JPH06349696A - 投影露光装置及びそれを用いた半導体製造装置 - Google Patents

投影露光装置及びそれを用いた半導体製造装置

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JPH06349696A
JPH06349696A JP5163151A JP16315193A JPH06349696A JP H06349696 A JPH06349696 A JP H06349696A JP 5163151 A JP5163151 A JP 5163151A JP 16315193 A JP16315193 A JP 16315193A JP H06349696 A JPH06349696 A JP H06349696A
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resist
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レチクル面上のパターンをウエハ面上に高精
度に投影露光し高集積度の半導体素子を製造することが
できる半導体製造装置及びそれを用いた投影露光装置。 【構成】 レジスト塗布装置によりレジストを塗布した
検査用ウエハに投影露光装置により2次元的な格子パタ
ーンより成るフォーカス計測用パターンを投影露光し、
現像装置により現像処理をした検査用ウエハの複数の領
域のフォーカス計測用パターンを計測して、半導体素子
製造中の各プロセス工程でのフォーカス位置及びレチク
ル投影面の傾きを求めてフォーカスオフセット又は傾き
補正量として投影露光装置に設定していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路(半導体素子)
製造用の投影露光装置及びそれを用いた半導体製造装置
に関し、特にレチクルとウエハとのフォーカスに関する
フォーカスセンサ補正量を測定し、高精度の投影パター
ン像を得て高集積度の半導体素子を製造する際に好適な
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体素子製造工程のうちのパ
ターン露光工程では、ウエハにレチクルのパターンを露
光している。このパターン露光工程はアライメントを行
なう場合と、アライメントを行なわず露光を行なう場合
がある。今日の半導体素子製造技術は高密度化が進んだ
為、特に投影露光用の投影レンズの解像力が向上してい
る。
【0003】ところが、投影レンズの解像力が向上した
為フォーカスのマージンが小さくなり、露光におけるフ
ォーカスのより正確さが必要になってきている。従来の
フォーカスは投影レンズとウエハの間隔を合わせるだけ
で問題なかったが、ウエハの傾きに伴うフォーカスくる
い(デフォーカス)を合わせることも必要になってきて
いる。
【0004】従来より露光装置の持つフォーカスセンサ
(フォーカス位置検出手段)の正しさを検査する方法は
次のようにしている。まず、露光装置で指定したフォー
カス値によって、レチクル上の検査用パターン(チャー
ト)をレジストが塗布されているウエハに露光する。こ
の時、フォーカス値は順次増加或いは減少するように規
則的に変化させる。次に露光されたウエハを現像し、検
査パターンのレジスト像を作成する。検査作業者は顕微
鏡等を使用し、検査パターンのレジスト像が最良となる
パターンを探し、そのパターンを露光したときのフォー
カス値から最適フォーカス位置を決定している。
【0005】ここで最良のレジスト像とは、例えば最も
細かい線(ライン)が解像しているレジスト像、或いは
ライン・アンド・スペースの比率が等しくなるレジスト
像等である。
【0006】現在のフォーカスの検査は上述のように、
検査作業者が目視検査によって行なっている。又、露光
領域の傾きについても投影レンズが1度に露光可能な領
域内の複数の検査マークを目視検査を行ない、傾きの有
無を調べていた。検査には1ロット数10から数100
枚のウエハのうち、先行ウエハと呼ばれる先頭の1乃至
2枚を使用するのが普通である。先行ウエハによる検査
はレジスト塗布、露光、現像、目視検査の全ての工程を
作業者が行ない、検査結果確認後、露光装置に結果を入
力し残りのウエハを製造工程ラインに流している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】露光装置に使われてい
るフォーカスセンサによるフォーカス位置の検出方式と
して、エアーを使用したエアー方式や光を使用した光方
式などがある。エアー方式はセンサの先端を小さくする
ことができない為、上記露光領域内の傾きと面形状を細
かく計ることが難しい。その為、傾き制御の精度は良く
ない。光方式はウエハ上に塗布された半透明のレジスト
の上に光を当て面位置を計測している為、レジスト表面
からの反射光だけでなく、レジストの中に入りウエハ表
面からの反射する光の影響を受けやすい。又、ウエハ上
の反射率が光の当たっている位置によって異なるなど、
センサの測定値をだます要因がある。
【0008】これらの欠点を取り除き、できるだけフォ
ーカスセンサの計測値を真値に近づける為に、オートフ
ォーカスセンサ自身を使用し繰り返し計測や、微小に位
置をずらした計測によって誤差を推測し補正する手段を
設けた方法がある。
【0009】この補正方法は露光領域は平面であるか
ら、微小に位置をずらして統計的な処理により平面を計
測しておけば通常の計測位置におけるフォーカスセンサ
の計測誤差を求めることができるという考えで行なわれ
ている。この場合、ウエハの反射率の違いによるフォー
カスセンサの誤差を正しく求めることができる。
【0010】しかし、統計的に求められた平面の絶対値
は、例えば光方式のフォーカスセンサで計測してもレジ
ストの中に入り込んだ光の影響は完全に除去できない。
例えば、最終的な誤差は最大0.5μm程度の場合もあ
る。従ってフォーカスセンサの計測誤差を自分自身のセ
ンサを使い補正したのでは、センサの誤差を取り除くこ
とができない。この誤差を求める為には実際に露光、現
像したウエハを先に述べた方法で目視検査する必要があ
る。つまり、露光装置のフォーカスセンサの誤差の補正
方式はいまだに目視検査が必要で、露光装置自身で完全
な補正はできない。
【0011】一方、目視検査は検査時間が長いため製造
ラインの停止が長時間となり、製造効率が低下してしま
う。又、検査量が多くなると作業者の疲労により計測誤
差が発生する。更に検査作業者が変わった場合、目視検
査の結果に大きな差がでる。今日のLSI製造技術にお
いては、例えばフォーカスの検査結果に0.5μmの差
が発生し、誤った値がフォーカスオフセットとして露光
装置へ入力された場合でも歩留まりは悪化する。
【0012】現状の検査方法は半導体素子製造における
ウエハプロセス毎の最適フォーカスを管理する点におい
て、検査効率と検査精度の劣化を招いている。そこで安
定した計測精度を持つ高速の検査装置が必要となってい
る。
【0013】最近では、目視検査の欠点を解消するに為
に露光後現像されたレジストパターンの線幅を自動計測
できる専用装置を利用している。例えば測長機能を持つ
電子顕微鏡(SEM)を用いている。この装置は現在オ
フラインで半導体素子製造用の露光装置と個別に置かれ
ており、前記露光装置で露光されたウエハは現像後、自
動計測用の検査装置にかけられる。
【0014】しかしながら専用装置を用いることは設置
面積が大きくなり、又コストが極めて高くなるという問
題点がある。例えば線幅測定によりフォーカスの最適条
件を求める場合、今日の微細加工技術のレベルから言え
ば0.5μmと0.48μmを安定して識別できる装置
は、非常に高価でかつ装置全体が大型化してくる。その
為、計測精度に依存しない測定用マークも同様の精度が
必要である。
【0015】検査を行なう背景としてレジストの使用法
も高度化しており、常に最適な露光を維持できる環境作
りも必要である。今日の半導体素子製造技術の条件が露
光装置にとって敏感となっている為、露光装置の環境の
変化もフォーカスへの影響は大きく、そのためにも検査
を最短にする必要がある。
【0016】実際に上記の手段でフォーカスをSEM等
で自動又は目視検査し、露光装置にフィードバックする
間、露光装置自体は待状態にある場合が多い。ところが
露光装置にはフォーカスの検査パターンを計測可能なア
ライメント用の高精度の計測機構が装備されている。こ
の様な無駄はシステムとしての効率上、極めて悪い。更
にコータとデベロッパを備えている場合は、オンライン
化した検査システムを構築できる。
【0017】本発明は露光装置自身の検出機構を利用す
ることにより、フォーカスセンサの補正量を高精度に検
出し、高解像度のパターン像が得られる投影露光装置及
びそれを用いた半導体の製造装置の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体製造装置
は、 (1−1)レジスト塗布装置によりウエハ面上にレジス
トを塗布し、該ウエハ面上のレジストにレチクル面上の
パターンを投影露光装置により投影露光し、該ウエハを
現像装置により現像処理して半導体素子を製造する半導
体製造装置において、該レジスト塗布装置によりレジス
トを塗布した検査用ウエハに該投影露光装置により2次
元的な格子パターンより成るフォーカス計測用パターン
を投影露光し、該現像装置により現像処理をした該検査
用ウエハの複数の領域のフォーカス計測用パターンを計
測して、半導体素子製造中の各プロセス工程でのフォー
カス位置及び該レチクル投影面の傾きを求めてフォーカ
スオフセット又は傾き補正量として該投影露光装置に設
定していることを特徴としている。
【0019】(1−2)レチクル面上のマークとウエハ
面上のマークを撮像手段面上に形成し、該撮像手段で得
られる画像情報を利用して該レチクルとウエハとの相対
的な位置合わせをアライメント機構により行ない、位置
合わせをしたウエハ面上のレジストにレチクル面上のパ
ターンを投影露光する投影露光装置において、該ウエハ
面に設けた複数の2次元的な格子パターンより成るフォ
ーカス計測用パターンを該アライメント機構により計測
して該ウエハの最適フォーカス位置及び該レチクルの投
影面の傾きを求めたことを特徴としている。
【0020】(1−3)ウエハ面上のマークを撮像手段
面上に形成し、該撮像手段で得られる画像情報を利用し
て該ウエハと該撮像手段との相対的な位置合わせをアラ
イメント機構により行ない、位置合わせをしたウエハ面
上のレジストにレチクル面上のパターンを投影露光する
投影露光装置において、該ウエハ面に設けた複数の2次
元的な格子パターンより成るフォーカス計測用パターン
を該アライメント機構により計測して該ウエハの最適フ
ォーカス位置及び該レチクルの投影面の傾きを求めてい
ることを特徴としている。
【0021】特に本発明の投影露光装置は、前記フォー
カス計測用パターンを照明する照明光を前記レジストを
感光させる露光光と感光させない非露光光とに切り替え
る機構を有していることや、前記ウエハ面上に設けた前
記フォーカス計測用パターンの前記撮像手段面上におけ
る鮮鏡度より最適フォーカス位置を検出して、該ウエハ
の位置を制御するオートフォーカス機構を有しているこ
と等を特徴としている。
【0022】以上のように本発明では、レジスト塗布装
置(コータ)、投影露光装置(ステッパ)、そして現像
装置(デベロッパ)等を1つのシステムとして構成し、
フォーカスセンサの補正量の計測の高速化、高精度化を
図ったこと、即ちコータとデベロッパ、そして露光と検
査機構をもつステッパで構成された半導体製造ラインに
より構成され、検査用のウエハである先行ウエハがコー
タから前記ステッパへ送られ露光されデベロッパで現像
された後、前記ステッパへ送られ計測される一貫した検
査作業の自動化を特徴としている。
【0023】そしてこのときの計測値は露光時のステッ
パの状態と比較され、随時オフセットとしてステッパに
自動設定されることや、また計測誤差を最小にできる画
像処理によるフォーカス計測方法を採用すること等を特
徴としている。
【0024】
【実施例】図1は本発明の半導体製造装置の要部概略図
である。図2,図3は本発明に係るオートフォーカス計
測機構の概略図である。図4,図5は本発明に係るフォ
ーカス補正量設定の為の自動検査工程の流れを示すフロ
ーチャートである。図6は本発明で使用するレチクルと
ウエハとの関係を示す斜視図、図7は本発明によるマー
ク観察を示す斜視図、図8,図9,図10は本発明にお
いて使用するマークの形成法とマーク検出法の説明図で
ある。
【0025】初めに本発明の概略を述べた後、自動検査
工程の説明をする。半導体素子製造においてウエハ露光
時の露光フォーカス(フォーカス位置)と露光焦点(投
影面)の傾きの検査を自動化する為にレジスト塗布装置
(コータ)、投影露光装置(ステッパ)、そして現像装
置(デベロッパ)等の機構を直列に結合した半導体素子
製造用の装置を使用している。
【0026】図1はその外観図である。コータは検査す
るウエハにレジストを塗布する機構を有す。ステッパは
レチクルのパターンを検査ウエハに露光する機構と、ウ
エハ上に形成された上記検査用マークの計測を行なう機
構とを有す。デベロッパはステッパで露光された検査ウ
エハを現像する機構を有す。
【0027】自動検査は制御装置の指令によって、コー
タの入口に置かれた検査用ウエハを各機構間を移動させ
ながら自動的に処理する。計測したフォーカスとフォー
カスの傾きはステッパに入力され、製品用ウエハの露光
パラメータとして使用される。検査用ウエハは製品ウエ
ハと同一のプロセスを経たウエハである。
【0028】次に図4,図5,図19を参照しながら図
1を用いて、本発明に係る自動検査の構成を説明する。
【0029】第1ステップにおいて、検査対象となるウ
エハWFはウエハセットテーブルWSTに置かれる(ス
テップS001)。ウエハWFは通路R1を通りレジスト塗
布装置COでレジストが塗られ(ステップS002)、通路
R2を通りステッパに送られる(ステップS003)。ステ
ッパに送られたウエハは、まずオートハンドHASでX
YステージXYS上のウエハチャックWSに乗せられ真
空吸着される。
【0030】第2ステップはレチクルRTに描かれたパ
ターンをウエハWF上に塗布されたレジストに露光する
工程である。一般に1度に露光されるパターン領域をシ
ョットという。縮小型の投影レンズLNの上部に置かれ
たレチクルRTは投影レンズLNの上面に付けられたセ
ットマークRSML,RSMRとレチクルRTに刻まれ
たレチクルアライメント用マークRAMR,RAMLに
よって位置合わせられている。
【0031】XYステージXYSはX軸方向をレーザI
FX、ミラーMRX、更にY軸方向をレーザIFY、ミ
ラーMRYで構成するレーザ干渉計により精密に位置計
測され、モータMX,MYの回転を制御しながらウエハ
WFの任意の位置を投影レンズLNの下に移動させてい
る。
【0032】ウエハチャックWSに乗せられたウエハW
Fはオフアクシス光学系OEでマークWAML,WAM
Rの位置が計られ、XYステージXYS上のウエハWF
の位置が合わせられる(ステップS004)。次にXYステ
ージXYSは第1ショットが投影レンズLNの下になる
ように移動しウエハWFと投影レンズLNの間隔を設定
された距離とし、更に焦点面の傾きを修正するオートフ
ォーカスを行なう。
【0033】オートフォーカスはウエハWFの露光領域
WFS上に、図3に示すようなフォーカス計測ポイント
SP1,SP2,SP3,SP4,SP5を設定し各計
測点に照明した光の点のずれによって計られる。この様
に露光領域内で5点の計測を行なうのは、各計測点間の
高さの違いからフォーカス面の傾きを計測する為であ
る。
【0034】各照明光は光源AFLから照射された光を
平行光になるようにし、スリットAFSで5つの光点に
分離し、露光領域WFSに斜めから照明する。露光領域
WFSで反射した光は撮像素子CCD上に結像する。撮
像素子CCD上の光点の位置は露光領域WFSの高さに
比例してシフトする。制御装置CUで光点のシフト量を
計算し、5点のシフト量からフォーカスとステージXY
Sを傾ける量を算出し、これに基づいてXYステージ
(XYS)の駆動装置(図示せず)を駆動し(ステップ
SA101,ステップSA102)、焦点合わせを行う(ステップ
SA003)。
【0035】オートフォーカス終了後、レチクルRTと
ウエハWFの位置合わせであるアライメントを行なう
(ステップSA004)。露光光の波長と略等しいアライメ
ント用のHe−Cdレーザ光源LS(LSC,LSN)
から照射された光は拡散板DPで拡散され、照度むらを
なくした後、ポリゴンミラーPMでスキャンさせ照明領
域を拡大し、プリズムDAPで右側と左側の光学系に光
を分けられる。
【0036】左側光学系について説明すると、アライメ
ント光は対物ミラーAMLにより投影レンズLNに照射
され、ウエハWF上のアライメントマークWMLを照明
する。アライメントマークWMLの像はウエハWFで反
射され投影レンズLNを通り、レチクルRTのアライメ
ントマークRMLの像と共に対物ミラーAML、プリズ
ムDAPを通り、エレクターレンズELで拡大され、C
CDカメラCMの撮像面上に結像する。右側アライメン
ト光学系も同様である。
【0037】画像はステッパ制御装置CUで処理されズ
レ量を計算し、レチクルRTを乗せてあるレチクルステ
ージRSを微小駆動し位置合わせを行なう。位置合わせ
完了と同時にレチクルRT上のICパターンを焼き付け
る為の露光用シャッタSHTを開く。レチクルパターン
PTに照射された露光光源ILの光は投影レンズLNを
通して1/5に縮小され、ウエハWFの上に塗布されて
いるレジストを感光する。このようにして検査用のマー
クRPをウエハWF上に転写する。検査マークRPは図
6に示されるようにレチクルRT上に2次元的に複数配
置されている。
【0038】この様に2次元的に配置した理由は、露光
領域WFSの傾きを計測する為である。この際、ウエハ
チャックWSと投影レンズLNの間隔をウエハチャック
WSの上下移動によって露光時のフォーカスを変化させ
られる。露光(ステップSA005)が完了すると、XYス
テージXYSは次に露光する位置に移動する(ステップ
SA002)。
【0039】後述するフォーカス量の検査の為に、順次
露光する際にフォーカス量を少しずつ段階的に変化させ
る(ステップSA006)。これは上記の方法で露光され、
次いでディベロッパDEによって現像されたウエハWF
の検査工程において最適フォーカスを検出するために必
要である。
【0040】変化のさせ方として、1次元方向に連続的
にフォーカスを変化させる方法(図16(A))。上記
の露光を2回以上複数回繰り返して、2次元的に露光す
る方法がある。(図17(A))。特に、2次元的に露
光した方が、より精度の高い測定が可能となる(後
述)。
【0041】図16(B)に、1次元的に連続的にフォ
ーカスを変化させる方法を示す。最初のフォーカス位置
はfs、その後、変化させる量はdfである。従って、
最初にフォーカスfsで露光されるショットがS1で順
にフォーカスをdf変化させてS2,S3・・・を露光す
る。2次元の場合は、1次元の繰り返しであるのでフォ
ーカスの変化をトレースすると、A1からA6までのフ
ォーカス変化は重なり(図17(B))、露光されるシ
ョットの配列もS1,S2・・・がA1列,A2,A3・・・
となる。
【0042】各露光は毎回オートフォーカスでウエハ面
の傾きをステージで調整しているので、ウエハに反り、
うねりがあっても露光光の焦平面は露光領域に対して平
行となる。その様子を図18に示す。
【0043】例えば平坦なウエハ図18(a)WSに対
する露光平面ESは傾きを調整しなくても常に平行であ
る。また反りのあるウエハ図18(d)WSの場合、傾
きを調整することによって露光平面をウエハ平面に平行
に露光することができる(図18(f))。同じよう
に、うねりのあるウエハを図18(g)、小さなうねり
のあるウエハを図18(j)、細かな凹凸のあるウエハ
を図18(m)に示す。何れも傾きを調整するため露光
光の焦平面がウエハ上の露光領域に対して平行である。
【0044】ここで述べたステージ移動、オートフォー
カス、アライメント、露光、ステージ移動の繰り返しを
ステップ・アンド・リピートという(ステップS005)。
ウエハWFの露光が全て完了すると、回収ハンドHAR
でウエハチャックWSから現像装置の搬入通路R3へ送
られ、第3ステップに移行する(ステップS006)。
【0045】第3ステップでは、通路R3に送られたウ
エハWFは現像機DEへ送られる(ステップS007)。現
像機DEで現像終了したウエハWFは通路R4を通り通
路R5へ送られ、検査工程である第4ステップへ入る。
【0046】第4ステップにおいて、ウエハWFは第1
ステップで使用した通路R1を通り、レジスト塗布装置
COではレジストを塗布しないでそのまま通路R2へ送
られ、供給ハンドHASにより再びウエハチャックWS
上に乗せられ(ステップS008)、オフアクシス光学系O
EによってウエハWFの位置が合わせられる(ステップ
S009)。第4ステップでは第2ステップでフォーカスを
変化させて露光した検査用マークを使用して検査する
(ステップS010)。
【0047】まず対物ミラーAMR又は対物ミラーAM
LをレチクルRT上の計測用窓(図7のWIL又はWI
R(図示せず))の位置に移動させる。同時に2つの窓
WIL,WIRを使用し計測すると、処理時間が約1/
2になるため効果的である。窓にはいかなるパターンも
無い。窓から観察されるマーク(図7のWPA)は図9
(C)のような形状となる。このとき光学系の変更を必
要としない。マークの計測方法は後述する。
【0048】ウエハWFの第1ショットから最終ショッ
トまで順にXYステージXYSをステップ・アンド・リ
ピート(ステップS010)させながら検査するが、検査の
場合ステージの動きは露光時とは異なる。露光領域内の
2次元的に複数配置された全ての検査マークWPAを窓
WILで観察できるように微小なステップでステージX
YSを移動させる。1つの検査マークの計測は以下のフ
ローで行なわれる。
【0049】初めに検査用マークWPAの画像をCCD
カメラCMで取り込み、画像処理によるオートフォーカ
スを行ないXYステージXYSと投影レンズLNの間隔
を最適な距離に設定する(ステップSB002 )。次に画像
処理によって検査用マークWPAから得られる評価値が
測定されステッパ制御装置CU内部に蓄積する(ステッ
プSB003 )。露光領域WFS内で全ての検査用マークW
PAが観察されたならば次のショットへ移動する。
【0050】計測を終了したウエハWFは回収ハンドH
ARでウエハチャックWSから現像装置DEの搬入通路
R3へ送られる。現像装置DEでは現像作業を行なわず
通路R4へ送られ、ウエハ受取テーブルWENでウエハ
WFが取り出される(ステップS011)。第1ステップか
ら第4ステップまでの制御はステッパ制御装置CUで行
なわれている。各機器とステッパ制御装置CUは通信ケ
ーブルでつながれている。
【0051】ステッパ制御装置CU内に蓄積された評価
データから、その最大値(図11のPE)をもって最適
フォーカスBFを決定する。本実施例では各ショットで
露光フォーカスを変えながら、ショット内に複数の計測
マークを露光したため最適フォーカスBFの評価は露光
領域の1点に注目して行なう。例えばショット中心等で
ある。1点に注目したステッパ制御装置CU内の評価値
をプロットし(図11)最適フォーカスBFを決定す
る。
【0052】更にステッパ制御装置CU内に蓄積された
評価データから、露光時にフォーカスの傾きを求める。
2次元的に配置した各点の評価値からフォーカス値が求
められる。評価値からフォーカスへの変換は図11のグ
ラフからできる。ただし最適フォーカスBFに対してプ
ラスかマイナスかの判断はできないので、符号を判定し
たい点のフォーカスに着目し、露光フォーカスを変化さ
せたときの露光領域内で同じ位置の数点の評価値の振る
まいから判断する。
【0053】図12(a)のようにある傾きをもって露
光されたショットのフォーカスに対する評価値の変化を
点P1と点P2についてプロットしたのが図12(b)
である。点P1はF1からF3へプラス方向へフォーカ
スを変えると評価値は単調増加した。つまり次第に最適
フォーカスBFへ近付いたことになる。又、点P2につ
いては単調減少なので最適フォーカスBFから遠ざかっ
たことになる。従って点P1はマイナスフォーカスで点
P2はプラスフォーカスであったことが判断できる。逆
の傾きでも同様に求められるので図12(c),(d)
に示した。
【0054】この様にして評価値から決定された2次元
状のフォーカス値をプロットすると図13に示される平
面MFSが求められる。平面MFSの計算に使用するマ
ークの位置は既に計測するためにスーテジ移動量として
装置内に入力されたパラメータが使える。ここに示され
た平面MFSは露光領域のベストフォーカス平面BFS
に対して傾いている。従って平面MFSがベストフォー
カス面BFSになるような傾き駆動の補正量が簡単な計
算で求められる。求められた補正量はステッパ制御装置
CUに自動入力される。
【0055】以後、製品となるウエハの露光時には、フ
ォーカスセンサのCCDによって得られた測定値がステ
ッパ制御装置CU内に記憶された補正量に基づいて自動
的に補正される。
【0056】今までの説明は、ウエハの凹凸が与える影
響を考慮せずに述べた。しかし、実際のウエハには凹凸
がある。そのためオートフォーカスでZ方向と傾きを調
整したからと言って、露光焦平面の全領域が露光領域と
平行であるとは限らない。そのため図12に示されるフ
ォーカスと評価値の関係を示す曲線は滑らかにならない
ことがある。
【0057】先述のフォーカス機構は5点センサによっ
てZ方向と傾きを求めている。特にZについては、セン
サの平均値、または指定された任意のセンサの値を用い
て合わせることになる。ところが露光焦平面ESとウエ
ハWSを平行にしても、図18(l)のようにウエハの
小さなうねりの影響で、必ずしも露光領域の全ての位置
で同じ間隔を得ることができなくなることがある。この
場合、一定量のフォーカス変化dfを満たしての露光が
満足できない。従って、図12に示される曲線は歪み、
1次元的に測定したグラフからBF(ベストフォーカ
ス)を求めるのは精度が出ない。
【0058】計測精度を向上させるために、先に示した
2次元的な露光を行ない各測定マークを計り同じ目標フ
ォーカス位置毎に得られデータをもとに処理を行なうこ
とになる。2次元的な露光は露光フォーカスをdf毎に
変化させた焼き方を複数回繰り返す。現像後、全てのマ
ークを測定すると横軸にZX方向の目標値、縦軸に評価
値とし、結果をプロットすると図17(C)となる。デ
ータ処理の方式はプロットデータから近似される曲線を
求め、そのピークを求める。
【0059】近似曲線の求め方は最小二乗誤差を最小と
する2次曲線、4次曲線、双曲線等がある。それらは次
式を満足する。
【0060】
【数1】 を最小値にする。fはフィッティングしたい曲線の式で
ある。eiは計測された評価値である。このようにして
求められたベストフォーカス位置を使用し、露光フォー
カスを決定したならば、極めて良好な露光が行われる。
更に、露光領域内の各点のフォーカス位置をここで述べ
た方法を用いて求めると、像の傾きを正確に決定でき
る。1つのフォーカスに対して複数のショットを露光
し、得られる計測データを複数とする測定は、ウエハ上
に小さなうねりがある場合だけでなく、平坦、反り、う
ねり、微小な凹凸を有す場合にも有効である。
【0061】次に、複数列を露光する時のフローを述べ
る。図19におけるS005(露光のステップアンドリピー
ト)が図20に置き変わる。計測については、露光され
た全てのマークを計るため、変更点はない。初めの1列
目を順に露光するために、フォーカスの目標値fを初期
値をfsに設定する(SC002)。XYステージが露光位
置に移動し、オートフォーカスはZ方向の目標値をfに
し、像の傾きを調整する(SC004)。
【0062】次に、露光位置を正確に合わせるためにア
ライメントを行い、次に露光する。次のショットのフォ
ーカスの目標値をdfだけ変更し、まだ1列分の露光が
終了していなければSC003からSC008を繰り返す。次の列
を露光するならば、またフォーカスの目標値をfsに再
初期化し繰り返す。
【0063】次に検査用マークの形成法について図8,
図9,図10を用いて説明する。検査するウエハは半導
体素子製造において幾つかの工程を経たものを使用す
る。或いは検査する工程と同等の検査用ウエハである。
検査パターンを感光する部分は配線等の凹凸等が無い予
めショット内で構造及びパターン配置のわかっている領
域を使用する。
【0064】図8(a)は露光領域内に3つのチップを
作成した場合の状態を示しているが、例えば図8(a)
のように各チップの周辺に4角で示してある(BPP)
半導体のチップと足を接続するためのボンディングパッ
ト部等を利用するとよい。この領域BPPは半導体素子
製造の全工程において常に凹凸が無い。この領域BPP
に図8(b)のような検査パターンを形成する。1度に
露光可能な領域内に複数の半導体チップを作成する場
合、ボンディングパットは露光領域内に2次元的に配置
されるため面形状の測定に適している。
【0065】本発明の実施例では、第1ステップにおい
てウエハWF面上にレジストREを塗布した状態が図9
(a)のようになる。第2ステップではレチクルRTに
描かれてた図8(b)のパターンがレジスト層REに露
光される。第3ステップで現像されることにより図9
(c)のようになる。図9(c)において塗りつぶされ
ている部分RERが現像後レジストが残った領域であ
る。ウエハの断面形状は図9(b)となる。
【0066】フォーカスを測定する第4ステップでCC
DカメラCMが取り込む画像は図9(c)となり、ステ
ッパ制御装置CU内で処理した時点で図9(d)のよう
な微分画像となる。画像の微分は画像を縦方向、横方向
に微分し絶対値をとった画像である。
【0067】Con(x,y)=|f(x-1,y)−f(x+1,y)|+|f
(x,y-1)−f(x,y+1)| この式は画像信号の微分を表わしている。f(x,y)は座標
(x,y) における画素の値である。第1項は横方向の微分
値の絶対値を示し、第2項は縦方向の微分値の絶対値を
示している。Con(x,y)は縦方向、横方向の微分絶対値を
加算したもので、座標(x,y) のコントラストを表わして
いる。Con(x,y)の値が大きい画素は、そこが画像のエッ
ジであることを表わしている。図9(d)EGがエッジ
で画像信号のX軸方向の断面がSGX、Y軸方向の断面
がSGYである。
【0068】検査パターンの形状は図10(a)に示さ
れる格子状のパターンである。尚、図10(a)はレチ
クルパターンRPである。このレチクルパターンRPが
ウエハWF上のレジストREに転写される。2次元の格
子上のパターンにした理由はデフォーカスした場合、現
像後のレジストパターン状態が隣接する格子パターンに
それぞれ重なり合い、重なり合っている部分の面積はデ
フォーカス量に追従して大きくなったり小さくなったり
するからである。
【0069】この様子を図9を用いて説明する。図9
(c)は最適フォーカスの場合の現像後のレジスト画像
である。図9(d)はその時の微分画像と信号の断面形
状を示している。又、図9(f)はデフォーカスした場
合の現像後のレジスト画像を示し、図9(g)は微分画
像と信号を示している。図9(f)ではデフォーカスし
て隣接する格子パターンが重なり合っている。そのため
微分したときのエッジの部分はベストフォーカスの場合
に比べて少ない。
【0070】即ち格子パターンのエッジはデフォーカス
した場合少なく、最適フォーカスではレチクルのパター
ンが正確に転写されるためエッジの量は多くなる。エッ
ジの量を次に述べる方法で定量化し最適なフォーカス値
を求める。
【0071】検査パターンの定量的な評価法について説
明する。評価値はCCDカメラCMで捕らえた信号の微
分値とヒストグラムより求めている。図9(d)の微分
ヒストグラムは図9(e)のようになり、図9(g)の
ヒストグラムは図9(h)のようになる。このヒストグ
ラムから予め設定された閾値THで区切られた上位領域
の面積を計算し、コントラスト評価値としている。即ち
ベストフォーカスではエッジ部分が多いためヒストグラ
ムの上位の面積は広く(図9(e)のBS)、デフォー
カスではエッジ部分が少なくなるためヒストグラムの上
位の面積(図9(h)のDSは狭くなる。
【0072】第2ステップでフォーカスを変化させて露
光した各ショットの中心、又は決められた1点にある検
査マークの画像WPAは図10に示されるように負のデ
フォーカス−ベストフォーカス−正のデフォーカスの順
に図10(b),(c),(d),(e),(f)と変
化する。微分ヒストグラムによる評価結果をプロットす
ると図11のようになる。その最大値PFを示した露光
時のフォーカスが最適フォーカスBFである。図10
(b)〜(f)の処理するパターンをCCDに取り込む
際には、各画像について画像AFがかけられる。
【0073】次にこの画像処理によるオートフォーカス
(画像AF)について説明する。画像AFに使用するマ
ークはフォーカス検査マークを使用する。画像AF用に
工夫された特別なマークではない。そのため画像を採取
するのに最も適切なステージの高さ、即ち最適画像フォ
ーカスを求めるには、画像処理によって画像のぼけ具合
を例えばコントラスト等を用いて定量化する評価関数を
用いている。最適画像フォーカスの決定はXYステージ
XYSを高さ方向に変位させながら画像を取り込み、そ
の時の評価関数の評価値をステッパ制御装置CU内でプ
ロットし、最も評価値が高いとされたステージの高さと
している。画像AF機構を付加することにより、マーク
検査の測定精度が向上し計測の安定性が増大する。
【0074】この検査工程を使用することにより、縮小
投影型の露光装置の自己検査も可能である。従来検査作
業者がバーニア評価で行なっていた投影レンズの評価が
レジストの塗布、露光、現像、検査の全てが本発明で示
される自動検査工程で置き換えられる。
【0075】次に本発明の実施例2について説明する。
【0076】前述した本発明の実施例1では露光領域内
の計測マークを評価するために窓の開いたレチクルを使
用し、XYステージXYSを移動させながら窓の下にマ
ークが現れるように制御していた。レチクルとして全面
にパターンの無い、例えばガラス板等を使用した場合、
図14に示すような装置でもフォーカス並びにフォーカ
スの傾き量の計測ができる。
【0077】図14はアライメント用のスコープに取り
付けられた対物ミラーAMRをレチクルRT上の任意の
点に移動できる構造を示している。図14の機構は対物
ミラーAMRがX軸移動機構ABXの先に取り付けてあ
り、X軸移動機構ABXの駆動によって対物ミラーAM
RをX軸上の任意の位置に移動させられる。又、X軸移
動機構ABXはY軸移動機構ABYに乗っておりX軸移
動機構ABX全体がY軸上の任意の点に移動できる。X
軸移動機構ABXとY軸移動機構ABYによって対物ミ
ラーAMRはレチクルRT上の任意の位置に移動可能で
ある。
【0078】対物ミラーAMRの位置を変えることによ
り、CCDカメラCMまでの光路長が変化してくる。そ
こで、この光路長の補正機構として光路長補正機構AL
HをX軸移動機構ABXの上に配置する。光路長補正機
構ALHの原理は対物ミラーAMRが伸びたとき、中の
ミラーが上に移動し光路長補正機構ALH内の光路長を
短くする。反対に対物ミラーAMRが接近した場合、光
路長補正機構ALH内のミラーが下がり光路長を長くす
る。
【0079】即ち光路長補正機構ALH内のミラーをX
軸移動機構ABXに連動させておけば常にCCDカメラ
CMまでの光路長は一定に保たれる。又、光路長補正機
構ALHとCCDカメラCMがY軸移動機構ABYに乗
っているためY軸方向の移動に対しては補正は不要であ
る。
【0080】この機構を使用し露光領域の複数の評価マ
ークWPAを観察し画像を取り込むことができる。この
機構を用いた本発明の内容は、第1ステップから第3ス
テップまでは同じ思想で実施できる。又、第4ステップ
のフォーカス並びに傾きの補正量の計算についても同じ
方式が使える。
【0081】図15は本発明の実施例3の要部概略図で
ある。
【0082】本実施例ではずれ量計測マークの画像をレ
チクルを通さないTTL方式によるアライメント機構を
用いた自動計測可能な半導体素子製造装置に適用した場
合を示している。第1ステップから第3ステップまで
は、実施例1と同一思想で実行できるので説明を省略す
る。但し、第2ステップでの位置合わせマークの計測に
は図15に示したTTLの計測機構を利用してもよい。
この場合、グローバルアライメントにより露光される。
【0083】第4ステップでフォーカスを検査するマー
クを計測するアライメント用のスコープは常に固定され
た位置にある。投影レンズLNにアライメントマークの
照明光を照射するミラーMYはレチクルRTに描かれて
いる回路パターンをウエハWFに露光する際、露光光を
遮らない位置に設定されている。
【0084】次に上記アライメントスコープを用いて、
フォーカスを検査するマークの画像を取り込む方法を述
べる。検査用マークを観察するにはアライメント機構が
固定されているので、検査ウエハを乗せているXYステ
ージXYSの位置制御だけで行なっている。例えば図1
5に示される同一ショット内のマークWMLとマークW
MRはXYステージXYSをマーク間隔だけ移動させ、
スコープの下に来るようにモータの動きを制御する。レ
ーザLSから発射されたマーク照明用のレーザ光はプリ
ズムBS、ミラーHMY、ミラーMYを通り、投影レン
ズLNに照射され、ウエハWFに形成された検査用マー
クWMRを照明する。
【0085】マークの像は投影レンズLN、ミラーMY
を通りアライメント光学系に入り、CCDカメラCMY
に結像する。CCDカメラCMYで取り込まれた検査用
マークの画像はステッパ制御装置CUで処理され、評価
値が蓄積される。ステージの移動と画像取り込みと、取
り込まれた画像の処理はステップ・アンド・リピートで
全ての検査用マークについて行ない、最後のマークを計
測した後、回収ハンドHARでステージから取り出され
る。
【0086】以後、ウエハは実施例1と同じように処理
される。又ステッパ制御装置CUに蓄積されフォーカス
評価値の処理も同様に行なわれ、ステッパにフォーカス
オフセットと、フォーカス傾き補正量として自動的に入
力される。
【0087】次に本発明の実施例4について説明する。
本実施例では投影レンズLNを通らないオフアクシス方
式によるアライメント機構を用いた自動計測を可能とし
ている。本実施例を半導体素子の製造装置を示す図1を
用いて説明する。この方式も第1から第3ステップは実
施例1と同一思想で実行できるので説明を省略する。但
し、第2ステップでの位置合わせマークの計測には、オ
フアクシスコープによる計測機構を利用してもよい。こ
の場合、グローバルアライメントにより露光される。
【0088】第4ステップで露光量と露光フォーカス検
査用マークを計測するオフアクシスアライメント用のス
コープOEは常に固定された位置にある。このアライメ
ントスコープOEを用いて、ずれ量計測マークの画像を
取り込む方法を述べる。検査用マークを観察するにはア
ライメント機構が固定されているので、検査ウエハを乗
せているXYステージXYSの位置制御だけで行なって
いる。アライメントスコープOEはマーク観察用の光源
と顕微鏡、CCDカメラで構成されている。光源から発
射された光で照明された検査ウエハ上のマークは、顕微
鏡で像が拡大されCCDカメラCMに結像する。
【0089】CCDカメラCMで取り込まれた画像はス
テッパ制御装置CUで処理され、マークから評価値が求
められる。全ての評価値はステッパ制御装置CUに蓄積
される。ステージの移動と画像取り込みと取り込まれた
画像の処理はステップアンドリピートで全ての検査用マ
ークについて行ない、最後のマークを計測した後、回収
ハンドHARでステージから取り出される。
【0090】以後、ウエハは実施例1と同じように処理
される。又ステッパ制御装置CUに蓄積されたフォーカ
ス評価値の処理も同様に行なわれ、ステッパにフォーカ
スオフセットとフォーカス傾き補正量として自動的に入
力される。
【0091】ここまでの説明は第2ステップでレチクル
とステージの位置合わせを行なっているが、特に位置合
わせ精度を必要としないならば位置合わせを行なわず露
光を行なっても良い。
【0092】前記のレチクルを通さないTTL方式によ
るアライメント機構を用いた場合と、オフアクシス方式
では、レチクル上にマーク観察用の窓を設ける必要がな
くなり、自動計測の為に必要なレチクルパターン占有面
積を縮小できる。
【0093】ここまでの説明では、評価用マークは下が
平坦な領域、例えばボンディングパット部として説明し
た。そのような領域を使用できない場合は、特別な評価
パターンの入っているレチクルを使用しないでICを製
造するレチクルをそのまま使用することも可能である。
即ちコンタクトホールのようなドットパターンを用いる
ことも可能である。この場合、レチクル設計時に、パタ
ーンの方向及び位置が分かっているので簡単な操作でス
テッパにパラメータとして評価パターンの位置とパター
ンの方向を入力を行なえば可能である。
【0094】尚、前述した実施例1,2のマーク観察用
の光源LSをHeCdレーザ或いは超高圧水銀灯のg線
等の露光光に近いものを使用せず、He−Neレーザ等
の非露光光を使用しても良い。この場合、プリズムBS
とセットマークRSMLの間に色収差を補正する光学系
を挿入する。
【0095】又、本実施例に示された機能はステッパ等
の縮小投影型の露光装置に限らず、アライメント用の計
測光学系を持つ露光装置にも同様に使用できる。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば以上説明したように、フ
ォーカスとフォーカス傾きに関する自動計測システムを
露光装置であるステッパとコータ、デベロッパからなる
周辺装置で構成した為、従来人によって行なわれていた
ウエハ検査作業に比べると測定精度は向上し、検査時間
の短縮に効果がある。しかも検査条件、精度の安定性が
維持できる。即ち、本発明は半導体素子の製造の効率向
上と歩留まり向上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体製造装置の実施例1の要部
概略図
【図2】 図1のオートフォーカス計測機構の概略図
【図3】 図1のオートフォーカス計測機構の概略図
【図4】 本発明に係るフォーカス補正量設定の為の
フローチャート
【図5】 本発明に係るフォーカス補正量設定の為の
フローチャート
【図6】 図1のレチクルとウエハとの関係を示す説
明図
【図7】 図1のレチクルとウエハとの関係を示す説
明図
【図8】 本発明に係るフォーカス計測用パターンに
関する説明図
【図9】 本発明に係るフォーカス計測用パターンに
関する説明図
【図10】 本発明に係るフォーカス計測用パターンに
関する説明図
【図11】 本発明に係るフォーカスの最適値決定を示
す説明図
【図12】 本発明に係るフォーカス値の符号を決定す
る説明図
【図13】 本発明に係るフォーカス傾きを求める説明
【図14】 本発明の半導体製造装置の実施例2の要部
概略図
【図15】 本発明の半導体製造装置の実施例3の要部
概略図
【図16】 1次元的に連続的にフォーカスを変化させ
て露光する方法を示す図
【図17】 2次元的に連続的にフォーカスを変化させ
て露光する方法を示す図
【図18】 ウエハのうねりと露光平面を示す図
【図19】 検査用露光のステップアンドリピートを示
すフロー図
【図20】 2次元的に露光するときのフローを示す図
【符号の説明】
XYS XYステージ WF ウエハ LN 縮小投影レンズ RT レチクル IL 露光光源 CU コントロールユニット LS レーザ光源 CM CCDカメラ CO コータ(レジスト塗布装置) DE デベロッパ(現像装置) BF 最適フォーカス位置 HAS ウエハ供給ハンド HAR ウエハ回収ハンド OE オフアクシスコープ WST ウエハセットテーブル WEN ウエハ受取テーブル CS コンソール WIL 検査マーク観察窓(左) WIR 検査マーク観察窓(右) WPA 検査マーク CMY CCDカメラ MFS フォーカス傾き平面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/66 Z 7630−4M

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レジスト塗布装置によりウエハ面上にレ
    ジストを塗布し、該ウエハ面上のレジストにレチクル面
    上のパターンを投影露光装置により投影露光し、該ウエ
    ハを現像装置により現像処理して半導体素子を製造する
    半導体製造装置において、該レジスト塗布装置によりレ
    ジストを塗布した検査用ウエハに該投影露光装置により
    2次元的な格子パターンより成るフォーカス計測用パタ
    ーンを投影露光し、該現像装置により現像処理をした該
    検査用ウエハの複数の領域のフォーカス計測用パターン
    を計測して、半導体素子製造中の各プロセス工程でのフ
    ォーカス位置及び該レチクル投影面の傾きを求めてフォ
    ーカスオフセット又は傾き補正量として該投影露光装置
    に設定していることを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 レチクル面上のマークとウエハ面上のマ
    ークを撮像手段面上に形成し、該撮像手段で得られる画
    像情報を利用して該レチクルとウエハとの相対的な位置
    合わせをアライメント機構により行ない、位置合わせを
    したウエハ面上のレジストにレチクル面上のパターンを
    投影露光する投影露光装置において、該ウエハ面に設け
    た複数の2次元的な格子パターンより成るフォーカス計
    測用パターンを該アライメント機構により計測して該ウ
    エハの最適フォーカス位置及び該レチクルの投影面の傾
    きを求めたことを特徴とする露光装置。
  3. 【請求項3】 ウエハ面上のマークを撮像手段面上に形
    成し、該撮像手段で得られる画像情報を利用して該ウエ
    ハと該撮像手段との相対的な位置合わせをアライメント
    機構により行ない、位置合わせをしたウエハ面上のレジ
    ストにレチクル面上のパターンを投影露光する投影露光
    装置において、該ウエハ面に設けた複数の2次元的な格
    子パターンより成るフォーカス計測用パターンを該アラ
    イメント機構により計測して該ウエハの最適フォーカス
    位置及び該レチクルの投影面の傾きを求めていることを
    特徴とする投影露光装置。
  4. 【請求項4】 前記フォーカス計測用パターンを照明す
    る照明光を前記レジストを感光させる露光光と感光させ
    ない非露光光とに切り替える機構を有していることを特
    徴とする請求項2又は3の投影露光装置。
  5. 【請求項5】 前記ウエハ面上に設けた前記フォーカス
    計測用パターンの前記撮像手段面上における鮮鏡度より
    最適フォーカス位置を検出して、該ウエハの位置を制御
    するオートフォーカス機構を有していることを特徴とす
    る請求項2又は3の投影露光装置。
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