JP3000134U - キャリア - Google Patents

キャリア

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JP3000134U
JP3000134U JP4794U JP4794U JP3000134U JP 3000134 U JP3000134 U JP 3000134U JP 4794 U JP4794 U JP 4794U JP 4794 U JP4794 U JP 4794U JP 3000134 U JP3000134 U JP 3000134U
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JP
Japan
Prior art keywords
carrier
container
guide rail
caster
mounting hole
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Application number
JP4794U
Other languages
English (en)
Inventor
野村  勝
Original Assignee
株式会社テイアンドエヌ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペースの無駄を省いてコンパクトに折り畳
み、収納することができるキャリアの提供。 【構成】 コンテナの底板7の裏面には挿入孔8aを有
するガイドレール8が設けられ、ガイドレール8の下面
には前記挿入孔8aと連通する溝8bが形成され、かつ
ガイドレール8の両側部には挿入孔8aの開口端を閉止
するために閉止バー11が設けられ、さらに前記キャス
タ2の上部には前記挿入孔8aに挿入しうる取付板10
が設けられて構成され、前記キャスタ2をガイドレール
8に容易に取付けおよび取外しを行なうことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、荷物の運搬などに用いられる、コンテナの底部にキャスタが取り付 けられたキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より大量の荷物を運搬するためにコンテナの底部にキャスタが取り付けら れたキャリアが用いられる。このようなキャリアは、コンテナ部分をキャスタが 取り付けられた折り畳み自在のネットにより側面が構成されており、底板を取り 外せば折り畳むことができる。したがって、製造されたキャリアは、出荷すると きにそのコンテナ部分を折り畳むことにより小さな容積で運搬することができる 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このようなキャリアは、そのネットの下部にキャスタが突出している ため、ネットを折り畳んでもキャスタが嵩張ってしまい、コンパクトに収納でき ないという問題がある。キャスタがついているために無駄になるスペースは、他 のコンテナ部分の容積と比較して非常に大きいため、その影響で輸送コストの無 駄は高額なものになる。とくに、大容積用のキャリアのばあいには、キャスタも 大型のものが用いられるため、この傾向はますます顕著になる。
【0004】 さらに、キャリアの製造および流通過程を考えたばあい、まず、販売者が市販 のキャスタを購入したのち、これをキャリアの製造者に輸送し、製造者はこのキ ャスタをコンテナ部分に結合する。そののち、製造者は販売者に完成品のキャリ アを搬送する。したがって、キャスタは販売者と製造者の間を繰り返し搬送され るため、輸送コストが無駄になる。近年、製造業界では国際分業が盛んに行なわ れているため、前述のような輸送コストの無駄は、非常に高額なものになる。
【0005】 本考案はこのような問題を解消しうるものであり、輸送時に無駄な空間が生じ ず輸送効率が大幅に向上しうるキャリアを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のキャリアは、コンテナ下部にキャスタが取り付けられたキャリアであ って、 上端に平板状の取付板が固設されたキャスタと、コンテナの底板の下面に形成さ れた、前記取付板が挿入されうる取付孔を有するガイドレールと、前記挿入孔近 辺に設けられた、前記取付孔を閉止するための閉止手段とを有しており、前記キ ャスタがガイドレールに着脱自在に取り付けられることを特徴とするものである 。
【0007】
【作用】
本考案によれば、コンテナ下部の底板の裏面にキャスタを取り付けるためのガ イドレールが設けられており、さらに、ガイドレールの挿入孔の開口端に閉止手 段が設けられているため、キャスタの上部に設けられた取付板をガイドレールの 挿入孔に挿入することにより、容易にキャスタの取付けを行なうことができ、ま た容易に取外しを行なうこともできる。そのため、キャリアを出荷する時には、 コンテナとキャスタとを別々に運搬することができる。取付板は挿入孔内部に堅 固に保持されるため、キャスタはコンテナ下部に確実に保持される。
【0008】
【実施例】
次に図面を参照しながら本考案のキャリアの説明をする。
【0009】 図1は本考案のキャリアの一実施例を示す斜視図、図2は図1のキャスタ部分 を示す拡大斜視図、図3は本考案のキャリアの他の実施例を示す要部拡大断面図 、図4は本考案のキャリアのさらに他の実施例を示す要部拡大断面図、図5は本 考案のキャリアのさらに他の実施例を示す要部拡大断面図である。
【0010】 図1に示されるように、キャリアは以下のように構成されている。
【0011】 すなわち、1はコンテナであり、その下面にキャスタ2が取り付けられており 、キャスタ2のローラ3が床面を転動することにより、キャリアを小さな力で移 動させることができるようにされている。図1はキャリアを下から斜め方向に見 た図である。
【0012】 コンテナ1は、側面の三方をたとえば金属ネット4a,4b、4cで構成され 、それぞれのネットは連結金具5で揺動自在に連結されている。さらに、コンテ ナ1の側面のうち残る一面は扉用の一対のネット4dによって構成されている。 ネット4dは、蝶番式の連結金具6によって前記ネット4a、4cの側面に着脱 自在に連結されているため、コンテナ1の一側面を扉のごとく容易に開放および 閉止することができる。さらに、コンテナ1の下部には底板7が蝶番などを介し て取り付けられているため、コンテナ1は底板7およびネット4a〜4dを折り 畳むことによって非常に容易にしかもコンパクトに折り畳んで収納することがで きる。また逆の手順で容易に組立てることができる。
【0013】 図2に示されるように前記底板7の裏面にはキャスタ連結用のガイドレール8 が取り付けられている。ガイドレール8の下部には挿入孔8aから奥部に向かっ てスリット8bが延設されている。一方、前記キャスタ2のアーム部9の上端に は取付板10が設けられているので、この取付板10をガイドレール8の挿入孔 8aに挿入することにより、キャスタ2はそのアーム9の部分が前記スリット8 bに挿通されるため、コンテナ1の下部に着脱自在に取り付けられる。さらに、 ガイドレール8の一方の側部にはねじ孔8cが穿設され、他方の側壁の内側には 前記ねじ孔8cより小径の孔8dが穿設されている。それにより、挿入孔8aを 閉止するための閉止バー11を螺入できるようになっている。閉止バー11の後 端側には雄ねじ部11aおよびつまみ11bが形成されている(いわゆる蝶ねじ にされている)ため、閉止バー11の先端部11cが前記孔8dに嵌入するので 閉止バー11は強固に固定されうる。
【0014】 なお、キャスタ2は公知のものを用いればよく、アーム部9が取付板10に対 して回転自在のものまたは固定されたもの、いずれをも用いることができる。
【0015】 叙上のごとく構成されるキャリアにおいては、キャスタ2は以下のようにして ガイドレール8に装着される。
【0016】 図2に示されるように、まずキャスタ2の取付板10をガイドレール8の挿入 孔8a内部に挿入すればアーム9も溝8b内部に挿入されてガイドレール8の下 部に突設するように配置される。ついで閉止バー11をガイドレール8側部のね じ孔8cから挿入し、その先端部11cを嵌入穴8dに嵌入する。そして閉止バ ー11の後端側のつまみ11bを把持しながらねじ穴8cに雄ねじ部11bを螺 入することにより閉止バー11は固定され、挿入孔8aの開口部が閉止される。 したがってキャスタ2は挿入部8aから抜け落ちることがない。また、叙上の手 順を逆に行うことにより、容易にキャスタ2の取り外しを行うことができる。
【0017】 また、図3〜5にはキャスタ2をガイドレール8内部に保持させるための手段 の他の実施例が示されている。
【0018】 図3には、ガイドレール8の開口端近傍の両側に一対の保持ロック12が設け られた例が示されている。保持ロック12は、軸12aに保持爪12bが回転自 在に枢支され、またその軸12aに設けられたねじりコイルばね12cによって 保持爪12bの先端が、側壁に形成された切欠溝8eから挿入孔8aに突出して 挿入孔8aの開口端を閉止するように付勢されたものである。保持爪12bはガ イドレール8の開口端側に露出される側の側面が円弧状に形成されることにより 、キャスタ2の取付板13の先端に滑らかに当接しうるようになっている。また 、これに対応して取付板13の先端部13aも円弧状に形成されている。叙上の ように構成されることにより、キャスタ2を取り付けるばあい、取付板13の先 端部13aを保持ロック12の保持爪12bに押し当てながら、挿入孔8a内部 に挿入する。このとき、両保持爪12bは、押し開かれるように回転して切欠溝 8eを通って挿入孔8aの外側に逃げるので、取付板13を、スムーズに挿入孔 8a内部に挿入することができる。キャスタ2の挿入が完了した時、保持爪12 bはねじりコイルばね12cによって戻され、挿入孔8aの開口端を閉止する。 このとき、後述の解除レバー12dがガイドレール8の外側面に当接するため、 挿入された取付板13が抜け出ようとしても保持爪12bがその位置から逆回転 しない。このため、取付板13は、挿入孔8a内部に堅固に保持される。また、 キャスタ2を取り外す時は、保持爪12bの後部に突設された解除レバー12d を回転させて、保持爪12bを挿入孔8aの外側に退けて、キャスタ2を挿入孔 8a内部から抜き取ればよい。保持ロック12を用いることにより、キャスタ2 の取付け作業は片手で容易に行うことができるので、作業性は大幅に向上する。
【0019】 図4には保持ロックの他の実施例が示されている。この保持ロック14には、 前記ガイドレール8の両側に揺動自在に枢支された略L字状の保持爪15が用い られている。保持爪15の先端部(鉤状にされた部分)15aは、後端部(以下 、解除レバーという)15bとガイドレール8の側壁とのあいだに介在させられ た圧縮コイルばね16によって、ガイドレール8の側壁に形成された切欠溝から 前記挿入孔8a内に侵入するように付勢されている。したがって、キャスタ2を 取り付けるときは、その円弧状にされた取付板13の先端部13aを挿入孔8a に押し込めば、前記圧縮コイルばね16の付勢力に抗して両保持爪15の先端部 15aが互いに押し開かれるのでスムーズに挿入されうる(図中2点鎖線で示す )。挿入が完了すれば、圧縮コイルばね16の付勢力によって保持爪15の先端 部15aが再度侵入してきてロックされる。
【0020】 キャスタ2を取り外すときは、両保持爪15の解除レバー15bを、圧縮コイ ルばね16の付勢力に抗して押せば先端部15aが開くので容易にキャスタ2を 抜き取ることができる。
【0021】 さらに、図5にはシリンダ式の保持ロック17を用いた例が示されている。こ の保持ロック17は、ガイドレール8の開口端近傍の外側の側壁にシリンダ17 aが設けられ、その内部には貫通孔18を通して挿入孔8a内に侵入しうるロッ ド17bが往復に滑動できるように設けられたものである。ロッド17bは、ケ ーシング17a内部に取り付けられた圧縮コイルばね17cによって、挿入孔8 a内へその先端が突入するように付勢されている。またロッド17bの後端はケ ーシング17aの外側に突出しており、グリップ17dが設けられている。叙上 のように構成されることにより、開口端を確実に閉止することができる。そして 、キャスタ2を取り付けるときまたは抜き取るために、保持ロック17を解除す るばあいは、グリップ17dを持って外方に引っ張れば容易に解除することがで きる。
【0022】
【考案の効果】
本考案のキャリアによれば、容易にコンテナ下部にキャスタを容易に取付けま たは取り外しができるため、出荷時などキャリアを折り畳んで搬送するばあい、 コンテナとキャスタを分離しておけば非常に小さな容積に収納することができる 。そのため、輸送効率が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のキャリアの一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のキャリアにおけるキャスタ部分を示す拡
大斜視図である。
【図3】本考案のキャリアの他の実施例を示す要部拡大
断面図である。
【図4】本考案のキャリアのさらに他の実施例を示す要
部拡大断面図である。
【図5】本考案のキャリアのさらに他の実施例を示す要
部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 2 キャスタ 4a、4b、4c、4d ネット 7 底板 8 ガイドレール 9 アーム 10 取付板 11 閉止バー 12 保持ロック 13 取付板 14 保持ロック 17 保持ロック

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナ下部にキャスタが取り付けられ
    たキャリアであって、 上端に平板状の取付板が固設されたキャスタと、コンテ
    ナの底板の下面に形成された、前記取付板が挿入されう
    る取付孔を有するガイドレールと、前記挿入孔近辺に設
    けられた、前記取付孔を閉止するための閉止手段とを有
    しており、 前記キャスタがガイドレールに着脱自在に取り付けられ
    ることを特徴とするキャリア。
  2. 【請求項2】 コンテナの下部にキャスタが連結された
    キャリアであって、上端に平板状の取付板が固設された
    キャスタと、コンテナの底板の下面に形成された、前記
    取付板が挿入されうる取付孔を有するガイドレールと、
    前記挿入孔近辺に設けられた、前記取付孔を閉止するた
    めの閉止手段とを有しており、 該閉止手段が、前記取付孔の開口部を実質的に閉塞する
    ように挿通されたうえでガイドレールに螺着されうるね
    じ部材からなることを特徴とするキャリア。
  3. 【請求項3】 コンテナの下部にキャスタが連結された
    キャリアであって、上端に平板状の取付板が固設された
    キャスタと、コンテナの底板の下面に形成された、前記
    取付板が挿入されうる取付孔を有するガイドレールと、
    前記挿入孔近辺に設けられた、前記取付孔を閉止するた
    めの閉止手段とを有しており、 前記閉止手段が、前記取付孔の開口部を実質的に閉塞す
    る位置と取付孔から脱出して開口する位置とのあいだを
    回転移動し、かつ閉塞する位置へ弾力的に付勢された保
    持爪から構成されており、該保持爪が、前記取付板の取
    付孔への挿入または保持爪に固設された解除レバーの回
    転操作によって前記開口する位置に回転されうるように
    構成されてなるキャリア。
  4. 【請求項4】 コンテナの下部にキャスタが連結された
    キャリアであって、上端に平板状の取付板が固設された
    キャスタと、コンテナの底板の下面に形成された、前記
    取付板が挿入されうる取付孔を有するガイドレールと、
    前記挿入孔近辺に設けられた、前記取付孔を閉止するた
    めの閉止手段とを有しており、 該閉止手段が、前記取付孔の開口部を実質的に閉塞する
    位置に突出するように弾力的に付勢された棒部材からな
    り、該棒部材が、前記付勢力に抗して前記開口部を開口
    する位置まで後退せしめられるように取り付けられてな
    るキャリア。
JP4794U 1994-01-12 1994-01-12 キャリア Expired - Lifetime JP3000134U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111609085A (zh) * 2020-06-04 2020-09-01 潘云兰 带有万向传动结构的全象限行驶轮系
KR20220018860A (ko) * 2020-08-07 2022-02-15 엄원선 운반용 박스 조립체

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