JP2003011214A - ブロー成形方法及びその装置 - Google Patents

ブロー成形方法及びその装置

Info

Publication number
JP2003011214A
JP2003011214A JP2001195042A JP2001195042A JP2003011214A JP 2003011214 A JP2003011214 A JP 2003011214A JP 2001195042 A JP2001195042 A JP 2001195042A JP 2001195042 A JP2001195042 A JP 2001195042A JP 2003011214 A JP2003011214 A JP 2003011214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
clamping mechanism
parison
molds
mold clamping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001195042A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Ushiki
陽二 牛木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001195042A priority Critical patent/JP2003011214A/ja
Publication of JP2003011214A publication Critical patent/JP2003011214A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/56Opening, closing or clamping means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/4205Handling means, e.g. transfer, loading or discharging means
    • B29C49/42073Grippers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2793/00Shaping techniques involving a cutting or machining operation
    • B29C2793/0081Shaping techniques involving a cutting or machining operation before shaping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/02Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
    • B29C49/04Extrusion blow-moulding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/4205Handling means, e.g. transfer, loading or discharging means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 1台の型締機構11と、複数の金型(第
1・第2の金型30A,30B)と、型締機構11とは
別に金型自体を型締め状態に保つ型開防止機構33と、
複数個の金型を選択的に型締機構11に臨ませる金型移
動機構12と、型締機構11にセットした金型へパリソ
ンを供給し、吹込み加圧するパリソン供給・吹込み機構
13とから構成した。 【効果】 1台の型締機構を複数の金型で共用し、成形
品の多数個取りをすることできる。この結果、ブロー成
形装置の設備費用の低減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形品の多数個取
りを可能にするブロー成形方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のブロー成形方法の成形手順
の説明図(その1)である。(a)において、先ず、一
つの供給・吹込み位置Cを基準として、この供給・吹込
み位置Cの左右に2つの成形品取出し位置L,Rとを設
定する。供給・吹込み位置Cでは、図示せぬパリソン供
給機にてパリソンを供給し、型締めし及び吹込み加圧す
る供給・吹込み工程を行ない、左・右の成形品取出し位
置L,Rでは、成形品の冷却、型開き及び成形品の取出
し工程を行なう。次に、2台の型締機構101,102
と、これらの型締機構101,102にそれぞれ取付け
る金型103,104とを用意し、型締機構101に金
型103を取付け、型締機構102に金型104を取付
ける。
【0003】そして、左の成形品取出し位置Lには、パ
リソンを供給し、型締めし、吹込み加圧済みの成形途中
品106を内蔵した冷却中の金型103を型締機構10
1にセットし、供給・吹込み位置Cには、金型104を
型開きの状態にした型締機構102をセットし、パリソ
ン105を供給する。
【0004】(b)において、左の成形品取出し位置L
にセットした金型103を型締機構101で型開きし、
ブロー成形品107を取出す。同時に、供給・吹込み位
置Cにセットした型締機構102に取付けた金型104
を型締めし、吹込み加圧をする。(c)において、型締
機構101を供給・吹込み位置Cに移動するとともに、
型締機構102を右の成形品取出し位置Rに移動し、成
形途中品106の冷却を開始する。
【0005】図7は従来のブロー成形方法の成形手順の
説明図(その2)である。(a)において、供給・吹込
み位置Cに移動した型締機構101の金型103にパリ
ソン105を供給するとともに、右の成形品取出し位置
Rに移動した型締機構102の金型104内の成形途中
品106の冷却を続行する。(b)において、型締機構
102で金型104を型開きし、ブロー成形品107を
取出す。同時に、型締機構101で金型103を型締め
し、吹込み加圧をする。(c)において、型締機構10
1を左の成形品取出し位置Lに移動するとともに、型締
機構102を供給・吹込み位置Cに移動し、成形途中品
Cの冷却を開始する。この後、図6(a)に戻る。すな
わち、図6(a)〜(c)から図7(a)〜(c)を繰
り返すことで連続的にブロー成形を行なう。
【0006】しかし、上記のブロー成形方法では、金型
103,104と同数の型締機構101,102が必要
となり、設備費用が嵩むことになる。また、上記のブロ
ー成形方法では、金型103,104ごと型締機構10
1,102を移動しなければならい。従って、金型10
3,104や型締機構101,102を移動する剛性の
高い装置が必要となり、設備が大きなものとなる。
【0007】上記ブロー成形方法を改良した技術とし
て、例えば特開平10−225978号公報「回転式ブ
ロー成形機」が知られている。上記技術は、同公報の図
1及び図4によれば、4個の金型組み立て体26を支持
プレート24にセットし、この支持プレート24を駆動
装置22で回転させることで、パリソン捕捉位置(底部
排出位置40)、ブロー成形位置(側方位置42)、冷
却位置(冷却位置44)及び成形ずみ容器の排出位置
(冷却位置46)にそれぞれの金型組み立て体26を位
置させ、パリソン捕捉位置に設けた金型組み立て体駆動
装置32(型締機構)で型締めを行ない、成形ずみ容器
の排出位置に設けた金型組み立て体駆動装置34(型締
機構)をするようにした回転式ブロー成形機である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の回転式
ブロー成形機では、型締機構を金型とともに移動させな
いものの、型締め用の専用の金型組み立て体駆動装置3
2と、型開き用専用の金型組み立て体駆動装置34とが
必要である。また、4個の金型組み立て体26を回転さ
せる機構は、大掛かりなものとなり、成形機の設備費用
の高騰を招く。すなわち、もっと簡易的な手法で複数個
又は多種類のブロー成形をしたいものである。
【0009】そこで、本発明の目的は、簡易的な手法で
複数個又は多種類のブロー成形をすることのできる技術
及び装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1のブロー成形方法は、金型自体を型締め状態
に保つ型開防止機構を備えた金型を複数個準備するとと
もに1台の型締機構を準備する準備工程と、この型締機
構にセットした金型にパリソンを供給し、型締めし、吹
込み加圧した後、その金型を型開防止機構で型開防止状
態にし、次に、その金型を型締機構から外し、空いた型
締機構に次の金型をセットしてパリソンを供給し、型締
めし、吹込み加圧した後、その金型を型開防止機構で型
開防止状態にする如くに1台の型締機構で順次金型へパ
リソンを供給・吹込みする供給・吹込み工程と、空いて
いる型締機構に吹込み加圧済みのパリソンを内蔵した金
型のうちの一つをセットし、型開防止機構を開放した
後、型締機構で型開きを行ない、ブロー成形品を取出す
成形品取出し工程とを基本工程とし、供給・吹込み工程
と、成形品取出し工程とを混合して行なうことで成形品
の多数個取りを可能にしたことを特徴とする。
【0011】1台の型締機構及び複数個の金型を準備
し、これらの金型の一つを型締機構にセットし、セット
した金型にパリソンを供給し、型締めし、吹込み加圧
し、型開防止状態にし、金型を型締機構から外す。同様
に、型締機構に順次金型をセットし、パリソンを供給
し、型締めし、吹込み加圧し、型開防止状態にし、金型
を型締機構から外すことを繰り返す。一方、吹込み加圧
済みのパリソンの冷却状態を見計らい、パリソンを内蔵
した金型のうちの一つを型締機構にセットし、型開防止
機構を開放し、型締機構で型開きを行ない、ブロー成形
品を取出す。
【0012】すなわち、供給・吹込み工程と、成形品取
出し工程とを混合して行ない、多数個取りをするように
した。これにより、金型ごとに型締機構を設けることな
く、複数個又は多種類のブロー成形を同時に行なうこと
ができる。この結果、ブロー成形をするための設備の簡
略化をすることができる。
【0013】請求項2のブロー成形装置は、1台の型締
機構と、複数の金型と、型締機構とは別に金型自体を型
締め状態に保つ型開防止機構と、複数個の金型を選択的
に型締機構に臨ませる金型移動機構と、型締機構にセッ
トした金型へパリソンを供給し、吹込み加圧するパリソ
ン供給・吹込み機構とから構成し、成形品の多数個取り
を可能にしたことを特徴とする。
【0014】複数の金型の一つを型締機構にセットし、
この型締機構にセットした金型にパリソン供給・吹込み
機構でパリソンを供給し、吹込み加圧する。パリソンを
供給し、吹込み加圧済みの金型を型開防止機構で型締め
状態に保ち、型締機構から取外し、金型移動機構で移動
させるとともに別の金型を型締機構に臨ませ、この型締
機構に別の金型をセットし、パリソン供給・吹込み加圧
機構でパリソンを供給するとともに吹込み加圧し、型開
防止機構で型締め状態に保ち、型締機構から取外すこと
を繰り返す。一方、吹込み加圧済みのパリソンの冷却状
態を見計らい、パリソンを内蔵した金型のうちの一つを
金型移動機構で移動させるとともにこの金型を型締機構
に臨ませ、型開防止機構を開放し、型締機構で型開きを
行ない、ブロー成形品を取出すようにする。すなわち、
1台の型締機構を複数の金型で共用することで、ブロー
成形装置の設備費用の低減を図る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るブロー成形装置の斜視
図である。ブロー成形装置10は、複数の金型としての
第1・第2の金型30A,30Bと、これらの金型30
A,30Bを型締め又は型開きする型締機構11と、こ
の型締機構11から取外した第1・第2の金型30A,
30Bを水平移動する金型移動機構12と、この金型移
動機構12で水平移動することで型締機構11に臨ませ
た第1・第2の金型30A,30Bにパリソンを供給す
るとともにパリソンに空気を吹込むことで加圧するパリ
ソン供給・吹込み機構13とからなる。
【0016】型締機構11は、第1・第2の金型30
A,30Bを交互に保持する一対の取付盤15,16
と、これらの取付盤15,16に設けることで第1・第
2の金型金型30A,30Bを着脱するクランプ17・・
・(・・・は複数個を示す。以下同じ)、取付盤15,16
に取付けることで第1・第2の金型30A,30Bを型
締めする図示せぬ駆動部とからなる。金型移動機構12
は、第1・第2の金型30A,30Bを載置する移動テ
ーブル18と、この移動テーブル18を水平移動可能に
支持するローラ19・・・と、これらのローラ19・・・を駆
動する図示せぬ駆動部とからなる。18a,18aは移
動テーブル18に形成したパリソンPの逃げ孔である。
パリソン供給・吹込み機構13は、移動テーブル18に
設けることで供給したパリソンの先端を閉じる閉塞ユニ
ット21,21と、長手のパリソンを所定の長さでカッ
トするカッタ22とを備える。
【0017】図2(a),(b)は本発明に係るブロー
成形装置に取付ける金型の斜視図である。(a)は第1
の金型30Aの型締め状態を示し、(b)は第1の金型
30Aの型開き状態を示す。(a)において、第1の金
型30Aは、一対の左・右金型31,32と、これらの
左・右金型31,32を型締め状態に保つ型開防止機構
33・・・とからなる。左・右金型31,32は取付台3
5,36を備える。第2の金型30Bは、第1の金型3
0Aと同一の金型であり、詳細な説明は省略する。
(b)において、型開防止機構33は、左金型31に取
付けたシリンダ37と、シリンダ37のロッド37aを
差し入れるために左金型31に取付けた左ロックプレー
ト38と、この左ロックプレート36にロックさせるた
めに右金型に取付けた右ロックプレート37とからな
る。
【0018】次にブロー成形装置10の作用を次に説明
する。図3(a)〜(f)は本発明に係るブロー成形装
置の作用説明図(その1)である。(a)において、型
締機構11にクランプした第1の金型30Aを、型開き
状態にし、パリソンPを供給する。予めパリソンを供給
し、型締めし、吹込み加圧し、型開防止状態にした第2
の金型30Bを金型移動機構12に載置し、冷却する。
(b)において、第1の金型30Aを型締めし、吹込み
加圧した後、第1の金型30Aを型開防止機構33で型
開防止状態にする。
【0019】(c)において、型開防止状態の第1の金
型30Aを型締機構11から外す。(d)において、金
型移動機構12で第1の金型30Aを水平移動するとと
もに第2の金型30Bを水平移動することで第2の金型
30Bを型締機構11に臨ませる。(e)において、第
2の金型30Bを型締機構11にクランプする。(f)
において、第2の金型30Bの型開防止機構33を開放
した後、型締機構11で第2の金型30Bの型開きを行
ない、ブロー成形品Wを取出す。
【0020】図4(a)〜(f)は本発明に係るブロー
成形装置の作用説明図(その2)である。(a)におい
て、型開き状態の第2の金型30Bにパリソンを供給す
る。(b)において、第2の金型30Bを型締めし、吹
込み加圧した後、第2の金型30Bを型開防止機構33
で型開防止状態にする。
【0021】(c)において、型開防止状態の第2の金
型30Bを型締機構11から外す。(d)において、金
型移動機構12で第2の金型30Bを水平移動するとと
もに第1の金型30Aを水平移動することで第1の金型
30Aを型締機構11に臨ませる。(e)において、第
1の金型30Aを型締機構11にクランプする。(f)
において、第1の金型30Aの型開防止機構33を開放
した後、型締機構11で第2の金型30Bの型開きを行
ない、ブロー成形品を取出す。
【0022】ブロー成形装置10は、1台の型締機構1
1と、複数の金型(第1・第2の金型30A,30B)
と、型締機構11とは別に金型自体を型締め状態に保つ
型開防止機構33と、複数個の金型を選択的に型締機構
11に臨ませる金型移動機構12と、型締機構11にセ
ットした金型へパリソンを供給し、吹込み加圧するパリ
ソン供給・吹込み機構13(図1参照)とから構成し、
成形品の多数個取りを可能にしたものと言える。
【0023】すなわち、複数の金型(第1・第2の金型
30A,30B)の一つを型締機構11にセットし、こ
の型締機構11にセットした金型にパリソン供給・吹込
み機構13(図1参照)でパリソンを供給し、吹込み加
圧する。パリソンを供給し、吹込み加圧済みの金型を型
開防止機構33で型締め状態に保ち、型締機構11から
取外し、金型移動機構12で移動させるとともに別の金
型を型締機構11に臨ませ、この型締機構11に別の金
型をセットし、パリソン供給・吹込み加圧機構13でパ
リソンを供給するとともに吹込み加圧し、型開防止機構
33で型締め状態に保ち、型締機構11から取外すこと
を繰り返す。一方、吹込み加圧済みのパリソンの冷却状
態を見計らい、パリソンを内蔵した金型のうちの一つを
金型移動機構12で移動させるとともにこの金型を型締
機構11に臨ませ、型開防止機構33を開放し、型締機
構11で型開きを行ない、ブロー成形品を取出すように
したものである。この結果、1台の型締機構を複数の金
型で共用し、成形品の多数個取りをすることでがきる。
よって、ブロー成形装置の設備費用の低減を図ることが
できる。
【0024】図5は本発明に係るブロー成形装置でブロ
ー成形する手順を示すフロー図であり、本発明に係るブ
ロー成形方法を説明する。なお、ST××はステップ番
号を示す。 ST01:型締め状態に保つ型開放防止機構を備えた第
1・第2の金型を複数個準備するとともに1台の型締機
構を準備する。なお、ST01を準備工程と呼ぶ。
【0025】ST02:型締機構にセットした第1の金
型にパリソンを供給する。 ST03:第1の金型を型締めし、吹込み加圧する。 ST04:第1の金型を型開防止機構で型開防止状態に
し、第1の金型を型締機構から外す。すなわち、ST0
2〜ST04は供給・吹込み工程である。
【0026】ST05:第1金型を水平移動するととも
に第2の金型を水平移動しすることで第2の金型を型締
機構に臨ませる。
【0027】ST06:空いている型締機構に吹込み加
圧済みのパリソンを内蔵した第2の金型をセットし、型
開防止機構を開放する。 ST07:パリソンの冷却状態を見計らい、第2の金型
を型締機構で型開きを行ない、ブロー成形品を取出す。
ここで、ST06及びST07は、成形品取り出し工程
である。
【0028】ST08:型開き状態の第2の金型にパリ
ソンを供給する。 ST09:第2の金型を型締めし、吹込み加圧する。 ST10:第2の金型を型開防止機構で型開防止状態に
し、第2の金型を型締機構から外す。すなわち、ST0
8〜ST10は供給・吹込み工程である。
【0029】ST11:第2金型を水平移動するととも
に第1の金型を水平移動することで第1の金型を型締機
構に臨ませる。
【0030】ST12:空いている型締機構に吹込み加
圧済みのパリソンを内蔵した第1の金型をセットし、型
開防止機構を開放する。 ST13:パリソンの冷却状態を見計らい、第1の金型
を型締機構で型開きを行ない、ブロー成形品を取出す。
ここで、ST12及びST13は、成形品取り出し工程
である。
【0031】ST14:ブロー成形を終了するか。NO
の場合はST02に戻り、ブロー成形を続行する。YE
Sの場合はブロー成形を終了する。 すなわち、ST02〜ST13を繰り返すことでブロー
成形を続行し、その後ブロー成形を終了する。
【0032】すなわち、本発明に係るブロー成形方法
は、金型自体を型締め状態に保つ型開防止機構を備えた
金型を複数個準備するとともに1台の型締機構を準備す
る準備工程と、この型締機構にセットした金型にパリソ
ンを供給し、型締めし、吹込み加圧した後、その金型を
型開防止機構で型開防止状態にし、次に、その金型を型
締機構から外し、空いた型締機構に次の金型をセットし
てパリソンを供給し、型締めし、吹込み加圧した後、そ
の金型を型開防止機構で型開防止状態にする如くに1台
の型締機構で順次金型へパリソンを供給・吹込みする供
給・吹込み工程と、空いている型締機構に吹込み加圧済
みのパリソンを内蔵した金型のうちの一つをセットし、
型開防止機構を開放した後、型締機構で型開きを行な
い、ブロー成形品を取出す成形品取出し工程と、を基本
工程とし、供給・吹込み工程と、成形品取出し工程とを
混合して行なうことで成形品の多数個取りを可能にした
ものであると言える。
【0033】1台の型締機構及び複数個の金型を準備
し、これらの金型の一つを型締機構にセットし、セット
した金型にパリソンを供給し、型締めし、吹込み加圧
し、型開防止状態にし、金型を型締機構から外す。同様
に、型締機構に順次金型をセットし、パリソンを供給
し、型締めし、吹込み加圧し、型開防止状態にし、金型
を型締機構から外すことを繰り返す。一方、吹込み加圧
済みのパリソンの冷却状態を見計らい、パリソンを内蔵
した金型のうちの一つを型締機構にセットし、型開防止
機構を開放し、型締機構で型開きを行ない、ブロー成形
品を取出す。
【0034】すなわち、供給・吹込み工程と、成形品取
出し工程とを混合して行ない、多数個取りをするように
した。これにより、金型ごとに型締機構を設けることな
く、複数個又は多種類のブロー成形を同時に行なうこと
ができる。この結果、ブロー成形をするための設備の簡
略化をすることができる。
【0035】尚、実施の形態では図2又は図5に示すよ
うに、複数の金型を第1・第2の金型として説明した
が、金型は2個に限るものではなく、2個以上ならばい
くつでもよい。また、実施の形態では図2に示すよう
に、第1・第2の金型は同種の形状を成形する金型とし
たが、これに限るものではなく、異種の形状を成形する
金型であってもよい。さらに、実施の形態では図3及び
図4に示すように、第1・第2の金型を交互に着脱して
ブロー成形品を取出すようにしたが、これに限るもので
はなく、2個以上の金型を用いる場合は、必ずしもパリ
ソンを供給し、型締めし、吹込み加圧した金型の順で型
開し、ブロー成形品を取出す必要もなく、その順序は任
意であってもよい。
【0036】実施の形態では図1に示すように、パリソ
ンPを閉じる閉塞ユニット21を移動テーブル18に設
けたが、これに限るものではなく、型締機構、パリソン
供給・吹込み機構又は金型に設けたものであってもよ
い。例えば、型締機構、パリソン供給・吹込み機構に閉
塞ユニットを設けることで、閉塞ユニットは1個にする
ことができ、ブロー成形装置の簡略化を図ることができ
る。実施の形態において、図1に示す移動テーブル18
の逃げ孔18aを利用してブロー成形品を取出すように
したものであってもよい。これにより、ブロー成形品を
容易に搬出することができ、ブロー成形の作業性の改善
を図ることができる。また、移動テーブル18の逃げ孔
18aは下記のような役目を担う。例えば、パリソンP
をカッタ22で切れば、パリソンPの切り口は変形す
る。そこで、パリソンPの切り口を逃げ孔18aを利用
して十分に引出す。この結果、変形のないパリソンPを
使用することができ、良質なブロー成形品を得ることが
できる。実施の形態において、ブロー成形品の取り出し
をロボットにて取り出しを行なうようにしたものであっ
てもよい。これにより、ブロー成形品の生産性の向上を
図ることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、金型自体を型締め状態に保つ型開
防止機構を備えた金型を複数個準備するとともに1台の
型締機構を準備する準備工程と、この型締機構にセット
した金型にパリソンを供給し、型締めし、吹込み加圧し
た後、その金型を型開防止機構で型開防止状態にし、次
に、その金型を型締機構から外し、空いた型締機構に次
の金型をセットしてパリソンを供給し、型締めし、吹込
み加圧した後、その金型を型開防止機構で型開防止状態
にする如くに1台の型締機構で順次金型へパリソンを供
給・吹込みする供給・吹込み工程と、空いている型締機
構に吹込み加圧済みのパリソンを内蔵した金型のうちの
一つをセットし、型開防止機構を開放した後、型締機構
で型開きを行ない、ブロー成形品を取出す成形品取出し
工程とを基本工程とし、供給・吹込み工程と、成形品取
出し工程とを混合して行ない、多数個取りをするように
したので、金型ごとに型締機構を設けることなく、複数
個又は多種類のブロー成形を同時に行なうことができ
る。この結果、ブロー成形をするための設備の簡略化を
することができる。
【0038】請求項2では、1台の型締機構と、複数の
金型と、型締機構とは別に金型自体を型締め状態に保つ
型開防止機構と、複数個の金型を選択的に型締機構に臨
ませる金型移動機構と、型締機構にセットした金型へパ
リソンを供給し、吹込み加圧するパリソン供給・吹込み
機構とから構成したので、1台の型締機構を複数の金型
で共用し、成形品の多数個取りをすることできる。この
結果、ブロー成形装置の設備費用の低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブロー成形装置の斜視図
【図2】本発明に係るブロー成形装置に取付ける金型の
斜視図
【図3】本発明に係るブロー成形装置の作用説明図(そ
の1)
【図4】本発明に係るブロー成形装置の作用説明図(そ
の2)
【図5】本発明に係るブロー成形装置でブロー成形する
手順を示すフロー図
【図6】従来のブロー成形方法の成形手順の説明図(そ
の1)
【図7】従来のブロー成形方法の成形手順の説明図(そ
の2)
【符号の説明】
10…ブロー成形装置、11…型締機構、12…金型移
動機構、13…パリソン供給・吹込み機構、30A,3
0B…複数の金型(第1・第2の金型)、33…型開防
止機構。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型自体を型締め状態に保つ型開放防止
    機構を備えた金型を複数個準備するとともに1台の型締
    機構を準備する準備工程と、 この型締機構にセットした金型にパリソンを供給し、型
    締めし、吹込み加圧した後、その金型を型開防止機構で
    型開防止状態にし、次に、その金型を型締機構から外
    し、空いた型締機構に次の金型をセットしてパリソンを
    供給し、型締めし、吹込み加圧した後、その金型を型開
    防止機構で型開防止状態にする如くに1台の型締機構で
    順次金型へパリソンを供給・吹込みする供給・吹込み工
    程と、 空いている型締機構に吹込み加圧済みのパリソンを内蔵
    した金型のうちの一つをセットし、型開防止機構を開放
    した後、型締機構で型開きを行ない、ブロー成形品を取
    出す成形品取出し工程と、を基本工程とし、 前記供給・吹込み工程と、前記成形品取出し工程とを混
    合して行なうことで成形品の多数個取りを可能にしたこ
    とを特徴とするブロー成形方法。
  2. 【請求項2】 1台の型締機構と、複数の金型と、前記
    型締機構とは別に金型自体を型締め状態に保つ型開防止
    機構と、前記複数個の金型を選択的に前記型締機構に臨
    ませる金型移動機構と、型締機構にセットした金型へパ
    リソンを供給し、吹込み加圧するパリソン供給・吹込み
    機構とからなり、成形品の多数個取りを可能にしたこと
    を特徴とするブロー成形装置。
JP2001195042A 2001-06-27 2001-06-27 ブロー成形方法及びその装置 Pending JP2003011214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001195042A JP2003011214A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 ブロー成形方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001195042A JP2003011214A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 ブロー成形方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003011214A true JP2003011214A (ja) 2003-01-15

Family

ID=19033082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001195042A Pending JP2003011214A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 ブロー成形方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003011214A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101546605B1 (ko) * 2013-02-13 2015-08-21 가부시끼가이샤 도시바 모터 제어 장치
KR101626509B1 (ko) * 2015-11-17 2016-06-01 동의대학교 산학협력단 탠덤 성형장치의 잠금장치
JP2020121450A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 キョーラク株式会社 成形装置
CN112496068A (zh) * 2019-09-16 2021-03-16 费庚新 一种铝合金挤压模具自动开合模机

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101546605B1 (ko) * 2013-02-13 2015-08-21 가부시끼가이샤 도시바 모터 제어 장치
KR101626509B1 (ko) * 2015-11-17 2016-06-01 동의대학교 산학협력단 탠덤 성형장치의 잠금장치
JP2020121450A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 キョーラク株式会社 成形装置
JP7317308B2 (ja) 2019-01-30 2023-07-31 キョーラク株式会社 成形装置
CN112496068A (zh) * 2019-09-16 2021-03-16 费庚新 一种铝合金挤压模具自动开合模机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5535314B2 (ja) 往復移動を用いる成形物品移送機構
JP2000108186A (ja) 冷却装置
JP2003011214A (ja) ブロー成形方法及びその装置
EP3705261B1 (en) Burr removal method, and burr removal device
JP3566426B2 (ja) 電子部品の樹脂成形装置
JP7137748B2 (ja) 成形体の製造方法、成形用金型及び成形体の製造装置
JP2013542101A (ja) モジュール式型締めステーション
JP2003170463A5 (ja)
WO2019088115A1 (ja) 成形体の製造方法、成形用金型、成形体の製造装置、バリ除去方法、及びバリ除去装置
US7331779B2 (en) Concurrent cooling mold
JP7101518B2 (ja) 中空成形システム
JPH06344287A (ja) ワーク用移送装置
JP5553227B2 (ja) 横型ダイカストマシン及びダイカスト鋳造方法
JP7441395B2 (ja) 成形体の製造方法
EP1474278B1 (en) Mold assembly for blow molding plastic articles and method of use
JP2018176625A (ja) 複数個の成形品を並行して成形する成形方法および成形装置
JP2000318022A (ja) 熱可塑性プラスチック成形品の製造方法及びこの方法を実施するための射出ブロー成形機
JPH07148568A (ja) 鋳造設備のワーク取出装置
JP6541113B2 (ja) 3次元ブロー成型装置および成形品の製造方法
EP1474279B1 (en) Pressless blow molding
JPH0780208B2 (ja) 成形装置
JPH03293113A (ja) 発泡材充填製品の製造方法
JP3167643B2 (ja) 成形品の製造方法
JP4491116B2 (ja) 中空成形機
JPH0713894Y2 (ja) 鋳型造型装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100805

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110125