JP2993030B2 - 磁気ディスク装置のトラッキング方法 - Google Patents
磁気ディスク装置のトラッキング方法Info
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- JP2993030B2 JP2993030B2 JP2036184A JP3618490A JP2993030B2 JP 2993030 B2 JP2993030 B2 JP 2993030B2 JP 2036184 A JP2036184 A JP 2036184A JP 3618490 A JP3618490 A JP 3618490A JP 2993030 B2 JP2993030 B2 JP 2993030B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディスクのデータセクタ上で信号の書き込
みと読み出しを行う磁気ディスク装置のトラッキング方
法に関するものである。
みと読み出しを行う磁気ディスク装置のトラッキング方
法に関するものである。
本発明は、サーボ信号を記録データと周波数多重して
書き込み、読み出されたサーボ信号に基づいて、ヘッド
位置決めとトラッキングサーボとを行うようにしたこと
により、ディスクのデータ記録容量を増加させることが
でき、かつ高精度のトラッキングを行うことができる磁
気ディスク装置のトラッキング方法を提供するものであ
る。
書き込み、読み出されたサーボ信号に基づいて、ヘッド
位置決めとトラッキングサーボとを行うようにしたこと
により、ディスクのデータ記録容量を増加させることが
でき、かつ高精度のトラッキングを行うことができる磁
気ディスク装置のトラッキング方法を提供するものであ
る。
磁気ディスク、例えばいわゆるハードディスクのハー
ドディスクドライブのヘッド位置決め、及び、トラッキ
ングサーボを行うための方式には、大別して3種類の方
式がある。例えば、磁気ディスクのある一面に予めサー
ボ信号(例えばトラックアドレス信号やトラッキング用
パイロット信号等)を書き込んでおき、これをサーボ信
号専用ヘッドで読み出すことによって、当該サーボ信号
専用ヘッドと連動したデータ記録/再生用ヘッドの位置
決めと、トラッキングサーボとを行ういわゆるサーボ面
サーボ方式がある。また、データセクタ間にサーボ信号
を書き込んでおき、データ記録/再生用ヘッドで時分割
的にサーボ信号を読み出すいわゆるセクタサーボ方式、
或いは、磁気ディスクの内外周に基準トラックを設け、
磁気ヘッドの配されたアクチュエータに取り付けられた
ガラスモアレスケールにより内挿してヘッド位置決め等
を行ういわゆるリファレンスサーボ方式等がある。
ドディスクドライブのヘッド位置決め、及び、トラッキ
ングサーボを行うための方式には、大別して3種類の方
式がある。例えば、磁気ディスクのある一面に予めサー
ボ信号(例えばトラックアドレス信号やトラッキング用
パイロット信号等)を書き込んでおき、これをサーボ信
号専用ヘッドで読み出すことによって、当該サーボ信号
専用ヘッドと連動したデータ記録/再生用ヘッドの位置
決めと、トラッキングサーボとを行ういわゆるサーボ面
サーボ方式がある。また、データセクタ間にサーボ信号
を書き込んでおき、データ記録/再生用ヘッドで時分割
的にサーボ信号を読み出すいわゆるセクタサーボ方式、
或いは、磁気ディスクの内外周に基準トラックを設け、
磁気ヘッドの配されたアクチュエータに取り付けられた
ガラスモアレスケールにより内挿してヘッド位置決め等
を行ういわゆるリファレンスサーボ方式等がある。
ところで、近年はハードディスクの大容量化と装置の
小型化が望まれている。
小型化が望まれている。
しかし、上記サーボ面サーボ方式は、例えば小型でプ
ラッタ数(記録面の数)の少ないハードディスクドライ
ブでは、これらの記録面の内のある一面をサーボ用に使
用してしまうため、データ記録容量の点で不利となる。
また、サーボ信号専用ヘッドが必要となっているため、
装置の小型化の障害となっている。上記リファレンスサ
ーボ方式は、アクチュエータに取り付けたガラスモアレ
スケールを用いて間接的にトラックを見つけているた
め、当該スケールとヘッド位置との誤差が大きくなる。
そのため、磁気ディスクの記録容量を大きくすることが
できる狭トラックピッチには不向きである。また、上記
スケールのために装置が大型化することになる。これら
に対し、上記セクタサーボ方式は、上記サーボ面サーボ
方式とリファレンスサーボ方式の欠点を解決する方式と
して注目されているが、データセクタ間にサーボ信号用
の記録領域が必要となるため、ディスクのデータ記録容
量はこのサーボ信号用の記録領域分減ることになる。ま
た、このセクタサーボ方式は、データセクタ間にしかサ
ーボ信号がないいわゆるサンプルサーボ方式であるた
め、サーボ帯域が制限され、高速応答ができず、また、
トラッキング精度が低下するという欠点がある。
ラッタ数(記録面の数)の少ないハードディスクドライ
ブでは、これらの記録面の内のある一面をサーボ用に使
用してしまうため、データ記録容量の点で不利となる。
また、サーボ信号専用ヘッドが必要となっているため、
装置の小型化の障害となっている。上記リファレンスサ
ーボ方式は、アクチュエータに取り付けたガラスモアレ
スケールを用いて間接的にトラックを見つけているた
め、当該スケールとヘッド位置との誤差が大きくなる。
そのため、磁気ディスクの記録容量を大きくすることが
できる狭トラックピッチには不向きである。また、上記
スケールのために装置が大型化することになる。これら
に対し、上記セクタサーボ方式は、上記サーボ面サーボ
方式とリファレンスサーボ方式の欠点を解決する方式と
して注目されているが、データセクタ間にサーボ信号用
の記録領域が必要となるため、ディスクのデータ記録容
量はこのサーボ信号用の記録領域分減ることになる。ま
た、このセクタサーボ方式は、データセクタ間にしかサ
ーボ信号がないいわゆるサンプルサーボ方式であるた
め、サーボ帯域が制限され、高速応答ができず、また、
トラッキング精度が低下するという欠点がある。
そこで、本発明は、上述のような実情に鑑みて提案さ
れたものであり、サーボ用信号のためにディスクの記憶
容量を犠牲にすることがなく、ヘッド位置決め,トラッ
キング精度のよい小型化の可能な磁気ディスク装置のト
ラッキング方法を提供することを目的とするものであ
る。
れたものであり、サーボ用信号のためにディスクの記憶
容量を犠牲にすることがなく、ヘッド位置決め,トラッ
キング精度のよい小型化の可能な磁気ディスク装置のト
ラッキング方法を提供することを目的とするものであ
る。
本発明の磁気ディスク装置のトラッキング方法は、上
述の目的を達成するために提案されたものであり、磁気
ディスク上に形成される複数本の記録トラックの走査方
向に沿ってデータセクタが設けられ、上記データセクタ
上で信号の書き込みと読み出しを行う磁気ディスク装置
のトラッキング方法であって、トラックアドレス信号
と、上記トラックアドレス信号のアドレス値に応じ、隣
合うトラックとの周波数差が相異なる周波数を有するパ
イロット信号とを、記録データと周波数多重して上記デ
ータセクタに書き込み、上記トラックアドレス信号のア
ドレス値と目的トラックのアドレス値との誤差を所定の
アドレス誤差判定値と比較することによって上記目的ト
ラックへのヘッドのシークを行い、上記ヘッドのシーク
後は、上記記録トラックから再生されるトラックアドレ
ス信号のアドレス値に応じたリファレンスパイロット信
号と、上記記録トラックと両隣のトラックのパイロット
信号の周波数差分信号を得、上記周波数差分信号を用い
てトラッキング制御を行うようにした各ブロック毎に符
号化に必要なパラメータを求め、複数ブロックのパラメ
ータの直線近似に基づいたデータを求め、複数のパラメ
ータデータと直線近似に基づいたデータの差分をベクト
ル量子化し、パラメータに基づいて各ブロックデータを
ブロック符号化するようにしたものである。ここで、上
記データセクタに書き込む際は、少なくとも1つのデー
タセクタを読んでから、次のデータセクタに書き込むよ
うにすることができる。
述の目的を達成するために提案されたものであり、磁気
ディスク上に形成される複数本の記録トラックの走査方
向に沿ってデータセクタが設けられ、上記データセクタ
上で信号の書き込みと読み出しを行う磁気ディスク装置
のトラッキング方法であって、トラックアドレス信号
と、上記トラックアドレス信号のアドレス値に応じ、隣
合うトラックとの周波数差が相異なる周波数を有するパ
イロット信号とを、記録データと周波数多重して上記デ
ータセクタに書き込み、上記トラックアドレス信号のア
ドレス値と目的トラックのアドレス値との誤差を所定の
アドレス誤差判定値と比較することによって上記目的ト
ラックへのヘッドのシークを行い、上記ヘッドのシーク
後は、上記記録トラックから再生されるトラックアドレ
ス信号のアドレス値に応じたリファレンスパイロット信
号と、上記記録トラックと両隣のトラックのパイロット
信号の周波数差分信号を得、上記周波数差分信号を用い
てトラッキング制御を行うようにした各ブロック毎に符
号化に必要なパラメータを求め、複数ブロックのパラメ
ータの直線近似に基づいたデータを求め、複数のパラメ
ータデータと直線近似に基づいたデータの差分をベクト
ル量子化し、パラメータに基づいて各ブロックデータを
ブロック符号化するようにしたものである。ここで、上
記データセクタに書き込む際は、少なくとも1つのデー
タセクタを読んでから、次のデータセクタに書き込むよ
うにすることができる。
本発明によれば、サーボ信号を記録データと周波数多
重してデータセクタに書き込んでいるため、サーボ信号
専用の記録領域を必要とせず、サーボ帯域も広くなって
いる。
重してデータセクタに書き込んでいるため、サーボ信号
専用の記録領域を必要とせず、サーボ帯域も広くなって
いる。
以下、本発明を適用した実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
第1図に本発明実施例の磁気ディスク装置の書込/読
出動作説明のための機能ブロックと磁気ディスク(例え
ばいわゆるハードディスク)の概略平面を示す。
出動作説明のための機能ブロックと磁気ディスク(例え
ばいわゆるハードディスク)の概略平面を示す。
この第1図の磁気ディスク装置は、磁気ディスク30上
に形成される複数本の記録トラックTrの走査方向(図中
矢印S方向)に沿って複数個のデータセクタdsが設けら
れ、上記データセクタdsの記録トラックTr上で信号の書
き込みと、読み出しとを行うものであって、信号記録時
には、書込信号処理機能ブロック22によってサーボ信号
を記録データの信号と周波数多重して上記データセクタ
に書き込むようにいている。この信号書込時には、少な
くとも1つのデータセクタを読んでから書き込むように
する。また、信号読出時には、上記磁気ディスク30から
読み出された信号を読出信号処理機能ブロック23で処理
する。この読出信号処理機能ブロック23には、サーボ信
号検出機能ブロック24が含まれていて、当該サーボ信号
検出機能ブロック24によって上記読み出した信号から上
記サーボ信号が検出される。このサーボ信号に基づい
て、駆動制御機能ブロック25が、磁気ヘッド(データ記
録/再生用ヘッド)20の配されたアクチュエータ21を駆
動することにより、ヘッド位置決めとトラッキングサー
ボとを行うようにしている。
に形成される複数本の記録トラックTrの走査方向(図中
矢印S方向)に沿って複数個のデータセクタdsが設けら
れ、上記データセクタdsの記録トラックTr上で信号の書
き込みと、読み出しとを行うものであって、信号記録時
には、書込信号処理機能ブロック22によってサーボ信号
を記録データの信号と周波数多重して上記データセクタ
に書き込むようにいている。この信号書込時には、少な
くとも1つのデータセクタを読んでから書き込むように
する。また、信号読出時には、上記磁気ディスク30から
読み出された信号を読出信号処理機能ブロック23で処理
する。この読出信号処理機能ブロック23には、サーボ信
号検出機能ブロック24が含まれていて、当該サーボ信号
検出機能ブロック24によって上記読み出した信号から上
記サーボ信号が検出される。このサーボ信号に基づい
て、駆動制御機能ブロック25が、磁気ヘッド(データ記
録/再生用ヘッド)20の配されたアクチュエータ21を駆
動することにより、ヘッド位置決めとトラッキングサー
ボとを行うようにしている。
ここで、第2図に示すように、上記磁気ディスク30の
記録トラックTrに書き込まれる信号は、それぞれ互いに
周波数帯域が異なっており、上記サーボ信号としてのト
ラックアドレス信号Aとトラッキング用パイロット信号
Pとは、記録データ信号Dの周波数帯域と異なる周波数
帯域でデータセクタ上に記録(すなわち記録データ信号
Dと周波数多重されて記録)されるようになっている。
当該トラックアドレス信号Aは、上記磁気ディスク30の
データセクタdsと記録トラックTrの絶対位置を示す信号
で、上記トラッキング用パイロット信号Pは、ヘッド20
が記録トラックTr上を正確にトレースするために用いら
れる信号である。
記録トラックTrに書き込まれる信号は、それぞれ互いに
周波数帯域が異なっており、上記サーボ信号としてのト
ラックアドレス信号Aとトラッキング用パイロット信号
Pとは、記録データ信号Dの周波数帯域と異なる周波数
帯域でデータセクタ上に記録(すなわち記録データ信号
Dと周波数多重されて記録)されるようになっている。
当該トラックアドレス信号Aは、上記磁気ディスク30の
データセクタdsと記録トラックTrの絶対位置を示す信号
で、上記トラッキング用パイロット信号Pは、ヘッド20
が記録トラックTr上を正確にトレースするために用いら
れる信号である。
また、記録トラックTrに書き込まれるサーボ信号の上
記トラッキング用パイロット信号Pは、具体的に、例え
ば、異なる周波数(f1,f2,f3,f4)を有する各サーボパ
イロット信号P1〜P4で構成されるものとする。この時
は、1つの記録トラックTrに1種類のサーボパイロット
信号が記録され、かつ、隣合う記録トラックTr間で同じ
周波数とならないように記録される。例えば第3図に示
すように、記録トラックTr1には周波数f1のサーボパイ
ロット信号P1を、記録トラックTr2には周波数f2の信号P
2を、以下同様にトラックTr3に周波数f4の信号P4、トラ
ックTr4に周波数f3の信号P3、トラックTr5に周波数f1の
信号P1、トラックTr6に周波数f2の信号P2を記録する。
ただし、これら各サーボパイロット信号の各周波数f1,f
2,f3,f4間の関係は、 |f1−f2|=Δfa,|f2−f4|=Δfb |f4−f3|=Δfa,|f3−f1|=Δfb となるようにする。例えば、具体的には、 f1=fp ,f2=fp+Δfa f3=fp+Δfb,f4=fp+Δfa+Δfb とすればよい。
記トラッキング用パイロット信号Pは、具体的に、例え
ば、異なる周波数(f1,f2,f3,f4)を有する各サーボパ
イロット信号P1〜P4で構成されるものとする。この時
は、1つの記録トラックTrに1種類のサーボパイロット
信号が記録され、かつ、隣合う記録トラックTr間で同じ
周波数とならないように記録される。例えば第3図に示
すように、記録トラックTr1には周波数f1のサーボパイ
ロット信号P1を、記録トラックTr2には周波数f2の信号P
2を、以下同様にトラックTr3に周波数f4の信号P4、トラ
ックTr4に周波数f3の信号P3、トラックTr5に周波数f1の
信号P1、トラックTr6に周波数f2の信号P2を記録する。
ただし、これら各サーボパイロット信号の各周波数f1,f
2,f3,f4間の関係は、 |f1−f2|=Δfa,|f2−f4|=Δfb |f4−f3|=Δfa,|f3−f1|=Δfb となるようにする。例えば、具体的には、 f1=fp ,f2=fp+Δfa f3=fp+Δfb,f4=fp+Δfa+Δfb とすればよい。
本実施例装置では、これらのサーボパイロット信号を
読み取り、読み取られたサーボパイロット信号に基づい
たトラッキング制御を行っている。具体的には、ヘッド
がトレースしている記録トラックの両隣のトラックか
ら、ギャップGを介してヘッドに洩れ込んでくるサーボ
パイロット信号の量を検出することで、トラッキングの
際のずれ量とずれ方向の検出を行っている。
読み取り、読み取られたサーボパイロット信号に基づい
たトラッキング制御を行っている。具体的には、ヘッド
がトレースしている記録トラックの両隣のトラックか
ら、ギャップGを介してヘッドに洩れ込んでくるサーボ
パイロット信号の量を検出することで、トラッキングの
際のずれ量とずれ方向の検出を行っている。
以下、信号読出の基本的手順を第4図に示すフローチ
ャートで説明する。
ャートで説明する。
この第4図において、ステップRS1で磁気ヘッドから
の信号が供給され、ステップRS2でその信号からサーボ
信号であるトラックアドレス信号Anと、サーボパイロッ
ト信号Pmとが検出される。ここで、nはトラック番号を
示しn=1,2,3,・・・・、mはサーボパイロット信号の
番号を示しm=1,2,3,4である。次に、ステップRS3でア
ドレス信号Anの最大値Amaxが検出され、ステップRS4に
おいて、目的のトラックアドレス信号の値Atと、現在ト
レースされているトラックのアドレス信号の最大値Amax
との誤差(差の絶対値)が求められると共に、その誤差
と所定のアドレス誤差判定値εaとの大小関係判断がな
される。当該ステップRS4では具体的に、Δ=|Amax−At
|の演算が行われると共に、Δ>εaとなるか或いはΔ
≦εaとなるかの判断がなされる。ここで、上記ステッ
プRS4でΔ>εaとなった場合には、現在トレースされ
ているトラックが目的のトラックと異なっていることを
示し、ステップRS5でそれらのアドレスの差分が計算さ
れ、ステップRS6で目的のトラックをシーク(検索)し
てステップRS1に戻る。また、上記ステップRS4でΔ≦ε
aとなった場合は、目的のトラックであることを示し、
そのため、ステップRS7以降でこのトラックでのトラッ
キング制御のための処理がなされる。すなわち、該ステ
ップRS7で上記最大値Amaxに対応するサーボパイロット
信号(周波数fm)で、上記サーボパイロット信号Pmを平
衡変調する。ステップRS8では、このトラック(トレー
スされているトラック)と隣接する両トラックのサーボ
パイロット信号の各周波数fR,fLの周波数差分信号B
(ΔfR),B(ΔfL)が検出され、また、ステップRS9で
は、上記トレースされているトラックのアドレス番号が
Odd(奇数)かEven(偶数)かの判定がなされる。例え
ば、Even(或いはOdd)の時はステップRS10でオフトラ
ック誤差判別値εtがεt=εtとされ、Odd(或いはE
ven)の時はステップRS11でεt=−εtとされる。こ
れらステップRS10,RS11からステップRS12に進む。当該
ステップRS12では、 Δt=B(ΔfR)−B(ΔfL) の演算が行われて、ステップRS13に進む。このステップ
RS13では、上記ステップRS12で求められた上記周波数差
分信号の差Δtとオフトラック誤差判定値εtとの大小
関係が判断される。|Δt|≦εtの時はステップRS14の
オントラックとなる。Δt>εtの時は周波数fLのサー
ボパイロット信号のあるトラック方向へヘッドを移動さ
せ、Δt<−εtの時は周波数fRのサーボパイロット信
号のあるトラック方向へヘッドを移動させるようなトラ
ッキング制御がなされる。上記ステップRS15,RS16での
トラッキング制御がなされた後はステップRS7に戻り、
同様の処理がなされる。
の信号が供給され、ステップRS2でその信号からサーボ
信号であるトラックアドレス信号Anと、サーボパイロッ
ト信号Pmとが検出される。ここで、nはトラック番号を
示しn=1,2,3,・・・・、mはサーボパイロット信号の
番号を示しm=1,2,3,4である。次に、ステップRS3でア
ドレス信号Anの最大値Amaxが検出され、ステップRS4に
おいて、目的のトラックアドレス信号の値Atと、現在ト
レースされているトラックのアドレス信号の最大値Amax
との誤差(差の絶対値)が求められると共に、その誤差
と所定のアドレス誤差判定値εaとの大小関係判断がな
される。当該ステップRS4では具体的に、Δ=|Amax−At
|の演算が行われると共に、Δ>εaとなるか或いはΔ
≦εaとなるかの判断がなされる。ここで、上記ステッ
プRS4でΔ>εaとなった場合には、現在トレースされ
ているトラックが目的のトラックと異なっていることを
示し、ステップRS5でそれらのアドレスの差分が計算さ
れ、ステップRS6で目的のトラックをシーク(検索)し
てステップRS1に戻る。また、上記ステップRS4でΔ≦ε
aとなった場合は、目的のトラックであることを示し、
そのため、ステップRS7以降でこのトラックでのトラッ
キング制御のための処理がなされる。すなわち、該ステ
ップRS7で上記最大値Amaxに対応するサーボパイロット
信号(周波数fm)で、上記サーボパイロット信号Pmを平
衡変調する。ステップRS8では、このトラック(トレー
スされているトラック)と隣接する両トラックのサーボ
パイロット信号の各周波数fR,fLの周波数差分信号B
(ΔfR),B(ΔfL)が検出され、また、ステップRS9で
は、上記トレースされているトラックのアドレス番号が
Odd(奇数)かEven(偶数)かの判定がなされる。例え
ば、Even(或いはOdd)の時はステップRS10でオフトラ
ック誤差判別値εtがεt=εtとされ、Odd(或いはE
ven)の時はステップRS11でεt=−εtとされる。こ
れらステップRS10,RS11からステップRS12に進む。当該
ステップRS12では、 Δt=B(ΔfR)−B(ΔfL) の演算が行われて、ステップRS13に進む。このステップ
RS13では、上記ステップRS12で求められた上記周波数差
分信号の差Δtとオフトラック誤差判定値εtとの大小
関係が判断される。|Δt|≦εtの時はステップRS14の
オントラックとなる。Δt>εtの時は周波数fLのサー
ボパイロット信号のあるトラック方向へヘッドを移動さ
せ、Δt<−εtの時は周波数fRのサーボパイロット信
号のあるトラック方向へヘッドを移動させるようなトラ
ッキング制御がなされる。上記ステップRS15,RS16での
トラッキング制御がなされた後はステップRS7に戻り、
同様の処理がなされる。
第5図にサーボ信号読み取り、トラッキング制御を行
うための具体的な回路構成を示す。
うための具体的な回路構成を示す。
すなわち、第5図の磁気ヘッド20は、任意の記録トラ
ックをトレースしており、磁気ヘッド20で読み取られた
信号は、アンプ2によって増幅されている。この時の磁
気ヘッド20で読み取られる信号としては、上記任意の記
録トラックに記録データが書き込まれている場合には、
この記録データ信号の他に、当該記録データ信号と周波
数多重されているトラックアドレス信号及びトラッキン
グ用パイロット信号、更に、当該任意の記録トラックと
隣接する両隣のトラックのパイロット信号となる。ま
た、記録データが書き込まれていない場合には、上記ト
ラックアドレス信号と、各パイロット信号となる。ここ
で、第5図のバンドパスフィルタ(BPF)5は、上記ト
ラックアドレス信号の周波数帯域を通過帯域とするもの
であり、このため、アドレス検出回路7は、磁気ヘッド
20が現在トレースしているトラックのアドレス値を検出
している。また、平衡変調回路3は、上記アンプ2の出
力から上記各パイロット信号を抜き出すと共に、所定の
リファレンスパイロット信号でその抜き出されたパイロ
ット信号を平衡変調して、上記各パイロット信号とリフ
ァレンスパイロット信号との差分信号(周波数差分信
号)を得るものである。ここで、上記所定のリファレン
スパイロット信号は、REFパイロット発生回路4から得
られるようになっていて、上記アドレス検出回路7のア
ドレス値に応じた信号すなわち上記任意の記録トラック
のパイロット信号と同周波数の信号となっている。更
に、この平衡変調回路3の出力は、BPF8,9にそれぞれ送
られる。当該BPF8,9は、それぞれの周波数差分信号の周
波数帯域を通過帯域とするものである。このようなこと
から、上記BPF8,9から得られる信号は、第4図のステッ
プRS8で検出される周波数差分信号B(ΔfR)と、B
(ΔfL)となる。例えば、上記BPF8からは上記周波数差
分信号B(ΔfR)が、上記BPF9からは上記周波数差分信
号B(ΔfL)が得られるようになっている。これらの信
号は、比較回路10に送られて、該比較回路10で上記周波
数差分信号の比較すなわちB(ΔfR)と、B(ΔfL)と
の比較(第4図のステップRS12)がなされる。この比較
回路10の出力がトラッキング方向切換スイッチ12に送ら
れる。ただし、当該トラッキング方向切換スイッチ12の
一方の被選択端子には上記比較回路10の出力がそのまま
供給され、他方の被選択端子には、反転増幅器11を介し
た上記出力が供給されるようになっている。また、この
トラッキング方向選択スイッチ12は、上記アドレス検出
回路7の出力が供給され、そのアドレス検出値に応じた
被選択端子が選ばれることで、トラッキングの方向が制
御されるようになっている。このスイッチ12の出力は、
更にアンプ13を介し、ヘッド20のトラッキング動作を行
わせるためのボイスコイルモータ(VCM)14に送られて
いる。当該ボイスコイルモータ14が上記スイッチ12の出
力に基づいて駆動されることでトラッキング制御がなさ
れる。すなわち、上記スイッチ12の上記アドレス検出値
に応じたトラッキング制御は、第4図のステップRS9〜R
S11,RS13〜RS16の処理と対応している。
ックをトレースしており、磁気ヘッド20で読み取られた
信号は、アンプ2によって増幅されている。この時の磁
気ヘッド20で読み取られる信号としては、上記任意の記
録トラックに記録データが書き込まれている場合には、
この記録データ信号の他に、当該記録データ信号と周波
数多重されているトラックアドレス信号及びトラッキン
グ用パイロット信号、更に、当該任意の記録トラックと
隣接する両隣のトラックのパイロット信号となる。ま
た、記録データが書き込まれていない場合には、上記ト
ラックアドレス信号と、各パイロット信号となる。ここ
で、第5図のバンドパスフィルタ(BPF)5は、上記ト
ラックアドレス信号の周波数帯域を通過帯域とするもの
であり、このため、アドレス検出回路7は、磁気ヘッド
20が現在トレースしているトラックのアドレス値を検出
している。また、平衡変調回路3は、上記アンプ2の出
力から上記各パイロット信号を抜き出すと共に、所定の
リファレンスパイロット信号でその抜き出されたパイロ
ット信号を平衡変調して、上記各パイロット信号とリフ
ァレンスパイロット信号との差分信号(周波数差分信
号)を得るものである。ここで、上記所定のリファレン
スパイロット信号は、REFパイロット発生回路4から得
られるようになっていて、上記アドレス検出回路7のア
ドレス値に応じた信号すなわち上記任意の記録トラック
のパイロット信号と同周波数の信号となっている。更
に、この平衡変調回路3の出力は、BPF8,9にそれぞれ送
られる。当該BPF8,9は、それぞれの周波数差分信号の周
波数帯域を通過帯域とするものである。このようなこと
から、上記BPF8,9から得られる信号は、第4図のステッ
プRS8で検出される周波数差分信号B(ΔfR)と、B
(ΔfL)となる。例えば、上記BPF8からは上記周波数差
分信号B(ΔfR)が、上記BPF9からは上記周波数差分信
号B(ΔfL)が得られるようになっている。これらの信
号は、比較回路10に送られて、該比較回路10で上記周波
数差分信号の比較すなわちB(ΔfR)と、B(ΔfL)と
の比較(第4図のステップRS12)がなされる。この比較
回路10の出力がトラッキング方向切換スイッチ12に送ら
れる。ただし、当該トラッキング方向切換スイッチ12の
一方の被選択端子には上記比較回路10の出力がそのまま
供給され、他方の被選択端子には、反転増幅器11を介し
た上記出力が供給されるようになっている。また、この
トラッキング方向選択スイッチ12は、上記アドレス検出
回路7の出力が供給され、そのアドレス検出値に応じた
被選択端子が選ばれることで、トラッキングの方向が制
御されるようになっている。このスイッチ12の出力は、
更にアンプ13を介し、ヘッド20のトラッキング動作を行
わせるためのボイスコイルモータ(VCM)14に送られて
いる。当該ボイスコイルモータ14が上記スイッチ12の出
力に基づいて駆動されることでトラッキング制御がなさ
れる。すなわち、上記スイッチ12の上記アドレス検出値
に応じたトラッキング制御は、第4図のステップRS9〜R
S11,RS13〜RS16の処理と対応している。
ところで、本実施例装置による信号記録時には、少な
くとも1つのデータセクタを読んでから、信号を上記デ
ータセクタに書き込むようにしている。すなわち、第6
図に示すように、例えばデータセクタds1を読むことで
トラッキングを行い、ヘッドが正確に記録トラック上を
トレースすることができるようになってから、当該デー
タセクタds1の次のデータセクタds2に信号を書き込むよ
うにする。また、この時、書き込むことのできるセクタ
数は、トラッキング精度に関係するので(すなわち連続
して書き込むセクタ数が多い程トラッキング精度が低下
する)ので、求めるトラッキング精度に応じて連続して
書き込むセクタ数を決める。このことから、最もトラッ
キング精度が良いのは、セクタ1つおきに書き込みを行
う場合となる。
くとも1つのデータセクタを読んでから、信号を上記デ
ータセクタに書き込むようにしている。すなわち、第6
図に示すように、例えばデータセクタds1を読むことで
トラッキングを行い、ヘッドが正確に記録トラック上を
トレースすることができるようになってから、当該デー
タセクタds1の次のデータセクタds2に信号を書き込むよ
うにする。また、この時、書き込むことのできるセクタ
数は、トラッキング精度に関係するので(すなわち連続
して書き込むセクタ数が多い程トラッキング精度が低下
する)ので、求めるトラッキング精度に応じて連続して
書き込むセクタ数を決める。このことから、最もトラッ
キング精度が良いのは、セクタ1つおきに書き込みを行
う場合となる。
ここで、上述した信号記録の手順を第7図のフローチ
ャートを用いて説明する。この第7図において、ステッ
プWS1の再生状態から、ステップWS2で記録状態に移行す
るか否かが判断され、NoでステップWS1に戻り、Yesでス
テップWS3に進む。当該ステップWS3では、ヘッド位置か
ら最も近く、かつデータセクタの先頭が読めるセクタds
1の記録トラックを読むことでトラッキングが取られ
る。次にステップWS4で、上記セクタds1の次のセクタds
2から第n番目のセクタdsn+1まで信号の書き込みを行
い、ステップWS5へ進む。該ステップWS5では、上記第n
番目のセクタdsn+1の次のセクタdsn+2の記録トラックを
読むことで再びトラッキングが取られる。この時、ステ
ップWS6でn+1→1にセクタ番号が置き換えられ、ス
テップWS7で書き込まれるデータが終了したか否かの判
断がなされる。このステップWS7においてYesでステップ
WS1に戻り、再びステップWS2からステップWS7までの処
理を行う。NoでステップWS8に進み、該ステップWS8で
は、この記録トラック内にセクタがまだあるか否かの判
断がなされ、YesでステップWS4に戻り、NoでステップWS
9に進む。このステップWS9で次の記録トラック或いは次
のシリンダへ処理が移された後、再びステップWS3に戻
され、以下当該次の記録トラック或いは次のシリンダ
で、ステップWS3以後の処理が行われる。なお、上記n
の値としては、上述したように連続して記録するセクタ
数が多いとトラッキング精度が低下することを考慮し
て、適切な大きさとしていることは勿論である。
ャートを用いて説明する。この第7図において、ステッ
プWS1の再生状態から、ステップWS2で記録状態に移行す
るか否かが判断され、NoでステップWS1に戻り、Yesでス
テップWS3に進む。当該ステップWS3では、ヘッド位置か
ら最も近く、かつデータセクタの先頭が読めるセクタds
1の記録トラックを読むことでトラッキングが取られ
る。次にステップWS4で、上記セクタds1の次のセクタds
2から第n番目のセクタdsn+1まで信号の書き込みを行
い、ステップWS5へ進む。該ステップWS5では、上記第n
番目のセクタdsn+1の次のセクタdsn+2の記録トラックを
読むことで再びトラッキングが取られる。この時、ステ
ップWS6でn+1→1にセクタ番号が置き換えられ、ス
テップWS7で書き込まれるデータが終了したか否かの判
断がなされる。このステップWS7においてYesでステップ
WS1に戻り、再びステップWS2からステップWS7までの処
理を行う。NoでステップWS8に進み、該ステップWS8で
は、この記録トラック内にセクタがまだあるか否かの判
断がなされ、YesでステップWS4に戻り、NoでステップWS
9に進む。このステップWS9で次の記録トラック或いは次
のシリンダへ処理が移された後、再びステップWS3に戻
され、以下当該次の記録トラック或いは次のシリンダ
で、ステップWS3以後の処理が行われる。なお、上記n
の値としては、上述したように連続して記録するセクタ
数が多いとトラッキング精度が低下することを考慮し
て、適切な大きさとしていることは勿論である。
上述したように、本実施例の磁気ディスク装置におい
ては、記録トラックに記録データと周波数多重してサー
ボ信号が書き込まれているため、サーボ信号用の書込領
域を特に必要とせず、ディスクの記録容量を上げること
が可能となっている。また、信号読み出し時、記録トラ
ックにサーボ信号が書き込まれているため、サーボ帯域
が広くなり、トラッキング精度が向上することになる。
更に、データ記録/再生用ヘッドでサーボ信号を読み取
っているため、例えば従来のサーボ面サーボ方式の装置
のように、サーボ専用ヘッドを必要としない。更に、信
号書き込み時には、少なくとも1つのデータセクタを読
んでから信号を記録し、信号が記録されるセクタ数を適
切なものとすることで、書込時のトラッキング精度の向
上が図れるようになっている。
ては、記録トラックに記録データと周波数多重してサー
ボ信号が書き込まれているため、サーボ信号用の書込領
域を特に必要とせず、ディスクの記録容量を上げること
が可能となっている。また、信号読み出し時、記録トラ
ックにサーボ信号が書き込まれているため、サーボ帯域
が広くなり、トラッキング精度が向上することになる。
更に、データ記録/再生用ヘッドでサーボ信号を読み取
っているため、例えば従来のサーボ面サーボ方式の装置
のように、サーボ専用ヘッドを必要としない。更に、信
号書き込み時には、少なくとも1つのデータセクタを読
んでから信号を記録し、信号が記録されるセクタ数を適
切なものとすることで、書込時のトラッキング精度の向
上が図れるようになっている。
また、本実施例装置の信号記録時のトラッキング制御
の方法は、上述したような方法に限定されず、例えば、
いわゆるフォーマッティング時等に磁気ディスク30の記
録トラックTrに予め上記サーボ信号を記録しておけば、
後の信号記録時に、高精度なトラッキングが可能とな
る。例えば、ディスクの出荷時に高精度サーボ信号書込
装置等を用いてサーボ信号を書き込んでおけば狭トラッ
クピッチにも対応できる。更に、トラックピッチがそれ
ほど小さくない場合にも出荷時にサーボ信号を書き込ん
でおくことで、高精度なトラッキングが可能となる。
の方法は、上述したような方法に限定されず、例えば、
いわゆるフォーマッティング時等に磁気ディスク30の記
録トラックTrに予め上記サーボ信号を記録しておけば、
後の信号記録時に、高精度なトラッキングが可能とな
る。例えば、ディスクの出荷時に高精度サーボ信号書込
装置等を用いてサーボ信号を書き込んでおけば狭トラッ
クピッチにも対応できる。更に、トラックピッチがそれ
ほど小さくない場合にも出荷時にサーボ信号を書き込ん
でおくことで、高精度なトラッキングが可能となる。
本発明の磁気ディスク装置においては、サーボ信号を
記録データと周波数多重して書き込み、読み出されたサ
ーボ信号により、ヘッド位置決めとトラッキングサーボ
とを行うようにしたことにより、ディスク上にサーボ信
号用の書込領域を特に必要とせず、ディスクのデータ記
録容量を多くとることが可能となる。また、記録トラッ
クにサーボ信号が書き込まれているため、サーボ帯域が
広くなり、トラッキング精度が向上している。
記録データと周波数多重して書き込み、読み出されたサ
ーボ信号により、ヘッド位置決めとトラッキングサーボ
とを行うようにしたことにより、ディスク上にサーボ信
号用の書込領域を特に必要とせず、ディスクのデータ記
録容量を多くとることが可能となる。また、記録トラッ
クにサーボ信号が書き込まれているため、サーボ帯域が
広くなり、トラッキング精度が向上している。
更に、データ記録/再生用ヘッドでサーボ信号を読み
取っているため、サーボ専用ヘッドを必要とせず、装置
の小型化も可能となる。
取っているため、サーボ専用ヘッドを必要とせず、装置
の小型化も可能となる。
第1図は本発明実施例の磁気ディスク装置の機能ブロッ
ク及び磁気ディスクの概略平面を示す図、第2図は磁気
ディスクに記録される信号の周波数帯域を示す図、第3
図は磁気ディスクの記録トラックを拡大した拡大図、第
4図は信号読出の手順を示すフローチャート、第5図は
信号読出とトラッキング制御のための具体的回路構成を
示すブロック回路図、第6図は信号書込を説明するため
の図、第7図は信号書込の手順を示すフローチャートで
ある。 20……磁気ヘッド 21……アクチュエータ 22……書込信号処理機能ブロック 23……読出信号処理機能ブロック 24……サーボ信号検出機能ブロック 25……駆動制御機能ブロック 30……磁気ディスク Tr……記録トラック ds……データセクタ
ク及び磁気ディスクの概略平面を示す図、第2図は磁気
ディスクに記録される信号の周波数帯域を示す図、第3
図は磁気ディスクの記録トラックを拡大した拡大図、第
4図は信号読出の手順を示すフローチャート、第5図は
信号読出とトラッキング制御のための具体的回路構成を
示すブロック回路図、第6図は信号書込を説明するため
の図、第7図は信号書込の手順を示すフローチャートで
ある。 20……磁気ヘッド 21……アクチュエータ 22……書込信号処理機能ブロック 23……読出信号処理機能ブロック 24……サーボ信号検出機能ブロック 25……駆動制御機能ブロック 30……磁気ディスク Tr……記録トラック ds……データセクタ
Claims (1)
- 【請求項1】磁気ディスク上に形成される複数本の記録
トラックの走査方向に沿ってデータセクタが設けられ、
上記データセクタ上で信号の書き込みと読み出しを行う
磁気ディスク装置のトラッキング方法であって、 トラックアドレス信号と、上記トラックアドレス信号の
アドレス値に応じ、隣合うトラックとの周波数差が相異
なる周波数を有するパイロット信号とを、記録データと
周波数多重して上記データセクタに書き込み、 上記トラックアドレス信号のアドレス値と目的トラック
のアドレス値との誤差を所定のアドレス誤差判定値と比
較することによって上記目的トラックへのヘッドのシー
クを行い、 上記ヘッドのシーク後は、上記記録トラックから再生さ
れるトラックアドレス信号のアドレス値に応じたリファ
レンスパイロット信号と、上記記録トラックと両隣のト
ラックのパイロット信号との周波数差分信号を得、 上記周波数差分信号を用いてトラッキング制御を行うよ
うにした ことを特徴とする磁気ディスク装置のトラッキング方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2036184A JP2993030B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 磁気ディスク装置のトラッキング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2036184A JP2993030B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 磁気ディスク装置のトラッキング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03241575A JPH03241575A (ja) | 1991-10-28 |
JP2993030B2 true JP2993030B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=12462647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2036184A Expired - Fee Related JP2993030B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 磁気ディスク装置のトラッキング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2993030B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-19 JP JP2036184A patent/JP2993030B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03241575A (ja) | 1991-10-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |