JP3000074U - 引戸のブレーキ装置 - Google Patents

引戸のブレーキ装置

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JP3000074U
JP3000074U JP40694U JP40694U JP3000074U JP 3000074 U JP3000074 U JP 3000074U JP 40694 U JP40694 U JP 40694U JP 40694 U JP40694 U JP 40694U JP 3000074 U JP3000074 U JP 3000074U
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JP
Japan
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sliding door
upper frame
door
curved portion
end surface
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JP40694U
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English (en)
Inventor
藤 正 後
Original Assignee
ケージーパルテック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 引戸が閉鎖する間際にだけブレーキを掛ける
ようにして僅かな力で引戸を滑らかに開閉できる便利な
面を生かしながら、引戸が跳ね返って半開きの状態にな
ったり、閉鎖時自然に開いたりするようなことを防止で
きるようにした引戸のブレーキ装置を提供すること。 【構成】 戸車付引戸1の上框11が嵌合する鴨居2の
溝21の柱側の上壁面に、引戸が柱3側に移動したとき
に上框の上端面に弾性的に接触する第一湾曲部41と同
湾曲部に上框の上端面が接触したときに反転して上框の
上端面に弾性的に接触する第二湾曲部12を前後に形成
した板バネ4を取り付けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、引戸が閉鎖する間際にブレーキを掛けて引戸の慣性力を減衰させる ようにした引戸のブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
一般に、間仕切用戸として障子、引き違い戸等の引戸があるが、戸車付きの引 戸の場合非常に滑りが良く、僅かな力で開閉できるので便利な面もあるが、滑り が良すぎるため勢いよく閉めた場合、戸が跳ね返って半開きの状態になったり、 立て付けが悪くて敷居が傾斜していたりすると自然に開いたりする問題点があっ た。そのため、引戸自体に板バネ等により抵抗を掛けて滑りを悪くする方法が考 えられたが、この方法では折角戸車を使用して引戸の開閉を滑らかにするという 意味が減殺されるという問題点があった。
【0003】
【考案の目的】
本考案は、上記従来技術の問題点を解決するために、引戸が閉鎖する間際にだ けブレーキを掛けるようにして僅かな力で引戸を滑らかに開閉できる便利な面を 生かしながら、引戸が跳ね返って半開きの状態になったり、閉鎖時自然に開いた りするようなことを防止できるようにした引戸のブレーキ装置を提供することを 目的とするものである。
【0004】
【考案の開示】
本考案に係る引戸のブレーキ装置は、戸車付引戸の上框が嵌合する鴨居の溝の 柱側の上壁面に、引戸が柱側に移動したときに上框の上端面に弾性的に接触する 第一湾曲部と同湾曲部に上框の上端面が接触したときに反転して上框の上端面に 弾性的に接触する第二湾曲部を前後に形成した板バネを取り付けたことを特徴と するものである。
【0005】
【考案の作用】
引戸を閉めるときに引戸の上框に板バネの第一湾曲部が弾性的に接触して引戸 に摩擦抵抗が掛るため、引戸の移動速度が減速され、同時に板バネが反転して第 二湾曲部も弾性的に引戸の上框に接触するので、引戸に段階的にブレーキが掛り 、緩やかに閉鎖し、引戸の跳ね返りによる開放、自然開放が防止される。
【0006】
【実施例】
図1は、本案ブレーキ装置を具備する引戸の立て付け状態における正面図、図 2は、引戸を閉めようとする状態を表す要部縦断正面図、図3は、引戸を閉めた 状態を表す同要部縦断正面図、図4は、板バネ部分の縦断側面図であって、1は 引戸、2は鴨居、3は建具の縦枠たる柱、4は、前後に第一湾曲部41、第二湾 曲部42を形成した板バネである。板バネ4は、図4に示されるように、断面コ 字状のケーシング5にカシメ止めされた固定軸51の頭部によって抜け止めされ 、固定軸51を挿通するための孔を穿つ際に切り起こした片43の端部を固定軸 51の頭部に当接させてこの切り起こし片43の復元力によって常に元位置に保 持されるようになっており、固定軸51中央のネジ孔を挿通するネジ6により鴨 居2の溝21の柱3側の上壁面に取り付けられている。
【0007】 図2の引戸1が開いている状態のときは引戸1の上框11上端の軌跡上に板バ ネ4の第二湾曲部42がないので、引戸1を閉鎖方向に移動させても上框11上 端は第二湾曲部42と接触することなくその儘通過して引戸1の上框11上端の 軌跡上にある第一湾曲部41に上框11の側端部が当たり、第一湾曲部41を押 上げるから、板バネ4は固定軸51部分を支点として切り起こし片43の復元力 に抗して反時計方向に反転して第一、第二の湾曲部41、42が上框11の上端 面に弾性的に接触して引戸1にブレーキが掛かり、引戸1が有する慣性力が減衰 して緩やかに閉鎖し、引戸1が柱3に衝突する力が弱くなって戸の跳ね返りによ る開放がない。
【0008】
【考案の効果】 本考案に係る引戸のブレーキ装置によれば、戸車付引戸の上框が嵌合する鴨居 の溝の柱側の上壁面に、引戸が柱側に移動したときに上框の上端面に弾性的に接 触する第一湾曲部と同湾曲部に上框の上端面が接触したときに反転して上框の上 端面に弾性的に接触する第二湾曲部を前後に形成した板バネを取り付けたもので 、引戸が閉鎖する間際だけブレーキを掛けるようにしたものであるから、ブレー キが掛かる前は引戸の開閉動作は極めて滑らかであり、板バネの第一、第二の湾 曲部の二段のブレーキ作用によって引戸の慣性力が徐々に減衰されるので、引戸 は緩やかに閉鎖し、戸の跳ね返りによる開放或いは立て付けの悪さによる自然開 放を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案装置を具備した引戸の立て付け状態におけ
る正面図である。
【図2】引戸を閉めようとする状態を表す要部縦断正面
図である。
【図3】引戸を閉めた状態を表す同要部縦断正面図であ
る。
【図4】板バネ部分の底面図である。
【図5】板バネ部分の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 引戸 11 上框 2 鴨居 21 溝 3 柱 4 板バネ 41 第一湾曲部 42 第二湾曲部 43 切り起こし片 5 ケーシング 51 固定軸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 戸車付引戸1の上框11が嵌合する鴨居
    2の溝21の柱3側の上壁面に、引戸1が柱3側に移動
    したときに上框11の上端面に弾性的に接触する第一湾
    曲部41と同湾曲部41に上框11の上端面が接触した
    ときに反転して上框11の上端面に弾性的に接触する第
    二湾曲部42を前後に形成した板バネ4を取り付けたこ
    とを特徴とする引戸のブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の板バネ4は、断面コ字状のケ
    ーシング5にカシメ止めされた固定軸51の頭部によっ
    て抜け止めされ、固定軸51を挿通するための孔を穿つ
    際に切り起こした片43の端部を固定軸51の頭部に当
    接させてこの切り起こし片43の復元力によって常に元
    位置に保持されるようになっていることを特徴とする請
    求項1記載の引戸のブレーキ装置。
JP40694U 1994-01-10 1994-01-10 引戸のブレーキ装置 Expired - Lifetime JP3000074U (ja)

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