JPH072002Y2 - 比重の異なる液体の分離装置 - Google Patents
比重の異なる液体の分離装置Info
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- JPH072002Y2 JPH072002Y2 JP1988043812U JP4381288U JPH072002Y2 JP H072002 Y2 JPH072002 Y2 JP H072002Y2 JP 1988043812 U JP1988043812 U JP 1988043812U JP 4381288 U JP4381288 U JP 4381288U JP H072002 Y2 JPH072002 Y2 JP H072002Y2
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- Japan
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- oil
- water
- drain
- liquid
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えば油と水のように比重の異なる液体
を、互いに混ぜ合わされた状態から分離させる分離装置
に関する。
を、互いに混ぜ合わされた状態から分離させる分離装置
に関する。
[従来の技術] 空気圧機器への圧縮空気供給源として用いられるエアー
コンプレッサ(以下、コンプレッサと略称する)は、大
気中の湿り空気を取り込んで圧縮するため、その内部に
おいて、圧縮された空気の温度低下に伴う水分の発生が
避けられず、このように発生した水分はコンプレッサ底
部に溜まって、いわゆるドレンとなる。
コンプレッサ(以下、コンプレッサと略称する)は、大
気中の湿り空気を取り込んで圧縮するため、その内部に
おいて、圧縮された空気の温度低下に伴う水分の発生が
避けられず、このように発生した水分はコンプレッサ底
部に溜まって、いわゆるドレンとなる。
このドレンは、コンプレッサ内部あるいは圧縮空気が供
給される側の空気圧機器内部に錆を発生させるなど、コ
ンプレッサや空気圧機器に多大な悪影響を及ぼすため、
通常のコンプレッサではドレンを当該コンプレッサ底部
に設けられたドレンコックから定期的に、あるいは連続
的に排出させるようにしている。
給される側の空気圧機器内部に錆を発生させるなど、コ
ンプレッサや空気圧機器に多大な悪影響を及ぼすため、
通常のコンプレッサではドレンを当該コンプレッサ底部
に設けられたドレンコックから定期的に、あるいは連続
的に排出させるようにしている。
ところで、上述のようにして排出されるドレンには、空
気中に含まれていた水分以外にコンプレッサ自身の潤滑
油等の油分が混ざっていることが多く、このまま廃棄す
ると環境汚染の原因になる等あまり好ましいものではな
い。従って、ドレンを油と水とに分離させることがドレ
ン処理の前提条件であり、このための分離装置として従
来より様々なものが提供されている。
気中に含まれていた水分以外にコンプレッサ自身の潤滑
油等の油分が混ざっていることが多く、このまま廃棄す
ると環境汚染の原因になる等あまり好ましいものではな
い。従って、ドレンを油と水とに分離させることがドレ
ン処理の前提条件であり、このための分離装置として従
来より様々なものが提供されている。
第2図は上述した分離装置の一例として広く用いられて
いる油分分離装置を示すものである。図に示すように、
この油水分離装置は上端が開放された直方体状の装置本
体1の内部を、左隔壁2及び右隔壁3の2枚の隔壁によ
って左から1次分離室4、2次分離室5、3次分離室6
というように3分割し、前記左隔壁2の下部を切り欠い
て前記1次分離室4及び2次分離室5を連通させると共
に、前記右隔壁3の高さを装置本体1より低く形成した
ものである。
いる油分分離装置を示すものである。図に示すように、
この油水分離装置は上端が開放された直方体状の装置本
体1の内部を、左隔壁2及び右隔壁3の2枚の隔壁によ
って左から1次分離室4、2次分離室5、3次分離室6
というように3分割し、前記左隔壁2の下部を切り欠い
て前記1次分離室4及び2次分離室5を連通させると共
に、前記右隔壁3の高さを装置本体1より低く形成した
ものである。
このような油水分離装置で油と水の分離を行うには、装
置本体1内部を、左隔壁2の切り欠きを上回る程度の量
の水Wで満たした上で、図示しないコンプレッサのドレ
ンコックから排出されたドレンを1次分離室4に導く。
すると、油Oと水Wとの比重の差によって油Oが1次分
離室4の上部に分離され、また水Wは左隔壁2の下部か
ら2次分離室5に流入して一旦蓄えられた後、右隔壁3
の上部を乗り越えて3次分離室6に流れ込み分離され
る。
置本体1内部を、左隔壁2の切り欠きを上回る程度の量
の水Wで満たした上で、図示しないコンプレッサのドレ
ンコックから排出されたドレンを1次分離室4に導く。
すると、油Oと水Wとの比重の差によって油Oが1次分
離室4の上部に分離され、また水Wは左隔壁2の下部か
ら2次分離室5に流入して一旦蓄えられた後、右隔壁3
の上部を乗り越えて3次分離室6に流れ込み分離され
る。
以上のように油水分離装置にあっては、油Oと水Wがそ
れぞれ1次分離室4及3次分離室6に分離させられるの
で、1次分離室4及び3次分離室6の油Oと水Wの溜ま
り具合に応じて適宜油O及び水Wをくみ取ることによ
り、油Oと水Wをそれぞれ別々に処理することができる
のである。
れぞれ1次分離室4及3次分離室6に分離させられるの
で、1次分離室4及び3次分離室6の油Oと水Wの溜ま
り具合に応じて適宜油O及び水Wをくみ取ることによ
り、油Oと水Wをそれぞれ別々に処理することができる
のである。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上述した油水分離装置では、その構造上、1
次分離室4内に溜まる油Oの量が過度に少ないと油Oの
くみ取り時に水Wが混ざり、この逆に油Oが多くなりす
ぎると油Oが左隔壁2を回り込んで2次、3次分離室
5、6に流入することが避けられない。このため、油水
分離装置により油Oと水Wを確実に分離させるには、ド
レンに含まれる油Oが少ない場合には水Wを何度もくみ
取って油Oが溜まるのを待ち、この逆に油Oが多い場合
には油Oを何度もくみ取って2次分離室5への流入を防
ぐというように、ドレンに含まれる油Oと水Wの比率に
応じたくみ取り作業を行う必要があって非常に煩わし
い。
次分離室4内に溜まる油Oの量が過度に少ないと油Oの
くみ取り時に水Wが混ざり、この逆に油Oが多くなりす
ぎると油Oが左隔壁2を回り込んで2次、3次分離室
5、6に流入することが避けられない。このため、油水
分離装置により油Oと水Wを確実に分離させるには、ド
レンに含まれる油Oが少ない場合には水Wを何度もくみ
取って油Oが溜まるのを待ち、この逆に油Oが多い場合
には油Oを何度もくみ取って2次分離室5への流入を防
ぐというように、ドレンに含まれる油Oと水Wの比率に
応じたくみ取り作業を行う必要があって非常に煩わし
い。
加えて、実際には油Oの溜まり具合を確認することは装
置本体1の側壁に邪魔されて困難であり、このため油O
が十分に溜まっていない状態で油Oをくみ取って水Wも
一緒にくみ取ってしまったり、この逆に油Oのくみ取り
が遅れて3次分離室6に油Oが混ざってしまうといった
ことがあり、分離の確実性に難があった。
置本体1の側壁に邪魔されて困難であり、このため油O
が十分に溜まっていない状態で油Oをくみ取って水Wも
一緒にくみ取ってしまったり、この逆に油Oのくみ取り
が遅れて3次分離室6に油Oが混ざってしまうといった
ことがあり、分離の確実性に難があった。
このようなくみ取り作業を無くすために、1次分離室4
及び3次分離室6の上端にそれぞれ排出口を設けるとい
った試みも為されたが、結局ドレンに含まれる油Oの比
率が少ない場合には1次分離室4側からの水Wの流出が
避けられず、有効な解決策とは成りえなかったのであ
る。
及び3次分離室6の上端にそれぞれ排出口を設けるとい
った試みも為されたが、結局ドレンに含まれる油Oの比
率が少ない場合には1次分離室4側からの水Wの流出が
避けられず、有効な解決策とは成りえなかったのであ
る。
この考案は、このような背景の下になされたもので、く
み取り作業を行わなくても、油と水のように比重の異な
る液体を容易に、かつ確実に分離させることができる分
離装置を提供することを目的とする。
み取り作業を行わなくても、油と水のように比重の異な
る液体を容易に、かつ確実に分離させることができる分
離装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するためのこの考案は、比重の異なる2
種類の液体が流し込まれる密閉型の第1のタンクと、該
第1のタンクと水平方向に並べて設けられると共に、そ
の下部が前記第1のタンクと連通された密閉型の第2の
タンクとを具備してなる比重の異なる液体の分離装置で
あって、前記第1のタンクの上部に第1の液体排出口が
設けられると共に、前記第2のタンクの、前記第1の液
体排出口より低い位置に、前記第2の液体排出口が設け
られ、前記第1及び第2のタンクの上部にこれらのタン
ク内の空気の圧力を大気圧に保つ圧力調整手段が設けら
れていることを特徴とするものである。
種類の液体が流し込まれる密閉型の第1のタンクと、該
第1のタンクと水平方向に並べて設けられると共に、そ
の下部が前記第1のタンクと連通された密閉型の第2の
タンクとを具備してなる比重の異なる液体の分離装置で
あって、前記第1のタンクの上部に第1の液体排出口が
設けられると共に、前記第2のタンクの、前記第1の液
体排出口より低い位置に、前記第2の液体排出口が設け
られ、前記第1及び第2のタンクの上部にこれらのタン
ク内の空気の圧力を大気圧に保つ圧力調整手段が設けら
れていることを特徴とするものである。
[作用] 上記構成においては、第1のタンク内で比重の小さい液
体が比重の大きい液体の上方に分離されるため、第2の
タンクには比重の大きい液体のみが流れ込む。この場合
各タンク内の液面は、比重の小さい液体を含む第1のタ
ンク側の液面が高くなり、従って、第1のタンク内部の
比重の大きい液体の液面は、比重の小さい液体が上方に
分離された影響を受けて第2のタンクの液面より下方に
下がる。そして、第2のタンク内部の比重の大きい液体
は逐次第2の液体排出口より排出されるため、第1のタ
ンク内部の比重の大きい液体の液面は常時第2の液体排
出口より低い位置に止どめられる。ここにおいて、第2
の液体排出口は第1のタンクに設けられた第1の液体排
出口より低い位置に設けられており、従って、第1の液
体排出口からは比重の小さい液体のみが排出される。
体が比重の大きい液体の上方に分離されるため、第2の
タンクには比重の大きい液体のみが流れ込む。この場合
各タンク内の液面は、比重の小さい液体を含む第1のタ
ンク側の液面が高くなり、従って、第1のタンク内部の
比重の大きい液体の液面は、比重の小さい液体が上方に
分離された影響を受けて第2のタンクの液面より下方に
下がる。そして、第2のタンク内部の比重の大きい液体
は逐次第2の液体排出口より排出されるため、第1のタ
ンク内部の比重の大きい液体の液面は常時第2の液体排
出口より低い位置に止どめられる。ここにおいて、第2
の液体排出口は第1のタンクに設けられた第1の液体排
出口より低い位置に設けられており、従って、第1の液
体排出口からは比重の小さい液体のみが排出される。
また、従来の分離装置をコンプレッサのドレンに接続し
た場合には、コンプレッサ内部の圧力が大気圧より高
く、したがって、ドレンの排出はある程度の衝撃を伴う
ことがあり、ドレンの飛散が生ずると共に、ドレン排出
に伴う衝撃音の発生が生じたが、本考案の分離装置で
は、第1及び第2のタンクを密閉型としたので、ドレン
の飛散を防止することができる共に、衝撃音もある程度
減衰させることができる。
た場合には、コンプレッサ内部の圧力が大気圧より高
く、したがって、ドレンの排出はある程度の衝撃を伴う
ことがあり、ドレンの飛散が生ずると共に、ドレン排出
に伴う衝撃音の発生が生じたが、本考案の分離装置で
は、第1及び第2のタンクを密閉型としたので、ドレン
の飛散を防止することができる共に、衝撃音もある程度
減衰させることができる。
[実施例] 以下、第1図を参照して、本考案の実施例を説明する。
なお、本実施例は上述した油水分離装置1と同じく、コ
ンプレッサのドレンを油と水とに分離するための油水分
離装置である。
なお、本実施例は上述した油水分離装置1と同じく、コ
ンプレッサのドレンを油と水とに分離するための油水分
離装置である。
第1図において符号7は、第1タンクであり、符号8は
第2タンクである。これら各タンク7、8はいずれも円
筒状をなす密閉容器であり、その高さ及び内径は同一に
定められている。各タンク7、8は、下端において連通
管9によって連通されており、この連通管9の内径は、
各タンク7、8の内径の約1/4とされている。また各タ
ンク7、8の上端にはエアーブリーザ(本考案の圧力調
整手段に相当する。)10が嵌装されている。このエアー
ブリーザ10は、各タンク7、8内の圧力を大気圧に保つ
ためのもので、タンク7、8内部と外部との気圧差に応
じて空気を開放し、また吸入するようになっている。な
お、このエアーブリーザ10の吐出径は、タンク7、8内
径の半分程度である。
第2タンクである。これら各タンク7、8はいずれも円
筒状をなす密閉容器であり、その高さ及び内径は同一に
定められている。各タンク7、8は、下端において連通
管9によって連通されており、この連通管9の内径は、
各タンク7、8の内径の約1/4とされている。また各タ
ンク7、8の上端にはエアーブリーザ(本考案の圧力調
整手段に相当する。)10が嵌装されている。このエアー
ブリーザ10は、各タンク7、8内の圧力を大気圧に保つ
ためのもので、タンク7、8内部と外部との気圧差に応
じて空気を開放し、また吸入するようになっている。な
お、このエアーブリーザ10の吐出径は、タンク7、8内
径の半分程度である。
そして、前記第1タンク7の側面上部には図示しないコ
ンプレッサのドレンコックと接続されるドレン流入口11
が形成され、該ドレン流入口11の下部には、第1タンク
7内の液体を排出するための第1排出口12が形成されて
いる。また、前記第2タンク8の側壁には、第2タンク
8内部の液体を排出するための第2排出口13が形成され
ている。前記第1、第2排出口12、13の高さ関係は、第
2排出口13の最上部が第1排出口12の最下部より低くな
るように定められている。また、前記ドレン流入口11及
び第1、第2排出口12、13の内径は同一であり、各タン
ク7、8内径の1/6程度とされている。
ンプレッサのドレンコックと接続されるドレン流入口11
が形成され、該ドレン流入口11の下部には、第1タンク
7内の液体を排出するための第1排出口12が形成されて
いる。また、前記第2タンク8の側壁には、第2タンク
8内部の液体を排出するための第2排出口13が形成され
ている。前記第1、第2排出口12、13の高さ関係は、第
2排出口13の最上部が第1排出口12の最下部より低くな
るように定められている。また、前記ドレン流入口11及
び第1、第2排出口12、13の内径は同一であり、各タン
ク7、8内径の1/6程度とされている。
以上の構成からなる油水分離装置にあっては、ドレン流
入口11から、水Wが、連通管9が十分に満たされる程度
に注入された上で、ドレン流入口11が図示しないコンプ
レッサのドレンコックと耐圧ホース等で接続されて、第
1タンク7内部に油Oと水Wが混ざり合った状態のドレ
ンが導入される。
入口11から、水Wが、連通管9が十分に満たされる程度
に注入された上で、ドレン流入口11が図示しないコンプ
レッサのドレンコックと耐圧ホース等で接続されて、第
1タンク7内部に油Oと水Wが混ざり合った状態のドレ
ンが導入される。
すると、連通管9内部が既に水Wで満たされているため
に、ドレンに含まれた比重の小さい油Oは連通管9を通
過すること無く第1タンク7内部に滞留される一方、水
Wは連通管9を通過して第2タンク8に流れ込み、結果
として、第1タンク7内部では水Wの上方に油Oが分離
され、第2タンク8内部は水Wで占められる。
に、ドレンに含まれた比重の小さい油Oは連通管9を通
過すること無く第1タンク7内部に滞留される一方、水
Wは連通管9を通過して第2タンク8に流れ込み、結果
として、第1タンク7内部では水Wの上方に油Oが分離
され、第2タンク8内部は水Wで占められる。
このように第1タンク7の水Wの上方に油Oが分離され
ると、油Oの自由油面OLは水Wとの比重の差に相当する
分だけ第2タンク8の自由水面WL2より高くなり、従っ
て、第1タンク7内部の水面WL1は油Oの分だけ第2タ
ンク8の自由水面WL2より低くなる。そして、第2タン
ク8の水Wは、第2排出口13から逐次排出されるため、
第1タンク7の自由水面WL1は常時第2排出口13より低
い位置に止どまる。
ると、油Oの自由油面OLは水Wとの比重の差に相当する
分だけ第2タンク8の自由水面WL2より高くなり、従っ
て、第1タンク7内部の水面WL1は油Oの分だけ第2タ
ンク8の自由水面WL2より低くなる。そして、第2タン
ク8の水Wは、第2排出口13から逐次排出されるため、
第1タンク7の自由水面WL1は常時第2排出口13より低
い位置に止どまる。
ここにおいて、上述のごとく第2排出口13が第1排出口
12より低い位置に設けられており、従って、第1タンク
7の第1排出口12からは、水Wの上方に分離されて蓄え
られた油Oのみが排出されるのである。
12より低い位置に設けられており、従って、第1タンク
7の第1排出口12からは、水Wの上方に分離されて蓄え
られた油Oのみが排出されるのである。
以上説明したように、本実施例の油水分離装置にあって
は、油Oと水Wが混ざり合った状態で導入される第1タ
ンク7の第1排出口12と、前記第1タンク7の下部に分
離された水Wのみが導入される第2タンク8の第2排出
口13との高さを、第2排出口13が、第1排出口12より低
くなるように設けたため、油Oと水Wの比重の差に起因
して生じる各タンク7、8の自由液面の高さの差によっ
て第1排出口12から油Oのみが、第2排出口13からは水
Wのみが、くみ取り作業を行うことなく確実に排出され
るのである。
は、油Oと水Wが混ざり合った状態で導入される第1タ
ンク7の第1排出口12と、前記第1タンク7の下部に分
離された水Wのみが導入される第2タンク8の第2排出
口13との高さを、第2排出口13が、第1排出口12より低
くなるように設けたため、油Oと水Wの比重の差に起因
して生じる各タンク7、8の自由液面の高さの差によっ
て第1排出口12から油Oのみが、第2排出口13からは水
Wのみが、くみ取り作業を行うことなく確実に排出され
るのである。
ところで、本実施例では特に各タンク7、8を密閉型と
したため次のような効果が得られた。
したため次のような効果が得られた。
すなわち、コンプレッサのドレンコックからのドレンの
排出は、コンプレッサ内部の圧力が大気圧より高いため
有る程度の衝撃を伴うことがある。このような場合、従
来の開放型の油水分離装置では、装置外部への油Oや水
Wの飛散が避けられず、またドレン排出に伴う衝撃音も
防ぎようが無い。ところが、本実施例の油水分離装置で
はコンプレッサとドレン流入口11とが直接耐圧ホース等
で接続されるため、ドレンの飛散は皆無であり、また衝
撃音も有る程度減衰させられるのである。なお、このよ
うにドレン排出が衝撃を伴う場合、エアーブリーザ10が
直ちに圧力を開放するため、第1タンク7内部の圧力上
昇は無い。
排出は、コンプレッサ内部の圧力が大気圧より高いため
有る程度の衝撃を伴うことがある。このような場合、従
来の開放型の油水分離装置では、装置外部への油Oや水
Wの飛散が避けられず、またドレン排出に伴う衝撃音も
防ぎようが無い。ところが、本実施例の油水分離装置で
はコンプレッサとドレン流入口11とが直接耐圧ホース等
で接続されるため、ドレンの飛散は皆無であり、また衝
撃音も有る程度減衰させられるのである。なお、このよ
うにドレン排出が衝撃を伴う場合、エアーブリーザ10が
直ちに圧力を開放するため、第1タンク7内部の圧力上
昇は無い。
また、本実施例では特にエアーコンプレッサから排出さ
れるドレンを分離する油水分離装置について説明したが
本考案の分離装置はこれに限るものではない。例えば、
工作機械において水溶性切削液を循環させて使用する場
合に問題とされる切削液と摺動面潤滑油の混合も、水溶
性切削液と摺動面潤滑油では比重が異なることから本考
案の分離装置によって確実に分離させることができ、要
するに2種類の液体の比重が異なってさえいれば、当然
に本考案の効果は期待されるのである。
れるドレンを分離する油水分離装置について説明したが
本考案の分離装置はこれに限るものではない。例えば、
工作機械において水溶性切削液を循環させて使用する場
合に問題とされる切削液と摺動面潤滑油の混合も、水溶
性切削液と摺動面潤滑油では比重が異なることから本考
案の分離装置によって確実に分離させることができ、要
するに2種類の液体の比重が異なってさえいれば、当然
に本考案の効果は期待されるのである。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案においては、比重の異な
る2種類の液体が流し込まれる第1のタンクに第1の液
体排出口を設けると共に、前記第1のタンク内部の下部
に分離された比重の大きい液体のみが導入される第2の
タンクに、第2の液体排出口を、前記第1の液体排出口
より低い位置に設けたため、液体の比重差に応じて生じ
る各タンクの自由液面の高さの差によって、比重の小さ
い液体のみが第1の液体排出口から、また比重の大きい
液体のみが第2の液体排出口から排出されて、2種類の
液体が確実にかつ容易に分離されるのである。
る2種類の液体が流し込まれる第1のタンクに第1の液
体排出口を設けると共に、前記第1のタンク内部の下部
に分離された比重の大きい液体のみが導入される第2の
タンクに、第2の液体排出口を、前記第1の液体排出口
より低い位置に設けたため、液体の比重差に応じて生じ
る各タンクの自由液面の高さの差によって、比重の小さ
い液体のみが第1の液体排出口から、また比重の大きい
液体のみが第2の液体排出口から排出されて、2種類の
液体が確実にかつ容易に分離されるのである。
また、本考案の分離装置では、第1及び第2のタンクを
密閉型としたので、ドレンの飛散を防止することができ
る共に、衝撃音もある程度減衰させることができる。
密閉型としたので、ドレンの飛散を防止することができ
る共に、衝撃音もある程度減衰させることができる。
第1図は本考案の一実施例における油水分離装置の断面
図、第2図は従来の油水分離装置の断面図である。 7……第1タンク(密閉容器)、8……第2タンク(密
閉容器)、10……エアーブリーザ(圧力調整手段)、12
……第1排出口(第1の流体排出口)、13……第2排出
口(第2の液体排出口)。
図、第2図は従来の油水分離装置の断面図である。 7……第1タンク(密閉容器)、8……第2タンク(密
閉容器)、10……エアーブリーザ(圧力調整手段)、12
……第1排出口(第1の流体排出口)、13……第2排出
口(第2の液体排出口)。
Claims (1)
- 【請求項1】比重の異なる2種類の液体が流し込まれる
密閉型の第1のタンクと、該第1のタンクと水平方向に
並べて設けられると共に、その下部が前記第1のタンク
と連通された密閉型の第2のタンクとを具備してなる比
重の異なる液体の分離装置であって、前記第1のタンク
の上部に第1の液体排出口が設けられると共に、前記第
2のタンクの、前記第1の液体排出口より低い位置に、
前記第2の液体排出口が設けられ、前記第1及び第2の
タンクの上部にこれらのタンク内の空気の圧力を大気圧
に保つ圧力調整手段が設けられていることを特徴とする
比重の異なる液体の分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988043812U JPH072002Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 比重の異なる液体の分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988043812U JPH072002Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 比重の異なる液体の分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01148703U JPH01148703U (ja) | 1989-10-16 |
| JPH072002Y2 true JPH072002Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31270199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988043812U Expired - Lifetime JPH072002Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 比重の異なる液体の分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072002Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW200409846A (en) * | 2002-09-08 | 2004-06-16 | Tadayoshi Sato | A sink with an oil content recovery function |
| EP1626791B1 (en) * | 2003-05-15 | 2009-08-12 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fluid separation system |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5385764A (en) * | 1977-01-08 | 1978-07-28 | Sumitomo Metal Ind | Bent pipe manufacturing device |
| JPS5512889Y2 (ja) * | 1977-04-25 | 1980-03-22 | ||
| JPS565599A (en) * | 1979-06-27 | 1981-01-21 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Digital filter |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP1988043812U patent/JPH072002Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01148703U (ja) | 1989-10-16 |
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