JP3000330U - 駐輪場の屋根材位置決め具 - Google Patents

駐輪場の屋根材位置決め具

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JP3000330U
JP3000330U JP84094U JP84094U JP3000330U JP 3000330 U JP3000330 U JP 3000330U JP 84094 U JP84094 U JP 84094U JP 84094 U JP84094 U JP 84094U JP 3000330 U JP3000330 U JP 3000330U
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purlin
roofing material
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bicycle parking
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JP84094U
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正一 追田
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Daydo Co Ltd
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Daydo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋根材の母屋への位置決め作業を簡単に行え
て、品質と作業性の向上が図れる駐輪場の屋根材位置決
め具を提供する。 【構成】 下面に凹所6を有する屋根材4を母屋3の上
面3bに固定する際に、母屋3の上面3bに付設されて
屋根材4を位置決めする駐輪場の屋根材位置決め具であ
って、屋根材4の凹所6を嵌め込む位置決め具本体8
と、母屋3に穿設された位置決め孔7に差し込まれる挿
嵌突起9と、を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は駐輪場の屋根材位置決め具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7と図8に示すように、駐輪場の設置作業に於て、支柱bに梁cを介 して設けられた母屋dに、屋根材aを位置決めして固定するには次のようにして いた。即ち、溶接fによりコの字型断面の金具eを母屋dの上面に連結し、この 金具eに屋根材aの凹所gを嵌め込んで位置決めし、各種の固定具にて固定して いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、溶接fを行うと、外観が悪くなるため、溶接f後に仕上げが必要とな り、作業に手間が掛かってコスト高となる。しかも、溶接fの熱によって母屋d に歪みが発生し、品質が落ちる問題がある。
【0004】 そこで、本考案は従来のこのような問題点を解決する駐輪場の屋根材位置決め 具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、下面に凹所を有する屋根材を母屋の上 面に固定する際に、該母屋の上面に付設されて該屋根材を位置決めする駐輪場の 屋根材位置決め具であって、上記屋根材の凹所を嵌め込む位置決め具本体と、上 記母屋に穿設された位置決め孔に差し込まれる挿嵌突起と、を備えたものである 。
【0006】 さらに、位置決め具本体を、母屋の上面に当接しかつ屋根材の凹所に嵌合する 嵌合当接部と、該嵌合当接部から垂設されて上記母屋の側面に当接乃至近接する 垂下片部と、から構成すると共に、該垂下片部に挿嵌突起を配設し、該挿嵌突起 が差し込まれる位置決め孔を、上記母屋の側面から穿設したものである。
【0007】 さらに、嵌合当接部が上下方向の貫通孔部を有する短筒型であり、位置決め具 本体と挿嵌突起を合成樹脂にて一体形成すると共に、上記挿嵌突起に、母屋の内 外に貫通する位置決め孔を通過して該母屋内面で係止する弾性抜止部を、形成し たものである。
【0008】
【作用】
母屋の位置決め孔に、屋根材位置決め具の挿嵌突起を差し込んで、位置決め具 本体の嵌合当接部を、母屋の上面に当接させると共に、母屋の側面に垂下片部を 当接乃至近接させて、母屋に屋根材位置決め具を連結した後、嵌合当接部の上か ら、屋根材の凹所を被せるようにして嵌め込めば、屋根材が位置決めされる。
【0009】 この屋根材の凹所に対応する部位の上から、セルフタッピングねじ等にて、屋 根材と母屋を締結して固定する。このとき、嵌合当接部が上下方向の貫通孔部を 有する短筒型であれば、タッピングねじ等の軸部が貫通孔部内に挿通され、セル フタッピングねじの位置が多少水平方向にずれていても、嵌合当接部を、接触に より破損させることがない。
【0010】 また、母屋と屋根材位置決め具は溶接せずに連結できるから、溶接による母屋 の歪みが防止されると共に、溶接後の仕上げが不要となる。さらに、挿嵌突起の 弾性抜止部を母屋内面に係止すれば、位置決め具本体との共働により、屋根材位 置決め具が、母屋に対して緊縛状となって、母屋の所定位置に確実に維持される ため、屋根材の位置決め及び固定の作業の際に、屋根材位置決め具に外力が作用 しても位置ずれせず、精度良く屋根材を位置決めして固定できる。
【0011】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0012】 図1と図2は、本考案に係る屋根材位置決め具Rを用いた駐輪場を示し、1は 地面等に立設された支柱で、支柱1の上端部には梁2が連結される。
【0013】 梁2の上面には、複数本の母屋3…が所定間隔をもって平行状に設けられ、該 母屋3…に、金属板等から成る屋根材4が、セルフタッピングねじ5等で固定さ れる。
【0014】 屋根材4は、その下面に、梁2の長手方向に延びる溝状凹所6を多数有してお り、この凹所6…は、下方に開口する台形状断面であって、屋根材4の所定部位 を上方へ突出させて形成される。
【0015】 また、図3と図4に示すように、母屋3は金属製角パイプ等から成る矩形状断 面とされ、母屋3の一側面3aから、位置決め孔7が凹所6と等ピッチで多数穿 設され、母屋3の内外に貫通する。
【0016】 次に、屋根材位置決め具Rは、屋根材4の凹所6を嵌め込む位置決め具本体8 と、母屋3の位置決め孔7に差し込まれる挿嵌突起9と、を備え、位置決め具本 体8と挿嵌突起9は、合成樹脂にて一体形成される。
【0017】 具体的には、図4,図5及び図6に示すように、位置決め具本体8は、母屋3 の上面3bに当接しかつ屋根材4の凹所6に嵌合する嵌合当接部10と、嵌合当接 部10の下端縁から母屋3の一側面3aに沿って垂設された垂下片部11と、から構 成される。
【0018】 嵌合当接部10は、上下方向の貫通孔部12を有する短筒型で、この貫通孔部12を 、セルフタッピングねじ5の軸部5aが挿通する。なお、図例では、貫通孔部12 は矩形状となっているが、丸や多角形であってもよい。
【0019】 また、垂下片部11に挿嵌突起9が配設され、垂下片部11の内側面11aから挿嵌 突起9が水平状に突出する。この挿嵌突起11には、弾性抜止部13が、軸方向所定 ピッチで複数形成される。
【0020】 弾性抜止部13は、先端側が傾斜面となった外鍔状であって、位置決め孔7内を 内径方向へ弾性変形しつつ通過して、母屋3の内部で復元し、母屋3内面で係止 して、位置決め孔7から挿嵌突起11が抜け出るのを防止する。
【0021】 なお、図例では、挿嵌突起9及び位置決め孔7は円形とされているが、楕円や 多角形等の種々の形状にするも自由である。
【0022】 しかして、屋根材位置決め具Rは、屋根材4を母屋3の上面3bに固定する際 に、母屋3の上面3bに付設されて屋根材4を位置決めするためのものである。
【0023】 即ち、図4に示すように、母屋3の位置決め孔7に、屋根材位置決め具Rの挿 嵌突起9を差し込んで、嵌合当接部10の下端面10aを、母屋3の上面3bに当接 させると共に、母屋3の一側面3aに垂下片部11の内側面11aを当接乃至近接さ せて、母屋3に屋根材位置決め具Rを連結する。
【0024】 これにより、屋根材位置決め具Rは、動きが規制されて母屋3の所定位置に確 実に維持される。この屋根材位置決め具Rの嵌合当接部10に、屋根材4の所定の 凹所6を、被せるようにして嵌め込めば、屋根材4が位置決めされる。このとき 、屋根材位置決め具Rは、外力によって容易に位置ずれしないので、屋根材4を 精度良く位置決めできる。
【0025】 この屋根材4の凹所6に対応する部位の上から、セルフタッピングねじ5をね じ込んで、下孔及びねじを形成しつつ、屋根材4と母屋3を締結して固定する。
【0026】
【考案の効果】 本考案は上述の如く構成されているので、次に記載するような著大な効果を奏 する。
【0027】 請求項1〜4記載の考案では、母屋3への屋根材4の位置決め作業を簡単に行 える。しかも、母屋3と屋根材位置決め具Rは、溶接せずに連結できるから、溶 接による母屋3の歪みが防止されると共に、溶接後の仕上げが不要となり、品質 と作業性の向上が図れて、コストダウンが可能となる。
【0028】 請求項3,4記載の考案では、母屋3と屋根材4を固定するセルフタッピング ねじ5の位置が多少水平方向にずれていても、嵌合当接部10を、接触により破損 させることなく作業できる。しかも、嵌合当接部10は上下に開口する短筒型であ るから、屋根材位置決め具Rの軽量化を図れて、上下方向からの外力にも十分に 耐えるだけの強度を持たせることができる。
【0029】 請求項4記載の考案では、屋根材位置決め具Rが母屋3の所定位置に確実に維 持されて、屋根材4の位置決め及び固定の作業の際における屋根材位置決め具R の位置ずれが防止されるため、屋根材4の精度位置決め精度が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】側面図である。
【図3】拡大正面図である。
【図4】拡大断面側面図である。
【図5】拡大側面図である。
【図6】拡大平面図である。
【図7】従来例の正面図である。
【図8】従来例の断面側面図である。
【符号の説明】
3 母屋 3a 側面 3b 上面 4 屋根材 6 凹所 7 位置決め孔 8 位置決め具本体 9 挿嵌突起 10 嵌合当接部 11 垂下片部 12 貫通孔部 13 弾性抜止部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に凹所6を有する屋根材4を母屋3
    の上面3bに固定する際に、該母屋3の上面3bに付設
    されて該屋根材4を位置決めする駐輪場の屋根材位置決
    め具であって、上記屋根材4の凹所6を嵌め込む位置決
    め具本体8と、上記母屋3に穿設された位置決め孔7に
    差し込まれる挿嵌突起9と、を備えたことを特徴とする
    駐輪場の屋根材位置決め具。
  2. 【請求項2】 位置決め具本体8を、母屋3の上面3b
    に当接しかつ屋根材4の凹所6に嵌合する嵌合当接部10
    と、該嵌合当接部10から垂設されて上記母屋3の側面3
    aに当接乃至近接する垂下片部11と、から構成すると共
    に、該垂下片部11に挿嵌突起9を配設し、該挿嵌突起9
    が差し込まれる位置決め孔7を、上記母屋3の側面3a
    から穿設した請求項1記載の駐輪場の屋根材位置決め
    具。
  3. 【請求項3】 嵌合当接部10が上下方向の貫通孔部12を
    有する短筒型である請求項2記載の駐輪場の屋根材位置
    決め具。
  4. 【請求項4】 位置決め具本体8と挿嵌突起9を合成樹
    脂にて一体形成すると共に、上記挿嵌突起9に、母屋3
    の内外に貫通する位置決め孔7を通過して該母屋3内面
    で係止する弾性抜止部13を、形成した請求項1,請求項
    2又は請求項3記載の駐輪場の屋根材位置決め具。
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