JP3277612B2 - ディジタルビデオ信号記録装置及び再生装置 - Google Patents

ディジタルビデオ信号記録装置及び再生装置

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JP3277612B2
JP3277612B2 JP14419993A JP14419993A JP3277612B2 JP 3277612 B2 JP3277612 B2 JP 3277612B2 JP 14419993 A JP14419993 A JP 14419993A JP 14419993 A JP14419993 A JP 14419993A JP 3277612 B2 JP3277612 B2 JP 3277612B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタルビデオ信
号をDCT変換により圧縮し、回転ヘッドにより磁気テ
ープに記録するディジタルVTRに用いて好適なディジ
タルビデオ信号記録装置及び再生装置に関するもので、
特に、HDTV信号を記録再生する際の処理の共通化及
び変速再生時の画質の向上に係わる。
【0002】
【従来の技術】ディジタルビデオ信号を、DCT(Disc
rete Cosine Transform )変換により周波数領域の信号
に変換し、可変長符号により圧縮し、回転ヘッドにより
磁気テープに記録するディジタルVTRの開発が進めら
れている。図33は、このような従来のディジタルVT
Rの記録系の構成を示すものである。なお、この例で
は、NTSC方式やPAL方式等の現行テレビジョン方
式のビデオ信号をコンポーネント方式で記録するように
している。
【0003】図33において、101は輝度信号Yの入
力端子、102及び103は色差信号R−Y及びB−Y
の入力端子、104はアナログ輝度信号をディジタル化
するA/Dコンバータ、105はアナログ色差信号R−
Y及びB−Yをディジタル化するA/Dコンバータであ
る。入力端子101からの輝度信号は、A/Dコンバー
タ104により、サンプリンク周波数13.5MHzで
ディジタル化される。入力端子102からの色差信号R
−Y及びB−Yは、A/Dコンバータ105で、サンプ
リング周波数6.75MHzでディジタル化される。し
たがって、輝度信号Yの情報量が4に対して、色差信号
U、Vの情報量がそれぞれ2の所謂(4,2,2)のコ
ンポーネントビデオ信号として入力される。
【0004】106は間引き及び線順次化回路である。
間引き及び線順次化回路106は、A/Dコンバータ1
05でディジタル化された色差信号R−Y及びB−Yの
サンプル数を垂直方向に1/2に間引き、色差信号R−
Y及びB−Yを線順次化する。したがって、所謂4:
2:0のサンプリング構造となる。
【0005】107はブロック化及びシャフリング回路
である。ブロック化及びシャフリング回路107は、マ
クロブロックと呼ばれる単位でシャフリングを行う。す
なわち、水平方向の8画素と垂直方向の8画素で、DC
T変換の単位となる1つのDCTブロックが構成され
る。更に、輝度信号の4つのDCTブロックと、これと
同一位置にあるR−Y信号及びB−Y信号のそれぞれ1
つのDCTブロックとの合計6DCTブロックから、1
つのマクロブロックが構成される。このマクロブロック
単位でシャフリングがなされる。シャフリングは、画面
全体に渡って画像が平均的に圧縮されるようにするため
に行われる。
【0006】108はDCT変換回路、109はバッフ
ァ回路、110は量子化器、111はエスティメータで
ある。ブロック化及びシャフリング回路108の出力が
DCT変換回路108に供給される。DCT変換回路1
08は、水平方向に8画素、垂直方向に8画素からなる
時間領域のサンプルデータを2次元離散的コサイン変換
により周波数領域のデータに変換する。このDCT変換
されたデータは、バッファ109に供給されると共に、
エスティメータ111に供給される。
【0007】バッファ109は、所定のバッファ単位の
バッファ量を有している。ここでは、このバッファ10
9のバッファ単位は5マクロブロック分(5シンクブロ
ックと等しい)とされる。エスティメータ111は、こ
の所定のバッファ単位のデータを、ある量子化器で量子
化し、可変長符号化したときの符号量がどのくらいにな
るかを見積もり、所定のバッファ単位が所定以下の符号
量となるような最適な量子化テーブルを決定する。
【0008】量子化器110には、種々の量子化テーブ
ルが用意されている。これらの量子化テーブルのうちか
ら、バッファ単位の総符号量を所定量以下とするための
最適な量子化テーブルがエスティメータ111により設
定される。バッファ109に蓄えられていたDCT変換
データは、この量子化器110で量子化される。
【0009】112は可変長符号化回路である。可変長
符号化回路112は、データを可変長符号化するもので
ある。可変長符号としては、2次元ハフマン符号が用い
られる。
【0010】113はフレーム化回路である。フレーム
化回路113は、記録データの先頭に所定パターンのシ
ンクを付け、エラー訂正符号化処理を行い、記録データ
をフレームに展開する。可変長符号化回路112の出力
は、フレーム化回路113でフレーム化される。この例
では、1シンクブロックには、主として1マクロブック
分のデータが配置される。
【0011】114はチャンネルエンコーダである。フ
レーム化回路113でフレーム化されたデータは、チャ
ンネルエンコーダ114に供給され、所定の変調方式で
変調される。チャンネルエンコーダ114の出力は、記
録アンプ115A及び115Bを介して、回転ヘッド1
16A及び116Bに供給される。回転ヘッド116A
及び116Bにより、磁気テープ(図示せず)にビデオ
信号が圧縮されて記録される。
【0012】回転ヘッド116A及び116Bは、図3
4に示すように、回転ドラム117に対向して配置され
る。回転ヘッド116Aと回転ヘッド116Bとは、ア
ジマス角が互いに異なっている。回転ドラム117は、
150Hzで回転される。したがって、例えばフィール
ド周波数60HzのNTSC方式のビデオ信号を記録し
た場合には、1フレーム当たりのトラック数は10トラ
ックとなる。また、例えばフィールド周波数50Hzの
PAL方式のビデオ信号を記録した場合には、1フレー
ム当たりのトラック数は12トラックとなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例は、NT
SC方式やPAL方式等の現行のテレビジョン方式のビ
デオ信号を、DCT変換し、可変長符号化して、記録す
るものである。このようなディジタルVTRで、更にH
DTV(High Definition Television)信号を記録でき
るようにすることが提案されている。現行のテレビジョ
ン方式のビデオ信号を記録する場合には2つの回転ヘッ
ド116A及び116Bが用いられるが、HDTV信号
を記録するために、回転ドラムに配される回転ヘッドの
数が4つに増やされる。そして、HDTV信号を記録す
る場合には、テープ走行速度が現行のテレビジョン方式
のビデオ信号を記録する場合のテープ走行速度の2倍と
される。
【0014】このように、HDTV信号を記録可能とし
た場合に、現行のNTSC方式やPAL方式のビデオ信
号を記録する回路部分との共通化が図れると、回路規模
の削減が図れる。
【0015】また、このようなディジタルVTRでは、
良好な画質の変速再生が行なえることが要求される。し
たがって、このようなディジタルVTRでHDTV信号
を記録した場合に、変速再生時に良好な画質が得られる
ように、トラック上のデータの配列を考慮する必要があ
る。
【0016】したがって、この発明の目的は、現行のテ
レビジョン信号を記録する場合と、HDTVの信号を記
録する場合とで、回路の共通化が図れるようにしたディ
ジタルビデオ信号記録装置及び再生装置を提供すること
にある。
【0017】この発明の他の目的は、HDTV信号の変
速再生をする場合にも良好な画質を得られるようにした
ディジタルビデオ信号記録装置及び再生装置を提供する
ことにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、ディジタル
ビデオ信号を所定のバッファ単位集め、所定のバッファ
単位の符号量が所定値以下となるように圧縮して符号化
し、圧縮符号化された信号をフレーム化するコーディン
グパスと、コーディングパスにより圧縮符号化された信
号を回転ヘッドにより磁気テープに記録する記録手段と
を有するディジタルビデオ信号記録装置において、コー
ディングパスを複数設けると共に、入力ディジタルビデ
オ信号を複数のコーディングパスに分割する手段と、複
数のコーディングパスの出力を2チャンネル化する手段
を有し、ディジタルHDTV信号を記録する場合には、
ディジタルHDTV信号を複数のコーディングパスに分
割し、複数のコーディングパスにより圧縮符号化した
後、2チャンネル化して記録するようにしたことを特徴
とするディジタルビデオ信号記録装置である。
【0019】この発明では、コーディングパスは3つの
コーディングパスからなり、ディジタルHDTV信号は
3つのコーディングパスに分割されて圧縮符号化される
ようにしている。
【0020】この発明では、複数のコーディングパスに
より圧縮符号化されたデータを2チャンネル化する際
に、変速再生時にバースト的に再生される部分に対応す
るテープ上の範囲に画面上でまとまったデータが配列さ
れるようにデータを割り付けるようにしている。
【0021】この発明は、磁気テープに記録されていた
圧縮ディジタルビデオ信号を再生する手段と、再生信号
をデフレーム化し、圧縮ディジタルビデオ信号を伸長
し、ディジタルビデオ信号をデコードするデコーディン
グパスとを有するディジタルビデオ信号再生装置におい
て、デコーディングパスを複数設けると共に、2チャン
ネルの再生信号を複数のデコーディングパスに出力する
手段と、複数のデコーディングパスでデコードされた信
号を1画面の信号に合成する手段とを有し、ディジタル
HDTV信号を再生する場合には、2チャンネルの再生
信号を複数のデコーディングパスに分割して出力し、複
数のデコーディングパスにより再生信号を複数に分割し
てデコードし、複数のデコーディングパスによりデコー
ドされた信号を合成して1画面の信号を再生するように
したことを特徴とするディジタルビデオ信号再生装置で
ある。
【0022】
【作用】ディジタルHDTV信号を記録する際には、3
つのコーディングパスに分割して処理が行われる。これ
により、各コーディングパスでは、NTSC方式やPA
L方式のような現行のテレビジョン信号を記録する場合
と同様の処理で、圧縮符号化が行なえる。
【0023】そして、3つのコーディングパスで圧縮符
号化されたディジタルビデオ信号は、2チャンル化され
て、4つの回転ヘッドにより、磁気テープに記録され
る。この時、画面上で近接する部分がテープ上でも近接
した位置となるように、データが割りつけられる。この
ため、変速再生時に再生された信号から、画面上で固ま
った部分の画面が再生でき、変速再生時の画質の向上が
図れる。
【0024】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。この発明の一実施例では、ベースバン
ドのディジタルHDTV信号がDCT変換され、可変長
符号化されて、記録再生される。
【0025】なお、HDTVの開発は各国で進められて
いる。このHDTVの方式は、日本、アメリカ、ヨーロ
ッパで異なっている。日本でのHDTV方式は走査線数
1125本、フィールド周波数は60Hzである。日本
では、HDTV信号を帯域圧縮し、アナログで伝送する
MUSE方式が実現されている。このようなHDTVの
ベースバンド信号を、以下、(1125/60)HDT
V信号と呼ぶことにする。
【0026】アメリカでは、HDTV信号の信号処理と
伝送とを全てディジタルで行い、地上波で伝送するAT
V方式が検討されている。アメリカのATVでは、走査
線数1050本、フィールド周波数は59.94Hzが
有力である。このようなHDTVのベースバンド信号
を、以下、(1050/60)HDTV信号と呼ぶこと
にする。
【0027】ヨーロッパでは、HDTV信号を圧縮して
アナログで伝送するHD−MAC方式が検討されてい
る。ヨーロッパのHD−MAC方式では、走査線数は1
250本、フィールド周波数は50Hzとされている。
このようなHDTV信号を、以下、(1250/50)
HDTV信号と呼ぶことにする。
【0028】図1は、この発明の一実施例を示すもので
ある。図1において、1はHDTV方式の輝度信号Yの
入力端子、2及び3はHDTV方式の色差信号PR 及び
PBの入力端子である。
【0029】4はアナログ輝度信号をディジタル化する
A/Dコンバータ、5はアナログ色差信号PR 及びPB
をディジタル化するA/Dコンバータである。入力端子
1からの輝度信号Yは、A/Dコンバータ4により、サ
ンプリンク周波数40.5MHzでディジタル化され
る。入力端子2からの色差信号PR 及びPB は、A/D
コンバータ5で、サンプリング周波数20.25MHz
でディジタル化される。
【0030】6は間引き及び線順次化回路である。間引
き及び線順次化回路6は、A/Dコンバータ5でディジ
タル化された色差信号PR 及びPB のサンプル数を垂直
方向に1/2に間引き、色差信号PR 及びPB を線順次
化する。間引き及び線順次化回路6には、A/Dコンバ
ータ5の出力が供給される。
【0031】7はシリアルパラレル変換回路である。シ
リアルパラレル変換回路7は、A/Dコンバータ4から
の輝度信号Yと、間引き及び線順次化回路6からの色差
信号PR 及びPB を、それぞれ、3つのコーディングパ
スCP−A、CP−B、CP−Cに分割するものであ
る。つまり、後に説明するように、例えば、(1125
/60)HDTV信号では、図2に示すように、1ライ
ンの有効サンプル数が1080、有効ライン数が102
4として処理される。シリアルパラレル変換回路7によ
り、この(1080×1024)の画面が3つのコーデ
ィングパスCP−A、CP−B、CP−Cに分けられ
る。図3Aは、この時のコーディングパスCP−Aのサ
ブ画面を示し、図3BはコーディングパスCP−Bのサ
ブ画面を示し、図3CはコーディングパスCP−Cのサ
ブ画面を示す。なお、図2で「A」として示されるの
は、コーディングパスCP−Aで処理される部分であ
り、「B」として示されるのは、コーディングパスCP
−Bで処理される部分であり、「C」として示されるの
は、コーディングパスCP−Cで処理される部分であ
る。
【0032】このように3つのコーディングパスCP−
A、CP−B、CP−Cに分割することで、1つのコー
ディグパスCP−A、CP−B、CP−Cでの輝度信号
Yと色差信号PR 及びPB のデータの伝送レートは、1
/3に下げられる。すなわち、各コーディングパスCP
−A、CP−B、CP−Cパスでの輝度信号Yの伝送レ
ートは、13.5MHzとなり、色差信号PR 及びPB
のデータの伝送レートはその1/4となる。伝送レート
が下げられるので、高速素子を用いる必要がなくなる。
これと共に、この伝送レート13.5MHzは、現行の
テレビジョン信号をコンポーネント記録する場合のサン
プリング周波数と等しい。このため、処理回路の共通化
が図れる。
【0033】図1において、8A、8B、8Cはブロッ
ク化及びシャフリング回路である。ブロック化及びシャ
フリング回路8A、8B、8Cは、シャフリングを行う
ためのものである。すなわち、水平方向の8画素と垂直
方向の8画素で、DCT変換の単位となる1つのDCT
ブロックが構成される。更に、輝度信号Yの4つのDC
Tブロックと、これと同一位置にある色差信号PR 及び
PB のそれぞれ1つのDCTブロックとの合計6DCT
ブロックから、1つのマクロブロック(MB)が構成さ
れる。通常、このマクロブロック単位で、シャフリング
がなされる。シャフリングは、画面全体に渡って画像が
平均的に圧縮されるようにするために行われる。
【0034】例えば、後に説明するように、(1125
/60)HDTV信号では、1画面のマクロブロック数
は(67.5×64)となり、3つのコーディングパス
CP−A、CP−B、CP−Cで処理した場合には、1
つのサブ画面のマクロブロック数は、図3A〜図3Cに
示すように、(22.5×64)となる。
【0035】なお、後に説明するように、(1125/
60)HDTV信号の場合には、5シンクブロック(S
B)が8マクロブロック分に相当し、(1050/6
0)HDTV信号の場合、及び(1250/50)HD
TV信号の場合には、5シンクブロックが7.5マクロ
ブロックに相当する。そして、5シンクブロックが固定
符号長となる。このため、ブロック化及びシャフリング
回路8A、8B、8Cでは、(1125/60)HDT
V信号の場合には、5シンクブロック当たり8マクロブ
ロック分がシャフリングされて集められる。また、(1
050/60)HDTV信号の場合、及び(1250/
50)HDTV信号の場合には、5シンクブロック当た
り7.5マクロブロックがシャフリングされて集められ
る。
【0036】9A、9B、9CはDCT変換回路、10
A、10B、10Cはバッファ回路、11A、11B、
11Cは量子化器、12A、12B、12Cはエスティ
メータである。ブロック化及びシャフリング回路8A〜
8Cの出力がそれぞれDCT変換回路9A〜9Cに供給
される。DCT変換回路9A〜9Cは、水平方向に8画
素、垂直方向に8画素からなる時間領域の1ブロックの
サンプルデータを、2次元離散的コサイン変換により、
周波数領域のデータに変換する。このDCT変換された
データは、ジグザグスキャンされて読み出され、バッフ
ァ10A〜10Cにそれぞれ供給されると共に、エステ
ィメータ12A〜12Cにそれぞれ供給される。
【0037】バッファ10A〜10Cは、所定のバッフ
ァ量を有している。このバッファ10A〜10Cのバッ
ファ容量については、現行のテレビジョン方式の信号を
記録する場合のバッファ容量と等しくなるように、5シ
ンクブロック分とされる。
【0038】この5シンクブロック分が何マクロブロッ
クに相当するのかは、(1125/60)HDTV信号
の場合と、(1050/60)HDTV信号の場合及び
(1250/50)HDTV信号の場合とで、それぞ
れ、異なる。後に説明するように、(1125/60)
HDTV信号の場合には、5シンクブロックが8マクロ
ブロック分に相当する。(1050/60)HDTV信
号の場合、及び(1250/50)HDTV信号の場合
には、5シンクブロックが7.5マクロブロックに相当
する。
【0039】エスティメータ12A〜12Cは、この所
定のバッファ単位(5シンクブロック分)のデータを、
ある量子化器で量子化し、可変長符号化したときの符号
量がどのくらいになるかを見積もり、所定のバッファ単
位が所定量以下の符号となるような最適な量子化テーブ
ルを決定する。量子化器11A〜11Cには、種々の量
子化テーブルが用意されている。これらの量子化テーブ
ルのうちから、バッファ単位の総符号量を所定量以下と
するための量子化テーブルがエスティメータ12A〜1
2Cにより設定される。バッファ10A〜10Cに蓄え
られていたDCT変換データは、この量子化器11A〜
11Cで量子化される。
【0040】13A〜13Cは可変長符号化回路であ
る。可変長符号化回路13A〜13Cは、データを可変
長符号化するものである。可変長符号としては、2次元
ハフマン符号が用いられる。
【0041】14A〜14Cはフレーム化回路である。
フレーム化回路14A〜14Cは、記録データの先頭に
所定パターンのシンクを付け、エラー訂正符号化処理を
行い、記録データをフレームに展開する。可変長符号化
回路13A〜13Cの出力は、フレーム化回路14A〜
14Cでそれぞれフレーム化される。
【0042】15A、15B、15Cはデシャフリング
回路である。デシャフリング回路15A、15B、15
Cにより、各シンクブロックが記録前にデシャッフルさ
れる。
【0043】16は3チャンネル/2チャンネル変換回
路である。この3チャンネル/2チャンネル変換回路1
6には、フレーム化回路14A〜14Cでフレーム化さ
れた3つのコーディングパスCP−A、CP−B、CP
−Cのデータが供給される。3チャンネル/2チャンネ
ル変換回路16は、これら3つのコーディングパスCP
−A、CP−B、CP−Cのデータを、2つのチャンネ
ルのデータに変換する。
【0044】3チャンネル/2チャンネル変換回路16
の出力がチャンネルエンコーダ17A及び17Bに供給
される。チャンネルエンコーダ17A及び17Bで、3
チャンネル/2チャンネル変換回路16の出力が所定の
変調方式で変調される。チャンネルエンコーダ17Aの
出力は、記録アンプ18A及び19Aを介して、回転ヘ
ッド20A及び21Aに供給される。チャンネルエンコ
ーダ17Bの出力は、記録アンプ18B及び19Bを介
して、回転ヘッド20B及び21Bに供給される。
【0045】図4に示すように、回転ヘッド20Aと2
0Bとはダブルアジマスヘッドの構成により近接して配
置され、回転ヘッド21Aと21Bとはダブルアジマス
ヘッドの構成により近接して配置される。回転ヘッド2
0A及び20Bと、回転ヘッド21A及び21Bとは対
向して配置される。回転ヘッド20A及び21Aと、回
転ヘッド21A及び21Bとは、アジマス角が異なって
いる。回転ヘッド20A及び20B、21A及び21B
により、磁気テープ(図示せず)にビデオ信号が圧縮さ
れて記録される。
【0046】この回転ドラム22は150Hzで回転さ
れる。そして、磁気テープは、現行のテレビジョン方式
の信号を記録する場合の2倍で走行される。フィールド
周波数60Hzの(1125/60)HDTV信号及び
(1050/60)HDTV信号を記録した場合には、
1フレーム当たりのトラック数は20トラックとなる。
また、フィールド周波数50Hzの(1250/50)
HDTV信号を記録した場合には、1フレーム当たりの
トラック数は24トラックとなる。
【0047】先ず、日本で用いられる(1125/6
0)HDTV信号を記録する場合について説明する。こ
の方式では、1ライン当たりの有効サンプル数が108
0で、1フレーム当たりの有効ライン数が1024とさ
れる。1マクロブロックは、図5に示すように、輝度信
号Y0、Y1、Y2、Y3の4DCTブロックと、これ
と同じ位置の色差信号Pr、Pbの各1DCTブロック
とからなり、1DCTブロックは(8×8)画素であ
る。このことから、1フレームに配されるマクロブロッ
ク数を求めると、 1080/16=67.5 1024/16=64 となる。したがって、(1125/60)HDTV信号
の場合、1フレーム当たりのマクロブロック数は、(6
7.5×64)となる。
【0048】(1125/60)HDTV信号では、1
フレーム当たりのトラック数は20トラックである。前
述したように、現行のテレビジョン信号を記録する場
合、1トラック当たり135シンクブロックが配されて
いる。この時の処理と共通化するために、(1125/
60)HDTV信号を記録した場合にも、1トラック当
たりのシンクブロック数が135となるようにする。ま
た、現行のテレビジョン信号を記録する場合、固定長と
なるバッファ単位が5シンクブロックとされている。処
理の共通化を図るために、(1125/60)HDTV
信号を記録した場合にも、固定長となるバッファ単位が
5シンクブロックとなるようにする。
【0049】このように、5シンクブロックをバッファ
単位とし、1トラック135シンクブロック記録するよ
うにするためには、バッファ単位の5シンクブロック分
のデータを集めるのに、何マクロブロック集めれば良い
かを求める。
【0050】(1125/60)HDTV信号では、1
フレーム当たりのトラック数は20トラックであり、1
フレーム当たりのマクロブロック数は、 64×67.5=4320 であるから、1トラック当たりのマクロブロック数は、 4320/20=216 である。1トラック当たりのシンクブロック数が135
で、1トラック当たりのマクロブロック数が216であ
るから、5シンクブロック当たりのマクロブロック数は
8となる。このことから、(1125/60)HDTV
信号では、5シンクブロック当たり、8マクロブロック
集めるように処理を行えば良い。
【0051】このように、(1125/60)HDTV
信号では、5シンクブロック当り8マクロブロック集め
るようなシャフリング処理が、ブロック化及びシャフリ
ング回路8A、8B、8Cで行われる。そして、8マク
ロブロックが固定長化される。この時の処理について説
明する。
【0052】この実施例では、3つのコーディングパス
CP−A、CP−B、CP−Cに分けて処理が行われ
る。(1125/60)HDTV信号では、マクロブロ
ック数が(67.5×64)である。これを3つのコー
ディングパスCP−A、CP−B、CP−Cに分けて並
列処理すると、1つのサブ画面は、図6に示すように、
(22.5×64)マクロブロックとなる。このサブ画
面を、図7に示すように、垂直方向に10分割、水平方
向に8分割する。これにより、図中に斜線で示すような
スーパーマクロブロックが得られる。1スーパーマクロ
ブロックは、図8に示すように、18マクロブロックで
構成されるが、画面右端のスーパーマクロブロックに関
しては、画面上下のエリアと合わせて1スーパーマクロ
ブロックとする。すなわち、図9に示すように、右端と
(図9A)と、画面上下のエリア(図9B、図9C、又
は図9D)とを合わせてスーパーマクロブロックが構成
される。なお、画面上下のエリアには、図9B、図9
C、又は図9Dに示すような3種類のタイプが生じる。
【0053】シャフリング時には、各スーパーマクロブ
ロックから1マクロブロックづつが図10で矢印で示し
たような順番で集められる。ただし、右端のスーパーマ
クブロックは、上下エリアと合体したエリアから、図9
に示したような順番で集められる。このようにして、8
箇所のスーパーマクロブロックから1マクロブロックづ
つが集められ、計8マクロブロックで固定長化される。
図11は、この8マクロブロックとシンクブロックとの
関係を示したものである。
【0054】フレーム化回路14A、14B、14C
は、図12に示すように、5シンクブロック当たり8マ
クロブロックのデータをフレームに展開する。図12に
示すように、各シンクブロックの先頭には、固定パター
ンのシンクSが設けられ、次にIDデータIDと量子化
テーブルナンバQNOが設けられる。これに続いて、輝
度信号データY、色差信号データPr及びPbが設けら
れ、パリティが付加される。
【0055】次に、アメリカで用いられる(1050/
50)HDTV信号を記録する場合について説明する。
この方式では、1ライン当たりの有効サンプル数が10
80で、1フレーム当たりの有効ライン数が960とさ
れる。このことから、1フレームに配されるマクロブロ
ック数を求めると、 1080/16=67.5 960/16=60 となる。したがって、1フレーム当たりのマクロブロッ
ク数は、(67.5×60)となる。
【0056】(1050/60)HDTV信号では、1
フレーム当たりのトラック数は20トラックである。現
行のテレビジョン信号を記録する場合には、1トラック
当たり135シンクブロックが配される。この時の処理
と共通化するために、(1050/60)HDTV信号
を記録した場合にも、1トラック当たりのシンクブロッ
ク数が135となるようにする。また、現行のテレビジ
ョン信号を記録する場合には、固定長となるバッファ単
位は、5シンクブロックとされている。処理の共通化を
図るために、(1050/60)HDTV信号を記録し
た場合にも、固定長となるバッファ単位が5シンクブロ
ックとなるようにする。
【0057】このように、5シンクブロックをバッファ
単位とし、1トラック当たり135シンクブロック記録
するようにするためには、バッファ単位の5シンクブロ
ック分のデータを集めるのに、何マクロブロック集めれ
ば良いかを求める。
【0058】(1050/60)HDTV信号では、1
フレーム当たりのトラック数は20トラックであり、1
フレーム当たりのマクロブロック数は、 60×67.5=4050 であるから、1トラック当たりのマクロブロック数は、 4050/20=202.5 である。1トラック当たりのシンクブロック数が135
で、1トラック当たりのマクロブロック数が202.5
であるから、5シンクブロック当たりのマクロブロック
数は7.5となる。このことから、(1050/60)
HDTV信号では、5シンクブロック当たり、7.5マ
クロブロック集めるように処理を行えば良い。
【0059】このように、(1050/60)HDTV
信号では、5シンクブロック当り7.5マクロブロック
集めるようなシャフリング処理が、ブロック化及びシャ
フリング回路8A、8B、8Cで行われる。そして、
7.5マクロブロックが固定長化される。この時の処理
について説明する。
【0060】(1050/60)HDTV信号では、マ
クロブロック数が(67.5×60)である。これを3
つの画面に分割すると、図13に示すように、1つのサ
ブ画面は、 22.5×60(マクロブック) として構成される。固定長化単位は5シンクブロック当
たり7.5マクロブロックであり、1シンクブロック当
たり1.5マクロブロックなので、ここで、図14に示
すように、1マクロブロックを1/2に分割したものを
ハーフマクロブロックとして定義する。なお、ハーフマ
クロブロックは、図14A及び図14Bに示すように、
2つのタイプが生じる。このようなハーフマクロブロッ
クを使うと、図15に示すように、1つのサブ画面は
(45×60)ハーフマクロブロックから構成される。
図16に示すように、このサブ画面を垂直方向に10分
割、水平方向に5分割して得られる1エリアをスーパー
マクロブロックとする。図18に示すように、斜線で示
した5つの各スーパーマクロブロックから3ハーフマク
ロブロックづつ集めた3×5=15ハーフマクロブロッ
ク=7.5マクロブロックが固定長化単位とされる。各
スーパーマクロブロックは、図17A及び図17Bに示
すように、54ハーフマクロブロックで構成され、図1
7C及び図17Dに示すような順に配置される。5箇所
のスーパーマクロブロック内のコーディングパスでの 54×5=270ハーフマクロブロック =135マクロブロック 1画面での 270×3=810ハーフマクロブロック =405マクロブロック/画面 が、2トラック(135×2=270シンクブロック)
に記録される。すなわち、 405マクロブロック/270シンクブロック =1.5マクロブック/シンクブロック 1.5×5=7.5マクロブロック/シンクブロック
(5シンクブロック) である。
【0061】ここで、図18の斜線のスーパーマクロブ
ックの配置が、シャフリングパターンに相当する。ま
た、各スーパーマクロブックから各々3ハーフマクロブ
ック(1.5マクロブロック)集めるとき、スーパーマ
クロブックの左上からスタートし、次は画面上その下の
3ハーフブロックというふうに、ハーフマクロブックが
画面上でつながるように集められる。さらに、スーパー
マクロブック内の3ハーフマクロブックの区切り方は、
図17Aと図17Bの2種類のパターンが用意される。
【0062】そして、フレーム化回路14A、14B、
14Cは、図19に示すように、5シンクブロック当た
り7.5マクロブロックのデータをフレームに展開す
る。
【0063】更に、ヨーロッパで用いられる(1250
/50)HDTV信号を記録する場合について説明す
る。(1250/50)HDTV信号を記録する場合に
は、1ライン当たりの有効サンプル数が1080で、1
フレーム当たりの有効ライン数が1152とされる。こ
のことから、1フレームに配されるマクロブロック数を
求めると、 1080/16=67.5 1152/16=72 となる。したがって、1フレーム当たりのマクロブロッ
ク数は、(67.5×72)となる。
【0064】HDTV信号では、1フレーム当たりのト
ラック数は24トラックである。現行のテレビジョン信
号を記録する場合、1トラック当たり135シンクブロ
ックが配される。この時の処理と共通化するために、
(1250/50)HDTV信号を記録した場合にも、
1トラック当たりのシンクブロック数が135となるよ
うにする。また、現行のテレビジョン信号を記録する場
合、固定長となるバッファ単位が5シンクブロックとさ
れている。処理の共通化を図るために、(1250/5
0)HDTV信号を記録した場合にも、固定長となるバ
ッファ単位が5シンクブロックとなるようにする。
【0065】このように、5シンクブロックをバッファ
単位とし、1トラック当たり135シンクブロック記録
するようにするためには、バッファ単位の5シンクブロ
ック分のデータを集めるのに、何マクロブロック集めれ
ば良いかを求める。
【0066】(1250/50)HDTV信号では、1
フレーム当たりのトラック数は24トラックであり、1
フレーム当たりのマクロブロック数は、 72×67.5=4860 であるから、1トラック当たりのマクロブロック数は、 4860/24=202.5 である。1トラック当たりのシンクブロック数が135
で、1トラック当たりのマクロブロック数が202.5
であるから、5シンクブロック当たりのマクロブロック
数は7.5となる。このことから、(1250/50)
HDTV信号では、5シンクブロック当たり、7.5マ
クロブロック集めるように処理を行えば良い。この処理
は、前述の(1050/60)HDTV信号と同様であ
る。
【0067】但し、(1250/50)HDTV信号の
場合には、1つのサブ画面は、 45×72(ハーフマクロブック) となる。このため、(1050/60)HDTV信号で
はサブ画面が10分割されるのに対して、図20で示す
ように、(1250/50)HDTV信号の場合にはサ
ブ画面が垂直方向に12分割されてスーパーマクロブロ
ックが構成される。
【0068】以上のようにして、各コーディングパスか
らシンクブロックに詰められた圧縮データが出力され
る。前述したように、実際に記録するときは、ダブルア
ジマスヘッド20及び20B、21A及び21Bによっ
て、2チャンネル同時にテープ上に記録される。
【0069】上述のように、(1125/60)HDT
V信号の場合には、8マクロブロックが5シンクブロッ
クに詰められて記録されるが、この時、記録前デシャフ
リング回路15A、15B、15Cにより、圧縮された
8マクロブロックは、互いに離れた5シンクブロックに
配される。同様に、(1050/60)HDTV信号、
(1250/50)HDTV信号は、7.5マクロブロ
ックが5シンクブロックに詰められるが、圧縮された
7.5マクロブロックは、互いに離れた5シンクブロッ
クに配される。
【0070】図21Aは、(1125/60)HDTV
信号の場合のサブ画面上を示し、図21Bはサブ画面上
のマクロブロックがどのシンクブロックに配されるかを
示すものである。また、図22Aは、(1050/6
0)HDTV信号又は(1250/50)HDTV信号
の場合のサブ画面を示し、図22Bはサブ画面上のマク
ロブロックがどのシンクブロックに配されるかを示すも
のである。なお、(1125/60)HDTV信号の場
合には、マクロブロックの固定エリアを持つのは5シン
クブロック中4シンクブロックだけなので、5番目のシ
ンクブロックは、トラックの端に配される。
【0071】図23は、3並列処理を2並列処理に変換
する3チャンネル/2チャンネル変換回路16の構成の
一例を示すものである。図23において、31、32、
33はメモリである。メモリ31、32、33は、それ
ぞれ、3シンクブロック分のデータを蓄える。メモリ3
1、32、33には、入力端子34、35、36から、
それぞれ、3つのコーディングパスCP−A、CP−
B、CP−Cでコーディングされた信号が供給される。
【0072】37はスイッチ回路である。スイッチ回路
37には、メモリ31、32、33の出力がそれぞれ供
給される。スイッチ回路37には、RFスイッチングパ
ルスが供給される。このRFスイッチングパルスによ
り、メモリ31〜33の出力が順に切り換えられる。こ
のスイッチ回路37により、3つのコーディングパスC
P−A、CP−B、CP−Cでコーディンクされた信号
がチャンネルCH1、CH2に2チャンネル化される。
チャンネルCH1及びCH2の出力が出力端子38及び
39から出力される。
【0073】メモリ31、32、33は、上述のよう
に、それぞれ、3シンクブロック分のデータを蓄える。
すなわち、メモリ31は、それぞれ、1シンクブロック
分のデータを蓄えるメモリエリア31A、31B、31
Cから構成される。メモリ32は、それぞれ、1シンク
ブロック分のデータを蓄えるメモリエリア32A、32
B、32Cから構成される。メモリ33は、それぞれ、
1シンクブロック分のデータを蓄えるメモリエリア33
A、33B、33Cから構成される。
【0074】メモリ31のメモリエリア31A、31
B、31Cには、先ず、コーディングチャンネルCP−
Aでコーディングされた、シンクブロックA1、A2、
A3、…のデータが蓄えられる。メモリ32のメモリエ
リア32A、32B、32Cには、コーディングチャン
ネルCP−Bでコーディングされた、シンクブロックB
1、B2、B3、…のデータが蓄えられる。メモリ33
のメモリエリア33A、33B、33Cには、コーディ
ングチャンネルCP−Cでコーディングされた、シンク
ブロックC1、C2、C3、…のデータが蓄えられる。
【0075】スイッチ回路37は、チャンネルCH1
に、シンクブロックA1、B1、C1、…を順に出力
し、チャンネルCH2に、A2、B2、C2を順に出力
するように切り換えられる。チャンネルCH1の信号
は、回転ヘッド20A及び21Aに供給される。チャン
ネルCH2の信号は、回転ヘッド20B及び21Bに供
給される。回転ヘッド20A及び21Aと、回転ヘッド
21A及び21Bとは、前述したように、アジマス角が
異なっている。
【0076】図24において、期間T1 でメモリ31、
32、33のメモリエリア31A、32A、33Aに、
シンクブロックA1、B1、C1の圧縮データが蓄えら
れる。期間T2 でメモリ31、32、33のメモリエリ
ア31B、32B、33Bに、シンクブロックA2、B
2、C2の圧縮データが蓄えられる。期間T3 でメモリ
31、32、33のメモリエリア31C、32C、33
Cに、シンクブロックA3、B3、C3の圧縮データが
蓄えられる。
【0077】これと共に、期間T3 でチャンネルCH1
及びCH2にシンクブロックA1及びA2の圧縮データ
が出力され、次いでチャンネルCH1及びCH2にシン
クブロックB1及びB2の圧縮データが出力され、次い
でチャンネルCH1及びCH2にシンクブロックC1及
びC2の圧縮データが出力される。
【0078】チャンネルCH1の出力とチャンネルCH
2の出力は、異なるアジマス角のヘッド20A及び21
Aと、20B及び21Bにより、同時に記録される。図
25は、(1125/60)HDTV信号で、このよう
にして記録した場合のトラックパターンを示すものであ
る。図25において、トラックTR1は、ヘッド20
A、21Aに記録されたチャンネルCH1のパターンで
ある。トラックTR2は、ヘッド20B、21Bで記録
されたチャンネルCH2のパターンである。各ブロック
の画面上での位置は、図26に示すようになる。なお、
図26で斜線がないブロックはチャンネルCH1で記録
されており、斜線のブロックはチャンネルCH2で記録
される。
【0079】図27は、(1050/60)HDTV信
号又は(1250/50)HDTV信号で、このように
して記録した場合のトラックパターンを示し、図28は
この時の画面上の位置を示すものである。
【0080】図25及び図26、図27及び図28に示
すように、このようにして記録すると、画面上でのひと
固まりの部分が、テープパターン上でもひと固まりで配
置される。変速再生時には、図29に示すように、ヘッ
ドがトラックを過って走査し、再生信号がバースト的に
なる。この時、図29において、Pで示す部分が拾えた
とする。この時に拾えたPの部分に対応する画面上の位
置は、(1125/60)HDTV信号の場合には図3
0でQ1 、Q2 で示す部分となり、(1250/50)
HDTV信号及び(1050/60)HDTV信号の場
合には図31でRで示す部分となる。このように、変速
再生時に画面のまとまった部分を拾うことができ、変速
再生時の画質の向上が図れる。
【0081】図32は、この発明が適用されたディジタ
ルVTRの再生系の構成を示すものである。図32にお
いて、回転ヘッド20A、20B、21A、21Bで再
生された信号は、再生アンプ51A、51B、52A、
52Bを介して、チャンネルデコーダ53A及び53B
に供給される。チャンネルデコーダ53A及び53B
は、記録系におけるチャンネルエンコーダ17A及び1
7Bに対応する変調方式により、再生信号を復調する。
【0082】55は2チャンネル/3チャンネル変換回
路である。2チャンネル/3チャネル変換回路55に
は、チャンネルデコーダ53A及び53Bの出力が供給
される。2チャンネル/3チャンネル変換回路は、チャ
ンネルCH1及びCH2の2チャンネルの再生出力を、
3つのデコーディングパスDCP−A、DCP−B、D
CP−Cに分割する。
【0083】56A、56B、56Cはシャフリング回
路であり、このシャフリング回路56A、56B、56
Cは、記録系におけるデシャフリング路15A、15
B、15Cに対応する。
【0084】57A、57B、57Cはデフレーム化回
路である。デフレーム回路57A、57B、57Cは、
記録系におけるフレーム化回路14A、14B、14C
に対応している。シャフリング回路56A、56B、5
6Cの出力がデフレーム化回路57A、57B、57C
に供給される。デフレーム回路回路57A、57B、5
7Cにより、フレームから圧縮データが分解されると共
に、エラー訂正処理が行われる。
【0085】58A、58B、58Cは可変長符号の復
号回路、59A、59B、59Cは逆量子化器、60
A、60B、60Cは逆DCT変換回路である。可変長
符号の復号回路58A、58B、58Cの出力が逆量子
化器59A、59B、59Cにそれぞれ供給される。逆
量子化器59A、59B、59Cの出力が逆DCT変換
回路60A、60B、60Cにそれぞれ供給される。
【0086】可変長符号の復号回路58A、58B、5
8Cは、2次元ハフマン符号の復号を行うもので、記録
系における可変長符号化回路13A、13B、13Cに
対応している。逆量子化器59A、59B、59Cは、
記録系における量子化器11A、11B、11Cに対応
して、逆量子化をするものである。逆DCT変換回路6
0A、60B、60Cは、記録系におけるDCT変換回
路9A、9B、9Cに対応するもので、DCT逆変換を
行い、再生された周波数領域のディジタルビデオ信号を
時間領域のディジタルビデオ信号に変換する。
【0087】61A、61B、61Cはデシャフリング
回路である。デシャフリング回路61A、61B、61
Cには、逆DCT変換回路60A、60B、60Cの出
力がそれぞれ供給される。デシャフリング回路61A、
61B、61Cは、記録系におけるシャフリング回路8
A、8B、8Cに対応して、マクロブロック単位でデー
タを再配置する。
【0088】62はパラレルシリアル変換回路である。
このパラレルシリアル変換回路62は、3つのデコーデ
ィングパスDCP−A、DCP−B、DCP−Cに分割
され、各サブ画面毎にデコードされたデータを、1つの
パスの画面に合成するものである。パラレルシリアル変
換回路62には、デシャフリング回路61A、61B、
61Cの出力がそれぞれ供給される。パラレルシリアル
変換回路62からは、ディジタル輝度信号Yと、線順次
化されたディジタル色差信号PR 及びPB が出力され
る。
【0089】ディジタル輝度信号Yは、D/Aコンバー
タ63に供給される。D/Aコンバータ63により、デ
ィジタル輝度信号がアナログ輝度信号に変換される。こ
の信号が出力端子64から出力される。
【0090】線順次化されたディジタル色差信号PR 及
びPB は、補間回路65に供給される。補間回路65
で、線順次化色差信号から2つのディジタル色差信号P
R 及びPB が取り出される。ディジタル色差信号PR 及
びPB は、D/Aコンバータ66及び67に供給され
る。D/Aコンバータ66及び67で、ディジタル色差
信号PR 及びPB がアナログの色差信号PR 及びPB に
変換される。この色差信号PR 及びPB が出力端子68
及び69から出力される。
【0091】
【発明の効果】この発明によれば、ディジタルHDTV
信号を記録する際には、3つのコーディングパスに分割
して処理が行われる。これにより、各コーディングパス
では、NTSC方式やPAL方式のような現行のテレビ
ジョン信号を記録する場合と同様の処理で、コーディン
グが行なえる。また、再生時においても、3つのデコー
ディングパスに分割して処理が行われるので、NTSC
方式やPAL方式のような現行のテレビジョン信号を再
生する場合と同様の処理が行なえる。
【0092】そして、3つのコーディングパスでコーデ
ィングされたデータは、2チャンネル化されて、4つの
回転ヘッドにより、磁気テープに記録される。3つのコ
ーディングパスのデータを2チャンネル化する際に、変
速再生時にバースト的に再生される部分に対応するテー
プ上の範囲に、画面上でまとまったデータが配置される
ように、データが割り付けられる。このため、変速再生
時に画面上で固まった部分の画面が再生でき、変速再生
時の画質の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたディジタルVTRの記録
系の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明が適用されたディジタルVTRにおけ
る3分割処理の説明に用いる略線図である。
【図3】この発明が適用されたディジタルVTRにおけ
るサブ画面の説明に用いる略線図である。
【図4】この発明が適用されたディジタルVTRにおけ
るヘッド配置の説明に用いる平面図である。
【図5】この発明が適用されたディジタルVTRにおけ
るマクロブロックの説明に用いる略線図である。
【図6】この発明が適用されたディジタルVTRにおい
て(1125/60)HDTV信号を記録する場合の説
明に用いる略線図である。
【図7】この発明が適用されたディジタルVTRにおい
て(1125/60)HDTV信号を記録する場合の説
明に用いる略線図である。
【図8】この発明が適用されたディジタルVTRにおい
て(1125/60)HDTV信号を記録する場合の説
明に用いる略線図である。
【図9】この発明が適用されたディジタルVTRにおい
て(1125/60)HDTV信号を記録する場合の説
明に用いる略線図である。
【図10】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1125/60)HDTV信号を記録する場合の
説明に用いる略線図である。
【図11】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1125/60)HDTV信号を記録する場合の
説明に用いる略線図である。
【図12】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1125/60)HDTV信号を記録する場合の
フレーム構成を示す略線図である。
【図13】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1250/50)HDTV信号及び(1050/
60)HDTV信号を記録する場合の説明に用いる略線
図である。
【図14】この発明が適用されたディジタルVTRにお
けるハーフマクロブロックの説明に用いる略線図であ
る。
【図15】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1250/50)HDTV信号及び(1050/
60)HDTV信号を記録する場合の説明に用いる略線
図である。
【図16】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1250/50)HDTV信号及び(1050/
60)HDTV信号を記録する場合の説明に用いる略線
図である。
【図17】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1250/50)HDTV信号及び(1050/
60)HDTV信号を記録する場合の説明に用いる略線
図である。
【図18】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1050/60)HDTV信号を記録する場合の
説明に用いる略線図である。
【図19】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1250/50)HDTV信号及び(1050/
60)HDTV信号を記録するのフレーム構成を示す略
線図である。
【図20】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1250/50)HDTV信号を記録する場合の
説明に用いる略線図である。
【図21】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1125/60)HDTV信号を記録する場合の
サブ画面とシンクブロックとの関係を示す略線図であ
る。
【図22】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1250/50)HDTV信号及び(1050/
60)HDTV信号を記録する場合のサブ画面とシンク
ブロックとの関係を示す略線図である。
【図23】この発明が適用されたディジタルVTRにお
ける3チャンネル/2チャンネル変換回路の一例のブロ
ック図である。
【図24】この発明が適用されたディジタルVTRにお
ける3チャンネル/2チャンネル変換回路の説明に用い
るタイミング図である。
【図25】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1125/60)HDTV信号を記録した場合の
トラックパターンを示す略線図である。
【図26】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1125/60)HDTV信号を記録した場合の
画面上での位置を示す略線図である。
【図27】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1250/50)HDTV信号及び(1050/
60)HDTV信号を記録した場合のトラックパターン
を示す略線図である。
【図28】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1250/50)HDTV信号及び(1050/
60)HDTV信号を記録した場合の画面上での位置を
示す略線図である。
【図29】この発明が適用されたディジタルVTRにお
ける変速再生の説明に用いる略線図である。
【図30】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1125/60)HDTV信号を記録した場合の
変速再生時の説明に用いる略線図である。
【図31】この発明が適用されたディジタルVTRにお
いて(1250/50)HDTV信号及び(1050/
60)HDTV信号を記録した場合の変速再生時の説明
に用いる略線図である。
【図32】この発明が適用されたディジタルVTRの再
生系の構成を示すブロック図である。
【図33】従来のディジタルVTRの記録系の構成を示
すブロック図である。
【図34】従来のディジタルVTRのヘッド配置の説明
に用いる平面図である。
【符号の説明】
7 シリアルパラレル変換回路 8A、8B、8C ブロック化及びシャフリング回路 9A、9B、9C DCT変換回路 10A、10B、10C バッファ回路 11A、11B、11C 量子化器 14A、14B、14C フレーム化回路 16 3チャンネル/2チャンネル変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 7/00 G11B 20/10,20/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたディジタルHDTV信号を、
    各コーディングパスの伝送レートが現行のテレビジョン
    放送のサンプリング周波数と略等しくなるように、N
    (Nは自然数)個のコーディングパスに分割する手段
    と、 上記N個の各コーディングパスに分割されたディジタル
    HDTV信号を、現行のテレビジョン信号を圧縮符号化
    する際のバッファ単位と共通の所定のバッファ単位集
    め、上記所定のバッファ単位の符号量が所定値以下とな
    るように圧縮符号化する手段と、 上記N個の各コーディングパスの出力をM(Mは自然
    数)チャンネルにチャンネル化する手段と、 上記Mチャンネルの信号を回転ヘッドにより磁気テープ
    に記録する手段とを有するようにした ディジタルビデオ
    信号記録装置。
  2. 【請求項2】 上記現行のテレビジョン放送のサンプリ
    ング周波数は13.5MHzであり、上記入力されたデ
    ィジタルHDTV信号を分割するコーディングパスの数
    Nは3個である請求項1記載のディジタルビデオ信号記
    録装置。
  3. 【請求項3】 上記所定のバッファ単位は、5シンクブ
    ロックである請求項1記載のビデオ信号記録装置。
  4. 【請求項4】 上記N個の各コーディングパスに分割さ
    れたディジタルHDTV信号を圧縮符号化する際に、上
    記ディジタルHDTV信号の方式に応じて、上記各コー
    ディングパスにより分割された画面内でシャフリングす
    るようにした請求項1記載のビデオ信号記録装置。
  5. 【請求項5】 上記入力されたHDTV信号が(112
    5/60)HDTV信号の場合には、5シンクブロック
    当たり8マクロブロックを集めるようなシャフリングを
    行うようにした請求項4記載のビデオ信号記録装置。
  6. 【請求項6】 上記入力されたHDTV信号が(105
    0/50)HDTV信号または(1250/50)HD
    TV信号の場合には、5シンクブロック当たり7.5マ
    クロブロックを集めるようなシャフリングを行うように
    した請求項4記載のビデオ信号記録装置。
  7. 【請求項7】 磁気テープに記録されているM(Mは自
    然数)チャンネルの 信号を回転ヘッドにより再生する手
    段と、 上記Mチャンネルの再生信号をN(Nは自然数)個のデ
    コーディングパスに分割する手段と、 上記N個の各デコーディングパスにおいて、再生信号か
    らディジタルHDTV信号を伸張する手段と、 上記N個のデコーディングパスで伸張されたディジタル
    HDTV信号を合成して、1画面のHDTVの画面の信
    号に生成する手段と を有するようにしたディジタルビデ
    オ信号再生装置。
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