JPH06178258A - 映像記憶再生装置 - Google Patents

映像記憶再生装置

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JPH06178258A
JPH06178258A JP4324407A JP32440792A JPH06178258A JP H06178258 A JPH06178258 A JP H06178258A JP 4324407 A JP4324407 A JP 4324407A JP 32440792 A JP32440792 A JP 32440792A JP H06178258 A JPH06178258 A JP H06178258A
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JP
Japan
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writing
video data
video signal
unit
memory
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JP4324407A
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English (en)
Inventor
Masahiko Yamazaki
昌彦 山崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視聴者が見たい放送番組の一部を見逃したと
き、その見逃した放送番組の一部を再度見ることができ
る映像記憶再生装置を提供する。 【構成】 テレビジョン受像機は書込読出し部14と書
込読出し部14の書込動作および読出し動作を制御する
メモリ制御部19とを備える。書込読出し部14の書込
動作時、A/D変換器12からのデジタル映像信号がフ
レーム単位で書込読出し部14へ取り込まれ、この取り
込まれたフレーム単位のデジタル映像信号はフレームメ
モリ18にその取り込み順に対応するアドレス位置に書
き込まれる。読出し動作時、フレームメモリ18内のフ
レーム単位のデジタル映像信号は書込読出し部22で読
み出され、読み出されたフレーム単位のデジタル映像信
号はメモリ信号処理部13に出力される。メモリ信号処
理部13からのフレーム単位の映像信号は受像管17の
子画面に静止画で表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機で
受信される少なくとも1つのチャンネルの映像データを
画像メモリに記憶し、この画像メモリに記憶された映像
データを再生する映像記憶再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビジョン受像機で放送番組
を鑑賞するとき、まず、電源が投入される。電源投入に
伴い画面には、現在選択されているチャンネルの番号が
表示されるとともにこのチャンネルの放送番組に対応す
る映像が映し出される。しかし、画面に映し出されてい
る映像およびチャンネルの番号からこの放送番組名、そ
の内容などを即座に認識することは難しい。特に、ドラ
マまたは映画などが放送されているとき、その画面上に
映像からその場面とあらすじとの関係を把握することが
非常に困難であることがあり、また、コマーシャルなど
の映像が映し出されているときには、その放送番組の内
容を知ることはできない。
【0003】画面に映像が表示されてから所定の期間映
像を見続けると、現在の放送番組名またはその内容が認
識されるが、余分な時間が掛かる。よって、新聞の番組
欄などから現在放送中の番組名を知ることによって時間
の浪費をなくすことが必要になる。
【0004】放送番組を見ている途中で来客、電話など
があるとき、来客、電話に対する応対によって放送番組
の一部を見逃すことがあり、その放送番組を十分に享受
することができない。
【0005】用事などで放送番組の開始時刻までにテレ
ビジョン受像機の電源を投入することができないとき、
見たい放送番組をその途中から見ることになり、それま
での内容が分らない。よって、その放送番組を十分に享
受することはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のテレビジョン受像機では、放送番組を見ている途中で
来客、電話などに対する応対するとき、用事などで放送
番組の開始時刻までに帰宅することができないとき、放
送番組の一部を見逃すことになり、その放送番組を十分
に享受することができない。
【0007】本発明は、上述の問題を解決すべく、放送
番組を見ている途中で来客、電話などに対する応対、用
事などで放送番組の開始時刻までに帰宅することができ
ないことなどによって見たい放送番組の一部を見逃した
とき、その見逃した放送番組の一部を再度見ることがで
き、見逃した番組部分の後に展開される番組の内容を続
けて楽しむことができる映像記憶再生装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、テレビジョン
受像機で受信される少なくとも1つのチャンネルの映像
データを画像メモリに記憶し、この画像メモリに記憶さ
れた映像データを再生する映像記憶再生装置であって、
前記少なくとも1つのチャンネルの映像データをフレー
ム単位、フィールド単位などの所定の単位でかつ所定の
時間間隔で取り込み、この取り込まれた映像データを画
像メモリに順次に書き込む書込手段と、利用者などによ
って前記画像メモリの記憶映像データの再生を指示する
再生指示手段と、前記画像メモリの記憶映像データの再
生指示が出されるとき、前記画像メモリから前記チャン
ネルの映像データを順次に読み出す読み出し手段と、前
記読み出し手段で前記画像メモリから読み出された映像
データを対応する映像に再生し、この映像を画面に表示
する表示手段とを備える。
【0009】
【作 用】本発明の映像記憶再生装置では、少なくとも
1つのチャンネルの映像データをフレーム単位、フィー
ルド単位などの所定の単位でかつ所定の時間間隔で取り
込み、この取り込まれた映像データを画像メモリに順次
に書き込み、利用者などによって記憶映像の再生指示が
出されると、前記画像メモリから前記チャンネルの映像
データを順次に読み出し、前記画像メモリから読み出さ
れた映像データに対応する映像を再生し、この映像を画
面に表示する。
【0010】選択した放送番組の視聴を途中で中断した
後に視聴を再び開始するとき、または見たい放送番組を
その開始後途中から視聴するとき、利用者が見逃した番
組部分に対応する映像データが前記画像メモリに書き込
まれているから、利用者の再生指示によってこの画像メ
モリに書き込まれている映像データが読み出され、この
映像データに対応する映像が順次に画面に表示される。
よって、視聴者が見逃した番組部分の内容を再度見るこ
とができ、見逃した番組部分の後に展開される番組の内
容を続けて楽しむことができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図を参照し
ながら説明する。
【0012】図1は本発明の映像記憶再生装置の一実施
例が用いられているテレビジョン受像機を示すブロック
図である。
【0013】テレビジョン受像機は、図1に示すよう
に、入力される映像信号の復調、増幅、同期分離などの
処理を行う映像処理部11を備える。映像処理部11か
らのアナログ映像信号はA/D変換器12に与えられ、
水平同期信号および垂直同期信号はメモリ制御部13に
与えられる。
【0014】A/D変換器12は、これに入力されるア
ナログ映像信号をデジタル映像信号に変換する。A/D
変換器12からのデジタル映像信号はメモリ信号処理部
13および書込読出し手段14に与えられる。メモリ信
号処理部13は、A/D変換器12からのデジタル映像
信号を出力し、書込読出し部14からのデジタル映像信
号が入力されるときにA/D変換器12からの映像信号
と書込読出し部14からのデジタル映像信号とを合成
し、この合成されたデジタル映像信号を出力する。
【0015】メモリ信号処理部13からのデジタル映像
信号はD/A変換器15に与えられ、D/A変換器15
はメモリ信号処理部13からのデジタル映像信号をアナ
ログ映像信号に変換する。D/A変換器15からのアナ
ログ映像信号は映像出力部16に与えられ、映像出力部
16はD/A変換器15からのアナログ映像信号を受像
管17に出力する。受像管17の画面には、映像出力部
16からのアナログ映像信号に対応する映像が映し出さ
れる。
【0016】書込読出し部14は、フレームメモリ18
へのフレーム単位のデジタル映像信号の書込動作および
読出し動作を行う。書込動作時、A/D変換器12から
のデジタル映像信号がフレーム単位で書込読出し部14
へ取り込まれ、この取り込まれたフレーム単位のデジタ
ル映像信号はフレームメモリ18にその取り込み順に書
き込まれる。読出し動作時、このフレームメモリ18に
書き込まれたフレーム単位のデジタル映像信号は書込読
出し部14で読み出され、読み出されたフレーム単位の
デジタル映像信号はメモリ信号処理部13に出力され
る。
【0017】書込読出し部14の書込動作および読出し
動作はメモリ制御部19で制御される。メモリ制御部1
9は、映像処理部11から入力される水平同期信号およ
び垂直同期信号とタイマー20で計測される時間を監視
しながら書込読出し部14の書込動作に対する制御信号
および読出し動作に対する制御信号を生成するとともに
A/D変換器12、メモリ信号処理部13、D/A変換
器15および映像信号出力部16を制御するための制御
信号を生成する。
【0018】書込読出し部14の書込動作に対する制御
信号はA/D変換器12からのデジタル映像信号をフレ
ーム単位でかつ設定された時間間隔で取り込むことを指
示する信号であり、読出し動作に対する制御信号はフレ
ームメモリ18に書込まれているフレーム単位のデジタ
ル映像信号を水平同期信号、垂直同期信号に同期させな
がら設定された時間間隔で読み出し、かつメモリ信号処
理部13に出力することを指示する信号である。
【0019】この書込動作に対する制御信号および読出
し動作に対する制御信号は記憶再生指示部21から出力
される指示信号に基づき生成される。記憶再生指示部2
1は、フレームメモリへのデジタル映像信号の書込動作
開始時刻の設定、読出し動作開始の設定などをするため
の指示信号を外部からの操作に基づき生成する。
【0020】記憶再生指示部21はメモリ信号処理部1
3、映像出力部16、受像管17、書込読出し部14、
フレームメモリ18、メモリ制御部19およびタイマー
20と共働して映像記憶再生装置を構成する。
【0021】次に、映像記憶再生装置の動作について図
を参照しながら説明する。図2は図1の映像記憶再生装
置の動作を説明するための流れ図である。
【0022】テレビジョン受像機には主電源(内部電
源)が投入されているが、副電源遮断によってテレビジ
ョン受像機はオフ状態にされているところから説明す
る。なお、チャンネルはテレビジョン受像機がオフ状態
にされたときに選択されているチャンネルとする。
【0023】まず、視聴者は記憶再生指示部21で書込
開始時間を設定するための指示を行い(ステップ10
1)、書込時間間隔を設定するための指示を行う(ステ
ップ102)。書込開始時間は、例えば、放送番組が開
始される「9:00」、「10:00」などの時間に設
定され、時間間隔は1分間に設定される。
【0024】時間が書き込み開始時間に到達すると、メ
モリ制御部19は書込動作を制御するための制御信号を
書込読出し部14に出力する。書込読出し部14はメモ
リ制御部19からの制御信号に基づきA/D変換器12
からのデジタル映像信号をこれに同期しながらフレーム
単位でかつ予め設定された時間間隔で取り込み、このデ
ジタル映像信号をその取り込まれた順にフレームメモリ
18へ書き込む(ステップ103)。
【0025】フレームメモリ18への書込はテレビジョ
ン受像機の副電源が投入されるまで続行され、テレビジ
ョン受像機がオンされると、フレームメモリ18への書
込動作が終了する(ステップ104)。
【0026】次いで、視聴者の操作によって記憶再生指
示部21から再生の指示が出されると(ステップ10
5)、メモリ制御部19は読出し動作を制御するための
制御信号を書込読出し部14へ出力し、書込読出し部1
4は制御信号に基づきフレームメモリ18からフレーム
単位のデジタル映像信号をその取込順位に応じて読み出
し、読み出されたデジタル映像信号を順次にメモリ信号
処理部13に出力する(ステップ106)。
【0027】メモリ信号処理部13は現在選択されてい
るチャンネルのデジタル映像信号とフレーム単位のデジ
タル映像信号とを合成し、この合成されたデジタル映像
信号は映像出力部16で処理された後に受像管17に与
えられる。
【0028】受像管17の画面には現在の放送番組の映
像が映し出され、その子画面にはフレームメモリ18か
ら順次に読み出されたフレーム単位の映像が静止画とし
て映し出される(ステップ107)。
【0029】記憶再生指示部21からの再生指示が出さ
れないとき(ステップ105)、フレームメモリ18に
書き込まれているフレーム単位の映像信号は再生されな
い。
【0030】以上により、視聴者が記憶再生指示部21
を介して再生指示を与えることによって、現在の放送番
組の映像を見ながら視聴者が見逃した放送番組の映像部
分を見ることができ、現在の放送番組の内容の展開を十
分に把握することができる。なお、本実施例では、テレ
ビジョン受像機の主電源が投入され、かつその副電源が
遮断されているときに映像記憶処理を行うことを例とし
て説明しているが、テレビジョン受像機をオン状態にし
ながら中座などをするときに視聴者はそのときに放送さ
れている番組を見逃すから、その見逃した放送番組部分
を再度見られるように常時映像記憶処理を行う方法を取
ることもできる。
【0031】また、現在選択されているチャンネルの放
送番組の映像がフレームメモリの記憶対象としている
が、複数の受信回路または1つの受信回路でチャンネル
を順次に切り替える手段を備えることによって、映像記
憶処理を受信可能なすべてのチャンネルの放送番組の映
像を記憶し、テレビジョン受像機の副電源が投入される
ときに選択されているチャンネルと同じチャンネルの記
憶映像を読み出し、画面の小画面に記憶映像を表示する
こともできる。また、他の表示方法として、画面に設定
された複数の小画面に対応するチャンネルの映像を同時
に映し出すこともでき、選択的に所望のチャンネルの記
憶映像を小画面に映し出すこともできる。
【0032】さらに、本実施例では、フレーム単位の映
像信号を用いているが、これに代えてフィールド単位の
映像信号を用いることによって動画的な表示をすること
もできる。
【0033】なお、本実施例では、書込動作開始から一
定の時間間隔で映像信号のフレームメモリ18への書込
が行われているが、フレームメモリ18の容量には制限
があるから、フレームメモリ18の容量を大きくするこ
と無く有効に利用する方法として、書込動作開始から時
間の経過に伴いフレームメモリ内の2番目に旧いデジタ
ル映像信号以降のデジタル映像信号を更新し、フレーム
メモリ18内に書き込まれるデジタル映像信号の数を限
定する方法が考えられる。
【0034】この上述の方法による映像記憶再生装置に
ついて図を参照しながら説明する。図3は本発明の映像
記憶再生装置の他の実施例が用いられているテレビジョ
ン受像機を示すブロック図である。
【0035】テレビジョン受像機は、図3に示すよう
に、映像処理部11と、A/D変換器12と、メモリ信
号処理部13と、書込読出し部22と、D/A変換器1
5と、映像出力部16と、受像管17とを備える。
【0036】書込読出し部22は、フレームメモリ18
へのフレーム単位のデジタル映像信号の書込動作および
読出し動作を行う。
【0037】書込動作時、A/D変換器12からのデジ
タル映像信号がフレーム単位で書込読出し手段14へ取
り込まれ、この取り込まれたフレーム単位のデジタル映
像信号はフレームメモリ18にその取り込み順に指定さ
れたアドレス位置に書き込まれる。フレームメモリ18
の指定されたアドレス番号はa,・・・,fまでこの順
番で設定され、その数は6である。
【0038】書込開始から所定の時間が経過すると、フ
レームメモリ18内の2番目に旧いデジタル映像信号以
降のデジタル映像信号を新しく取り込まれた映像信号に
書き替える更新処理が行われ、所定の時間経過後にこの
更新処理が繰り返される。
【0039】読出し動作時、このフレームメモリ18に
書き込まれたフレーム単位のデジタル映像信号は書込読
出し部22で水平同期信号、垂直同期信号に同期させな
がら設定された時間間隔で読み出され、かつメモリ信号
処理部13に出力される。
【0040】書込読出し部22の書込動作および読出し
動作はメモリ制御部19で制御される。メモリ制御部1
9は、映像処理部11から入力される水平同期信号およ
び垂直同期信号とタイマー20で計測される時間を監視
しながら書込読出し部22の書込動作に対する制御信号
および読出し動作に対する制御信号を生成するとともに
A/D変換器12、メモリ信号処理部13、D/A変換
器15および映像信号出力部16を制御するための制御
信号を生成する。
【0041】この書込動作に対する制御信号および読出
し動作に対する制御信号は記憶再生指示部21から出力
される指示信号に基づき生成される。記憶再生指示部2
1は、フレームメモリへのデジタル映像信号の書込動作
開始時刻の設定、読出し動作開始の設定などをするため
の指示信号を外部からの操作に基づき生成する。
【0042】記憶再生指示部21はメモリ信号処理部1
3、映像出力部16、受像管17、書込読出し部22、
フレームメモリ18、メモリ制御部19およびタイマー
20と共働して映像記憶再生装置を構成する。
【0043】次に、映像記憶再生装置の動作について図
を参照しながら説明する。図4は図3の映像記憶再生装
置の動作を説明するための流れ図である。
【0044】テレビジョン受像機には主電源(内部電
源)が投入されているが、副電源遮断によってテレビジ
ョン受像機はオフ状態にされているところから説明す
る。なお、チャンネルはテレビジョン受像機がオフ状態
にされたときに選択されているチャンネルとする。
【0045】まず、フレームメモリ18の内容が全て消
去される(ステップ201)。次いで、視聴者は記憶再
生指示部21で書込開始時間および書込終了時間を設定
するための指示を行い(ステップ202,ステップ20
3)、書込時間間隔を設定するための指示を行う(ステ
ップ204)。書込時間間隔は1分間に設定される。書
込時間間隔の設定後、フレームメモリ18内の映像信号
が書き込まれるアドレス番号a,・・・,fが指定され
る(ステップ205)。
【0046】時間が書き込み開始時間に到達すると、メ
モリ制御部19は書込動作を制御するための制御信号を
書込読出し部22に出力する。書込読出し部22はメモ
リ制御部19からの制御信号に基づきA/D変換器12
からのデジタル映像信号をこれに同期しながらフレーム
単位でかつ予め設定された時間間隔で取り込み、このデ
ジタル映像信号をフレームメモリ18の指定された番号
のアドレス位置に順次に書き込む(ステップ206)。
【0047】テレビジョン受像機がオンされると(ステ
ップ207)、フレームメモリ18への書込動作が終了
し、記憶再生指示部21から再生の指示が出されている
か否かの判定が行われる(ステップ217)。
【0048】記憶再生指示部21から再生の指示が出さ
れると(ステップ217)、メモリ制御部19は読出し
動作を制御するための制御信号を書込読出し部22へ出
力する。書込読出し部22は制御信号に基づきフレーム
メモリ18からフレーム単位のデジタル映像信号をその
取込順位に応じて読み出し、読み出されたデジタル映像
信号を順次にメモリ信号処理部13に出力する(ステッ
プ218)。
【0049】次いで、受像管17の画面には現在の放送
番組の映像が映し出され、その子画面にはフレームメモ
リ18から順次に読み出されたフレーム単位の映像が映
し出される(ステップ219)。
【0050】記憶再生指示部21からの再生指示が出さ
れないとき(ステップ217)、フレームメモリ18に
書き込まれているフレーム単位の映像信号は再生されな
い。
【0051】テレビジョン受像機がオンされないと(ス
テップ207)、フレームメモリ18内の指定アドレス
の全てに映像信号が書き込まれているか否かの判定が行
われる(ステップ208)。
【0052】指定アドレスの全てに映像信号が書き込ま
れていないとき、空き領域のアドレス番号が指定され、
このアドレス番号のアドレス位置に映像信号が書き込ま
れ、指定の数の映像信号がフレームメモリ18に書き込
まれるまで行われる(ステップ205,206,20
7,208)。
【0053】テレビジョン受像機がオンされない状態で
フレームメモリ18内の指定アドレスの全てに映像信号
が書き込まれると(ステップ207,208)、所定時
間経過後に書込時間間隔が変更される(ステップ20
9)。例えば、書込時間間隔が1分間から2分間に変更
される。
【0054】書込時間間隔変更後、フレームメモリ飛越
し指定が行われる(ステップ210)。フレームメモリ
飛越し指定では、現在書き込まれている映像信号の中か
ら消去対象となる映像信号を選択し、この選択された映
像信号を消去する(ステップ211)。次いで、映像信
号の書込対象アドレスの番号が変更され(ステップ21
2)、この変更番号のアドレス位置に映像信号が再度書
き込まれる(ステップ213)。
【0055】フレームメモリ18の全てのアドレス位置
への書込が終了するまで映像信号の更新が行われる(ス
テップ210,211,212,213,214,21
5)。
【0056】更新終了後、時間が書込終了時間に到達し
たか否かの判定が行われる(ステップ216)。時間が
書込終了時間に到達していないとき(ステップ21
6)、再度書込時間間隔が変更され、フレームメモリ1
8の映像信号の更新が行われる。時間が書き込み終了時
間に到達すると(ステップ216)、フレームメモリ1
8内の映像信号の全ては消去され(ステップ201)、
テレビジョン受像機がオンされるまで映像信号をフレー
ムメリ18へ書き込む動作が再び開始される。
【0057】次に、フレームメモリ18内の映像信号の
更新状態について図を参照しながら説明する。図5は図
3の映像記憶再生装置によるフレームメモリへの映像信
号の書込状態と時間との関係とを説明するための図であ
る。
【0058】フレームメモリ18内の映像信号の書込位
置であるアドレスには、a,・・・,fの番号がそれぞ
れ付されている。時間書込開始時間は「8:00」に設
定され、書込時間間隔は1分間に設定される。
【0059】書込開始から5分経過後、図5に示すよう
に、フレーム単位のデジタル映像信号は時間「8:0
0」から1分間隔で順次に番号a,・・・,fが付され
ているアドレス位置に書き込まれている。5分間経過直
後に再生の指示が出されると、6枚の静止画が順次に子
画面表示される。
【0060】書込開始から9分間経過するまでの間にテ
レビジョン受像機がオンされないと、書込時間間隔は1
分間から2分間に変更される。番号aのアドレス位置に
あるデジタル映像信号はそのアドレス位置に残留する。
番号bのアドレス位置にあるデジタル映像信号は消去さ
れ、番号bのアドレス位置には書込開始から5分経過後
の番号cのアドレス位置にある「8:02」のデジタル
映像信号が書き込まれる。同様に、番号cのアドレス位
置にはこの位置にあるデジタル映像信号が消去され、書
込開始から5分経過後の番号eのアドレス位置にある
「8:04」のデジタル映像信号が書き込まれ,番号d
のアドレス位置にはこの位置にあるデジタル映像信号が
消去され、書込開始から5分経過後の番号fのアドレス
位置にある「8:05」のデジタル映像信号が書き込ま
れる。
【0061】番号eのアドレス位置にはこれにあるデジ
タル映像信号が消去され、「8:06」のデジタル映像
信号が新たに書き込まれ,同様に、番号fのアドレス位
置にはこの位置にあるデジタル映像信号が消去され、
「8:08」のデジタル映像信号が新たに書き込まれ
る。
【0062】書込開始から10分経過後、書込時間間隔
は2分間である。番号aのアドレス位置にあるデジタル
映像信号はそのアドレス位置に残留している。番号bの
アドレス位置には「8:02」のデジタル映像信号が書
き込まれ。番号cのアドレス位置には「8:04」のデ
ジタル映像信号が書き込まれ,番号dのアドレス位置に
は「8:06」のデジタル映像信号が書き込まれ、番号
eのアドレス位置には「8:08」のデジタル映像信号
が書き込まれる。番号fのアドレス位置には「8:1
0」のデジタル映像信号が新たに書き込まれる。書込開
始から10分経過後、フレームメモリ18内のデジタル
映像信号は2分間隔で書き込まれていることになる。
【0063】書込開始から15分経過後、書込時間間隔
は2分間である。番号aのアドレス位置にあるデジタル
映像信号はそのアドレス位置に残留している。番号bの
アドレス位置には「8:04」のデジタル映像信号が書
き込まれ、番号cのアドレス位置には「8:06」のデ
ジタル映像信号が書き込まれ,番号dのアドレス位置に
は「8:08」のデジタル映像信号が書き込まれ、番号
eのアドレス位置には「8:10」のデジタル映像信号
が書き込まれる。番号fのアドレス位置には「8:1
2」のデジタル映像信号が書き込まれる。
【0064】書込開始から20分経過後、書込時間間隔
は4分間に変更されている。番号aのアドレス位置には
「8:00」のデジタル映像信号が書き込まれている。
番号bのアドレス位置には「8:04」のデジタル映像
信号が書き込まれ、番号cのアドレス位置には「8:0
8」のデジタル映像信号が書き込まれ,番号dのアドレ
ス位置には「8:12」のデジタル映像信号が書き込ま
れ、番号eのアドレス位置には「8:16」のデジタル
映像信号が書き込まれる。番号fのアドレス位置には
「8:20」のデジタル映像信号が新たに書き込まれ
る。
【0065】以上により、フレームメモリ18の指定さ
れたアドレス位置に格納されたデジタル映像信号を設定
された時間間隔で順次に更新することによって、フレー
ムメモリ18の容量を有効に利用することができる。
【0066】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の映像記
憶再生装置によれば、放送番組を見ている途中で来客、
電話などに対する応対、用事などで放送番組の開始時刻
までに帰宅することができないことなどによって見たい
放送番組の一部を見逃したとき、その見逃した放送番組
の一部を再度見ることができ、見逃した番組部分の後に
展開される番組の内容を続けて楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像記憶再生装置の一実施例が用いら
れているテレビジョン受像機を示すブロック図である。
【図2】図1の映像記憶再生装置の動作を説明するため
の流れ図である。
【図3】本発明の映像記憶再生装置の他の実施例が用い
られているテレビジョン受像機を示すブロック図であ
る。
【図4】図3の映像記憶再生装置の動作を説明するため
の流れ図である。
【図5】図3の映像記憶再生装置によるフレームメモリ
への映像信号の書込状態と時間との関係とを説明するた
めの図である。
【符号の説明】
11…映像処理部、13…メモリ信号処理部、14,2
2…書込読出し部(書込手段、読出し手段、更新手段、
識別手段)、16…映像出力部、17…受像管(表示手
段)、18…フレームメモリ(画像メモリ)、19…メ
モリ制御部、20…タイマー、21…記憶再生指示部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン受像機で受信される少なくと
    も1つのチャンネルの映像データを画像メモリに記憶
    し、この画像メモリに記憶された映像データを再生する
    映像記憶再生装置であって、 前記少なくとも1つのチャンネルの映像データをフレー
    ム単位、フィールド単位などの所定の単位でかつ所定の
    時間間隔で取り込み、この取り込まれた映像データを画
    像メモリに順次に書き込む書込手段と、 利用者などによって前記画像メモリの記憶映像データの
    再生を指示する再生指示手段と、 前記画像メモリの記憶映像データの再生指示が出される
    とき、前記画像メモリから前記チャンネルの映像データ
    を順次に読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段で前記画像メモリから読み出された映
    像データを対応する映像に再生し、この映像を画面に表
    示する表示手段とを備えることを特徴とする映像記憶再
    生装置。
  2. 【請求項2】前記書込手段による画像メモリへの書込開
    始から所定の時間経過毎に、前記画像メモリに書き込ま
    れている映像データの中の2番目に古い順位の映像デー
    タから順次に飛び越しながら所定の順位の映像データを
    選択し、この選択された映像データを前記書込時間間隔
    より長い書込時間間隔で順次に取り込まれた映像データ
    に更新する更新手段と、 前記書込手段で前記画像メモリに書き込まれた各映像デ
    ータの書込順位を識別し、各映像データの書込順位に基
    づき前記読出し手段に前記映像データの読み出し順位を
    指示する識別手段とを備えることを特徴とする請求項1
    に記載の映像記憶再生装置。
JP4324407A 1992-12-03 1992-12-03 映像記憶再生装置 Pending JPH06178258A (ja)

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JP (1) JPH06178258A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5822493A (en) * 1994-11-17 1998-10-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Real-time image recording/producing method and apparatus and video library system
US7418193B2 (en) 2003-10-22 2008-08-26 Orion Electric Company Ltd. Video receiving and recording apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5822493A (en) * 1994-11-17 1998-10-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Real-time image recording/producing method and apparatus and video library system
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