JP2993419B2 - 露光方法および露光装置 - Google Patents

露光方法および露光装置

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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
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    • G03F7/70358Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は露光方法および露光
装置に係わり、特に紫外線、遠紫外線あるいは電子線を
用いて半導体基板上のレジスト膜にスキャン方式で露光
を行なう露光方法および露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIの高集積化にともない、パ
ターンの微細化やチップ面積の増大化が進んできてい
る。そのため、現在、露光方式として主に用いられてい
るステップアンドリピート方式では、チップの大面積化
に要する露光装置のレンズの大口径化にコスト的に見合
わない。
【0003】したがって、今後の大面積チップの露光の
ために、ステップアンドスキャン方式の露光方式が提案
されている。
【0004】ステップアンドスキャン方式とは、レチク
ルを一次的に走査しつつ、半導体基板(ウエハ)をそれ
ぞれ同期した速度で一次的にスキャンする方法と、走査
露光方向と直交する方向にウエハをステップ移動させる
方法とを混用したものである。
【0005】従来のステップアンドスキャン露光方式に
おける露光は以下のような方法で行われていた。
【0006】すなわち図9にレジスト膜902が塗布形
成された半導体基板(以下、ウエハ、と称す)901上
の1チップ分のスキャン露光方向の断面形状を示す。ウ
エハ表面には工程を重ねるごとに段差ができてくる。例
えば、図9に示すのはDRAMのようなデバイスの場合
で、ウエハの表面には前工程の容量膜の形成等で、局所
的に1.5μmの高段差Hが形成され、このウエハ上に
レジスト膜902が塗布形成されている。
【0007】露光には、図10に示すように、5mm×
20mm程度の露光スリット1001をスキャンするこ
とでウエハ内の1チップ1002の露光が行われる。
【0008】このときの焦点位置の決定には、スキャン
露光時に露光直前の局所的なレジスト膜表面の高さ情報
の検出が逐次行われる。つまり、レジスト膜表面の段差
に見合った焦点位置の情報で露光を行っており、図9に
示すようにレジスト膜902の表面から一定の深さが焦
点合わせ位置903となっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来技術における問題
点は、このようにレジスト膜表面の段差のみに見合った
焦点位置の情報で露光を行っていたことである。
【0010】その理由は、最適焦点位置はレジスト表面
からレジスト膜厚の半分程度のある一定のオフセット量
をもっており、ウエハ上に段差があり、レジスト膜厚が
局所的に異なる場合には、そのオフセット量も局所的に
異なるからである。
【0011】つまり、レジスト膜表面段差の情報のみで
は最適な焦点位置はわからないためである。
【0012】例えば、レジスト膜の中心部で最適焦点位
置となる特性を持つレジストを用いたとする。表面に
1.5μmの段差Hがあるウエハに、レジスト膜を最も
薄い部分で1μmの膜厚で塗布形成した場合、局所的に
最もレジスト膜が厚い部分の膜厚は約2μm程度とな
る。このときレジスト膜が最も薄い部分と、最も厚い部
分の最適焦点位置のレジスト膜表面からの差は、0.5
μmにもなってしまう。
【0013】この従来の方法を、設計ルール0.25μ
mの256MDRAMクラスのデバイスに適用したな
ら、レンズ開口数NA=0.5のKrFエキシマ露光で
0.25μmのL&S(ラインアンドスペース)の焦点
余裕度はそれの半分の値の0.5μmとなってしまうこ
とになる。さらに、焦点位置設定精度やレンズ収差等に
より、0.3μm程度減少したら、焦点余裕度は0.2
μmとほとんどなくなってしまう。
【0014】本発明の目的は、ウエハ上の1チップ全面
において、できるだけ焦点位置を最適値に近づけること
で焦点余裕度を拡大し、生産性つまり歩留りの高い露光
方法およびこの露光方法を実現することができる露光装
置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、投影露
光装置を用いて段差を有する半導体基板表面に塗布され
たレジスト膜を逐次スキャン露光し、パターン形成を行
う露光方法において、前記レジスト膜の膜厚とその表面
からの最適焦点位置との関係を示す第1の情報及び前記
レジスト膜を塗布する前の前記半導体基板表面の段差を
示す第2の情報を予め前記投影露光装置の記憶装置に記
憶させておき、スキャン露光時に前記レジスト膜表面の
凹凸を測定することにより前記レジスト膜表面の段差情
報を得て、このレジスト膜表面の段差情報と前記第1及
び第2の情報から自動的に最適な焦点位置を計算するこ
とにより露光時に半導体基板上で局所的に焦点位置を最
適化する露光方法にある。あるいは、本発明の特徴は、
投影露光装置を用いて段差を有する半導体基板表面に塗
布されたレジスト膜を逐次スキャン露光し、パターン形
成を行う露光方法において、前記レジスト膜の膜厚とそ
の表面からの最適焦点位置との関係を示す第1の情報を
予め前記投影露光装置の記憶装置に記憶させておき、ス
キャン露光時に前記レジスト膜表面の凹凸を測定するこ
とにより得られた前記レジスト膜表面の段差情報及びス
キャン露光時に前記レジスト膜の膜厚を測定することに
より得られた膜厚情報並びに前記第1の情報から自動的
に最適な焦点位置を計算することにより露光時に半導体
基板上で局所的に焦点位置を最適化する露光方法にあ
る。
【0016】本発明の他の特徴は、段差を有する半導体
基板表面に塗布されたレジスト膜を逐次スキャン露光
し、パターン形成を行う露光装置において、半導体基板
表面の段差情報を得る手段と、前記半導体基板表面の
差情報及び前記レジスト膜の膜厚とその表面からの最適
焦点位置との関係を示す最適焦点位置情報を記憶する手
段と、前記レジスト膜の表面の段差情報を得る手段と、
前記半導体基板表面の段差情報、前記最適焦点位置情報
及び前記レジスト膜の表面の段差情報から局所的に最適
な焦点位置を算出する手段とを有するスキャン露光方式
の露光装置にある。あるいは、本発明の他の特徴は、段
差を有する半導体基板表面に塗布されたレジスト膜を逐
次スキャン露光し、パターン形成を行う露光装置におい
て、前記レジスト膜の膜厚とその表面からの最適焦点位
置との関係を示す最適焦点位置情報を記憶する手段と、
前記レジスト膜の表面の段差情報を得る手段と、前記半
導体基板表面上に形成されたレジスト膜の膜厚情報を得
る手段と、前記最適焦点位置情報、前記レジスト膜の表
面の段差情報及び前記膜厚情報から局所的に最適な焦点
位置を算出する手段とを有することを特徴とするスキャ
ン露光方式の露光装置。
【0017】このような本発明によれば、ステップアン
ドスキャン露光において、レジスト膜厚もしくはウエハ
上の段差を測定しレジスト膜の表面段差を測定すること
から、各レジスト膜厚に対しあらかじめレジストの特性
として把握されているレジスト膜中の最適焦点位置へ露
光焦点位置を合わせて、スキャン露光することが可能と
なる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明を説明
する。
【0019】図1は本発明の第1の実施の形態による投
影露光装置の構成を示す概略図である。光源102から
発せられた露光光101は反射鏡103で反射され、フ
ライアイレンズ104に入射する。フライアイレンズ1
04の出口にはアパーチャ絞り105が挿入されてお
り、2次光源形状を決めている。
【0020】その後、複数のコンデンサーレンズ106
およびレチクルブラインド107を通過して、レチクル
108に入射する。
【0021】レチクル108に入射した露光光は、レチ
クル上のパターンによって回折され、縮小投影レンズ1
09を通過し、ウエハステージ210上のウエハ211
表面上のレジスト膜に結像される。
【0022】このとき、レチクル108はレチクルステ
ージを、ウエハ211はウエハステージを、図で矢印で
示すように、それぞれたがいに相対的に反対方向に走査
することでスキャン露光される。
【0023】スキャンするスリット、つまり露光に寄与
する縮小投影レンズの範囲はウエハ上に換算して5mm
×25mmの長方形である。また、縮小投影倍率が1/
4の場合、ウエハステージ210のスピードはレチクル
ステージのスピードの1/4となる。
【0024】次に、図1の焦点合わせ機構について図2
を参照して説明する。すなわち図2は本発明の第1の実
施の形態における投影露光装置での焦点合わせ機構の概
略図である。
【0025】焦点合わせ用の光はレジストに対し、非感
光波長をもち、光源201から第1の凸レンズ202に
より集光されて第1のスリット203を通過する。この
第1のスリット203の通過光は、第2の凸レンズ20
4により集光されて、ウエハ205上の点に第1のスリ
ット203の像を結ぶ。さらにウエハ205上の点で反
射した光は、第3の凸レンズ206を経て振動反射鏡2
07に入射する。この振動反射鏡207により微小角度
が与えられた光は、第2のスリット208において再び
像を結んでディテクタ209に入射する。
【0026】振動反射板208は、振動によりその反射
角度を微小変化させるもので、ある反射角度とそのとき
のディテクターの感度との関係により、ウエハの所定の
上下位置が検出される。
【0027】この焦点合わせ機構を用いてウエハ上の段
差情報を得ることができる。また、この焦点合わせ機構
を複数設け、焦点合わせを行うウエハ上の位置を、例え
ば図3に示すようにチップ302で9点の焦点合わせ位
置303を設けることで、ウエハステージ傾斜駆動部2
13によりスキャン露光中にウエハステージ210を傾
斜させ、ウエハ211上の表面にレンズの焦点面を合わ
せてスキャン露光することができる。
【0028】次に本実施の形態の露光方式における動作
を図4の動作フローチャートを参照して説明する。
【0029】まず、あらかじめ、使用するレジスト膜に
おいて膜厚とウエハ表面に対する最適焦点位置のオフセ
ット量、例えば図5に示すような最適オフセット量に関
するレジストの基本特性として調べ、投影露光装置の記
憶装置215(図1、図2)に記憶させておく。
【0030】次に、レジストを塗布する前にウエハ表面
段差を、投影露光装置の上記焦点合わせ機構を用いて測
定のみ行い、記憶装置215にウエハ表面情報として記
憶する。
【0031】次に、ウエハにレジスト膜を塗布形成し、
逐次焦点合わせを行いながらスキャン露光する。このス
キャン露光するときの焦点合わせについては、以下の第
1式に従って焦点を設定する。
【0032】BF=RS−Roff(x)………第1式 ここで、BFは本発明における露光方式の最適な焦点位
置、RSはスキャン露光時に得られるレジスト膜表面の
上下位置、Roff(x)はレジスト表面の上下位置か
らウエハ表面の上下位置を引くことにより求められたレ
ジスト膜厚から求まる、その膜厚に対するレジスト表面
からの最適焦点位置のオフセット量である。
【0033】このようにスキャン露光と同時にレジスト
膜表面の段差情報を得て、レジスト膜の基本特性とウエ
ハ段差情報とから、演算装置214(図1、図2)で最
適焦点位置に計算補正する。
【0034】図6に最適化された焦点位置について、ウ
エハ段差位置とレジスト膜表面位置の関係と比較して示
す。
【0035】すなわち図6において、前工程の加工によ
り段差Hが設けられているウエハ601の表面に形成さ
れたレジスト膜602は、凸面A上では薄く凹面B上で
は厚くなっている。最適焦点位置がレジスト表面からレ
ジスト膜厚の半分程度のある一定のオフセット量をもっ
ている場合、本実施の形態によれば点線の最適焦点位置
603で示すように各箇所において膜厚の半分の位置を
最適焦点位置であると認識してそれぞれの箇所において
局所的に焦点位置を最適化して露光を行なうから、すな
わちウエハ上の1チップ全面においてできるだけ焦点位
置を最適値に近づけることで焦点余裕度を拡大して露光
を行なうから、歩留りの高い露光方法となる。
【0036】以上の動作を繰り返しステップアンドスキ
ャン露光を繰り返し、ウエハ全面への露光が終了する。
【0037】図7に本発明の第2の実施の形態による投
影露光装置の構成を示す概略図である。尚、図7におい
て図1および図2と同一もしくは類似の部分は同じ符号
を付しているから重複する説明は省略する。
【0038】この第2の実施の形態の投影露光装置は、
前述した第1の実施の形態にレジスト膜厚測定機構71
6を付加したものである。
【0039】すなわち第2の実施の形態では、ウエハ上
のレジスト膜の膜厚をスキャン露光される直前測定でき
るように、図7に示すように、レジスト膜厚測定機構7
16を用いてスキャン露光前進方向に測定点が設定でき
るようになっている。
【0040】この第2の実施の形態の場合は、動作図を
図8に示すように、レジスト膜厚の測定と、レジスト膜
表面の段差測定と、露光が1回のスキャンで行うことが
できる。つまり、前述の第1の実施の形態ではレジスト
膜の塗布形成前にウエハ表面段差を投影露光装置の焦点
合わせ機構を用いて測定したが、この第2の実施の形態
ではこれが不要となる。したがって第1の実施の形態と
比較して、投影露光装置の処理能力の向上が見込める。
【0041】
【発明の効果】本発明の効果は、ステップアンドスキャ
ン露光において、焦点余裕度を広くすることができ、歩
留りの向上ができるということである。
【0042】その理由は、ウエハ上に形成されたレジス
ト膜厚の変化によらずに、常に最適なオフセット量をも
った焦点位置でステップアンドスキャン露光することが
できるためである。
【0043】例えば、レジスト膜の中心部で最適焦点位
置となる特性を持つレジストを用いたとする。1.5μ
mの段差があるウエハに、レジストが最も薄い部分で1
μmの膜厚で塗布形成した場合、局所的に最もレジスト
膜が厚い部分の膜厚は約2μm程度となる。このときの
レジスト膜が最も薄い部分と、最も厚い部分の最適焦点
位置のレジスト膜表面からの差は、0.5μmにもなっ
てしまうが、本発明の露光方式によればほぼ0にするこ
とができる。
【0044】本発明の露光方式を、設計ルール0.25
μmの256MDRAMクラスのデバイスに適用した場
合、レンズ開口数NA=0.5のKrFエキシマ露光で
0.25μmのL&Sの焦点余裕度は、平坦なウエハ上
で約1μmであるが、段差ありのウエハにおいても、焦
点位置設定精度やレンズ収差等の0.3μmの減少分を
加味して考えても焦点余裕度0.7μm確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による投影露光装置
を示す概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による投影露光装置
での焦点位置合わせ機構を示す概略図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による投影露光装置
において焦点合わせを行なうウエハ上の位置の上面を示
す概略図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による露光方法のス
テップを示すフローチャートである。
【図5】レジスト膜における膜厚とウエハ表面に対する
最適焦点位置のオフセット量との関係を例示する図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態による焦点合わせ位
置の断面状態を示す概略図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態による投影露光装置
を示す概略図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態による露光方法のス
テップを示すフローチャートである。
【図9】従来技術によるよる焦点合わせ位置の断面状態
を示す概略図である。
【図10】投影露光装置でのスキャン露光を行うウエハ
上の位置の上面を示す概略図である。
【符号の説明】
101 露光光 102 光源 103 反射鏡 104 フライアイレンズ 105 アパーチャ絞り 106 コンデンサーレンズ 107 レチクルブラインド 108 レチクル 109 縮小投影レンズ 201 光源 202 第1の凸レンズ 203 第1のスリット 204 第2の凸レンズ 206 第3の凸レンズ 207 振動反射板 208 第2のスリット 209 ディテクタ 210 ウエハステージ 211 ウエハ 212 ウエハステージx−y駆動部 213 ウエハステージ傾斜駆動部 214 演算装置 215 記憶装置 301 露光スリット 302 チップ 303 焦点合わせ位置 601 ウエハ 602 レジスト膜 603 最適焦点位置 716 レジスト膜厚測定機構 901 ウエハ 902 レジスト膜 903 焦点合わせ位置 1001 露光スリット 1002 チップ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投影露光装置を用いて段差を有する半導
    体基板表面に塗布されたレジスト膜を逐次スキャン露光
    し、パターン形成を行う露光方法において、前記レジス
    ト膜の膜厚とその表面からの最適焦点位置との関係を示
    す第1の情報及び前記レジスト膜を塗布する前の前記半
    導体基板表面の段差を示す第2の情報を予め前記投影露
    光装置の記憶装置に記憶させておき、スキャン露光時に
    前記レジスト膜表面の凹凸を測定することにより前記レ
    ジスト膜表面の段差情報を得て、このレジスト膜表面の
    段差情報と前記第1及び第2の情報から自動的に最適な
    焦点位置を計算することにより露光時に半導体基板上で
    局所的に焦点位置を最適化することを特徴とする露光方
    法。
  2. 【請求項2】 投影露光装置を用いて段差を有する半導
    体基板表面に塗布されたレジスト膜を逐次スキャン露光
    し、パターン形成を行う露光方法において、前記レジス
    ト膜の膜厚とその表面からの最適焦点位置との関係を示
    す第1の情報を予め前記投影露光装置の記憶装置に記憶
    させておき、スキャン露光時に前記レジスト膜表面の凹
    凸を測定することにより得られた前記レジスト膜表面の
    段差情報及びスキャン露光時に前記レジスト膜の膜厚を
    測定することにより得られた膜厚情報並びに前記第1の
    情報から自動的に最適な焦点位置を計算することにより
    露光時に半導体基板上で局所的に焦点位置を最適化する
    ことを特徴とする露光方法。
  3. 【請求項3】 段差を有する半導体基板表面に塗布され
    たレジスト膜を逐次スキャン露光し、パターン形成を行
    う露光装置において、半導体基板表面の段差情報を得る
    手段と、前記半導体基板表面の段差情報及び前記レジス
    ト膜の膜厚とその表面からの最適焦点位置との関係を示
    す最適焦点位置情報を記憶する手段と、前記レジスト膜
    の表面の段差情報を得る手段と、前記半導体基板表面の
    段差情報、前記最適焦点位置情報及び前記レジスト膜の
    表面の段差情報から局所的に最適な焦点位置を算出する
    手段とを有することを特徴とするスキャン露光方式の露
    光装置。
  4. 【請求項4】 段差を有する半導体基板表面に塗布され
    たレジスト膜を逐次スキャン露光し、パターン形成を行
    う露光装置において、前記レジスト膜の膜厚 とその表面
    からの最適焦点位置との関係を示す最適焦点位置情報を
    記憶する手段と、前記レジスト膜の表面の段差情報を得
    る手段と、前記半導体基板表面上に形成されたレジスト
    膜の膜厚情報を得る手段と、前記最適焦点位置情報、前
    記レジスト膜の表面の段差情報及び前記膜厚情報から局
    所的に最適な焦点位置を算出する手段とを有することを
    特徴とするスキャン露光方式の露光装置。
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