JP3000605B2 - 施肥装置付き乗用型田植機 - Google Patents

施肥装置付き乗用型田植機

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JP3000605B2
JP3000605B2 JP2036848A JP3684890A JP3000605B2 JP 3000605 B2 JP3000605 B2 JP 3000605B2 JP 2036848 A JP2036848 A JP 2036848A JP 3684890 A JP3684890 A JP 3684890A JP 3000605 B2 JP3000605 B2 JP 3000605B2
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塩崎  孝秀
清家  理伯
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、田植装置を走行車体の後方側に昇降可能
に装着し、施肥装置の肥料繰出部を田植装置の前側で走
行車体の後部に装着した施肥装置付き乗用型田植機に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、特開昭59−203420号公報に示されるように、前
側が高く後側が低く傾斜した苗載台と該苗載台の下端部
から苗を取って土壌に苗を移植する移植具とを備えた田
植装置を走行車体の後方側に昇降連結機構を介して昇降
可能に装着し、該田植装置の前側で走行車体の後部に施
肥装置の肥料繰出部を装着し、管体で構成した肥料移送
部で該肥料繰出部側から作溝部へ肥料を導き該肥料移送
部内に導入した圧力風で肥料を移送する構成とした施肥
装置付き乗用型田植機において、前記肥料移送部を機体
側面視で肥料繰出部側から後方に向い更に前記苗載台の
前側に沿って苗載台の下端部下方に向うよう配置したも
のがあった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来のものは、肥料移送部を機体側面視で肥料繰
出部側から後方に向い更に苗載台の前側に沿って苗載台
の下端部下方に向うよう配置したものであるから、肥料
移送部内を肥料が圧力風を受けて円滑に移送される。
しかし、作溝部を、作業開始時において植付位置の近
くから施肥が開始できるよう苗載台の下端部下方に配置
し、且つ、施肥用の溝が一定深さに形成されるよう整地
フロートに固着すると、施肥移送部の下流側が田植装置
の左右動する苗載台等の作動部に接近することになる。
このような状態で、田植作業中に、耕盤の深さの変動等
により田植装置を昇降動すると、それにともない肥料移
送部が撓んでその下流側が田植装置の作動部に干渉し、
肥料移送部の下流側が摩耗したり破損したりすることが
あった。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記従来の技術の問題点を解決するため
に、以下の手段を講じた。即ち、請求項1の発明では、
前側が高く後側が低く傾斜した苗載台25と該苗載台25の
下端部から苗を取って土壌に苗を移植する移植具23とを
備えた田植装置20を走行車体1の後方側に昇降連結機構
16を介して昇降可能に装着し、該田植装置20の前側で走
行車体1の後部に施肥装置29の肥料繰出部Aを装着し、
管体で構成した肥料移送部Bで該肥料繰出部A側から苗
載台25の下端部下方に配置して整地フロートFに固着さ
れた作溝部Cへ肥料を導き該肥料移送部B内に導入した
圧力風で肥料を移送する構成とした施肥装置付き乗用型
田植機において、前記肥料移送部Bを機体側面視で肥料
繰出部A側から後方に向い更に前記苗載台25の前側に沿
って苗載台25の下端部下方に向うよう配置するととも
に、該肥料移送部Bはその下流側に硬管34を備え該硬管
34より上流側に軟管35を備えることを特徴とする施肥装
置付き乗用型田植機の構成とした。
また、請求項2の発明では、前記肥料移送部Bを、苗
載台25をその前方で支持する部材26に取付けたことを特
徴とする請求項1記載の施肥装置付き乗用型田植機の構
成とした。
〔発明の作用及び効果〕
この発明の施肥装置付き乗用型田植機は、肥料移送部
Bを機体側面視で肥料繰出部A側から後方に向い更に前
記苗載台25の前側に沿って苗載台25の下端部下方に向う
よう配置したものであるから、肥料移送部B内を肥料が
圧力風を受けて円滑に移送され、よって、施肥作用が良
好に行える。
しかも、作溝部Cを、作業開始時において植付位置の
近くから施肥が開始できるよう苗載台25の下端部下方に
配置し、且つ、施肥用の溝が一定深さに形成されるよう
整地フロートFに固着し、その作溝部Cへ肥料移送部B
で肥料を導くものとし、その結果、肥料移送部Bの下流
側が田植装置20の作動部に接近することになるものであ
りながら、請求項1の発明では、肥料移送部Bはその下
流側に硬管34を備え該硬管34より上流側に軟管35を備え
るものであるから、田植作業中に、耕盤の深さの変動等
により田植装置20を昇降動しても、肥料移送部B側の下
流側が撓んで田植装置20の作動部に干渉することが少な
くなる。また、請求項2の発明では、更に、肥料移送部
Bを、苗載台25をその前方で支持する部材26に取付けた
ものであるから、肥料移送部Bが苗載台25の前側に沿っ
て配置されるものでありながら、左右動する苗載台に干
渉することが少なくなる。よって、従来のものより肥料
移送部Bの摩耗や破損が少なくなる。
〔実施例〕
この発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明する。
1は走行車体である。左右に一定の間隔を配して前後
に延びる左右一対の車体フレーム1a,1bが適宜横フレー
ム1cで連結されており、前部の左右フレーム1a,1b間に
ミッションケース2を取付け、左右のフレーム1a,1bの
後部左右中間に支柱3を有する後部フレーム1dで連結し
ている。そして、前記ミッションケース2の後部に前輪
デフケース4を伝動軸が内装された前後方向に向かうケ
ースを介して回動自在に設け、この前輪デフケース4の
左右両端に縦ケース5を設けて操舵ケース6を取付け、
この操舵ケース6に前輪7、7を取付けている。また、
前記後部フレーム1dの左右中央部には後方に向かう支軸
8を介して後輪を後輪伝動ケース9、9を左右両端に取
付けたローリング枠10を取付け、この後輪伝動ケース
9、9に後輪11、11を取付けている。12はエンジンで、
前記フレーム1a,1b上で前後中間部に搭載している。13
は搭乗台であり、エンジンカバーを兼ねている。14は操
縦ハンドル、15は運転座席である。
16は昇降連結機構で、前記支柱3に上部リンク16aと
下部リンク16bの基部を枢着してこの両リンクの後部を
ローリングメタル17を取付けた後部リンク16cで枢結
し、前記上部リンク16aと一体上のレバー18を走行車体
1側にシリンダー基部側を枢着した油圧シリンダー装置
19に連繋して昇降作動するように構成している。
20は田植装置で、平面視が門型状に構成された植付伝
動ケース21の各後方へ延びるケースの後端側方には、左
右横側へ突出する駆動軸で伝動回転される回転ケース2
2,22,・・の外側に設けられた苗植付具23,23,・・が設
けられ、植付伝動ケース21の前側には左右往復横移動機
構を内装したケース24が設けられていて、この左右横移
動機構で苗を搭載する苗載台25が作動されるように構成
している。そして、この苗載台25から前記苗植付具23,2
3が苗を分割して移植するように構成されている。26は
支持杆で基部が前記ケース24に固着されており苗載台25
を左右移動自在に支持している。Fは整地フロートで、
前記植付伝動ケース21に上下調節可能なアーム27に枢結
されている。28は前記アーム27な調節作動レバーであ
る。
29は施肥装置で、施肥繰出部Aと施肥移送部Bと作溝
部Cとからなっていて、夫々次の通り構成されている。
肥料繰出部Aは肥料を収容する肥料タンク30の下部に
肥料繰出ロールを内装した繰出ケース31を一体状に設
け、繰出ロールの回転で肥料タンク30から定量づつ肥料
が繰り出されるようになっていてこの繰り出された肥料
が漏斗32で受けられる構成になっている。
肥料移送部Bは、前記漏斗32に一体的に取付けた変形
しない硬管33と後述する作溝器側に位置する硬管34との
間を屈曲自在な可撓性の軟管35で連結し、且つ、前記硬
管33の基端側を送風機37の空気吹き出し口に連結の風圧
溜タンク38に連通して肥料が風送されるように構成され
ている。尚、実施例では硬管33に対して軟管35を外套さ
せて移動自由に挿通ならしめ、その繋ぎ目の外側に蛇腹
状に形成した伸縮カバー36を両者の連繋する管33,35に
連結して互いに引き付けあうように設けている。
下部側の硬管34は作業器側に固着されている。また、
軟管35の先端部側は前記支持杆26に取付けられている。
作溝部Cは、整地フロートF面下に固着されて圃場表
土面に溝を形成する溝付け金具39の後部に平面視がコ字
状の肥料受入体40を固着した構成になっていて、この肥
料受入体40内に前記硬管34が突っ込まれて固着されてい
る。
以上の実施例の作用について説明すると、苗植付け作
業中において、肥料タンク30内の肥料が繰出ロールで漏
斗32内に繰り出され、肥料移送管の硬管33内に流下され
ると送風機37からの空気圧で後方へ吹き出されて可撓管
の軟管35内に送り込まれて下部の作溝器のコ字状の受入
体40内に送られて作溝された溝に撒かれて施肥される。
そして、昇降連結機構16で田植装置20を昇降すると
き、走行車体1側に取付けられた肥料繰出部Aに一体の
硬管33に対して田植装置20側に取付けられている可撓管
である施肥移送用の軟管35が摺動して該軟管35が無闇に
屈曲せず、肥料詰まりを無くして円滑に肥料を移送して
施肥できる。
以上説明したように、また、図面に示したように、こ
の施肥装置付き乗用型田植機は、前側が高く後側が低く
傾斜した苗載台25と該苗載台25の下端部から苗を取って
土壌に苗を移植する移植具23とを備えた田植装置20を走
行車体1の後方側に昇降連結機構16を介して昇降可能に
装着し、該田植装置20の前側で走行車体1の後部に施肥
装置29の肥料繰出部Aを装着し、管体で構成した肥料移
送部Bで該肥料繰出部A側から苗載台25の下端部下方に
配置して整地フロートFに固着された作溝部Cへ肥料を
導き該肥料移送部B内に導入した圧力風で肥料を移送す
る構成とした施肥装置付き乗用型田植機において、前記
肥料移送部Bを機体側面視で肥料繰出部A側から後方に
向い更に前記苗載台25の前側に沿って苗載台25の下端部
下方に向うよう配置する構成とし、そして、該肥料移送
部Bはその下流側に硬管34を備え該硬管34より上流側に
軟管35を備える構成とし、また、更に、肥料移送部B
を、苗載台25をその前方で支持する部材26に取付けた構
成としたものである。
よって、この施肥装置付き乗用型田植機は、肥料移送
部Bを機体側面視で肥料繰出部A側から後方に向い更に
前記苗載台25の前側に沿って苗載台25の下端部下方に向
うよう配置したものであるから、肥料移送部B内を肥料
が圧力風を受けて円滑に移送され、よって、施肥作業が
良好に行える。
しかも、作溝部Cを、作業開始時において植付位置の
近くから施肥が開始できるよう苗載台25の下端部下方に
配置し、且つ、施肥用の溝が一定深さに形成されるよう
整地フロートFに固着し、その作溝部Cへ肥料移送部B
で肥料を導くものとし、その結果、肥料移送部Bの下流
側が田植装置20の作動部に接近することになるものであ
りながら、請求項1の発明では、肥料移送部Bはその下
流側に硬管34を備え該硬管34より上流側に軟管35を備え
るものであるから、田植作業中に、耕盤の深さの変動等
により田植装置20を昇降動しても、肥料移送部Bの下流
側が撓んで田植装置20の作動部に干渉することが少なく
なる。また、更に、肥料移送部Bを、苗載台25をその前
方で支持する部材26に取付けたものであるから、肥料移
送部Bが苗載台25の前側に沿って配置されるものであり
ながら、左右動する苗載台に干渉することが少なくな
る。よって、従来のものより肥料移送部Bの摩耗や破損
が少なくなる。
尚、第3図は、肥料繰出部A側において設けた硬管33
と軟管35の連結部分における摺動連繋構造を、作溝部C
側において実施して、硬管34に対して軟管35を摺動なら
しめるよう構成した例である。
【図面の簡単な説明】
各図面について以下に簡単に説明する。 第1図:一部断面の側面図 第2図:その要部の平面図 第3図:別例の要部の側断面図 図中の主な符号を以下に簡単に説明する。 1:走行車体 16:昇降連結機構 20:田植装置 23:移植具 25:苗載台 26:支持杆 29:施肥装置 34:硬管 35:軟管 A:肥料繰出部 B:肥料移送部
フロントページの続き (72)発明者 神谷 寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社技術部内 審査官 山田 昭次 (56)参考文献 特開 昭59−203420(JP,A) 実開 昭59−21832(JP,U) 実開 昭60−134169(JP,U) 実開 昭59−166613(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/00 302 A01C 15/00 - 19/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前側が高く後側が低く傾斜した苗載台25と
    該苗載台25の下端部から苗を取って土壌に苗を移植する
    移植具23とを備えた田植装置20を走行車体1の後方側に
    昇降連結機構16を介して昇降可能に装着し、該田植装置
    20の前側で走行車体1の後部に施肥装置29の肥料繰出部
    Aを装着し、管体で構成した肥料移送部Bで該肥料繰出
    部A側から苗載台25の下端部下方に配置して整地フロー
    トFに固着された作溝部Cへ肥料を導き該肥料移送部B
    内に導入した圧力風で肥料を移送する構成とした施肥装
    置付き乗用型田植機において、前記肥料移送部Bを機体
    側面視で肥料繰出部A側から後方に向い更に前記苗載台
    25の前側に沿って苗載台25の下端部下方に向うよう配置
    するとともに、該肥料移送部Bはその下流側に硬管34を
    備え該硬管34より上流側に軟管35を備えることを特徴と
    する施肥装置付き乗用型田植機。
  2. 【請求項2】前記肥料移送部Bを、苗載台25をその前方
    で支持する部材26に取付けたことを特徴とする請求項1
    記載の施肥装置付き乗用型田植機。
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