JPH07226041A - データ記録再生装置とヘッド幅測定装置 - Google Patents

データ記録再生装置とヘッド幅測定装置

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JPH07226041A
JPH07226041A JP1454394A JP1454394A JPH07226041A JP H07226041 A JPH07226041 A JP H07226041A JP 1454394 A JP1454394 A JP 1454394A JP 1454394 A JP1454394 A JP 1454394A JP H07226041 A JPH07226041 A JP H07226041A
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JP1454394A
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Inventor
Hiroshi Ito
浩志 伊藤
Koji Nagafune
貢治 長船
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は複合ヘッド構造のヘッドを使用
したデータ記録再生装置において、各ヘッドのヘッド幅
に適正なゲインを設定することにより、ヘッド位置決め
制御処理等のデータ処理を適正なゲインにより実行し、
データ処理の結果に基づいたヘッド位置決め精度等の低
下を抑制することにある。 【構成】CPU23は、ディスク6からサーボデータを
読出してヘッド位置決め制御処理を行なう場合に、デー
タリード用ヘッド1による読出し動作に応じたゲイン適
正値またはデータライト用ヘッド2による読出し動作に
応じたゲイン適正値を設定する。CPU23は、データ
リード用ヘッド1またはデータライト用ヘッド2により
読出されたサーボデータに基づいて、設定されたゲイン
適正値によるヘッド位置決め制御処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばハードディスク
装置等のデータ記録再生装置において、データリード用
ヘッドとデータライト用ヘッドとを一体化した複合構造
のヘッドを有するデータ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばハードディスク装置(HD
D)等のデータ記録再生装置では、記録媒体であるディ
スクにデータを記録再生するためのヘッドが設けられて
いる。ヘッドは、薄膜ヘッド等の誘導型ヘッドとMR
(magneto resistive)ヘッド等の磁
束応答型ヘッドに大別される。
【0003】近年、特にHDDでは記録密度が飛躍的に
増大化し、1ビット当たりの再生信号が微弱となるた
め、高感度のヘッドが要求されている。MRヘッドは異
方性磁気抵抗効果を利用して、ディスクの表面に発生す
る磁界を抵抗値の変化として検出するヘッドである。M
Rヘッドは、誘導型の薄膜ヘッド等に対して、高感度で
あり、再生信号の大きさがディスクの走行速度に依存し
ない利点を有する。このため、MRヘッドをヘッドとし
て使用した高記録密度のHDDが開発されている。
【0004】しかしながら、MRヘッドは読出し専用の
ヘッド(データリード用ヘッド)である。したがって、
HDDのようなデータ記録再生装置では、MRヘッド以
外に書込み専用のヘッドが必要となる。具体的には、書
込み専用のヘッド(データライト用ヘッド)として誘導
型の薄膜ヘッドを使用し、この薄膜ヘッドとMRヘッド
からなる複合ヘッド構造のヘッドが使用されている。こ
の複合ヘッド構造のヘッドは、図6(A)に示すよう
に、データリード用のMRヘッド1とデータライト用の
薄膜ヘッド2とからなる。薄膜ヘッド2は、上部磁極
3、下部磁極4および書込みギャップ5を有する。薄膜
ヘッド2は、書込みギャップ5から発生する記録磁界に
より、ディスク上にデータを書込む。
【0005】MRヘッド1の読出しギャップと薄膜ヘッ
ド2の書込みギャップ5間には、MRヘッド1のシール
ドおよび薄膜ヘッド2の磁極(ポール)の厚さがあるた
め、数μm〜10数μmの距離dがある。ここで、書込
みギャップ5のギャップ幅T1に対して、読出しギャッ
プ幅T2の方が小さいワイドライト(wide wri
te)/ナローリード(narrow read)方式
が一般的である。
【0006】ところで、HDDでは、ヘッドをディスク
の半径方向に移動させるヘッド移動機構(キャリッジ機
構)として、ロータリ型アクチュエータが使用されてい
る。このようなヘッド移動機構では、図6(B)に示す
ように、ヘッドのギャップ(MRヘッド1の読出しギャ
ップと書込みギャップ5)は、ディスクのトラック位置
(ディスクの半径方向)により、アジマス角φを有する
ことになる。アジマス角φは、ディスク走行方向Yとヘ
ッドのギャップ法線Xとの角度である。このアジマス角
φが発生するために、MRヘッド1の読出しギャップに
よりデータを読出すトラックTR1と書込みギャップ5
によりデータを書込むトラックTR2との間に、トラッ
クずれ量TE(TE=d・sinφ)が発生する。
【0007】このようなトラックずれ量TEが発生する
と、ディスクからデータを読出すときに隣接するトラッ
クから誤って読出したり、またデータを書込むときに隣
接するトラックに誤って書込むような事態が発生し、エ
ラー発生の要因となる。このため、従来では、前記のよ
うなワイドライト/ナローリード方式を採用し、図6
(A)に示すように、書込みギャップ5のギャップ幅T
1に対して、MRヘッド1の読出しギャップのギャップ
幅T2を相対的に小さくしている。
【0008】一方、HDDでは、ヘッドをディスク上の
目標トラック(目標シリンダ)に位置決めするためのヘ
ッド位置決め制御装置が設けられている。ヘッド位置決
め制御方式では、特に小型のHDDには、ディスクのデ
ータ面(ユーザデータを記録再生する面)に記録された
サーボデータに基づいて、ヘッド位置決め制御を行なう
セクタサーボ方式が採用されている。
【0009】セクタサーボ方式では、サーボデータの中
にシリンダアドレスコードとバーストデータが含まれて
おり、シリンダアドレスコードに基づいて速度制御が実
行されて、バーストデータに基づいて位置制御が実行さ
れる。速度制御はヘッドを目標シリンダまで移動させる
制御である。位置制御はヘッドを目標シリンダの中心に
位置決めするための制御である。
【0010】このようなヘッド位置決め制御では、ヘッ
ドによりディスクから読出されたサーボデータを処理
し、前記のような速度制御と位置制御が実行される。こ
こで、特に位置制御では、データの読出し動作時には、
データリード用ヘッドであるMRヘッド1により、サー
ボデータのバーストデータが読出される。また、データ
の書込み動作時には、データライト用ヘッドである薄膜
ヘッド2により、サーボデータのバーストデータが読出
される。これは、前記のように各ヘッド間にギャップ間
距離dやアジマス角φがあるため、各ヘッド1,2毎に
それぞれ目標シリンダの中心に正確に位置決めするため
である。
【0011】MRヘッド1からなるデータリード用ヘッ
ド(ヘッドRと称する)と薄膜ヘッド2からなるデータ
ライト用ヘッド(ヘッドWと称する)とでは、ヘッド幅
が異なる。このため、図5に示すように、ヘッドRによ
り再生されたバーストデータの信号波形(VR)とヘッ
ドWにより再生されたバーストデータの信号波形(V
W)の各振幅値が異なる。
【0012】ここで、バーストデータは、図5に示すよ
うに、シリンダ中心を境界としてバーストデータAとバ
ーストデータBとが交互に配置されている。ヘッド位置
決め制御装置を構成するマイクロプロセッサ(CPU)
は、ヘッド(R又はW)により再生されたバーストデー
タから求めた位置情報A,Bにより、「(A−B)/
(A+B)」の位置計算処理を実行する。この位置計算
結果が0になる位置が、シリンダの中心となる。位置情
報A,Bは、再生したバーストデータA,Bの振幅をサ
ンプルホールドし、A/D変換処理して得られた情報で
ある。
【0013】前記の位置計算結果とヘッドの位置との関
係は、位置計算結果に所定のゲイン値Gを掛けたものに
なる。したがって、CPUは、「{(A−B)/(A+
B)}×G」の計算処理を実行し、シリンダ中心からの
ヘッドの位置ずれ量を算出する。この位置ずれ量を0に
するように、ヘッド位置決め制御が行なわれる。即ち、
位置ずれ量から制御量を求めて、この制御量に基づい
て、ヘッドを駆動するためのモータ(ボイスコイルモー
タ)を駆動制御する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来では、MRヘッド
等のデータリード用ヘッドと薄膜ヘッド等のデータライ
ト用ヘッドとを一体化した複合ヘッドでは、各ヘッドの
ヘッド幅(ギャップ幅)が異なる。このため、各ヘッド
により、例えばバーストデータを再生する場合に、再生
信号の振幅値が異なる。
【0015】ここで、ヘッド位置決め制御では、バース
トデータA,Bの振幅値を求めて、「{(A−B)/
(A+B)}×G」の計算処理を実行することにより、
ヘッドの位置制御が実行されている。この場合、データ
リード用ヘッドとデータライト用ヘッドを位置制御する
とき、ヘッド幅に応じて位置情報A,Bの振幅値が異な
るため、各ヘッドに対応する正確な位置ずれ量を算出す
ることが困難であった。したがって、ヘッド位置決め制
御系(サーボ系)全体のゲインが変動し、ヘッド位置決
め精度が低下する問題がある。
【0016】また、ヘッド幅に応じた計算処理を実行す
る場合には、ヘッド幅を測定して、ヘッド幅に適正なゲ
インGを設定する必要があるが、ヘッド幅を正確かつ簡
単に測定する方法がない。従来では、ヘッド幅を測定す
る工程はHDD等の製造工程の中で比較的煩わしい作業
の一つである。
【0017】本発明の目的は、複合ヘッド構造のヘッド
を使用したデータ記録再生装置において、各ヘッドのヘ
ッド幅に適正なゲインを設定することにより、ヘッド位
置決め制御処理等のデータ処理を適正なゲインにより実
行し、データ処理の結果に基づいたヘッド位置決め精度
等の低下を抑制することにある。さらに、本発明の目的
は、複合ヘッド構造のヘッドを使用したデータ記録再生
装置において、各ヘッドのヘッド幅を正確かつ簡単に測
定できるヘッド幅測定装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、MRヘ
ッド等のデータリード用ヘッドと薄膜ヘッド等のデータ
ライト用ヘッドを有する複合ヘッド構造のヘッド手段を
有し、ディスクに記録されたサーボデータに基づいてヘ
ッド位置決め制御を行なうデータ記録再生装置におい
て、ヘッド位置決め制御処理を行なうときのゲインを各
ヘッドに応じた適正値に設定するゲイン設定手段を備え
た装置である。
【0019】本発明の第2は、MRヘッド等のデータリ
ード用ヘッドと薄膜ヘッド等のデータライト用ヘッドを
有する複合ヘッド構造のヘッド手段または単一のリード
/ライト用ヘッドを備えたデータ記録再生装置におい
て、ヘッド幅測定用のバーストデータを記録するデータ
記録手段、ヘッド手段をディスクの半径方向に移動させ
るヘッド移動手段およびバーストデータを読出したとき
のヘッド手段の出力に基づいてヘッド幅を測定する測定
手段を有するヘッド幅測定装置である。
【0020】
【作用】本発明の第1では、ゲイン設定手段は、ディス
クからサーボデータを読出してヘッド位置決め制御処理
を行なう場合に、データリード用ヘッドによる読出し動
作に応じたゲイン適正値またはデータライト用ヘッドに
よる読出し動作に応じたゲイン適正値を設定する。制御
手段は、データリード用ヘッドまたはデータライト用ヘ
ッドにより読出されたサーボデータに基づいて、ゲイン
設定手段により設定されたゲイン適正値によるヘッド位
置決め制御処理を実行する。
【0021】本発明の第2では、データ記録手段は、デ
ータ記録再生装置の製造時にディスク上の所定位置にヘ
ッド幅測定用のバーストデータを記録する。測定手段
は、移動するヘッド手段の中で、バーストデータの読出
し動作を実行するデータリード用ヘッドまたは前記デー
タライト用ヘッドによる再生信号波形に基づいて、デー
タリード用ヘッドまたは前記データライト用ヘッドのヘ
ッド幅を測定する。または、測定手段は、単一のリード
/ライト用ヘッドによる再生信号波形に基づいて、その
ヘッド幅を測定する。
【0022】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の第1の実施例に係わるハードディス
ク装置(HDD)のヘッド位置決め制御装置の要部を示
すブロック図、図2は同実施例の動作を説明するための
フローチャート、図3は本発明の第2の実施例に係わる
ヘッド幅測定装置の要部を示すブロック図、図4は第2
の実施例の動作を説明するための概念図である。
【0023】HDDは、図1に示すように、記録媒体で
あるディスク6を回転駆動するためのディスク回転機構
7、ヘッド10によりディスク6からデータを再生する
データ再生系14、およびディスク6上の目標シリンダ
にヘッド10を位置決めするためのサーボ系(ヘッド位
置決め制御系)を有する。これ以外にも、ヘッド10に
よりディスク6にデータを記録するためのデータ記録系
がある。
【0024】ディスク回転機構7は、ディスク6を回転
駆動させるスピンドルモータ8およびモータドライバ9
を有する。モータドライバ9はディスクコントローラ
(HDC)19からのモータ制御信号によりスピンドル
モータ8を駆動する。
【0025】ヘッド10は、MRヘッドからなるデータ
リード用ヘッド1と薄膜ヘッドからなるデータライト用
ヘッド2とが一体化された複合ヘッド構造から構成され
ている。データリード用ヘッド1は、データの読出し動
作専用であり、データライト用ヘッド2に対して相対的
にヘッド幅(ギャップ幅)が小さいヘッドである(図6
(A)を参照)。データライト用ヘッド2は、通常では
ユーザデータの書込み専用であり、ヘッド位置決め制御
時にはディスク6からサーボデータを読出すリード/ラ
イトヘッドである。
【0026】データ再生系14は、ヘッドアンプ15、
ローパスフィルタ(LPF)16、リードパルス生成回
路17およびデータ再生回路18を有する。ヘッドアン
プ15はヘッド10のデータリード用ヘッド1またはデ
ータライト用ヘッド2により読出されたリード信号を増
幅する。LPF16はヘッドアンプ15から出力された
リード信号のノイズ除去を行なう。リードパルス生成回
路17は、LPF16を通過したリード信号をリードパ
ルスに変換する。データ再生回路18は、リードパルス
生成回路17から出力されたリードパルスからリードデ
ータを再生し、HDC19に出力する。
【0027】HDC19は、ホストコンピュータとHD
Dとのインターフェースを構成しており、再生したリー
ドデータをホストコンピュータに転送し、またはホスト
コンピュータからのライトデータをデータ記録系(図示
せず)に転送する。また、HDC19は、HDDの制御
装置であるCPU23と各種インターフェース信号の交
換を行なう。
【0028】サーボ系は、ヘッド10を保持するアクチ
ュエータ(キャリッジ機構)11、アクチュエータ11
を駆動するためのボイスコイルモータ(VCM)12、
VCM12を駆動するためのVCMドライバ13および
サーボコントローラ22を有する。同実施例では、便宜
的にディスク6が1枚の場合であり、アクチュエータ1
1はディスク6の両面に対向する2個のヘッド10を保
持している。
【0029】サーボコントローラ22は、ヘッド10に
よりディスク6から読出されたサーボデータから、ヘッ
ド位置決め制御に必要なシリンダアドレスコードとバー
ストデータ(位置情報)を抽出して、CPU23に出力
する。サーボコントローラ22は、リードパルス生成回
路17から出力されたリードパルスからシリンダアドレ
スコードを抽出する。シリンダアドレスコードは、ヘッ
ド10がディスク6上に位置するシリンダ番号である。
【0030】一方、バーストデータは、サンプルホール
ド回路20とA/D変換回路21を通じてサーボコント
ローラ22に入力される。サンプルホールド回路20
は、データ再生系のLPF16から出力されたリード信
号(アナログ信号)の振幅値をホールドする。A/D変
換回路21は、サンプルホールド回路20にホールドさ
れた振幅値をディジタルに変換してサーボコントローラ
22に出力する。サーボコントローラ22はサンプルホ
ールド回路20とA/D変換回路21にタイミング信号
を出力して、入力したディジタルの振幅値を位置情報
(A,B)をCPU23に出力する。
【0031】CPU23は、サーボコントローラ22か
ら出力されたサーボデータに基づいて、ヘッド位置決め
制御処理を実行する。即ち、CPU23は、サーボコン
トローラ22から出力されたシリンダアドレスコードに
基づいて、ヘッド10を目標シリンダまで移動させる速
度制御を実行する。この速度制御により目標シリンダに
到達後に、CPU23はサーボコントローラ22から出
力された位置情報(A,B)により、前記の「{(A−
B)/(A+B)}×G」の計算処理を実行して、ヘッ
ド10を目標シリンダの中心に位置決めするための位置
制御を実行する。
【0032】同実施例では、メモリ24には、ヘッド1
0のデータリード用ヘッド1およびデータライト用ヘッ
ド2の各ヘッド幅に対応するゲインGの値が格納されて
いる。このゲインGは、「{(A−B)/(A+B)}
×G」の計算式により、ヘッド10の目標シリンダの中
心に対する位置ずれ量を求めるための変換ゲイン値であ
る。CPU23は、位置制御処理時に位置決め対象のデ
ータリード用ヘッド1またはデータライト用ヘッド2に
応じて、そのヘッド幅に対応する適正なゲインGをメモ
リ24から読出して設定する。CPU23は、計算処理
により算出した位置ずれ量である制御量をD/A変換回
路25に出力する。D/A変換回路25は制御量をアナ
ログ信号に変換して、VCMドライバ13を駆動する。
VCM12はVCMドライバ13により駆動されて、ヘ
ッド10をディスク6の半径方向に移動制御することに
なる。
【0033】次に、第1の実施例の動作を図2のフロー
チャートを参照して説明する。HDDでは、ホストコン
ピュータからHDC19を介してアクセスが発生する
と、CPU23はヘッド10をアクセス対象の目標シリ
ンダに位置決めするためのヘッド位置決め制御を実行す
る(ステップS1)。まず、前記のように、CPU23
は、サーボコントローラ22から出力されたシリンダア
ドレスコードに基づいて、ヘッド10を目標シリンダま
で移動させる速度制御を実行する(ステップS2)。
【0034】ヘッド10が速度制御により目標シリンダ
まで移動すると、CPU23は位置制御に移行し、ヘッ
ド10を目標シリンダの中心に位置決めするための位置
制御処理を実行する(ステップS3)。
【0035】ここで、ホストコンピュータのアクセス内
容がディスク6からデータを読出すリードアクセス(リ
ード動作)の場合には、ヘッド10の読出し専用ヘッド
であるデータリード用ヘッド1が使用される。したがっ
て、CPU23は、リード動作の場合には、データリー
ド用ヘッド1を目標シリンダの中心に位置決めするため
の位置制御処理を実行する(ステップS4のYES)。
【0036】即ち、CPU23は、サーボコントローラ
22からデータリード用ヘッド1により読出されたバー
ストデータの位置情報(A,B)を入力する(ステップ
S5)。CPU23は、メモリ24をアクセスして、デ
ータリード用ヘッド1のヘッド幅に対応するゲインGを
読出して設定し、前記の「{(A−B)/(A+B)}
×G」の計算処理を実行する(ステップS6,S1
1)。CPU23は、前記計算処理によりデータリード
用ヘッド1の目標シリンダの中心に対する位置ずれ量を
算出して、この位置ずれ量が0になるようにD/A変換
回路25を介してVCM12を駆動制御する(ステップ
S12)。
【0037】一方、ホストコンピュータのアクセス内容
がディスク6にデータを書込むライトアクセス(ライト
動作)の場合には、ヘッド10の書込み専用ヘッドであ
るデータライト用ヘッド2が使用される。したがって、
CPU23は、ライト動作の場合には、データライト用
ヘッド2を目標シリンダの中心に位置決めするための位
置制御処理を実行する(ステップS4のNO)。
【0038】即ち、CPU23は、サーボコントローラ
22からデータライト用ヘッド2により読出されたバー
ストデータの位置情報(A,B)を入力する(ステップ
S7)。CPU23は、メモリ24をアクセスして、デ
ータライト用ヘッド2のヘッド幅に対応するゲインGを
読出して設定し、前記の「{(A−B)/(A+B)}
×G」の計算処理を実行する(ステップS8,S9)。
CPU23は、前記計算処理によりデータライト用ヘッ
ド2の目標シリンダの中心に対する位置ずれ量を算出し
て、この位置ずれ量が0になるようにD/A変換回路2
5を介してVCM12を駆動制御する(ステップS1
0)。
【0039】このようにして、ホストコンピュータから
のアクセスに応じて、ヘッド10をアクセス対象の目標
シリンダに位置決め制御する場合に、リード動作時には
データリード用ヘッド1を目標シリンダの中心に位置決
めする位置制御を実行する。一方、ライト動作時には、
データライト用ヘッド2を目標シリンダの中心に位置決
めする位置制御を実行する。
【0040】ここで、リード用ヘッド1とライト用ヘッ
ド2はヘッド幅が異なるため、ディスク6からバースト
データを再生したときに、ヘッドの位置に応じた位置情
報の振幅値が異なる(図5を参照)。このため、位置制
御に必要な位置計算処理を実行した場合に、位置ずれ量
がヘッド幅により変動し、結果的にヘッド位置決め制御
系(サーボ系)の全体のゲインが変動することになる。
そこで、本発明では、メモリ24に予めリード用ヘッド
1とライト用ヘッド2の各ヘッド幅に対応するゲインG
を用意する。そして、「{(A−B)/(A+B)}×
G」の計算処理時に、リード用ヘッド1またはライト用
ヘッド2に対応するゲインGを設定し、ヘッド幅による
位置ずれ量の変動を補正する。したがって、結果的にヘ
ッド位置決め制御系の全体的ゲインの変動を抑制し、ヘ
ッド位置決め精度の低下を防止することが可能となる。
【0041】次に、本発明の第2の実施例について図3
と図4を参照して説明する。前記第1の実施例は、ヘッ
ド10のデータリード用ヘッド1とデータライト用ヘッ
ド2の各ヘッド幅に応じたゲインGをメモリ24に予め
用意する。そして、ヘッド位置決め制御時に、位置決め
すべきリード用ヘッド1またはライト用ヘッド24に応
じて、位置制御に必要な位置計算処理に使用するゲイン
Gを適正値に設定する内容である。第2の実施例は、ヘ
ッド10に使用されるデータリード用ヘッド1とデータ
ライト用ヘッド2の各ヘッド幅を正確かつ簡単に測定す
るヘッド幅測定装置である。
【0042】同実施例のヘッド幅測定装置は、図3に示
すように、CPU23とヘッド移動制御装置30からな
る。ヘッド移動制御装置30は、HDDの製造時に使用
されるサーボライタ装置からなる。HDDでは、製造時
にディスク6の所定エリアであるサーボエリアにサーボ
データを記録する工程がある。サーボデータを記録する
ときに、サーボライタ装置と称する専用装置が使用され
る。ヘッド移動制御装置30は、サーボライタ装置また
はそれに相当する機能を有する装置である。
【0043】ヘッド移動制御装置30は、HDDのサー
ボ系を利用することなく、アクチュエータ11に取付け
られたヘッド10を、ディスク6の所定位置に移動制御
する機能を有する。ヘッド移動制御装置30は、ヘッド
10をディスク6の半径方向に移動させたときの移動距
離に対応するデータをCPU23に出力する。
【0044】CPU23は、図示しないデータ記録系を
通じて、ヘッド移動制御装置30により移動制御された
ヘッド10によりサーボデータをディスク6上に記録さ
せる。同実施例では、CPU23はサーボデータを記録
する機能を利用して、図4に示すように、ヘッド幅測定
用のバーストデータ31をディスク6の所定位置に記録
させる。このバーストデータ31は、一定の幅を有する
データである。
【0045】CPU23は、図3に示すように、HDD
の通常のデータ再生系14のヘッドアンプ15、LPF
16およびサーボ系のサンプルホールド回路20、A/
D変換回路21を通じて、ヘッド10により読出された
バーストデータに応じた振幅信号を入力する。
【0046】次に、同実施例のヘッド幅測定動作につい
て説明する。まず、図4に示すように、ヘッド移動制御
装置30は、ディスク6上に記録されたバーストデータ
31に対して、ヘッド10をディスク6の半径方向(矢
印X)に移動させる。ヘッド10は、データリード用ヘ
ッド(ヘッドR)1とデータライト用ヘッド(ヘッド
W)2からなる。各ヘッドR,Wがバーストデータ31
の読出し動作を実行すると、図4に示すように、ヘッド
幅と移動距離に応じた振幅信号32が再生されて、CP
U23に入力される。
【0047】振幅信号32は山型波形であり、その傾斜
部分の距離がヘッドの幅に相当する。即ち、ヘッド移動
制御装置30がヘッド10を移動させたときに、ヘッド
Rが読出し動作を実行すると、図4に示すように、点線
で示す振幅信号32が再生されて、CPU23に入力さ
れる。CPU23は、振幅信号32の傾斜部分の距離に
基づいて、ヘッドRのヘッド幅を算出する。また、ヘッ
ド移動制御装置30がヘッド10を移動させたときに、
ヘッドWが読出し動作を実行すると、図4に示すよう
に、実線で示す振幅信号32が再生されて、CPU23
に入力される。CPU23は、振幅信号32の傾斜部分
の距離に基づいて、ヘッドWのヘッド幅を算出する。
【0048】このようにして、HDDの製造時で、特に
サーボデータをディスク6に記録する工程時に、ヘッド
移動制御装置30を利用してディスク6上にヘッド幅測
定用のバーストデータ31を記録する。そして、ヘッド
移動制御装置30により、ヘッド10を移動させて、バ
ーストデータ31を読出す読出し動作を実行させること
により、その再生信号波形(振幅信号32)に基づいて
読出し動作を実行したヘッドのヘッド幅を測定する。C
PU23は、算出した各ヘッド毎のヘッド幅に対応する
測定データをメモリ24に記憶することにより、前記第
1の実施例でのヘッド幅に応じたゲインGの設定処理に
利用する。
【0049】このようなヘッド幅測定方式であれば、H
DDの製造時のサーボデータの記録工程に使用するヘッ
ド移動制御装置30を利用できるため、測定用の特別の
装置を必要としない。さらに、サーボデータの書込み動
作と同様に、ヘッド幅測定用のバーストデータ31を記
録し、ヘッド10によりバーストデータ31を読出した
再生波形からヘッド幅を測定するため、複雑な測定処理
を要することなく、簡単にヘッド幅を求めることができ
る。また、バーストデータ31をサーボデータと同様に
正確に記録することが可能であるため、結果的に比較的
高精度にヘッド幅の測定を行なうことが可能である。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
合ヘッド構造のヘッドを使用したデータ記録再生装置に
おいて、各ヘッドのヘッド幅に適正なゲインを設定する
ことにより、ヘッド位置決め制御処理等のデータ処理を
適正なゲインにより実行することができる。したがっ
て、本発明をヘッド位置決め制御処理に適用した場合
に、ヘッド幅による位置ずれ量の変動を補正することが
できるため、結果的にヘッド位置決め制御系の全体的ゲ
インの変動を抑制し、ヘッド位置決め精度の低下を防止
することが可能となる。
【0051】また、各ヘッドのヘッド幅を測定する場合
に、本発明によれば特別の測定装置や複雑な測定処理を
要することなく、各ヘッドのヘッド幅を正確かつ簡単に
測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わるハードディスク
装置の要部を示すブロック図。
【図2】第1の実施例に係わる動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図3】本発明の第2の実施例に係わるヘッド幅測定装
置の要部を示すブロック図。
【図4】第2の実施例の動作を説明するための概念図。
【図5】従来の複合ヘッド構造のヘッドの動作を説明す
るための概念図。
【図6】従来の複合ヘッド構造のヘッドの構成を説明す
るための概念図。
【符号の説明】
1…データリード用ヘッド、2…データライト用ヘッ
ド、6…ディスク、10…ヘッド、14…データ再生
系、15…ヘッドアンプ、16…LPF、17…リード
パルス生成回路、20…サンプルホールド回路、21…
A/D変換回路、22…サーボコントローラ、23…C
PU、24…メモリ、25…D/A変換回路。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録するためのディスクと、 ヘッド幅の異なる複数のヘッドであって、前記ディスク
    からデータを読出すデータリード用ヘッドおよび前記デ
    ィスクにデータの書込み動作又は読出し動作を行なうデ
    ータライト用ヘッドを有する複合ヘッド構造のヘッド手
    段と、 このヘッド手段により前記ディスクからデータを読出し
    て所定のゲインによりデータ処理を実行する場合に、デ
    ータ読出し動作を実行する前記データリード用ヘッドま
    たは前記データライト用ヘッドに応じたゲイン適正値を
    設定するゲイン設定手段と、 このゲイン設定手段により設定された前記ゲイン適正値
    により、前記ヘッド手段により読出されたデータのデー
    タ処理を実行するデータ処理手段とを具備したことを特
    徴とするデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 ヘッド位置決め制御用のサーボデータが
    予め記録されたディスクと、 ヘッド幅の異なる複数のヘッドであって、前記ディスク
    からデータを読出すデータリード用ヘッドおよび前記デ
    ィスクにデータの書込み動作又は読出し動作を行なうデ
    ータライト用ヘッドを有する複合ヘッド構造のヘッド手
    段と、 このヘッド手段により前記ディスクから前記サーボデー
    タを読出してヘッド位置決め制御処理を行なうときのゲ
    インであって、前記データリード用ヘッドによる読出し
    動作に応じたゲイン適正値または前記データライト用ヘ
    ッドによる読出し動作に応じたゲイン適正値を設定する
    ゲイン設定手段と、 前記ヘッド手段により読出された前記サーボデータに基
    づいて、前記ゲイン設定手段により設定された前記ゲイ
    ン適正値による前記ヘッド位置決め制御処理を実行する
    制御手段とを具備したことを特徴とするデータ記録再生
    装置。
  3. 【請求項3】 ヘッドを目標位置に位置決めするための
    バーストデータを含むサーボデータが予め記録されたデ
    ィスクと、 ヘッド幅の異なる複数のヘッドであって、前記ディスク
    からデータを読出すデータリード用ヘッドおよび前記デ
    ィスクにデータの書込み動作又は読出し動作を行なうデ
    ータライト用ヘッドを有する複合ヘッド構造のヘッド手
    段と、 このヘッド手段により前記ディスクから前記バーストデ
    ータを読出してヘッド位置決め制御処理を行なうときの
    ゲインであって、前記データリード用ヘッドのヘッド幅
    に応じた第1のゲイン適正値および前記データライト用
    ヘッドのヘッド幅に応じた第2のゲイン適正値を予め記
    憶した記憶手段と、 前記データリード用ヘッドにより読出された前記バース
    トデータに基づいて前記データリード用ヘッドを前記目
    標位置に位置決めするときに、前記記憶手段からの前記
    第1のゲイン適正値による前記ヘッド位置決め制御処理
    を実行し、前記データライト用ヘッドにより読出された
    前記バーストデータに基づいて前記データライト用ヘッ
    ドを前記目標位置に位置決めするときに、前記記憶手段
    からの前記第2のゲイン適正値による前記ヘッド位置決
    め制御処理を実行する制御手段とを具備したことを特徴
    とするデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記ヘッド手段は、前記データリード用
    ヘッドを構成する磁束応答型ヘッドと前記データライト
    用ヘッドを構成する誘導型ヘッドとが一体的に形成され
    たヘッド装置であることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかのデータ記録再生装置。
  5. 【請求項5】 ヘッド位置決め制御用のサーボデータが
    予め記録されたディスク、およびヘッド幅の異なる複数
    のヘッドであって、前記ディスクからデータを読出すデ
    ータリード用ヘッドおよび前記ディスクにデータの書込
    み動作又は読出し動作を行なうデータライト用ヘッドを
    有する複合ヘッド構造のヘッド手段を備えたデータ記録
    再生装置において、 前記ヘッド手段により前記ディスクから前記サーボデー
    タを読出してヘッド位置決め制御処理を行なうときのゲ
    インであって、前記データリード用ヘッドによる読出し
    動作に応じたゲイン適正値または前記データライト用ヘ
    ッドによる読出し動作に応じたゲイン適正値を設定する
    ステップと、 前記ヘッド手段により読出された前記サーボデータに基
    づいて、設定された前記ゲイン適正値による前記ヘッド
    位置決め制御処理を実行するステップとからなることを
    特徴とするヘッド位置決め制御方法。
  6. 【請求項6】 データを記録するためのディスクと、 ヘッド幅の異なる複数のヘッドであって、前記ディスク
    からデータを読出すデータリード用ヘッドおよび前記デ
    ィスクにデータの書込み動作又は読出し動作を行なうデ
    ータライト用ヘッドを有する複合ヘッド構造のヘッド手
    段と、 このヘッド手段により前記ディスク上の所定位置にヘッ
    ド幅測定用のバーストデータを記録するデータ記録手段
    と、 前記ヘッド手段をディスクの半径方向に移動させるヘッ
    ド移動手段と、 このヘッド移動手段により移動する前記ヘッド手段の中
    で前記バーストデータの読出し動作を実行する前記デー
    タリード用ヘッドまたは前記データライト用ヘッドによ
    る再生信号波形に基づいて、前記データリード用ヘッド
    または前記データライト用ヘッドのヘッド幅を測定する
    測定手段とを具備したことを特徴とするヘッド幅測定装
    置。
  7. 【請求項7】 データを記録するためのディスク、およ
    びヘッド幅の異なる複数のヘッドであって、前記ディス
    クからデータを読出すデータリード用ヘッドおよび前記
    ディスクにデータの書込み動作又は読出し動作を行なう
    データライト用ヘッドを有する複合ヘッド構造のヘッド
    手段を備えたデータ記録再生装置において、 前記データ記録再生装置の製造時に、前記ヘッド手段に
    より前記ディスク上の所定位置にヘッド幅測定用のバー
    ストデータを記録するステップと、 前記ヘッド手段をディスクの半径方向に移動させるステ
    ップと、 移動する前記ヘッド手段の中で前記バーストデータの読
    出し動作を実行する前記データリード用ヘッドまたは前
    記データライト用ヘッドによる再生信号波形に基づい
    て、前記データリード用ヘッドまたは前記データライト
    用ヘッドのヘッド幅を測定するステップとからなること
    を特徴とするヘッド幅測定方法。
  8. 【請求項8】 データを記録するためのディスクと、 このディスクに対してデータの書込み動作又は読出し動
    作を行なうヘッド手段と、 このヘッド手段により前記ディスク上の所定位置にヘッ
    ド幅測定用のバーストデータを記録するデータ記録手段
    と、 前記ヘッド手段をディスクの半径方向に移動させるヘッ
    ド移動手段と、 このヘッド移動手段により移動する前記ヘッド手段によ
    る再生信号波形に基づいて、前記ヘッド手段のヘッド幅
    を測定する測定手段とを具備したことを特徴とするヘッ
    ド幅測定装置。
  9. 【請求項9】 データを記録するためのディスクおよび
    前記ディスクに対してデータの書込み動作又は読出し動
    作を行なうヘッド手段を備えたデータ記録再生装置にお
    いて、 前記データ記録再生装置の製造時に、前記ヘッド手段に
    より前記ディスク上の所定位置にヘッド幅測定用のバー
    ストデータを記録するステップと、 前記ヘッド手段をディスクの半径方向に移動させるステ
    ップと、 移動する前記ヘッド手段による再生信号波形に基づい
    て、前記ヘッド手段のヘッド幅を測定するステップとか
    らなることを特徴とするヘッド幅測定方法。
JP1454394A 1994-02-08 1994-02-08 データ記録再生装置とヘッド幅測定装置 Pending JPH07226041A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6014282A (en) * 1997-02-27 2000-01-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic disk apparatus and method of detecting head fault
US6466394B1 (en) 1998-11-30 2002-10-15 Fujitsu Limited Storage device and method of detecting a position of a head on a disk of the storage device
KR100496168B1 (ko) * 1998-02-26 2005-09-02 삼성전자주식회사 안정된 드라이브 레디구현방법
US7133243B2 (en) 2001-06-21 2006-11-07 Fujitsu Limited Burst position error data write method and magnetic disk unit
US7548393B2 (en) 2006-06-29 2009-06-16 Samsung Electronics Co., Ltd. HDD track following control apparatus and method

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