JP2992022B1 - 高負荷伝動用vベルト - Google Patents

高負荷伝動用vベルト

Info

Publication number
JP2992022B1
JP2992022B1 JP10294878A JP29487898A JP2992022B1 JP 2992022 B1 JP2992022 B1 JP 2992022B1 JP 10294878 A JP10294878 A JP 10294878A JP 29487898 A JP29487898 A JP 29487898A JP 2992022 B1 JP2992022 B1 JP 2992022B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
belt
pulley
tension band
meshing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10294878A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000120796A (ja
Inventor
浩一 大川
光彦 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
Priority to JP10294878A priority Critical patent/JP2992022B1/ja
Priority to US09/414,869 priority patent/US6293886B1/en
Priority to EP99120349A priority patent/EP0994277B1/en
Priority to DE69919804T priority patent/DE69919804T2/de
Priority to KR1019990044670A priority patent/KR100562120B1/ko
Application granted granted Critical
Publication of JP2992022B1 publication Critical patent/JP2992022B1/ja
Publication of JP2000120796A publication Critical patent/JP2000120796A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/16V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
    • F16G5/166V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts with non-metallic rings

Abstract

【要約】 【課題】 張力帯1,1に対し多数のブロック7,7,
…を、各ブロック7側面の嵌合溝8に張力帯1を嵌合し
て係合固定したブロックタイプの高負荷伝動用Vベルト
Bに対し、その各ブロック7に埋設されている補強部材
12のうち嵌合溝8の上側にある上側ビーム部13の根
元部分13aにかかる応力を減少させ、ブロック7の重
量を増加させることなくベルトBの伝動負荷を増大させ
る。 【解決手段】 上側ビーム部13の上下中心線Lと、ブ
ロック7の上側接触部11の接触位置よりもプーリ中心
側のプーリ溝面P1とのなすビーム角αを90°以上と
することで、上側ビーム部13の根元部分13aに、ブ
ロック7と張力帯1との間のベルト長さ方向の剪断力に
よる引張応力のみ、又はプーリ溝面P1からの反力によ
り上側ビーム部13に働く下向き曲げモーメントによる
圧縮応力分だけ減少した引張応力を作用させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高負荷伝動用Vベ
ルトに関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多数のブロックと心線及び硬
質ゴムからなる張力帯とで構成され、張力帯と各ブロッ
クとの動力授受をブロックの凸部と張力帯の凹部との係
合により行う形式の高負荷伝動用Vベルトがよく知ら
れ、無段変速機の分野で使用されている。このVベルト
では、その曲易さを確保するために、各ブロックの張力
帯への固定を接着ではなく、物理的な係合状態(噛合状
態)により行うようになされている。
【0003】ところで、このような高負荷伝動用Vベル
トでは、その各ブロックを硬質樹脂材料で形成し、その
内部に補強のための補強部材が少なくとも張力帯との噛
合部及びプーリ溝面との接触部を樹脂部とするように埋
設され、この補強部材は張力帯の上下側にそれぞれ位置
する上側及び下側ビーム部と、これら上下ビーム部の基
端部同士を接続するピラー部とからなっている。
【0004】しかし、このベルトによる高負荷伝動時、
上記ブロック内の補強部材のうち、張力帯の上側(プー
リの半径方向外側)に位置する上側ビーム部の基端部
(根元部)に繰返し応力が作用すると、その上側ビーム
部が根元部分から折損することがあり、ベルトによる動
力伝達が不可能になる。
【0005】そこで、従来、実開平5―3692号公報
に示されるように、上記ブロックの補強部材においてベ
ルト幅方向に延びる左右の上側ビーム部を全体中央部の
位置が左右両端部よりも高くなるようにアーチ形状に湾
曲させることにより、上側ビーム部の根元部に発生する
応力を小さくしてその折損を防止することが提案されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記提案例の
ものにおいて、さらに高負荷を伝動し得るようにする
と、その分、補強部材を大きくすることが必要で、ブロ
ックの重さが大きくなり、ベルトのプーリ回りの走行時
に遠心張力が増大し、張力帯が早期に破断する虞れがあ
る。
【0007】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、上記各ブロックに埋
設されている補強部材の形状を適正に変えることによ
り、その上側ビーム部の根元部分にかかる応力を減少さ
せて、ブロック重量をさほど増加させることなくベルト
の伝動負荷をさらに増大させ得るようにすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、補強部材の上側ビーム部のプーリ
溝面とのなすビーム角を直角以上に大きくし、上側ビー
ム部の先端部がプーリ溝面からの反力上側に押されるこ
とにより生じる曲げモーメントを抑制するようにした。
【0009】具体的には、請求項1の発明では、上下面
にそれぞれベルト長さ方向に並ぶ多数の上側被噛合部及
び下側被噛合部が上下に対応して設けられた張力帯と、
ベルト幅方向の側面に、上壁面に上記張力帯の上側被噛
合部に噛合する上側噛合部を有する一方、下壁面に張力
帯の下側被噛合部に噛合する下側噛合部を有する嵌合
溝、及びこの嵌合溝の上下両側に位置し、プーリ溝面に
接触する上側及び下側の接触部が設けられた多数のブロ
ックとを備え、各ブロックの嵌合溝に張力帯を嵌合する
ことにより、各ブロックが張力帯に係合固定され、上記
各ブロックは、樹脂部内に少なくとも上記上下の噛合部
及び接触部が樹脂部で構成されるように埋設された補強
部材を備え、この補強部材が、嵌合溝の上下側にそれぞ
れ位置する上側及び下側ビーム部と、該上下ビーム部の
基端部同士を接続するピラー部とからなる高負荷伝動用
Vベルトが対象である。
【0010】そして、上記補強部材の上側ビーム部の上
下中心線と、ブロック側面の上側接触部の接触位置より
もプーリ中心側のプーリ溝面とのなすビーム角が90°
以上とされているものとする。
【0011】この構成により、以下の作用効果が得られ
る。すなわち、ベルトがプーリとの間で伝動する状態で
は、その各ブロックと張力帯との間に、張力帯の被噛合
部及びそれに噛合するブロックの噛合部の間でベルト長
さ方向の剪断力と、張力帯がブロックの下側噛合部をプ
ーリ中心側に押圧する押付力とにより3次元の力がかか
るが、ベルトがプーリに巻き付いていない状態では上記
力は受けず、従って、これら2つの状態間の繰返し応力
によってブロックの上側ビーム部の根元部分が引張応力
を受ける。また、上記剪断力により補強部材のベルト長
さ方向の一側部分が引張応力を、また他側部分が圧縮応
力をそれぞれ受ける。ブロックが張力帯から押付力を受
けてプーリ溝面に押し付けられると、このブロックはそ
の張力帯の上側部分にある上側接触部で該プーリ溝面と
垂直な方向に反力を受ける。そして、上記補強部材の上
側ビーム部の上下中心線と、ブロックの上側接触部の接
触位置よりもプーリ中心側のプーリ溝面とのなすビーム
角が90°よりも小さい従来構造の場合には、上記プー
リ溝面からの反力の分力により上側ビーム部に先端部が
上側に押されて曲がるような上向きの曲げモーメントが
生じ、この上向き曲げモーメントにより上側ビーム部の
根元部分で引張応力が発生する。これらの結果、この上
側ビーム部の根元部分には上記剪断力による引張応力の
みならず上向き曲げモーメントによっても引張応力が作
用して、両者の相乗的な働きにより引張応力が増大し、
この増大した引張応力により上側ビーム部の根元部分で
疲労破壊する。
【0012】これに対し、本発明では、上記補強部材の
上側ビーム部の上下中心線と、ブロックの上側接触部の
接触位置よりもプーリ中心側のプーリ溝面とのなすビー
ム角が90°以上であるので、上記上向きの曲げモーメ
ントが生じないか(ビーム角が90°の場合)、或いは
逆に、プーリ溝面からの反力の分力により上側ビーム部
に先端部が下側に押されて曲がるような下向きの曲げモ
ーメントが生じ、この下向き曲げモーメントにより上側
ビーム部の根元部分で圧縮応力が発生する(ビーム角が
90°よりも大きい場合)。従って、上側ビーム部の根
元部分には上記剪断力による引張応力のみがそのまま、
ないしは上記下向き曲げモーメントによる圧縮応力の分
だけ減少した引張応力が作用することとなり、その上側
ビーム部の根元部分へ大きな引張応力が作用するのを抑
えて、上側ビーム部の根元部分が引張応力により疲労破
壊するのを防止することができる。よって、ブロックの
重量を増加させることなくベルトの伝動負荷をさらに増
大させることができる。
【0013】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
の対象と同じ高負荷伝動用Vベルトにおいて、各ブロッ
クにおける補強部材の上側ビーム部は、基端部側の上下
中心線とブロックの上側接触部の接触位置よりもプーリ
中心側のプーリ溝面とのなすビーム角が90°以上とさ
れる一方、先端部側の上下中心線とブロック側面の上側
接触部の接触位置よりもプーリ中心側のプーリ溝面との
なすビーム角が90°よりも小さくなるように曲がって
いるものとする。
【0014】こうすれば、補強部材の上側ビーム部にお
ける先端部側の上下中心線とブロックの上側接触部の接
触位置よりもプーリ中心側のプーリ溝面とのなすビーム
角が90°よりも小さいので、ブロックの高さを小さく
することができる。つまり、上記請求項1の発明のよう
に上側ビーム部全体のビーム角を90°以上とすると、
ブロック側面の嵌合溝の確保のためにブロックの高さが
高くなるが、本発明では、上側ビーム部の基端部側のみ
の上下中心線とブロックの上側接触部の接触位置よりも
プーリ中心側のプーリ溝面とのなすビーム角が90°以
上であるので、ブロックの高さを小さくできる。このこ
とで、ブロックを小形化及び軽量化して、ベルト走行時
のブロック振動やベルトの遠心張力を小さくし、発熱や
摩耗等による張力帯の早期切断を防いでベルトの高寿命
化を図ることができる。
【0015】また、上側ビーム部の曲がり部分たる変曲
部(基端部側及び先端部側の境部分)の下側に引張応力
がかかる部分を形成でき、その分、上側ビーム部の根元
部分へかかる応力を分散させることができる。
【0016】尚、請求項1及び2の発明において、上記
上側ビーム部の上下中心線が曲線である場合には、その
上下中心線の各部分での接線とプーリ溝面とのなす角度
をビーム角とすればよい。
【0017】請求項3の発明では、補強部材における下
側ビーム部の上下中心線の先端部の位置を基端部よりも
下側に位置させる。こうすると、上記請求項1の発明と
同様に、補強部材の下側ビーム部の根元部分に対する引
張応力を低減して、その下側ビーム部の根元部分が疲労
破壊するのを防止でき、ブロック重量を増加させること
なくベルトの伝動負荷をさらに増大させることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1〜図3は本発
明の実施形態1に係る高負荷伝動用VベルトBを示し、
このベルトBは、左右1対のエンドレスの張力帯1,1
と、この張力帯1,1にベルト長手方向に連続的に係合
固定された多数のブロック7,7,…とからなる。上記
各張力帯1は、硬質ゴムからなる保形層1aの内部にア
ラミド繊維等の高強度高弾性率の複数の心線1b,1
b,…(心体)がスパイラルに配置されて埋設されたも
ので、この各張力帯1の上面には各ブロック7に対応し
てベルト幅方向に延びる一定ピッチの上側被噛合部とし
ての溝状の上側凹部2,2,…が、また下面には上記上
側凹部2,2,…に対応してベルト幅方向に延びる一定
ピッチの下側被噛合部としての下側凹部3,3,…がそ
れぞれ形成されている。尚、張力帯1の上下表面には、
その耐摩耗性を向上させる等の目的で帆布4,4が接着
されている。
【0019】上記保形層1aをなす硬質ゴムは、例えば
メタクリル酸亜鉛を強化されたH−NBRゴムに、さら
にアラミド繊維、ナイロン繊維等の短繊維を強化するこ
とで、耐熱性に優れかつ永久変形し難い硬質ゴムが用い
られる。この硬質ゴムの硬さは、JIS−C硬度計で測
定したときに75°以上のゴム硬度が必要である。
【0020】一方、上記各ブロック7は、ベルト幅方向
左右側面に上記各張力帯1を幅方向から着脱可能に嵌装
せしめる切欠き状の嵌合溝8,8を有するとともに、こ
の嵌合溝8を除いた上下両側に、プーリPのプーリ溝面
P1に当接する上側及び下側接触部11,11を有して
おり、この各ブロック7の嵌合溝8,8にそれぞれ張力
帯1,1を嵌合することで、ブロック7,7,…が張力
帯1,1にベルト長手方向に連続的に固定されている。
【0021】すなわち、上記各ブロック7における各嵌
合溝8の上壁面には上記張力帯1上面の各上側凹部2に
噛合する上側噛合部としての凸条からなる上側凸部9
が、また嵌合溝8の下壁面には張力帯1下面の各下側凹
部3に噛合する下側噛合部としての凸条からなる下側凸
部10がそれぞれ互いに平行に配置されて形成されてお
り、この各ブロック7の上下の凸部9,10をそれぞれ
張力帯1の上下の凹部2,3に噛合せしめることで、ブ
ロック7,7,…を張力帯1,1にベルト長手方向に係
合固定し、この係合状態で各ブロック7の左右側面であ
る接触部11,11がプーリ溝面P1に接触するように
なされている(各張力帯1の外側側面もプーリ溝面P1
に接触させるようにしてもよい)。
【0022】図1及び図2に示すように、上記各ブロッ
ク7は硬質樹脂材料からなる樹脂部16を有し、この樹
脂部16の内部にはブロック7の略中央に位置するよう
に軽量アルミニウム合金等からなる補強部材12が埋設
されている。この補強部材12は、例えば上下の凸部
9,10(張力帯1との噛合部)や左右側面にある接触
部11,11では硬質樹脂中に埋め込まれてブロック7
表面に顕れないが(つまり、これらの部分は樹脂部16
の硬質樹脂材料で構成されている)、その他の部分では
ブロック7表面に露出していてもよい。そして、補強部
材12は、ベルト幅方向(左右方向)に延びる左右1対
の上側ビーム部13,13及び下側ビーム部14,14
と、左右の上側ビーム部13,13の各基端部及び下側
ビーム部14,14の各基端部同士を上下に一体に接続
するピラー部15とからなっていて、略H字状に形成さ
れている。
【0023】さらに、本発明の特徴として、図1に示す
ように、上記補強部材12の各上側ビーム部13は略直
線板状のもので、その基端部(ピラー部15の上端部と
の接続部)から先端部に向かって下側に向かうように傾
斜しており、左右の上側ビーム部13,13全体で見れ
ば左右中央部が両端部よりも上側に突出するように略く
字状に折れ曲がった山形状をなしている。そして、上記
上側ビーム部13の上下中心線Lと、ブロック7の上側
接触部11の接触位置よりもプーリPの中心側にあるプ
ーリ溝面P1とのなすビーム角αが90°以上(α≧9
0°)とされている。
【0024】したがって、この実施形態においては、ベ
ルトBの各ブロック7に埋め込まれている補強部材12
のうち、その各上側ビーム部13が、基端部(ピラー部
15の上端部との接続部)から先端部に向かって下側に
向かうように傾斜しており、この各上側ビーム部13の
上下中心線Lと、ブロック7の上側接触部11の接触位
置よりもプーリ中心側のプーリ溝面P1とのなすビーム
角αが90°以上であるので、ベルトBがプーリPに巻
き付いた伝動状態で、ブロック7が張力帯1から押付力
を受けてプーリ溝面P1に押し付けられ、このブロック
7の上側接触部11がプーリ溝面P1からそれと垂直な
方向に反力を受けたとき、上記ビーム角αが90°の場
合にあっては、このプーリ溝面P1からの反力により上
側ビーム部13に先端部が上側に押されて曲がる上向き
の曲げモーメントは生じない。このことから、上側ビー
ム部13の根元部分13aには、ベルトB及びプーリP
の間の伝動状態でベルトBの各ブロック7と張力帯1と
の間に働くベルト長さ方向の剪断力による引張応力のみ
がそのまま作用する。
【0025】一方、上記ビーム角αが90°よりも大き
い場合にあっては、上記プーリ溝面P1からの反力の下
向き分力により上側ビーム部13に先端部が下側に押さ
れて曲がる下向きの曲げモーメントが生じ、この下向き
曲げモーメントにより上側ビーム部13の根元部分13
aで圧縮応力が発生する。このため、上側ビーム部13
の根元部分13aには、上記ベルト長さ方向の剪断力に
よる引張応力に加え、それとは逆で上記下向き曲げモー
メントによる圧縮応力が作用し、両応力の相殺により剪
断力による引張応力が小さくなる。
【0026】これらの結果、上側ビーム部13の根元部
分13aへ大きな引張応力が作用することがなく、引張
応力により上側ビーム部13の根元部分13aが疲労破
壊するのを防止することができる。つまり、ブロック7
の重量を増加させることなくベルトBの伝動負荷を増大
させ得ることとなる。
【0027】(実施形態2)図4及び図5は本発明の実
施形態2を示し(尚、以下の各実施形態では、図1〜図
3と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説
明は省略する)、上側ビーム部13,13の形状を変え
たものである。
【0028】すなわち、この実施形態では、各ブロック
7に埋め込まれている補強部材12の各上側ビーム部1
3自体が折れ曲がっていて、その基端部から左右中間部
までは先端側に向かって下側に向かうように傾斜し、上
記中間部から先端部までは略水平左右方向に延びてお
り、左右の上側ビーム部13,13全体で見れば左右中
央部周辺のみが部分的に両端部よりも上側に突出するよ
うに折れ曲がった山形状をなしている。
【0029】そして、上記各上側ビーム部13は、基端
部側つまり基端部から左右中間部までの部分の上下中心
線L1とブロック7の上側接触部11の接触位置よりも
プーリ中心側のプーリ溝面P1とのなすビーム角α1が
上記実施形態1と同様に90°以上(α1≧90°)と
されているが、先端部側つまり中間部から先端部までの
部分の上下中心線L2とブロック7の上側接触部11の
接触位置よりもプーリ中心側のプーリ溝面P1とのなす
ビーム角α2は90°よりも小さく(α2<90°)な
っている。
【0030】したがって、この場合、補強部材12の各
上側ビーム部13における先端部側の上下中心線L2と
ブロック7の上側接触部11の接触位置よりもプーリ中
心側のプーリ溝面P1とのなすビーム角α2が90°よ
りも小さいことから、ブロック7の高さを小さくするこ
とができる。つまり、上記実施形態1のように上側ビー
ム部13,13全体に亘りビーム角αを90°以上とす
ると、ブロック7の側面に嵌合溝8を確保するために、
ブロック7の高さが高くなる。これに対し、この実施形
態2においては、上側ビーム部13の基端部側のみの上
下中心線L1とブロック7の上側接触部11の接触位置
よりもプーリ中心側のプーリ溝面P1とのなすビーム角
α1が90°以上であるので、このビーム角の範囲を部
分的に限定した分だけブロック7の高さを小さくでき
る。このことで、ブロック7を小形化及び軽量化して、
ベルトBの走行時におけるブロック7の振動やベルトB
の遠心張力を小さくし、発熱や摩耗等による張力帯1の
早期切断を防いでベルトBの高寿命化を図ることができ
る。よって、ベルトBの高寿命化と伝動負荷の増大とを
バランスさせて両立させることができる。
【0031】また、この実施形態の場合、上記上側ビー
ム部13の折れ曲がり部分である変曲部分(基端部側及
び先端部側の境部分)の下側部分に引張応力がかかる部
分が形成されるようになり、このことで、上側ビーム部
13の根元部分13aへかかる応力を分散させて、その
根元部分13aの疲労破壊を有効に防止することができ
る。
【0032】(実施形態3)図6は実施形態3を示し、
上記実施形態1のように各ブロック7内の補強部材12
の上側ビーム部13,13の各々を傾斜させてそのプー
リ溝面P1とのビーム角αを90°以上にした構成に加
え、その補強部材12の下側ビーム部14,14の各々
をも傾斜させたものであり、その各下側ビーム部14の
上下中心線L3の先端部の位置が基端部よりも下側に位
置している。
【0033】この実施形態3によれば、上記実施形態1
と同様に、補強部材12の各上側ビーム部13の根元部
分13aへの大きな引張応力の作用を抑制して、その根
元部分13aの疲労破壊を防止できる。このことに加
え、同様の理由により補強部材12の下側ビーム部14
の根元部分14aに対する引張応力をも低減して、その
下側ビーム部14の根元部分14aの疲労破壊を防止す
ることができる。よってベルトBの伝動負荷のより一層
の増大化を図ることができる。
【0034】(実施形態4)図7は実施形態4を示す。
上記実施形態1〜3では、ブロック7内に略H字状の補
強部材12を埋設しているが、この実施形態では、補強
部材12は、1つの上側及び下側ビーム部13,14
と、これら両ビーム部13,14の基端部同士を接続す
るピラー部15とからなる略コ字状のものとされてい
る。また、各ブロック7の一方の側面のみに嵌合溝8が
形成され、その嵌合溝8に1本の張力帯1が略ベルト幅
方向中央部(ブロック7の略左右中央部)に位置するよ
うに嵌合されている。ブロック7の他方の側面には嵌合
溝8がなく、その側面全体がプーリ溝面P1との接触部
11とされている。
【0035】そして、上記補強部材12の上側ビーム部
13のビーム角α(上側ビーム部13の上下中心線L
と、ブロック7の上側接触部11の接触位置よりもプー
リ中心側のプーリ溝面P1とのなす角度)は90°以上
とされている。従って、この実施形態4においても上記
実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
【0036】尚、上記各実施形態におけるビーム角α,
α1は90°以上であればよいが、本発明者が、上記実
施形態2のように上側ビーム部13,13が折れ曲がっ
ている構造において、そのビーム角を変えたときのミー
ゼス応力(補強部材の応力)の変化を調べたところ、図
8に示すように、ビーム角が110°以上になるとミー
ゼス応力の大きな低下がなくなることが判明している。
従って、ビーム角αの最大限度は110°〜115°と
するのが好ましい。
【0037】また、上記各実施形態では、補強部材12
の上側ビーム部13を直線状又はそれを組み合わせた折
曲がり状のものとしているが、曲線状のものとすること
もできる。その場合、その上下中心線の各部分での接線
とプーリ溝面P1とのなす角度をビーム角αとして、そ
のビーム角αを90°以上とすればよい。
【0038】さらに、上記各実施形態では、張力帯1の
上下面に上側凹部2,2,…及び下側凹部3,3,…
を、また各ブロック7側に上側凸部9及び下側凸部10
をそれぞれ形成しているが、これら凹部や凸部の関係を
張力帯1及び各ブロック7の間で適宜代えてもよく、例
えば張力帯1の上下面に被噛合部としての凸部を、また
各ブロックに噛合部としての凹部をそれぞれ形成するこ
ともできる。
【0039】また、上記各ブロック7の左右の接触部1
1,11の各々とプーリ溝面P1との間の摩擦係数μ
を、ベルトBの左右側面と上下方向の平面(ベルトBの
幅方向中央を通る平面)とのなすベルト側面角度θ(ブ
ロック7側面の角度=ベルト角度の1/2)に対して、
μ≦tanθ+0.05とすれば、その摩擦係数μをベ
ルト側面角度θに対応して低くすることができ、ベルト
BがプーリPに巻き付いて各張力帯1からの押込み力及
び剪断力によりブロック7の樹脂部16が接触部11に
て圧縮されてもブロック7のプーリ溝への食込みが生じ
なくなり、その後にブロック7がプーリ溝から抜ける際
にプーリ溝内部に突っ張ったままとならず、そのブロッ
ク7を張力帯1による引抜きを要することなくプーリ溝
からスムーズに離すことができ、張力帯1の疲労破壊を
抑制して早期破損を防止することができる。つまり、ベ
ルトBの伝動負荷を増大させながら、各ブロック7のプ
ーリ溝からの抜出しをスムーズに行って張力帯1の早期
切断を防ぎ、ベルトBの高寿命化を図ることができる。
【0040】
【実施例】次に、具体的に実施した実施例について説明
すると、上記実施形態2の構成の補強部材を持ち、その
上側ビーム部の基端部側のビーム角を110°とした
(先端部側は左右水平方向に延びている)ブロックベル
トに対し、ビーム角を110°としたときの走行耐久試
験を行った。その試験条件としては、図9に示すよう
に、プーリ径64.94mmの駆動プーリ20と、同1
62.36mmの従動プーリ21との間に上記したブロ
ックベルト22を巻き掛け、90℃の温度の雰囲気下で
駆動プーリ20を2600rpmの回転数及び84N・
mの回転トルクで駆動回転させたものである。その結
果、200時間以上が経過しても上側ビーム部の根元部
分の折損が生じなかった。
【0041】これに対し、ビーム角を77°とした従来
構造のブロックベルト(従来例)について同様の試験を
行ったところ、24時間で上側ビーム部が折損した。従
って、本発明のように、上側ビーム部のビーム角を90
°度以上にすると、上側ビーム部の折損を防止できてベ
ルト寿命を延ばし得ることが裏付けられた。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、張力帯に対し多数のブロックを、各ブロック側
面の嵌合溝に張力帯を嵌合して係合固定したブロックタ
イプの高負荷伝動用Vベルトに対し、各ブロックに埋め
込まれている補強部材のうち嵌合溝の上側にある上側ビ
ーム部の上下中心線と、ブロック側面において嵌合溝上
側にある上側接触部の接触位置よりもプーリ中心側のプ
ーリ溝面とのなすビーム角を90°以上としたことによ
り、上側ビーム部の根元部分に、ブロックと張力帯との
間のベルト長さ方向の剪断力による引張応力のみ、又は
プーリ溝面からの反力により上側ビーム部に働く下向き
曲げモーメントによる圧縮応力の分だけ減少した引張応
力を作用させて、その引張応力により上側ビーム部の根
元部分が疲労破壊するのを防止でき、ブロックの重量を
増加させることなくベルトの伝動負荷の増大化を図るこ
とができる。
【0043】請求項2の発明によると、上記請求項1の
発明と同様の高負荷伝動用Vベルトにおいて、各ブロッ
クにおける補強部材の上側ビーム部を、基端部側の上下
中心線とブロックの上側接触部の接触位置よりもプーリ
中心側のプーリ溝面とのなすビーム角が90°以上とさ
れ、先端部側の上下中心線とブロックの上側接触部の接
触位置よりもプーリ中心側のプーリ溝面とのなすビーム
角が90°よりも小さくなるように曲がったものとした
ことにより、ブロックの高さを小さくしてブロックを小
形化及び軽量化し、ベルト走行時のブロック振動やベル
トの遠心張力を小さくすることができるとともに、上側
ビーム部の曲がり部分に引張応力部分を形成して上側ビ
ーム部の根元部分へかかる応力を分散させることがで
き、よって発熱や摩耗等による張力帯の早期切断を防い
でベルトの高寿命化を図りつつ、ベルトの伝動負荷の増
大化を図ることができる。
【0044】請求項3の発明によると、補強部材におけ
る下側ビームの中心線の先端部の位置を基端部よりも下
側に位置させたことにより、補強部材の下側ビーム部の
根元部分に対する引張応力を低減して下側ビーム部の根
元部分の疲労破壊を防止でき、ベルトの伝動負荷のより
一層の増大化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る高負荷伝動用Vベル
トの拡大断面図である。
【図2】高負荷伝動用Vベルトの拡大側面図である。
【図3】高負荷伝動用Vベルトの斜視図である。
【図4】本発明の実施形態2を示す図1相当図である。
【図5】実施形態2を示す図2相当図である。
【図6】本発明の実施形態3を示す図1相当図である。
【図7】本発明の実施形態4を示す図1相当図である。
【図8】ビーム角に対するミーゼス応力の変化を示す特
性図である。
【図9】ベルトの走行耐久試験の条件を概略的に示す図
である。
【符号の説明】
B 高負荷伝動用Vベルト 1 張力帯 2 上側凹部(上側被噛合部) 3 下側凹部(下側被噛合部) 7 ブロック 8 嵌合溝 9 上側凸部(上側噛合部) 10 下側凸部(下側噛合部) 11 接触部 12 補強部材 13 上側ビーム部 13a 根元部分 14 下側ビーム部 14a 根元部分 15 ピラー部 L,L1,L2,L3 上下中心線 α,α1,α2 ビーム角 P プーリ P1 プーリ溝面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−176735(JP,A) 特開 平1−153839(JP,A) 実開 平5−3692(JP,U) 実開 昭60−173745(JP,U) 実開 昭62−46848(JP,U) 登録実用新案362205(JP,Z2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16G 5/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下面にそれぞれベルト長さ方向に並ぶ
    多数の上側被噛合部及び下側被噛合部が上下に対応して
    設けられた張力帯と、 ベルト幅方向の側面に、上壁面に上記張力帯の上側被噛
    合部に噛合する上側噛合部を有する一方、下壁面に張力
    帯の下側被噛合部に噛合する下側噛合部を有する嵌合溝
    と、該嵌合溝の上下両側に位置し、プーリ溝面に接触す
    る上側及び下側接触部とが設けられた多数のブロックと
    を備え、 上記各ブロックの嵌合溝に張力帯を嵌合することによ
    り、各ブロックが張力帯に係合固定され、 上記各ブロックは、樹脂部内に少なくとも上記上下の噛
    合部及び接触部が樹脂部で構成されるように埋設された
    補強部材を備え、 上記補強部材が、嵌合溝の上下側にそれぞれ位置する上
    側及び下側ビーム部と、該上下ビーム部の基端部同士を
    接続するピラー部とからなる高負荷伝動用Vベルトであ
    って、 上記補強部材の上側ビーム部の上下中心線と、ブロック
    側面の上側接触部の接触位置よりもプーリ中心側のプー
    リ溝面とのなすビーム角が90°以上とされていること
    を特徴とする高負荷伝動用Vベルト。
  2. 【請求項2】 上下面にそれぞれベルト長さ方向に並ぶ
    多数の上側被噛合部及び下側被噛合部が上下に対応して
    設けられた張力帯と、 ベルト幅方向の側面に、上壁面に上記張力帯の上側被噛
    合部に噛合する上側噛合部を有する一方、下壁面に張力
    帯の下側被噛合部に噛合する下側噛合部を有する嵌合溝
    と、該嵌合溝の上下両側に位置し、プーリ溝面に接触す
    る上側及び下側接触部とが設けられた多数のブロックと
    を備え、 上記各ブロックの嵌合溝に張力帯を嵌合することによ
    り、各ブロックが張力帯に係合固定され、 上記各ブロックは、樹脂部内に少なくとも上記上下の噛
    合部及び接触部が樹脂部で構成されるように埋設された
    補強部材を備え、 上記補強部材が、嵌合溝の上下側にそれぞれ位置する上
    側及び下側ビーム部と、該上下ビーム部の基端部同士を
    接続するピラー部とからなる高負荷伝動用Vベルトであ
    って 上記補強部材の上側ビーム部は、基端部側の上下中心線
    とブロック側面の上側接触部の接触位置よりもプーリ中
    心側のプーリ溝面とのなすビーム角が90°以上とされ
    る一方、先端部側の上下中心線とブロック側面の上側接
    触部の接触位置よりもプーリ中心側のプーリ溝面とのな
    すビーム角が90°よりも小さくなるように曲がってい
    ることを特徴とする高負荷伝動用Vベルト。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の高負荷伝動用Vベルト
    において、 補強部材における下側ビーム部の上下中心線の先端部の
    位置が基端部よりも下側に位置していることを特徴とす
    る高負荷伝動用Vベルト。
JP10294878A 1998-10-16 1998-10-16 高負荷伝動用vベルト Expired - Fee Related JP2992022B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10294878A JP2992022B1 (ja) 1998-10-16 1998-10-16 高負荷伝動用vベルト
US09/414,869 US6293886B1 (en) 1998-10-16 1999-10-08 Heavy-duty power transmission V-belt
EP99120349A EP0994277B1 (en) 1998-10-16 1999-10-12 Heavy-duty power transmission V-belt
DE69919804T DE69919804T2 (de) 1998-10-16 1999-10-12 Schwerbelastbarer Treibkeilriemen
KR1019990044670A KR100562120B1 (ko) 1998-10-16 1999-10-15 고부하 전동용 브이벨트

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10294878A JP2992022B1 (ja) 1998-10-16 1998-10-16 高負荷伝動用vベルト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2992022B1 true JP2992022B1 (ja) 1999-12-20
JP2000120796A JP2000120796A (ja) 2000-04-25

Family

ID=17813429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10294878A Expired - Fee Related JP2992022B1 (ja) 1998-10-16 1998-10-16 高負荷伝動用vベルト

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6293886B1 (ja)
EP (1) EP0994277B1 (ja)
JP (1) JP2992022B1 (ja)
KR (1) KR100562120B1 (ja)
DE (1) DE69919804T2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002048194A (ja) * 2000-08-03 2002-02-15 Honda Motor Co Ltd 無段変速機用ベルトの組立方法
JP3497460B2 (ja) * 2000-10-19 2004-02-16 本田技研工業株式会社 無段変速機用ベルト
JP2003120772A (ja) * 2001-10-19 2003-04-23 Bando Chem Ind Ltd ベルト式無段変速装置
EP1327797A1 (de) 2002-01-10 2003-07-16 ContiTech Antriebssysteme GmbH Hybridkeilriemen mit verstärkten Stützelementen
US6758778B2 (en) 2002-02-07 2004-07-06 The Gates Corporation CVT belt
BR0304223B1 (pt) * 2002-04-08 2013-04-24 motor.
JP3780237B2 (ja) 2002-08-19 2006-05-31 バンドー化学株式会社 高負荷伝動用vベルト
JP2009041608A (ja) 2007-08-07 2009-02-26 Bando Chem Ind Ltd 高負荷伝動用vベルト
CN102132067B (zh) * 2008-09-18 2014-07-30 阪东化学株式会社 高负荷传动用v型带
JP5379929B1 (ja) * 2012-03-19 2013-12-25 バンドー化学株式会社 高負荷伝動用vベルト
WO2013140783A1 (ja) * 2012-03-19 2013-09-26 バンドー化学株式会社 高負荷伝動用vベルト
WO2013140784A1 (ja) * 2012-03-19 2013-09-26 バンドー化学株式会社 高負荷伝動用vベルト

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8400213A (nl) * 1984-01-24 1985-08-16 Doornes Transmissie Bv Drijfriem voor toepassing op v-vormige poelies.
JPH0670453B2 (ja) * 1987-12-10 1994-09-07 バンドー化学株式会社 高負荷伝動用vベルト
US5004450A (en) * 1988-11-04 1991-04-02 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Belt for a continuously variable transmission
JPH0651694B2 (ja) * 1989-06-01 1994-07-06 ダイソー株式会社 光学活性化合物
JP2557994B2 (ja) * 1990-02-05 1996-11-27 日産自動車株式会社 Vベルト
JPH053692A (ja) 1991-06-24 1993-01-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 減速機付モーターの位置決め制御装置
EP0523926A3 (en) * 1991-07-15 1993-12-01 Smith & Nephew Richards Inc Prosthetic implants with bioabsorbable coating
JPH06288440A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Aichi Mach Ind Co Ltd Vベルト

Also Published As

Publication number Publication date
DE69919804T2 (de) 2005-02-03
DE69919804D1 (de) 2004-10-07
US6293886B1 (en) 2001-09-25
KR20000029093A (ko) 2000-05-25
EP0994277A1 (en) 2000-04-19
EP0994277B1 (en) 2004-09-01
JP2000120796A (ja) 2000-04-25
KR100562120B1 (ko) 2006-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2992022B1 (ja) 高負荷伝動用vベルト
JP3044212B2 (ja) 高負荷伝動用vベルト
JPH0158376B2 (ja)
US4741726A (en) Power transmission belt
JP3780237B2 (ja) 高負荷伝動用vベルト
TW565661B (en) Multi-ribbed belt with tip profile
JP5325889B2 (ja) 高負荷伝動用vベルト
JP3464922B2 (ja) 高負荷伝動用vベルト
US4786273A (en) Cogged belt with reinforcing members
JPH11125316A (ja) ベルト駆動装置
JP2004028156A (ja) 高負荷伝動用vベルト
JP2001090786A (ja) 高負荷伝動用vベルト
JPH0141967Y2 (ja)
JPH10159910A (ja) 高負荷伝動ベルト
JP4594497B2 (ja) 高負荷伝動用vベルト
JP3806193B2 (ja) 高負荷伝動ベルト
JPH05196093A (ja) 無段変速システム
JPH037631Y2 (ja)
JP4230573B2 (ja) 高負荷伝動用vベルト
JPH0232914Y2 (ja)
JP2001355686A (ja) ベルト伝動装置
JPH028535A (ja) 複合vベルト
JP2002364711A (ja) 高負荷伝動用vベルト
JPH11190400A (ja) 高負荷伝動ベルト
JPH10231901A (ja) 高負荷伝動ベルト

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees