JP2999164B2 - 複数の遊技機の電源投入装置 - Google Patents
複数の遊技機の電源投入装置Info
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- JP2999164B2 JP2999164B2 JP28257197A JP28257197A JP2999164B2 JP 2999164 B2 JP2999164 B2 JP 2999164B2 JP 28257197 A JP28257197 A JP 28257197A JP 28257197 A JP28257197 A JP 28257197A JP 2999164 B2 JP2999164 B2 JP 2999164B2
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- gaming machines
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、乱数カウンタが内
蔵され偶然性をもって遊技内容が変動するように構成さ
れたパチンコ遊技機等の遊技機の電源投入装置に関する
ものである。
蔵され偶然性をもって遊技内容が変動するように構成さ
れたパチンコ遊技機等の遊技機の電源投入装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近時のパチンコ遊技機は、周知のよう
に、遊技盤に設けられた始動入賞口に打球が入ることに
よりカラー液晶ディスプレイ，ＣＲＴ等の図柄変動表示
器が変動表示し、その停止図柄が所定の確率で偶然性を
もって「７７７」等の所定の大当たり図柄となった場合
に、大当たり状態となり大入賞口、即ち電動開閉入賞装
置の開閉扉が開かれ、その大当たり状態の期間中は該電
動開閉入賞装置の開閉扉が継続的に開かれることにより
打球が極めて入り易い状況となり多数の景品球を獲得で
きて遊技客に多くの利益がもたらされるように構成され
ている。
に、遊技盤に設けられた始動入賞口に打球が入ることに
よりカラー液晶ディスプレイ，ＣＲＴ等の図柄変動表示
器が変動表示し、その停止図柄が所定の確率で偶然性を
もって「７７７」等の所定の大当たり図柄となった場合
に、大当たり状態となり大入賞口、即ち電動開閉入賞装
置の開閉扉が開かれ、その大当たり状態の期間中は該電
動開閉入賞装置の開閉扉が継続的に開かれることにより
打球が極めて入り易い状況となり多数の景品球を獲得で
きて遊技客に多くの利益がもたらされるように構成され
ている。
【０００３】ところで、上記パチンコ遊技機のように、
偶然性をもって遊技内容が変動するように構成された遊
技機は、一般に乱数カウンタが内蔵されていて、この乱
数カウンタから取得された乱数値が所定の値であるかど
うかにより、例えば大当たりとしたり、或いは、はずれ
となるようにしている。
偶然性をもって遊技内容が変動するように構成された遊
技機は、一般に乱数カウンタが内蔵されていて、この乱
数カウンタから取得された乱数値が所定の値であるかど
うかにより、例えば大当たりとしたり、或いは、はずれ
となるようにしている。
【０００４】また一般にパチンコ遊技店には多数のパチ
ンコ遊技機が設置されていて、これらが一つの電源開閉
スイッチに接続されているので、開店時にこの電源開閉
スイッチを投入すると、各遊技機が一斉に起動し、上記
乱数カウンタも同時に進行することとなる。
ンコ遊技機が設置されていて、これらが一つの電源開閉
スイッチに接続されているので、開店時にこの電源開閉
スイッチを投入すると、各遊技機が一斉に起動し、上記
乱数カウンタも同時に進行することとなる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このため、多数のパチ
ンコ遊技機が同時に大当たりが発生しやすくなったり、
あるいは大当たりが非常に発生し難くなり、そうした法
則を遊技客が経験的，または計算により割り出し、大当
たりが発生し難い周期には打球を一切発射させないよう
な遊技客があった。また、このような特定の周期をつか
むために、「体感機」と呼ばれるリズムマシンを使用す
る遊技客もあり、パチンコ遊技店としてはそうした遊技
客に対する施策に苦慮する状況であった。
ンコ遊技機が同時に大当たりが発生しやすくなったり、
あるいは大当たりが非常に発生し難くなり、そうした法
則を遊技客が経験的，または計算により割り出し、大当
たりが発生し難い周期には打球を一切発射させないよう
な遊技客があった。また、このような特定の周期をつか
むために、「体感機」と呼ばれるリズムマシンを使用す
る遊技客もあり、パチンコ遊技店としてはそうした遊技
客に対する施策に苦慮する状況であった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の係る複数の遊技
機の電源投入装置は上記課題を解決しようとするもの
で、一つの電源開閉スイッチに複数の遊技機が接続さ
れ、該各遊技機は内蔵された乱数カウンタから乱数値を
取得し偶然性をもって遊技内容を変動させるように構成
したものにおいて、該遊技機に電源が投入されることに
より作動する遅延回路および該遅延回路により閉じる開
閉接点を設け、前記電源開閉スイッチをオンしたとき各
遊技機が時間差をもって起動するようにしたことを特徴
とする。
機の電源投入装置は上記課題を解決しようとするもの
で、一つの電源開閉スイッチに複数の遊技機が接続さ
れ、該各遊技機は内蔵された乱数カウンタから乱数値を
取得し偶然性をもって遊技内容を変動させるように構成
したものにおいて、該遊技機に電源が投入されることに
より作動する遅延回路および該遅延回路により閉じる開
閉接点を設け、前記電源開閉スイッチをオンしたとき各
遊技機が時間差をもって起動するようにしたことを特徴
とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明の実施の形
態をパチンコ遊技機について説明する。図１はパチンコ
遊技店に並べられた多数のパチンコ遊技機１ａ〜１ｄの
裏面およびその電源の配線図で、２は該各パチンコ遊技
機１ａ〜１ｄに遊技内容を制御するために設けられた乱
数カウンタを含むマイコンからなる遊技制御回路基板、
３は賞球タンク、４は賞球払出装置、５は液晶ディスプ
レイからなる図柄変動表示器、６は打球発射装置であ
る。
態をパチンコ遊技機について説明する。図１はパチンコ
遊技店に並べられた多数のパチンコ遊技機１ａ〜１ｄの
裏面およびその電源の配線図で、２は該各パチンコ遊技
機１ａ〜１ｄに遊技内容を制御するために設けられた乱
数カウンタを含むマイコンからなる遊技制御回路基板、
３は賞球タンク、４は賞球払出装置、５は液晶ディスプ
レイからなる図柄変動表示器、６は打球発射装置であ
る。
【０００８】７は図２に示す遅延回路が設けられた電源
ターミナル基板で、該各パチンコ遊技機のターミナル基
板７に交流２４ボルトの電源配線８が施され、該電源配
線８の一端には電源開閉スイッチ９が設けられている。
このため該電源開閉スイッチ９をオンすることによって
該各パチンコ遊技機の電源ターミナル基板７に交流２４
ボルトが同時に流される。
ターミナル基板で、該各パチンコ遊技機のターミナル基
板７に交流２４ボルトの電源配線８が施され、該電源配
線８の一端には電源開閉スイッチ９が設けられている。
このため該電源開閉スイッチ９をオンすることによって
該各パチンコ遊技機の電源ターミナル基板７に交流２４
ボルトが同時に流される。
【０００９】図２に示した遅延回路は、電源配線８に接
続されたダイオード整流回路１０と、該整流回路による
整流直流電流を印加することにより作動するＣＲタイマ
ー回路１１と、該タイマー回路の出力を増幅させリレー
コイル１２に直流電流を流しをこれを励磁させるトラン
ジスタ１３と、開閉接点１４とからなり、該開閉接点１
４を該パチンコ遊技機の電源線に直列に接続している。
なお１５は該タイマー回路１１の時定数を調節するため
に設けられた可変抵抗器で、該可変抵抗器１５を調節す
ることにより該タイマー回路の時定数を各パチンコ遊技
機ごとに少しずつ異なるように設定し得る。
続されたダイオード整流回路１０と、該整流回路による
整流直流電流を印加することにより作動するＣＲタイマ
ー回路１１と、該タイマー回路の出力を増幅させリレー
コイル１２に直流電流を流しをこれを励磁させるトラン
ジスタ１３と、開閉接点１４とからなり、該開閉接点１
４を該パチンコ遊技機の電源線に直列に接続している。
なお１５は該タイマー回路１１の時定数を調節するため
に設けられた可変抵抗器で、該可変抵抗器１５を調節す
ることにより該タイマー回路の時定数を各パチンコ遊技
機ごとに少しずつ異なるように設定し得る。
【００１０】このため、電源開閉スイッチ９をオンした
とき、各パチンコ遊技機の電源ターミナル基板７に設け
られた遅延回路が作動し、各パチンコ遊技機ごとにそれ
ぞれ僅かな時間差をもって開閉接点１４が閉じられ、そ
の遊技制御回路基板２にそれぞれ異なったタイミングで
電源が投入されるようになる。このため、該遊技制御回
路基板２の乱数カウンタが同時進行することなく、その
結果、複数のパチンコ遊技機についてその大当たり発生
確率の変動周期をずらすことができる。
とき、各パチンコ遊技機の電源ターミナル基板７に設け
られた遅延回路が作動し、各パチンコ遊技機ごとにそれ
ぞれ僅かな時間差をもって開閉接点１４が閉じられ、そ
の遊技制御回路基板２にそれぞれ異なったタイミングで
電源が投入されるようになる。このため、該遊技制御回
路基板２の乱数カウンタが同時進行することなく、その
結果、複数のパチンコ遊技機についてその大当たり発生
確率の変動周期をずらすことができる。
【００１１】なお、この実施形態に示した遅延回路はＣ
Ｒ時定数により遅延時間が決定されるものについて説明
したが、マイコンと不揮発性記憶手段を使用し、前回電
源が遮断されたときに乱数カウンタから獲得された乱数
値を該不揮発性記憶手段に記憶させ、その乱数値を元と
して遅延時間を決定するようにしてもよい。また、該パ
チンコ遊技機のオン・オフ繰り返し回数をも不揮発性記
憶手段に記憶させ、新たな乱数発生手段の初期値として
利用することもできる。
Ｒ時定数により遅延時間が決定されるものについて説明
したが、マイコンと不揮発性記憶手段を使用し、前回電
源が遮断されたときに乱数カウンタから獲得された乱数
値を該不揮発性記憶手段に記憶させ、その乱数値を元と
して遅延時間を決定するようにしてもよい。また、該パ
チンコ遊技機のオン・オフ繰り返し回数をも不揮発性記
憶手段に記憶させ、新たな乱数発生手段の初期値として
利用することもできる。
【００１２】また、この実施形態では、リレーコイル１
２によって開閉接点１４が作動するようにしたが、トラ
ンジスタまたはトライアックのような半導体開閉接点を
用いてもよい。さらには、この実施形態はパチンコ遊技
機について説明したが、スロットマシーンのようなその
他の遊技機の電源投入装置としても使用することもでき
る。
２によって開閉接点１４が作動するようにしたが、トラ
ンジスタまたはトライアックのような半導体開閉接点を
用いてもよい。さらには、この実施形態はパチンコ遊技
機について説明したが、スロットマシーンのようなその
他の遊技機の電源投入装置としても使用することもでき
る。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電源投
入装置によれば、複数の遊技機についてその電源投入時
期をずらすことができるので、乱数カウンタが同時進行
することがなくなり、同時期に複数の遊技機の遊技内容
が同じように変動するのをなくすことができる。従っ
て、複数のパチンコ遊技機について言えば大当たりが出
易くなる時期の周期的変動が一致しなくなり、遊技客が
そうした法則を知って遊技する弊害もなくすことができ
るなど有益な効果がある。
入装置によれば、複数の遊技機についてその電源投入時
期をずらすことができるので、乱数カウンタが同時進行
することがなくなり、同時期に複数の遊技機の遊技内容
が同じように変動するのをなくすことができる。従っ
て、複数のパチンコ遊技機について言えば大当たりが出
易くなる時期の周期的変動が一致しなくなり、遊技客が
そうした法則を知って遊技する弊害もなくすことができ
るなど有益な効果がある。
【図１】本発明に係る複数の遊技機の裏面とその電源の
配線図。
配線図。
【図２】本発明に係る遊技機の電源ターミナル基板の遅
延回路の回路図。
延回路の回路図。
１ａ〜１ｄ パチンコ遊技機 ２ 遊技制御回路基板 ７ 電源ターミナル基板 ８ 電源配線 ９ 電源開閉スイッチ １０ ダイオード整流回路 １１ ＣＲタイマー回路 １２ リレーコイル １４ 開閉接点 １５ 可変抵抗器
Claims (1)
- 【請求項１】 一つの電源開閉スイッチに複数の遊技機
が接続され、該各遊技機は内蔵された乱数カウンタから
乱数値を取得し偶然性をもって遊技内容を変動させるよ
うに構成したものにおいて、該遊技機に電源が投入され
ることにより作動する遅延回路および該遅延回路により
閉じる開閉接点を設け、前記電源開閉スイッチをオンし
たとき各遊技機が時間差をもって起動するようにしたこ
とを特徴とする複数の遊技機の電源投入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28257197A JP2999164B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 複数の遊技機の電源投入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28257197A JP2999164B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 複数の遊技機の電源投入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1199272A JPH1199272A (ja) | 1999-04-13 |
| JP2999164B2 true JP2999164B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=17654226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28257197A Expired - Fee Related JP2999164B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 複数の遊技機の電源投入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2999164B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003033532A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-02-04 | Toyomaru Industry Co Ltd | 遊技機 |
| JP4798984B2 (ja) * | 2004-11-04 | 2011-10-19 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
| JP2007014691A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Juki Corp | パチンコ機用電源装置 |
| JP2010119464A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Sammy Corp | 遊技機 |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP28257197A patent/JP2999164B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1199272A (ja) | 1999-04-13 |
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Legal Events
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