待ち受け動作をきめ
細かく制御する事ができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信相手局の機器情報受信部と無線電文受信部の受信待ち
受け状態の変更指示情報を無線電文に付加して送信す
る。この電文を受信した相手局では、指示された受信待
ち受け状態に移行する。これにより、機器からの情報と
無線電文の受信待ちを同時に行う必要が無くなり、以降
の通信手順などが簡単になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における無線通信装置の構成
【図2】(a)同装置における情報伝送電文のフォーマ
ットを示した図 (b)同装置におけるACK電文のフォーマットを示し
た図
【図3】同装置の応答要求フラグが設定されたときの通
信手順を示した図
【図4】同装置の連送フラグが設定されたときの通信手
順を示した図
【図5】(a)同装置の応答要求フラグが設定されたと
きのタイムアウト処理を示した図 (b)同装置の連送フラグが設定されたときのタイムア
ウト処理を示した図
【図6】同装置のリンク確立時の通信手順を示した図
【図7】同装置のリンク確立時の通信でエラーが起きた
ときの通信手順を示した図
【図8】同装置のリンク確立後のタイムアウト処理を示
した図
【図9】従来の無線通信装置の構成図
【符号の説明】
1 有線信号受信部 2 有線電文解析部 3 通信手順制御部 4 記憶部 5 有線電文生成部 6 有線信号送信部 7 無線電文生成部 8 無線情報電文生成部 9 無線ACK電文生成部 10 情報付加部 11 応答要求フラグ付加部 12 連送フラグ付加部 13 ACK要求フラグ付加部 14 リンク確立フラグ付加部 15 無線信号送信部 16 無線信号受信部 17 無線電文解析部 18 データ解析部 19 付加情報解析部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−54384(JP,A) 特開 平2−224566(JP,A) 特開 平10−336242(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/08 H04B 1/40 H04L 1/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の機器からの情報を受信する第一の
    機器情報受信部と、無線電文を受信する第一の無線電文
    受信部と、前記第一の機器情報受信部で受信した情報を
    解析する機器情報解析部と、前記機器情報解析部の解析
    結果に応じて、第二の通信装置に送信する受信待ち受け
    状態の変更指示情報を無線電文に付加して送信する無線
    電文送信部を備えた第一の通信装置と、第二の機器から
    の情報を受信する第二の機器情報受信部と、無線電文を
    受信する第二の無線電文受信部と、前記第二の無線電文
    受信部で受信した前記第一の通信装置からの無線電文中
    から受信待ち受け状態の変更指示情報を検出する受信待
    ち受け状態検出部と、前記受信待ち受け状態検出部によ
    り検出された受信待ち受け状態の変更指示情報に応じ
    て、前記第二の機器情報受信部と前記第二の無線電文受
    信部の受信待ち受け状態を変化させる通信管理部を備え
    た第二の通信装置とからなる無線通信システム。
  2. 【請求項2】 第一の通信装置は、第一の機器からの情
    報を受信し解析した結果に応じて、受信待ち受け状態の
    変更指示情報を無線電文に付加して第二の通信装置に送
    信し、前記第二の通信装置は、前記第一の通信装置から
    受信した無線電文中から受信待ち受け状態の変更指示情
    報を検出し、前記受信待ち受け状態の変更指示情報に応
    じて、第二の機器からの情報または第一の通信装置から
    の無線電文の受信待ち受け状態を変化させる無線通信方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項記載の無線通信システムの少な
    くとも一部としてコンピュータを機能させるためのプロ
    グラムを記録した記録媒体。部分補正
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