JP3000696B2 - 交換装置 - Google Patents
交換装置Info
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- JP3000696B2 JP3000696B2 JP3055140A JP5514091A JP3000696B2 JP 3000696 B2 JP3000696 B2 JP 3000696B2 JP 3055140 A JP3055140 A JP 3055140A JP 5514091 A JP5514091 A JP 5514091A JP 3000696 B2 JP3000696 B2 JP 3000696B2
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- Japan
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- trunk
- call
- caller
- called party
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換機に関し、特に緊急
呼の呼出し方式に関する。従来、消防/警察等の緊急電
話は発呼加入者が動転状態にある場合が多く、そのため
受話器を上げたまま電話機から離れたり、緊急な要件や
場所を通知せずに受話器を下ろしてしまったりする状態
が発生する。このため消防/警察等の緊急電話にはこれ
らの状態に対応するための種々の対策が講じられてい
る。また、消防/警察等の緊急電話回線は管轄区域の関
係から回線数にも限度があり、無駄な呼出しによる重要
回線の閉塞も防止することが必要である。交換機システ
ムにおいてはこれらの対策を消防/警察等の緊急電話回
線に折込み、重要回線の有効な活用と緊急時の応急処理
を行っている。
呼の呼出し方式に関する。従来、消防/警察等の緊急電
話は発呼加入者が動転状態にある場合が多く、そのため
受話器を上げたまま電話機から離れたり、緊急な要件や
場所を通知せずに受話器を下ろしてしまったりする状態
が発生する。このため消防/警察等の緊急電話にはこれ
らの状態に対応するための種々の対策が講じられてい
る。また、消防/警察等の緊急電話回線は管轄区域の関
係から回線数にも限度があり、無駄な呼出しによる重要
回線の閉塞も防止することが必要である。交換機システ
ムにおいてはこれらの対策を消防/警察等の緊急電話回
線に折込み、重要回線の有効な活用と緊急時の応急処理
を行っている。
【0002】
【従来の技術】従来の交換システムにおける消防/警察
トランクの接続構成図を図5に示す。図において、21は
ネットワーク(NW)、22は中央処理装置(CC)、23
は主記憶装置(MM)、24は発呼者(SUB)、25は消
防/警察トランク(FPT)、26は呼制御部(SC
N)、27は信号処理部(SD)を示す。
トランクの接続構成図を図5に示す。図において、21は
ネットワーク(NW)、22は中央処理装置(CC)、23
は主記憶装置(MM)、24は発呼者(SUB)、25は消
防/警察トランク(FPT)、26は呼制御部(SC
N)、27は信号処理部(SD)を示す。
【0003】発呼者24より発信加入者が消防或いは警察
を呼び出すため、119 番或いは110番をダイヤルする
と、中央処理装置22で加入者からの数字を翻訳し、ネッ
トワーク21を経由して消防/警察トランク25を起動して
消防署或いは警察署に接続され、発呼者と被呼者との間
で緊急の通話が行われる。発呼者24と消防/警察トラン
ク25間の呼処理は呼処理部26で行われ、信号処理部27で
中央処理装置22との間のタイミング処理が行われる。
を呼び出すため、119 番或いは110番をダイヤルする
と、中央処理装置22で加入者からの数字を翻訳し、ネッ
トワーク21を経由して消防/警察トランク25を起動して
消防署或いは警察署に接続され、発呼者と被呼者との間
で緊急の通話が行われる。発呼者24と消防/警察トラン
ク25間の呼処理は呼処理部26で行われ、信号処理部27で
中央処理装置22との間のタイミング処理が行われる。
【0004】従来例の接続シーケンス図を図6に示す。
図において、’は数字翻訳状態、’は呼出し中の状
態、’は通話状態、’は再呼出し中の状態を示す。
’の数字翻訳状態は、空き状態から発呼者Aが被呼者
Bに緊急呼のためのダイヤルを行うと、交換機はダイヤ
ル数字を翻訳して緊急呼として接続処理する。’の呼
出し中の状態は、FPTトランクを捕捉して被呼者Bに
呼出し音が送出され、発呼者AにはRBTが聞こえる。
被呼者Bが応答する前に発呼者Aが切断すれば呼は解放
される。’の通話状態は、’の呼出し中の状態で被
呼者Bが応答すれば、発呼者Aと被呼者Bとはトランク
経由で通話状態となる。’の再呼出し中の状態は、
’の通話状態の後発呼者Aが受話器を下ろしても再確
認の必要があれば被呼者Bが発呼者Aを再呼出しするこ
とが出来る。再呼出し中発呼者Aがなかなか出て来ない
時、被呼者Bが切断すれば呼は解放される。
図において、’は数字翻訳状態、’は呼出し中の状
態、’は通話状態、’は再呼出し中の状態を示す。
’の数字翻訳状態は、空き状態から発呼者Aが被呼者
Bに緊急呼のためのダイヤルを行うと、交換機はダイヤ
ル数字を翻訳して緊急呼として接続処理する。’の呼
出し中の状態は、FPTトランクを捕捉して被呼者Bに
呼出し音が送出され、発呼者AにはRBTが聞こえる。
被呼者Bが応答する前に発呼者Aが切断すれば呼は解放
される。’の通話状態は、’の呼出し中の状態で被
呼者Bが応答すれば、発呼者Aと被呼者Bとはトランク
経由で通話状態となる。’の再呼出し中の状態は、
’の通話状態の後発呼者Aが受話器を下ろしても再確
認の必要があれば被呼者Bが発呼者Aを再呼出しするこ
とが出来る。再呼出し中発呼者Aがなかなか出て来ない
時、被呼者Bが切断すれば呼は解放される。
【0005】以上のように従来の交換技術では、発呼者
が呼出し中に消防/警察の被呼者がなかなか呼出しても
応答しない場合、発呼者が早まって受話器を下ろすと呼
が解放されてしまったが、被呼者が応答していれば発呼
者が受話器を下ろしても再び発呼者を呼び返すことがで
きる。しかし呼び返しに対して発呼者が応答しなければ
被呼者が受話器を下ろすことにより呼は解放される。従
って、発呼者が間違って消防/警察を呼び出す場合や、
いたずらで消防/警察を呼び出す場合が多いので、重要
な緊急回線を確保するため無駄な呼は極力解放するよう
になっている。しかし回線状態の悪い場合には、誤パル
スによる消防/警察回線の間違い接続が結構多い。
が呼出し中に消防/警察の被呼者がなかなか呼出しても
応答しない場合、発呼者が早まって受話器を下ろすと呼
が解放されてしまったが、被呼者が応答していれば発呼
者が受話器を下ろしても再び発呼者を呼び返すことがで
きる。しかし呼び返しに対して発呼者が応答しなければ
被呼者が受話器を下ろすことにより呼は解放される。従
って、発呼者が間違って消防/警察を呼び出す場合や、
いたずらで消防/警察を呼び出す場合が多いので、重要
な緊急回線を確保するため無駄な呼は極力解放するよう
になっている。しかし回線状態の悪い場合には、誤パル
スによる消防/警察回線の間違い接続が結構多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来発呼者が間違って
ダイヤルした場合にすぐに被呼者を呼出してしまうと、
消防/警察トランクは保留したままであるので発呼者が
切断しない限りトランクは切断できない。したがってシ
ステムとしても無効に消防/警察トランクを保留してし
まうことを防止するため、本発明では発呼者がダイヤル
してもすぐに消防/警察トランクを捕捉せずに一定時間
のタイミングをとった後、呼出しを行うようにすること
を目的とする。また発呼者が呼出し中に消防/警察の被
呼者がなかなか呼出しても応答しない場合、発呼者が間
違って受話器を下ろしても一定時間トランクを保留して
その間に被呼者が応答すれば発呼者を再呼出し出来るよ
うにすることを目的とする。
ダイヤルした場合にすぐに被呼者を呼出してしまうと、
消防/警察トランクは保留したままであるので発呼者が
切断しない限りトランクは切断できない。したがってシ
ステムとしても無効に消防/警察トランクを保留してし
まうことを防止するため、本発明では発呼者がダイヤル
してもすぐに消防/警察トランクを捕捉せずに一定時間
のタイミングをとった後、呼出しを行うようにすること
を目的とする。また発呼者が呼出し中に消防/警察の被
呼者がなかなか呼出しても応答しない場合、発呼者が間
違って受話器を下ろしても一定時間トランクを保留して
その間に被呼者が応答すれば発呼者を再呼出し出来るよ
うにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、被呼者への呼
出しに応じて該被呼者を収容するトランクの起動を行な
う交換装置において、該トランクの起動を被呼者への呼
出しがあってから所定時間経過後に行なうとともに、該
トランクの起動前に発呼者が切断動作を行なうと、該ト
ランクの起動を行なうことなく呼の解放を行なう制御手
段を有することを特徴とする交換装置を用いる。
出しに応じて該被呼者を収容するトランクの起動を行な
う交換装置において、該トランクの起動を被呼者への呼
出しがあってから所定時間経過後に行なうとともに、該
トランクの起動前に発呼者が切断動作を行なうと、該ト
ランクの起動を行なうことなく呼の解放を行なう制御手
段を有することを特徴とする交換装置を用いる。
【0008】又、本発明は、被呼者への呼出しに応じて
該被呼者を収容するトランクの起動を行なう交換装置に
おいて、該トランクの起動を被呼者への呼出しがあって
から所定時間経過後に行なうととももに、該トランクの
起動前に発呼者が切断動作を行なうと、該トランクの起
動を行なうことなく呼の解放を行ない、該トランクの起
動後に、発呼者が切断動作を行なっても呼出しを継続
し、該トランクを保留とすることにより、該被呼者の側
から該発呼者の再呼出しを可能とする制御手段を有する
ことを特徴とする交換装置を用いる。
該被呼者を収容するトランクの起動を行なう交換装置に
おいて、該トランクの起動を被呼者への呼出しがあって
から所定時間経過後に行なうととももに、該トランクの
起動前に発呼者が切断動作を行なうと、該トランクの起
動を行なうことなく呼の解放を行ない、該トランクの起
動後に、発呼者が切断動作を行なっても呼出しを継続
し、該トランクを保留とすることにより、該被呼者の側
から該発呼者の再呼出しを可能とする制御手段を有する
ことを特徴とする交換装置を用いる。
【0009】
【作用】本発明にかかる交換装置における制御手段は、
トランクの起動を被呼者への呼出しがあってから所定時
間経過後に行ない、トランクの起動前に発呼者が切断動
作を行なうと、トランクの起動を行なうことなく呼の解
放を行なう。
トランクの起動を被呼者への呼出しがあってから所定時
間経過後に行ない、トランクの起動前に発呼者が切断動
作を行なうと、トランクの起動を行なうことなく呼の解
放を行なう。
【0010】又、本発明にかかる制御手段は、トランク
の起動を被呼者への呼出しがあってから所定時間経過後
に行なうととももに、トランクの起動前に発呼者が切断
動作を行なうと、トランクの起動を行なうことなく呼の
解放を行ない、トランクの起動後に、発呼者が切断動作
を行なっても呼出しを継続し、トランクを保留とするこ
とにより、被呼者の側から該発呼者の再呼出しを可能と
する。
の起動を被呼者への呼出しがあってから所定時間経過後
に行なうととももに、トランクの起動前に発呼者が切断
動作を行なうと、トランクの起動を行なうことなく呼の
解放を行ない、トランクの起動後に、発呼者が切断動作
を行なっても呼出しを継続し、トランクを保留とするこ
とにより、被呼者の側から該発呼者の再呼出しを可能と
する。
【0011】
【実施例】本発明の原理構成図を図1に示す。図におい
て、1はネットワーク、2は中央処理装置、3は主記憶
装置、4は発呼者、5は消防/警察トランク、6は呼制
御部、7は信号処理部を示す。
て、1はネットワーク、2は中央処理装置、3は主記憶
装置、4は発呼者、5は消防/警察トランク、6は呼制
御部、7は信号処理部を示す。
【0012】中央処理装置2にダイヤル番号を翻訳して
消防/警察呼を識別する手段8と、消防/警察呼を識別
して消防/警察トランク5を起動するFPT起動手段9
を有し、主記憶装置3に秒単位の第1のタイミング部11
と、分単位の第2のタイミング部12を設け、発呼者4か
らのダイヤル番号を翻訳して消防/警察呼を識別する手
段8により、着信呼が警察/消防呼と判定すると秒単位
の第1のタイミング部11を起動し、該第1のタイミング
部のタイミングアウトをみてFPT起動手段9により消
防/警察トランク5を起動するように構成する。
消防/警察呼を識別する手段8と、消防/警察呼を識別
して消防/警察トランク5を起動するFPT起動手段9
を有し、主記憶装置3に秒単位の第1のタイミング部11
と、分単位の第2のタイミング部12を設け、発呼者4か
らのダイヤル番号を翻訳して消防/警察呼を識別する手
段8により、着信呼が警察/消防呼と判定すると秒単位
の第1のタイミング部11を起動し、該第1のタイミング
部のタイミングアウトをみてFPT起動手段9により消
防/警察トランク5を起動するように構成する。
【0013】次に上記FPT起動手段9により該消防/
警察トランク5を起動後、該消防/警察トランクの被呼
者を呼出し中、発呼者4のオンフックを呼制御部6によ
り検出し、信号処理部7よりの検出信号により分単位の
第2のタイミング部12を起動し、該第2のタイミング部
12のタイミングアウトを検出して該消防/警察トランク
5を解放し、該タイミング内に被呼者が応答すれば発呼
者4を再呼出しするように構成する。
警察トランク5を起動後、該消防/警察トランクの被呼
者を呼出し中、発呼者4のオンフックを呼制御部6によ
り検出し、信号処理部7よりの検出信号により分単位の
第2のタイミング部12を起動し、該第2のタイミング部
12のタイミングアウトを検出して該消防/警察トランク
5を解放し、該タイミング内に被呼者が応答すれば発呼
者4を再呼出しするように構成する。
【0014】本発明の処理フローチャートを図2と図3
に示す。 (1) 消防/警察呼識別手段により発呼者の特番ダイヤル
を翻訳テーブルに従って翻訳し、分類表示が特番かどう
かをチェックする。特番でなければ通常の接続処理を行
う。 (2) 分類表示が特番であれば、その特番が消防(119番)
か警察(110番) かをチェックし、消防/警察でなければ
通常呼として接続処理する。 (3) その特番が消防/警察の番号であれば第1のタイミ
ング部をスタートし、秒単位(1〜2秒)のタイミング
を取る。 (4) 発呼者の電話機4に呼出し音(リングバックトー
ン)を聞かせ、呼出し中であることを知らせる。(呼出
し状態A) (5) この呼出し状態Aでタイミング中に発呼者が切断す
れば加入者は空き状態に戻る。擬似パルスで接続される
ような場合にはこの状態に相当する。 (6) 呼出し状態Aでタイミングアウトになると(1〜2
秒経過) (7) FPT起動手段により該消防/警察トランク5を選
択し、消防/警察に対して緊急呼の呼出しを行う。(呼
出し状態B) (8) この呼出し状態Bでは発呼者に引続き呼出し音が聞
こえており、消防/警察で被呼者が応答すれば、 (9) 発呼者と被呼者のパスは接続され、通話状態とな
る。 (10)呼出し状態Bで被呼者が応答する前に発呼者がオン
フックにより切断しても被呼者に対しては呼出しが続行
している。(呼出し状態C) (11)発呼者が切断して呼出し状態Cになると、第2のタ
イミングがスタートして分単位(1〜2分)のタイミン
グを取る。 (12)被呼者が応答しないでタイムアウトになれば接続が
切れ空き状態になり、保留しているトランクを解放す
る。(トランクの有効利用のため) (13)発呼者が切断して呼出し状態Cでタイミング内に被
呼者が応答すると、 (14)トランクは保留されているので発呼者に対して再呼
出しを行う。 (15)被呼者には呼出し中表示音を聞かせ、発呼者を再呼
出し中であることを知らせる。(呼出し状態D) (16)呼出し状態Dで発呼者が呼出し音を聞いてオフフッ
クにより応答すれば、 (17)発呼者と被呼者のパスを接続させ、通話状態にな
る。 (18)呼出し状態Dで発呼者が応答しない時は被呼者が切
断し、 (19)保留している該消防/警察トランク5と被呼者を解
放する。 (20)発呼者に対する呼出しを中止し、空き状態になる。
に示す。 (1) 消防/警察呼識別手段により発呼者の特番ダイヤル
を翻訳テーブルに従って翻訳し、分類表示が特番かどう
かをチェックする。特番でなければ通常の接続処理を行
う。 (2) 分類表示が特番であれば、その特番が消防(119番)
か警察(110番) かをチェックし、消防/警察でなければ
通常呼として接続処理する。 (3) その特番が消防/警察の番号であれば第1のタイミ
ング部をスタートし、秒単位(1〜2秒)のタイミング
を取る。 (4) 発呼者の電話機4に呼出し音(リングバックトー
ン)を聞かせ、呼出し中であることを知らせる。(呼出
し状態A) (5) この呼出し状態Aでタイミング中に発呼者が切断す
れば加入者は空き状態に戻る。擬似パルスで接続される
ような場合にはこの状態に相当する。 (6) 呼出し状態Aでタイミングアウトになると(1〜2
秒経過) (7) FPT起動手段により該消防/警察トランク5を選
択し、消防/警察に対して緊急呼の呼出しを行う。(呼
出し状態B) (8) この呼出し状態Bでは発呼者に引続き呼出し音が聞
こえており、消防/警察で被呼者が応答すれば、 (9) 発呼者と被呼者のパスは接続され、通話状態とな
る。 (10)呼出し状態Bで被呼者が応答する前に発呼者がオン
フックにより切断しても被呼者に対しては呼出しが続行
している。(呼出し状態C) (11)発呼者が切断して呼出し状態Cになると、第2のタ
イミングがスタートして分単位(1〜2分)のタイミン
グを取る。 (12)被呼者が応答しないでタイムアウトになれば接続が
切れ空き状態になり、保留しているトランクを解放す
る。(トランクの有効利用のため) (13)発呼者が切断して呼出し状態Cでタイミング内に被
呼者が応答すると、 (14)トランクは保留されているので発呼者に対して再呼
出しを行う。 (15)被呼者には呼出し中表示音を聞かせ、発呼者を再呼
出し中であることを知らせる。(呼出し状態D) (16)呼出し状態Dで発呼者が呼出し音を聞いてオフフッ
クにより応答すれば、 (17)発呼者と被呼者のパスを接続させ、通話状態にな
る。 (18)呼出し状態Dで発呼者が応答しない時は被呼者が切
断し、 (19)保留している該消防/警察トランク5と被呼者を解
放する。 (20)発呼者に対する呼出しを中止し、空き状態になる。
【0015】本発明の接続シーケンス図の実施例を図4
に示す。図において、は数字翻訳状態、は呼出し中
Aの状態、は呼出し中Bの状態、は呼出し中Cの状
態、は呼出し中Dの状態、は通話状態、は再呼出
し中Eの状態を示す。の数字翻訳状態は、空き状態か
ら発呼者Aが被呼者Bに緊急呼のためのダイヤルを行う
と交換機はダイヤル数字を翻訳して緊急呼として接続処
理する。の呼出し中Aの状態は、発呼者Aに呼出し音
(RBT)が聞こえ、第1のタイミングをスタートす
る。タイミング中に発呼者Aが切断すれば空き状態に戻
る。の呼出し中Bの状態は、呼出し中Aの状態がタイ
ミングアウトするとFPTトランクを捕捉し、被呼者B
には呼出し音が送出され、発呼者Aには引続きRBTが
聞こえる。被呼者Bが応答すれば通話状態になる。
の呼出し中Cの状態は、被呼者Bを呼出し中発呼者Aが
受話器を下ろすと、第2のタイミングがスタートし、タ
イミングアウトすると空き状態に戻る。タイミング内に
発呼者Aが受話器を上げれば再び呼出し中Bの状態に戻
る。の呼出し中Dの状態は、被呼者Bを呼出し中発呼
者Aが受話器を下ろして、タイミング内に被呼者Bが応
答すると、被呼者BにはRBTが聞こえ、発呼者Aに呼
出し音を送出する。発呼者Aが応答せず被呼者Bが切断
すればトランクは解放される。の通話状態は、上記の
状態で発呼者Aが応答すれば発呼者Aと被呼者Bとはト
ランク経由で通話状態となる。の再呼出し中Eの状態
は、通話状態の後発呼者Aが受話器を下ろしても、再確
認の必要があれば被呼者Bが発呼者Aを再呼出しするこ
とが出来る。この状態は呼出し中Dの状態と同じであ
る。(従来の機能)
に示す。図において、は数字翻訳状態、は呼出し中
Aの状態、は呼出し中Bの状態、は呼出し中Cの状
態、は呼出し中Dの状態、は通話状態、は再呼出
し中Eの状態を示す。の数字翻訳状態は、空き状態か
ら発呼者Aが被呼者Bに緊急呼のためのダイヤルを行う
と交換機はダイヤル数字を翻訳して緊急呼として接続処
理する。の呼出し中Aの状態は、発呼者Aに呼出し音
(RBT)が聞こえ、第1のタイミングをスタートす
る。タイミング中に発呼者Aが切断すれば空き状態に戻
る。の呼出し中Bの状態は、呼出し中Aの状態がタイ
ミングアウトするとFPTトランクを捕捉し、被呼者B
には呼出し音が送出され、発呼者Aには引続きRBTが
聞こえる。被呼者Bが応答すれば通話状態になる。
の呼出し中Cの状態は、被呼者Bを呼出し中発呼者Aが
受話器を下ろすと、第2のタイミングがスタートし、タ
イミングアウトすると空き状態に戻る。タイミング内に
発呼者Aが受話器を上げれば再び呼出し中Bの状態に戻
る。の呼出し中Dの状態は、被呼者Bを呼出し中発呼
者Aが受話器を下ろして、タイミング内に被呼者Bが応
答すると、被呼者BにはRBTが聞こえ、発呼者Aに呼
出し音を送出する。発呼者Aが応答せず被呼者Bが切断
すればトランクは解放される。の通話状態は、上記の
状態で発呼者Aが応答すれば発呼者Aと被呼者Bとはト
ランク経由で通話状態となる。の再呼出し中Eの状態
は、通話状態の後発呼者Aが受話器を下ろしても、再確
認の必要があれば被呼者Bが発呼者Aを再呼出しするこ
とが出来る。この状態は呼出し中Dの状態と同じであ
る。(従来の機能)
【0016】本発明により、警察、消防等の緊急な呼に
対して、呼出し中に誤って発呼加入者が受話器を下ろし
た場合に、警察、消防側から再呼出しが出来る。また、
交換システムでも、即呼出しにいかないためのタイミン
グをとるため誤ダイヤルによるFPTトランクの無効保
留を防止することが出来る。
対して、呼出し中に誤って発呼加入者が受話器を下ろし
た場合に、警察、消防側から再呼出しが出来る。また、
交換システムでも、即呼出しにいかないためのタイミン
グをとるため誤ダイヤルによるFPTトランクの無効保
留を防止することが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、トランクの無効保留を
防止することができる。
防止することができる。
【図1】 本発明の原理構成図
【図2】 本発明の処理フローチャート(その1)
【図3】 本発明の処理フローチャート(その2)
【図4】 実施例の接続シーケンス図
【図5】 従来例のブロック構成図
【図6】 従来例の接続シーケンス図
【符号の説明】 1,21 ネットワーク 2,22 中央処理装置 3,23 主記憶装置 4,24 発呼者 5,25 消防/警察トランク 6,26 呼制御部 7,17 信号処理部 8 消防/警察呼識別手段 9 FPT起動手段 11 第1のタイミング部 12 第2のタイミング部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 賢一 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目3番5 号 富士通東北通信システム株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−161862(JP,A) 特開 昭62−281547(JP,A) 特開 昭63−48038(JP,A) 特開 昭62−243499(JP,A) 特開 昭62−284596(JP,A) 特開 平3−258189(JP,A) 特開 平1−137862(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/26 - 1/57 H04M 3/00 - 3/06 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/64 H04M 7/00 - 7/16 H04M 19/00 - 19/08 H04Q 1/54 - 1/56 H04Q 3/42 H04Q 3/54 - 3/62 H04Q 3/70 - 3/74
Claims (2)
- 【請求項1】 被呼者への呼出しに応じて該被呼者を収
容するトランクの起動を行なう交換装置において、 該トランクの起動を被呼者への呼出しがあってから所定
時間経過後に行なうとともに、該トランクの起動前に発
呼者が切断動作を行なうと、該トランクの起動を行なう
ことなく呼の解放を行なう制御手段を有することを特徴
とする交換装置。 - 【請求項2】 被呼者への呼出しに応じて該被呼者を収
容するトランクの起動を行なう交換装置において、 該トランクの起動を被呼者への呼出しがあってから所定
時間経過後に行なうととももに、該トランクの起動前に
発呼者が切断動作を行なうと、該トランクの起動を行な
うことなく呼の解放を行ない、該トランクの起動後に、
発呼者が切断動作を行なっても呼出しを継続し、該トラ
ンクを保留とすることにより、該被呼者の側から該発呼
者の再呼出しを可能とする制御手段を有することを特徴
とする交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3055140A JP3000696B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3055140A JP3000696B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04290364A JPH04290364A (ja) | 1992-10-14 |
JP3000696B2 true JP3000696B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=12990474
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