JP2999705B2 - 金型装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の金型間の型
締め力を自己保持する金型装置に関する。
締め力を自己保持する金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より量産要求に応えるため、例えば
一対の金型を有する金型装置を水平または垂直軸のまわ
りに回転する回転テーブル上に複数配置し、一つの射出
装置で複数の金型装置に順次射出材料を射出するものが
ある。このようなものでは、各金型装置が射出材料の圧
力等に抗して型締め力を自己保持できるようにする必要
がある。
一対の金型を有する金型装置を水平または垂直軸のまわ
りに回転する回転テーブル上に複数配置し、一つの射出
装置で複数の金型装置に順次射出材料を射出するものが
ある。このようなものでは、各金型装置が射出材料の圧
力等に抗して型締め力を自己保持できるようにする必要
がある。
【0003】例えば特開平4−294116号公報に開
示されているものでは、図8に示すように、ボルト3を
ボルト孔4に捻り込んで金型1,2間の型締め力を自己
保持するようになっている。また特開平6−32851
8号公報に開示されているものは、図9に示すように、
一方の金型2にロック板5,5とアクチュエータ6とを
取り付け、アクチュエータ6の作動によりロック板5,
5を回動させて他方の金型1に形成された切り欠き溝
7,7に係合させることにより、金型1,2間の型締め
力が自己保持されるようになっている。
示されているものでは、図8に示すように、ボルト3を
ボルト孔4に捻り込んで金型1,2間の型締め力を自己
保持するようになっている。また特開平6−32851
8号公報に開示されているものは、図9に示すように、
一方の金型2にロック板5,5とアクチュエータ6とを
取り付け、アクチュエータ6の作動によりロック板5,
5を回動させて他方の金型1に形成された切り欠き溝
7,7に係合させることにより、金型1,2間の型締め
力が自己保持されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−294116号公報のものでは、かみこみ等により
ボルトのねじ山が早期破損する恐れがあり、耐久性の点
で問題がある。また特開平6−328518号公報のも
のでは、型締め保持された金型を搬送する際、アクチュ
エータ6を駆動するための配管等(図示せず)がじゃま
になり、作業性が悪化する。
4−294116号公報のものでは、かみこみ等により
ボルトのねじ山が早期破損する恐れがあり、耐久性の点
で問題がある。また特開平6−328518号公報のも
のでは、型締め保持された金型を搬送する際、アクチュ
エータ6を駆動するための配管等(図示せず)がじゃま
になり、作業性が悪化する。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、簡素な構成で容易かつ確実に金型間の型締め力
を保持し得る金型装置を提供することを目的としてい
る。
であり、簡素な構成で容易かつ確実に金型間の型締め力
を保持し得る金型装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る金型装置
は、上記課題を解決するため、型締め時に分割面で互い
に面接触する一対の金型を有し、各金型の少なくとも一
方の外側面に、分割面の外端縁に近接するとともに外端
縁に沿って延長された突起部をそれぞれ突設し、対向す
る両突起部の分割面側と反対側の両係合面のうち少なく
とも一方を、突起部の長手方向に沿ってテーパ状に形成
し、両突起部に係合溝を介して嵌合する保持部材を、突
起部の長手方向に沿って摺動可能に設け、両係合面に対
向する係合溝の各内面を、各係合面とほぼ同一角度に形
成したことを特徴としている。
は、上記課題を解決するため、型締め時に分割面で互い
に面接触する一対の金型を有し、各金型の少なくとも一
方の外側面に、分割面の外端縁に近接するとともに外端
縁に沿って延長された突起部をそれぞれ突設し、対向す
る両突起部の分割面側と反対側の両係合面のうち少なく
とも一方を、突起部の長手方向に沿ってテーパ状に形成
し、両突起部に係合溝を介して嵌合する保持部材を、突
起部の長手方向に沿って摺動可能に設け、両係合面に対
向する係合溝の各内面を、各係合面とほぼ同一角度に形
成したことを特徴としている。
【0007】このような構成により、両金型が閉じられ
ている状態で、係合溝の内面が突起部の係合面に圧接し
た状態に保持されるまで保持部材を突起部の長手方向に
沿った締め付け方向に摺動させることにより、両金型間
が確実に型締め保持される。一方、両金型を離型して成
型品を取り出す際には、型締め時と反対方向すなわち抜
き方向に保持部材を摺動させることにより、係合溝の内
面が突起部の係合面から離間し、各金型の型締め状態が
解除される。
ている状態で、係合溝の内面が突起部の係合面に圧接し
た状態に保持されるまで保持部材を突起部の長手方向に
沿った締め付け方向に摺動させることにより、両金型間
が確実に型締め保持される。一方、両金型を離型して成
型品を取り出す際には、型締め時と反対方向すなわち抜
き方向に保持部材を摺動させることにより、係合溝の内
面が突起部の係合面から離間し、各金型の型締め状態が
解除される。
【0008】このように保持部材を突起部の長手方向に
沿って摺動させることにより金型の型締めおよび離型作
業を行うことができるため、作業が容易で装置自体の構
成も簡素化される。
沿って摺動させることにより金型の型締めおよび離型作
業を行うことができるため、作業が容易で装置自体の構
成も簡素化される。
【0009】請求項2に記載の発明では、両係合面が、
分割面に対して互いに対称的に傾斜するテーパ面となっ
ている。そして両係合面を所定の角度、例えば3度〜5
度の範囲で分割面に対して傾斜させることにより、保持
部材を締め付け方向に押圧する装着力に対して、保持部
材を抜き方向に外すための脱着力が十分に確保される。
したがって、例えば型締め保持された金型装置において
保持部材に衝撃等が作用しても、保持部材が抜け方向に
移動し難くなっており、金型装置が安定して型締め保持
される。
分割面に対して互いに対称的に傾斜するテーパ面となっ
ている。そして両係合面を所定の角度、例えば3度〜5
度の範囲で分割面に対して傾斜させることにより、保持
部材を締め付け方向に押圧する装着力に対して、保持部
材を抜き方向に外すための脱着力が十分に確保される。
したがって、例えば型締め保持された金型装置において
保持部材に衝撃等が作用しても、保持部材が抜け方向に
移動し難くなっており、金型装置が安定して型締め保持
される。
【0010】請求項3に記載の発明では、金型と保持部
材との間に、保持部材を突起部の長手方向に沿って案内
する案内手段が設けられる。例えば案内手段として、金
型に取り付けられて保持部材に噛合する案内部材が用い
られ、この場合、保持部材が金型から外れることはな
く、作業性が向上する。
材との間に、保持部材を突起部の長手方向に沿って案内
する案内手段が設けられる。例えば案内手段として、金
型に取り付けられて保持部材に噛合する案内部材が用い
られ、この場合、保持部材が金型から外れることはな
く、作業性が向上する。
【0011】請求項4に記載の発明では、保持部材の内
面に内方に張り出した案内突起が形成されるとともに、
突起部の係合面に案内突起が嵌合する案内溝が形成され
ており、保持部材が金型から脱落することが確実に防止
される。
面に内方に張り出した案内突起が形成されるとともに、
突起部の係合面に案内突起が嵌合する案内溝が形成され
ており、保持部材が金型から脱落することが確実に防止
される。
【0012】なお、突起部および保持部材の硬度として
は、HRC(ロックウェル硬度)60程度またはそれ以上
であることが好ましい。
は、HRC(ロックウェル硬度)60程度またはそれ以上
であることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図示実施例により本発明を
説明する。
説明する。
【0014】図1〜3は、本発明の第1実施例に係る金
型装置20を示し、この金型装置20は、図5に示すゴ
ム成形品を射出成形する射出成形機10に用いられる。
この射出成形機10では、一つの射出装置11に対して
複数の金型装置20が用いられる。各金型装置20は、
成形作業中において射出装置11,成形装置12および
着脱装置15に搬送されるが、この搬送の際の型締め力
を自己保持できるようになっている。
型装置20を示し、この金型装置20は、図5に示すゴ
ム成形品を射出成形する射出成形機10に用いられる。
この射出成形機10では、一つの射出装置11に対して
複数の金型装置20が用いられる。各金型装置20は、
成形作業中において射出装置11,成形装置12および
着脱装置15に搬送されるが、この搬送の際の型締め力
を自己保持できるようになっている。
【0015】金型装置20は、図1〜図3に示すよう
に、一対の金型すなわち上型22aおよび下型22b
と、これら上型22a,下型22b間の型締め力を保持
する金属製の保持部材50,50とを備え、下型22b
には、保持部材50,50を摺動自在に支持する案内部
材42,42が、それぞれ2個の取付ボルト44を介し
て固定される。なお、ここでは図2において右側を一端
側Aとし、左側を他端側Bとする。
に、一対の金型すなわち上型22aおよび下型22b
と、これら上型22a,下型22b間の型締め力を保持
する金属製の保持部材50,50とを備え、下型22b
には、保持部材50,50を摺動自在に支持する案内部
材42,42が、それぞれ2個の取付ボルト44を介し
て固定される。なお、ここでは図2において右側を一端
側Aとし、左側を他端側Bとする。
【0016】上型22aは、矩形の型部26aに薄板状
の取付板24aが取り付けられて構成され、同様に下型
22bは、型部26bに薄板状の取付板24bが取り付
けられて構成される。各型部26a,26bの対向する
下面と上面は、互いに隙間なく面接触可能な分割面28
a,28bとなっている。
の取付板24aが取り付けられて構成され、同様に下型
22bは、型部26bに薄板状の取付板24bが取り付
けられて構成される。各型部26a,26bの対向する
下面と上面は、互いに隙間なく面接触可能な分割面28
a,28bとなっている。
【0017】図3に示すように各型部26a,26b内
には、分割面28a,28bに開放する凹部30a,3
0bが形成され、これら凹部30a,30bによりゴム
材料が注入成形されるキャビティCが画成される。また
上型22aにはキャビティCに射出材料としてのゴム材
料を供給するための供給通路32が貫通形成されてい
る。
には、分割面28a,28bに開放する凹部30a,3
0bが形成され、これら凹部30a,30bによりゴム
材料が注入成形されるキャビティCが画成される。また
上型22aにはキャビティCに射出材料としてのゴム材
料を供給するための供給通路32が貫通形成されてい
る。
【0018】上型22aの両側の外側面34a,34a
にはそれぞれ突起部36a,36aが形成され、同様に
下型22bの両側の外側面34b,34bにはそれぞれ
突起部36b,36bが形成されている。なお、ここで
は便宜上、主に一方の外側面34a,34b側(図1に
おいて手前側)の構成について説明する。
にはそれぞれ突起部36a,36aが形成され、同様に
下型22bの両側の外側面34b,34bにはそれぞれ
突起部36b,36bが形成されている。なお、ここで
は便宜上、主に一方の外側面34a,34b側(図1に
おいて手前側)の構成について説明する。
【0019】各突起部36a,36bは、分割面28
a,28bの外端縁29a,29bに沿って延長される
とともに、上型22a,下型22bの外側面34a,3
4bより同一幅状に突出形成され、分割面28a,28
bを基準として互いに対称的な形状となっている。各突
起部36a,36bの対向する下面38a,上面38b
は分割面28a,28bと同一平面となっている。
a,28bの外端縁29a,29bに沿って延長される
とともに、上型22a,下型22bの外側面34a,3
4bより同一幅状に突出形成され、分割面28a,28
bを基準として互いに対称的な形状となっている。各突
起部36a,36bの対向する下面38a,上面38b
は分割面28a,28bと同一平面となっている。
【0020】各下面38a,上面38bの反対側の上
面,下面は、それぞれ各突起部36a,36bの長手方
向に連続的に傾斜するテーパ状の係合面40a,40b
となっている。係合面40a,40bは、ともに一端側
Aから他端側Bに向けて分割面28a,28bから漸次
離間する方向に同一角度でテーパ状に傾斜しており、両
係合面40a,40b間の幅は、一端側Aから他端側B
に向けて連続的に大きくなっている。
面,下面は、それぞれ各突起部36a,36bの長手方
向に連続的に傾斜するテーパ状の係合面40a,40b
となっている。係合面40a,40bは、ともに一端側
Aから他端側Bに向けて分割面28a,28bから漸次
離間する方向に同一角度でテーパ状に傾斜しており、両
係合面40a,40b間の幅は、一端側Aから他端側B
に向けて連続的に大きくなっている。
【0021】保持部材50は、外端縁29a,29bで
隣合う両外側面34a,34bにまたがって、図1,2
の矢印Pの方向に移動可能に設けられる。保持部材50
の内側面には、突起部36a,36bに対応する形状の
係合溝52が形成され、この係合溝52は、一端側Aか
ら他端側Bに向けて漸次幅広となっており、他端側Bに
おいて保持部材50の側面より外方に開放している。す
なわち係合溝52の上面54は、係合面40aに対向す
るとともに係合面40aとほぼ同一角度で傾斜し、また
係合溝52の下面56は、係合面40bに対向するとと
もに係合面40bとほぼ同一角度で傾斜している。
隣合う両外側面34a,34bにまたがって、図1,2
の矢印Pの方向に移動可能に設けられる。保持部材50
の内側面には、突起部36a,36bに対応する形状の
係合溝52が形成され、この係合溝52は、一端側Aか
ら他端側Bに向けて漸次幅広となっており、他端側Bに
おいて保持部材50の側面より外方に開放している。す
なわち係合溝52の上面54は、係合面40aに対向す
るとともに係合面40aとほぼ同一角度で傾斜し、また
係合溝52の下面56は、係合面40bに対向するとと
もに係合面40bとほぼ同一角度で傾斜している。
【0022】一端側A付近の係合面40a,40b間の
幅は他端側B付近の係合面40a,40b間の幅より小
さく、また係合溝52の上面54,下面56は、それぞ
れ対応する突起部36a,36bの係合面40a,40
bより長尺となっている。これにより保持部材50が他
端側B側に移動した際に係合面40a,40bと係合溝
52の上面54,下面56とが確実に圧接するようにな
っている。
幅は他端側B付近の係合面40a,40b間の幅より小
さく、また係合溝52の上面54,下面56は、それぞ
れ対応する突起部36a,36bの係合面40a,40
bより長尺となっている。これにより保持部材50が他
端側B側に移動した際に係合面40a,40bと係合溝
52の上面54,下面56とが確実に圧接するようにな
っている。
【0023】なお、保持部材50の他端側Bの上縁部に
は、上型22a着脱の際に突起部36aが容易に通り抜
け得るように切欠62が形成されている。
は、上型22a着脱の際に突起部36aが容易に通り抜
け得るように切欠62が形成されている。
【0024】案内部材42は、取付ボルト44を介して
下型22bに取り付けられる。案内部材42は、保持部
材50が最も一端側Aに位置しているときにも保持部材
50を確実に支持できるように、下型22bの一端側A
の側面よりさらに外方に突出している。
下型22bに取り付けられる。案内部材42は、保持部
材50が最も一端側Aに位置しているときにも保持部材
50を確実に支持できるように、下型22bの一端側A
の側面よりさらに外方に突出している。
【0025】案内部材42の内側面は断面コ字状に形成
されており、この内側面と下型22bの外側面34bと
により画成される案内溝46に、保持部材50の下部に
形成された断面コ字状の係合部58が噛み合っている。
これにより保持部材50は矢印Pの方向にのみ移動可能
に案内部材42に支持されている。
されており、この内側面と下型22bの外側面34bと
により画成される案内溝46に、保持部材50の下部に
形成された断面コ字状の係合部58が噛み合っている。
これにより保持部材50は矢印Pの方向にのみ移動可能
に案内部材42に支持されている。
【0026】案内部材42には脱落防止ピン48が一端
側A寄りに位置して取り付けられ、この脱落防止ピン4
8の先端は案内溝46内に突出している。一方、係合部
58の両端には係合突起60が突出形成され、脱落防止
ピン48が係合突起60の側面に係合することにより、
保持部材50が一端側Aに抜け落ちることが防止されて
いる。
側A寄りに位置して取り付けられ、この脱落防止ピン4
8の先端は案内溝46内に突出している。一方、係合部
58の両端には係合突起60が突出形成され、脱落防止
ピン48が係合突起60の側面に係合することにより、
保持部材50が一端側Aに抜け落ちることが防止されて
いる。
【0027】図4は、金型装置20の型締および離型作
業が行われる着脱装置15の正面図である。この図4お
よび図1〜3を参照して、金型装置20の型締および離
型動作を説明する。
業が行われる着脱装置15の正面図である。この図4お
よび図1〜3を参照して、金型装置20の型締および離
型動作を説明する。
【0028】型締めを行う前の状態では、下型22bは
予め台19上に固定されており、保持部材50は一端側
Aに寄せられた状態(図2、図4に示す状態)となって
いる。そして型締用シリンダ16の作動により上型22
a,下型22b間が所定の圧力で型締めされる。
予め台19上に固定されており、保持部材50は一端側
Aに寄せられた状態(図2、図4に示す状態)となって
いる。そして型締用シリンダ16の作動により上型22
a,下型22b間が所定の圧力で型締めされる。
【0029】この状態で、一端側Aに位置する2本の締
付用シリンダ17により各保持部材50,50を他端側
Bに所定の装着力で押圧する。これにより保持部材5
0,50が他端側Bに移動し、係合面40a,40bと
上面54,下面56とが圧接保持され、保持部材50,
50がくさびとなって上型22a,下型22b間が型締
め保持される。
付用シリンダ17により各保持部材50,50を他端側
Bに所定の装着力で押圧する。これにより保持部材5
0,50が他端側Bに移動し、係合面40a,40bと
上面54,下面56とが圧接保持され、保持部材50,
50がくさびとなって上型22a,下型22b間が型締
め保持される。
【0030】一方離型の際には、2本の離型用シリンダ
18により保持部材50,50をそれぞれ他端側Bから
一端側Aに向けて押圧する。これにより保持部材50,
50を他端側Bから一端側Aにスライドし、係合面40
a,40bと上面54,下面56とが離間して、上型2
2a,下型22b間が型締め状態から解除される。この
後、下型22baを下降させてキャビティC内の成形品
が抜き取られることとなる。
18により保持部材50,50をそれぞれ他端側Bから
一端側Aに向けて押圧する。これにより保持部材50,
50を他端側Bから一端側Aにスライドし、係合面40
a,40bと上面54,下面56とが離間して、上型2
2a,下型22b間が型締め状態から解除される。この
後、下型22baを下降させてキャビティC内の成形品
が抜き取られることとなる。
【0031】このように本実施例では、金型装置20の
両側に配置されたシリンダ17,18により保持部材5
0を水平方向(矢印Pの方向)に押圧するのみで、金型
装置20を型締め保持したり型締め状態から解除するこ
とができるため、その型締めおよび離型作業が容易であ
るとともに、装置自体を簡素化することができる。
両側に配置されたシリンダ17,18により保持部材5
0を水平方向(矢印Pの方向)に押圧するのみで、金型
装置20を型締め保持したり型締め状態から解除するこ
とができるため、その型締めおよび離型作業が容易であ
るとともに、装置自体を簡素化することができる。
【0032】また図2において上下方向に作用する型締
め力に対して、保持部材50を型締め力と直交する水平
方向に押圧して型締め保持するようにしたため、小さな
押圧力で大きな型締め力を自己保持することができる。
め力に対して、保持部材50を型締め力と直交する水平
方向に押圧して型締め保持するようにしたため、小さな
押圧力で大きな型締め力を自己保持することができる。
【0033】次に本実施例の金型装置20を用いた射出
成形機10の成形動作を図5を参照しつつ説明する。
成形機10の成形動作を図5を参照しつつ説明する。
【0034】着脱装置15において型締め保持された金
型装置20は、移動装置14を介して成形装置12の回
転テーブル13上に搬送され、この回転テーブル13が
時計回りに回転することにより射出装置11に搬送され
る。
型装置20は、移動装置14を介して成形装置12の回
転テーブル13上に搬送され、この回転テーブル13が
時計回りに回転することにより射出装置11に搬送され
る。
【0035】射出装置11では、この金型装置20のキ
ャビティC内にゴム材料が供給通路32を介して射出さ
れ、ゴム材料が射出された金型装置20が成形装置12
の回転テーブル13上に搬送される。成形装置12で
は、金型装置20が回転テーブル13の回転に伴って搬
送されつつ加硫され、加硫動作終了後に移動装置14を
介して着脱装置15内に搬送される。
ャビティC内にゴム材料が供給通路32を介して射出さ
れ、ゴム材料が射出された金型装置20が成形装置12
の回転テーブル13上に搬送される。成形装置12で
は、金型装置20が回転テーブル13の回転に伴って搬
送されつつ加硫され、加硫動作終了後に移動装置14を
介して着脱装置15内に搬送される。
【0036】着脱装置15では、上述したようにキャビ
ティC内の成形品が抜き取られ、洗浄処理等を経た後、
再び型締め保持される。この金型装置20は、再び回転
テーブル13を介して射出装置11に搬送され、ゴム材
料が注入される。このような動作が繰り返されることに
より、射出成形品が連続して形成されることとなる。
ティC内の成形品が抜き取られ、洗浄処理等を経た後、
再び型締め保持される。この金型装置20は、再び回転
テーブル13を介して射出装置11に搬送され、ゴム材
料が注入される。このような動作が繰り返されることに
より、射出成形品が連続して形成されることとなる。
【0037】図6は、係合面40a,40bのテーパ角
度θがそれぞれ3度,5度,8度のときの保持部材50
の装着力と脱着力との関係とを示す。ここでテーパ角度
θは、各係合面40a,40bの分割面28a,28b
からの傾斜角度を示しており、装着力は保持部材50を
締め付け方向に押圧した力を、また脱着力は型締め保持
された保持部材50を抜き方向に抜き出すための力を示
す。なお、上型22a,下型22bの突起部36a,3
6bおよび保持部材50の硬度は、HRC(ロックウェル
硬度)60程度である。
度θがそれぞれ3度,5度,8度のときの保持部材50
の装着力と脱着力との関係とを示す。ここでテーパ角度
θは、各係合面40a,40bの分割面28a,28b
からの傾斜角度を示しており、装着力は保持部材50を
締め付け方向に押圧した力を、また脱着力は型締め保持
された保持部材50を抜き方向に抜き出すための力を示
す。なお、上型22a,下型22bの突起部36a,3
6bおよび保持部材50の硬度は、HRC(ロックウェル
硬度)60程度である。
【0038】図から明らかなように、テーパ角度θが3
度〜5度のときには、装着力に対して要求を満たす脱着
力が維持されており、型締め保持された金型装置20の
保持部材50に衝撃等が作用した場合にも、保持部材5
0が抜き方向に移動することはなく、金型装置20が安
定して型締め保持される。
度〜5度のときには、装着力に対して要求を満たす脱着
力が維持されており、型締め保持された金型装置20の
保持部材50に衝撃等が作用した場合にも、保持部材5
0が抜き方向に移動することはなく、金型装置20が安
定して型締め保持される。
【0039】なお保持部材50は、下型22bに固定さ
れた案内部材42に噛合しているため、例えば上型22
a,下型22bから離間する方向に外れることはない。
れた案内部材42に噛合しているため、例えば上型22
a,下型22bから離間する方向に外れることはない。
【0040】図7は、本発明の第2実施例に係る金型装
置を示す一部断面図である。なお、上記第1実施例と同
一構成については同一参照符号を伏して説明を省略す
る。
置を示す一部断面図である。なお、上記第1実施例と同
一構成については同一参照符号を伏して説明を省略す
る。
【0041】この第2実施例では第1実施例の案内部材
42に相当するものが設けられておらず、保持部材50
の係合溝52の周縁より内方に張り出した案内突起70
を突起部36a,36bの長手方向に沿って突出形成し
ている。また突起部36a,36bの基端部側に上記案
内突起70に対応する案内溝72a,72bが形成され
る。そして案内溝72a,72bに案内突起部70,7
0が嵌合することにより、保持部材50,50が上型2
2a,下型22bから脱落することが防がれている。
42に相当するものが設けられておらず、保持部材50
の係合溝52の周縁より内方に張り出した案内突起70
を突起部36a,36bの長手方向に沿って突出形成し
ている。また突起部36a,36bの基端部側に上記案
内突起70に対応する案内溝72a,72bが形成され
る。そして案内溝72a,72bに案内突起部70,7
0が嵌合することにより、保持部材50,50が上型2
2a,下型22bから脱落することが防がれている。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明では、保持部材を突
起部の長手方向に沿って摺動させることにより、隣り合
う両突起部の係合面と保持部材の係合溝の内面とが圧接
し、金型間の型締め力を確実に保持することができ、そ
の作業が容易であるとともに、装置自体も簡素化され
る。
起部の長手方向に沿って摺動させることにより、隣り合
う両突起部の係合面と保持部材の係合溝の内面とが圧接
し、金型間の型締め力を確実に保持することができ、そ
の作業が容易であるとともに、装置自体も簡素化され
る。
【0043】また両係合面を分割面に対して3度〜5度
の範囲で傾斜させた場合、保持部材の装着力に対して所
望の脱着力が維持され、例えば型締め保持された金型装
置の保持部材に衝撃等が作用しても保持部材が抜けてし
まうことはなく、両金型間がより確実に型締め保持され
る。
の範囲で傾斜させた場合、保持部材の装着力に対して所
望の脱着力が維持され、例えば型締め保持された金型装
置の保持部材に衝撃等が作用しても保持部材が抜けてし
まうことはなく、両金型間がより確実に型締め保持され
る。
【0044】さらに保持部材を突起部の長手方向に沿っ
て摺動自在に支持する案内部材を金型に取り付けた場合
には、保持部材が上記金型から外れることはなく、作業
性に優れている。
て摺動自在に支持する案内部材を金型に取り付けた場合
には、保持部材が上記金型から外れることはなく、作業
性に優れている。
【0045】一方、保持部材の内面に内方に張り出した
案内突起を形成し、突起部の両係合面に案内突起が嵌合
する案内溝を形成すると、保持部材が金型から脱落する
ことが確実に防止される。
案内突起を形成し、突起部の両係合面に案内突起が嵌合
する案内溝を形成すると、保持部材が金型から脱落する
ことが確実に防止される。
【図1】本発明の第1実施例に係る金型装置の斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1の金型装置の側面図である。
【図3】図1の金型装置の正面図である。
【図4】図1の金型装置の着脱装置を示す図である。
【図5】図1の金型装置が用いられた射出成形機を示す
図である。
図である。
【図6】図1の金型装置の装着力と脱着力との関係を示
す図である。
す図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る金型装置の断面図で
ある。
ある。
【図8】従来の金型を示す斜視図である。
【図9】従来の金型を示す一部破断図である。
20…金型装置 22a…上型(金型) 22b…下型(金型) 28a,28b…分割面 29a,29b…外端縁 34a,34b…外側面 36a,36b…突起部 40a,40b…係合面 42…案内部材 50…保持部材 52…係合溝 54…上面(内面) 56…下面(内面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−79160(JP,A) 特開 昭51−69561(JP,A) 特開 昭60−234810(JP,A) 特開 昭60−234811(JP,A) 特開 平8−1741(JP,A) 特開 平8−66950(JP,A) 特開 昭53−130777(JP,A) 特開 昭60−92817(JP,A) 特開 平2−214635(JP,A) 特開 平3−34809(JP,A) 特開 平4−294116(JP,A) 特開 平5−50466(JP,A) 特開 平6−328518(JP,A) 実開 昭58−71457(JP,U) 実開 昭54−98870(JP,U) 実開 昭59−122217(JP,U) 実開 平2−44012(JP,U) 実開 平5−29713(JP,U) 実開 平6−64820(JP,U) 実開 平4−47514(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/20 B29C 45/64
Claims (4)
- 【請求項1】 型締め時に分割面で互いに面接触する一
対の金型を有し、各金型の少なくとも一方の外側面に、
前記分割面の外端縁に近接するとともに前記外端縁に沿
って延長された突起部をそれぞれ突設し、対向する両突
起部の前記分割面側と反対側の両係合面のうち少なくと
も一方を、前記突起部の長手方向に沿ってテーパ状に形
成し、前記両突起部に係合溝を介して嵌合する保持部材
を、前記突起部の長手方向に沿って摺動可能に設け、前
記両係合面に対向する前記係合溝の各内面を、各係合面
とほぼ同一角度に形成したことを特徴とする金型装置。 - 【請求項2】 前記両係合面が、前記分割面に対して互
いに対称的に傾斜するテーパ面となっていることを特徴
とする請求項1に記載の金型装置。 - 【請求項3】 前記金型と前記保持部材との間に、該保
持部材を前記突起部の長手方向に沿って案内する案内手
段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の金型装
置。 - 【請求項4】 前記保持部材の両内面に、内方に張り出
した案内突起が形成され、前記突起部の両係合面に、前
記案内突起が嵌合する案内溝が形成されることを特徴と
する請求項1に記載の金型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1486796A JP2999705B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1486796A JP2999705B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 金型装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09207138A JPH09207138A (ja) | 1997-08-12 |
| JP2999705B2 true JP2999705B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=11872982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1486796A Expired - Fee Related JP2999705B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 金型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2999705B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003011214A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-15 | Honda Motor Co Ltd | ブロー成形方法及びその装置 |
| US20040175455A1 (en) * | 2003-03-07 | 2004-09-09 | Uniloy Milacron Inc. | Injection molding clamping system |
| JP5835109B2 (ja) * | 2012-06-01 | 2015-12-24 | ティエフオー株式会社 | 金型の型締装置 |
| JP6341068B2 (ja) * | 2014-11-17 | 2018-06-13 | 株式会社デンソー | 成形用金型および成形装置 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP1486796A patent/JP2999705B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09207138A (ja) | 1997-08-12 |
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