JP2996404B2 - ポリマー組成物及びこれを製造する方法 - Google Patents

ポリマー組成物及びこれを製造する方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、容器、中間形またはそれらの一部分からな
る一般的なタイプの物品を製造することを意図してお
り、それらのバリヤー性を改良するための、殊に酸素の
通過に抵抗する能力を改良するためのポリマー/プラス
チック組成物に関する。本発明は、さらに、このポリマ
ー組成物を製造する方法に関する。
包装産業界では、プラスチック材料の容器を使用する
方向に向かって漸進的に変化している。これは、炭酸飲
料を含む飲料のための容器及び食品のための容器の両方
に関する。食品に関する限り、保存食品の貯蔵のために
プラスチック材料の容器を用いることができることに対
する明白な願望が、当該技術においてまた存在する。こ
れらの分野の応用のすべてにおいて、プラスチック材料
の不十分なバリヤー性、特に、ガス、例えば酸素、揮発
した液体(例えば水蒸気など)の通過を防止するのが不
十分である能力は、容器中に貯蔵される製品の貯蔵寿命
及び保存性を不十分にせしめる。
上の問題を解決するために、当該技術において多数の
提案がなされてきたが、これまでのところ、提案された
技術は、プラスチック材料の容器が上で概略を述べた分
野内で成功裏に用いられ得るための要件、即ちバリヤー
性とコストに関する確立された要求に合致しなかった。
当該技術において提案された解決策の例は、プラスチッ
ク材料の2またはそれより多い層が用いられ、各々の層
が例えば、ガス透過、光透過または水分透過を低下させ
る性質を有する積層品である。例えば、アルミニウムの
ような金属がプラスチック材料の間に閉じ込められるか
または、例えば、容器の内側表面を形成する解決策もま
た、当該技術において示唆されてきた。このような解決
策は、高価であり、そしてプラスチック産業において慣
用的に用いられる成形技術を適用することを、不可能で
はないにしても、困難にする。さらに、金属以外のバリ
ヤー材料が、内部にまたはプラスチック材料の間の層の
中に用いられる解決策も提案されてきた。このような解
決策は、それらが高価であり、加えて、回収プロセスと
組み合わせて、プラスチック材料を再使用する前にバリ
ヤー材料を除去するために特別な手段を採用しない限
り、材料のリサイクル及び再使用の可能性を減少させる
という欠点をこうむる。
異なるタイプのプラスチック材料を混合した後に実質
的に慣用の方法によって成形して容器を生成させる解決
策もまた当該技術において知られている。かくして、例
えば、PET及びポリアミドの混合物から成るプラスチッ
ク材料の容器を製造することが以前から知られている。
このような容器の製造においては、二つの材料を外の周
囲の雰囲気から隔離して充分に混合し、このようにして
混合された材料を射出成形機に供給して混合物を溶融
し、溶融された混合物を射出成形して予備成形品を生成
させ、これを無定形材料の生成のために急速に冷却し、
加熱後、この予備成形品を膨張させて容器を生成する。
上で述べた技術においては、いわゆる酸素透過係数が
ある程度低下する。酸素透過係数は、ガスに関する材料
の透過率の尺度として用いられる。例えば、33clの貯蔵
容量の純粋なPETの容器に関しては、容器が一般的に適
用される技術を用いて製造されるときには、酸素に対す
る透過係数は3〜4程度と規定されている。上で述べた
技術の適用においては、これよりは少し低いが、それに
もかかわらず比較的高く、混合されたポリアミドの量に
応じて1〜3程度である透過係数が得られる。実際上、
これは、例えば、ビールの貯蔵寿命が約8週間から約16
週間へと伸びることを意味する。貯蔵寿命が16週間に長
くなることはかなり重要なものであろうけれども、それ
にもかかわらず、多くの応用の分野においては、特に食
品産業内の応用においてはぎりぎりの性質のものであ
る。
本発明の一つの目的は、酸素に対する透過係数をなお
一層低くすることが可能である技術を提供することであ
る。
かくして、本発明は、請求項1の前段に従って容器、
中間形またはそれらの一部分からなるタイプの物品を製
造するためのポリマー組成物に関し、本発明の組成物
は、請求項1の特徴部分において定義された特徴を有す
る。
本発明による組成物から製造される上記のタイプの物
品は、非常に高い酸素バリヤー性、即ち、酸素の通過に
抵抗する実質的な能力を示す。これらの性質の原因とな
る効果及びこの能力はそれぞれ“捕捉剤(scavenge
r)”効果と呼ばれる。これは、“消費する”、“破壊
する”、“捕える”、“排除する”、“酸素結合”など
のような表現に関連して以下で述べられるであろう。
いかなる理論によっても縛られるものではないが、こ
の“捕捉剤”効果を達成するための必要条件の一つは活
性金属錯体の生成であると信じられる。この活性金属錯
体は、ポリマーが、金属イオンに配位結合する能力を有
する基及び/または原子を含み、かつポリマー鎖が、こ
れらの基及び/または原子がこの金属イオンに対して正
しい位置で存在する立体配座を占める能力を有する場合
にのみ可能である。もう一つの必要条件は、金属イオン
が、分子構造中で錯体の形成が可能である位置に存在す
ることである。金属錯体は、ポリマー中に存在する基及
び/または原子に由来するかまたはそれらから形成され
る配位子を有する。
活性金属錯体は、配位結合する酸素分子が、高度に酸
化性のイオン、例えば超酸化物または過酸化物のイオン
に転換れるという点で非可逆的に作用すると信じられ
る。これらの高度に酸化性のイオンは、これらを含む
“有機”プラスチック相中でさらに反応する。
上で述べた理論が正しいか正しくないかに拘わらず、
本発明の特に重大な特徴は、酸素を“捕捉する”ポリマ
ー組成物の能力、及びその結果として、このポリマー組
成物から製造される容器または一部分がこのポリマー組
成物からなる容器に対して改良された酸素バリヤー性を
付与する能力であることに注目することができる。
好ましい実施態様によれば、本発明のポリマー組成物
は、容器の製造に先立って別の1種以上のポリマーに添
加される“マスターバッチ”として使用される。これは
大きな利点である。すなわち、相容性が危うくされない
という条件は当然であるが、その条件の下で、材料の選
択に関する可能性が増大し、かついくつかの理由により
ある種のプラスチック材料から製造される容器が比較的
小量の本発明による組成物の混合によって酸素バリヤー
性を与えられ得るからである。本発明によるポリマー組
成物のもう一つの利点は、酸素バリヤー性を有するべき
である容器の随意の部分にこの組成物を使用することが
できることである。例えば容器の壁を本ポリマー組成物
で構成することができる。容器が数層から成るときに
は、これらの層の少なくとも一つが本発明によるポリマ
ー組成物から成るかまたはそれを含んでよい。このよう
な多層構造の場合には、雰囲気と接触するか若しくは雰
囲気にさらされる層、または逆に容器中に貯蔵される商
品に最も近く位置付けられる層が、本発明によるポリマ
ー組成物から成るかまたはそれを含むと適切であること
が多い。本発明による組成物のさらに別の利点は、殊に
包装目的のための容器を製造するために利用される技術
においてほとんどまたは全く変更が要求されないことで
ある。容器またはその一部またはそれらの中間形の製造
に本発明の組成物を使用する別の例は、以下の明細書か
ら明らかになるであろう。しかしながら、最初に本組成
物自体の好ましい実施態様の説明をする。
本組成物中に含まれる一または複数のポリマーは熱可
塑性樹脂、好ましくはポリアミド及びコポリアミドであ
り、ここでコポリアミドとはポリアミド及びその他のポ
リマーのコポリマーである。芳香族及び脂肪族の両方の
ポリアミドを使用することができる。ポリアミドの好ま
しいグループはMXナイロンである。これらは、m−キシ
リレンジアミン単独またはm−キシリレンジアミン及び
総量の30%未満の量でp−キシリレンジアミンを含むキ
シリレンジアミン混合物と、6〜10の炭素原子を有する
α,ω−脂肪族ジカルボン酸とから得られる構造単位を
少なくとも70モル%含むポリマーである。
これらのポリマーの例としては、ホモポリマー例えば
ポリ−m−キシリレンアジパミド、ポリ−m−キシリレ
ンセバカミド及びポリ−m−キシリレンスペラミド、コ
ポリマー例えばm−キシリレン/p−キシリレンアジパミ
ドコポリマー、m−キシリレン/p−キシリレンピペラミ
ドコポリマー及びm−キシリレン/p−キシリレンアゼラ
ミドコポリマー、並びにこれらのホモポリマーまたはコ
ポリマー成分及び脂肪族ジアミン例えばヘキサメチレン
ジアミン、環状ジアミン例えばピペラジン、芳香族ジア
ミン例えばp−ビス(2−アミノエチル)ベンゼン、芳
香族ジカルボン酸例えばテレフタル酸、ラクタム例えば
ε−カプロラクタム、ω−アミノカルボン酸例えばω−
アミノ−ヘプタン酸(heptoic acid)及び芳香族アミ
ノカルボン酸例えばp−アミノ安息香酸のコポリマーが
ある。
これらのMXナイロンには、ナイロン6、ナイロン66、
ナイロン610及びナイロン11のようなポリマーを配合し
てもよい。殊に好ましい芳香族ポリアミドは、メタ−キ
シリレン−ジアミンH2NCH2−m−C6H4−CH2NH2とアジピ
ン酸HO2C(CH24CO2Hの重合によって製造されるポリマ
ー、例えばMXD6という名前で日本の三菱瓦斯化学によっ
て製造・販売されている製品である。脂肪族性の好まし
いポリアミドはナイロン6.6である。金属錯体の形成に
寄与する能力を有する基及び/または原子がポリマー中
に存在する限り、ポリマーの選択は重要ではない。
好ましい実施態様によれば、本組成物中の活性成分を
形成する金属化合物の金属は、周期表の第一、第二及び
第三遷移周期から選ばれた遷移金属、即ち、鉄、コバル
ト、ニッケル;ルテニウム、ロジウム、パラジウム;並
びにオスミウム、イリジウム及び白金である。
もう一つ好ましい実施態様によれば、この金属化合物
の金属は、銅、マンガンまたは亜鉛から成る。
並外れて高い酸素バリヤー性を有する容器の製造に適
切であることが証明された本発明のもっとも好ましい実
施態様によれば、ポリアミドまたはコポリアミドは、
鉄、コバルト及びニッケルから成る金属の少なくとも一
つのイオンと一緒に使用され、そしてこれらの中では、
鉄及びコバルトが好ましく、そしてコバルトがもっとも
好ましい。
別の実施態様によれば、本組成物は粒子としてそして
殊に顆粒剤として存在する。
本発明によるポリマー組成物中に存在する金属の量に
関しては、所望の効果が得られる限りこの量は限界的で
はない。当業者は各々の場合において適切な濃度を容易
に決定することができるが、一般に、非限定的な濃度範
囲は500〜20,000ppm(重量基準)ほど広い。下方の限界
は、達成できるバリヤー効果、いかに速くこれを達成す
ることを意図するか、本組成物と混合されるのは一また
は複数のどのポリマー材料なのか、容器中にバックされ
る予定の商品などのような因子によって指図され、そし
て上方の限界は経済及び毒性のような因子によって指図
される。
本発明によるポリマー組成物中に混合される予定の一
または複数のポリマーの性質及び割合に関しては、以下
を記すことができる。材料の選択に関しては、合致すべ
きただ一つの要件は材料の相容性である。言い換えれ
ば、材料は化学的及び物理的な両方の観点から相容性で
なければならない。残りに関しては、当業者は意図され
た目的のために適切な一または複数の材料を困難なく選
択することができる。しかしながら、非限定的な例とし
て、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレンテレフタレート(PET)、これらのコポリ
マーなどを述べることができる。必ずではないが、一般
的には、本ポリマー組成物中に混合される意図のポリマ
ーは、本ポリマー組成物のベースとなるポリマーとは異
なる。本組成物中に混合されるポリマーと本ポリマー組
成物との間の割合は、非常に広い限度内で変動し、意図
されたバリヤー効果、用途、意図された容器の貯蔵寿
命、経済的要因、再利用の面などのような種々の因子に
依存する。かくして、本組成物中に混合されるポリマー
と本ポリマー組成物との間の割合は、広範囲に変動する
ことができる。一般的なルールとして、金属に関して比
較的濃縮されているポリマー組成物を使用すること及び
このような組成物を比較的小量で、上で述べた因子の観
点で選ばれた一または複数のポリマーに添加することが
適切であることが証明されたことを述べることができ
る。非限定的な例としては、本ポリマー組成物の量が僅
かに10重量%までである場合の、PETと、ポリアミドベ
ースの本発明によるポリマー組成物とから成る混合物が
ある。この場合には、ポリマー組成物の量を指図するの
は主に強度特性である。他の場合には、もっと多い量の
ポリマー組成物を容器製造に慣用的に使用されている一
または複数のポリマー中へ混合することができる。
96%のPET及び4%のポリマー組成物(約5000ppmのコ
バルト含量を有する)の割合のPETと本発明によるナイ
ロン6.6ベースのポリマー組成物とから製造された容器
の場合における酸素に対する透過係数を測定した結果、
0.01〜0.05のレベルに相当する装置の測定能力の下限未
満の数字であった。これらの数字は、本発明によるポリ
マー組成物なしで製造された容器に関して本明細書中で
前に述べた(約1〜3の値)透過係数と比較されるべき
である。複数の測定は、大幅に改良された酸素透過係数
に関する同じ傾向を示した。
本発明はまた、物品の製造のために上で定義された種
類のポリマー組成物を製造する方法も包含する。この方
法は、方法に関する独立請求項に記載した特徴を有す
る。
本ポリマー組成物を製造する方法においては、揮発性
溶媒または溶媒の混合物が使用され、後者の場合には、
混合物中に存在するすべての溶媒が揮発性である必要は
ない。好ましい実施態様によれば、エタノール、好まし
くは96%エタノールが溶媒として使用される。
本方法を実施するためには、好ましくは粒剤またはペ
レットの形のポリマーを、揮発性溶媒または溶媒混合物
中に溶解されたかまたはスラリーとして懸濁された金属
化合物と共に、本組成物の活性な酸素消費成分を生成さ
せるのに十分な時間の間還流させる。当業者は、還流が
行われる時間の長さを容易に決定することができ、そし
てこの時間は本発明にとって臨界的な意味をもたない。
好ましい実施態様によれば、本発明の方法を実施する
際に金属化合物としては塩が使用され、この塩は、好ま
しくは、上で述べた好ましい金属のハロゲン化物、殊に
塩化物から成り、金属の中では特に鉄、コバルト及びニ
ッケルを述べるべきである。使用される塩の選択は溶媒
または溶媒混合物に対する溶解度に依存し、活性成分を
生成させるためにかかる時間は、金属塩の溶解度が大き
ければ大きいほどそれに比例して短くなる。金属化合物
のアニオンは、無機、例えば塩化物でもまたは有機、例
えば酢酸若しくはステアリン酸でもよい。
以下の実施例を参照して、本発明をさらに詳細に説明
する。
実施例1 粒剤の形の500gのナイロン6.6(“Ultramid"、BASF)
を、0.24g/mlの濃度の塩化コバルト(CoCl2・6H2O)の5
00mlのエタノール性(96%)溶液と共に約24時間還流し
た。述べた時間の間の還流の後で、粒剤を乾燥したとこ
ろ、コバルト含量が7000ppmであることが見い出され
た。
実施例2 実施例1による方法を繰り返したが、今回は、ポリ−
m−キシリレン−アジバミド(“MXD6"という名前で日
本の三菱瓦斯化学株式会社によって製造・販売されてい
るポリマー)をナイロン6.6の代わりに使用した。乾燥
された粒剤のコバルト含量は約4500ppm(平均値)であ
った。溶液中の塩化コバルトの濃度及び溶液の量とポリ
アミドの量との間の割合を増加させることにより、20,0
00ppmのコバルト含量を有するナイロン6.6の粒剤を実施
例1に従って、また9000ppmのコバルト含量を有するポ
リ−m−キシリレン−アジパミドの粒剤を実施例2に従
って製造した。実施例1及び2による乾燥された粒剤を
テストしたところ、実際のポリマーは金属イオンによっ
て飽和されていなかった。
実施例3 実施例2による方法を繰り返したが、今回は、それぞ
れ塩化鉄及び塩化ニッケルを0.24g/mlの濃度で金属化合
物として使用した。ポリマーとしては“MXD6"を使用し
た。ポリアミド粒剤の量に対する溶液の量を変えること
によって、種々の金属含量が得られた。
実施例4 実施例1の方法を繰り返したが、今回は、パラジウム
族並びに白金族から選ばれた金属即ちそれぞれルテニウ
ム、ロジウム及びパラジウム並びにオスミウム、イリジ
ウム及び白金の種々の塩を使用した。
殊に、上で述べたタイプの物品例えば容器(それらの
中間形または一部分を含む)を製造するための本発明に
よる好ましい技術、及びこのような技術を適用する際の
種々のポリマー材料に関する好ましい実施態様の別の例
を以下に説明する。
混合物A:98重量%のPET及び2重量%の実施例1による
ポリマー組成物。
混合物B:96重量%のPET及び4重量%の実施例2による
ポリマー組成物。
混合物C:90重量%のポリプロピレン及び10重量%の実施
例1による組成物。
混合物D:96重量%のLD−ポリエチレン及び4重量%の実
施例2による組成物。
例として、上で述べた混合物の各々から、容器及び/
またはそれらの一部分を、以下に述べる技術を使用して
製造した。完全さのために、本発明によるポリマー組成
物及びそれらと混合することを意図されたポリマーの両
方が粒剤の形で存在したこと並びにそれらを例えば射出
成形機中に供給する前に乾燥条件にさらしたことを述べ
るべきである。この乾燥条件は、選ばれたプラスチック
材料の性質に合わせられる。好ましい実施態様によれ
ば、ポリマーの粒剤及びポリマー組成物の粒剤は、一緒
に混合されるのに先立って別々に乾燥された。以下では
混合物Aを参照するが、上で述べたように、以下に述べ
る技術で混合物B〜Dを使用する実験も実施した。
例えば100〜140℃の温度で6〜8時間乾燥した後で、
PET及びコバルト含有“MXD6"から成る好ましい実施態様
において、粒剤を射出成形機中に供給し、慣用の技術に
従って、それらを溶融し溶融された材料から予備成形品
(プリフォーム)を射出成形した。この材料を、255〜2
80℃の範囲内、好ましくは260〜275℃の範囲内の温度で
射出成形機の圧縮セクション中、及び一般的には同じ温
度範囲内の射出ノズル中に保持した。予備成形品の材料
を、この材料を無定形にするように、急速に冷却した。
この無定形の予備成形品を引き続いて容器に造り直し
た。ある種の物理的な応用においては、無定形材料の予
備成形品を軸方向及び/または円周方向に膨張させるこ
とによって中間の予備成形品にした。この中間の予備成
形品は、それ故、前の予備成形品よりも薄い材料、好ま
しくは少なくとも一軸的に配向された材料から構成され
ていた。この中間の予備成形品を引き続きさらに膨張さ
せて最終形状の容器に形成した。他の物理的な応用にお
いては、予備成形品を単一の生成段階で容器に転換し
た。
一つの好ましい実施態様においては、中間の予備成形
品をUS4,405,546及びGB2 168 315中に述べられた技術
に従って生成させた。これらの二つの特許明細書中に述
べられた技術では、予備成形品の壁の中の材料が、制御
された温度の下でギャップを通過し、それによって材料
厚さが減じると同時に材料が予備成形品の軸方向に延伸
されることになる。これによって、予備成形品の軸方向
の材料の一軸配向が得られるであろう。概して、ギャッ
プ幅は、無定形材料と減少した壁厚さの材料、即ち配向
された材料との間の遷移ゾーン中に材料流れを生成させ
るのに十分に狭い。かくして生成された中間の予備成形
品中にマンドレルを挿入する。このマンドレルの断面に
おける円周は中間の予備成形品の円周よりも大きく、こ
れによって中間の予備成形品はその円周方向に膨張され
る。この膨張によって、中間の予備成形品の材料壁とマ
ンドレルの外側を規定する表面との間の好ましくは密接
な接触が得られるであろう。実験において、マンドレル
は90℃、好ましくは150℃を越える表面温度を有し、そ
のため、配向された材料は予備成形品の軸方向における
収縮を受けた。実験において、驚くべきことに、非常に
広い温度範囲内、即ち90℃と245℃との間で材料の収縮
を起こさせることが可能であることが証明された。熱処
理の結果として、この材料では、材料の配向によって起
きた結晶化に加えて熱的な結晶化も生じた。適切には、
膨張されそして軸方向に収縮された中間の予備成形品
を、その後で、その排出開口で均一な端を生成させるよ
うにトリミングし、さらにその口を必要に応じて閉鎖ま
たはシールに適するようにするために造り直した。
一つの別の実施態様においては、いわゆる多層射出成
形機、即ち多層ノズルを有する射出成形機を使用して予
備成形品を製造した。このノズルによって射出される流
れは、PETと上記実施例1のポリマー組成物から成って
いた。この機械によって、円形の断面及び閉じられた底
を有する予備成形品が製造された。この予備成形品の外
側の層はPETから成り、そしてその内側の層は実施例1
による組成物から成っていた。
別の実施態様においては、上の混合物Bから成る粒剤
を、乾燥後、慣用タイプの射出成形機中に供給して、単
一のステップで容器を生成させた。
本発明の応用に関する、即ち殊に包装目的のための容
器の製造におけるある種の好ましい実施態様を、多層構
造体が使用された実施態様も含めて、上で説明した。し
かしながら、本発明はこれらの実施態様に限定されず、
問題のタイプの容器を製造するために既に知られている
任意の技術を適用することは当業者の力量内である。
上の混合物A〜Dから製造された容器は、0.1〜0.01
の酸素透過係数を示した。かくして、これらの容器は、
容器の内容物が高い酸素バリヤー性を要求する場合に殊
によく合っている。
要約すると、本発明の一つの面によれば、マスターバ
ッチが提供され、これは、通常のポリマーとの混合の
後、そして容器、中間形またはそれらの一部分への賦形
の後に、100倍を越える改善率に対応する改良された酸
素バリヤー性を与える。これは、包装分野内の大きな進
歩にあたる。
明細書及び請求の範囲を通じて、“中間形”とは、容
器の予備成形品及び/または中間の予備成形品を意味
し、この予備成形品は容器に成形可能である。“それら
の一部分”とは、例えば予備成形品の壁、容器の壁、口
の部分、容器の一または複数の層例えば多層容器の内側
及び外側の層または予備成形品のそれらなどを意味す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 3/10 C08L 101/02 C08L 101/02 B65D 1/00 A // B29L 22:00 (72)発明者 マゾーネ,ロランド デンマーク国、デーカー―5466・アスペ ルツプ、ストランドギデン・27 (56)参考文献 特開 昭54−38287(JP,A) 特開 昭46−46(JP,A) 特開 昭64−38460(JP,A) 特開 昭51−96878(JP,A) 特開 昭50−54634(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 77/00 - 77/12 B65D 1/00 C08K 3/10

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高い酸素バリヤー性を有する容器、中間形
    またはそれらの一部分からなる物品を製造するためのポ
    リマー組成物であって、活性成分として酸素を捕捉する
    ことができる金属化合物を含み、錯体を形成する性質を
    有する金属イオンと、該金属イオンが金属錯体として結
    合しているポリマーとから本質的に成り、成形して該物
    品を形成することができる組成物。
  2. 【請求項2】該金属化合物が、該ポリマーに由来する配
    位子を有する金属錯体である、請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】該金属イオンが、鉄、コバルト、ニッケ
    ル、白金族金属、パラジウム族金属、銅またはマンガン
    である、請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】第一の該ポリマーと共に錯体を形成してい
    る該金属イオンから成る活性成分と混合された別のポリ
    マーも含む、請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】容器、中間形またはそれらの一部分からな
    る物品の酸素バリヤー性を改良するために該物品の製造
    用のポリマー組成物を製造する方法であって、該方法は
    ポリマーを揮発性溶媒組成物中に含まれる金属化合物と
    還流条件下で反応させて酸素を捕捉する能力を有する活
    性成分を得ることから成り、該活性成分は錯体を形成す
    る性質を有する金属イオンと、該金属イオンが金属錯体
    として結合しているポリマーとから本質的に成り、該ポ
    リマー組成物は成形して該物品を形成することができる
    方法。
  6. 【請求項6】該金属化合物が、鉄、ニッケル、コバル
    ト、銅またはマンガンのハロゲン化物である、請求項5
    記載の方法。
  7. 【請求項7】第一の該ポリマーと共に錯体を形成してい
    る該金属イオンから成る活性成分と混合された別のポリ
    マーも含む、請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】高い酸素バリヤー性を有する容器を製造す
    る方法であって、ポリマーを揮発性溶媒組成物中に含ま
    れる金属化合物と還流条件下で反応させて酸素を捕捉す
    る能力を有する活性成分を得ることによってポリマー組
    成物を生成させること(ここで、該活性成分は錯体を形
    成する性質を有する金属イオンと、該金属イオンが金属
    錯体として結合しているポリマーとから本質的に成
    る)、及び該組成物を成型して容器を形成するかまたは
    該ポリマー組成物から予備成形品を生成させてこの予備
    成形品を膨張によって成形して容器を形成することから
    成る方法。
  9. 【請求項9】該ポリマーと共に錯体を形成している該金
    属イオンから本質的に成る活性成分と別のポリマーとを
    組合わせて、該予備成形品及び該容器に成形されるポリ
    マー混合物を生成させることから成る、請求項8記載の
    方法。
  10. 【請求項10】活性成分として酸素を捕捉することがで
    きる金属化合物を含み、錯体を形成する性質を有する金
    属イオンと、該金属イオンが金属錯体として結合してい
    るポリマーとから本質的に成る組成物から直接にまたは
    少なくとも一つの中間段階で形成された、成形ポリマー
    組成物から少なくとも部分的に成る、高い酸素バリヤー
    性を有する容器。
  11. 【請求項11】該ポリマー組成物が、該活性成分と相容
    性であり、かつ容器の壁に強度を本質的に付与する別の
    ポリマーも含む、請求項10記載の容器。
  12. 【請求項12】金属化合物中の該金属が鉄、コバルト、
    ニッケル、白金族金属、パラジウム族金属、銅またはマ
    ンガンであり、活性成分の該ポリマーがポリアミドまた
    はコポリアミドである、請求項10記載の容器。
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