JP2991993B2 - ディジタル磁気記録再生装置 - Google Patents

ディジタル磁気記録再生装置

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JP2991993B2
JP2991993B2 JP9152773A JP15277397A JP2991993B2 JP 2991993 B2 JP2991993 B2 JP 2991993B2 JP 9152773 A JP9152773 A JP 9152773A JP 15277397 A JP15277397 A JP 15277397A JP 2991993 B2 JP2991993 B2 JP 2991993B2
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博文 内田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV信号のような
画像データをディジタル記録再生するディジタル磁気記
録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TV信号を高能率符号化により圧縮し、
その圧縮データをディジタル記録する磁気記録再生装置
に関して、数多くの発表がなされている。このような圧
縮データを記録する手法についてはすでに提案している
(特願平5−27691号)。この手法について以下に
説明する。
【0003】先ず、1フレームの画面を複数個の画像ブ
ロックに分割する。DCTブロックが8画素×4ライン
×2フィールドの画素から構成されるものとすると、画
像ブロックは色差信号R−YのDCTブロックが1個、
B−Y信号のDCTブロックが1個、および輝度信号の
DCTブロックが4個から構成される。映像信号が62
5走査線数/50Hzである625/50の標準TV信
号の場合、1フレームの画面は水平45画像ブロック、
垂直36画像ブロックの合計1620画像ブロックに分
割される。各画像ブロックのデータは符号化処理が施さ
れ、符号化データに変換された後、SYNCブロック作
成回路により各画像ブロックの符号化データの主要成分
を1個のSYNCブロックに格納する。
【0004】次に1フレームの画面を垂直方向に12分
割し、12個の大領域のデータに分ける。各大領域のな
かの画像ブロックの符号化データの主要成分が格納され
ているSYNCブロックデータは磁気テープ上の1個の
映像トラックに記録される。この時、映像トラックに記
録されるSYNCブロックデータの順番はそれぞれのS
YNCブロックデータに主要成分が格納されている画像
ブロックが画面上でほぼ隣接する順番とする。従って、
1フレームの映像信号は12個の映像トラックに記録さ
れる。
【0005】映像信号が525/60の標準TV信号の
場合、1フレームの画面は水平22.5画像ブロック、
垂直60画像ブロックの合計1350画像ブロックに分
割される。各画像ブロックのデータは符号化処理された
後、SYNCブロックに格納され、1フレームの映像信
号は10個の映像トラックに記録される。
【0006】この場合、625/50の標準TV信号の
圧縮処理方法と525/60の標準TV信号の圧縮処理
方法とはほぼ同じであり、回路をほとんど共通にするこ
とができる。また、このような圧縮データが記録されて
いる磁気テープを高速再生する場合、1個の映像トラッ
クから再生される映像データは画面上でほぼ隣接する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のデ
ィジタル磁気記録再生装置の構成では、525/60の
標準TV信号と625/50の標準TV信号のようにほ
ぼ同レートの信号はほぼ同一の信号処理回路により装置
を構成することが可能であるが、例えば1250/50
のHDTV信号のように信号レートが数倍大きい映像信
号をほぼ同一の信号処理回路でかつ少ない並列回路によ
り実現することは困難であった。
【0008】本発明は上記の課題を解決するもので、信
号レートが異なる複数の映像信号をほぼ同一の信号処理
回路により処理することにより、1個の装置で複数の映
像信号をディジタル記録可能なディジタル磁気記録再生
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の記録装置は、映像信号をブロック化、シャ
フリングした後、圧縮符号化するものであって、前記映
像信号の1画面分を垂直方向にn分割し、水平方向にm
分割して複数個のスーパーブロックを構成し、更に前記
スーパーブロックを分割して、マクロブロックを形成
し、前記マクロブロックが前記各スーパーブロック内で
一端から他端へと連続的に並ぶように前記マクロブロッ
クに所定の配列順序を示す順位を設定し、相異なる複数
の前記スーパーブロックに属し、前記各スーパーブロッ
ク内で同じ前記順位の前記マクロブロックを前記m個集
めてビデオセグメントを構成するブロッキング手段と、
前記ビデオセグメント毎に可変長符号化処理を行う符号
化手段と、1個の前記マクロブロックを1個のSYNC
ブロックデータに対応させて前記SYNCブロックデー
タを生成するSYNCブロックデータ生成手段と、前記
1画面上の前記水平方向に並ぶm個の前記スーパーブロ
ックに前記1画面の1端から他端へ順番をつけ、この順
番に従って前記各スーパーブロックに属する前記シンク
ブロックデータを配列すると共に、前記ブロッキング手
段で設定された前記所定の配列順序で前記SYNCブロ
ックデータを配列するように並び替える記録信号処理手
段とを有し、前記ブロッキング手段は、各マクロブロッ
クに含まれる色差信号の画素数を入力される映像信号の
種類にかかわらず一定値とすることを特徴とする。
【0010】また、本発明の記録方法は、映像信号をブ
ロック化、シャフリングした後、圧縮符号化して記録を
行うものであって、前記映像信号の1画面分を垂直方向
にn分割し、水平方向にm分割して複数個のスーパーブ
ロックを構成し、更に前記スーパーブロックを分割し
て、マクロブロックを形成し、前記マクロブロックが前
記各スーパーブロック内で一端から他端へと連続的に並
ぶように前記マクロブロックに所定の配列順序を示す順
位を設定し、相異なる複数の前記スーパーブロックに属
し、前記各スーパーブロック内で同じ前記順位の前記マ
クロブロックを前記m個集めてビデオセグメントを構成
し、前記ビデオセグメント毎に可変長符号化処理を行
い、1個の前記マクロブロックを1個のSYNCブロッ
クデータに対応させて前記SYNCブロックデータを生
成し、前記1画面上の前記水平方向に並ぶm個の前記ス
ーパーブロックに前記1画面の1端から他端へ順番をつ
け、この順番に従って前記各スーパーブロックに属する
前記シンクブロックデータを配列すると共に、前記ブロ
ッキング手段で設定された前記所定の配列順序で前記S
YNCブロックデータを配列するように並び替える際
に、各マクロブロックに含まれる色差信号の画素数を、
入力される映像信号の種類にかかわらず一定値とするこ
とを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は上記した構成により、比
較的簡単な信号処理回路を有する装置により、信号レー
トが異なる複数の映像信号をディジタル記録することを
可能にする。圧縮処理はDCT(ディスクリートコサイ
ン変換)+VLC(可変長符号化)処理のようなブロッ
ク処理とする。以下、本発明のディジタル磁気記録再生
装置の実施例について図面を参照しながら説明する。図
1は本発明の第1の実施例のディジタル磁気記録再生装
置を示すブロック図、図2は第1の実施例のディジタル
磁気記録再生装置におけるレート変換回路を示すブロッ
ク図、図3は第1の実施例のディジタル磁気記録再生装
置における第1の実施例のブロッキング回路を示すブロ
ック図、図4は第1の実施例のディジタル磁気記録再生
装置における符号化回路を示すブロック図、図5は第1
の実施例のディジタル磁気記録再生装置におけるSYN
Cブロックデータ作成回路を示すブロック図、図6は第
1の実施例のディジタル磁気記録再生装置における記録
信号処理回路を示すブロック図である。
【0012】また、図7は第1の実施例のディジタル磁
気記録再生装置における625/50の標準TV信号の
画像ブロックを示す図、図8は第1の実施例のディジタ
ル磁気記録再生装置における1250/50のHDTV
信号の画像ブロックを示す図、図9は第1の実施例のデ
ィジタル磁気記録再生装置における625/50の標準
TV信号の1画面内のスーパーブロックの順番を示す
図、図10は第1の実施例のディジタル磁気記録再生装
置における1250/50のHDTV信号の1画面内の
スーパーブロックの順番を示す図、図11は第1の実施
例のディジタル磁気記録再生装置におけるスーパーブロ
ック内のマクロブロックの順番を示す図、図12は第1
の実施例のディジタル磁気記録再生装置における625
/50の標準TV信号のSYNCブロックデータ(a)
と1250/50のHDTV信号のSYNCブロックデ
ータ(b)を示す図、図13は第1の実施例のディジタ
ル磁気記録再生装置において、625/50の標準TV
信号を磁気テープに記録した様子を示す図、図14は第
1の実施例のディジタル磁気記録再生装置において、1
250/50のHDTV信号を磁気テープに記録した様
子を示す図、図15は第1の実施例のディジタル磁気記
録再生装置における1250/50のHDTV信号の画
像ブロック内の画素の順番を示す図である。
【0013】また、図16は第1の実施例のディジタル
磁気記録再生装置における第2の実施例のブロッキング
回路を示すブロック図、図17は第1の実施例のディジ
タル磁気記録再生装置における第3の実施例のブロッキ
ング回路を示すブロック図である。図18は第1の実施
例のディジタル磁気記録再生装置における525/60
の標準TV信号の1画面内のスーパーブロックの順番を
示す図、図19は第1の実施例のディジタル磁気記録再
生装置における1050/60のHDTV信号の1画面
内のスーパーブロックの順番を示す図である。
【0014】また、図20は第1の実施例のディジタル
磁気記録再生装置における1125/60のHDTV信
号のスーパーブロックとマクロブロックの順番を示す
図、図21は第2の実施例のディジタル磁気記録再生装
置を示すブロック図、図22は第2の実施例のディジタ
ル磁気記録再生装置におけるブロッキング回路を示すブ
ロック図、図23は第2の実施例のディジタル磁気記録
再生装置における3CH/2CH変換回路を示すブロッ
ク図、図24は第2の実施例のディジタル磁気記録再生
装置における画面分割の様子を示す図、図25は第3の
実施例のディジタル磁気記録再生装置を示すブロック
図、図26は第3の実施例のディジタル磁気記録再生装
置におけるレート変換回路を示すブロック図である。
【0015】
【第1実施例】先ず、第1の実施例のディジタル磁気記
録再生装置について説明する。第1の実施例のディジタ
ル磁気記録再生装置のブロック図は図1に示されてい
る。ここで、第1の映像信号は625/50の標準TV
信号であり、第2の映像信号は1250/50のHDT
V信号である場合を説明する。アナログの標準TV信号
あるいは4:2:2のディジタルの標準TV信号が入力
端子1に入力され、アナログのHDTV信号あるいは1
2:4:4のディジタルのHDTV信号が入力端子2に
入力されるものとする。
【0016】記録、再生ヘッドはコンビネーションヘッ
ドで、2チャネルの信号を同時に磁気テープ15上に記
録または再生する。磁気テープ15は回転シリンダ(図
示せず)に約180゜巻き付けされており、コンビネー
ションヘッドは1組毎にシリンダ上に180゜対向の位
置の2箇所に配置されているものとする。すなわち、各
組のヘッドは回転シリンダの回転中心を中心点とする回
転シリンダの点対称の位置に配置され、各ヘッドは磁気
テープに所定のトラックを形成するように位置と高さが
調整されている。尚、記録用ヘッド1組と再生用ヘッド
1組は別途独立して設けてもよく、共用してもよいもの
である。
【0017】以下、この第1の実施例のディジタル磁気
記録再生装置において、標準TV信号が記録される場合
について説明する。アナログの標準TV信号が入力端子
1を介してレート変換回路3に入力される。レート変換
回路のブロック図は図2に示されている。スイッチ3
7、38、および39はA/D31、32、および33
側に接続されている。Y信号(輝度信号)はA/D31
により13.5MHzでサンプリングされたディジタル
信号に変換され、スイッチ37を介してFIFO40に
入力される。色差信号R−Y信号はA/D32により
6.75MHzでサンプリングされたディジタル信号に
変換され、スイッチ38を介してフィルタ45、FIF
O41に入力される。
【0018】また、色差信号B−Y信号はA/D33に
より6.75MHzでサンプリングされたディジタル信
号に変換され、スイッチ39を介してフィルタ46、F
IFO43に入力される。FIFO42はFIFO41
とフィルタ45に接続され、FIFO44はFIFO4
3とフィルタ46に接続されている。それぞれのFIF
Oは標準TV信号の1Hディレイメモリとして動作し、
色差信号は1ラインおきに間引かれる。この結果、標準
TV信号は4:2:0の信号に変換され、Y信号は端子
47、R−Y信号は端子48、及びB−Y信号は端子4
9から出力される。この信号の1フィールド当たりの有
効画素は、Y信号が水平720画素、垂直288ライ
ン、R−Y信号が水平360画素、垂直144ライン、
B−Y信号が水平360画素、垂直144ラインとな
る。
【0019】このレート変換された信号はブロッキング
回路4に入力される。ブロッキング回路の1実施例のブ
ロック図は図3に示されている。Y信号は端子51を介
してFIFO54に入力され、R−Y信号は端子52を
介してFIFO57に入力され、B−Y信号は端子53
を介してFIFO58に入力される。これらのFIFO
によりデータは周波数変換され、16画素単位のY信号
と、8画素単位のR−Y信号あるいはB−Y信号が交互
にセレクタ59を介して、メモリ61に入力される。す
なわち、第1のブロッキング回路76では16画素のY
信号から構成されるブロックのデータ列と8画素の色差
信号から構成されるブロックのデータ列が出力されてい
る。
【0020】ライトアドレスコントロール部64の制御
信号に基づいてメモリ61に順次ライトされる。リード
アドレスコントロール部65の制御信号に基づいてメモ
リ61からデータが読み出され、読み出されたデータは
画像ブロック(以後、マクロブロックと記す)毎に分け
られてFIFO66あるいはFIFO69に入力され
る。
【0021】図7に示すようにマクロブロック101
は、Y信号が8画素×4ライン×2フィールドから構成
されるDCTブロック4個と、R−Y信号が8画素×4
ライン×2フィールドから構成されるDCTブロック1
個と、B−Y信号が8画素×4ライン×2フィールドか
ら構成されるDCTブロック1個とから構成される。従
って、1画面(1フレーム)のデータはY信号で16画
素×16ラインの画像ブロックに分割される。
【0022】1画面を分割する様子を図9に示す。1画
面は水平45マクロブロック、垂直36マクロブロック
に分割される。また、画面を垂直方向に12分割、水平
方向に5分割の60個の画面中領域(以後スーパーブロ
ックと記す)にも分割する。ここで、スーパーブロック
をS(i=0、…、11、j=0、…4)で表す
こととする。各スーパーブロックSはそれぞれ2
7個のマクロブロックから構成される。1個のスーパー
ブロックにおけるマクロブロックの順番は図11に示さ
れている。スーパーブロック内の27個のマクロブロッ
クの順番を示す添え字としてkを用いて、各マクロブロ
ックをMと表すこととする。図11に示すよ
うに、スーパーブロック内のマクロブロックの順番は全
体的には水平方向を左から右への順番とし、部分的には
垂直方向を最初は上から下への順番とし、以降水平方向
に1列ずれるとともに垂直方向の向きを変える。すなわ
ち、前記各スーパーブロック内の左上隅の第1のマクロ
ブロックに第1の番号0を与え、次の前記第1のマクロ
ブロックに対し前記垂直方向に並ぶ前記マクロブロック
に前記第1の番号に続く整数k(kは0〜26の整数)
の番号を順次与える。そして前記垂直方向で最後のマク
ロブロックに続く次の番号を前記水平方向で前記最後の
マクロブロックに隣接する前記マクロブロックに与え、
その後の連続する番号を前記垂直方向に並ぶ前記マクロ
ブロックに順次与える。上記の操作を前記各スーパーブ
ロック内の27個の全ての前記マクロブロックに行って
前記各スーパーブロック内の前記マクロブロックに番号
を与えて順序を設定する。
【0023】FIFO66とセレクタ72を介して端子
74からマクロブロックのデータが出力される。このと
き、データはビデオセグメントV単位に並べられ
ている。1個のビデオセグメントは5個のマクロブロッ
クから構成される。各ビデオセグメント内のマクロブロ
ックの順番は(1)式の配列の順番とする。
【0024】 端子75からはFIFO69とセレクタ73を介してマ
クロブロックのデータがビデオセグメント単位に出力さ
れる。各ビデオセグメント内のマクロブロックの順番は
(2)式の配列の順番とする。
【0025】 a mod bとは、aをbで除したときの余り) 端子74から出力されるブロックデータは第1符号化回
路5に、端子75から出力されるブロックデータは第2
符号化回路6に加えられる。
【0026】第1符号化回路5、あるいは第2符号化回
路6はそれぞれ図4に示す符号化回路から構成されてい
る。(1)式あるいは(2)式で表現されるデータは端
子81を介して、DCT回路82、Q回路83、VLC
回路84に入力されて、圧縮処理が施された後に端子8
5から出力される。このデータは第1SYNCブロック
データ作成回路7、あるいは第2SYNCブロックデー
タ作成回路8に入力される。
【0027】第1SYNCブロックデータ作成回路7、
あるいは第2SYNCブロックデータ作成回路8はそれ
ぞれ図5に示す回路から構成されている。端子90に入
力されたデータはメモリ94、データ長検出回路91に
入力される。データ長検出回路91により画像ブロック
のデータ長が検出され、ライトアドレスコントロール部
92に検出信号が送られる。このライトアドレスコント
ロール部92からの制御信号により、データはメモリの
所定のアドレスにライトされる。
【0028】メモリには、図12(a)に示すように複
数のSYNCブロックデータ110の領域があり、1個
のマクロブロックに1個のSYNCブロックデータが対
応している。マクロブロックの符号化データはDCTブ
ロック毎に所定の画像データ領域113〜118に低域
成分から詰め込まれる。この画像データ領域に入りきら
ないデータはその画像データ領域内で空きスペースのあ
るブロックに詰められる。それでも入りきらないデータ
は別のSYNCブロックデータの空きスペースに詰めら
れる。また、付加情報112も書き込まれる。
【0029】こうして、それぞれのマクロブロックの符
号化データは対応する1個のSYNCブロックデータに
主要成分が格納される。リードアドレスコントロール部
93の制御信号によりメモリからSYNCブロックデー
タ毎にデータがリードされ、端子95から出力される。
第1SYNCブロックデータ作成回路7、あるいは第2
SYNCブロックデータ作成回路8からの出力データは
それぞれ第1記録信号処理回路9、あるいは第2記録信
号処理回路10に入力される。各SYNCブロックデー
タをUと表すと、1個のSYNCブロックデ
ータUは1個のマクロブロックM
の圧縮後のデータの主要成分を含むことになる。
【0030】第1記録信号処理回路9、あるいは第2記
録信号処理回路10はそれぞれ図6に示す回路から構成
されている。端子101から入力されたSYNCブロッ
クデータはライトアドレスコントロール部102からの
制御信号によりメモリ104にライトされる。リードア
ドレスコントロール部103からの制御信号によりデー
タは記録順番に並べ替えられてメモリ104からリード
される。誤り訂正符号化回路105でアウタ符号処理、
インナ符号処理が施された後、SYNC・ID付加回路
106において、各SYNCブロックデータはSYNC
パターンとIDデータが付加され、端子107から出力
される。
【0031】第1記録信号処理回路9、あるいは第2記
録信号処理回路10からの出力データはそれぞれ記録ア
ンプ11、記録アンプ12を介して、記録ヘッド13、
記録ヘッド14に入力され、磁気テープ15に記録され
る。シリンダ上の2組のコンビネーションヘッドのうち
1組のみにより記録処理が行われる。即ち、1/2の時
間において、磁気テープ15にデータが記録される。1
フレームの映像信号は図13に示すように12個の映像
トラック128〜139に記録され、記録ヘッド13に
より偶数番目の映像トラックにデータが記録され、記録
ヘッド14により奇数番目の映像トラックにデータが記
録される。
【0032】この12個の映像トラックの第i番目の映
像トラックTに記録されるSYNCブロックデータの
順番は以下の(3)式で表される配列の順番とする。
【0033】 次に、HDTV信号が入力されている場合を説明する。
アナログのHDTV信号が入力端子2を介してレート変
換回路3に入力される。レート変換回路のブロック図は
図2に示されている。スイッチ37、38、および39
はA/D34、35、および36側に接続されている。
Y信号はA/D34により40.5MHzでサンプリン
グされたディジタル信号に変換され、スイッチ37を介
してFIFO40に入力される。R−Y信号はA/D3
5により13.5MHzでサンプリングされたディジタ
ル信号に変換され、スイッチ38を介してフィルタ4
5、FIFO41に入力される。
【0034】また、B−Y信号はA/D36により1
3.5MHzでサンプリングされたディジタル信号に変
換され、スイッチ39を介してフィルタ46、FIFO
43に入力される。FIFO42はFIFO41とフィ
ルタ45とに接続され、FIFO44はFIFO43と
フィルタ46に接続されている。
【0035】ところで本実施例では、2個の映像信号を
それぞれ別のA/Dにより処理する場合を示している
が、A/Dの前に2個の映像信号を切り換えるスイッチ
を設け、標準TV信号のサンプリング周波数をHDTV
信号のサンプリング周波数と同じにすることにより、A
/Dを共用してもよい。
【0036】それぞれのFIFOはHDTV信号の1H
ディレイメモリとして動作し、色差信号は1ラインおき
に間引かれる。この結果、HDTV信号は12:4:0
の信号に変換され、Y信号は端子47、R−Y信号は端
子48、およびB−Y信号は端子49から出力される。
この信号の1フィールド当たりの有効画素は、Y信号が
水平1080画素、垂直576ライン、R−Y信号が水
平360画素、垂直288ライン、B−Y信号が水平3
60画素、垂直288ラインとなる。
【0037】このレート変換された信号はブロッキング
回路4に入力される。ブロッキング回路の1実施例のブ
ロック図は図3に示されている。ここで、HDTV信号
のデータレートは標準TV信号のデータレートの約3倍
である。そこで、この実施例ではデータの並べ替え処理
用のメモリを3個並列に使用する場合の回路構成が示さ
れている。すなわち、ライトアドレスコントロール部6
4あるいはリードアドレスコントロール部65から3個
のメモリへ同じアドレスデータを出力して、3個のメモ
リのライト/リードを制御している。
【0038】Y信号は端子51を介してFIFO54、
FIFO55、FIFO56に入力され、R−Y信号は
端子52を介してFIFO57に入力され、B−Y信号
は端子53を介してFIFO58に入力される。これら
のFIFOによりデータは周波数変換とブロック化処理
が施される。Y信号については、1ライン内を24画素
単位に区切り、この24画素をさらに8画素毎に区切
る。この3組の8画素のデータをそれぞれFIFO5
4、FIFO55、FIFO56に入力する。この3組
の8画素のデータはFIFO54、FIFO55、FI
FO56から同時に出力される。FIFO54の出力デ
ータはセレクタ59を介してメモリ61に入力され、F
IFO55の出力データはセレクタ60を介してメモリ
62に入力され、またFIFO55の出力データはメモ
リ63に入力される。
【0039】R−Y信号とB−Y信号とは1ライン毎に
交互にデータが存在している。R−Y信号とB−Y信号
をそれぞれライン内で8画素毎に区切る。ライン内の水
平方向の位置が同じR−Y信号の1組の8画素のデータ
とB−Y信号の1組の8画素のデータをFIFO57、
FIFO58から同時に出力する。FIFO57の出力
信号はセレクタ59を介してメモリ61に入力され、F
IFO58の出力データはセレクタ60を介してメモリ
62に入力される。Y信号と色差信号は交互にメモリに
入力される。
【0040】すなわち、第1のブロッキング回路76で
はライン内の水平24画素のY信号から構成される第1
の小ブロックと、2ライン内の水平8画素のR−Y信号
と水平8画素のB−Y信号とから構成される第2の小ブ
ロックの2種類のデータが出力される。
【0041】ライトアドレスコントロール部64の制御
信号に基づいてメモリ61、メモリ62、メモリ63に
は小ブロック単位に順次ライトされる。リードアドレス
コントロール部65の制御信号に基づいてメモリ61、
メモリ62、メモリ63からデータが読み出され、それ
ぞれマクロブロック毎に分けられてFIFO66あるい
はFIFO69、FIFO67あるいはFIFO70、
FIFO68あるいはFIFO71に入力される。
【0042】図8に示すようにマクロブロック109
は、Y信号が8画素×4ライン×2フィールドから構成
されるDCTブロック6個と、R−Y信号が8画素×4
ライン×2フィールドから構成されるDCTブロック1
個と、B−Y信号が8画素×4ライン×2フィールドか
ら構成されるDCTブロック1個とから構成される。従
って、1画面(1フレーム)のデータはY信号で24画
素×16ラインの画像ブロックに分割される。
【0043】例えば、FIFO66、FIFO67、F
IFO68に図15に示す1個のマクロブロック分のデ
ータが入力されるものとする。第1の小ブロックは、例
えばy0,0,…,y0,7,y0,8,…,y0,1
5,y0,16,…,y0,23から構成され、これら
はFIFO66、FIFO67、FIFO68に入力さ
れる。第2の小ブロックは、例えば、r0,0,…,r
0,7,b0,0,…,b0,7から構成され、これら
はFIFO66、FIFO67に入力される。こうし
て、FIFO66にはDCTブロック171、174、
177のデータが入力され、FIFO67にはDCTブ
ロック172、175、178のデータが入力され、F
IFO68にはDCTブロック173、176のデータ
が入力されている。DCTブロック171〜178のデ
ータはこれらのFIFOから順番に出力され、セレクタ
72を介して端子74から出力される。
【0044】1画面を分割する様子を図10に示す。1
画面は水平45マクロブロック、垂直72マクロブロッ
クに分割される。また、画面を垂直方向に24分割、水
平方向に5分割の120個のスーパーブロックにも分割
する。ここで、スーパーブロックをS(i=0、
…、23、j=0、…4)で表すこととする。各スーパ
ーブロックSはそれぞれ27個のマクロブロック
から構成される。1個のスーパーブロックにおけるマク
ロブロックの順番は図11に示されている。各マクロブ
ロックをMと表す。
【0045】端子74から出力されるマクロブロックの
データはビデオセグメントV単位に並べられてい
る。1個のビデオセグメントは5個のマクロブロックか
ら構成され、各ビデオセグメント内のマクロブロックの
順番は(4)式の配列の順番とする。
【0046】 端子75からは出力されるマクロブロックのデータもビ
デオセグメント単位に出力される。各ビデオセグメント
内のマクロブロックの順番は(5)式の配列の順番とす
る。
【0047】 端子74から出力されるブロックデータは第1符号化回
路5に入力され、端子75から出力されるブロックデー
タは第2符号化回路6に入力される。第1符号化回路
5、第2符号化回路6はそれぞれ図4に示す回路から構
成されている。
【0048】ここで、2チャネル回路5〜12で処理さ
れる実際の時間は標準TV信号処理において、全時間の
約1/2であり、HDTV信号の場合はほぼ全時間を要
している。
【0049】第1符号化回路5、あるいは第2符号化回
路6において、HDTV信号処理のデータ圧縮率は標準
TV信号処理の場合より約4/3倍大きくする。圧縮処
理が施されたデータは第1SYNCブロックデータ作成
回路7、あるいは第2SYNCブロックデータ作成回路
8に入力される。
【0050】第1SYNCブロックデータ作成回路7、
あるいは第2SYNCブロックデータ作成回路8はそれ
ぞれ図5に示す回路から構成されている。端子90に入
力されたデータはメモリ94、データ長検出回路91に
入力される。データ長検出回路91により画像ブロック
のデータ長が検出され、ライトアドレスコントロール部
92に検出信号が送られる。このライトアドレスコント
ロール部92からの制御信号により、データはメモリの
所定のアドレスにライトされる。
【0051】メモリには、図12(b)に示すように複
数のSYNCブロックデータ111の領域があり、1個
のマクロブロックに1個のSYNCブロックデータが対
応している。マクロブロックの符号化データはDCTブ
ロック毎に所定の画像データ領域119〜126に低域
成分から詰め込まれる。この画像データ領域に入りきら
ないデータはその画像データ領域内で空きスペースのあ
るブロックに詰められる。それでも入りきらないデータ
は別のSYNCブロックデータの空きスペースに詰めら
れる。また、付加情報127も書き込まれる。
【0052】こうして、それぞれのマクロブロックの符
号化データは対応する1個のSYNCブロックデータに
主要成分が格納される。リードアドレスコントロール部
93の制御信号によりメモリからSYNCブロックデー
タ毎にデータがリードされ、端子95から出力される。
第1SYNCブロックデータ作成回路7、あるいは第2
SYNCブロックデータ作成回路8からの出力データは
それぞれ第1記録信号処理回路9、あるいは第2記録信
号処理回路10に入力される。各SYNCブロックデー
タをUと表すと、1個のSYNCブロックデ
ータUは1個のマクロブロックM
の圧縮後のデータの主要成分を含むことになる。
【0053】第1記録信号処理回路9、あるいは第2記
録信号処理回路10はそれぞれ図6に示す回路から構成
されている。端子101から入力されたSYNCブロッ
クデータはライトアドレスコントロール部102からの
制御信号によりメモリ104にライトされる。リードア
ドレスコントロール部103からの制御信号によりデー
タは記録順番に並べ替えられてメモリ104からリード
される。誤り訂正符号化回路105でアウタ符号処理、
インナ符号処理が施された後、SYNC・ID付加回路
106において、各SYNCブロックデータはSYNC
パターンとIDデータが付加され、端子107から出力
される。
【0054】第1記録信号処理回路9、あるいは第2記
録信号処理回路10からの出力データはそれぞれ記録ア
ンプ11、記録アンプ12を介して、記録ヘッド13、
記録ヘッド14に入力され、磁気テープ15に記録され
る。このとき、シリンダ上の2組のコンビネーションヘ
ッドにより記録処理が行われる。1フレームの映像信号
は図14に示すように24個の映像トラック140〜1
63に記録され、記録ヘッド13により偶数番目の映像
トラックにデータが記録され、記録ヘッド14により奇
数番目の映像トラックにデータが記録される。
【0055】この24個の映像トラックの第i番目の映
像トラックTに記録されるSYNCブロックデータの
順番は以下の(6)式で表される配列の順番とする。
【0056】 このように、第1の実施例のディジタル磁気記録再生装
置において、標準TV信号あるいはHDTV信号のいず
れか一方の信号が入力されれば、その信号に合わせて記
録処理が行われる。
【0057】この第1の実施例のディジタル磁気記録再
生装置において、磁気テープ15に記録されているデー
タが再生される場合について説明する。再生処理は磁気
テープ15に記録されている信号に合わせて行われる。
再生ヘッド16、17によりデータが再生され、再生ア
ンプ18、19を介して第1再生信号処理回路20、あ
るいは第2再生信号処理回路21に入力される。標準T
V信号の場合、これらのデータは約1/2の実時間でS
YNCブロックデータに変換され、HDTV信号の場
合、全時間を要してSYNCブロックデータに変換され
る。
【0058】SYNCブロックデータは第1符号化デー
タ復元回路22、あるいは第2符号化データ復元回路2
3においてマクロブロック毎の符号化データに変換され
る。符号化データは第1復号回路24、あるいは第2復
号回路25において元のマクロブロックデータに変換さ
れる。このマクロブロックデータはデブロッキング回路
26、レート逆変換回路27を介して、標準TV信号、
あるいはHDTV信号に変換されて、端子28あるいは
端子29から出力される。
【0059】尚、本実施例では符号化回路、SYNCブ
ロックデータ作成回路、記録信号処理回路はそれぞれ2
チャネルであり、標準TV信号、HDTV信号のどちら
も2チャネル回路により処理され、標準TV信号を処理
する時間がHDTV信号を処理する時間の約1/2とな
る場合を示した。しかし、標準TV信号は1チャネル、
HDTV信号は2チャネルにより処理されることも考え
られる。
【0060】また、本実施例では1250/50のHD
TV信号はレート変換後12:4:0の場合であった
が、16:8:0の場合もほぼ同様に扱うことができ
る。即ち、Y信号のDCTブロックが8個、R−Y信号
のDCTブロックが2個、B−Y信号のDCTブロック
が2個からマクロブロックを構成し、1個のマクロブロ
ックを1個のSYNCブロックデータに対応させる。こ
の場合も標準TV信号とHDTV信号の記録レート比は
1:2となり、同様のチャネルの回路構成で実現でき
る。
【0061】また、本実施例において、ブロッキング回
路4を実現する1実施例を図3に示したが、別の回路構
成も考えられる。そこで、ブロッキング回路4の第2の
実施例を図16に示し、その動作について以下に説明す
る。端子180、181、182はそれぞれ図3に示す
端子51、52、53に対応し、端子198、199は
それぞれ図3に示す端子74、75に対応している。こ
こで、標準TV信号を処理する場合については図3に示
す第1の実施例のブロッキング回路とほぼ同じ処理であ
るので、説明を省略する。
【0062】HDTV信号を処理する場合について、以
下に説明する。この実施例では、データの並べ替え処理
用のメモリを2個並列に使用する場合の回路構成が示さ
れている。すなわち、ライトアドレスコントロール部1
90あるいはリードアドレスコントロール部191から
2個のメモリへ同じアドレスデータを出力して、2個の
メモリのライト/リードを制御している。
【0063】Y信号は端子180を介してFIFO18
3、FIFO184に入力され、R−Y信号は端子18
1を介してFIFO185に入力され、B−Y信号は端
子182を介してFIFO186に入力される。これら
のFIFOによりデータは周波数変換とブロック化処理
が施される。Y信号については、1ライン内を24画素
単位に区切り、この24画素をさらに16画素と8画素
に分ける。
【0064】16画素のデータをFIFO183に入力
し、8画素のデータをFIFO184に入力する。ま
た、R−Y信号あるいはB−Y信号については、1ライ
ンを8画素単位に区切る。FIFO183から16画素
のデータが出力されるタイミングと同じ時に、FIFO
184から8画素のデータが出力され、またFIFOI
85あるいはFIFO186から8画素のデータが出力
される。
【0065】この場合、R−Y信号とB−Y信号はライ
ン毎に交互に存在する信号であるので、R−Y信号とB
−Y信号のうち各ラインで存在する方のデータがセレク
タ187に入力されることになる。16画素のY信号は
メモリ188に入力され、8画素のY信号と8画素の色
差信号はセレクタ187を介してメモリ189に入力さ
れる。すなわち、ライン内の24画素のY信号と8画素
の色差信号とから構成される小ブロックのデータが2個
のメモリに入力される。
【0066】ライトアドレスコントロール部190の制
御信号に基づいてメモリ188、メモリ189には小ブ
ロック単位に順次ライトされる。リードアドレスコント
ロール部191の制御信号に基づいてメモリ188、メ
モリ189からデータが読み出され、それぞれマクロブ
ロック毎に分けられてFIFO192あるいはFIFO
194、FIFO193あるいはFIFO195に入力
される。
【0067】例えば、小ブロックは図15に示すy0,
0,…,y0,23と、r0,0,…,r0,7あるい
はb0,0,…,b0,7から構成される。各マクロブ
ロックのデータはセレクタ196あるいは197を介し
て端子198、199から出力される。端子198、1
99から出力されるマクロブロックあるいはビデオセグ
メントの順番は(4)式、(5)式に示される順番であ
る。
【0068】また、ブロッキング回路4を実現する回路
には、図17に示すように第3の実施例も考えられる。
その動作について以下に説明する。端子200、20
1、202はそれぞれ図3に示す端子51、52、53
に対応し、端子212、213はそれぞれ図3に示す端
子74、75に対応している。ここで、標準TV信号を
処理する場合については図3に示す第1の実施例のブロ
ッキング回路とほぼ同じ処理であるので、説明を省略す
る。
【0069】HDTV信号を処理する場合について、以
下に説明する。この実施例では、データの並べ替え処理
用のメモリを1個使用する場合の回路構成が示されてい
る。
【0070】Y信号は端子200を介してFIFO20
3に入力され、R−Y信号は端子201を介してFIF
O204に入力され、B−Y信号は端子202を介して
FIFO205に入力される。これらのFIFOにより
データは周波数変換とブロック化処理が施される。Y信
号については、1ライン内を24画素単位に区切り、R
−Y信号あるいはB−Y信号については、1ラインを8
画素単位に区切る。24画素単位のY信号と、8画素単
位のR−Y信号あるいはB−Y信号が交互にセレクタ2
06を介して、メモリ207に入力される。
【0071】すなわち、24画素のY信号と8画素の色
差信号から構成される小ブロックのデータ列がメモリに
入力され、ライトアドレスコントロール部208の制御
信号に基づいてメモリ207に順次ライトされる。リー
ドアドレスコントロール部209の制御信号に基づいて
メモリ207からデータが読み出され、それぞれマクロ
ブロック毎に分けられてFIFO210あるいはFIF
O211に入力される。
【0072】例えば、小ブロックは図15に示すy0,
0,…,y0,23と、r0,0,…,r0,7あるい
はb0,0,…,b0,7から構成される。各マクロブ
ロックのデータは端子212、213から出力される。
端子212、213から出力されるマクロブロックある
いはビデオセグメントの順番は(4)式、(5)式に示
される順番である。
【0073】また、第1の実施例のディジタル磁気記録
再生装置において、第1の映像信号は525/60の標
準TV信号であり、第2の映像信号は1050/60の
HDTV信号である場合も考えられる。
【0074】この場合の標準TV信号の信号処理につい
て以下に説明する。レート変換後に4:2:0のディジ
タル映像信号を出力する場合、マクロブロックの構成を
図7に示す構成にし、1画面を水平45マクロブロッ
ク、垂直30マクロブロックに分割する。1画面を水平
5スーパーブロック、垂直10スーパーブロックに分割
して、スーパーブロック内のマクロブロックの順番を図
11に示す順番にすることにより、625/50の標準
TV信号と類似の信号処理をすることが考えられる。し
かし、ここではレート変換後に4:1:1のディジタル
映像信号が出力される場合を説明する図2に示すレート
変換回路において、FIFO40〜44は数画素の遅延
素子として動作することにより、端子47〜49から
4:1:1のディジタル映像信号が出力される。図3、
図16、あるいは図17に示すブロッキング回路4にお
いて、特願平5−27691号に記述されているよう
に、4:1:1型の画像ブロック単位にデータは並び替
えられる。
【0075】この場合のマクロブロックの構成、スーパ
ーブロック内のマクロブロックの順番は、特願平5−2
7691号に記述されている。即ち、そこには、画面上
におけるマクロブロックM(i=0,…9,
j=0,…,4,k=0,…,26)の位置が記述され
ている。また、スーパーブロックSは図18に示
すように水平22.5マクロブロック、垂直60マクロ
ブロックである。ブロッキング回路4の2個の端子から
出力されるそれぞれのビデオセグメントV
(7)式、(8)式で表される。
【0076】 このようにブロッキング回路により2分割されたデータ
はそれぞれ第1符号化回路5、第1SYNCブロックデ
ータ作成回路7、第1記録信号処理回路9、あるいは第
2符号化回路6、第2SYNCブロックデータ作成回路
8、第2記録信号処理回路10で信号処理された後に記
録ヘッド11、12により磁気テープに記録される。
【0077】このとき、1個のSYNCブロックデータ
は1個のマクロブロックMの圧
縮後のデータの主要成分を含み、1フレームの映像信号
は10個の映像トラックに記録される。10個の映像ト
ラックの第i番目の映像トラックTに記録されるSY
NCブロックデータの順番は以下の(9)式で表される
配列の順番とする。
【0078】 次に、1050/60のHDTV信号の信号処理につい
て以下に説明する。レート変換回路3において、1フレ
ーム当りのY信号の画素は水平1080画素×垂直96
0ライン、R−Y信号の画素は水平360画素×垂直4
80ライン、B−Y信号は水平360画素×垂直480
ラインのデータが出力される。すなわち12:4:0の
ディジタル映像データとする。
【0079】ブロッキング回路4において、画面を図8
に示すマクロブロック単位に分割する。また、図19に
示すように、1画面はスーパーブロックSにより
分割されている。すなわち、1画面は水平45マクロブ
ロック、垂直60マクロブロックに分割されている。1
個のスーパーブロック内のマクロブロックM
の順番は図11に示されている。1画面の中でマクロブ
ロックM(i=0,…19,j=0,…,
4,k=0,…,26)の順番が定義される。ブロッキ
ング回路4の2個の端子から出力されるそれぞれのビデ
オセグメントVは(10)式、(11)式で表さ
れる。
【0080】 このようにブロッキング回路により2分割されたデータ
はそれぞれ第1符号化回路5、第1SYNCブロックデ
ータ作成回路7、第1記録信号処理回路9、あるいは第
2符号化回路6、第2SYNCブロックデータ作成回路
8、第2記録信号処理回路10で信号処理された後に記
録ヘッド11、12により磁気テープに記録される。
【0081】このとき、1個のSYNCブロックデータ
は1個のマクロブロックMの圧
縮後のデータの主要成分を含み、1フレームの映像信号
は20個の映像トラックに記録される。20個の映像ト
ラックの第i番目の映像トラックTに記録されるSY
NCブロックデータの順番は以下の(12)式で表され
る配列の順番とする。
【0082】 また、第1の実施例のディジタル磁気記録再生装置にお
いて、第1の映像信号は525/60の標準TV信号で
あり、第2の映像信号は1125/60のHDTV信号
である場合も考えられる。
【0083】この場合の標準TV信号の信号処理につい
ては前述の信号処理と同様であるので、1125/60
のHDTV信号の信号処理を以下に説明する。レート変
換回路3において、1フレーム当りのY信号の画素は水
平1008画素×垂直1024ライン、R−Y信号の画
素は水平336画素×垂直512ライン、B−Y信号の
画素は水平336画素×垂直512ラインのデータが出
力される。すなわち12:4:0のディジタル映像デー
タとする。
【0084】ブロッキング回路4において、画面を図8
に示すマクロブロック単位に分割する。1画面は水平4
2マクロブロック、垂直64マクロブロックに分割され
る。図20(a)に示すように、画面はA,A
…,A19の20個のブロックの領域から構成される端
画面と、スーパーブロックS(i=0,…19,
j=0,…,3)とブロックS’i,4(i=0,…1
9)の領域から構成される中央画面に分けられる。この
データを図20(b)に示す水平45マクロブロック、
垂直60マクロブロックのデータ列に並び替える。この
とき、図20(c)に示すブロックA内のデータ列を
図20(d)に示すブロックB内のデータ列に並び替
える。図20(d)に示すように、ブロックB
、B18、B19には3個のダミーのマクロブロッ
クが存在する。このダミーのマクロブロックの画素デー
タは”0”のような数値の画素データである。
【0085】S’0,4とBから構成されるブロック
をスーパーブロックS0,4とする。また、S’1,4
とBから構成されるブロック、S’2,4とBから
構成されるブロック、…、S’19,4とB19から構
成されるブロックをそれぞれS、S、…、
19とする。このように、データを並べ替えるこ
とにより、1125/60のHDTV信号は前述の10
50/60のHDTV信号のデータ形式と同じになるの
で、前記の(10)式、(11)式で表されるデータの
順番で信号処理が施され、前記(12)式で表されるデ
ータの順番で1フレームの映像信号は20個の映像トラ
ックに記録される。
【0086】
【第2実施例】次に、第2の実施例のディジタル磁気記
録再生装置について説明する。第2の実施例のディジタ
ル磁気記録再生装置のブロック図は図21に示されてい
る。前記第1の実施例のディジタル磁気記録再生装置を
参照しながら説明する。
【0087】レート変換回路303はレート変換回路3
とほぼ同じである。ブロキング回路304は図22に回
路構成が示されている。第1符号化回路305、第2符
号化回路306、第3符号化回路307は、それぞれ図
4に示す回路により構成される。第1SYNCブロック
データ作成回路308、第2SYNCブロックデータ作
成回路309、第3SYNCブロックデータ作成回路3
10はそれぞれ図5に示す回路により構成される。3C
H/2CH変換回路311は図23により構成される。
第1記録信号処理回路312、第2記録信号処理回路3
13はそれぞれ図6に示す回路により構成される。記録
アンプ314、315、記録ヘッド、磁気テープ318
は、それぞれ図1に示す記録アンプ11、12、記録ヘ
ッド316、317、磁気テープ15とほぼ同じ構成で
ある。
【0088】次に入力端子301、302には図1に示
す入力端子1、2と同じ第1の映像信号、第2の映像信
号が入力される。ここでは、625/50の標準TV信
号と1250/50のHDTV信号が入力される場合に
ついて説明する。
【0089】レート変換回路303は、4:2:0の標
準TV信号、あるいは12:4:0のHDTV信号を出
力する。まず、標準TV信号が入力される場合から説明
する。
【0090】ブロッキング回路304において、Y信号
は端子340、FIFO343セレタ352を介してメ
モリ355に入力される。また、R−Y信号は端子34
1、FIFO346、セレクタ352を介してメモリ3
55に入力され、B−Y信号は端子342、FIFO3
49、セレクタ352を介してメモリ355に入力され
る。ライトアドレスコントロール部358からの制御信
号により、Y信号16画素とR−Y信号8画素あるいは
B−Y信号8画素を1個の小ブロックとしてメモリ35
5にデータがライトされる。リードアドレスコントロー
ル部359からの制御信号により、(1)式および
(2)式のデータの順番にマクロブロックのデータがメ
モリ355からリードされ、端子360から出力され
る。
【0091】このデータは符号化回路305に入力さ
れ、符号化処理が施された後、第1SYNCブロックデ
ータ作成回路308でSYNCブロックデータが作成さ
れる。
【0092】このデータは3CH/2CH変換回路31
1に入力される。端子370を介してデータはSYNC
ブロックデータの単位で振り分けられ、FIFO373
あるいはFIFO376に入力される。FIFO37
3、セレクタ379を介して端子381から出力される
データは(1)式で表されるマクロブロックの圧縮後の
主要成分を含むSYNCブロックデータであり、FIF
O376、セレクタ380を介して端子382から出力
されるデータは(2)式で表されるマクロブロックの圧
縮後の主要成分を含むSYNCブロックデータである。
すなわち、1チャネルのデータは2チャネルのデータに
変換される。これらのデータは記録信号処理が施された
後、磁気テープに記録される。このとき映像トラックに
記録されるデータ順番は(3)式で表される順番とな
る。
【0093】次に1250/50のHDTV信号が入力
される場合を説明する。レート変換後、Y信号は端子3
40を介して、R−Y信号は端子341を介して、B−
Y信号は端子342を介してブロッキング回路に入力さ
れる。このとき、Y信号のデータについては1ライン内
を24画素単位に区切り、この24画素毎にデータはF
IFO343、FIFO344、FIFO345に順番
に入力される。R−Y信号は1ライン内を8画素単位に
区切り、データはFIFO346、FIFO347、F
IFO348に順番に入力される。また、B−Y信号も
1ライン内を8画素単位に区切り、データはFIFO3
49、FIFO350、FIFO351に順番に入力さ
れる。
【0094】FIFO343、FIFO346、FIF
O349からリードされたデータはセレクタ352を介
してメモリ355に入力される。またFIFO344、
FIFO347、FIFO350からリードされたデー
タはセレクタ353を介してメモリ356に入力され
る。さらに、FIFO345、FIFO348、FIF
O351からリードされたデータはセレクタ354を介
してメモリ357に入力される。
【0095】メモリ355に入力される信号をチャネル
1、メモリ356に入力される信号をチャネル2、メモ
リ357に入力される信号をチャネル3とする。このと
き、図24に示すように、1画面は3チャネルに分割さ
れることになる。この水平方向の分割はマクロブロック
単位と同じである。従って、ライトアドレスコントロー
ル部358の制御信号により、3個のメモリは同時にラ
イトされるので、水平方向の3個のマクロブロックの画
素が同時にメモリにライトされることになる。この結
果、リードアドレスコントロール部359の制御信号に
より、水平方向に連続する3個のマクロブロックの組毎
にメモリからデータがリードされる。
【0096】各チャネルのマクロブロックのデータは端
子360、端子361、端子362を介して、第1符号
化回路305、第2符号化回路306、第3符号化回路
307に入力される。第2符号化回路306、第3符号
化回路307はそれぞれ図4に示す回路により構成され
ている。各チャネルにおいて、符号化処理が施された後
に、第1SYNCブロックデータ作成回路308、第2
SYNCブロックデータ作成回路309、第3SYNC
ブロックデータ作成回路310にデータが入力される。
第2SYNCブロックデータ作成回路309、第3SY
NCブロックデータ作成回路310はそれぞれ図5に示
す回路により構成されている。
【0097】各チャネルにおいて作成されたSYNCブ
ロックデータは3CH/2CH変換回路に入力される。
端子370、371、372、FIFO373、FIF
O374、FIFO375、セレクタ379を介して端
子381から(4)式で表されるマクロブロックの圧縮
後の主要成分を含むSYNCブロックデータが出力され
る。また、端子370、371、372、FIFO37
6、FIFO377、FIFO378、セレクタ380
を介して端子382から(5)式で表されるマクロブロ
ックの圧縮後の主要成分を含むSYNCブロックデータ
が出力される。
【0098】これらのデータは記録信号処理が施された
後、磁気テープに記録される。このとき映像トラックに
記録されるデータ順番は(6)式で表される順番とな
る。
【0099】この磁気テープからデータを再生する場合
は記録信号処理とは逆の順番にデータを処理する。標準
TV信号を再生する場合、磁気テープ318、再生ヘッ
ド319、320、再生アンプ321、322、第1再
生信号処理回路323、第2再生信号処理回路324を
介して2CH/3CH変換回路325にデータが入力さ
れる。標準TV信号のデータはここで1チャネルに変換
され、第1符号化データ復元回路326、第1復号回路
329、デブロッキング回路332を介して、レート逆
変換回路333から標準TV信号が端子334に出力さ
れる。
【0100】またHDTV信号を再生する場合、磁気テ
ープ318、再生ヘッド319、320、再生アンプ3
21、322、第1再生信号処理回路323、第2再生
信号処理回路324を介して2CH/3CH変換回路3
25にデータが入力される。HDTV信号のデータは、
ここで3チャネルに変換され、第1符号化データ復元回
路326、第2符号化データ復元回路327、第3符号
化データ復元回路328、第1復号回路329、第2復
号回路330、第3復号回路331、デブロッキング回
路332を介して、レート逆変換回路333からHDT
V信号が端子335に出力される。
【0101】以上のように、第2の実施例のディジタル
磁気記録再生装置は625/50の標準TV信号と12
50/50のHDTV信号を記録再生することができ
る。
【0102】また、第2の実施例のディジタル磁気記録
再生装置は、525/60の標準TV信号と1050/
60のHDTV信号あるいは1125/60のHDTV
信号も同様に記録再生できる。
【0103】ところで、図20に示すように、1125
/60のHDTV信号の画面を水平45マクロブロッ
ク、垂直60マクロブロックの画面に変換する変換単位
は水平3マクロブロックの単位になっている。従って、
図22に示すブロッキング回路により1125/60の
HDTV信号を処理することが容易になる。すなわち、
画面の端部分のマクロブロックのデータを処理する単位
と画面の中央部分のマクロブロックのデータを処理する
単位とを同じにすることができるので、図22に示すブ
ロッキング回路におけるデータの並べ替えが容易であ
る。また、図23に示すように、チャネル変換回路も比
較的簡単な回路構成にすることができる。すなわち、図
20に示すデータの並べ替えにより、1125/60の
HDTV信号を処理する場合においても、図24に示す
画面分割と同じように画面を分割して、3チャネル回路
を構成することができる。
【0104】また、第3の実施例のディジタル磁気記録
再生装置を図25に示す。入力端子401にはHDTV
信号が入力される。レート変換回路402は図26に示
される。Y信号はA/D410により40.5MHzで
サンプリングされたディジタル信号に変換され、FIF
O413に入力される。R−Y信号はA/D411によ
り13.5MHzでサンプリングされたディジタル信号
に変換され、フィルタ418、FIFO414に入力さ
れる。また、B−Y信号はA/D412により13.5
MHzでサンプリングされたディジタル信号に変換さ
れ、フィルタ419、FIFO416に入力される。F
IFO415はFIFO414とフィルタ418に接続
され、FIFO417はFIFO416とフィルタ41
9に接続されている。
【0105】それぞれのFIFOはHDTV信号の1H
ディレイメモリとして動作し、色差信号は1ラインおき
に間引かれる。この結果、HDTV信号は12:4:0
の信号に変換され、Y信号は端子420、R−Y信号は
端子421、およびB−Y信号は端子422から出力さ
れる。このレート変換された信号はブロッキング回路4
に入力される。データがブロッキング回路4に入力され
てから磁気テープに記録されるまでの回路構成およびそ
の動作は、第1の実施例のディジタル磁気記録再生装置
に示した回路構成およびその動作と同じである。
【0106】また、磁気テープからデータが再生されて
デブロッキング回路から出力されるまでの回路構成及び
その動作も、第1の実施例のディジタル磁気記録再生装
置に示した回路構成及びその動作と同じである。レート
逆変換回路403において、レート変換回路の逆の信号
処理が施された後に、出力端子404からHDTV信号
が出力される。
【0107】このように、HDTV信号のみを記録再生
するディジタル磁気記録再生装置も考えられる。
【0108】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、各マ
クロブロックに含まれる色差信号の画素数を映像信号の
種類によらず同一にすることにより、信号レートが異な
る複数の映像信号をほぼ同一の信号処理回路により処理
することができ、1個の装置で複数の映像信号をディジ
タル記録できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のディジタル磁気記録再
生装置を示すブロック図
【図2】第1の実施例のレート変換回路を示すブロック
【図3】第1の実施例のディジタル磁気記録再生装置に
おける第1の実施例のブロッキング回路を示すブロック
【図4】第1の実施例の符号化回路を示すブロック図
【図5】第1の実施例のSYNCブロックデータ作成回
路を示すブロック図
【図6】第1の実施例の記録信号処理回路を示すブロッ
ク図
【図7】第1の実施例の625/50の標準TV信号の
画像ブロックを示す図
【図8】第1の実施例の1250/50のHDTV信号
の画像ブロックを示す図
【図9】第1の実施例の625/50の標準TV信号の
1画面内のスーパーブロックの順番を示す図
【図10】第1の実施例の1250/50のHDTV信
号の1画面内のスーパーブロックの順番を示す図
【図11】第1の実施例のスーパーブロック内のマクロ
ブロックの順番を示す図
【図12】第1の実施例の625/50の標準TV信号
のSYNCブロックデータと1250/50のHDTV
信号のSYNCブロックデータを示す図
【図13】第1の実施例のディジタル磁気記録再生装置
において、625/50の標準TV信号を磁気テープに
記録した様子を示す図
【図14】第1の実施例のディジタル磁気記録再生装置
において、1250/50のHDTV信号を磁気テープ
に記録した様子を示す図
【図15】第1の実施例のディジタル磁気記録再生装置
における1250/50のHDTV信号の画像ブロック
内の画素の順番を示す図
【図16】第1の実施例のディジタル磁気記録再生装置
における第2の実施例のブロッキング回路を示すブロッ
ク図
【図17】第1の実施例のディジタル磁気記録再生装置
における第3の実施例のブロッキング回路を示すブロッ
ク図
【図18】第1の実施例のディジタル磁気記録再生装置
における525/60の標準TV信号の1画面内のスー
パーブロックの順番を示す図
【図19】第1の実施例のディジタル磁気記録再生装置
における1050/60のHDTV信号の1画面内のス
ーパーブロックの順番を示す図
【図20】第1の実施例のディジタル磁気記録再生装置
における1125/60のHDTV信号のスーパーブロ
ックとマクロブロックの順番を示す図
【図21】本発明の第2の実施例のディジタル磁気記録
再生装置を示すブロック図
【図22】本発明の第2の実施例におけるブロッキング
回路を示すブロック図
【図23】本発明の第2の実施例における3CH/2C
H変換回路を示すブロック図
【図24】本発明の第2の実施例における画面分割の様
子を示す図
【図25】本発明の第3の実施例のディジタル磁気記録
再生装置を示すブロック図
【図26】本発明の第3の実施例におけるレート変換回
路を示すブロック図
【符号の説明】
1、2 入力端子 3 レート変換回路 4 ブロッキング回路 5、6 符号化回路 7、8 SYNCブロックデータ作成回路 9、10 記録信号処理回路 15 磁気テープ 20、21 再生信号処理回路 22、23 符号化データ復元回路 24、25 復号回路 26 デブロッキング回路 27 レート逆変換回路 28、29 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−38239(JP,A) 特開 平6−245189(JP,A) 特開 平7−38848(JP,A) 特開 平5−207415(JP,A) 特開 平5−328404(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 9/80 G11B 20/12 103 H04N 5/92

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号をブロック化、シャフリングし
    た後、圧縮符号化して、記録を行う記録装置であって、 前記映像信号の1画面分を垂直方向にn分割し、水平方
    向にm分割して複数個のスーパーブロックを構成し、更
    に前記スーパーブロックを分割して、マクロブロックを
    形成し、 前記マクロブロックが前記各スーパーブロック内で一端
    から他端へと連続的に並ぶように前記マクロブロックに
    所定の配列順序を示す順位を設定し、相異なる複数の前
    記スーパーブロックに属し、前記各スーパーブロック内
    で同じ前記順位の前記マクロブロックを前記m個集めて
    ビデオセグメントを構成するブロッキング手段と、 前記ビデオセグメント毎に可変長符号化処理を行う符号
    化手段と、 1個の前記マクロブロックを1個のSYNCブロックデ
    ータに対応させて前記SYNCブロックデータを生成す
    るSYNCブロックデータ生成手段と、 前記1画面上の前記水平方向に並ぶm個の前記スーパー
    ブロックに前記1画面の1端から他端へ順番をつけ、こ
    の順番に従って前記各スーパーブロックに属する前記シ
    ンクブロックデータを配列すると共に、前記ブロッキン
    グ手段で設定された前記所定の配列順序で前記SYNC
    ブロックデータを配列するように並び替える記録信号処
    理手段とを有し、 前記ブロッキング手段は、各マクロブロックに含まれる
    色差信号の画素数を入力される映像信号の種類にかかわ
    らず一定値とすることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 映像信号をブロック化、シャフリングし
    た後、圧縮符号化して記録を行う記録方法であって、 前記映像信号の1画面分を垂直方向にn分割し、水平方
    向にm分割して複数個のスーパーブロックを構成し、更
    に前記スーパーブロックを分割して、マクロブロックを
    形成し、 前記マクロブロックが前記各スーパーブロック内で一端
    から他端へと連続的に並ぶように前記マクロブロックに
    所定の配列順序を示す順位を設定し、相異なる複数の前
    記スーパーブロックに属し、前記各スーパーブロック内
    で同じ前記順位の前記マクロブロックを前記m個集めて
    ビデオセグメントを構成し、 前記ビデオセグメント毎に可変長符号化処理を行い、 1個の前記マクロブロックを1個のSYNCブロックデ
    ータに対応させて前記SYNCブロックデータを生成
    し、 前記1画面上の前記水平方向に並ぶm個の前記スーパー
    ブロックに前記1画面の1端から他端へ順番をつけ、こ
    の順番に従って前記各スーパーブロックに属する前記シ
    ンクブロックデータを配列すると共に、前記ブロッキン
    グ手段で設定された前記所定の配列順序で前記SYNC
    ブロックデータを配列するように並び替える際に、 各マクロブロックに含まれる色差信号の画素数を入力さ
    れる映像信号の種類にかかわらず一定値とすることを特
    徴とする記録方法。
  3. 【請求項3】 映像信号をブロック化、シャフリングし
    た後、圧縮符号化する映像信号処理装置であって、 前記映像信号の1画面分を垂直方向にn分割し、水平方
    向にm分割して複数個のスーパーブロックを構成し、更
    に前記スーパーブロックを分割して、マクロブロックを
    形成し、 前記マクロブロックが前記各スーパーブロック内で一端
    から他端へと連続的に並ぶように前記マクロブロックに
    所定の配列順序を示す順位を設定し、相異なる複数の前
    記スーパーブロックに属し、前記各スーパーブロック内
    で同じ前記順位の前記マクロブロックを前記m個集めて
    ビデオセグメントを構成するブロッキング手段と、 前記ビデオセグメント毎に可変長符号化処理を行う符号
    化手段と、 1個の前記マクロブロックを1個のSYNCブロックデ
    ータに対応させて前記SYNCブロックデータを生成す
    るSYNCブロックデータ生成手段とを有し、 各マクロブロックに含まれる色差信号の画素数を入力さ
    れる映像信号の種類にかかわらず一定値とすることを特
    徴とすることを特徴とする映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 映像信号をブロック化、シャフリングし
    た後、圧縮符号化する映像信号処理方法であって、 前記映像信号の1画面分を垂直方向にn分割し、水平方
    向にm分割して複数個のスーパーブロックを構成し、更
    に前記スーパーブロックを分割して、マクロブロックを
    形成し、 前記マクロブロックが前記各スーパーブロック内で一端
    から他端へと連続的に並ぶように前記マクロブロックに
    所定の配列順序を示す順位を設定し、相異なる複数の前
    記スーパーブロックに属し、前記各スーパーブロック内
    で同じ前記順位の前記マクロブロックを前記m個集めて
    ビデオセグメントを構成し、 前記ビデオセグメント毎に可変長符号化処理を行い、 1個の前記マクロブロックを1個のSYNCブロックデ
    ータに対応させて前記SYNCブロックデータを生成す
    る際、 各マクロブロックに含まれる色差信号の画素数を入力さ
    れる映像信号の種類にかかわらず一定値とすることを特
    徴とすることを特徴とする映像信号処理方法。
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