JP2007221218A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明手段による消費電力を抑制することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】CCD24により取得された画像情報により示される被写体像がLCD38により表示されているとき、CPU40により、被写体の明るさの度合いを示す値を検出し、当該値が小さくなるほど被写体に対して照明光を照射する補助光源45による照明光の光強度が大きくなるように当該補助光源45を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置に係り、特に、固体撮像素子等の撮像手段による撮像によって得られた被写体像を表示する表示手段を備えた撮像装置に関する。
近年、CCD(Charge Coupled Device)エリアセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージ・センサ等の固体撮像素子の高解像度化に伴い、撮影機能を備えたデジタルカメラ、カメラ付き携帯電話機等の電子機器(以下、「撮像装置」という。)の需要が急増しており、このような撮像装置には、撮影画角を決定するため等に用いられる液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という。)等の表示手段が備えられているものが多い。
ところで、以上のような撮像装置では、暗所において上記表示手段を用いて撮影画角を決定する際に、表示された被写体像が暗すぎて見え難い場合があり、この場合には撮影画角を決定するのが困難である、という問題点があった。
これに対し、固体撮像素子の撮像感度を通常より上げて表示手段により被写体像を明るめに表示させる技術も考えられるが、この場合、感度を上げ過ぎると撮像画像のノイズ成分も増幅されてしまうため、表示手段により表示される被写体像の品質が悪化してしまう、という問題点があった。
そこで、これらの問題点を解決するために適用できる技術として、特許文献1には、暗所において発光ダイオード等の照明手段を自動又は手動により点灯させることにより、表示手段によって表示される被写体像の視認性を向上させることで、撮影画角を容易に決定できるようにする技術が開示されている。
特開2003−309765号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術では、照明手段を点灯させる際に一定の光強度で点灯させるものとされているため、必要以上に電力を消費してしまう場合がある、という問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、照明手段による消費電力を抑制することができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の撮像装置は、被写体に対して照明光を照射するものとされ、かつ当該照明光の光強度が可変とされた照明手段と、前記被写体を撮像して被写体像を示す画像情報を取得する撮像手段と、前記撮像手段により取得された前記画像情報により示される被写体像を表示する表示手段と、前記被写体の明るさの度合いを示す値を検出する検出手段と、前記画像情報により示される被写体像が前記表示手段により表示されているとき、前記明るさの度合いを示す値が小さくなるほど前記光強度が大きくなるように前記照明手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項1に記載の撮像装置は、被写体に対して照明光を照射するものとされ、かつ当該照明光の光強度が可変とされた照明手段を備えている。なお、上記照明手段には、発光ダイオード、ハロゲンランプ等の被写体に照射光を照射できるあらゆる発光素子が含まれる。
また、本発明では、撮像手段により、前記被写体が撮像されて被写体像を示す画像情報が取得され、当該画像情報により示される被写体像が表示手段により表示される。なお、上記撮像手段には、CCDエリアセンサ、CMOSイメージ・センサ等の固体撮像素子が含まれる。また、上記表示手段には、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等のディスプレイ装置が含まれる。
ここで、本発明では、前記被写体の明るさの度合いを示す値が検出手段により検出される。なお、上記検出手段には、フォトダイオード、フォトトランジスタ等の受光素子が含まれる。
そして、本発明では、制御手段により、前記画像情報により示される被写体像が前記表示手段により表示されているとき、制御手段により、前記明るさの度合いを示す値が小さくなるほど前記光強度が大きくなるように前記照明手段が制御される。
このように、請求項1に記載の撮像装置によれば、撮像手段により取得された画像情報により示される被写体像が表示手段により表示されているとき、被写体の明るさの度合いを示す値を検出し、当該値が小さくなるほど照明手段による照明光の光強度が大きくなるように当該照明手段を制御しているので、必要以上に電力を消費してしまう事態を回避することができる結果、照明手段による消費電力を抑制することができる。
なお、本発明の前記検出手段は、請求項2に記載の発明のように、前記撮像手段と兼用されて、当該撮像手段により取得された前記画像情報に基づいて前記明るさの度合いを示す値を検出するものとしてもよい。
また、本発明は、請求項3に記載の発明のように、前記明るさの度合いを示す値が小さくなるほど前記光強度が大きくなるように、当該値を当該光強度に変換するための変換情報が予め記憶された記憶手段を更に備え、前記制御手段は、前記検出手段によって検出された値を前記変換情報を用いて前記光強度に変換し、これによって得られた光強度となるように前記照明手段を制御するものとしてもよい。なお、上記記憶手段には、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュEEPROM(Flash EEPROM)等の半導体記憶素子、スマートメディア(登録商標)、フレキシブルディスク等の可搬型の記録媒体やハードディスク等の固定型の記録媒体が含まれる。
また、本発明は、請求項4に記載の発明のように、前記照明手段が、入力される電流の電流値が変更されることによって前記光強度が可変とされ、前記制御手段が、前記検出手段により検出された値が小さくなるほど前記電流値が大きくなるようにすることにより前記制御を行うものとしてもよい。
特に、請求項4に係る前記制御手段は、請求項5に記載の発明のように、前記照明手段に入力される電流の電流値が大きくなるほど当該照明手段による照明時間が短くなり、かつ当該電流値に当該照明時間を乗算して得られる値に応じた値が所定値以下となるように前記照明手段を制御するものとしてもよい。
また、本発明は、請求項6に記載の発明のように、前記照明手段による照明時間を入力する照明時間入力手段を更に備え、前記制御手段が、照明時間が前記照明時間入力手段によって入力された照明時間となるように前記照明手段を制御するものとしてもよい。
また、本発明は、請求項7に記載の発明のように、前記画像情報により示される被写体像のホワイトバランス調整処理を行うホワイトバランス調整手段を更に備え、前記制御手段が、前記検出手段により検出された値が所定値以上である場合は前記照明手段による照明光の色味に応じて前記ホワイトバランス調整処理が行われ、前記検出手段により検出された値が前記所定値未満である場合は前記被写体像の色味に応じて前記ホワイトバランス調整処理が行われるように前記ホワイトバランス調整手段を制御するものとしてもよい。
更に、本発明は、請求項8に記載の発明のように、前記照明手段を発光させるための発光指示を入力するための発光指示入力手段を更に備え、前記制御手段が、前記発光指示入力手段により前記発光指示が入力されたとき、強制的に発光するように前記照明手段を制御するものとしてもよい。
本発明によれば、撮像手段により取得された画像情報により示される被写体像が表示手段により表示されているとき、被写体の明るさの度合いを示す値を検出し、当該値が小さくなるほど照明手段による照明光の光強度が大きくなるように当該照明手段を制御しているので、必要以上に電力を消費してしまう事態を回避することができる結果、照明手段による消費電力を抑制することができる、という効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、ここでは、本発明を静止画像の撮影を行うことのできるデジタル電子スチルカメラ(以下、「デジタルカメラ」という。)10に適用した場合について説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の外観上の構成を説明する。
デジタルカメラ10の正面には、被写体像を結像させるためのレンズ21と、撮影時に必要に応じて被写体に照射する光を発するストロボ44と、撮影する被写体の構図を決定するために用いられるファインダ20と、後述するAF(Auto Focus、自動合焦)機能により合焦制御が行われるときに被写体の明るさが合焦制御可能な明るさとなるように被写体に照明光を照射する補助光源45と、が備えられている。
なお、本実施の形態に係る補助光源45は、入力される電流の電流値が変更されることによって照明光の光強度が可変とされており、当該電流値が大きくなるほど当該光強度が大きくなるように構成されている。なお、本実施の形態のデジタルカメラ10では、補助光源45として発光ダイオードが用いられている。
一方、デジタルカメラ10の上面には、撮影を実行する際に押圧操作されるレリーズスイッチ(所謂シャッター)56Aと、電源スイッチ56Bと、モード切替スイッチ56Cと、が備えられている。
なお、レリーズスイッチ56Aは、中間位置まで押下される状態(以下、「半押し状態」という。)と、当該中間位置を超えた最終押下位置まで押下される状態(以下、「全押し状態」という。)と、の2段階の押圧操作が検出可能に構成されている。
そして、デジタルカメラ10では、レリーズスイッチ56Aを半押し状態にすることによりAE(Automatic Exposure、自動露出)機能が働いて露出状態(シャッタースピード、絞りの状態)が設定された後、AF機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態にすると露光(撮影)が行われる。
また、モード切替スイッチ56Cは、撮影を行うモードである撮影モード及び被写体像を後述するLCD38に再生するモードである再生モードの何れかのモードに設定する際に回転操作される。
また、デジタルカメラ10の背面には、前述のファインダ20の接眼部と、撮影された被写体像やメニュー画面等を表示するLCD38と、十字カーソルスイッチ56Dと、ズームスイッチ56Eと、が備えられている。
なお、十字カーソルスイッチ56Dは、LCD38の表示領域における上・下・左・右の4方向の移動方向を示す4つの矢印キーを含んで構成されている。
また、ズームスイッチ56Eは、撮影時に被写体像のズーミング(拡大及び縮小)を行うときに押圧操作されるものであり、図1の「T」の位置に対応し、かつ被写体像を拡大するときに押圧操作されるテレ・スイッチと、同図の「W」の位置に対応し、かつ被写体像を縮小するときに押圧操作されるワイド・スイッチと、を含んで構成されている。なお、当該テレ・スイッチ及びワイド・スイッチは、補助光源45により照明光を強制的に発光させるときに操作される強制発光スイッチとしての役割も有しており、被写体像のズーミングを行うときに所定光強度で補助光源45を強制的に発光させることができる。
更に、デジタルカメラ10の背面には、LCD38にメニュー画面を表示させるときに押圧操作されるメニュースイッチと、それまでの操作内容を確定するときに押圧操作される決定スイッチと、直前の操作内容をキャンセルするときに押圧操作されるキャンセルスイッチと、が備えられている。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の電気系の要部構成を説明する。
デジタルカメラ10は、前述のレンズ21を含んで構成された光学ユニット22と、レンズ21の光軸後方に配設された電荷結合素子(以下、「CCD」という。)24と、入力されたアナログ信号に対して各種のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部26と、を含んで構成されている。
また、デジタルカメラ10は、入力されたアナログ信号をデジタルデータに変換するアナログ/デジタル変換器(以下、「ADC」という。)28と、入力されたデジタルデータに対してホワイトバランス調整処理等の各種デジタル信号処理を行うデジタル信号処理部30と、を含んで構成されている。
なお、デジタル信号処理部30は、所定容量のラインバッファを内蔵し、入力されたデジタルデータを後述する内部メモリ48の所定領域に直接記憶させる制御も行う。
CCD24の出力端はアナログ信号処理部26の入力端に、アナログ信号処理部26の出力端はADC28の入力端に、ADC28の出力端はデジタル信号処理部30の入力端に、各々接続されている。従って、CCD24から出力された被写体像を示すアナログ信号はアナログ信号処理部26によって所定のアナログ信号処理が施され、ADC28によってデジタル画像データに変換された後にデジタル信号処理部30に入力される。
一方、デジタルカメラ10は、被写体像やメニュー画面等をLCD38に表示させるための信号を生成してLCD38に供給するLCDインタフェース36と、デジタルカメラ10全体の動作を司るCPU(中央処理装置)40と、撮影により得られたデジタル画像データ等を一時的に記憶する内部メモリ48と、内部メモリ48に対するアクセスの制御を行う内部メモリインタフェース46と、を含んで構成されている。
更に、デジタルカメラ10は、可搬型の外部メモリ52をデジタルカメラ10でアクセス可能とするための外部メモリインタフェース50と、デジタル画像データに対する圧縮処理及び伸張処理を行う圧縮・伸張処理回路54と、を含んで構成されている。
本実施の形態のデジタルカメラ10では、内部メモリ48としてフラッシュ・メモリ(Flash Memory)が用いられ、外部メモリ52としてスマートメディア(Smart Media(登録商標))が用いられている。
デジタル信号処理部30、LCDインタフェース36、CPU40、内部メモリインタフェース46、外部メモリインタフェース50及び圧縮・伸張処理回路54はシステムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU40は、デジタル信号処理部30及び圧縮・伸張処理回路54の作動の制御、LCD38に対するLCDインタフェース36を介した各種情報の表示、内部メモリ48及び外部メモリ52への内部メモリインタフェース46ないし外部メモリインタフェース50を介したアクセスを各々行うことができる。
一方、デジタルカメラ10には、主としてCCD24を駆動させるためのタイミング信号を生成してCCD24に供給するタイミングジェネレータ32が備えられており、CCD24の駆動はCPU40によりタイミングジェネレータ32を介して制御される。
更に、デジタルカメラ10にはモータ駆動部34が備えられており、光学ユニット22に備えられた図示しない焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータの駆動もCPU40によりモータ駆動部34を介して制御される。
すなわち、本実施の形態に係るレンズ21は複数枚のレンズを有し、焦点距離の変更(変倍)が可能なズームレンズとして構成されており、図示しないレンズ駆動機構を備えている。このレンズ駆動機構に上記焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータは含まれるものであり、これらのモータは各々CPU40の制御によりモータ駆動部34から供給された駆動信号によって駆動される。
更に、前述のレリーズスイッチ56A、電源スイッチ56B、モード切替スイッチ56C、十字カーソルスイッチ56D、ズームスイッチ56E、及びメニュースイッチ等の各種スイッチ(同図では、「操作部56」と総称。)はCPU40に接続されており、CPU40は、これらの操作部56に対する操作状態を常時把握できる。
また、デジタルカメラ10には、ストロボ44とCPU40との間に介在されると共に、CPU40の制御によりストロボ44を発光させるための電力を充電する充電部42が備えられている。更に、ストロボ44はCPU40にも接続されており、ストロボ44の発光はCPU40によって制御される。
また、デジタルカメラ10には、補助光源45とCPU40との間に介在されると共に、CPU40の制御により補助光源45による照明光の光強度を変更することができ、かつ補助光源45による発光/発光停止を制御することができる補助光インタフェース43が備えられている。なお、補助光インタフェース43は電子ボリュームを含んで構成されており、CPU40の制御に応じて補助光源45に入力される電流の電流値を当該電子ボリュームで変更することによって照明光の光強度を変更するものとされている。
ところで、本実施の形態に係るデジタルカメラ10は、補助光源45による照明光の光強度がCCD24により取得されたデジタル画像データにより示される被写体像の平均輝度値(本実施の形態では、全画素の平均輝度値。)に応じて変更されるものとされている。ここで、本実施の形態では、上記光強度をテーブル変換により導出するものとしている。
図3(A)には、上記照明光の光強度を被写体像の平均輝度値に応じて変更する際に用いられる平均輝度値−電流値テーブルの一例が模式的に示されている。同図に示されるように、本実施の形態に係る平均輝度値−電流値テーブルでは、上記平均輝度値が小さくなるほど電流値が段階的に大きくなるものとされている。
また、本実施の形態に係るデジタルカメラ10は、補助光源45の照明光による照明時間を、デジタルカメラ10により自動的に決定するか、又はユーザからの入力により所望の時間を設定するかを選択することができるものとされている。
そして、照明時間を自動的に決定する場合は、当該照明時間を、上記平均輝度値に応じてテーブル変換により決定するものとされている。
図3(B)には、この際に用いられる平均輝度値−照明時間テーブルの一例が模式的に示されている。同図に示されるように、本実施の形態に係る平均輝度値−照明時間テーブルでは、上記平均輝度値が小さくなるほど上記照明時間が段階的に短くなるものとされている。
なお、平均輝度値−電流値テーブル及び平均輝度値−照明時間テーブルにおける各平均輝度値に対応する電流値及び照明時間は、電流値に照明時間を乗算して得られた値が平均輝度値に関わらず所定値以下となるものとされている。また、平均輝度値−電流値テーブル及び平均輝度値−照明時間テーブルは、内部メモリ48の所定領域に予め記憶されている。
また、本実施の形態に係るデジタル信号処理部30により行われるホワイトバランス調整処理は、補助光源45による照明光の色味に応じて行う処理と、デジタル画像データにより示される被写体像の色味に応じて行う処理の2通りの処理があり、上記電流値及び後述するCCD24により検出された被写体の明るさの度合いを示す値(ここでは、照度値。)に応じて上記2通りの処理の何れか一方の処理を選択的に行うものとされている。
ここで、照明光の色味に応じてホワイトバランス調整処理を行う場合に、デジタル信号処理部30は、補助光源45による照明光の光強度に応じた色味に応じて予め定められたR(赤),G(緑),B(青)毎のデジタルゲインをデジタル画像データの対応する色毎に乗算する一方、被写体像の色味に応じてホワイトバランス調整処理を行う場合に、デジタル信号処理部30は、ユーザにより予め設定された光源種に応じて予め定められたR,G,B毎のデジタルゲインをデジタル画像データの対応する色毎に乗算する。
図3(C)には、上記電流値及び照度値に応じて上記2通りのホワイトバランス調整処理の何れか一方を選択する際に用いられるプログラム線図の一例が模式的に示されている。
同図に示されるように、本実施の形態に係るプログラム線図は、補助光源45に入力される電流の電流値と、照度値の閾値(以下、「照度閾値」という。)とが各電流値毎に各々関連付けられており、当該電流値が大きくなるほど当該照度閾値が段階的に大きくなるものとされている。
そして、CCD24により検出された照度値が上記電流値に対応する所定照度閾値以上であるか否かに応じて、デジタル信号処理部30では、当該照度値が当該所定照度閾値以上である場合は、被写体像の色味に応じたホワイトバランス調整処理が行われる一方、当該照度値が当該所定照度閾値未満である場合は、照明光の色味に応じたホワイトバランス調整処理が行われる。なお、上記プログラム線図は内部メモリ48の所定領域に予め記憶されている。
なお、本実施の形態に係るCCD24は、上記照度値を検出する役割も有しており、本実施の形態に係るデジタルカメラ10は、CCD24により取得されたデジタル画像データ(後述するYC信号。)に基づいて当該照度値を導出するものとされる。本実施の形態では、CCD24による撮像領域の中心が含まれる所定サイズの一部領域に対応する輝度信号の平均値を照度値として適用しているが、これに限らず、例えば、CCD24による全撮像領域の輝度信号の平均値を照度値とする等の形態とすることもできる。
次に、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の撮影時における全体的な動作について簡単に説明する。
まず、CCD24は、光学ユニット22を介した撮像を行い、被写体像を示すR,G,B毎のアナログ信号をアナログ信号処理部26に順次出力する。アナログ信号処理部26は、CCD24から入力されたアナログ信号に対して相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を施した後にADC28に順次出力する。
ADC28は、アナログ信号処理部26から入力されたR,G,B毎のアナログ信号をR,G,B毎のデジタル画像データに変換してデジタル信号処理部30に順次出力する。デジタル信号処理部30は、内蔵しているラインバッファにADC28から順次入力されるデジタル画像データを蓄積して一旦内部メモリ48の所定領域に直接格納する。
内部メモリ48の所定領域に格納されたデジタル画像データは、CPU40による制御に応じてデジタル信号処理部30により読み出され、所定の物理量に応じたR,G,B毎のデジタルゲインをかけることでホワイトバランス調整処理を行って8ビットのデジタル画像データを生成する。
そして、デジタル信号処理部30は、生成した8ビットのデジタル画像データに対しYC信号処理を施して輝度信号Yとクロマ信号Cr、Cb(以下、「YC信号」という。)を生成し、YC信号を内部メモリ48の上記所定領域とは異なる領域に格納する。
なお、LCD38は、CCD24による連続的な撮像によって得られた動画像(スルー画像)を表示してファインダとして使用することができるものとして構成されており、LCD38をファインダとして使用する場合は、生成したYC信号を、LCDインタフェース36を介して順次LCD38に出力する。これによってLCD38にスルー画像が表示されることになる。
ここで、レリーズスイッチ56Aがユーザによって半押し状態とされたタイミングで前述のようにAE機能が働いて露出状態が設定された後、AF機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態とされたタイミングで、その時点で内部メモリ48に格納されているYC信号を、圧縮・伸張処理回路54によって所定の圧縮形式(本実施の形態では、JPEG形式)で圧縮した後に外部メモリインタフェース50を介して外部メモリ52に電子化ファイル(画像ファイル)として記録する。
次に、図4を参照して、補助光源45による照明時間の設定方法の選択時におけるデジタルカメラ10の動作について詳細に説明する。なお、図4は、ユーザによって十字カーソルスイッチ56Dの操作等により実行が指示された際にCPU40によって実行される照明時間設定処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムは内部メモリ48の所定領域に予め記憶されている。
まず、ステップ100では、予め定められた選択画面をLCD38により表示するようにLCDインタフェース36を制御し、次のステップ102にて所定情報の入力待ちを行う。
図5には、上記ステップ100の処理によってLCD38に表示される選択画面の表示状態例が示されている。同図に示すように、本実施の形態に係る選択画面では、補助光源45による照明時間をデジタルカメラ10が自動的に設定することを指示する際に選択される自動設定ボタンB1と、補助光源45による照明時間をユーザが設定することを指示する際に選択される手動設定ボタンB2が表示されると共に、ユーザが具体的な照明時間を設定する照明時間設定部Sが表示される。
図5に示されるような選択画面がLCD38に表示されると、ユーザは、十字カーソルスイッチ56Dの操作により自動設定ボタンB1及び手動設定ボタンB2の何れか一方を選択すると共に、手動設定ボタンB2を選択した場合には照明時間設定部Sに具体的な照明時間を設定した後、操作部56の決定スイッチを押圧操作する。これによって上記ステップ102が肯定判定となり、ステップ104に移行する。
ステップ104では、上記ステップ102において入力された情報を内部メモリ48の所定領域に記憶した後、本照明時間設定処理プログラムを終了する。
次に、図6を参照して、撮影画角を決定するためにスルー画像をLCD38に表示させる際のデジタルカメラ10の作用を説明する。なお、図6は、LCD38にスルー画像を表示させる場合であって、かつ照度値が所定値より低いときにCPU40によって実行される被写体像表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムも内部メモリ48の所定領域に予め記憶されている。
まず、ステップ200では、上記照明時間設定処理プログラムによって記憶された情報に基づいて補助光源45の照明時間の自動設定が指示されているか否かを判定し、否定判定となった場合はステップ202に移行して、補助光源45による照明時間を上記照明時間設定処理プログラムによって記憶された情報により示される照明時間に設定した後、次にステップ210にて照明光投光処理ルーチン・プログラムを実行する。
一方、上記ステップ200の処理において肯定判定となった場合はステップ204に移行して、内部メモリ48からデジタル画像データ(YC信号)を読み出し、次のステップ206にて、読み出したデジタル画像データにより示される被写体像の平均輝度値を、上述したように導出した後、ステップ208に移行する。
ステップ208では、上記平均輝度値−照明時間テーブル(図3(B)も参照。)に基づいて、補助光源45による照明時間を上記ステップ206の処理により導出した平均輝度値に応じた照明時間に設定し、次のステップ210にて照明光投光処理ルーチン・プログラムを実行する。以下、図7を参照して、本実施の形態に係る照明光投光処理ルーチン・プログラムについて説明する。
まず、同図のステップ300では、内部メモリ48からデジタル画像データ(YC信号)を読み出し、次のステップ302にて、読み出されたデジタル画像データにより示される被写体像の平均輝度値を上述したように導出した後、次のステップ304に移行する。
ステップ304では、上記平均輝度値−電流値テーブル(図3(A)も参照。)に基づき、上記ステップ302の処理により導出した平均輝度値に応じた電流値を上述したように決定し、次のステップ306にて、上記ステップ300により読み出したデジタル画像データに基づいて照度値を上述したように検出する。
次のステップ308では、上記プログラム線図(図3(B)も参照。)に基づいて、上記ステップ306の処理により検出された照度値が上記ステップ304の処理により決定された電流値に対応する所定照度閾値以上であるか否かについて判定し、肯定判定となった場合はステップ310に移行する。
ステップ310では、内部メモリ48に格納されるデジタル画像データ(YC信号)に対して、上記光源種に応じて予め定められたR,G,B毎のデジタルゲインを当該デジタル画像データの対応する色毎に乗算することにより、これ以降、上述した被写体像の色味に応じたホワイトバランス調整処理を行うようにデジタル信号処理部30を設定した後、ステップ314に移行する。
一方、上記ステップ308の処理において否定判定となった場合はステップ312に移行し、内部メモリ48に格納されるデジタル画像データ(YC信号)に対して、補助光源45による照明光の光強度に応じた色味に応じて予め定められたR,G,B毎のデジタルゲインを当該デジタル画像データの対応する色毎に乗算することにより、これ以降、上述した照明光の色味に応じたホワイトバランス調整処理を行うようにデジタル信号処理部30を設定した後、ステップ314に移行する。
ステップ314では、上記ステップ304の処理により決定した電流値の電流が入力されて補助光源45の発光が開始されるように補助光インタフェース43を制御し、次のステップ316にて、上記被写体像表示処理プログラムのステップ202及びステップ208の処理のうち、行った処理により設定した照明時間の経過待ちを行い、ステップ318にて、補助光源45の発光が停止するように補助光インタフェース43を制御する。
次のステップ320では、ホワイトバランス調整処理として通常の処理を行うようにデジタル信号処理部30を設定した後、本照明光投光処理ルーチン・プログラムを終了する。なお、以上の処理により被写体像表示処理プログラムも終了する。
次に、図8を参照して、補助光源45による照明光を強制的に発光させる際の本実施の形態に係るデジタルカメラ10の作用を説明する。なお、図8は、撮影モードが設定されており、かつズームスイッチ56Eが押圧操作された際にCPU40により実行される強制発光処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムも内部メモリ48の所定領域に予め記憶されている。
同図のステップ400では、所定光強度で補助光源45が発光を開始するように補助光インタフェース43を制御し、次のステップ402にて、ズームスイッチ56Eの押圧操作の解除待ちを行い、次のステップ404にて、上記ステップ400の処理により開始した補助光源45の発光を停止させるように補助光インタフェース43を制御した後、本強制発光処理プログラムを終了する。
以上詳細に説明したように、上記実施の形態では、撮像手段(ここでは、CCD24。)により取得された画像情報により示される被写体像が表示手段(ここでは、LCD38。)により表示されているとき、被写体の明るさの度合いを示す値を検出し、当該値が小さくなるほど照明手段(ここでは、補助光源45。)による照明光の光強度が大きくなるように当該照明手段を制御しているので、必要以上に電力を消費してしまう事態を回避することができる結果、上記照明手段による消費電力を抑制することができる。
また、本実施の形態の検出手段は、前記撮像手段と兼用されて、当該撮像手段により取得された前記画像情報に基づいて前記明るさの度合いを示す値を検出しているので、撮像装置(ここでは、デジタルカメラ10。)に検出手段を新たに設ける必要がなく、上記撮像装置を簡易かつ低コストに構成することができる。
また、本実施の形態では、テーブル変換により、前記検出手段によって検出された値に応じた前記光強度に変換し、これによって得られた光強度となるように前記照明手段を制御しているので、簡易に本発明を実施できる。
また、本実施の形態では、前記照明手段に入力する電流の電流値が大きくなるほど当該照明手段による照明時間が短くなり、かつ当該電流値に当該照明時間を乗算して得られる値に応じた値が所定値以下となるように前記照明手段を制御しているので、上記所定値として所望の消費電力に対応する値を設定しておくことにより、消費電力を所望の値以下に押さえることができる。
また、本実施の形態では、前記照明手段による照明時間を照明時間入力手段(ここでは、十字カーソルスイッチ56D。)により入力し、照明時間が前記照明時間入力手段によって入力された照明時間となるように前記照明手段を制御しているので、前記照明手段を所望の時間だけ発光させることができる。これにより、上記照明手段の照明光の光強度を電流値の変更のみにより変更することができる結果、上記撮像装置を簡易な回路構成で実現することができる。
また、本実施の形態では、前記検出手段により検出された値が所定値以上である場合は前記照明手段による照明光の色味に応じて前記画像情報により示される被写体像のホワイトバランス調整処理を行う一方、前記検出手段により検出された値が前記所定値未満である場合は前記被写体像の色味に応じて前記画像情報により示される被写体像のホワイトバランス調整処理を行うようにホワイトバランス調整手段(ここでは、デジタル信号処理部30。)を制御しているので、上記表示手段により表示される被写体像の色味を向上させることができる。
また、本実施の形態では、発光指示入力手段(ここでは、ズームスイッチ56E。)により発光指示が入力されたとき、強制的に発光するように前記照明手段を制御しているので、所望のタイミングで上記照明手段による発光を行わせることができる。
[第2の実施の形態]
本第2の実施の形態では、上記照度値を照度センサにより検出する場合の形態例について説明する。
図9には、本第2の実施の形態に係るデジタルカメラ10’の外観上の構成が示されている。なお、同図における上記第1の実施の形態の図1と同一の構成要素には図1と同一の符号を付して、その説明を省略する。
同図に示されるように、本第2の実施の形態に係るデジタルカメラ10’は、照度値を検出するための照度センサ47が設けられている点のみが上記第1の実施の形態に係るデジタルカメラ10と異なっている。なお、照度センサ47は、被写体の照度値が検出可能となるようにデジタルカメラ10’の正面に設けられている。
図10には、本第2の実施の形態に係るデジタルカメラ10’の電気系の要部構成が示されている。なお、同図における上記第1の実施の形態の図2と同一の構成要素には図2と同一の符号を付して、その説明を省略する。
同図に示されるように、照度センサ47はCPU40に接続されており、CPU40は、照度センサ47により検出される照度値を常時把握することができる。
ところで、本第2の実施の形態に係るデジタルカメラ10’では、補助光源45による照明光の光強度が照度センサ47により検出される照度値に応じて変更されるものとされている。そして、本第2の実施の形態では、上記光強度をテーブル変換により導出するものとしている。
図11(A)には、上記照明光の光強度を上記照度値に応じて変更する際に用いられる照度値−電流値テーブルの一例が模式的に示されている。同図に示されるように、本第2の実施の形態に係る照度値−電流値テーブルでは、上記照度値が小さくなるほど上記電流値が大きくなるものとされている。
また、本第2の実施の形態に係るデジタルカメラ10’は、補助光源45の照明光による照明時間を自動的に決定する場合に、上記照明時間を上記照度値に応じたテーブル変換により決定するものとされている。
図11(B)には、この際に用いられる照度値−照明時間テーブルの一例が模式的に示されている。同図に示されるように、本第2の実施の形態に係る照度値−照明時間テーブルでは、上記照度値が小さくなるほど上記照明時間が短くなるものとされている。
なお、照度値−電流値テーブル及び照度値−照明時間テーブルにおける各照度値に対応する電流値及び照明時間は、電流値に照明時間を乗算して得られた値に応じた値が照度値に関わらず所定値以下となるものとされている。また、照度値−電流値テーブル及び照度値−照明時間テーブルは、内部メモリ48の所定領域に予め記憶されている。
次に、図12を参照して、撮影画角を決定するためにスルー画像をLCD38に表示させる際のデジタルカメラ10’の作用を説明する。なお、図12は、LCD38にスルー画像を表示させる場合であって、かつ照度値が所定値より低いときにCPU40によって実行される被写体像表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムは内部メモリ48の所定領域に予め記憶されている。なお、同図の図6と同一の処理を行うステップについては図6と同一のステップ番号を付して、その説明を省略する。
同図のステップ200の処理において肯定判定となった場合はステップ209に移行する。
ステップ209では、上記照度値−照明時間テーブル(図11(B)も参照。)に基づいて、補助光源45による照明時間を照度センサ47により検出された照度値に応じた照明時間に設定した後、次のステップ210にて照明光投光処理ルーチン・プログラムを実行する。以下、図13を参照して、本第2の実施の形態に係る照明光投光処理ルーチン・プログラムについて説明する。なお、同図の図7と同一の処理を行うステップについては図7と同一のステップ番号を付して、その説明を省略する。
同図のステップ301では、上記照度値−電流値テーブル(図11(A)も参照。)に基づいて、照度センサ47により検出された照度値に応じた電流値を決定した後、ステップ309に移行する。
ステップ309では、上記プログラム線図(図3(C)も参照。)に基づいて、照度センサ47により検出された照度値が上記ステップ301の処理により決定された電流値に対応する所定照度閾値以上であるか否かについて判定し、肯定判定となった場合は上記ステップ310に移行する一方、否定判定となった場合は上記ステップ312に移行する。
その後、ステップ310及びステップ312にて上記第1の実施の形態と同様の処理を実行した後にステップ315に移行する。
ステップ315では、上記ステップ301の処理により決定した電流値の電流が入力されて補助光源45の発光が開始されるように補助光インタフェース43を制御した後、ステップ316に移行する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態では、上記第1の実施の形態と略同一の効果が得られると共に、本発明の検出手段として照度センサを用いているので、CCDにより得られた画像情報に基づいて被写体の明るさの度合いを示す値を導出する場合に比較して、簡易に当該値を導出することができる。
なお、上記各実施の形態では、各種値をテーブル変換により導出する場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、上述した各テーブルにより導出される値を算出可能な演算式を適用する形態とすることもできる。この場合、上記各実施の形態と比較して、テーブルを記憶するためのメモリ容量を低減できる。
また、上記各実施の形態で示したデジタルカメラ10及びデジタルカメラ10’の外観構成(図1及び図9参照。)及び電気系の要部構成(図2及び図10参照。)は一例であり、必要に応じて構成要素を追加したり、不要な構成要素を削除したりすることができることは言うまでもない。
また、上記各実施の形態で示した各種テーブル及びプログラム線図(図3及び図11参照。)のデータ構造も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、上記各実施の形態で示したプログラムの処理の流れ(図4、図6〜図8、図12及び図13参照。)も一例であり、必要に応じて処理手順を変更したり、処理内容を変更したり、不要な処理を削除したりすることができることは言うまでもない。
更に、上記各実施の形態で示した選択画面の表示状態(図5参照。)も一例であり、必要に応じて表示項目を追加したり、不要な表示項目を削除したりすることができることは言うまでもない。
第1の実施の形態に係るデジタルカメラの外観を示す外観図である。 第1の実施の形態に係るデジタルカメラの電気系の要部構成を示すブロック図である。 (A)は第1の実施の形態に係る平均輝度値−電流値テーブルの模式図であり、(B)は第1の実施の形態に係る平均輝度値−照明時間テーブルの模式図であり、実施の形態に係るプログラム線図である。 実施の形態に係る照明時間設定処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係るLCDに表示される選択画面の表示状態例を示す概略図である。 第1の実施の形態に係る被写体像表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る照明光投光処理ルーチン・プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る強制発光処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るデジタルカメラの外観を示す外観図である。 第2の実施の形態に係るデジタルカメラの電気系の要部構成を示すブロック図である。 (A)は第2の実施の形態に係る照度値−電流値テーブルの模式図であり、(B)は第2の実施の形態に係る照度値−照明時間テーブルの模式図である。 第2の実施の形態に係る被写体像表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る照明光投光処理ルーチン・プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 デジタルカメラ
10’ デジタルカメラ
24 CCD(撮像手段、検出手段)
30 デジタル信号処理部(ホワイトバランス調整手段)
38 LCD(表示手段)
40 CPU(制御手段)
45 補助光源(照明手段)
47 照度センサ(検出手段)
48 内部メモリ(記憶手段)
56D 十字カーソルスイッチ(照明時間入力手段)
56E ズームスイッチ(発光指示入力手段)

Claims (8)

  1. 被写体に対して照明光を照射するものとされ、かつ当該照明光の光強度が可変とされた照明手段と、
    前記被写体を撮像して被写体像を示す画像情報を取得する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された前記画像情報により示される被写体像を表示する表示手段と、
    前記被写体の明るさの度合いを示す値を検出する検出手段と、
    前記画像情報により示される被写体像が前記表示手段により表示されているとき、前記明るさの度合いを示す値が小さくなるほど前記光強度が大きくなるように前記照明手段を制御する制御手段と、
    を備えた撮像装置。
  2. 前記検出手段は、前記撮像手段と兼用されて、当該撮像手段により取得された前記画像情報に基づいて前記明るさの度合いを示す値を検出する、
    請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記明るさの度合いを示す値が小さくなるほど前記光強度が大きくなるように、当該値を当該光強度に変換するための変換情報が予め記憶された記憶手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記検出手段によって検出された値を前記変換情報を用いて前記光強度に変換し、これによって得られた光強度となるように前記照明手段を制御する、
    請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記照明手段は、入力される電流の電流値が変更されることによって前記光強度が可変とされ、
    前記制御手段は、前記検出手段により検出された値が小さくなるほど前記電流値が大きくなるようにすることにより前記制御を行う、
    請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記照明手段に入力される電流の電流値が大きくなるほど当該照明手段による照明時間が短くなり、かつ当該電流値に当該照明時間を乗算して得られる値に応じた値が所定値以下となるように前記照明手段を制御する、
    請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記照明手段による照明時間を入力する照明時間入力手段を更に備え、
    前記制御手段は、照明時間が前記照明時間入力手段によって入力された照明時間となるように前記照明手段を制御する、
    請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記画像情報により示される被写体像のホワイトバランス調整処理を行うホワイトバランス調整手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記検出手段により検出された値が所定値以上である場合は前記照明手段による照明光の色味に応じて前記ホワイトバランス調整処理が行われ、前記検出手段により検出された値が前記所定値未満である場合は前記被写体像の色味に応じて前記ホワイトバランス調整処理が行われるように前記ホワイトバランス調整手段を制御する、
    請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記照明手段を発光させるための発光指示を入力するための発光指示入力手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記発光指示入力手段により前記発光指示が入力されたとき、強制的に発光するように前記照明手段を制御する、
    請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の撮像装置。
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