JP2998821B2 - 半導体洗浄装置 - Google Patents

半導体洗浄装置

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JP2998821B2
JP2998821B2 JP34012092A JP34012092A JP2998821B2 JP 2998821 B2 JP2998821 B2 JP 2998821B2 JP 34012092 A JP34012092 A JP 34012092A JP 34012092 A JP34012092 A JP 34012092A JP 2998821 B2 JP2998821 B2 JP 2998821B2
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俊治 安村
雅司 大森
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗浄液で半導体基板
を洗浄する半導体洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の半導体洗浄装置の構成を示
す図で、図9はこの半導体洗浄装置の主要部であるフィ
ルタ装置の構成を示す断面図である。図において、1は
洗浄液2にて、半導体基板を洗浄するための内槽、3は
この内槽1とりかこむように形成され内槽1よりオーバ
フロした洗浄液2を貯えるための外槽、そして内槽1と
外槽3とで洗浄槽4を構成している。5は外槽3とバル
ブ6を介して接続された加熱ヒータ、7はこの加熱ヒー
タ5とバルブ8を介して接続されたポンプ、9は一端が
このポンプ7とバルブ10を介して接続され、他端はバ
ルブ11を介して内槽1に接続されているフィルタ装置
で、図9に示すように洗浄液2を導入するための導入口
12と、洗浄液2をバルブ11を介して内槽1内に導出
するための導出口13と、この導出口13を塞ぐととも
に濾過面を広くとるために有底筒状に形成された異物除
去手段としてのフィルタ14とにて成る。
【0003】次に上記のように構成された従来の半導体
洗浄装置の動作について説明する。まず、内槽1にて半
導体基板を洗浄液2にて洗浄し、この洗浄液2は外槽3
にオーバフロする。次に、外槽1内の洗浄液2はバルブ
6を介し加熱ヒータ5に送りこまれる。そして、洗浄液
2は加熱ヒータで温度を調整された後、バルブ8を介し
ポンプ7に送りこまれ、ポンプ7で圧力を加えられた
後、バルブ10を介し導入口12よりフィルタ装置9内
に送りこまれる。
【0004】この洗浄液2はフィルタ14にて異物を除
去された後、導出口13より導出されバルブ11を介し
内槽1に再びもどる。そして、再び半導体基板を洗浄す
る。したがって、洗浄液2は常に内槽1より外槽3にオ
ーバフロされている。このような上記動作を繰り返し、
洗浄液2を循環させることにより、常に異物が除去され
清浄な洗浄液2にて半導体基板は洗浄されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体洗浄装置
は以上のように構成されているので、洗浄液2が発砲性
の場合や気体が混入されて循環されると図10に示すよ
うにフィルタ装置9内では上方に気体15が蓄積された
状態となり、フィルタ14全面にて濾過できなくなり、
フィルタ14の濾過効率が低下するという問題点があっ
た。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、異物除去手段の効率を低下させ
ることなく稼動可能な半導体洗浄装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項
の半導体洗浄装置はその異物除去手段が開口を有する仕
切壁に仕切られた上方側に形成され洗浄液を導入するた
めの導入口及び上部に洗浄液中から分離された気体を洗
浄槽に戻すための排気管を有する気体分離室と、仕切壁
の下方側に形成され洗浄液を導出するための導出口及び
導出口を塞ぐように設けられたフィルタを有する異物除
去室と、洗浄液の液面移動に伴って上下動し、液面が所
定の位置まで上昇した時に排気管を塞ぎ、又、液面が仕
切壁の上面の位置に下降した時に仕切壁の開口を塞ぐ弁
とで構成されているものである。
【0008】この発明に係る請求項の半導体洗浄装置
は、弁の上部に、弁が排気管を塞ぐ時に気体分離室の上
壁面に当接する当接面を形成したものである。
【0009】
【作用】この発明の請求項における半導体洗浄装置の
弁は洗浄液中の気体が異物除去室に浸入するのを防ぎ、
洗浄液が排気管に浸入するのを防ぐ。
【0010】この発明の請求項における半導体洗浄装
置の弁の当接面は、排気管を塞ぐ時に弁の部位にかかる
余分な力を負担する。
【0011】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例を図について説明する。図1は
この発明の実施例1における半導体洗浄装置の構成を示
す図で、図2はこの半導体洗浄装置の主要部である気体
分離装置の構成を示す断面図である。図において従来装
置と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。1
6はポンプ7とフィルタ装置9との間にそれぞれ17及
びバルブ10を介して接続され、洗浄液2中の気体を分
離するための気体分離装置で、図2に示すように洗浄液
2を導入するための導入口18(例えば径が1/2〜1
インチ)と、洗浄液2をバルブ10を介してフィルタ装
置9内に導出するための導出口19と、洗浄液2の混入
防止するために設けられたレギュレータ20を介して、
外槽3に気体15を排気するため天井部に設けられた排
気管21(例えば径が1/4〜3/4インチ)とを備え
ている。
【0012】次いで上記のように構成された実施例1の
半導体洗浄装置の動作について説明する。まず、従来と
同様に動作が行われ、ポンプ7にて加圧された洗浄液2
がバルブ17を介して、導入口18より気体分離装置1
6内に送りこまれる。そして、気体分離装置16内では
洗浄液2中の気体15が分離され上方に移動し、この気
体15は排気管21から排気されレギュレータ20を介
して外槽3にもどる。一方、気体15が除かれた洗浄液
2は従来と同様にフィルタ装置9にて異物を除去された
後、バルブ11を介して内槽1にもどる。実施例1では
このような上記動作を繰り返しているので、フィルタ装
置9内には気体15が除かれた状態の洗浄液2が導入さ
れる。
【0013】実施例2. 上記実施例1ではフィルタ装置9と気体分離装置16と
を別体にそれぞれ配設した半導体洗浄装置について示し
たが、本実施例ではフィルタ装置に気体分離装置を一体
化した例を図3及び図4を用いて説明する。図において
実施例1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略す
る、22はポンプ7と洗浄槽4との間にそれぞれ10及
びバルブ11を介し接続されたフィルタ装置で、図4に
示すように内部が開口23aを有する仕切壁23にて上
下に仕切られており、上方側が気体15を分離するため
の気体分離室24、下方側が異物を除去するための異物
除去室から成る。
【0014】そして、気体分離室24には洗浄液を導入
するための導入口26と、洗浄液2の混入防止するため
に設けられたレギュレータ27を介して外槽3に気体1
5を排気するため天井部に設けられた排気管28とが備
えられ、又、異物除去室25には洗浄液2をバルブ11
を介して内槽1内に導出するための導出口29と、この
導出口29を塞ぐとともに濾過面を広くとるために有底
筒状に形成された異物除去手段としてのフィルタ30と
を備えている。
【0015】次いで上記のように構成された半導体洗浄
装置の主要部であるフィルタ装置22の動作について説
明する。まず、導入口26より洗浄液2が気体分離室2
2内に導入され、この洗浄液2中の気体15は分離され
る。この気体15は排気管28からレギュレータ27を
介し外槽にもどされる。一方、気体15が除かれた洗浄
液2は、仕切壁23の開口23aを通り異物除去室25
内に入り、フィルタ30にて異物を除去されたのち導出
口29から導出される。実施例2のフィルタ装置22内
で洗浄液2の気体15が分離され、排気管28にて排気
されるため、洗浄液2のみが異物除去室25内に導入さ
れるので、実施例1と同様の効果を奏する。
【0016】実施例3. 上記実施例2では排気管28にレギュレータ27を備え
ている例を示したが、実施例3では図5に示すように排
気管28のレギュレータ27と気体分離室24との間
に、洗浄液2の分子レベルのものが透過しないような疎
水性フィルタ31を設けることにより、実施例2と比較
し一層排気管28への洗浄液2の浸入を防ぐことができ
る。
【0017】実施例4. 図6はこの発明の実施例4における半導体洗浄装置の主
要部であるフィルタ装置の構成を示す断面図である。図
において実施例2と同様の部分は同一符号を付して説明
を省略する。32は気体分離室24内に設けられ、洗浄
液2の液面移動に伴って上下動し、上面は円錐形状に、
又、下面は平滑形状に形成された弁、33は筒状で成り
その内面で弁32の上下動を案内するガイドである。
【0018】次いで上記のように構成されたフィルタ装
置22の弁32の動作について説明する。この弁32は
気体分離室24内の洗浄液2の液面移動に伴って上下動
するので、洗浄液2の液面がある程度上昇すると、弁3
2の上面が円錐形状であるのでその先端で排気管28を
塞いでしまい、排気管28内へ洗浄液2が浸入するのを
防ぐ、又、洗浄液2の液面が仕切壁23の上面の位置ま
で下降すると弁32の下面が平滑状態であるので仕切壁
23の開口23aを塞ぎ、異物除去室25内へ気体15
が浸入するのを防ぐ。上記のように構成される実施例4
では気体分離室24内で分離された気体15の量が増加
して、仮に洗浄液2の液面が仕切壁23の上面の位置ま
で下降しても、弁32が仕切壁23の開口23aを塞ぐ
ため、異物除去室25内に気体15が浸入することはな
く、上記各実施例と同様の効果を奏する。
【0019】実施例5. 図7はこの発明の実施例5の半導体洗浄装置の主要部で
あるフィルタ装置の構成を示す断面図である。図におい
て、実施例4と同様の部分は同一符号を付して説明を省
略する。34は下面が平滑形状に形成され、又、上面が
円錐形状に形成されるとともにその周囲を突出させてリ
ング状に形成される当接面34aを有する弁で、ガイド
33の内面に案内されて洗浄液2の液面移動に伴って上
下に移動する。
【0020】次いで上記のように構成されたフィルタ装
置22の弁34の動作について説明する。この弁34は
洗浄液2の液面の上昇にて上方に移動し、弁34の上面
の円錐形状の先端が排気管28を塞ぐと同時に、当接面
34aも気体分離室24の上壁面に当接する。よって、
弁34の排気管28を塞ぐ部位にかかる余分な力はこの
当接面34aが負担することになるので、弁34の排気
管28へのめずまりは防止される。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1に
れば異物除去手段は開口を有する仕切壁に仕切られた上
方側に形成され洗浄液を導入するための導入口及び上部
に洗浄液中から分離された気体を洗浄槽に戻すための排
気管を有する気体分離室と、仕切壁の下方側に形成され
洗浄液を導出するための導出口及び導出口を塞ぐように
設けられたフィルタを有する異物除去室と、洗浄液の液
面移動に伴って上下動し、液面が所定の位置まで上昇し
た時に排気管を塞ぎ、又、液面が仕切壁の上面の位置に
下降した時に仕切壁の開口を塞ぐ弁とで構成され、又、
請求項によれば弁の上部に、弁が排気管を塞ぐ時に、
気体分離室の上壁面に当接する当接面を形成したので、
異物除去手段の効率を低下させることなく稼動可能な半
導体洗浄装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による半導体洗浄装置の
構成を示す図である。
【図2】 図1における半導体洗浄装置の主要部である
気体分離装置の構成を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施例2による半導体洗浄装置の
構成を示す図である。
【図4】 図3における半導体洗浄装置の主要部である
フィルタ装置の構成を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施例3における半導体洗浄装置
の主要部であるフィルタ装置の構成を示す断面図であ
る。
【図6】 この発明の実施例4における半導体洗浄装置
の主要部であるフィルタ装置の構成を示す断面図であ
る。
【図7】 この発明の実施例5における半導体洗浄装置
の主要部であるフィルタ装置の構成を示す断面図であ
る。
【図8】 従来の半導体洗浄装置の構成を示す図であ
る。
【図9】 図8における半導体洗浄装置の主要部である
フィルタ装置の構成を示す断面図である。
【図10】 図9におけるフィルタ装置の気体を含む洗
浄液を使用した時の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 内槽、2 洗浄液、3 外槽、4 洗浄槽、9,2
2 フィルタ装置、12,18,26 導入口、13,
19,29 導出口、14,30 フィルタ、15 気
体、16 気体分離装置、21,28 排気管、23
仕切壁、23a 開口、24 気体分離室、25 液体
分離室、32,34 弁、33 ガイド、34a 当接
面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−75012(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板を洗浄液にて洗浄する洗浄
    槽、上記洗浄槽から導出された上記洗浄液の異物を除去
    し、再び上記洗浄槽に戻す異物除去手段を有する半導体
    洗浄装置において、上記異物除去手段は開口を有する仕
    切壁に仕切られた上方側に形成され上記洗浄液を導入す
    るための導入口及び上部に上記洗浄液中から分離された
    気体を上記洗浄槽に戻すための排気管を有する気体分離
    室と、上記仕切壁の下方側に形成され上記洗浄液を導出
    するための導出口及び上記導出口を塞ぐように設けられ
    たフィルタを有する異物除去室と、上記洗浄液の液面移
    動に伴って上下動し、上記液面が所定の位置まで上昇し
    た時に上記排気管を塞ぎ、又、上記液面が上記仕切壁の
    上面の位置に下降した時に上記仕切壁の開口を塞ぐ弁と
    で構成されていることを特徴とする半導体洗浄装置。
  2. 【請求項2】 弁の上部に、上記弁が排気管を塞ぐ時に
    気体分離室の上壁面に当接する当接面を形成したことを
    特徴とする請求項1記載の半導体洗浄装置。
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