JP2998264B2 - 殺菌剤組成物 - Google Patents

殺菌剤組成物

Info

Publication number
JP2998264B2
JP2998264B2 JP8169391A JP8169391A JP2998264B2 JP 2998264 B2 JP2998264 B2 JP 2998264B2 JP 8169391 A JP8169391 A JP 8169391A JP 8169391 A JP8169391 A JP 8169391A JP 2998264 B2 JP2998264 B2 JP 2998264B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
composition
water
fungicide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8169391A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04290806A (ja
Inventor
あや子 関川
誠 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP8169391A priority Critical patent/JP2998264B2/ja
Publication of JPH04290806A publication Critical patent/JPH04290806A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2998264B2 publication Critical patent/JP2998264B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な殺菌剤組成物、さ
らに詳しくは、あらゆる菌種に対して著しく優れた抗菌
力を有し、広範囲のpHにおける抗菌効果の持続性に優れ
た工業用殺菌剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種工場プラントの冷却水系では、細
菌、糸状菌、藻類などから構成されるスライムが系内に
発生し、熱効率の低下、通水配管の閉塞、配管金属材質
の腐食などのスライム障害がしばしば起きることが知ら
れている。また、紙パルプ抄紙系では、セルロースやデ
ンプンなどの各種添加物を栄養源として、細菌、糸状菌
などを主構成微生物としたスライムが系内壁面に形成さ
れ、そして、このようなスライムが壁面から剥離するこ
とにより、製品中に異物として混入し、製品品質を低下
させたり、紙抄造工程において紙切れを誘発して連続操
業を阻害し、生産効率を大幅に低下させるなど、好まし
くない事態を招来する。特に紙パルプ工業では、添加物
としてデンプン、ラテックス、カゼインなどが大量に使
用されており、これらの添加物質がいずれも微生物繁殖
のための栄養源となることから、微生物により腐敗し、
製品劣化の大きな原因となる。その他、有機物質を豊富
に含む水性塗料、エマルジョン塗料、エマルジョン接着
剤、金属加工油、ラテックス、デンプン糊液、紙塗工液
などの関連分野においても、微生物による製品品質の低
下、生産性の低下などの様々な障害が発生することが知
られている。従来、このような各種工業分野における細
菌、糸状菌、酵母、藻類などの微生物障害に対しては、
その実施が比較的簡便で、経済的であることから、抗菌
剤による処理がなされている。従来、この抗菌剤とし
て、チオシアネート系化合物、ハロシアノアセトアミド
系化合物、イソチアゾロン系化合物などがよく用いられ
ている。しかしながら、該チオシアネート系化合物は殺
菌力が弱く、また長期間使用すると、スライム構成菌に
耐性がつきやすい上、特にスライム構成菌としてしばし
ば出現するミクロバクテリウム菌に対する抗菌力が弱い
という欠点を有している。また、ハロシアノアセトアミ
ド系化合物は優れた速効性のある殺菌特性を有し、ま
た、処理水中の菌数の影響も少なく安定した殺菌力を示
すため、微生物で汚染された水系への殺菌処理剤として
有効な殺菌剤といえるが、この系統の殺菌剤は効果の持
続性に乏しく、かつ糸状菌に対する抗菌活性が弱いとい
う欠点を有している。一方、イソチアゾロン系化合物の
代表的なものとして5−クロロ−2−メチル−4−イソ
チアゾリン−3−オンが知られているが、このものは細
菌、糸状菌のいずれに対しても優れた抗菌活性を有する
ものの、効果の速効性に劣る上、抗菌活性が菌数に影響
されやすく、菌数が高くなると抗菌活性が著しく低下す
るという欠点を有している。また、該5−クロロ−2−
メチル−4−イソチアゾリン−3−オンは中性ないしア
ルカリ性液中では安定性に欠けるため、抗菌効果の持続
性については、対象とする水質によっては必ずしも十分
に満足しうるものではなかった。特に長期間防腐効果が
要求される金属加工油、塗料、ラテックスなどの防腐処
理用としては、効果が必ずしも十分でないことがあっ
た。さらに、この5−クロロ−2−メチル−4−イソチ
アゾリン−3−オンは、水溶液として調合され製品化さ
れているが、通常安定化剤として硝酸塩などの金属塩が
多量に含まれているため、この殺菌剤組成物をエマルジ
ョン系の接着剤、塗料、金属加工油、ラテックスなどに
添加すると、エマルジョンを破壊するなどして製品に悪
影響を与えるという欠点があった。このような欠点を改
良するため、本発明者らは、先に、ハロシアノアセトア
ミド系化合物と、インチアゾロン系包接化合物とを含有
する抗菌剤を見い出した(特願平1−99752号)。
しかしながら、この2種の化合物を組み合わせた抗菌剤
はいずれか一方が単独の場合に比べて、その優れた相乗
効果により大幅な抗菌力の向上を示し、また、安定した
抗菌活性が得られるものの、該ハロシアノアセトアミド
系化合物が殺菌力の持続性に乏しく、かつアルカリ性の
系内では効力が著しく低下し、カビに対する殺菌効果が
弱いという欠点があり、必ずしも満足しうるものではな
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の殺菌剤が有する欠点を克服し、抗菌力が極めて高
く、かつ広範囲のpHにおける抗菌活性の安定性及び持続
性に優れる上、製品に対して悪影響を及ぼすおそれのな
い殺菌剤組成物を提供することを目的としてなされたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の好
ましい性質を有する殺菌剤組成物を開発すべく鋭意研究
を重ねた結果、5−クロロ−2−メチル−4−イソチア
ゾリン−3−オンの包接化合物と特定の殺菌剤とを組み
合わせた組成物により、その目的を達成しうることを見
い出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。すなわち、本発明は、(A)5−クロロ−2−メチ
ル−4−イソチアゾリン−3−オンの包接化合物と、
(B)メチレンビスチオシアネート、1,2−ベンゾイ
ソチアゾリン−3−オン、4,5−ジクロロ−2−オク
チル−3−イソチアゾロン及びダイクロロフェンの中か
ら選ばれた少なくとも1種の殺菌剤とを含有して成る殺
菌剤組成物を提供するものである。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明組
成物において、(A)成分として用いられる5−クロロ
−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの包接化
合物に使用されるホスト化合物については該5−クロロ
−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンを包接
し、包接化合物を形成しうるものであればよく、特に制
限はないが、例えば1,1,6,6−テトラフェニル−2,
4−ヘキサジイン−1,6−ジオール、1,1−ビス
(2,4−ジメチルフェニル)−2−プロピン−1−オ
ール、1,1,4,4−テトラフェニル−2−ブチル−1,
4−ジオール、1,1'−ビ−2−ナフトール、1,1,
6,6−テトラキス(2,4−ジメチルフェニル)−2,
4−ヘキサジイン−1,6−ジオール、9,10−ビス
(4−メチルフェニル)−9,10−ジヒドロアントラ
セン−9,10−ジオール、1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)シクロヘキサン、N,N,N'N'−(テトラ
シクロヘキシル)−[1,1'−ビフェニル]−2,2'−
ジカルボキシアミド、5,5'−ジクロロ−2,2'−ジヒ
ドロキシジフェニルメタン、デオキシコール酸、2,5
−ジ−t−ブチルヒドロキノンなどの多分子系ホスト化
合物が好ましく用いられる。
【0006】これらのホスト化合物と5−クロロ−2−
メチル−4−イソチアゾリン−3−オンとの包接化合物
は、通常固体状である。また、該包接化合物中の5−ク
ロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの含
有量は、通常10〜40重量%の範囲で選ばれる。本発
明組成物においては、(B)成分として、メチレンビス
チオシアネート、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−
オン、4,5−ジクロロ−2−オクチル−3−イソチア
ゾロン及びダイクロロフェンの中から選ばれた少なくと
も1種の殺菌剤が用いられる。
【0007】本発明組成物における前記(A)成分と
(B)成分との配合割合は、通常(B)成分の殺菌剤と
してメチレンビスチオシアネート1種を用いる場合に
は、重合比1:5ないし50:1、1,2−ベンゾイソ
チアゾリン−3−オン1種を用いる場合には重量比1:
5ないし50:1、4,5−ジクロロ−2−オクチル−
3−イソチアゾロン1種を用いる場合には重量比1:3
0ないし300:1、ダイクロロフェン1種を用いる場
合には重量比1:20ないし200:1の範囲で選ばれ
る。また、前記(B)成分の殺菌剤は2種以上を組み合
わせて用いてもよい。
【0008】本発明の殺菌剤組成物の使用方法について
は特に制限はないが、フロアブル剤として水又は有機性
分散媒体中に分散して用いるのが有利である。この場
合、該(A)成分及び(B)成分は、分散媒体中への分
散性の面から、その粒子径が小さいほど好ましく、実用
的には100メッシュを通過する微粉体であるものが好
適である。また、前記有機性分散媒体については特に制
限はないが、例えばエチレングリコール、プロピレング
リコール、グリセリン、ポリグリセリンなどのアルコー
ル類;流動パラフィン;キシレン、トルエンなどのアル
キルベンゼン類;ヒマシ油、大豆油、オリーブ油、ナタ
ネ油などの植物油;ヒノキオイルなどのテルペン類;ポ
リオキシエチレンアルキルエーテルなどの界面活性剤な
どを用いることができる。これらの分散媒体は1種用い
てもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0009】本発明の殺菌剤組成物においては、所望に
応じ安定化剤として、例えばカルボキシメチルセルロー
ス、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ア
ルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、ラムザンガム、
ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミド、アル
キルメタクリレート/ジエチルアミノエチルメタクリレ
ート共重合体、アルキルメタクリレート/N−ビニル−
2−ピロリドンアクリレート共重合体、アルキルメタク
リレート/ポリエチレングリコールメタクリレート共重
合体、ドデシルフマレート/ジエチルアミノエチルメタ
クリレート共重合体、スチレン/マレイン酸共重合体、
ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルマリン縮合物、メ
ラミンスルホン酸ナトリウムホルマリン縮合物、ラウリ
ル硫酸ナトリウム、ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、コハク酸
イミド、コハク酸エステル、ポリアルキルグリコール炭
酸エステル、ポリアルキレングリコールカルバミン酸エ
ステル、アルキルベンゼンスルホン酸、ノニオン性界面
活性剤などを用いることができる。
【0010】本発明の殺菌剤組成物の添加量は、該組成
物が適用される殺菌対象物の種類により適宜選ばれる
が、通常殺菌対象物が紙パルプ抄紙系の場合、すなわち
スライムコントロール剤として用いる場合には、(A)
成分と(B)成分との合計有効成分量が0.1〜10g
/m3になるように、また、殺菌対象物が合成樹脂エマ
ルジョン、デンプン糊、塗料、金属加工油、カラー塗工
液の場合、すなわち防腐剤として用いる場合には、該合
計有効成分量が1〜2000g/m3になるように選ぶ
のがよい。
【0011】
【実施例】次に、実施例、比較例及び試験例により、本
発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの例に
よってなんら限定されるものではない。
【0012】実施例1 5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン(以下、CMIと略記する)/1,1'−ビフェノール
重量比1/1.9のCMI包接化合物3重量部、メチレ
ンビスチオシアネート3重量部、ナフタレンスルホン酸
ナトリウム−ホルマリン縮合物0.12重量部、ザンサ
ンガム0.1重量部及び水93.68重量部から成る殺菌
剤組成物を調製した。
【0013】実施例2 CMI/デオキシコール酸重量比1/2.6のCMI包
接化合物4重量部、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3
−オン4重量部、ポリビニルピロリドン0.16重量
部、ポリビニルアルコール0.5重量部及び水91.34
重量部から成る殺菌剤組成物を調製した。
【0014】実施例3 CMI/1,1−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−2
−プロピン−1−オール重量比1/1.8のCMI包接
化合物3重量部、4,5−ジクロロ−2−オクチル−3
−イソチアゾロン3重量部、ラウリルベンゼンスルホン
酸ナトリウム0.12重量部、カルボキシメチルセルロ
ース5重量部及び水88.88重量部から成る殺菌剤組
成物を調製した。
【0015】実施例4 CMI/1,1,6,6−テトラキス(2,4−ジメチルフ
ェニル)−2,4−ヘキサジイン−1,6−ジオール重量
比1/3.5のCMI包接化合物5重量部、ダイクロロ
フェン5重量部、ポリビニルピロリドン0.1重量部、
ポリアクリルアミド0.3重量部及び水89.6重量部か
ら成る殺菌剤組成物を調製した。
【0016】比較例1 CMI/1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シク
ロヘキサン重量比1/1.8のCMI包接化合物3重量
部、ポリビニルピロリドン0.03重量部、ラムザンガ
ム0.1重量部及び水98.87重量部から成る殺菌剤組
成物を調製した。
【0017】比較例2 CMI/1.1ビス(2,4−ジメチルフェニル)−2−
プロピン−1−オール重合比1/1.8のCMI包接化
合物3重量部、モノブロモシアノアセトアミド3重量
部、ポリビニルピロリドン0.05重量部、カルボキシ
メチルセルロース5重量部及び水88.95重量部から
成る殺菌剤組成物を調製した。
【0018】比較例3 メチレンビスチオシアネート3重量部、ナフタレンスル
ホン酸ナトリウム−ホルマリン縮合物0.06重量部、
ザンサンガム0.05重量部及び水96.89重量部から
成る殺菌剤組成物を調製した。
【0019】比較例4 1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン4重量部、ポ
リビニルピロリドン0.08重量部、ポリビニルアルコ
ール0.5重量部及び水95.42重量部から成る殺菌剤
組成物を調製した。
【0020】比較例5 4,5−ジクロロ−2−オクチル−3−イソチアゾロン
3重量部、ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.
06重量部、カルボキシメチルセルロース2重量部及び
水94.94重量部から成る殺菌剤組成物を調製した。
【0021】比較例6 ダイクロロフェン5重量部、ポリビニルピロリドン0.
05重量部、ポリアクリルアミド0.3重量部及び水9
4.65重量部から成る殺菌剤組成物を調製した。
【0022】比較例7 2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール2
0重量部及び水80重量部から成る殺菌剤組成物を調製
した。
【0023】試験例1 金属加工油防腐試験 試験液としては金属加工油を30倍希釈したエマルジ
ョン液を用いた(試験液pH8.5)試験法は以下に示す
方法で行った。すなわち、試験液に腐敗した切削油の種
菌を菌数が107〜108cells/mlになるように
接種し、続いて実施例1〜4及び比較例1〜7の薬剤を
700μg/ml添加したのち、35℃で振とう培養し
た。そして、1日間保存後、試験液の菌数を測定した。
次に、前記と同様に、腐敗菌を所定量試験液に追加添加
し、前記と同一条件で保存を続け、第1表に示す保存期
間毎に同様の操作をくり返し、薬剤殺菌効果の持続性を
調べた。なお、比較のため、薬剤無添加の場合について
も同様に試験を行った。結果を第1表に示す。
【0024】
【表1】
【0025】試験例2 カラー塗工液防腐試験 試験液として、カラー塗工液(pH9.5)をそのまま用
いた。この試験液に、腐敗したカラー塗工液の種菌を、
菌数が107〜108Cells/mlになるように接種
し、以下、試験例1と同様に操作した。なお殺菌剤の添
加量は1500μg/mlとした。その結果を第2表に示
す。
【0026】
【表2】
【0027】試験例3 水性塗料防カビ試験 水性塗料を試料としJIS試験法で規定された方法(J
IS Z2911)に準じて、実施例1〜4及び比較例
1〜7の殺菌剤の防カビ効果を調べた。試験は以下のと
おり行った。まず、殺菌剤0.5重量%を添加した塗料
中にろ紙を浸漬し、紙料を均一につけ、乾燥した(温度
20℃、湿度75%、48時間)。次いで、このろ紙を
直径30mmの円形に切り、20℃の水に浸漬した。試験
片として、水の浸漬期間を1、7、14日間に変えたも
のをそれぞれ作成した。次に、各試験片を乾燥後、ブド
ウ糖及びペプトンをベースとした寒天平板培地上にはり
付け、その上に下記5種のカビの混合胞子懸濁液をカビ
の胞子数が105個/mlになるようにまき、30℃にて
1週間培養後外観観察により、下記評価基準で効果を調
べた。なお、比較のため無添加のものについても同様に
試験を行った。結果を第3表に示す。
【0028】混合胞子 アスペルギルス・ニゲル、ペニシリウム・フニクロス
ム、クラドスポリウム・クラドスポリオイデス、オーレ
オバシジウム・プルランス、グリオクラジウム・ビレン
ス。
【0029】評価基準 3:試験片上に菌系の発育が認められない。 2:試験片上に菌系の発育が全面積の1/3を超えな
い。 1:試験片上に菌系の発育が全面積の1/3を超える。
【0030】
【表3】
【0031】
【発明の効果】本発明によると、5−クロロ−2−メチ
ル−4−イソチアゾリン−3−オンの包接化合物と特定
の殺菌剤との併用による相乗効果により、あらゆる菌種
に対して抗菌活性を有し、しかもその抗菌力が著しく高
く、かつ広範囲のpHにおける抗菌効果の持続性に優れた
殺菌剤組成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−22701(JP,A) 特開 平1−190602(JP,A) 特開 平2−279606(JP,A) 特開 平1−163106(JP,A) 特開 平2−247104(JP,A) 特開 平2−221203(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 43/80 A01N 43/78 A01N 47/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)5−クロロ−2−メチル−4−イソ
    チアゾリン−3−オンの包接化合物と、(B)メチレン
    ビスチオシアネート、1,2−ベンゾイソチアゾリン−
    3−オン、4,5−ジクロロ−2−オクチル−3−イソ
    チアゾロン及びダイクロロフェンの中から選ばれた少な
    くとも1種の殺菌剤とを含有して成る殺菌剤組成物。
JP8169391A 1991-03-20 1991-03-20 殺菌剤組成物 Expired - Lifetime JP2998264B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8169391A JP2998264B2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 殺菌剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8169391A JP2998264B2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 殺菌剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04290806A JPH04290806A (ja) 1992-10-15
JP2998264B2 true JP2998264B2 (ja) 2000-01-11

Family

ID=13753447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8169391A Expired - Lifetime JP2998264B2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 殺菌剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2998264B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996012407A1 (en) * 1994-10-21 1996-05-02 Inve Aquaculture N.V. Method for reducing bacterial contamination in an aquaculture
US9332758B2 (en) * 2010-08-09 2016-05-10 Rohm And Haas Company Compositions containing 1,2-benzisothiazolin-3-one

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04290806A (ja) 1992-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3018729B2 (ja) 工業用抗菌剤
JPS5950642B2 (ja) 工業用殺菌剤
JP2998264B2 (ja) 殺菌剤組成物
JPH10287511A (ja) 非医療用防菌防藻剤及び防菌防藻方法
JP2805817B2 (ja) 殺菌組成物
JP2004099529A (ja) 抗微生物剤組成物
JP4621829B2 (ja) 抗菌剤およびそれを用いた抗菌方法
JP3728454B2 (ja) 工業用殺菌剤及び工業用殺菌方法
JPH0987110A (ja) 2−チオシアノピリジン−1−オキシドを含有する組成物
JP4106393B2 (ja) 工業用殺菌剤および工業的殺菌方法
JP4665127B2 (ja) 工業用抗菌剤およびそれを用いた工業的抗菌方法
JP3284643B2 (ja) 殺菌剤組成物
JP6086231B2 (ja) 工業用殺菌・静菌剤および工業用殺菌・静菌方法
JP3754987B2 (ja) 工業用殺菌・静菌剤及び工業用殺菌・静菌方法
JP2953300B2 (ja) 還元性物質含有水の殺菌方法
JP2902476B2 (ja) 工業用殺菌・静菌組成物およびその方法
JP2891629B2 (ja) 工業用殺菌・静菌剤
JP2001261509A (ja) 工業用抗菌剤組成物及び工業用抗菌方法
JP3355562B2 (ja) 工業用殺菌・静菌剤及び工業的殺菌・静菌方法
JPH03271204A (ja) 工業用抗菌剤
JP2937694B2 (ja) 工業用殺菌・静菌剤
JPH06321709A (ja) 工業用抗菌剤
JP2815327B2 (ja) 工業用殺菌剤組成物
JP2740823B2 (ja) 防菌防カビ剤
JP2664480B2 (ja) 工業用殺菌/静菌剤及び殺菌/静菌方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081105

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081105

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091105

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101105

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101105

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111105

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111105

Year of fee payment: 12