JPH11297050A - 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents
情報処理装置および方法、並びに記録媒体Info
- Publication number
- JPH11297050A JPH11297050A JP10102376A JP10237698A JPH11297050A JP H11297050 A JPH11297050 A JP H11297050A JP 10102376 A JP10102376 A JP 10102376A JP 10237698 A JP10237698 A JP 10237698A JP H11297050 A JPH11297050 A JP H11297050A
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- Japan
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- file
- recording
- image
- information
- unit
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- Withdrawn
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Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のファイルの連続再生を可能にする。
【解決手段】 追加ボタン51は、既に光磁気記録媒体
などに記録されている画像データに、新たに撮像した画
像データを付け加えたいときに操作される。追加ボタン
51が操作されると、記録されている画像データのファ
イル内の最新のファイル、またはユーザが選択したファ
イルが選択状態にされる。選択状態にされたファイルの
終端は解除され、その後に続けて、新たな画像データが
記録される。新たな画像データの記録が終了されると、
終端処理がなされ、1つのファイルとして完成される。
などに記録されている画像データに、新たに撮像した画
像データを付け加えたいときに操作される。追加ボタン
51が操作されると、記録されている画像データのファ
イル内の最新のファイル、またはユーザが選択したファ
イルが選択状態にされる。選択状態にされたファイルの
終端は解除され、その後に続けて、新たな画像データが
記録される。新たな画像データの記録が終了されると、
終端処理がなされ、1つのファイルとして完成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びに記録媒体に関し、特に、既に記録されて
いるファイルに、連続して新たなデータを記録すること
により、再生の際に、1つのファイルのように連続再生
ができるようにした情報処理装置および方法、並びに記
録媒体に関する。
び方法、並びに記録媒体に関し、特に、既に記録されて
いるファイルに、連続して新たなデータを記録すること
により、再生の際に、1つのファイルのように連続再生
ができるようにした情報処理装置および方法、並びに記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、静止画像や動画像をデジタル的に
記録するデジタルカメラが普及しつつある。このデジタ
ルカメラにおいては、装着された記録媒体、例えば、M
Oディスクに、撮像した画像データが記録される。動画
を記録する際、1カット(記録が開始されてから、終了
されるまで)毎に、1つの動画ファイルが作成され、再
生される際も、そのファイル単位で再生が行われる。
記録するデジタルカメラが普及しつつある。このデジタ
ルカメラにおいては、装着された記録媒体、例えば、M
Oディスクに、撮像した画像データが記録される。動画
を記録する際、1カット(記録が開始されてから、終了
されるまで)毎に、1つの動画ファイルが作成され、再
生される際も、そのファイル単位で再生が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、デジ
タルカメラでは、1カット毎に1ファイルが作成される
ため、関連性のある画像でも、カットが異なると、それ
ぞれ別のファイルになってしまう。従って、それら関連
性のある画像を再生すると、1ファイル毎に、独立に再
生される。すなわち、関連性のある複数の画像を、連続
的に再生さることが困難である。
タルカメラでは、1カット毎に1ファイルが作成される
ため、関連性のある画像でも、カットが異なると、それ
ぞれ別のファイルになってしまう。従って、それら関連
性のある画像を再生すると、1ファイル毎に、独立に再
生される。すなわち、関連性のある複数の画像を、連続
的に再生さることが困難である。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ユーザにより関連付けたいファイルが選択
されたとき、その選択されたファイルに続けて画像デー
タを記録するようにし、本来複数のファイルになされる
画像データを1つのファイルにし、もって再生の際に連
続再生可能にするものである。
ものであり、ユーザにより関連付けたいファイルが選択
されたとき、その選択されたファイルに続けて画像デー
タを記録するようにし、本来複数のファイルになされる
画像データを1つのファイルにし、もって再生の際に連
続再生可能にするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、情報をファイル形式で記録する第1の記録手
段と、第1の記録手段により記録されたファイルを選択
する選択手段と、選択手段により選択されたファイルの
情報を続けて再生できるように、新たな情報を記録する
第2の記録手段とを備えることを特徴とする。
理装置は、情報をファイル形式で記録する第1の記録手
段と、第1の記録手段により記録されたファイルを選択
する選択手段と、選択手段により選択されたファイルの
情報を続けて再生できるように、新たな情報を記録する
第2の記録手段とを備えることを特徴とする。
【0006】請求項6に記載の情報処理方法は、情報を
ファイル形式で記録する第1の記録ステップと、第1の
記録ステップで記録されたファイルを選択する選択ステ
ップと、選択ステップで選択されたファイルの情報を続
けて再生できるように、新たな情報を記録する第2の記
録ステップとを含むことを特徴とする。
ファイル形式で記録する第1の記録ステップと、第1の
記録ステップで記録されたファイルを選択する選択ステ
ップと、選択ステップで選択されたファイルの情報を続
けて再生できるように、新たな情報を記録する第2の記
録ステップとを含むことを特徴とする。
【0007】請求項7に記載の記録媒体は、情報をファ
イル形式で記録する第1の記録ステップと、第1の記録
ステップで記録されたファイルを選択する選択ステップ
と、選択ステップで選択されたファイルの情報を続けて
再生できるように、新たな情報を記録する第2の記録ス
テップとを含む処理を実行させるコンピュータが読み取
り可能なプログラムを記録することを特徴とする。
イル形式で記録する第1の記録ステップと、第1の記録
ステップで記録されたファイルを選択する選択ステップ
と、選択ステップで選択されたファイルの情報を続けて
再生できるように、新たな情報を記録する第2の記録ス
テップとを含む処理を実行させるコンピュータが読み取
り可能なプログラムを記録することを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の情報処理装置、請求項6
に記載の情報処理方法、および請求項7に記載の記録媒
体は、情報がファイル形式で記録され、記録されたファ
イルが選択され、その選択されたファイルの情報を続け
て再生できるように、新たな情報が記録される。
に記載の情報処理方法、および請求項7に記載の記録媒
体は、情報がファイル形式で記録され、記録されたファ
イルが選択され、その選択されたファイルの情報を続け
て再生できるように、新たな情報が記録される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0010】請求項1に記載の情報処理装置は、情報を
ファイル形式で記録する第1の記録手段(例えば、図5
のステップS17)と、第1の記録手段により記録され
たファイルを選択する選択手段(例えば、図4のステッ
プS4)と、選択手段により選択されたファイルの情報
を続けて再生できるように、新たな情報を記録する第2
の記録手段(例えば、図5のステップS19)とを備え
ることを特徴とする。
ファイル形式で記録する第1の記録手段(例えば、図5
のステップS17)と、第1の記録手段により記録され
たファイルを選択する選択手段(例えば、図4のステッ
プS4)と、選択手段により選択されたファイルの情報
を続けて再生できるように、新たな情報を記録する第2
の記録手段(例えば、図5のステップS19)とを備え
ることを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の情報処理装置は、第1の
記録手段により記録されたファイルの画像を、サムネイ
ル画像として表示させる表示制御手段(例えば、図4の
ステップS3)をさらに備え、選択手段は、表示制御手
段により表示された複数のサムネイル画像から1つを選
択する(例えば、図4のステップS7,8)ことを特徴
とする。
記録手段により記録されたファイルの画像を、サムネイ
ル画像として表示させる表示制御手段(例えば、図4の
ステップS3)をさらに備え、選択手段は、表示制御手
段により表示された複数のサムネイル画像から1つを選
択する(例えば、図4のステップS7,8)ことを特徴
とする。
【0012】請求項5に記載の情報処理装置は、第1の
記録手段により記録されたファイルのうち、最新のファ
イルを検索する検索手段(例えば、図4のステップS
4)をさらに備え、選択手段は、検索手段により検索さ
れたファイルを選択する(例えば、図4のステップS
4)ことを特徴とする。
記録手段により記録されたファイルのうち、最新のファ
イルを検索する検索手段(例えば、図4のステップS
4)をさらに備え、選択手段は、検索手段により検索さ
れたファイルを選択する(例えば、図4のステップS
4)ことを特徴とする。
【0013】図1は、本発明の情報処理装置を適用した
デジタルカメラ15の外観の構成を示す斜視図である。
本体1の1面には、液晶表示部4Aが設けられており、
この液晶表示部4Aの表面上には、ユーザの接触操作に
より指示された位置に対応する位置信号を出力する、い
わゆるタッチパネル4Bが配置されている。このタッチ
パネル4Bは、ガラスまたは樹脂等の透明な材料により
構成されており、ユーザは、タッチパネル4Bの内側に
形成されている液晶表示部4Aに表示される画像を、タ
ッチパネル4Bを介して見ることができるようになされ
ている。
デジタルカメラ15の外観の構成を示す斜視図である。
本体1の1面には、液晶表示部4Aが設けられており、
この液晶表示部4Aの表面上には、ユーザの接触操作に
より指示された位置に対応する位置信号を出力する、い
わゆるタッチパネル4Bが配置されている。このタッチ
パネル4Bは、ガラスまたは樹脂等の透明な材料により
構成されており、ユーザは、タッチパネル4Bの内側に
形成されている液晶表示部4Aに表示される画像を、タ
ッチパネル4Bを介して見ることができるようになされ
ている。
【0014】また、本体1の同じ面には、電源スイッチ
(メインスイッチ)5、動画像の記録の開始を指示する
ための動画像記録ボタン6、およびズームを切り替える
とき操作されるズームボタン7が配置されている。本体
1の側面(図において、右側面)には、スロット8が設
けられており、例えば、MO(Magneto Optical)ディ
スク等の、挿抜可能な光磁気記録媒体28が装着され
る。
(メインスイッチ)5、動画像の記録の開始を指示する
ための動画像記録ボタン6、およびズームを切り替える
とき操作されるズームボタン7が配置されている。本体
1の側面(図において、右側面)には、スロット8が設
けられており、例えば、MO(Magneto Optical)ディ
スク等の、挿抜可能な光磁気記録媒体28が装着され
る。
【0015】さらに、本体1にはカメラ部2が回転可能
に取り付けられており、このカメラ部2には、撮像レン
ズ3が取り付けられている。またカメラ部2は、360
度の任意の位置で固定することができる。これにより、
ユーザは、撮像レンズ3により撮像され、液晶表示部4
Aに表示された画像を観察しながら、様々な角度から撮
影を行うことができる。
に取り付けられており、このカメラ部2には、撮像レン
ズ3が取り付けられている。またカメラ部2は、360
度の任意の位置で固定することができる。これにより、
ユーザは、撮像レンズ3により撮像され、液晶表示部4
Aに表示された画像を観察しながら、様々な角度から撮
影を行うことができる。
【0016】図2は、図1のデジタルカメラ15の内部
の電気的な構成例を示すブロック図である。レンズ駆動
部20は、信号処理部23に制御され、フォーカスまた
はズームなどのために撮像レンズ3を駆動するようにな
されている。撮像素子21は、撮像レンズ3を介して結
像される被写体の光画像を、画像信号(電気信号)に光
電変換し、A/D変換部22に出力する。A/D変換部
22は、撮像素子21から供給される画像信号を、アナ
ログ信号からデジタル信号に変換するようになされてい
る。信号処理部23は、撮像素子21の露出制御(例え
ば、アパーチャまたはオートゲインコントロール)を行
うとともに、A/D変換部22より供給される画像信号
に対して、ホワイトバランス補正、およびガンマ補正等
の処理を実行し、フレームメモリ24に出力するように
なされている。
の電気的な構成例を示すブロック図である。レンズ駆動
部20は、信号処理部23に制御され、フォーカスまた
はズームなどのために撮像レンズ3を駆動するようにな
されている。撮像素子21は、撮像レンズ3を介して結
像される被写体の光画像を、画像信号(電気信号)に光
電変換し、A/D変換部22に出力する。A/D変換部
22は、撮像素子21から供給される画像信号を、アナ
ログ信号からデジタル信号に変換するようになされてい
る。信号処理部23は、撮像素子21の露出制御(例え
ば、アパーチャまたはオートゲインコントロール)を行
うとともに、A/D変換部22より供給される画像信号
に対して、ホワイトバランス補正、およびガンマ補正等
の処理を実行し、フレームメモリ24に出力するように
なされている。
【0017】フレームメモリ24は、信号処理部23ま
たはデータ圧縮伸長部25より供給される画像信号を所
定数のフレーム毎に格納する。データ圧縮伸長部25
は、フレームメモリ24から読み出された画像信号を圧
縮し、これをバッファメモリ26に出力するとともに、
バッファメモリ26から読み出された画像信号を伸長
し、フレームメモリ24に出力するようになされてい
る。
たはデータ圧縮伸長部25より供給される画像信号を所
定数のフレーム毎に格納する。データ圧縮伸長部25
は、フレームメモリ24から読み出された画像信号を圧
縮し、これをバッファメモリ26に出力するとともに、
バッファメモリ26から読み出された画像信号を伸長
し、フレームメモリ24に出力するようになされてい
る。
【0018】データアクセス部27は、記録再生用ヘッ
ドを備え、装着された光磁気記録媒体28を駆動して、
バッファメモリ26から読み出された画像信号または音
声信号を光磁気記録媒体28に記録するとともに、光磁
気記録媒体28に記録されている画像信号または音声信
号を読み出し、バッファメモリ26に出力するようにな
されている。
ドを備え、装着された光磁気記録媒体28を駆動して、
バッファメモリ26から読み出された画像信号または音
声信号を光磁気記録媒体28に記録するとともに、光磁
気記録媒体28に記録されている画像信号または音声信
号を読み出し、バッファメモリ26に出力するようにな
されている。
【0019】音声入出力部29は、図示せぬマイクロフ
ォンおよびスピーカを備え、マイクロフォンより入力さ
れる音声をA/D変換部31に出力するとともに、D/A変換
部30より供給される音声信号をスピーカを介して出力
する。D/A変換部30は、音声信号処理部32から供給
される音声信号をデジタル信号からアナログ信号に変換
し、音声入出力部29に出力する。A/D変換部31は、
音声入出力部29より供給される音声信号を、アナログ
信号からデジタル信号に変換し、音声信号処理部32に
出力するようになされている。音声信号処理部32は、
A/D変換部31から供給される音声信号を圧縮してバッ
ファメモリ26に出力するとともに、バッファメモリ2
6から読み出された音声信号を伸長して、D/A変換部3
0に出力するようになされている。
ォンおよびスピーカを備え、マイクロフォンより入力さ
れる音声をA/D変換部31に出力するとともに、D/A変換
部30より供給される音声信号をスピーカを介して出力
する。D/A変換部30は、音声信号処理部32から供給
される音声信号をデジタル信号からアナログ信号に変換
し、音声入出力部29に出力する。A/D変換部31は、
音声入出力部29より供給される音声信号を、アナログ
信号からデジタル信号に変換し、音声信号処理部32に
出力するようになされている。音声信号処理部32は、
A/D変換部31から供給される音声信号を圧縮してバッ
ファメモリ26に出力するとともに、バッファメモリ2
6から読み出された音声信号を伸長して、D/A変換部3
0に出力するようになされている。
【0020】表示画像作成部33は、フレームメモリ2
4より読み出された画像信号に対応する画像を作成し、
それを液晶表示部4Aにモニタ表示する。タッチパネル
入力部35は、タッチパネル4Bからの操作信号(位置
信号)を制御部34に出力するようになされている。操
作部材入力部36は、電源スイッチ5、動画像記録ボタ
ン6、またはズームボタン7等の操作部材からの操作信
号を受け付け、制御部34に出力するようになされてい
る。制御部34は、ROM37に記憶されているプログラ
ムに従って各部を制御するようになされている。また、
制御部34は、図示せぬタイマを内蔵しており、常に計
時動作を行っている。RAM38には、制御部34が各種
の処理を実行する上において必要なデータやプログラム
等が適宜記録される。
4より読み出された画像信号に対応する画像を作成し、
それを液晶表示部4Aにモニタ表示する。タッチパネル
入力部35は、タッチパネル4Bからの操作信号(位置
信号)を制御部34に出力するようになされている。操
作部材入力部36は、電源スイッチ5、動画像記録ボタ
ン6、またはズームボタン7等の操作部材からの操作信
号を受け付け、制御部34に出力するようになされてい
る。制御部34は、ROM37に記憶されているプログラ
ムに従って各部を制御するようになされている。また、
制御部34は、図示せぬタイマを内蔵しており、常に計
時動作を行っている。RAM38には、制御部34が各種
の処理を実行する上において必要なデータやプログラム
等が適宜記録される。
【0021】なお、データ圧縮伸長部25、表示画像作
成部33、タッチパネル入力部35、および制御部34
は、マイクロプロセッサ40の内部機能により実現され
る。
成部33、タッチパネル入力部35、および制御部34
は、マイクロプロセッサ40の内部機能により実現され
る。
【0022】次に、図1と図2で示したデジタルカメラ
15により、光磁気記録媒体28に記録されるファイル
の構造に付いて説明する。図3は、そのファイル構造を
示しており、ヘッダ部とデータ部とから構成されてい
る。このヘッダ部の”SOF(Start Of File)”は、
ファイルの開始を示しており、”タイトル”は、このフ
ァイルに付けられた名前であり、ユーザが撮影後に入力
した場合に記録される。”撮影年月日”は、デジタルカ
メラ15に内蔵されているタイマにより、撮影された年
月日が記録される。”修正年月日”は、このファイル
が、記録された後に、ユーザにより何らかの修正が加え
られた場合に、その年月日が記録される。
15により、光磁気記録媒体28に記録されるファイル
の構造に付いて説明する。図3は、そのファイル構造を
示しており、ヘッダ部とデータ部とから構成されてい
る。このヘッダ部の”SOF(Start Of File)”は、
ファイルの開始を示しており、”タイトル”は、このフ
ァイルに付けられた名前であり、ユーザが撮影後に入力
した場合に記録される。”撮影年月日”は、デジタルカ
メラ15に内蔵されているタイマにより、撮影された年
月日が記録される。”修正年月日”は、このファイル
が、記録された後に、ユーザにより何らかの修正が加え
られた場合に、その年月日が記録される。
【0023】”総フレーム数”は、このファイルに記録
されている、データ部の本体画像のフレームの総数であ
る。”撮影者”は、このファイルが記録された後に、撮
影者を記録した場合に記録される。”再生ポインタ
1”、”再生ポインタ2”は、このファイルの中で途中
から再生したい場合に用いられるポインタであり、例え
ば、このファイルが途中まで再生され、その再生が終了
されてしまったときに、その終了点にポインタを付けて
おけば、次に見るとき、その続きから見ることが可能と
なる。このヘッダ部には予備として、2つの空欄が設け
られている。
されている、データ部の本体画像のフレームの総数であ
る。”撮影者”は、このファイルが記録された後に、撮
影者を記録した場合に記録される。”再生ポインタ
1”、”再生ポインタ2”は、このファイルの中で途中
から再生したい場合に用いられるポインタであり、例え
ば、このファイルが途中まで再生され、その再生が終了
されてしまったときに、その終了点にポインタを付けて
おけば、次に見るとき、その続きから見ることが可能と
なる。このヘッダ部には予備として、2つの空欄が設け
られている。
【0024】データ部の”サムネイル画像”は、このフ
ァイルのサムネイル画像を表示するために必要なデータ
である。”本体画像”は、このファイルの画像データで
ある。”音声”は、本体画像が撮像されたときの音声を
記録している。”EOF(End Of File)”は、このフ
ァイルの終了を示している。
ァイルのサムネイル画像を表示するために必要なデータ
である。”本体画像”は、このファイルの画像データで
ある。”音声”は、本体画像が撮像されたときの音声を
記録している。”EOF(End Of File)”は、このフ
ァイルの終了を示している。
【0025】次に、このデジタルカメラ15の記録動作
について、図4と図5のフローチャートを参照して、説
明する。制御部34は、ステップS1において、撮像レ
ンズ3で撮像された被写体の画像を、液晶表示部4Aに
表示させる。すなわち、撮像レンズ3で撮像された被写
体は、撮像素子21により電気信号に変換され、A/D変
換部22に出力される。A/D変換部22は、入力された
アナログ信号をデジタル信号に変換し、信号処理部23
に出力する。信号処理部23は、入力されたデジタル信
号に各種の処理を施し、フレームメモリ24に出力す
る。フレームメモリ24に入力された画像信号は、所定
数のフレーム毎に格納された後、表示画像作成部33に
より読み出され、液晶表示部4Aに表示される。
について、図4と図5のフローチャートを参照して、説
明する。制御部34は、ステップS1において、撮像レ
ンズ3で撮像された被写体の画像を、液晶表示部4Aに
表示させる。すなわち、撮像レンズ3で撮像された被写
体は、撮像素子21により電気信号に変換され、A/D変
換部22に出力される。A/D変換部22は、入力された
アナログ信号をデジタル信号に変換し、信号処理部23
に出力する。信号処理部23は、入力されたデジタル信
号に各種の処理を施し、フレームメモリ24に出力す
る。フレームメモリ24に入力された画像信号は、所定
数のフレーム毎に格納された後、表示画像作成部33に
より読み出され、液晶表示部4Aに表示される。
【0026】このようにして表示された画像の一例を図
6に示す。この表示例において、追加ボタン51は、既
に光磁気記録媒体28に記録されている画像データのフ
ァイルに、さらに追加して記録させたいとユーザが思っ
たとき、換言すれば、記録する画像データを、再生の際
に連続して再生させたいとユーザが思ったとき、操作さ
れるボタンである。
6に示す。この表示例において、追加ボタン51は、既
に光磁気記録媒体28に記録されている画像データのフ
ァイルに、さらに追加して記録させたいとユーザが思っ
たとき、換言すれば、記録する画像データを、再生の際
に連続して再生させたいとユーザが思ったとき、操作さ
れるボタンである。
【0027】ステップS2において、制御部34によ
り、その追加ボタン51が操作されたか否かが判断され
る。追加ボタン51が操作されていないと判断された場
合、ステップS15に進む。ステップS15において、
動画像記録ボタン6が操作されたか否かが判断される。
すなわちユーザが、液晶表示部4Aに表示されている画
像を見て、その画像を記録したいと思い、動画像記録ボ
タン6を操作したか否かが判断される。操作されていな
いと判断された場合、再びステップS15に戻り、それ
以降の処理が繰り返される(待機状態となる)。
り、その追加ボタン51が操作されたか否かが判断され
る。追加ボタン51が操作されていないと判断された場
合、ステップS15に進む。ステップS15において、
動画像記録ボタン6が操作されたか否かが判断される。
すなわちユーザが、液晶表示部4Aに表示されている画
像を見て、その画像を記録したいと思い、動画像記録ボ
タン6を操作したか否かが判断される。操作されていな
いと判断された場合、再びステップS15に戻り、それ
以降の処理が繰り返される(待機状態となる)。
【0028】ステップS15において、動画像記録ボタ
ン6が操作されたと判断された場合、すなわち、動画像
記録ボタン6が操作され、その操作信号が、操作部材入
力部36に入力され、さらに制御部34に、その信号が
伝えられた場合、ステップS16に進む。制御部34
は、ステップS16以降で、各部を制御して、記録を開
始する。
ン6が操作されたと判断された場合、すなわち、動画像
記録ボタン6が操作され、その操作信号が、操作部材入
力部36に入力され、さらに制御部34に、その信号が
伝えられた場合、ステップS16に進む。制御部34
は、ステップS16以降で、各部を制御して、記録を開
始する。
【0029】まずステップS16において、新しいファ
イル記憶領域を光磁気記録媒体28に準備する。そし
て、ステップS17において、画像データと音声データ
の記録が開始される。すなわち、そのとき液晶表示部4
Aに表示されている画像に対応する信号は、フレームメ
モリ24に記憶されており、この記憶されている画像デ
ータは、データ圧縮伸張部25に出力される。データ圧
縮伸張部25は、入力した画像データを圧縮し、バッフ
ァメモリ26に出力する。そして、その出力された画像
データは、バッファメモリ26で記憶される。
イル記憶領域を光磁気記録媒体28に準備する。そし
て、ステップS17において、画像データと音声データ
の記録が開始される。すなわち、そのとき液晶表示部4
Aに表示されている画像に対応する信号は、フレームメ
モリ24に記憶されており、この記憶されている画像デ
ータは、データ圧縮伸張部25に出力される。データ圧
縮伸張部25は、入力した画像データを圧縮し、バッフ
ァメモリ26に出力する。そして、その出力された画像
データは、バッファメモリ26で記憶される。
【0030】制御部34は、液晶表示部4Aに表示され
ている画像を上述したようにバッファメモリ26に記憶
させるとともに、音声信号処理部32に、音声データも
取り込ませる。音声入出力部29で取り込まれた音声デ
ータは、A/D変換部31に入力され、デジタル信号に変
換される。デジタル信号に変換された音声データは、音
声信号処理部32により圧縮され、バッファメモリ26
に出力され、記憶される。
ている画像を上述したようにバッファメモリ26に記憶
させるとともに、音声信号処理部32に、音声データも
取り込ませる。音声入出力部29で取り込まれた音声デ
ータは、A/D変換部31に入力され、デジタル信号に変
換される。デジタル信号に変換された音声データは、音
声信号処理部32により圧縮され、バッファメモリ26
に出力され、記憶される。
【0031】このようにして、バッファメモリ26に記
憶された画像データと音声データは、データアクセス部
27に出力され、光磁気記録媒体28に記録される。
憶された画像データと音声データは、データアクセス部
27に出力され、光磁気記録媒体28に記録される。
【0032】ステップS20において、動画像記録ボタ
ン6が操作されたか否かが判断される。このデジタルカ
メラ15においては、動画像記録ボタン6は、記録の開
始と終了を指示する際に操作される。従って、動画像記
録ボタン6が一旦操作されると、再度操作されるまで、
デジタルカメラ15の記録は継続される。そして、ステ
ップS20において、ユーザが、画像データの記録を終
了させたいと思い、再び動画像記録ボタン6が操作され
た場合、ステップS21に進み、制御部34は、記録動
作を終了させる。その際、記録されたファイルの終端処
理として、図3で示したEOFが付けられ、そのファイ
ルの終了とされる。
ン6が操作されたか否かが判断される。このデジタルカ
メラ15においては、動画像記録ボタン6は、記録の開
始と終了を指示する際に操作される。従って、動画像記
録ボタン6が一旦操作されると、再度操作されるまで、
デジタルカメラ15の記録は継続される。そして、ステ
ップS20において、ユーザが、画像データの記録を終
了させたいと思い、再び動画像記録ボタン6が操作され
た場合、ステップS21に進み、制御部34は、記録動
作を終了させる。その際、記録されたファイルの終端処
理として、図3で示したEOFが付けられ、そのファイ
ルの終了とされる。
【0033】上述したステップS15乃至S17,S2
0,S21の処理は、デジタルカメラ15が行う通常の
記録処理である。次に、ステップS2において、追加ボ
タン51が操作された場合について説明する。
0,S21の処理は、デジタルカメラ15が行う通常の
記録処理である。次に、ステップS2において、追加ボ
タン51が操作された場合について説明する。
【0034】ステップS2において、追加ボタン51
が、ユーザにより、ペンまたは指などで押圧されたと判
断されると、換言すれば、タッチパネル入力部35に入
力信号があり、その信号が、制御部34に伝えられる
と、ステップS3に進み、制御部34は、データアクセ
ス部27を制御し、光磁気記録媒体28に記録されてい
る複数のファイルの内容をチェックし、そのファイルの
データ部に存在するサムネイル画像を読み出し、液晶表
示部4Aに表示させる。
が、ユーザにより、ペンまたは指などで押圧されたと判
断されると、換言すれば、タッチパネル入力部35に入
力信号があり、その信号が、制御部34に伝えられる
と、ステップS3に進み、制御部34は、データアクセ
ス部27を制御し、光磁気記録媒体28に記録されてい
る複数のファイルの内容をチェックし、そのファイルの
データ部に存在するサムネイル画像を読み出し、液晶表
示部4Aに表示させる。
【0035】すなわちこのとき、データアクセス部27
より出力された各ファイルのサムネイル画像データは、
バッファメモリ26、データ圧縮伸張部25、フレーム
メモリ24を介して、表示画像作成部33に供給され
る。表示画像作成部33は、入力された複数のサムネイ
ル画像が、液晶表示部4Aの所定の位置に配置表示され
るように、画像データを処理し、液晶表示部4Aに出力
し、表示させる。図7はこのようにしてサムネイル画像
の一覧が表示された表示例を示している。
より出力された各ファイルのサムネイル画像データは、
バッファメモリ26、データ圧縮伸張部25、フレーム
メモリ24を介して、表示画像作成部33に供給され
る。表示画像作成部33は、入力された複数のサムネイ
ル画像が、液晶表示部4Aの所定の位置に配置表示され
るように、画像データを処理し、液晶表示部4Aに出力
し、表示させる。図7はこのようにしてサムネイル画像
の一覧が表示された表示例を示している。
【0036】また、制御部34は、光磁気記録媒体28
からサムネイル画像を読み出させると同時に、ヘッダ部
の撮影年月日(図3)も読み出す。そして、ステップS
4においては、その読み出された撮影年月日のうち、最
新のファイルを選択状態にする。
からサムネイル画像を読み出させると同時に、ヘッダ部
の撮影年月日(図3)も読み出す。そして、ステップS
4においては、その読み出された撮影年月日のうち、最
新のファイルを選択状態にする。
【0037】ステップS5において、キャンセルボタン
61が操作されたか否かが判断される。このキャンセル
ボタン61は、直前に行われた操作をキャンセルする場
合に操作されるボタンである。従って、ステップS5に
おいて、キャンセルボタン61が操作されたと判断され
た場合、ステップS2において追加ボタン51が操作さ
れたことがキャンセルされるので、ステップS2に戻り
(図6に示した表示状態に戻り)、それ以降の処理が繰
り返される。
61が操作されたか否かが判断される。このキャンセル
ボタン61は、直前に行われた操作をキャンセルする場
合に操作されるボタンである。従って、ステップS5に
おいて、キャンセルボタン61が操作されたと判断され
た場合、ステップS2において追加ボタン51が操作さ
れたことがキャンセルされるので、ステップS2に戻り
(図6に示した表示状態に戻り)、それ以降の処理が繰
り返される。
【0038】一方、キャンセルボタン61が操作されて
いないと判断された場合、ステップS6に進み、モニタ
ボタン62が操作されたか否かが判断される。このモニ
タボタン62は、液晶表示部4Aに表示される画像を、
カメラ部2で撮像された画像に切り替えるときに操作さ
れるボタンである。ステップS6において、モニタボタ
ン62が操作されていないと判断された場合、換言する
と、いまの場合、ユーザは、サムネイル画像の一覧か
ら、所望のサムネイル画像を選択しようと思っている場
合であるので、ステップS7において、サムネイル画像
の選択がされたか否かが判断される。
いないと判断された場合、ステップS6に進み、モニタ
ボタン62が操作されたか否かが判断される。このモニ
タボタン62は、液晶表示部4Aに表示される画像を、
カメラ部2で撮像された画像に切り替えるときに操作さ
れるボタンである。ステップS6において、モニタボタ
ン62が操作されていないと判断された場合、換言する
と、いまの場合、ユーザは、サムネイル画像の一覧か
ら、所望のサムネイル画像を選択しようと思っている場
合であるので、ステップS7において、サムネイル画像
の選択がされたか否かが判断される。
【0039】サムネイル画像の選択は、ユーザが、ペン
55またはユーザの指などにより、液晶表示部4Aに表
示されているサムネイル画像の一覧から、1つのサムネ
イル画像が押圧することにより行われる。サムネイル画
像が選択されると、他のサムネイル画像と区別がつくよ
うに表示される(図7では、選択されたサムネイル画像
の枠が点線で表示されている)。このように、ステップ
S7において、サムネイル画像が選択されると、ステッ
プS8に進む。
55またはユーザの指などにより、液晶表示部4Aに表
示されているサムネイル画像の一覧から、1つのサムネ
イル画像が押圧することにより行われる。サムネイル画
像が選択されると、他のサムネイル画像と区別がつくよ
うに表示される(図7では、選択されたサムネイル画像
の枠が点線で表示されている)。このように、ステップ
S7において、サムネイル画像が選択されると、ステッ
プS8に進む。
【0040】ステップS8においては、ステップS4に
おいて、選択状態とされたファイルの、その選択状態を
解除し、ステップS7において選択されたサムネイル画
像に対応するファイルが、新たに選択状態とされる。ス
テップS9において、キャンセルボタン61が操作され
たか否かが判断される。この状態でキャンセルボタン6
1が操作されると、その直前の操作、すなわちサムネイ
ル画像の選択が無効とされる。従って、キャンセルボタ
ン61が操作されたと判断された場合、ステップS7に
戻り、それ以降の処理が繰り返される。
おいて、選択状態とされたファイルの、その選択状態を
解除し、ステップS7において選択されたサムネイル画
像に対応するファイルが、新たに選択状態とされる。ス
テップS9において、キャンセルボタン61が操作され
たか否かが判断される。この状態でキャンセルボタン6
1が操作されると、その直前の操作、すなわちサムネイ
ル画像の選択が無効とされる。従って、キャンセルボタ
ン61が操作されたと判断された場合、ステップS7に
戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0041】一方、ステップS9において、キャンセル
ボタン61が操作されていないと判断された場合、ステ
ップS10に進み、モニタボタン62が操作されたか否
かが判断される。モニタボタン62が操作されていない
と判断された場合、ステップS11に進む。ステップS
11においては、動画像記録ボタン6が操作されたか否
かが判断される。動画像記録ボタン6が操作されるま
で、待機状態とされる。
ボタン61が操作されていないと判断された場合、ステ
ップS10に進み、モニタボタン62が操作されたか否
かが判断される。モニタボタン62が操作されていない
と判断された場合、ステップS11に進む。ステップS
11においては、動画像記録ボタン6が操作されたか否
かが判断される。動画像記録ボタン6が操作されるま
で、待機状態とされる。
【0042】動画像記録ボタン6が操作されると、ステ
ップS12に進み、液晶表示部4Aの画像が、カメラ部
2からの画像に切り替えられる。そして、画像が切り替
えられると同時に、ステップS18に進み、選択状態の
ファイル(いまの場合、選択されたサムネイル画像のフ
ァイル)の終端(図3のEOF)を解除する。そして、
ステップS19において、その終端が解除されたファイ
ルに、続けて、カメラ部2で撮像されている被写体の画
像データ、および音声データが記録される。
ップS12に進み、液晶表示部4Aの画像が、カメラ部
2からの画像に切り替えられる。そして、画像が切り替
えられると同時に、ステップS18に進み、選択状態の
ファイル(いまの場合、選択されたサムネイル画像のフ
ァイル)の終端(図3のEOF)を解除する。そして、
ステップS19において、その終端が解除されたファイ
ルに、続けて、カメラ部2で撮像されている被写体の画
像データ、および音声データが記録される。
【0043】ステップS12において、液晶表示部4A
に表示される画像が、カメラ部2からの画像に切り替え
られ、その後、記録を行っているデジタルカメラ15の
液晶表示部4Aが表示している表示例を図8に示す。液
晶表示部4Aの右上には、追加対象サムネイル画像71
が表示されている。この追加対象サムネイル画像71
は、ステップS7において、選択されたサムネイル画像
である。
に表示される画像が、カメラ部2からの画像に切り替え
られ、その後、記録を行っているデジタルカメラ15の
液晶表示部4Aが表示している表示例を図8に示す。液
晶表示部4Aの右上には、追加対象サムネイル画像71
が表示されている。この追加対象サムネイル画像71
は、ステップS7において、選択されたサムネイル画像
である。
【0044】この追加対象サムネイル画像71には、ア
イコン化ボタン72が設けられており、ユーザが、この
追加対処サムネイル画像71の表示は必要ないと思った
場合に、操作される。そして、操作されると、図9に示
すようにアイコン75が表示される。このアイコン75
は、操作されることにより、図8に示した表示例の状態
に戻ることが可能とされている。なお、追加対象サムネ
イル画像71の表示位置は、右上に限定されるものでは
ない。また、アイコン75の形や色は、どのようなもの
であっても良い。
イコン化ボタン72が設けられており、ユーザが、この
追加対処サムネイル画像71の表示は必要ないと思った
場合に、操作される。そして、操作されると、図9に示
すようにアイコン75が表示される。このアイコン75
は、操作されることにより、図8に示した表示例の状態
に戻ることが可能とされている。なお、追加対象サムネ
イル画像71の表示位置は、右上に限定されるものでは
ない。また、アイコン75の形や色は、どのようなもの
であっても良い。
【0045】ステップS20において、動画像記録ボタ
ン6が操作されたと判定されるまで、この記録は続けら
れる。そして、動画像記録ボタン6が操作されると、ス
テップS21に進み、ファイルにEOFが付けられ、そ
のファイルは完成される。
ン6が操作されたと判定されるまで、この記録は続けら
れる。そして、動画像記録ボタン6が操作されると、ス
テップS21に進み、ファイルにEOFが付けられ、そ
のファイルは完成される。
【0046】一方、ステップS6またはステップS10
において、モニタボタン62が操作されたと判断された
場合、ステップS13に進む。ステップS13において
は、液晶表示部4Aに表示されている画像が、カメラ部
2で撮像されている被写体の画像に切り替えられる。こ
の切り替えられた画像の表示例は、上述した図8と同じ
である。但し、ステップS6からこのステップに来た場
合には、ここで表示される追加対象サムネイル画像71
は、ステップS4において、選択状態にされた、撮影年
月日が最新のファイルのサムネイル画像である。
において、モニタボタン62が操作されたと判断された
場合、ステップS13に進む。ステップS13において
は、液晶表示部4Aに表示されている画像が、カメラ部
2で撮像されている被写体の画像に切り替えられる。こ
の切り替えられた画像の表示例は、上述した図8と同じ
である。但し、ステップS6からこのステップに来た場
合には、ここで表示される追加対象サムネイル画像71
は、ステップS4において、選択状態にされた、撮影年
月日が最新のファイルのサムネイル画像である。
【0047】次に、ステップS14において、図8また
は図9で示した表示例の状態で、ユーザが、その表示さ
れている画像を記録したいと思い、動画像記録ボタン6
を操作するまで待機状態とされ、操作された場合、ステ
ップS18に進む。
は図9で示した表示例の状態で、ユーザが、その表示さ
れている画像を記録したいと思い、動画像記録ボタン6
を操作するまで待機状態とされ、操作された場合、ステ
ップS18に進む。
【0048】ステップS6において、モニタボタン62
が操作されて、このステップS18に来た場合、選択状
態のファイルは、撮影年月日が最新のファイルであり、
ステップS10において、モニタボタン62が操作さ
れ、このステップに来た場合は、選択されたサムネイル
画像のファイルである。ステップS18以降の処理は、
既に説明したので、その説明は省略する。
が操作されて、このステップS18に来た場合、選択状
態のファイルは、撮影年月日が最新のファイルであり、
ステップS10において、モニタボタン62が操作さ
れ、このステップに来た場合は、選択されたサムネイル
画像のファイルである。ステップS18以降の処理は、
既に説明したので、その説明は省略する。
【0049】上述した記録動作では、選択されたファイ
ルのEOFを解除し、その後に続けて撮像されている画
像データを記録することにより、1つのファイルとして
いるので、再生の際、1つのファイルとして連続的に再
生される。次に、選択されたファイルとは別のファイル
として、撮像された新たな画像データを記録し、この2
つのファイルを関連付ける情報を、それぞれのファイル
に記録することにより、再生の際、あたかも1つのファ
イルのように連続再生することを可能とする記録動作に
ついて、図10と図11のフローチャートを参照して、
説明する。
ルのEOFを解除し、その後に続けて撮像されている画
像データを記録することにより、1つのファイルとして
いるので、再生の際、1つのファイルとして連続的に再
生される。次に、選択されたファイルとは別のファイル
として、撮像された新たな画像データを記録し、この2
つのファイルを関連付ける情報を、それぞれのファイル
に記録することにより、再生の際、あたかも1つのファ
イルのように連続再生することを可能とする記録動作に
ついて、図10と図11のフローチャートを参照して、
説明する。
【0050】図10と図11のステップ31乃至ステッ
プS47の処理は、図4と図5のステップS1乃至ステ
ップS17と同様の処理なので、その説明は省略する。
プS47の処理は、図4と図5のステップS1乃至ステ
ップS17と同様の処理なので、その説明は省略する。
【0051】ステップS31乃至ステップS44までの
処理が行われることにより、選択状態のファイルが存在
しているとき、ステップS48の処理が行われる。ステ
ップS48では、カメラ部2で撮像されている画像デー
タを、新たなファイルとして(選択状態のファイルとは
別のファイルとして)、光磁気記録媒体28に記録する
処理が開始される。そして、ステップS49において、
動画像記録ボタン6が操作されたと判定されるまで、記
録が継続される。
処理が行われることにより、選択状態のファイルが存在
しているとき、ステップS48の処理が行われる。ステ
ップS48では、カメラ部2で撮像されている画像デー
タを、新たなファイルとして(選択状態のファイルとは
別のファイルとして)、光磁気記録媒体28に記録する
処理が開始される。そして、ステップS49において、
動画像記録ボタン6が操作されたと判定されるまで、記
録が継続される。
【0052】ステップS49において、動画像記録ボタ
ン6が操作されたと判定すると、制御部34は、ステッ
プS50に進み、記録を終了させる。ステップS50で
は、さらに、新たに記録データを記録したファイルに、
EOFが付けられる。ここで、この記録動作に用いられ
るファイル構造について、図12を参照して、説明す
る。
ン6が操作されたと判定すると、制御部34は、ステッ
プS50に進み、記録を終了させる。ステップS50で
は、さらに、新たに記録データを記録したファイルに、
EOFが付けられる。ここで、この記録動作に用いられ
るファイル構造について、図12を参照して、説明す
る。
【0053】図12に示したファイル構造では、そのヘ
ッダ部に”前のファイル”、”次のファイル”という2
つの欄が設けられている。その他の構造は、図3で示し
たファイル構造と同様である。
ッダ部に”前のファイル”、”次のファイル”という2
つの欄が設けられている。その他の構造は、図3で示し
たファイル構造と同様である。
【0054】ステップS50においては、新たに記録さ
れたファイルのヘッダ部にある”前のファイル”の欄
に、追加ボタン51が操作されることにより、追加対象
として選択されたファイル(前のファイル)を特定する
情報(例えば光磁気記録媒体28上のアドレス)の情報
が記入される。
れたファイルのヘッダ部にある”前のファイル”の欄
に、追加ボタン51が操作されることにより、追加対象
として選択されたファイル(前のファイル)を特定する
情報(例えば光磁気記録媒体28上のアドレス)の情報
が記入される。
【0055】次にステップS51において、追加対象と
して選択されたファイルのヘッダ部の”次のファイル”
の欄に、新たなファイルを特定する情報(例えば、光磁
気記録媒体28上のアドレスの情報)が記入される。こ
のように、追加するファイルと追加されるファイルの、
両方に、それぞれのアドレス情報を記入することによ
り、再生の際に、あたかも1つのファイルのように連像
して再生することが可能となる。
して選択されたファイルのヘッダ部の”次のファイル”
の欄に、新たなファイルを特定する情報(例えば、光磁
気記録媒体28上のアドレスの情報)が記入される。こ
のように、追加するファイルと追加されるファイルの、
両方に、それぞれのアドレス情報を記入することによ
り、再生の際に、あたかも1つのファイルのように連像
して再生することが可能となる。
【0056】なお、”前のファイル”と”次のファイ
ル”の欄に記入される情報は、アドレスの他に、ファイ
ル名(タイトル)や、パスなどの情報でも良い。
ル”の欄に記入される情報は、アドレスの他に、ファイ
ル名(タイトル)や、パスなどの情報でも良い。
【0057】また、本実施の形態では、動画像について
説明したが、静止画像についても適用できる。静止画像
に適用することにより、記録時に静止画像の再生順に設
定することができる。
説明したが、静止画像についても適用できる。静止画像
に適用することにより、記録時に静止画像の再生順に設
定することができる。
【0058】本明細書中において、上記処理を実行する
コンピュータプログラムをユーザに提供する記録媒体に
は、磁気ディスク、CD−ROMなどの情報記録媒体の
他、インターネット、デジタル衛星などのネットワーク
による伝送媒体も含まれる。
コンピュータプログラムをユーザに提供する記録媒体に
は、磁気ディスク、CD−ROMなどの情報記録媒体の
他、インターネット、デジタル衛星などのネットワーク
による伝送媒体も含まれる。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置、請求項
6に記載の情報処理方法、および請求項7に記載の記録
媒体によれば、選択されたファイルの情報に続けて再生
出きるように、新たな情報を記録するようにしたので、
異なるタイミングで取り込んだ画像を、連続再生するこ
とが可能となる。
6に記載の情報処理方法、および請求項7に記載の記録
媒体によれば、選択されたファイルの情報に続けて再生
出きるように、新たな情報を記録するようにしたので、
異なるタイミングで取り込んだ画像を、連続再生するこ
とが可能となる。
【図1】本発明の情報処理装置を適用したデジタルカメ
ラ15の一実施の形態の斜視図である。
ラ15の一実施の形態の斜視図である。
【図2】図1のデジタルカメラ15の内部構成を示す図
である。
である。
【図3】ファイル構造を示す図である。
【図4】図1のデジタルカメラ15の記録動作を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図5】図4に続くフローチャートである。
【図6】図4のステップS1において、液晶表示部に表
示される画面の一例を示す図である。
示される画面の一例を示す図である。
【図7】図4のステップS3において、液晶表示部に表
示される画像の一例を示す図である。
示される画像の一例を示す図である。
【図8】図4のステップS12またはS13において、
液晶表示部に表示される画像の一例を示す図である。
液晶表示部に表示される画像の一例を示す図である。
【図9】図8のアイコン化ボタンが操作されたときに、
液晶表示部に表示される画像の一例を示す図である。
液晶表示部に表示される画像の一例を示す図である。
【図10】図1のデジタルカメラ15の他の記録動作を
説明するフローチャートである。
説明するフローチャートである。
【図11】図10に続くフローチャートである。
【図12】他のファイル構造を示す図である。
3 撮像レンズ 4A 液晶表示部 4B タッチパネル 6 動画像記録ボタン 28 光磁気記録媒体 51 追加ボタン 61 キャンセルボタン 62 モニタボタン 71 追加対象サムネイル画像 72 アイコン化ボタン
Claims (7)
- 【請求項1】 情報をファイル形式で記録する第1の記
録手段と、 前記第1の記録手段により記録されたファイルを選択す
る選択手段と、 前記選択手段により選択されたファイルの情報を続けて
再生できるように、新たな情報を記録する第2の記録手
段とを備えることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】 前記第2の記録手段は、前記新たな情報
を、前記選択手段により選択されたファイルの情報の一
部として記録することを特徴とする請求項1に記載の情
報処理装置。 - 【請求項3】 前記第2の記録手段は、前記新たな情報
を前記選択手段により選択されたファイルとは別のファ
イルに記録するとともに、少なくとも選択されたファイ
ルに、前記別のファイルが関連するファイルであること
を記録することを特徴とする請求項1に記載の情報処理
装置。 - 【請求項4】 前記第1の記録手段により記録されたフ
ァイルの画像を、サムネイル画像として表示させる表示
制御手段をさらに備え、 前記選択手段は、前記表示制御手段により表示された複
数のサムネイル画像から1つを選択することを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。 - 【請求項5】 前記第1の記録手段により記録されたフ
ァイルのうち、最新のファイルを検索する検索手段をさ
らに備え、 前記選択手段は、前記検索手段により検索されたファイ
ルを選択することを特徴とする請求項1乃至請求項4の
いずれかに記載の情報処理装置。 - 【請求項6】 情報をファイル形式で記録する第1の記
録ステップと、 前記第1の記録ステップで記録されたファイルを選択す
る選択ステップと、 前記選択ステップで選択されたファイルの情報を続けて
再生できるように、新たな情報を記録する第2の記録ス
テップとを含むことを特徴とする情報処理方法。 - 【請求項7】 情報をファイル形式で記録する第1の記
録ステップと、 前記第1の記録ステップで記録されたファイルを選択す
る選択ステップと、 前記選択ステップで選択されたファイルの情報を続けて
再生できるように、新たな情報を記録する第2の記録ス
テップとを含む処理を実行するコンピュータが読み取り
可能なプログラムを記録することを特徴とする記録媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10102376A JPH11297050A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10102376A JPH11297050A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11297050A true JPH11297050A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14325753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10102376A Withdrawn JPH11297050A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11297050A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7525881B2 (en) | 2003-07-04 | 2009-04-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording apparatus having playlist editing function |
JP2012124958A (ja) * | 2004-02-07 | 2012-06-28 | Samsung Electronics Co Ltd | デジタル撮影装置の制御方法及びその方法を使用したデジタル撮影装置 |
JP2012156587A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-16 | Canon Inc | 動画記録装置 |
-
1998
- 1998-04-14 JP JP10102376A patent/JPH11297050A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7525881B2 (en) | 2003-07-04 | 2009-04-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording apparatus having playlist editing function |
JP2012124958A (ja) * | 2004-02-07 | 2012-06-28 | Samsung Electronics Co Ltd | デジタル撮影装置の制御方法及びその方法を使用したデジタル撮影装置 |
US8810690B2 (en) | 2004-02-07 | 2014-08-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of controlling digital photographing apparatus and digital photographing apparatus using the same |
US9124854B2 (en) | 2004-02-07 | 2015-09-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of controlling digital photographing apparatus and digital photographing apparatus using the same |
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