JP2997861B2 - 静止画再生装置及び静止画再生方法 - Google Patents

静止画再生装置及び静止画再生方法

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JP2997861B2 JP5033309A JP3330993A JP2997861B2 JP 2997861 B2 JP2997861 B2 JP 2997861B2 JP 5033309 A JP5033309 A JP 5033309A JP 3330993 A JP3330993 A JP 3330993A JP 2997861 B2 JP2997861 B2 JP 2997861B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば展示用に静止画
を再生する装置のような、再生機能を有する静止画再生
装置及び静止画再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】展示型静止画再生装置として、例えば
(財)ハイビジョン普及支援センタの‘展示型ハイビジ
ョン静止画ディスクシステムの技術ガイドライン’(以
下HVC規格という)に準拠したものが知られている。
図8は、HVC規格に準拠した、従来の静止画再生装置
の構成を示すブロック図である。図中12は制御用ドライ
ブであり、図示しない記録ディスクから番組制御データ
を読出し、制御装置13へ入力する。番組制御データと
は、前記ディスプレイ8に表示する番組の再生を制御す
るデータである。制御装置13は内部時計を備えており、
番組制御データに設定された命令及びキーボード14から
入力された指示に基づいて、画像用ドライブ1及び音声
用ドライブ9へ制御信号を出力し、前記記録ディスクか
ら夫々画像データ及び音声データを読み出すようになっ
ている。
【0003】画像用ドライブ1から画像データがスイッ
チ4を介して読み出され、圧縮画像をデコードする圧縮
画像デコーダ、又は画像データを格納するフレームメモ
リ3へ入力される。画像データが圧縮データである場合
には、スイッチ4が圧縮画像デコーダ2側と接触して圧
縮画像デコーダ2へ入力され、画像データがデコードさ
れ、スイッチ5を介してフレームメモリ3へ入力され
る。また、画像データが圧縮データでない場合には、ス
イッチ4がフレームメモリ3側と接触し、フレームメモ
リ3へ入力される。フレームメモリ3は3a,3b,又
は3cから構成されており、スイッチ5により選択され
る。
【0004】そして、フレームメモリ3から出力される
ディジタルの画像データは画面効果装置6へ入力され、
後述する画像表示上の画面効果を施されて、D/Aコン
バータ7へ入力されてアナログ画像信号に変換され、D
/Aコンバータ7から画像信号が出力されてディスプレ
イ8で表示される。このように画像データは番組制御デ
ータに基づいて、制御装置13により制御されるようにな
っている。
【0005】一方、制御装置13により番組制御データに
基づいて、音声用ドライブ9から音声データが読み出さ
れ、音声データが出力される。この音声データは音声用
アンプ10へ入力され増幅されて、スピーカ11へ出力され
るようになっている。
【0006】なお、上述のフレームメモリ3は3画面
(フレームメモリ3a,3b及び3c)を有し、現在デ
ィスプレイ8へ出力されているフレームメモリがオン画
面(O面),次に出力されるフレームメモリがネクスト
面(N面),そしてその次に出力されるフレームメモリ
がセカンドネクスト面(S面)と定義される。これらは
ハードウェア的に固定されるものではなく、画面切り替
えに伴い、フレームメモリ3の呼び方が変化するように
なっている。図9は、画像切り替え後のフレームメモリ
3の呼び方の一例を示した説明図である。フレームメモ
リ3aが前記O面であり、フレームメモリ3bがN面で
あり、フレームメモリ3cがS面である場合に、画像切
り替えが行われた後には、フレームメモリ3bがO面と
なり、フレームメモリ3cがN面となり、フレームメモ
3aがS面となっている。
【0007】以上の構成の静止画再生装置を操作する場
合には、まず、人間の手により、キーボード14からの入
力により番組再生を指示する。これにより、制御装置13
は制御用ドライブ12から番組制御データを読み出し、こ
のデータに基づいてフレームメモリ3a,3b及び3c
夫々に画像データを読み込む。そして、O面である例え
ばフレームメモリ3aからの画像データに、画像効果装
置で画面効果が施される。ここで画面効果とは、ディス
プレイ8に表示される画像を順次切り替えて、静止画像
を連続的に表示することであり、その切り替え方法は、
例えば、画像を瞬時に次画面へ切り替えるカット,画像
をクロスフェードしながら徐々に次画面へ切り替えるデ
ィゾルブ,画像を横方向に移動させながら次画面へ切り
替えるスライド等、その他ワイプ,ロール等がある。ま
た、静止画像に対応する音声を出力することにより、画
像を見る人の理解を深めている。
【0008】この画面効果の動作の1例を以下に説明す
る。図10は、番組制御データの一例である。このデー
タに示された命令について説明すると、DRDは画像用
ドライブ1からフレームメモリ3に画像データを読み込
む命令であり、STRは制御装置の内部時計を000000
(00分00秒00フレーム)にセットし、音声用ドライブに
音声スタート指示を送信する命令である。CUT及びD
ISは画像切り替え命令であり、CUTは瞬時に画像の
切り替えを行う命令で、DISはディゾルブによる画像
切り替えを行う命令である。AEDは音声用ドライブ9
に音声停止を指示し、ENDは番組終了命令である。全
ての命令には番組内時間データが記されており、制御装
置13の内部時計が示す時刻が番組内時間データと一致し
た時に、その命令を実行するようになっている。
【0009】なお、3行目,6行目のように番組内時間
データが記されていない場合は、その直前の行の番組内
時間データと同様であることを示す。例えば、3行目は
0分0秒0フレームに実行され、6行目は0分17秒0フ
レームに実行される。
【0010】図11は、図10に示された制御命令を実
施する手順を示したフローチャートである。フローチャ
ートに従って、制御命令を実施する場合の手順を説明を
する。まず、1行目の命令により画像 No.0000の画像デ
ータをフレームメモリのN面に読み込み(ステップS7
1)、2行目により、内部時計を00分00秒00フレームに
セットし音声スタートを指示する(ステップS72)。同
時に瞬時の画像切り替えを行い(ステップS73)、画像
No.0001の画像データをN面に読み込む(ステップS7
4)。そして、内部時計が0分17秒0フレームであるか
否かを判断し(ステップS75)、0分17秒0フレーム
(001700)になった時点で、5行目の命令である、効果
時間が6秒(06)のディゾルブによる画像切り替えを開
始し、6秒間を要して画像切り替えを行う(ステップS
76)。
【0011】同時に、 No.0002の画像データをフレーム
メモリのN面に読み込み(ステップS77)、内部時計が
0分25秒0フレームであるか否かを判断し(ステップS
78)、0分25秒0フレーム(002500)になった時点で、
7行目の命令である、瞬時の画像切り替えを行う(ステ
ップS79)。同時に、 No.0003の画像データをフレーム
メモリのN面に読み込み(ステップS80)、内部時計が
0分33秒0フレームであるか否かを判断し(ステップS
81)、0分33秒0フレーム(003300)になった時点で、
9行目の命令である、効果時間が5秒(05)のディゾル
ブによる画像切り替えを開始する(ステップS82)。同
時に、 No.0004の画像データをフレームメモリのN面に
読み込み(ステップS83)、内部時計が0分45秒0フレ
ームであるか否かを判断し(ステップS84)、0分45秒
0フレーム(004500)になった時点で、11行目の命令で
ある、瞬時の画像切り替えを行う(ステップS85)。そ
して、内部時計が0分50秒0フレームであるか否かを判
断し(ステップS86)、0分50秒0フレーム(005000)
になった時点で、12行目の命令として音声用ドライブ9
に音声停止を指示し(ステップS87)、番組終了を指示
して(ステップS88)制御命令を終了する。
【0012】このようにN面に読み込まれた画像データ
は、順次アナログ処理され、O面に切り替えられてディ
スプレイ8にて表示される。なお、図10に示した以外
の、ワイプ,ロール,スライド等の画像切り替え命令に
も効果時間が指示され、その切り替えは効果時間を費や
して行われる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
静止画像再生装置における画像切り替え表示は、番組制
御データに設定された時刻に開始され、所定の効果時間
を要して表示される。このために、番組中の所望の画像
を見たい場合にも、番組の最初から見なければならず、
制御データに組み込まれた時間分だけ待たなければなら
ないという問題があった。
【0014】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、所望の画像までを短時間で表示し、即ち早送
り再生し、所望の画像から通常の再生を行うことができ
る静止画再生装置及び静止画再生方法を得ることを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の
止画再生装置は、所定の入力信号により、画像データが
フレームメモリに読み込まれた後、設定時刻より以前に
画像切り替え表示を開始する手段と、画像切り替え表示
後に他の画像データをフレームメモリへ読み込む手段と
からなる早送り再生制御部を備えることを特徴とする。
【0016】
【0017】請求項2に係る発明の静止画再生装置は、
所定の入力信号により、画像データがフレームメモリに
読み込まれた後、設定時刻より以前に画像切り替え表示
を開始する手段と、効果時間を短縮して画像切り替え表
示を行う手段と、画像切り替え表示後に他の画像データ
をフレームメモリへ読み込む手段とからなる早送り再生
制御部、又は、所定の入力信号により、画像データをフ
レームメモリに読み込み開始してから一定期間を経て画
像切り替え表示を開始する手段と、効果時間を短縮して
画像切り替え表示を行う手段と、画像切り替え表示後に
他の画像データをフレームメモリへ読み込む手段とから
なる早送り再生制御部とを備えることを特徴とする。
【0018】請求項3に係る発明の静止画再生装置は、
所定の入力信号により、画像データがフレームメモリに
読み込まれた後、設定時刻より以前に画像切り替え表示
を開始する手段と、効果時間を短縮して画像切り替え表
示を行う手段と、画像切り替え表示後に他の画像データ
をフレームメモリへ読み込む手段とからなる早送り再生
制御部を備え、制御装置が、所定の入力信号の有無によ
り、表示される画像データに対応する音声データの出力
又は停止を選択的に制御する手段を有することを特徴と
する。
【0019】請求項4に係る発明の静止画再生方法は、
画像データを所定の画像切り替え表示し、画像データに
対応する音声データを出力する制御装置と、効果時間を
短縮して前記画像切り替え表示を行い、画像切り替え表
示終了時に他の画像データをフレームメモリへ読み込む
早送り再生制御部とを備える静止画再生装置を用い、所
定の入力信号の有無により、制御装置又は早送り再生制
御部により、画像データの画像切り替え表示の制御を選
択的に行うことを特徴とする。
【0020】
【作用】本発明の静止画再生装置及び静止画再生方法で
は、早送り再生制御部が、画像切り替え表示を、画像デ
ータの読み込み終了後、設定時刻より以前に、又は読み
込み開始一定期間後に開始し、効果時間を短縮して行う
ので、画像切り替え表示が短時間で行える、所謂早送り
再生ができる。また、例えば操作釦からの所定の信号入
力により、所望の画面では通常の再生を行い、所望しな
い画面では早送り再生を行うような、再生モードの切り
替えができる。
【0021】また、所定の信号入力により、ディスプレ
イに表示される画像データに対応する音声データの出力
又は停止を制御装置が選択的に制御するので、早送り再
生を行っている期間は音声を停止できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
き具体的に説明する。図1は、本発明の静止画再生装置
の構成を示すブロック図である。図中12は制御用ドライ
ブであり、制御装置13の指令により図示しない記録ディ
スクから番組制御データを読出し、制御装置13へ入力す
る。番組制御データとは、前記ディスプレイ8に表示す
る番組の再生を制御するデータである。制御装置13は内
部時計を備えており、番組制御データに設定された命令
及びキーボード14から入力された指示に基づいて、画像
用ドライブ1及び音声用ドライブ9へ制御信号を出力
し、前記記録ディスクから夫々画像データ及び音声デー
タを読み出すようになっている。
【0023】画像用ドライブ1から画像データがスイッ
チ4を介して読み出され、圧縮画像をデコードする圧縮
画像デコーダ、又は画像データを格納するフレームメモ
リ3へ入力される。画像データが圧縮データである場合
には、スイッチ4が圧縮画像デコーダ2側と接触して圧
縮画像デコーダ2へ入力され、画像データがデコードさ
れ、スイッチ5を介してフレームメモリ3へ入力され
る。また、画像データが圧縮データでない場合には、ス
イッチ4がフレームメモリ3側と接触し、フレームメモ
リ3へ入力される。フレームメモリ3は3a,3b,又
は3cから構成されており、スイッチ5により選択され
る。そして、フレームメモリ3から出力されるディジタ
ルの画像データは画面効果装置6へ入力され、後述する
画像表示上の画面効果を施されて、D/Aコンバータ7
へ入力されてアナログ画像信号に変換され、D/Aコン
バータ7から画像信号が出力されてディスプレイ8で表
示される。
【0024】そして、キーボード14の所定のキーにより
制御装置13へ入力された信号は、早送り再生制御部15へ
入力され、早送り再生制御部15からの制御信号が画面効
果装置6へ入力される。このように画像データは番組制
御データに基づいて、制御装置13及び早送り再生制御部
15により制御されるようになっている。
【0025】一方、制御装置13により番組制御データに
基づいて、音声用ドライブ9から音声データが読み出さ
れ、音声データが出力される。この音声データは音声用
アンプ10へ入力され増幅されて、スピーカ11へ出力され
るようになっている。
【0026】なお、上述のフレームメモリ3は3画面
(フレームメモリ3a,3b及び3c)を有し、現在デ
ィスプレイ8へ出力されているフレームメモリがオン画
面(O面),次に出力されるフレームメモリがネクスト
面(N面),そしてその次に出力されるフレームメモリ
がセカンドネクスト面(S面)と定義される。これらは
ハードウェア的に固定されるものではなく、画面切り替
えに伴い、フレームメモリ3の呼び方が変化するように
なっている。
【0027】以上の構成の静止画再生装置を操作する場
合には、キーボード14にて番組再生が指示され、通常再
生又は早送り再生を指示する。通常再生モード又は早送
り再生モードの切り替えについて以下に説明する。図2
は、番組再生開始を指示した制御装置13の、再生モード
選択の制御の手順を示すフローチャートである。番組再
生開始が指示されて、制御用ドライブ12から制御データ
を読み出し、通常再生モードの制御信号を前記画像再生
部夫々へ入力する(ステップS11)。そして、キーボー
ド14により早送り再生モードが選択されたか否かを判断
し(ステップS12)、早送り再生モードが選択された場
合に音声停止の指令を音声用ドライブ9へ与え(ステッ
プS13)、後述する早送り再生モードの制御信号を画像
再生部夫々へ入力する(ステップS14)。さらに、キー
ボード14により通常再生モードが選択されたか否かを判
断し(ステップS15)、通常再生モードが選択されない
場合は早送り再生を続行し、通常再生モードが選択され
た場合は、通常再生モードの制御信号を画像再生部へ入
力し、音声アクセスを開始して(ステップS17)、キー
ボード14により早送り再生モードが選択されたか否かを
判断するステップS12へ回帰してこれを繰り返す。
【0028】図3は静止画を通常再生する制御データで
あり、図4は、早送り再生モードを選択した場合の、静
止画を再生する手順を示すフローチャートであり、図5
は、その再生モード選択ルーチンを示したフローチャー
トである。再生モード選択ルーチンは、制御データの命
令が制御装置に読み込まれ(ステップS101 )、早送り
再生モードが選択されたか否かを判断し(ステップS10
2 )、早送り再生モードが選択されている場合は、早送
り再生制御部15は以下の手順で画面効果装置に指示を与
える。命令が画像切り替えモードか否かを判断し(ステ
ップS103 )、画像切り替えモードである場合は、その
効果の種類がCUTか否かを判断し(ステップS104
)、CUTである場合は制御データと同様に、CUT
でない場合は効果時間を短く設定する(ステップS105
)。そして、N面に画像データが読み込み終了してい
るか否かを判断して(ステップS106 )、終了であれば
命令を実行し(ステップS107 )、切り替えが終了した
か否かを判断し(ステップS108)、次の行の命令を読
み込む。一方、早送り再生モードが選択されて、命令が
画像切り替えでない場合は、この命令を実行して(ステ
ップS110 )次の行の命令を読み込む。
【0029】また、早送り再生モードが選択されていな
い(通常モードが選択された)場合は、制御装置13にて
内部時計が制御データで指示された時刻と一致するか否
かを判断し(ステップS109 )、一致した時点で命令を
実行する(ステップS110 )。このような判断は、図4
に示した各ステップ毎に行われる。
【0030】早送り再生モードを選択した場合につい
て、図4に示したフローチャートに基づいて以下に説明
する。まず、人間の手によりキーボード14にて番組再生
が指示され、早送り再生モードが選択される。1行目の
命令のDRDは画像データをフレームメモリ3に読み込
む命令であるので、画像 No.0000の画像データをフレー
ムメモリのN面に読み込み(ステップS11)、2行目に
より、内部時計を00分00秒00フレームにセットし、早送
り再生モードであるために音声スタートは指示されない
(ステップS12)。同時に瞬時の画像切り替え(CU
T)を行い(ステップS13)、画像 No.0001の画像デー
タをN面に読み込む(ステップS14)。そして、読み込
みが終了したか否かを判断し(ステップS15)、終了し
た時点で5行目の画像切り替え命令であるDISを実行
する(ステップS16)。このとき、DISの切り替え時
間が短く設定し直され、画像切り替えが短時間で実行さ
れる。
【0031】ステップS16における画像の切り替えを開
始したと同時に、 No.0002の画像データをフレームメモ
リのN面に読み込み(ステップS17)、読み込みが終了
したか否かを判断して(ステップS18)、7行目の命令
である、瞬時の画像切り替え(CUT)を行う(ステッ
プS19)。同時に、 No.0003の画像データをフレームメ
モリのN面に読み込み(ステップS20)、読み込みが終
了したか否かを判断して(ステップS21)、9行目の命
令である画像切り替え(DIS)を、上述したと同様に
実行する(ステップS22)。そして、ステップS22にお
ける画像の切り替えを開始したと同時に、 No.0004の画
像データをフレームメモリのN面に読み込み(ステップ
S23)、読み込みが終了したか否かを判断して(ステッ
プS24)、11行目の命令である、瞬時の画像切り替え
(CUT)を行い(ステップS25)、番組再生を終了さ
せる(ステップS26)。この操作により、画像はディス
プレイ8に表示されながら早送り再生される。なお、こ
の期間に音声は停止している。
【0032】上述の手順は、番組終了まで早送り再生モ
ードを選択した場合を説明しているが、番組途中で通常
再生モードを選択して通常再生することもできる。この
とき、音声は画像に対応してアクセススタートされる。
これにより、画像を見る人が、早送り再生途中で所望の
画面を認めたときに、再生モードで通常再生を選択し、
その画面から通常再生を行って見たい画像を見ることが
できる。
【0033】次に、本発明における第2実施例について
これを示す図面に基づいて説明する。上述の第1実施例
では、早送り再生モードを選択している際の画像切り替
え命令の実行は、N面への画像データ読み込みが終了す
ると直ちに実行しているが、第2実施例では、N面の読
み込み開始から一定時間経過してから実行するように設
定する。図6は、再生モード選択ルーチンを示したフロ
ーチャートである。再生モード選択ルーチンは、早送り
再生モード時に画像切り替えを開始し、N面の読み込み
開始から2秒経過したか否かを判断し(ステップS210
)、経過した時点で画像切り替え命令を実行する以外
は、上述の第1実施例と同様であり、再生モード選択ル
ーチンの流れ、及び制御データに基づいて静止画を再生
する手順の説明を省略する。
【0034】画像データの読み込みに要する時間は画像
データの種類により様々であるが、第2実施例のよう
に、おおよその画像データの読み込みが終了する時間例
えば2秒間を、読み込み開始からの期間に設定すること
によって、一定速度での早送り再生を行うことができ
る。
【0035】また、上述の実施例では、通常再生モード
又は早送り再生モードに対応するキーをキーボード14に
て入力することにより、再生モードを切り替えている
が、キーボード14の所定のキーを入力するか否かによっ
て、再生モードを切り替えても良い。図7は、第3実施
例における再生モード選択の制御の手順を示すフローチ
ャートである。番組再生開始が指示されて、制御用ドラ
イブ12から制御データを読み出し、所定のキーを入力す
るか否かを判断し(ステップS32)、入力した場合は早
送り再生を行い、音声を停止する(ステップS33)。入
力しない場合は通常再生を行い、音声を画像に対応させ
てアクセスする。これ以外は図2に示したフローチャー
トと同様であり、その説明は省略する。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、所望
しない画像はディスプレイに短時間で表示し、即ち早送
り再生し、所望の画像から通常の再生を行うことができ
る。また、早送り再生時には音声データを停止させ、通
常の再生時では音声データを出力することができる等、
本発明は優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の静止画再生装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明に係る番組再生開始を指示した制御装置
の、再生モード選択の制御の手順を示すフローチャート
である。
【図3】本発明に係る静止画を通常再生する制御データ
である。
【図4】本発明に係る再生モードを切り替えながら静止
画を再生する手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る再生モード選択ルーチンを示した
フローチャートである。
【図6】本発明に係る再生モード選択ルーチンを示した
フローチャートである。
【図7】本発明に係る再生モード選択の制御の手順を示
すフローチャートである。
【図8】従来の静止画再生装置の構成を示すブロック図
である。
【図9】画像切り替え後のフレームメモリの呼び方の一
例を示した説明図である。
【図10】番組制御データの一例である。
【図11】図10に示された制御命令を実施する手順を
示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像用ドライブ 3 フレームメモリ 6 画面効果装置 8 ディスプレイ 9 音声用ドライブ 11 スピーカ 12 制御用ドライブ 13 制御装置 14 キーボード 15 早送り再生制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 5/76

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームメモリに読み込まれた画像デー
    タに対し、番組制御データに設定された画像切り替え表
    示を、設定された時刻に開始し、設定された効果時間に
    従って、ディスプレイに前記画像切り替え表示を行うべ
    く制御する制御装置を備える静止画再生装置において、 所定の入力信号により、画像データがフレームメモリに
    読み込まれた後、前記設定された時刻より以前に、前記
    画像データに対して前記画像切り替え表示を開始する手
    段と、画像切り替え表示後に他の画像データをフレーム
    メモリへ読み込む手段とからなる早送り再生制御部を備
    えることを特徴とする静止画再生装置。
  2. 【請求項2】 効果時間を短縮してディスプレイに前記
    画像切り替え表示を行う手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の静止画再生装置。
  3. 【請求項3】 フレームメモリに読み込まれた画像デー
    タに対し、番組制御データに設定された画像切り替え表
    示を、設定された時刻に開始し、設定された効果時間
    従ってディスプレイに前記画像切り替え表示を行うべく
    制御し、前記画像データに対応する音声データの出力を
    制御する制御装置を備える静止画再生装置において、 所定の入力信号の有無により、画像データがフレームメ
    モリに読み込まれた後、前記設定された時刻より以前
    に、前記画像データに対して前記画像切り替え表示を開
    始する手段と、画像切り替え表示後に他の画像データを
    フレームメモリへ読み込む手段とからなる早送り再生制
    御部を備え、前記制御装置が、表示される画像データに
    対応する音声データの出力又は停止を選択的に制御する
    手段を有することを特徴とする 静止画再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の静止画再生装置を用い、
    所定の入力信号の有無により、制御装置又は早送り再生
    制御部にて、画像データの画像切り替え表示の制御を選
    択的に行うことを特徴とする静止画再生方法。
JP5033309A 1993-02-23 1993-02-23 静止画再生装置及び静止画再生方法 Expired - Fee Related JP2997861B2 (ja)

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