JPH0583625A - 動画と静止画を記録可能なビデオカメラ - Google Patents

動画と静止画を記録可能なビデオカメラ

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JPH0583625A
JPH0583625A JP3270054A JP27005491A JPH0583625A JP H0583625 A JPH0583625 A JP H0583625A JP 3270054 A JP3270054 A JP 3270054A JP 27005491 A JP27005491 A JP 27005491A JP H0583625 A JPH0583625 A JP H0583625A
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light
flash
moving image
shooting
movie
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JP3270054A
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Inventor
Hisatoku Ito
久徳 伊藤
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動画と静止画の両方を撮像し記録可能なビデ
オカメラにおいて、動画用と静止画用の補助光源を手軽
に取付け、制御可能にし、また、動画撮影中に、フラッ
シュ照明された高画質の静止画を容易に記録できるよう
にする。 【構成】 カメラ本体の照明用ホットシュー7に、動画
撮影用の照明用ライトと静止画撮影用のフラッシュとが
装着され、照明用ライトないしフラッシュとカメラ本体
との間で制御用信号が授受される。これにより、照明用
ライトで照明された動画を撮影することができるととも
に、この動画撮影中にフラッシュで照明された高品質な
静止画を撮影することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画と静止画を記録可
能なビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラにあって、動画(ムービ
ー)撮影と静止画(スチル)撮影の両者ができるものが
ある。静止画を撮影する場合、その画像は撮影者が特に
残しておきたいと望む場面であることが多い。従って静
止画の画質はできるだけ高画質であることが要求され
る。例えば、特開平2−130081号公報には、静止
画撮影時にフラッシュを発光することにより高速シャッ
タと同等の効果が得られる様にした動画及び静止画撮影
可能なビデオカメラが提案されている。また、特開昭6
1−108266号公報には、露出に関して、静止画撮
影時に直前の動画撮影時の露出制御量を利用して露出条
件を決定するようにしたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の従
来のビデオカメラでは、静止画撮影モードにおける低輝
度時に光量不足を補ってSN比の良い高品質の画像を撮
影しようとする目的は何等意図されていない。また、補
助光源であるムービーライトとフラッシュの両者を手軽
に取付け、制御できるような構成上の配慮はなされてい
ない。さらには、特開昭61−108266号公報に示
される露出条件の決定では、被写体の距離情報を考慮し
ていないため、露出の精度が良くないことがあり得る。
本発明は、動画と静止画の両方を撮像し記録可能なビデ
オカメラにおいて、動画用と静止画用の補助光源を手軽
に取付け、制御可能にすることを目的とする。さらに
は、動画撮影中に、フラッシュ照明された高画質の静止
画を容易に記録できるようにすることを目的とする。さ
らには、静止画撮影時にその直前の動画撮影時における
被写体の距離情報を用いて露出制御することにより、高
精度な露出制御ができるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、動画と静止画の両方を記録す
ることができるビデオカメラにおいて、カメラ本体に、
動画撮影用の照明用ライトと静止画撮影用のフラッシュ
とを装着するための取付部材を設け、前記照明用ライト
ないしフラッシュとカメラ本体との間で制御用信号を授
受するための手段を備えたものである。請求項2記載の
発明は、動画と静止画の両方を、記録することができる
ビデオカメラにおいて、動画撮影中の被写体距離情報を
得るための手段と、この被写体距離情報に基づいて静止
画撮影時の露出を制御する手段とを備えたものである。
請求項3記載の発明は、上記において、露出の微調整を
撮像部のゲイン調整により行うようにしたものである。
【0005】
【作用】請求項1記載の構成によれば、カメラ本体の取
付部材に、動画撮影用の照明用ライトと静止画撮影用の
フラッシュとが装着され、前記ライトないしフラッシュ
とカメラ本体との間で制御用信号が授受される。これに
より、照明ライトで照明された動画を撮影することがで
きるとともに、この動画撮影中にフラッシュで照明され
た高品質な静止画を撮影することができる。請求項2記
載の構成によれば、動画撮影中の被写体距離情報が求め
られ、この被写体距離情報に基づいて静止画撮影時の露
出が精度良く制御される。請求項3記載の構成によれ
ば、上記において、さらに、露出の微調整が撮像部のゲ
イン調整により行われる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるビデオカメラ
を図面を参照して説明する。図1は本カメラの外観を、
図2は背面構成を示す。カメラ本体1は、撮像用光学系
2、マイク3、電子ビューファインダ4、動画用トリガ
スイッチ5、静止画用トリガスイッチ6、照明用ホット
シュー7(取付部材)等を備えている。動画用トリガス
イッチ5を押すことにより録画が開始され、解除すると
録画は停止される。動画記録中に静止画用トリガスイッ
チ6を押すと、1画面が記録される。さらに、動画記録
をしていない時でも静止画用トリガスイッチ6を押すこ
とにより、静止画を記録することができる。照明用ホッ
トシュー7はカメラ上部に設けられ、照明装置を装着可
能になっている。このホットシュー7には動画撮影用の
照明用ライト(ムービーライトという)と、静止画撮影
用のフラッシュのどちらも取付け可能になっている。ま
た、これら両者の機能を一体の構成で持っている照明装
置も取付け可能である。また、図示していないが、ムー
ビーライトとフラッシュ用の別々のホットシューを設け
てもよい。
【0007】図3、図4は他の実施例によるカメラの外
観を示し、このカメラはフラッシュ8を内蔵しており、
使用しないときは収納され、使用時で静止画撮影時、撮
影条件に応じて自動的にポップアップする。また、カメ
ラ上面にはムービーライトシュー9(取付部材)が設け
られ、これにカメラ側面からムービーライトを装着可能
となっている。フラッシュ8は図に示したようにリトラ
クタブルな構成の他、最初から発光部が露出しているも
のであってもよい。さらに、図示しないが、フラッシュ
の代わりに、ムービーライトを内蔵するタイプや、フラ
ッシュとムービーライトの両方を近接して備えたり、別
の位置に備えたものであってもよい。ムービーライトを
内蔵するタイプでは、フラッシュ用のシューを備えてお
けばよい。
【0008】図5の(a)(b)は照明装置の前面及び
背面の構成を示す。この照明装置10はフラッシュとム
ービーライトの両方の機能を持ち、前面にフラッシュ発
光部11とムービーライト発光部12を備え、背面に液
晶表示パネル13と各種スイッチ類を備える。スイッチ
類は、電源ON/OFFスイッチ14、ムービー/スチ
ル切換スイッチ15、光量選択スイッチ16、多灯選択
スイッチ17、モニタスイッチ18よりなる。照明装置
10の下部にはカメラのホットシューに取付けられる取
付部19があり、その下面には接点20が設けられてい
る。なお、前記多灯選択スイッチ17が選択された時
は、複数のムービーライトやフラッシュを点灯でき、こ
れらを制御することにより、より適切な照明を実現でき
る。モニタスイッチ18はフラッシュの発光確認などを
行うためのものであり、多灯選択スイッチ17をONす
ると、多灯で照明される状態かどうかをモニタできる。
【0009】図6の(a)(b)はカメラのホットシュ
ー7及びその接点C1〜C5の配置を示す。接点C1は
フラッシュON/ムービーライトOFF用、接点C2は
フラッシュOFF用、接点C3はムービーライトON
用、接点C4はGND用である。接点C5はカメラ側よ
り電源を供給するためのものである。カメラ本体1側よ
り電源を供給する構成とすることにより、照明装置10
を小型化できる。なお、ムービーライトとフラッシュの
発光はカメラにより自動的に選択されるようになってい
る。図7は液晶表示パネル13の表示例を示す。この例
では、同パネル13にフラッシュとムービーライトに関
する情報を表示している。(a)はフラッシュ充電完
了、(b)はフラッシュ調光OKモニタ、(c)はムー
ビーライト点灯、(d)は他の照明装置も対応可能にな
っていることを示す。多灯選択スイッチ17が選択さ
れ、他の照明装置が対応可能になっていることが検出さ
れた時、(d)のようにモニタ表示すると便利である。
図8は同パネル13へ光量の適正、不適正を表示した例
を示す。ムービー/スチル切換スイッチ15により、ム
ービーライトとフラッシュの切換えができ、光量選択ス
イッチ16により、それらの光量を選ぶことができる。
(a)は光量が適正、(b)は光量不足、(c)は光量
過大の表示となっている。なお、上記の表示は、電子ビ
ューファインダ4内に表示してもよい。
【0010】図9は本ビデオカメラの信号処理のブロッ
ク構成を示す。被写体を撮像する撮像光学系は、撮影レ
ンズ21、絞り22、CCD撮像部23からなる。動画
用トリガスイッチ5が押されると、動画撮影動作に入
る。つまり、撮像部23に結ばれた被写体像は光電変換
され、アンプ24により増幅され、A/D変換器25に
よりA/D変換された後、信号処理部26にてディジタ
ル信号処理される。信号処理された映像信号を用いて、
露出が自動露光(AE)回路27により判断される。A
E回路27の出力が絞り制御部37に与えられ、絞り2
2が制御される。AE回路27により被写体が暗いと判
断された時は、外付け若しくは内蔵のムービーライト3
8を点灯させる。あるいは、絞りが開放状態でムービー
ライトが装着されていない時や発光が禁止されている時
は、映像処理回路の増幅率を大きくする。また、映像信
号の高周波成分を自動合焦(AF)回路28により検出
して、その信号に基づいてレンズ駆動量を演算し、もっ
てレンズ制御部29を駆動することにより、合焦する。
【0011】映像信号は、信号処理部26でホワイトバ
ランス調整等を受け、バッファメモリ30にメモリさ
れ、さらに、圧縮回路31により圧縮され、再び、バッ
ファメモリ30にメモリされる。バッファメモリは各々
別々でもよい。一方、マイク3により電気信号に変換さ
れた音声信号はアンプ32により増幅され、A/D変換
器33によりA/D変換され、信号処理部34にて信号
処理され、バッファメモリ30に入力される。バッファ
メモリ30に入力された映像信号と音声信号は、記録処
理回路35で処理されて、各々異なる周波数帯で記録装
置36に記録される。信号処理された映像信号は、電子
ビューファインダ4に送られる。従って、撮影者はこの
ファインダ4を通して被写体を確認できる。静止画用ト
リガスイッチ6が押されると、押された時にバッファメ
モリ30に圧縮されてメモリされている1フィールド若
しくは1フレームの映像信号、又は押された後に入力さ
れる映像信号を、動画に比べて圧縮率を小さく(場合に
よっては非圧縮)して、記録処理回路35により処理さ
れ、記録装置36に記録する。AE回路27は、被写体
が暗いと判断された場合、フラッシュ発光回路39を経
て、フラッシュ40を発光させる。システムコントロー
ラ41は、動画用トリガスイッチ5や静止画用トリガス
イッチ6等からの信号を受けて、信号処理部26、AE
回路27、圧縮回路31、記録装置36等を制御する。
【0012】次に、カメラ本体1に装着された照明装置
10(図9ではムービーライト38、フラッシュ40)
の制御方法について説明する。電源スイッチがONで、
ムービーライト使用モード時、動画用トリガスイッチ5
が押されると、システムコントローラ41が作動して撮
影が開始されると共に、カメラ本体1の接点C3(図
6)より照明装置10に信号が入り、ムービーライト3
8(図5のムービーライト発光部12が該当する)が点
灯する。その後、再び動画用トリガスイッチ5が押され
ると、接点C1より信号が入り、撮影を終了すると共に
ムービーライト38が消灯する。このムービーライト3
8はAE回路27からの輝度情報に基づいて自動点灯す
るような構成とすることができる。特に、多分割測光の
場合、距離情報も含めて逆光を検出して、自動点灯する
ようにすればよい。
【0013】静止画用トリガスイッチ6が押されると、
静止画の撮影が行われる。この時、撮影条件によってフ
ラッシュ発光が必要な時は、接点C1を通して照明装置
10に信号が伝わり、フラッシュ40(図5のフラッシ
ュ発光部11が該当する)が発光を開始し、さらに、A
E回路27からフラッシュ発光停止信号が接点C2を通
して照明装置10に入り、フラッシュ40の発光を停止
する。被写体が暗い場合は、被写体の距離情報と必要な
絞り値と撮像部感度を基にフラッシュの調光が行われ
る。逆光補正する時は、フラッシュの発光制御は、被写
体の距離情報と定常光による絞り値と撮像部感度を基に
行う。特に、多分割測光を行っている場合、逆光と判断
された部分のデータを無視若しくは重みを減らして測光
データを求め、これに基づいてフラッシュの発光を制御
することにり、逆光補正が可能となる。ところで、ムー
ビーライトは、静止画撮影を行う時の合焦用の補助光と
しても利用することができる。この場合、静止画用トリ
ガスイッチ6が半押しされた時に、ムービーライトが点
灯し、合焦の後、さらに、同トリガスイッチ6が押し込
まれると接点C1を通して信号が照明装置10に入り、
ムービーライトが消灯する。また、動画と静止画でムー
ビーライトの点灯、消灯タイミングが異なる場合、ムー
ビーライトON用の接点C3を通して伝達されるトリガ
信号を2種類以上用意し、照明装置10側で判別できる
ようにすればよい。こうすることにより、例えば、フラ
ッシュは装着せず、ムービーライトのみを装着した場合
で、動画と静止画の両者を撮影したいようなとき、静止
画の撮影時にはムービーライトを瞬間的にONさせ、こ
れをフラッシュ代わりに使うことができる。
【0014】フル発光タイプの安価なフラッシュを用い
て静止画撮影を行う場合は、フラッシュ光による調光つ
まり露出制御は、動画撮影時の被写体までの距離情報、
露出情報、撮像部の感度等に基づいて絞りを制御するこ
とにより行う。これによって高精度な露出制御が可能と
なる。なお、露出の微調整は撮像部のゲイン調整によっ
て行うこともできる。動画撮影時に被写体が暗いと、絞
りは開放になっている。この動画撮影中に、静止画を撮
影するためにフル発光タイプのフラッシュを発光させる
場合は、絞りを静止画用に制御する必要がある。この絞
りの動作が遅いと動画撮影に悪影響(露出量が足りなく
なる)を及ぼすが、高速動作可能な絞りを用いることに
より、動画撮影への影響を少なくできる。また、動画用
と静止画用で2種類の絞り、あるいは2種類の絞り駆動
装置を持つようにしてもよい。すなわち、動画撮影用に
は高速動作する絞りは必要としないので例えばモータ駆
動による低速動作するものを用い、静止画用には高速に
て動作する絞りの方が都合が良いので例えばプランジャ
駆動による高速動作するものを用い、撮影モードに応じ
て切換え使用するようにする。さらに、絞り駆動の切換
位置を絞り開放位置でできるようにすると都合がよい。
【0015】フラッシュがその照射角度を変えることが
できるものである場合、該角度を変えることにより光量
を調整してもよい。照明装置10の他の実施例を図10
〜図12に示す。図10に示す例は、ムービーライト発
光部12を持つムービーライト51と、フラッシュ発光
部11を持つフラッシュ52とがセパレートになってい
る。ムービーライト51はその取付部19でもってカメ
ラ本体に取り付けられ、静止画撮影時にフラッシュ52
がムービーライト51の上部に取り付けられる。図11
の例も、セパレートタイプであって、ムービーライト5
1の上部にもカメラ本体側と同様のホットシュー7aを
設け、フラッシュ52の下部にはホットシュー7aへ取
り付けるための取付部を設けている。フラッシュ52に
ホットシューを設けてもよい。図12は回転タイプの照
明装置55であって、回転軸56を持ち、一方の面にム
ービーライト発光部12を、他方の面にフラッシュ発光
部11を設けている。
【0016】カメラ側からフラッシュに電源を供給する
場合、フラッシュの充電時には、その回路に大電流が流
れ電圧低下が生じる。このため、動画撮影中に充電を行
うと、画像に乱れを生じる恐れがある。そこで、充電時
の突入電流が流れないように電流制限を行うような構成
とするとよい。電流制限は、電流量を検出して充電電流
をON,OFFすることにより行える。また、フラッシ
ュやムービーライトは、被写体に当たっている定常光の
スペクトル成分を検出して、該フラッシュやムービーラ
イトの照射光のスペクトルを可変するような構成として
もよい。特に、これらを被写体に当たっている定常光に
近付けてやると、画面全体の色バランスが良くなる。ま
た、それとは、逆に主被写体を強調するために、わざと
通常と異なる光スペクトルで照射してもよい。光のスペ
クトル成分を変える方法としては、フラッシュやムービ
ーライトの発光部に加えられる電圧を変えたり電流を変
えるとよい。
【0017】また、その他の方法として、図13に3光
源のムービーライトの例を示す。このムービーライト6
0は、各発光部に対応してRGBのフィルタを持ち、そ
の発光光をダイクロイックミラー61により反射させ、
一方向より照射する。フィルタの透過光スペクトルや光
源の強度や色温度を変えることにより、発光光の色スペ
クトルを可変することができる。フィルタの透過光スペ
クトルが固定の場合は、特殊効果を主眼とするものは、
図14の(a)に示すように、RGBの分離度を大きく
したものがよいが、一般的にはスペクトルの可変範囲は
それ程大きいものである必要がないので、光量の点から
も、図14の(b)に示すように、RGBの分離度がそ
れ程大きくないものの方がよい。図15の(a)はスペ
クトル可変のフラッシュの例を示す。このフラッシュ6
2は通常の光源と液晶フィルタ63からなり、液晶フィ
ルタ63は(b)に示すように各区隔にRGBのフィル
タが配列されており、各区隔ごとに透過率を変えられる
ようになっている。これにより、発光光のスペクトルを
可変できる。この時の、フィルタ特性も前述したように
分離度が大きい場合と小さい場合が考えられる。また、
図15の(c)に示すように、RGBのフィルタ以外に
全ての光を透過する区隔Wを設けて、光量のアップを図
ったり、イエロー、マゼンタ、シアンからなる補色のフ
ィルタを用いてもよい。
【0018】図16はスペクトル可変のフラッシュの他
の例を示す。このフラッシュは、通常の光源と、ダイク
ロイックミラーDM1〜DM4と、R,G,B液晶を用
いたものである。光源から出た白色光(RGB)はダイ
クロイックミラーDM1によりG,R光とB光に分離さ
れ、さらに、ダイクロイックミラーDM2によりR光,
G光に分離される。この分離された光は各々R,G,B
用の液晶を通して光量調整され、さらに、ダイクロイッ
クミラーDM3,4により合成される。なお、このよう
な発光光のスペクトルを可変するための制御信号は、カ
メラのホットシューに専用端子を設けたり、シリアルに
伝送してやればよい。発光部とカメラ間の信号の授受は
電気的でも光学的なワイヤレス方式でもよい。また、照
明装置やカメラ本体の表示部に色のスペクトル成分に関
する情報、例えば、色温度や最適な色温度変換フィルタ
のナンバーを表示させると便利である。なお、本発明は
上記実施例構成に限られず、種々の変形が可能である。
例えば、上記ではアナログ信号処理の場合を示したが、
デジタル信号処理でも同様に実施できる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、補助光源
としてのムービーライトとフラッシュの両者を手軽にビ
デオカメラに取付け、制御でき、動画と静止画の両方を
簡易かつ適正に記録することができる。さらに、動画撮
影中に、フラッシュを発光し被写体を照明して静止画を
撮影できるので、簡易に高画質の静止画を記録できる。
この静止画は動画記録中の1画面を動画よりも高画質と
なる。また、静止画撮影時にその直前の動画撮影時にお
ける被写体の距離情報を用いて露出制御することによ
り、高精度な露出制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるビデオカメラの外観図
である。
【図2】同ビデオカメラの背面図である。
【図3】本発明の他の実施例によるビデオカメラの外観
図である。
【図4】同ビデオカメラのフラッシュが露出した状態の
外観図である。
【図5】ビデオカメラに装着される照明装置の正面図と
背面図である。
【図6】照明装置のホットシューの拡大図及びその接点
の配置図である。
【図7】照明モニタの表示例を示す図である。
【図8】照明効果のモニタの表示例を示す図である。
【図9】本発明の実施例によるビデオカメラの信号処理
系のブロック図である。
【図10】照明装置の他の例を示す正面図である。
【図11】照明装置のさらに他の例を示す正面図であ
る。
【図12】照明装置のさらに他の例を示す正面図及び背
面図である。
【図13】照明装置のさらに他の例を示す断面図であ
る。
【図14】照明光の波長と強度の特性図である。
【図15】照明装置のさらに他の例を示す図と各種フィ
ルタの構成図である。
【図16】照明装置のさらに他の例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
7 照明用ホットシュー(取付部材) 8 フラッシュ 9 ムービーライトシュー(取付部材) 10 照明装置 22 絞り 23 CCD撮像部 38 ムービーライト 40 フラッシュ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画と静止画の両方を記録することがで
    きるビデオカメラにおいて、カメラ本体に、動画撮影用
    の照明用ライトと静止画撮影用のフラッシュとを装着す
    るための取付部材を設け、前記照明用ライトないしフラ
    ッシュとカメラ本体との間で制御用信号を授受するため
    の手段を備えたことを特徴とする動画と静止画を記録可
    能なビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 動画と静止画の両方を記録することがで
    きるビデオカメラにおいて、動画撮影中の被写体距離情
    報を得るための手段と、この動画撮影中の被写体距離情
    報に基づいて静止画撮影時の露出を制御する手段とを備
    えたことを特徴とする動画と静止画を記録可能なビデオ
    カメラ。
  3. 【請求項3】 露出の微調整を撮像部のゲイン調整によ
    り行うようにしたこと特徴とする請求項2記載の動画と
    静止画を記録可能なビデオカメラ。
JP3270054A 1991-09-20 1991-09-20 動画と静止画を記録可能なビデオカメラ Pending JPH0583625A (ja)

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