JP2994139B2 - テレビカメラ用led照明装置 - Google Patents

テレビカメラ用led照明装置

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JP2994139B2
JP2994139B2 JP4153027A JP15302792A JP2994139B2 JP 2994139 B2 JP2994139 B2 JP 2994139B2 JP 4153027 A JP4153027 A JP 4153027A JP 15302792 A JP15302792 A JP 15302792A JP 2994139 B2 JP2994139 B2 JP 2994139B2
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led
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light
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信一 住本
智文 中山
順一 穂積
悦男 飯田
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Koito Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビカメラを利用し
た動画像の撮影システムにおいて、室内や夜間の撮影を
行う際に使用するテレビカメラ用LED照明装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、テレビカメラによる室内や夜
間の映像を撮影するための照明装置としては、連続点灯
する電球或はテレビカメラのシャッター動作と連動発光
させるストロボを光源として使用していたが、前者は寿
命が短く消費電力が大きい等の欠点を有しており、後者
もまた寿命が短く、高速の繰り返し発光において、各発
光毎の1回の光量が不均一であり、光量調整が困難であ
る等の欠点を有していた。
【0003】そして、テレビカメラ等のシャッターカメ
ラを使用して動画像を撮影する場合は、シャッタータイ
ミングとストロボ発光のタイミングを一致させる必要が
ある。しかし、現在使用されている各種ストロボの発光
原理からして、微妙なタイミングが取り難いため、一般
にはシャッター時間を長くしてストロボ発光時間がその
開放時間に入るようにしている。そのため、この方法で
は、露光時間がストロボの発光時間となり、高速の移動
物体を撮影する場合、サンプリング間隔が安定せず、ま
た露光量も安定しないという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みて創案されたものであり、 (1)電球を用いた連続した照明と同様な動画像の映像
を得る。 (2)露光量(露光時間)を安定化する。 (3)LED発光タイミングを安定化する。 (4)シャッター時間を変更した時に生じるシャッター
タイミングのずれとLED発光時間の変動に対して自動
的に追従し、常時最適な発光条件を維持する。 (5)フィールド毎にLEDを発光させることにより、
等価的に2倍の光量を得る。(LEDの発光電流を2倍
にできる。) (6)LED光源を使用し、光量調整を簡単化(発光電
流の調整)する。 (7)LED光源を使用し、省電力化を図る。 (8)LED光源を使用し、装置の長寿命化を図る。 ことができるテレビカメラ用LED照明装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るテレビカメラ用LED証明装置は、フ
ィールド選択スイッチによってフィールド信号の切換を
行うフィールド選択回路と、フレームとフィールドの切
換を行う発光同期モード選択スイッチと、設定スイッチ
から設定したシャッター時間に従って分周するカウンタ
回路と、該カウンタ回路からの駆動タイミングに追従さ
せてLEDの発光タイミングと発光時間を自動的に設定
する自動追従回路と、上記LEDの駆動回路に上記発光
同期モード選択スイッチからの同期信号と自動追従回路
からの発光信号を演算して出力するANDゲート回路と
から成り、テレビカメラのシャッター動作と同期して上
記LEDをパルス発光するように構成したことを要旨と
するものである。即ち、本発明に係るテレビカメラ用L
ED証明装置は、映像信号の奇数フィールドと偶数フィ
ールドに対して、どちらか片方のフィルド、或いは両フ
ィールドに同期してLEDをパルス発行するようにした
ものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、テレビカメラの片方のフィ
ールド毎にパルス発光させることにより、発光電流を2
倍にすることができるから、両フィールドで発光させる
方式に比べて2倍の光量が得られる。また、パルス発光
のタイミングを映像信号の中の水平同期信号をカウント
してシャッタータイミングと同期するようにしてあるか
ら、安定なタイミングでシャッター撮影をすることがで
きる。
【0007】上記シャッター時間を変更した時、それに
合わせてLEDの発光タイミングと発光時間を自動的に
追従させるようにした。そして、シャッター時間に比べ
てパルス発光時間を長く取るようにして、シャッター優
先の露光方式としてあるため、安定な露光時間で撮影を
することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るテレビカメラ用LED照
明装置の一実施例を図面に従って説明する。図1はLE
D照明装置をCCDカメラと組み合わせた状態のブロッ
ク図であり、図2の信号タイミングチャートを参照しな
がら説明する。
【0009】テレビカメラ1は、一般にはCCD方式の
カメラが使用されることが多く、その中でフレームトラ
ンスファ方式のCCDカメラの場合を一例として説明す
る。図1の本実施例の説明では、外部同期信号を使用し
た場合のものを示しており、画像処理装置11からの垂
直同期信号VDと水平同期信号HDによってテレビカメ
ラ1が映像動作を行い、画像処理装置11に映像信号S
を出力する。
【0010】本発明のLED照明装置14は、選択スイ
ッチ3によってフィールドの切替を行うフィールド選択
回路2と、フレームとフィールドの切換を行う発光同期
モード選択スイッチ4と、設定スイッチ7から設定した
シャッター時間に従って分周するカウンタ回路6と、該
カウンタ回路6からの駆動タイミングに追従させてLE
D10の発光タイミングと発光時間を自動的に設定する
自動追従回路8と、LED10の駆動回路9に上記フィ
ールド選択回路2からのフィールド信号と自動追従回路
8からの発光信号を演算して出力するANDゲート回路
5とから構成してある。そして、LED10をテレビカ
メラ1のシャッター動作タイミングと相対発光駆動して
被写体13を照明し、撮影を実施するものである。
【0011】上記フィールド選択回路2は、画像処理装
置11からの奇数と偶数のフィールドを選択する機能を
有し,選択スイッチ3によってどちらのフィールドに同
期してLED10を発光させるか設定され、発光同期
モードスイッチ4は、「全フィールドで発光させる」
か、又は「片方のフィールドで発光させる」かを選択す
る。
【0012】図2(e)は、全フィールド発光同期モー
ドであり、ANDゲート回路5の入力端子に発光可能な
状態とするためのレベル信号を入力し、図2(b)の垂
直同期信号VDの全てに同期して発光する。
【0013】図2(f)は、片フィールド発光同期モー
ドであり、ANDゲート回路5の入力端子に図2(b)
の垂直同期信号VDの奇数フィールドのみ発光可能な状
態とする図2(c)のフィールド信号が入力し、奇数フ
ィールド時にのみ同期して発光する。
【0014】図2(d)は、テレビカメラ1のシャッタ
ー動作を示すものであり、シャッター時間は設定スイッ
チ7により任意の時間に設定することができる。
【0015】また、自動追従回路8は、設定スイッチ7
で設定された時間に対し、LED10の発光タイミング
と発光時間を自動的に追従させる機能を有するもので、
図3は、シャッター時間を変更した時のシャッターとL
ED発光動作の関係を示すタイミングチャートである。
この自動追従回路8により、短いシャッター時間(図3
(b)参照)に対する発光信号の動作(図2(c)参
照)と、長いシャッター時間(図3(d)参照)を設定
したときのLED10の発光タイミング(図2(e)参
照)と、LED10の発光時間(図3(e)参照)の関
係が自動的に追従していることを示している。
【0016】一方、テレビカメラ1のシャッター動作と
LED10の発光動作との同期は、画像処理装置11か
ら送られてくる水平同期信号HD(図2(a)参照)を
カウンタ回路6によりデジタル的に計数するため、正確
なタイミングで動作する。(従来はアナログ式タイマー
であった。)また、発光タイミングt1は、シャッター
が切れるよりも早い時間となるように設定し、LED1
0の発光タイミングが遅れて露光不足となることを防止
している。
【0017】また、駆動回路9は、LED10に必要な
駆動電流を得るための電流増幅機能を有し、ANDゲー
ト回路5からの発光信号によりLED10をパルス駆動
発光する。該LED10は、テレビカメラの波長感度特
性や使用目的により波長を選択し、必要な光量を得るた
めの個数、被写体13の大きさに合わせた配光特性を考
慮した構造になっている。
【0018】尚、本発明は、図1に点線で示すようにテ
レビカメラの映像信号(コンポジット信号)Sから、同
期分離回路12を用いて垂直同期信号及び水平同期信号
を分離してLED10の発光タイミングを設定すること
により、前記実施例と同様の機能を実現することができ
る。また、図1に示す実施例では、LED10部と電子
回路を一体の筐体に収容したものを示したが、該LED
部を被写体13を臨む位置に分離して構成することが可
能であることはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】本発明に係るテレビカメラ用LED照明
装置は、以上のように構成したから、光源としてLED
を使用し、テレビカメラを駆動する画像処理装置からの
垂直及び水平同期信号、或はテレビカメラからのコンポ
ジット信号と同期させて発光駆動させる構造にしたこと
により、 (1)電球を用いた照明と同様な動画像の映像が得られ
る。 (2)露光量を安定化させることができる。 (3)発光タイミングを安定化させることができる。 (4)光量調整を簡単にすることができる。 (5)省電力化することができる。 (6)長寿命化することができる。 (7)テレビカメラのフィールド毎にLEDを発光させ
ることにより、等価的に2倍の光量を得ることができ
る。 等の特徴を有するものであり、本発明の実施によって得
られる効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテレビカメラ用LED照明装置の
一実施例を示すLED照明装置をCCDカメラと組み合
わせた状態のブロック図である。
【図2】同装置の信号タイミングチャートである。
【図3】シャッター時間を変更した時のシャッターとL
ED発光動作の関係を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 テレビカメラ 2 フィールド選択回路 3 選択スイッチ 4 発光同期モード選択スイッチ 5 ANDゲート回路 6 カウンタ回路7 設定スイッチ 8 自動追従回路 9 駆動回路 10 LED 11 画像処理装置 12 同期分離回路 13 被写体 14 LED照明装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 悦男 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小糸工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−53687(JP,A) 特開 平5−219447(JP,A) 特開 平2−300619(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/238 H04N 5/225

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド選択スイッチによってフィー
    ルド信号の切換を行うフィールド選択回路と、フレーム
    とフィールドの切換を行う発光同期モード選択スイッチ
    と、設定スイッチから設定したシャッター時間に従って
    分周するカウンタ回路と、該カウンタ回路からの駆動タ
    イミングに追従させてLEDの発光タイミングと発光時
    間を自動的に設定する自動追従回路と、上記LEDの駆
    動回路に上記発光同期モード選択スイッチからの同期信
    号と自動追従回路からの発光信号を演算して出力するA
    NDゲート回路とから成り、 テレビカメラのシャッター動作と同期して上記LEDを
    パルス発光するように構成したことを特徴とするLED
    照明装置。
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