JPH08205088A - デジタル画像データ処理装置 - Google Patents
デジタル画像データ処理装置Info
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- JPH08205088A JPH08205088A JP3456495A JP3456495A JPH08205088A JP H08205088 A JPH08205088 A JP H08205088A JP 3456495 A JP3456495 A JP 3456495A JP 3456495 A JP3456495 A JP 3456495A JP H08205088 A JPH08205088 A JP H08205088A
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/92—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N5/9201—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving the multiplexing of an additional signal and the video signal
- H04N5/9205—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving the multiplexing of an additional signal and the video signal the additional signal being at least another television signal
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- H04N5/926—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation
- H04N5/9261—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation involving data reduction
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プログレシブ信号を２系統のインターレース
信号に変換して符号化し、ランダムに復号される場合に
良好な画質を提供すること。 【構成】 プログレシブ信号から変換されたメインとサ
ブのインターレース信号を入力とし、前処理手段３によ
りフィールド毎に処理する先頭データをメイン，サブと
切換えて、フィールド毎に位置の変化しない１系統のデ
ジタル画像データとして出力する。この信号を符号化手
段４により符号化して記録し、再生時には復号化手段８
により復号化する。そして後処理手段９により前処理手
段と逆の処理をする。こうすればランダムに復号化し出
力した場合も、良好な画像を得ることができる。
信号に変換して符号化し、ランダムに復号される場合に
良好な画質を提供すること。 【構成】 プログレシブ信号から変換されたメインとサ
ブのインターレース信号を入力とし、前処理手段３によ
りフィールド毎に処理する先頭データをメイン，サブと
切換えて、フィールド毎に位置の変化しない１系統のデ
ジタル画像データとして出力する。この信号を符号化手
段４により符号化して記録し、再生時には復号化手段８
により復号化する。そして後処理手段９により前処理手
段と逆の処理をする。こうすればランダムに復号化し出
力した場合も、良好な画像を得ることができる。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は例えばＶＴＲに適応さ
れ、デジタル画像データを記録、伝送するための処理に
関するデジタル画像データ処理装置に関するものであ
る。
れ、デジタル画像データを記録、伝送するための処理に
関するデジタル画像データ処理装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】映像信号をデジタル符号化して記録再生
する磁気記録再生装置（以下、ＶＴＲと略す）として、
記録する信号をコンポーネント信号としたＤ１ＶＴＲ
と、コンポジット信号としたＤ２ＶＴＲ，Ｄ３ＶＴＲが
実用化されている。これらのＶＴＲは、いずれも映像信
号の帯域に比べて十分に高いレートで標本化し、８ビッ
トで量子化し磁気テープ上に記録する。
する磁気記録再生装置（以下、ＶＴＲと略す）として、
記録する信号をコンポーネント信号としたＤ１ＶＴＲ
と、コンポジット信号としたＤ２ＶＴＲ，Ｄ３ＶＴＲが
実用化されている。これらのＶＴＲは、いずれも映像信
号の帯域に比べて十分に高いレートで標本化し、８ビッ
トで量子化し磁気テープ上に記録する。
【０００３】しかしながら、これらのＶＴＲは、いずれ
も現行放送方式のＮＴＳＣ信号やＰＡＬ信号、又は輝度
信号（Ｙ）を13.5ＭHzでサンプリングし、色差信号（Ｐ
ｂ、Ｐｒ）を夫々6.75ＭHzでサンプリングした４：２：
２信号を記録している。
も現行放送方式のＮＴＳＣ信号やＰＡＬ信号、又は輝度
信号（Ｙ）を13.5ＭHzでサンプリングし、色差信号（Ｐ
ｂ、Ｐｒ）を夫々6.75ＭHzでサンプリングした４：２：
２信号を記録している。
【０００４】一方、最近ＥＤＴＶ２方式やＨＤ方式等の
次世代の放送方式が開始されようとしている。これらの
放送方式は現行放送方式の数倍の情報量を持っており、
これらの新放送方式に対応するため、画像データの相関
性を利用して高能率符号化により圧縮して、現行のＶＴ
Ｒに記録するシステムが開発されている。特にＥＤＴＶ
２方式については、プログレシブカメラ，プログレシブ
モニタが既に開発されているにもかかわらず、ＶＴＲは
未だ開発されていない。ＥＤＴＶ２のＶＴＲとして、例
えばＤ１ＶＴＲを２台使用して運用しているのが現状で
ある。
次世代の放送方式が開始されようとしている。これらの
放送方式は現行放送方式の数倍の情報量を持っており、
これらの新放送方式に対応するため、画像データの相関
性を利用して高能率符号化により圧縮して、現行のＶＴ
Ｒに記録するシステムが開発されている。特にＥＤＴＶ
２方式については、プログレシブカメラ，プログレシブ
モニタが既に開発されているにもかかわらず、ＶＴＲは
未だ開発されていない。ＥＤＴＶ２のＶＴＲとして、例
えばＤ１ＶＴＲを２台使用して運用しているのが現状で
ある。
【０００５】Ｙ，Ｐｂ，Ｐｒ形式の１フィールド当たり
５２５本の走査線を有するプログレシブの映像信号（以
下、５２５ｐと略す）は、Recommemdation ITU-R.601-
3 で規定された４：２：２メンバーの２倍のサンプリン
グ周波数の、８：４：４の形式でデジタル化される。こ
の８：４：４信号の輝度信号のサンプリング周波数は２
７ＭＨｚ、色差信号のサンプリング周波数は13.5ＭHz、
夫々の量子化ビット数は１０ビットである。
５２５本の走査線を有するプログレシブの映像信号（以
下、５２５ｐと略す）は、Recommemdation ITU-R.601-
3 で規定された４：２：２メンバーの２倍のサンプリン
グ周波数の、８：４：４の形式でデジタル化される。こ
の８：４：４信号の輝度信号のサンプリング周波数は２
７ＭＨｚ、色差信号のサンプリング周波数は13.5ＭHz、
夫々の量子化ビット数は１０ビットである。
【０００６】前記の８：４：４信号をライン毎に交互に
分割して、１つの輝度信号（Ｙ’）と２つの色差信号
（Ｐｂ’，Ｐｒ’）からなるメイン信号と、１つの輝度
信号（Ｙ”）と２つの色差信号（Ｐｂ”，Ｐｒ”）から
なるサブ信号に分割して、伝送する方式が考えられてい
る。本方式のメイン信号及びサブ信号は、夫々１フレー
ムあたり５２５本の走査線を有する５２５本のインター
レース信号であり、（以下５２５ｉと略す。）４：２：
２信号である。前記のメイン信号とサブ信号とをまとめ
て４：２：２：４：２：２信号とよぶ。
分割して、１つの輝度信号（Ｙ’）と２つの色差信号
（Ｐｂ’，Ｐｒ’）からなるメイン信号と、１つの輝度
信号（Ｙ”）と２つの色差信号（Ｐｂ”，Ｐｒ”）から
なるサブ信号に分割して、伝送する方式が考えられてい
る。本方式のメイン信号及びサブ信号は、夫々１フレー
ムあたり５２５本の走査線を有する５２５本のインター
レース信号であり、（以下５２５ｉと略す。）４：２：
２信号である。前記のメイン信号とサブ信号とをまとめ
て４：２：２：４：２：２信号とよぶ。
【０００７】４：２：２：４：２：２＝Ｙ’：Ｐｂ’：
Ｐｒ’：Ｙ”：Ｐｂ”：Ｐｒ”とすると、Ｙ’とＹ”、
Ｐｂ’とＰｂ”、Ｐｒ’とＰｒ”は夫々２つ組で５２５
ｐの輝度信号と色差信号を表す。４：２：２：４：２：
２信号においてサブ信号のＰｂ”、Ｐｒ”を含まない信
号を４：２：２：４信号と呼ぶ。
Ｐｒ’：Ｙ”：Ｐｂ”：Ｐｒ”とすると、Ｙ’とＹ”、
Ｐｂ’とＰｂ”、Ｐｒ’とＰｒ”は夫々２つ組で５２５
ｐの輝度信号と色差信号を表す。４：２：２：４：２：
２信号においてサブ信号のＰｂ”、Ｐｒ”を含まない信
号を４：２：２：４信号と呼ぶ。
【０００８】又８：４：４信号を分割する前にライン間
引き垂直フィルタにより、色差信号のみ垂直周波数帯域
を制限する。ライン間引き垂直フィルタにより、色差信
号の垂直周波数帯域を制限した８：４：４信号を８：４
ｖ：４ｖ信号と呼ぶ。４：２：２：４：２：２信号及び
４：２：２：４信号は、８：４ｖ：４ｖ信号を基にライ
ン毎分割して生成する。ライン間引きフィルタは３タッ
プの１：２：１のフィルタが検討されている。図６にこ
のライン間引き垂直フィルタの構成図を示す。本図にお
いて「２」，「１／４」は夫々乗算器の係数を表してい
る。
引き垂直フィルタにより、色差信号のみ垂直周波数帯域
を制限する。ライン間引き垂直フィルタにより、色差信
号の垂直周波数帯域を制限した８：４：４信号を８：４
ｖ：４ｖ信号と呼ぶ。４：２：２：４：２：２信号及び
４：２：２：４信号は、８：４ｖ：４ｖ信号を基にライ
ン毎分割して生成する。ライン間引きフィルタは３タッ
プの１：２：１のフィルタが検討されている。図６にこ
のライン間引き垂直フィルタの構成図を示す。本図にお
いて「２」，「１／４」は夫々乗算器の係数を表してい
る。
【０００９】上記のような８：４：４信号を圧縮して現
行の４：２：２のＶＴＲに記録するシステムが考えられ
る。
行の４：２：２のＶＴＲに記録するシステムが考えられ
る。
【００１０】又、色差信号の垂直周波数帯域を制限した
４：２：２：４信号を２／３に圧縮して、現行の４：
２：２のＶＴＲに記録するシステムが考えられる。
４：２：２：４信号を２／３に圧縮して、現行の４：
２：２のＶＴＲに記録するシステムが考えられる。
【００１１】従来のデジタル信号記録装置（特開平２ー
１４４６８号、下郡山ら）によれば、ダブルスキャンさ
れた映像信号を２つのインターレースの映像信号に変換
してから１／２に圧縮して、現行の４：２：２のＶＴＲ
に記録しているが、圧縮の詳細、スロー再生については
記されていない。
１４４６８号、下郡山ら）によれば、ダブルスキャンさ
れた映像信号を２つのインターレースの映像信号に変換
してから１／２に圧縮して、現行の４：２：２のＶＴＲ
に記録しているが、圧縮の詳細、スロー再生については
記されていない。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来のデジタル信号記録装置では、例えば、ダブルスキャ
ンされた１フィールド当たり５２５本の映像信号を２つ
のインターレースした映像信号に変換してから圧縮する
ので、１本のインターレース信号の１フィールド当たり
の走査線数は２６２本又は２６３本になる。しかも、２
本のインターレースされた映像信号のうちの１本をメイ
ン信号、他をサブ信号とした場合、例えば奇数フィール
ドのメイン信号の走査線数を２６２本、サブ信号の走査
線数を２６３本とすると、偶数フィールドのメイン信号
の走査線数は２６３本、サブ信号の走査線数は２６２本
になる。これらのメイン信号とサブ信号の例えば有効２
４４ラインを別々に圧縮した場合、有効データの最初の
ラインがメイン信号とサブ信号で０．５ライン分ずれて
おり、しかも偶数フィールドと奇数フィールドで、０．
５ラインのずれかたが異なっている。図７（ａ）は第１
フィールド、（ｂ）は第２フィールドの構成図であり、
メイン信号を実線、サブ信号を破線で示している。
来のデジタル信号記録装置では、例えば、ダブルスキャ
ンされた１フィールド当たり５２５本の映像信号を２つ
のインターレースした映像信号に変換してから圧縮する
ので、１本のインターレース信号の１フィールド当たり
の走査線数は２６２本又は２６３本になる。しかも、２
本のインターレースされた映像信号のうちの１本をメイ
ン信号、他をサブ信号とした場合、例えば奇数フィール
ドのメイン信号の走査線数を２６２本、サブ信号の走査
線数を２６３本とすると、偶数フィールドのメイン信号
の走査線数は２６３本、サブ信号の走査線数は２６２本
になる。これらのメイン信号とサブ信号の例えば有効２
４４ラインを別々に圧縮した場合、有効データの最初の
ラインがメイン信号とサブ信号で０．５ライン分ずれて
おり、しかも偶数フィールドと奇数フィールドで、０．
５ラインのずれかたが異なっている。図７（ａ）は第１
フィールド、（ｂ）は第２フィールドの構成図であり、
メイン信号を実線、サブ信号を破線で示している。
【００１３】図７に示すように、１フィールド当たり５
２５本の走査線数を有する映像信号をメイン信号とサブ
信号に分配すると、奇数フィールドではメイン信号は
２，４・・・５２４の偶数ラインから、又サブ信号は
１，３・・・５２５の奇数ラインから構成される。又偶
数フィールドではメイン信号は１，３・・・５２５の奇
数ラインから、サブ信号は２，４・・・５２４の偶数ラ
インから構成される。以上のように、メイン、サブに分
配された信号を例えば、第２０ラインから第５０７ライ
ンまで、メイン信号２４４本、サブ信号２４４本を別々
に圧縮して記録すると、第１フィールドのメイン信号は
２０，２２・・・５０６ラインを、サブ信号は２１，２
３・・・５０７ラインを圧縮して記録する。又第２フィ
ールドでは、メイン信号は２１，２３・・・５０７ライ
ンを、サブ信号は２０，２２・・・５０６ラインを圧縮
して記録する。以上のように、記録されたテープを再生
した場合、出力のフィールドとテープ側のフィールドが
一致している通常再生の場合は現信号を復元することが
できる。
２５本の走査線数を有する映像信号をメイン信号とサブ
信号に分配すると、奇数フィールドではメイン信号は
２，４・・・５２４の偶数ラインから、又サブ信号は
１，３・・・５２５の奇数ラインから構成される。又偶
数フィールドではメイン信号は１，３・・・５２５の奇
数ラインから、サブ信号は２，４・・・５２４の偶数ラ
インから構成される。以上のように、メイン、サブに分
配された信号を例えば、第２０ラインから第５０７ライ
ンまで、メイン信号２４４本、サブ信号２４４本を別々
に圧縮して記録すると、第１フィールドのメイン信号は
２０，２２・・・５０６ラインを、サブ信号は２１，２
３・・・５０７ラインを圧縮して記録する。又第２フィ
ールドでは、メイン信号は２１，２３・・・５０７ライ
ンを、サブ信号は２０，２２・・・５０６ラインを圧縮
して記録する。以上のように、記録されたテープを再生
した場合、出力のフィールドとテープ側のフィールドが
一致している通常再生の場合は現信号を復元することが
できる。
【００１４】しかし出力のフィールドとテープ側のフィ
ールドが一致するとは限らないスロー再生の場合は、出
力のフィールドが奇数フィールドで、テープ側のフィー
ルドが偶数フィールドになることがある。その場合出力
のメイン信号のライン番号は２１，２３・・・５０７、
サブ信号のライン番号は２０，２２・・・５０６とな
る。よって、メイン信号とサブ信号を合成した奇数フィ
ールドのプレグレシブ信号は２１，２０，２３，２２・
・・のラインが順次出力されるので、正規のプログレシ
ブ信号が得られない、という問題点があった。
ールドが一致するとは限らないスロー再生の場合は、出
力のフィールドが奇数フィールドで、テープ側のフィー
ルドが偶数フィールドになることがある。その場合出力
のメイン信号のライン番号は２１，２３・・・５０７、
サブ信号のライン番号は２０，２２・・・５０６とな
る。よって、メイン信号とサブ信号を合成した奇数フィ
ールドのプレグレシブ信号は２１，２０，２３，２２・
・・のラインが順次出力されるので、正規のプログレシ
ブ信号が得られない、という問題点があった。
【００１５】本発明は上記課題を解決するもので、プロ
グレシブ信号から変換された２系統のインターレース信
号を符号化し、ランダムに復号化した場合の画質を改善
するものである。
グレシブ信号から変換された２系統のインターレース信
号を符号化し、ランダムに復号化した場合の画質を改善
するものである。
【００１６】
【課題を解決するための手段】本願の請求項１の発明
は、順次走査されたデジタル画像データを変換して生成
されるメイン信号とサブ信号の２系統のインターレース
されたデジタル画像データを入力とし、入力されたメイ
ン信号とサブ信号の２系統のインターレースされたデジ
タル画像データの処理すべき最初のデジタル画像データ
を単位フィールド毎にメイン信号、サブ信号と切換え、
メイン信号とサブ信号をまとめて１系統のデジタル画像
データとして出力する前処理手段と、前処理手段により
出力されたデジタル画像データを符号化する符号化手段
と、を有するものである。
は、順次走査されたデジタル画像データを変換して生成
されるメイン信号とサブ信号の２系統のインターレース
されたデジタル画像データを入力とし、入力されたメイ
ン信号とサブ信号の２系統のインターレースされたデジ
タル画像データの処理すべき最初のデジタル画像データ
を単位フィールド毎にメイン信号、サブ信号と切換え、
メイン信号とサブ信号をまとめて１系統のデジタル画像
データとして出力する前処理手段と、前処理手段により
出力されたデジタル画像データを符号化する符号化手段
と、を有するものである。
【００１７】本願の請求項２の発明は、請求項１記載の
デジタル画像データ処理装置により符号化されたデジタ
ル画像データを復号する復号化手段と、復号化手段によ
り復号化されたデジタル画像データを、出力のフィール
ド毎に、復号化されたデジタル画像データにメイン信
号、サブ信号と切換えて、メイン信号とサブ信号の２系
統のインターレースされた画像データとして出力する後
処理手段と、を有するものである。
デジタル画像データ処理装置により符号化されたデジタ
ル画像データを復号する復号化手段と、復号化手段によ
り復号化されたデジタル画像データを、出力のフィール
ド毎に、復号化されたデジタル画像データにメイン信
号、サブ信号と切換えて、メイン信号とサブ信号の２系
統のインターレースされた画像データとして出力する後
処理手段と、を有するものである。
【００１８】本願の請求項３の発明は、順次走査された
デジタル画像データを変換して生成されるメイン信号と
サブ信号の２系統のインターレースされたデジタル画像
データを入力とし、入力されたメイン信号とサブ信号の
２系統のインターレースされたデジタル画像データの処
理すべき最初のデジタル画像データを単位フィールド毎
にメイン信号、サブ信号と切換え、メイン信号とサブ信
号をまとめて１系統のデジタル画像データとして出力す
る前処理手段と、前処理手段により出力されたデジタル
画像データを符号化する符号化手段と、符号化手段によ
り符号化されたデジタル画像データを復号する復号化手
段と、復号化手段により復号化されたデジタル画像デー
タを、出力のフィールド毎に、メイン信号、サブ信号と
切換えて、メイン信号とサブ信号の２系統のインターレ
ースされた画像データとして出力する後処理手段と、を
有するものである。
デジタル画像データを変換して生成されるメイン信号と
サブ信号の２系統のインターレースされたデジタル画像
データを入力とし、入力されたメイン信号とサブ信号の
２系統のインターレースされたデジタル画像データの処
理すべき最初のデジタル画像データを単位フィールド毎
にメイン信号、サブ信号と切換え、メイン信号とサブ信
号をまとめて１系統のデジタル画像データとして出力す
る前処理手段と、前処理手段により出力されたデジタル
画像データを符号化する符号化手段と、符号化手段によ
り符号化されたデジタル画像データを復号する復号化手
段と、復号化手段により復号化されたデジタル画像デー
タを、出力のフィールド毎に、メイン信号、サブ信号と
切換えて、メイン信号とサブ信号の２系統のインターレ
ースされた画像データとして出力する後処理手段と、を
有するものである。
【００１９】本願の請求項４の発明は、順次走査された
デジタル画像データを変換して生成されるメイン信号と
サブ信号の２系統のインターレースされたデジタル画像
データを入力とし、入力されたメイン信号とサブ信号の
２系統のインターレースされたデジタル画像データを符
号化する符号化手段と、符号化手段により符号化された
デジタル画像データと入力された２系統のインターレー
ス信号のフィールド情報とを合わせてデジタル画像デー
タとするフィールド情報伝送手段と、フィールド情報伝
送手段の出力のデジタル画像データを復号し、メイン信
号とサブ信号を得る復号化手段と、フィールド情報伝送
手段の出力のデジタル画像データを入力し、復号するデ
ジタル画像データのフィールド情報を検出するフィール
ド検出手段と、フィールド検出手段により検出されたフ
ィールドと、出力のフィールドが一致している場合には
復号化手段の出力のメイン信号とサブ信号をそのまま出
力とし、フィールド検出手段により検出されたフィール
ドと出力のフィールドが一致していない場合は、復号化
手段の出力のメイン信号とサブ信号を入れ替えて出力す
る選択手段と、を有するものである。
デジタル画像データを変換して生成されるメイン信号と
サブ信号の２系統のインターレースされたデジタル画像
データを入力とし、入力されたメイン信号とサブ信号の
２系統のインターレースされたデジタル画像データを符
号化する符号化手段と、符号化手段により符号化された
デジタル画像データと入力された２系統のインターレー
ス信号のフィールド情報とを合わせてデジタル画像デー
タとするフィールド情報伝送手段と、フィールド情報伝
送手段の出力のデジタル画像データを復号し、メイン信
号とサブ信号を得る復号化手段と、フィールド情報伝送
手段の出力のデジタル画像データを入力し、復号するデ
ジタル画像データのフィールド情報を検出するフィール
ド検出手段と、フィールド検出手段により検出されたフ
ィールドと、出力のフィールドが一致している場合には
復号化手段の出力のメイン信号とサブ信号をそのまま出
力とし、フィールド検出手段により検出されたフィール
ドと出力のフィールドが一致していない場合は、復号化
手段の出力のメイン信号とサブ信号を入れ替えて出力す
る選択手段と、を有するものである。
【００２０】本願の請求項５の発明は、順次走査された
デジタル画像データを変換して生成されるメイン信号と
サブ信号の２系統のインターレースされたデジタル画像
データを入力とし、入力されたメイン信号とサブ信号の
２本のインターレースされたデジタル画像データの色差
信号については、メイン色差信号とサブ色差信号で垂直
間引きフィルタの処理をし、メインのインターレースさ
れたデジタル画像データのみに、垂直フィルタの処理を
された色差信号を挿入するデータ変換手段と、データ変
換手段の出力のデジタル画像データを符号化する符号化
手段と、符号化手段により符号化されたデジタル画像デ
ータと入力された２系統のインターレース信号のフィー
ルド情報とを合わせてデジタル画像データとするフィー
ルド情報伝送手段と、フィールド情報伝送手段の出力の
デジタル画像データを復号し、輝度信号と色信号で構成
されるメイン信号と輝度信号のみで構成されるサブ信号
を得る復号化手段と、フィールド情報伝送手段の出力の
デジタル画像データを入力し、復号するデジタル画像デ
ータのフィールド情報を検出するフィールド検出手段
と、復号化手段のメイン側のインターレース信号に復元
された色差信号のデジタル画像データに垂直補間フィル
タの処理をし、サブ側のインターレース信号の色差信号
を復元する色差信号補間手段と、復号化手段の出力のメ
イン側の色差信号と、色差信号補間手段により補間され
たサブ側の色差信号と、出力されるデジタル画像データ
のフィールドと、フィールド検出手段で検出された復号
するデジタル画像データのフィールドとを入力とし、出
力されるデジタル画像データのフィールドと復号された
デジタル画像データのフィールドが一致している場合に
はそのまま出力とし、違っている場合にはメイン側の色
差信号と補間されたサブ側の色差信号とを入れ換えて出
力する色差信号選択手段と、を有するものである。
デジタル画像データを変換して生成されるメイン信号と
サブ信号の２系統のインターレースされたデジタル画像
データを入力とし、入力されたメイン信号とサブ信号の
２本のインターレースされたデジタル画像データの色差
信号については、メイン色差信号とサブ色差信号で垂直
間引きフィルタの処理をし、メインのインターレースさ
れたデジタル画像データのみに、垂直フィルタの処理を
された色差信号を挿入するデータ変換手段と、データ変
換手段の出力のデジタル画像データを符号化する符号化
手段と、符号化手段により符号化されたデジタル画像デ
ータと入力された２系統のインターレース信号のフィー
ルド情報とを合わせてデジタル画像データとするフィー
ルド情報伝送手段と、フィールド情報伝送手段の出力の
デジタル画像データを復号し、輝度信号と色信号で構成
されるメイン信号と輝度信号のみで構成されるサブ信号
を得る復号化手段と、フィールド情報伝送手段の出力の
デジタル画像データを入力し、復号するデジタル画像デ
ータのフィールド情報を検出するフィールド検出手段
と、復号化手段のメイン側のインターレース信号に復元
された色差信号のデジタル画像データに垂直補間フィル
タの処理をし、サブ側のインターレース信号の色差信号
を復元する色差信号補間手段と、復号化手段の出力のメ
イン側の色差信号と、色差信号補間手段により補間され
たサブ側の色差信号と、出力されるデジタル画像データ
のフィールドと、フィールド検出手段で検出された復号
するデジタル画像データのフィールドとを入力とし、出
力されるデジタル画像データのフィールドと復号された
デジタル画像データのフィールドが一致している場合に
はそのまま出力とし、違っている場合にはメイン側の色
差信号と補間されたサブ側の色差信号とを入れ換えて出
力する色差信号選択手段と、を有するものである。
【００２１】
【作用】本願の請求項１，３の発明は上記した構成によ
り、入力端子より入力されたメイン信号とサブ信号の２
系統のインターレースされたデジタル画像データを、前
処理手段で処理すべき最初のデジタル画像データを単位
フィールド毎にメイン信号、サブ信号と切換え、メイン
信号とサブ信号をまとめて１系統のデジタル画像データ
として、符号化手段で符号化する。
り、入力端子より入力されたメイン信号とサブ信号の２
系統のインターレースされたデジタル画像データを、前
処理手段で処理すべき最初のデジタル画像データを単位
フィールド毎にメイン信号、サブ信号と切換え、メイン
信号とサブ信号をまとめて１系統のデジタル画像データ
として、符号化手段で符号化する。
【００２２】本願の請求項２，３の発明では、符号化さ
れたデジタル画像データは、復号化手段で復号化され、
復号化手段により復号化されたデジタル画像データを、
後処理手段に入力し、出力のフィールド毎に、復号化さ
れたデジタル画像データの最初のデータをメイン信号に
割り当てるか、サブ信号に割り当てるかを切換えて、メ
イン信号とサブ信号の２系統のインターレースされた画
像データとして出力する。
れたデジタル画像データは、復号化手段で復号化され、
復号化手段により復号化されたデジタル画像データを、
後処理手段に入力し、出力のフィールド毎に、復号化さ
れたデジタル画像データの最初のデータをメイン信号に
割り当てるか、サブ信号に割り当てるかを切換えて、メ
イン信号とサブ信号の２系統のインターレースされた画
像データとして出力する。
【００２３】又本願の請求項４の発明では、入力端子よ
り入力されたメイン信号とサブ信号の２系統のインター
レースされたデジタル画像データを符号化手段により符
号化し、フィールド情報伝送手段により符号化されたデ
ジタル画像データと入力された２系統のインターレース
信号のフィールド情報とを合わせてデジタル画像データ
とし、復号化手段によりフィールド情報伝送手段の出力
のデジタル画像データを復号し、メイン信号とサブ信号
を復元し、フィールド検出手段により、復号するデジタ
ル画像データのフィールドを検出する。選択手段によ
り、フィールド検出手段により検出されたフィールドと
出力のフィールドが一致している場合には復号化手段の
出力のメイン信号とサブ信号をそのまま出力し、フィー
ルド検出手段により検出されたフィールドと出力のフィ
ールドが一致していない場合は、復号化手段の出力のメ
イン信号とサブ信号を入れ替えて出力する。
り入力されたメイン信号とサブ信号の２系統のインター
レースされたデジタル画像データを符号化手段により符
号化し、フィールド情報伝送手段により符号化されたデ
ジタル画像データと入力された２系統のインターレース
信号のフィールド情報とを合わせてデジタル画像データ
とし、復号化手段によりフィールド情報伝送手段の出力
のデジタル画像データを復号し、メイン信号とサブ信号
を復元し、フィールド検出手段により、復号するデジタ
ル画像データのフィールドを検出する。選択手段によ
り、フィールド検出手段により検出されたフィールドと
出力のフィールドが一致している場合には復号化手段の
出力のメイン信号とサブ信号をそのまま出力し、フィー
ルド検出手段により検出されたフィールドと出力のフィ
ールドが一致していない場合は、復号化手段の出力のメ
イン信号とサブ信号を入れ替えて出力する。
【００２４】更に本願の請求項５の発明では、入力端子
より入力されたメイン信号とサブ信号の２本のインター
レースされたデジタル画像データの色差信号について
は、データ変換手段で、メイン側の色差信号とサブ側の
色差信号で垂直間引きフィルタの処理をし、メインのイ
ンターレースされたデジタル画像データのみに、垂直フ
ィルタの処理をされた色差信号を挿入し、データ変換手
段の出力のデジタル画像データを符号化手段により符号
化する。そしてフィールド情報伝送手段により、符号化
手段により符号化されたデジタル画像データを、入力さ
れた２系統のインターレース信号のフィールド情報とを
合わせ、復号化手段により、フィールド情報伝送手段の
出力のデジタル画像データを復号し、輝度信号と色信号
で構成されるメイン信号と輝度信号のみで構成されるサ
ブ信号を復元し、フィールド検出手段により、復号する
デジタル画像データのフィールドを検出し、補間手段に
より、復号化手段のメイン側のインターレース信号に復
元された色差信号のデジタル画像データに垂直補間フィ
ルタの処理をし、サブ側のインターレース信号の色差信
号を復元し、色差信号選択手段により、復号化手段の出
力のメイン側の色差信号と、補間手段により補間された
サブ側の色差信号と、出力されるデジタル画像データの
フィールドと、フィールド検出手段で検出された復号す
るデジタル画像データのフィールドとを入力とし、出力
されるデジタル画像データのフィールドと復号されたデ
ジタル画像データのフィールドが一致している場合には
そのまま、違っている場合にはメイン側の色差信号と補
間されたサブ側の色差信号とを入れ換えて出力する。
より入力されたメイン信号とサブ信号の２本のインター
レースされたデジタル画像データの色差信号について
は、データ変換手段で、メイン側の色差信号とサブ側の
色差信号で垂直間引きフィルタの処理をし、メインのイ
ンターレースされたデジタル画像データのみに、垂直フ
ィルタの処理をされた色差信号を挿入し、データ変換手
段の出力のデジタル画像データを符号化手段により符号
化する。そしてフィールド情報伝送手段により、符号化
手段により符号化されたデジタル画像データを、入力さ
れた２系統のインターレース信号のフィールド情報とを
合わせ、復号化手段により、フィールド情報伝送手段の
出力のデジタル画像データを復号し、輝度信号と色信号
で構成されるメイン信号と輝度信号のみで構成されるサ
ブ信号を復元し、フィールド検出手段により、復号する
デジタル画像データのフィールドを検出し、補間手段に
より、復号化手段のメイン側のインターレース信号に復
元された色差信号のデジタル画像データに垂直補間フィ
ルタの処理をし、サブ側のインターレース信号の色差信
号を復元し、色差信号選択手段により、復号化手段の出
力のメイン側の色差信号と、補間手段により補間された
サブ側の色差信号と、出力されるデジタル画像データの
フィールドと、フィールド検出手段で検出された復号す
るデジタル画像データのフィールドとを入力とし、出力
されるデジタル画像データのフィールドと復号されたデ
ジタル画像データのフィールドが一致している場合には
そのまま、違っている場合にはメイン側の色差信号と補
間されたサブ側の色差信号とを入れ換えて出力する。
【００２５】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照にしながら説明する。図１は本発明の第１の実施例に
おける４：２：２：４：２：２方式のデジタル画像デー
タ処理装置の構成を示すブロック図である。同図におい
て、１は４：２：２のインターレースされたデジタル画
像データの入力端子で、メイン信号を入力する。２は
４：２：２のインターレースされたデジタル画像データ
の入力端子で、サブ信号を入力する。前処理手段３は入
力端子１，２より入力されたメイン信号とサブ信号の２
系統のインターレースされたデジタル画像データの、処
理すべき最初のデジタル画像データを単位フィールド毎
にメイン信号、サブ信号と切換え、メイン信号とサブ信
号とをまとめて１系統のデジタル画像データとして出力
するものである。符号化手段４は前処理手段により出力
されたデジタル画像データを符号化するものである。記
録手段５は符号化手段４により符号化されたデジタル画
像データを磁気テープ６に記録するための変調等の処理
をするものである。再生手段７は磁気テープ６に記録さ
れたデジタル画像データを再生するものである。復号化
手段８は符号化されたデジタル画像データを復号するも
のである。後処理手段９は復号化手段８により復号化さ
れたデジタル画像データを、出力のフィールド毎に、復
号化されたデジタル画像データの最初のデータをメイン
信号に割り当てるか、サブ信号に割り当てるかを切換え
て、メイン信号とサブ信号の２系統のインターレースさ
れた画像データとしてメイン信号の出力端子１０又はサ
ブ信号の出力端子１１出力するものである。
照にしながら説明する。図１は本発明の第１の実施例に
おける４：２：２：４：２：２方式のデジタル画像デー
タ処理装置の構成を示すブロック図である。同図におい
て、１は４：２：２のインターレースされたデジタル画
像データの入力端子で、メイン信号を入力する。２は
４：２：２のインターレースされたデジタル画像データ
の入力端子で、サブ信号を入力する。前処理手段３は入
力端子１，２より入力されたメイン信号とサブ信号の２
系統のインターレースされたデジタル画像データの、処
理すべき最初のデジタル画像データを単位フィールド毎
にメイン信号、サブ信号と切換え、メイン信号とサブ信
号とをまとめて１系統のデジタル画像データとして出力
するものである。符号化手段４は前処理手段により出力
されたデジタル画像データを符号化するものである。記
録手段５は符号化手段４により符号化されたデジタル画
像データを磁気テープ６に記録するための変調等の処理
をするものである。再生手段７は磁気テープ６に記録さ
れたデジタル画像データを再生するものである。復号化
手段８は符号化されたデジタル画像データを復号するも
のである。後処理手段９は復号化手段８により復号化さ
れたデジタル画像データを、出力のフィールド毎に、復
号化されたデジタル画像データの最初のデータをメイン
信号に割り当てるか、サブ信号に割り当てるかを切換え
て、メイン信号とサブ信号の２系統のインターレースさ
れた画像データとしてメイン信号の出力端子１０又はサ
ブ信号の出力端子１１出力するものである。
【００２６】以上のように構成されたデジタル画像デー
タの処理装置の動作について説明する。入力端子１より
入力されたメイン信号のデジタル画像データと入力端子
２より入力されたサブ信号のデジタル画像データは、前
処理手段３に入力され、２系統のメイン及びサブのイン
ターレースされたデジタル画像データが１系統に合成さ
れる。
タの処理装置の動作について説明する。入力端子１より
入力されたメイン信号のデジタル画像データと入力端子
２より入力されたサブ信号のデジタル画像データは、前
処理手段３に入力され、２系統のメイン及びサブのイン
ターレースされたデジタル画像データが１系統に合成さ
れる。
【００２７】図２は前処理手段のタイミング図であり、
図２（ａ）はメイン信号の構成図、（ｂ）はサブ信号の
構成図、（ｃ）は前処理手段３の出力の構成図である。
図中の番号はライン番号である。本実施例では３８ライ
ンから５２５ラインまでの１フレーム当たりを符号化の
対象としている。インターレース信号は１フレーム５２
５本なので、例えばメイン信号において第１フィールド
を２６２ライン、第２フィールドを２６３ラインとした
場合、第１フィールドのメイン信号は偶数ライン、サブ
信号は奇数ライン、第２フィールドのメイン信号は奇数
ライン、サブ信号は偶数ラインで構成される。本実施例
の前処理手段３では、図２（ｃ）に示すように第１フィ
ールド／第２フィールド共３８ラインから記録するの
で、本実施例で処理するデジタル画像データの単位フィ
ールド当たり最初のデータは、第１フィールドはメイン
信号のデジタル画像データ、第２フィールドはサブ信号
のデジタル画像データとなる。
図２（ａ）はメイン信号の構成図、（ｂ）はサブ信号の
構成図、（ｃ）は前処理手段３の出力の構成図である。
図中の番号はライン番号である。本実施例では３８ライ
ンから５２５ラインまでの１フレーム当たりを符号化の
対象としている。インターレース信号は１フレーム５２
５本なので、例えばメイン信号において第１フィールド
を２６２ライン、第２フィールドを２６３ラインとした
場合、第１フィールドのメイン信号は偶数ライン、サブ
信号は奇数ライン、第２フィールドのメイン信号は奇数
ライン、サブ信号は偶数ラインで構成される。本実施例
の前処理手段３では、図２（ｃ）に示すように第１フィ
ールド／第２フィールド共３８ラインから記録するの
で、本実施例で処理するデジタル画像データの単位フィ
ールド当たり最初のデータは、第１フィールドはメイン
信号のデジタル画像データ、第２フィールドはサブ信号
のデジタル画像データとなる。
【００２８】前処理手段３で処理されたデジタル画像デ
ータは符号化手段４に入力され、高能率符号化により１
／２に圧縮される。符号化手段４により圧縮されたデジ
タル画像データは記録手段５に入力され、変調等の処理
をされ、磁気テープ６に記録される。
ータは符号化手段４に入力され、高能率符号化により１
／２に圧縮される。符号化手段４により圧縮されたデジ
タル画像データは記録手段５に入力され、変調等の処理
をされ、磁気テープ６に記録される。
【００２９】次に、本実施例の再生側の信号処理につい
て説明する。磁気テープ６より再生手段７によって再生
されたデジタル画像データは復号化手段８に入力され、
圧縮されているデジタル画像データを元に復元する。後
処理手段９は前処理手段３と反対の処理により、出力の
基準フィールドに対応して、メイン信号、サブ信号にマ
ッピングする。
て説明する。磁気テープ６より再生手段７によって再生
されたデジタル画像データは復号化手段８に入力され、
圧縮されているデジタル画像データを元に復元する。後
処理手段９は前処理手段３と反対の処理により、出力の
基準フィールドに対応して、メイン信号、サブ信号にマ
ッピングする。
【００３０】よって、本実施例では入力される２系統の
インターレース信号は第１フィールドと第２フィールド
で形式が異なっているが、図２（ｃ）に示すように前処
理手段３により第１フィールドと第２フィールドを同一
の形式で符号化される。従ってスロー再生により再生さ
れるデジタル画像データが連続して同一フィールドであ
っても、同一の信号処理を用いることが可能で、劣化の
ない再生画像を得ることができる。
インターレース信号は第１フィールドと第２フィールド
で形式が異なっているが、図２（ｃ）に示すように前処
理手段３により第１フィールドと第２フィールドを同一
の形式で符号化される。従ってスロー再生により再生さ
れるデジタル画像データが連続して同一フィールドであ
っても、同一の信号処理を用いることが可能で、劣化の
ない再生画像を得ることができる。
【００３１】図３は本発明の第２の実施例における４：
２：２：４：２：２方式のデジタル画像データの処理装
置の構成を示すブロック図であり、第１実施例と同一部
分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。図３にお
いて、符号化手段２１は入力端子１，２より入力された
メイン信号とサブ信号とを符号化するものであり、フィ
ールド情報伝送手段２２は入力のフィールド情報を符号
化手段２１の出力のデジタル画像データに多重して伝送
し、記録手段５に出力するものである。磁気テープ６に
記録された信号は再生手段７によって再生され、フィー
ルド検出手段２３，復号化手段２４に入力される。フィ
ールド検出手段２３は再生手段７により再生されたデジ
タル画像データより、フィールド情報伝送手段２２によ
り伝送されているフィールドを検出するものであり、復
号化手段２４は再生手段７の出力のデジタル画像データ
を復号化しメイン信号とサブ信号を復元するものであ
る。選択手段２５はフィールド検出手段２３により検出
されたフィールドと、出力のフィールドとが一致してい
る場合には復号化手段２４の出力のメイン信号とサブ信
号をそのまま出力し、フィールド検出手段２３により検
出されたフィールドと、出力のフィールドとが一致して
いない場合は、復号化手段２４の出力のメイン信号とサ
ブ信号を入れ替えて出力するものである。
２：２：４：２：２方式のデジタル画像データの処理装
置の構成を示すブロック図であり、第１実施例と同一部
分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。図３にお
いて、符号化手段２１は入力端子１，２より入力された
メイン信号とサブ信号とを符号化するものであり、フィ
ールド情報伝送手段２２は入力のフィールド情報を符号
化手段２１の出力のデジタル画像データに多重して伝送
し、記録手段５に出力するものである。磁気テープ６に
記録された信号は再生手段７によって再生され、フィー
ルド検出手段２３，復号化手段２４に入力される。フィ
ールド検出手段２３は再生手段７により再生されたデジ
タル画像データより、フィールド情報伝送手段２２によ
り伝送されているフィールドを検出するものであり、復
号化手段２４は再生手段７の出力のデジタル画像データ
を復号化しメイン信号とサブ信号を復元するものであ
る。選択手段２５はフィールド検出手段２３により検出
されたフィールドと、出力のフィールドとが一致してい
る場合には復号化手段２４の出力のメイン信号とサブ信
号をそのまま出力し、フィールド検出手段２３により検
出されたフィールドと、出力のフィールドとが一致して
いない場合は、復号化手段２４の出力のメイン信号とサ
ブ信号を入れ替えて出力するものである。
【００３２】以上のように構成されたデジタル画像デー
タの処理装置の動作について説明する。入力端子１より
入力されたメイン信号のデジタル画像データと入力端子
２より入力されたサブ信号のデジタル画像データは、符
号化手段２１に入力され、２系統のメイン及びサブのイ
ンターレースされたデジタル画像データが高能率符号化
により１／２に圧縮される。符号化手段２１により圧縮
されたデジタル画像データと、入力されるメイン信号の
フィールド情報はフィールド情報伝送手段２２に入力さ
れ、入力のフィールド情報が圧縮されたデジタル画像デ
ータに多重される。フィールド情報が多重されたデジタ
ル画像データは記録手段５に入力され変調等の処理をさ
れ、磁気テープ６に記録される。
タの処理装置の動作について説明する。入力端子１より
入力されたメイン信号のデジタル画像データと入力端子
２より入力されたサブ信号のデジタル画像データは、符
号化手段２１に入力され、２系統のメイン及びサブのイ
ンターレースされたデジタル画像データが高能率符号化
により１／２に圧縮される。符号化手段２１により圧縮
されたデジタル画像データと、入力されるメイン信号の
フィールド情報はフィールド情報伝送手段２２に入力さ
れ、入力のフィールド情報が圧縮されたデジタル画像デ
ータに多重される。フィールド情報が多重されたデジタ
ル画像データは記録手段５に入力され変調等の処理をさ
れ、磁気テープ６に記録される。
【００３３】次に、本実施例の再生側の信号処理につい
て説明する。磁気テープ６より再生手段７によって再生
されたデジタル画像データは復号化手段２４に入力さ
れ、圧縮されているデジタル画像データが元のメイン信
号とサブ信号に復元される。又、再生手段７により再生
されたデジタル画像データはフィールド検出手段２３に
入力され、符号化されたフィールドが検出される。復号
化手段２４により復号化されたメイン信号とサブ信号、
及び出力信号のフィールドとフィールド選択手段２３で
検出された符号化のフィールドは選択手段２５に入力さ
れ、以下の処理がされる。
て説明する。磁気テープ６より再生手段７によって再生
されたデジタル画像データは復号化手段２４に入力さ
れ、圧縮されているデジタル画像データが元のメイン信
号とサブ信号に復元される。又、再生手段７により再生
されたデジタル画像データはフィールド検出手段２３に
入力され、符号化されたフィールドが検出される。復号
化手段２４により復号化されたメイン信号とサブ信号、
及び出力信号のフィールドとフィールド選択手段２３で
検出された符号化のフィールドは選択手段２５に入力さ
れ、以下の処理がされる。
【００３４】即ち（符号化のフィールド＝出力のフィー
ルド）の場合 選択手段の出力のメイン信号 ＝ 復号化手段の出力の
メイン信号 選択手段の出力のサブ信号 ＝ 復号化手段の出力の
サブ信号 （符号化のフィールド＝出力のフィールド）でない場合 選択手段の出力のメイン信号 ＝ 復号化手段の出力の
サブ信号 選択手段の出力のサブ信号 ＝ 復号化手段の出力の
メイン信号 よって、例えばスロー再生により、第２フィールドを再
生したデジタル画像データを第１フィールドとして出力
する場合、図２に示すように第２フィールドのメイン信
号は奇数ラインなので、選択手段２５により再生された
メイン信号を出力の第１フィールドのサブ信号にマッピ
ングすることにより、画像が縦方向に振動するいわゆる
Ｖダウンスを防ぐことができる。
ルド）の場合 選択手段の出力のメイン信号 ＝ 復号化手段の出力の
メイン信号 選択手段の出力のサブ信号 ＝ 復号化手段の出力の
サブ信号 （符号化のフィールド＝出力のフィールド）でない場合 選択手段の出力のメイン信号 ＝ 復号化手段の出力の
サブ信号 選択手段の出力のサブ信号 ＝ 復号化手段の出力の
メイン信号 よって、例えばスロー再生により、第２フィールドを再
生したデジタル画像データを第１フィールドとして出力
する場合、図２に示すように第２フィールドのメイン信
号は奇数ラインなので、選択手段２５により再生された
メイン信号を出力の第１フィールドのサブ信号にマッピ
ングすることにより、画像が縦方向に振動するいわゆる
Ｖダウンスを防ぐことができる。
【００３５】図４は本発明の第３の実施例における４：
２：２：４方式のデジタル画像データの処理装置の構成
を示すブロック図であり、第１，第２実施例と同一部分
は同一符号を付して詳細な説明を省略する。図４におい
て、４２２４変換手段３０はメイン信号とサブ信号の色
差信号を図５に示す垂直フィルタにより帯域制限して、
メイン信号のみにマッピングするものであり、そのメイ
ン信号及びサブ信号は第２実施例で説明した符号化手段
２１に入力される。一方色差信号補間手段３１は復号化
手段２４により復号化されたメイン側の色差信号を補間
してサブ側の色差信号を作成するものである。色差信号
選択手段３２は復号化手段の出力のメイン側の色差信号
と、色差信号補間手段３１により補間されたサブ側の色
差信号と、出力されるデジタル画像データのフィールド
と、フィールド検出手段２３で検出された復号するデジ
タル画像データのフィールドとを入力とし、出力される
デジタル画像データのフィールドと復号されたデジタル
画像データのフィールドが一致している場合にはそのま
ま、違っている場合にはメイン側の色差信号と補間され
たサブ側の色差信号とを入れ換えて出力するものであ
る。又Ｙ／Ｃ多重化手段３３は色差信号選択手段２２の
色差信号と復号化手段の出力の輝度信号を多重化するも
のである。
２：２：４方式のデジタル画像データの処理装置の構成
を示すブロック図であり、第１，第２実施例と同一部分
は同一符号を付して詳細な説明を省略する。図４におい
て、４２２４変換手段３０はメイン信号とサブ信号の色
差信号を図５に示す垂直フィルタにより帯域制限して、
メイン信号のみにマッピングするものであり、そのメイ
ン信号及びサブ信号は第２実施例で説明した符号化手段
２１に入力される。一方色差信号補間手段３１は復号化
手段２４により復号化されたメイン側の色差信号を補間
してサブ側の色差信号を作成するものである。色差信号
選択手段３２は復号化手段の出力のメイン側の色差信号
と、色差信号補間手段３１により補間されたサブ側の色
差信号と、出力されるデジタル画像データのフィールド
と、フィールド検出手段２３で検出された復号するデジ
タル画像データのフィールドとを入力とし、出力される
デジタル画像データのフィールドと復号されたデジタル
画像データのフィールドが一致している場合にはそのま
ま、違っている場合にはメイン側の色差信号と補間され
たサブ側の色差信号とを入れ換えて出力するものであ
る。又Ｙ／Ｃ多重化手段３３は色差信号選択手段２２の
色差信号と復号化手段の出力の輝度信号を多重化するも
のである。
【００３６】以上のように構成されたデジタル画像デー
タの処理装置の動作について説明する。入力端子１より
入力されたメイン信号のデジタル画像データと入力端子
２より入力されたサブ信号のデジタル画像データは、４
２２４変換手段３０に入力され、メイン信号の色差信
号、その前後ラインに位置するサブ信号の色差信号が
２：１：１の割合で多重化され、新たにメイン信号の色
差信号として、マッピングされる。又、サブ信号は色差
信号を除いた輝度信号のみの４：０：０のインターレー
ス信号として出力される。４２２４変換手段３０のメイ
ン信号とサブ信号は符号化手段２１に入力され、第２実
施例と同様に２系統のメイン及びサブのインターレース
されたデジタル画像データが高能率符号化により圧縮さ
れる。符号化手段２１により圧縮されたデジタル画像デ
ータと、入力されるメイン信号のフィールド情報はフィ
ールド情報伝送手段２２に入力され、入力のフィールド
情報が圧縮されたデジタル画像データに多重される。フ
ィールド情報が多重されたデジタル画像データは記録手
段５に入力され変調等の処理をされ、磁気テープ６に記
録される。
タの処理装置の動作について説明する。入力端子１より
入力されたメイン信号のデジタル画像データと入力端子
２より入力されたサブ信号のデジタル画像データは、４
２２４変換手段３０に入力され、メイン信号の色差信
号、その前後ラインに位置するサブ信号の色差信号が
２：１：１の割合で多重化され、新たにメイン信号の色
差信号として、マッピングされる。又、サブ信号は色差
信号を除いた輝度信号のみの４：０：０のインターレー
ス信号として出力される。４２２４変換手段３０のメイ
ン信号とサブ信号は符号化手段２１に入力され、第２実
施例と同様に２系統のメイン及びサブのインターレース
されたデジタル画像データが高能率符号化により圧縮さ
れる。符号化手段２１により圧縮されたデジタル画像デ
ータと、入力されるメイン信号のフィールド情報はフィ
ールド情報伝送手段２２に入力され、入力のフィールド
情報が圧縮されたデジタル画像データに多重される。フ
ィールド情報が多重されたデジタル画像データは記録手
段５に入力され変調等の処理をされ、磁気テープ６に記
録される。
【００３７】次に、本実施例の再生側の信号処理につい
て説明する。磁気テープ６より再生手段７によって再生
されたデジタル画像データは復号化手段２４に入力さ
れ、圧縮されているデジタル画像データが色差信号の帯
域制限された４：２：２のメイン信号と４：０：０のサ
ブ信号に復元される。又、再生手段７により再生された
デジタル画像データはフィールド検出手段２３に入力さ
れ、符号化されたフィールドが検出される。復号化手段
２４により復号化されたメイン信号の色差信号は色差信
号補間手段３１に入力され、色差補間処理される。
て説明する。磁気テープ６より再生手段７によって再生
されたデジタル画像データは復号化手段２４に入力さ
れ、圧縮されているデジタル画像データが色差信号の帯
域制限された４：２：２のメイン信号と４：０：０のサ
ブ信号に復元される。又、再生手段７により再生された
デジタル画像データはフィールド検出手段２３に入力さ
れ、符号化されたフィールドが検出される。復号化手段
２４により復号化されたメイン信号の色差信号は色差信
号補間手段３１に入力され、色差補間処理される。
【００３８】図５は色差信号補間手段３１の一例である
色差信号補間フィルタを示すブロック図である。本図に
示すように、このフィルタは４タップの１Ｈラインの遅
延線４１〜４３と乗算器と加算器により構成される。乗
算器４４，４５は夫々１ライン遅延線４１の入出力に−
３８，２９４を乗じる乗算器であり、乗算器４６，４７
は１ライン遅延線４３の入出力に夫々２９４，−３８の
係数を乗じる乗算器である。これらの４つの乗算器４４
〜４７の出力は加算器４８によって加算され、更に計数
器４９に与えられる。計数器４９は加算値を１／５１２
倍するものであって、その出力は色差補間処理されたサ
ブ信号側の色差信号として出力される。復号化手段２４
により復号化されたメイン側の色差信号と色差信号補間
手段３１の出力のサブ信号側の色差信号と、出力信号の
フィールド情報とフィールド検出手段２３で検出された
符号化のフィールド情報とは、色差信号選択手段３２に
入力され、以下の処理がなされる。
色差信号補間フィルタを示すブロック図である。本図に
示すように、このフィルタは４タップの１Ｈラインの遅
延線４１〜４３と乗算器と加算器により構成される。乗
算器４４，４５は夫々１ライン遅延線４１の入出力に−
３８，２９４を乗じる乗算器であり、乗算器４６，４７
は１ライン遅延線４３の入出力に夫々２９４，−３８の
係数を乗じる乗算器である。これらの４つの乗算器４４
〜４７の出力は加算器４８によって加算され、更に計数
器４９に与えられる。計数器４９は加算値を１／５１２
倍するものであって、その出力は色差補間処理されたサ
ブ信号側の色差信号として出力される。復号化手段２４
により復号化されたメイン側の色差信号と色差信号補間
手段３１の出力のサブ信号側の色差信号と、出力信号の
フィールド情報とフィールド検出手段２３で検出された
符号化のフィールド情報とは、色差信号選択手段３２に
入力され、以下の処理がなされる。
【００３９】即ち（符号化のフィールド＝出力のフィー
ルド）の場合 選択手段の出力のメイン信号 ＝ 復号化手段の出力の
メイン信号 選択手段の出力のサブ信号 ＝ 復号化手段の出力の
サブ信号 （符号化のフィールド＝出力のフィールド）でない場合 選択手段の出力のメイン信号 ＝ 復号化手段の出力の
サブ信号 選択手段の出力のサブ信号 ＝ 復号化手段の出力の
メイン信号 色差信号選択手段２２の出力のメイン及びサブ側の色差
信号と、復号化手段２４の出力のメイン及びサブ側の輝
度信号はＹ／Ｃ多重化手段３３により多重化され、４：
２：２：４：２：２のメイン信号とサブ信号として、出
力端子１０，１１より出力される。
ルド）の場合 選択手段の出力のメイン信号 ＝ 復号化手段の出力の
メイン信号 選択手段の出力のサブ信号 ＝ 復号化手段の出力の
サブ信号 （符号化のフィールド＝出力のフィールド）でない場合 選択手段の出力のメイン信号 ＝ 復号化手段の出力の
サブ信号 選択手段の出力のサブ信号 ＝ 復号化手段の出力の
メイン信号 色差信号選択手段２２の出力のメイン及びサブ側の色差
信号と、復号化手段２４の出力のメイン及びサブ側の輝
度信号はＹ／Ｃ多重化手段３３により多重化され、４：
２：２：４：２：２のメイン信号とサブ信号として、出
力端子１０，１１より出力される。
【００４０】尚、輝度信号に関しては本発明の第１の実
施例、第２の実施例どちらの方式を採用しても良い。
施例、第２の実施例どちらの方式を採用しても良い。
【００４１】又、色差補間処理で遅延が生じるが、その
遅延分は復号化手段２４、Ｙ／Ｃ多重化手段３３のどち
らで補正しても良いことはいうまでもない。
遅延分は復号化手段２４、Ｙ／Ｃ多重化手段３３のどち
らで補正しても良いことはいうまでもない。
【００４２】こうすれば、例えばスロー再生により、第
２フィールドを再生したデジタル画像データを第１フィ
ールドの出力とする場合、図２に示すように第２フィー
ルドのメイン信号に色差信号がマッピングされている。
第２フィールドのメイン信号は奇数ラインなので、色差
信号補間手段３１で偶数ラインの色差信号を作成し、そ
れらの色差信号を第１フィールドに出力する場合は、メ
イン側とサブ側の色差信号を色差信号選択手段により入
れ替えて出力することができ、Ｖダウンスを防ぐことが
できる。
２フィールドを再生したデジタル画像データを第１フィ
ールドの出力とする場合、図２に示すように第２フィー
ルドのメイン信号に色差信号がマッピングされている。
第２フィールドのメイン信号は奇数ラインなので、色差
信号補間手段３１で偶数ラインの色差信号を作成し、そ
れらの色差信号を第１フィールドに出力する場合は、メ
イン側とサブ側の色差信号を色差信号選択手段により入
れ替えて出力することができ、Ｖダウンスを防ぐことが
できる。
【００４３】
【発明の効果】以上本願の請求項１〜３の発明のデジタ
ル画像データの処理装置によれば、８：４：４方式のプ
ログレシブ信号を変換して作成された４：２：２：４：
２：２形式の２系統のインターレース信号を、前処理手
段によりメイン側とサブ側のデジタル画像データをまと
めて処理することにより、第１フィールドと第２フィー
ルドの符号化対象になるデジタル画像データの位置が同
一になる。そのため符号化されたデジタル画像データの
フィールドと出力されるデジタル画像データのフィール
ドが違っていても、同一の信号処理を用いることが可能
で、劣化のないＶダウンスしないデジタル画像データを
得ることができる。
ル画像データの処理装置によれば、８：４：４方式のプ
ログレシブ信号を変換して作成された４：２：２：４：
２：２形式の２系統のインターレース信号を、前処理手
段によりメイン側とサブ側のデジタル画像データをまと
めて処理することにより、第１フィールドと第２フィー
ルドの符号化対象になるデジタル画像データの位置が同
一になる。そのため符号化されたデジタル画像データの
フィールドと出力されるデジタル画像データのフィール
ドが違っていても、同一の信号処理を用いることが可能
で、劣化のないＶダウンスしないデジタル画像データを
得ることができる。
【００４４】又請求項４の発明によれば、８：４：４：
８：４：４方式のプログレシブ信号を変換して作成され
た４：２：２：４：２：２形式のメインとサブの２系統
のデジタル画像データを別々に符号化し、フィールド情
報伝送手段により、符号化されたデジタル画像データに
符号化時のフィールドを多重化するので、復号時に、多
重化されているフィールド情報を検出し、出力のフィー
ルドと復号されるデジタル画像データのフィールドが一
致していない場合はメインとサブを選択手段により入れ
替えて出力するので、劣化のないＶダウンスしないデジ
タル画像データを得ることができる。
８：４：４方式のプログレシブ信号を変換して作成され
た４：２：２：４：２：２形式のメインとサブの２系統
のデジタル画像データを別々に符号化し、フィールド情
報伝送手段により、符号化されたデジタル画像データに
符号化時のフィールドを多重化するので、復号時に、多
重化されているフィールド情報を検出し、出力のフィー
ルドと復号されるデジタル画像データのフィールドが一
致していない場合はメインとサブを選択手段により入れ
替えて出力するので、劣化のないＶダウンスしないデジ
タル画像データを得ることができる。
【００４５】更に請求項５の発明によれば、８：４：４
方式のプログレシブ信号を変換して作成された４：２：
２：４：２：２形式のメインとサブの２系統のデジタル
画像データの色差信号を垂直方向に帯域制限した４２２
４信号を符号化し、フィールド情報伝送手段により、符
号化されたデジタル画像データに符号化時のフィールド
を多重化するので、復号時に、多重化されているフィー
ルド情報を検出し、色差信号に関しては、復号化された
メイン側のデジタル画像データから補間フィルタにより
サブ側の色差信号を作成し、出力のフィールドと復号さ
れるデジタル画像データのフィールドが一致していない
場合は、復号された色差信号と補間された色差信号とを
色差信号選択手段により入れ替えて出力するので、４２
２４信号を符号化の対象とした場合もＶダウンスしない
デジタル画像データを得ることができる。
方式のプログレシブ信号を変換して作成された４：２：
２：４：２：２形式のメインとサブの２系統のデジタル
画像データの色差信号を垂直方向に帯域制限した４２２
４信号を符号化し、フィールド情報伝送手段により、符
号化されたデジタル画像データに符号化時のフィールド
を多重化するので、復号時に、多重化されているフィー
ルド情報を検出し、色差信号に関しては、復号化された
メイン側のデジタル画像データから補間フィルタにより
サブ側の色差信号を作成し、出力のフィールドと復号さ
れるデジタル画像データのフィールドが一致していない
場合は、復号された色差信号と補間された色差信号とを
色差信号選択手段により入れ替えて出力するので、４２
２４信号を符号化の対象とした場合もＶダウンスしない
デジタル画像データを得ることができる。
【図１】本発明の第１の実施例におけるデジタル画像デ
ータの処理装置のブロック図である。
ータの処理装置のブロック図である。
【図２】図１の前処理手段の入出力のデジタル画像デー
タの模式図である。
タの模式図である。
【図３】本発明の第２の実施例におけるデジタル画像デ
ータの処理装置のブロック図である。
ータの処理装置のブロック図である。
【図４】本発明の第３の実施例におけるデジタル画像デ
ータの処理装置のブロック図である。
ータの処理装置のブロック図である。
【図５】色差信号帯域制限フィルタのブロック図であ
る。
る。
【図６】色差信号補間フィルタのブロック図である。
【図７】メイン信号とサブ信号の構成図である。
１ メイン信号の入力端子 ２ サブ信号の入力端子 ３ 前処理手段 ４ 符号化手段 ８ 復号化手段 ９ 後処理手段 １０ メイン信号の出力端子 １１ サブ信号の出力端子 ２１ 符号化手段 ２２ フィールド情報伝送手段 ２３ フィールド検出手段 ２４ 復号化手段 ２５ 選択手段 ３０ ４２２４変換手段 ３１ 色差信号補間手段 ３２ 色差信号選択手段 ３３ Ｙ／Ｃ多重化手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 9/808 Ｈ０４Ｎ 9/80 Ｂ
Claims (5)
- 【請求項１】 順次走査されたデジタル画像データを変
換して生成されるメイン信号とサブ信号の２系統のイン
ターレースされたデジタル画像データを入力とし、 前記入力されたメイン信号とサブ信号の２系統のインタ
ーレースされたデジタル画像データの処理すべき最初の
デジタル画像データを単位フィールド毎にメイン信号、
サブ信号と切換え、メイン信号とサブ信号をまとめて１
系統のデジタル画像データとして出力する前処理手段
と、 前記前処理手段により出力されたデジタル画像データを
符号化する符号化手段と、を有するデジタル画像データ
処理装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のデジタル画像データ処理
装置により符号化されたデジタル画像データを復号する
復号化手段と、 前記復号化手段により復号化されたデジタル画像データ
を、出力のフィールド毎に、復号化されたデジタル画像
データにメイン信号、サブ信号と切換えて、メイン信号
とサブ信号の２系統のインターレースされた画像データ
として出力する後処理手段と、を有するデジタル画像デ
ータ処理装置。 - 【請求項３】 順次走査されたデジタル画像データを変
換して生成されるメイン信号とサブ信号の２系統のイン
ターレースされたデジタル画像データを入力とし、 前記入力されたメイン信号とサブ信号の２系統のインタ
ーレースされたデジタル画像データの処理すべき最初の
デジタル画像データを単位フィールド毎にメイン信号、
サブ信号と切換え、メイン信号とサブ信号をまとめて１
系統のデジタル画像データとして出力する前処理手段
と、 前記前処理手段により出力されたデジタル画像データを
符号化する符号化手段と、 前記符号化手段により符号化されたデジタル画像データ
を復号する復号化手段と、 前記復号化手段により復号化されたデジタル画像データ
を、出力のフィールド毎に、メイン信号、サブ信号と切
換えて、メイン信号とサブ信号の２系統のインターレー
スされた画像データとして出力する後処理手段と、を有
するデジタル画像データ処理装置。 - 【請求項４】 順次走査されたデジタル画像データを変
換して生成されるメイン信号とサブ信号の２系統のイン
ターレースされたデジタル画像データを入力とし、 前記入力されたメイン信号とサブ信号の２系統のインタ
ーレースされたデジタル画像データを符号化する符号化
手段と、 前記符号化手段により符号化されたデジタル画像データ
と入力された２系統のインターレース信号のフィールド
情報とを合わせてデジタル画像データとするフィールド
情報伝送手段と、 前記フィールド情報伝送手段の出力のデジタル画像デー
タを復号し、メイン信号とサブ信号を得る復号化手段
と、 前記フィールド情報伝送手段の出力のデジタル画像デー
タを入力し、復号するデジタル画像データのフィールド
情報を検出するフィールド検出手段と、 前記フィールド検出手段により検出されたフィールド
と、出力のフィールドが一致している場合には前記復号
化手段の出力のメイン信号とサブ信号をそのまま出力と
し、前記フィールド検出手段により検出されたフィール
ドと出力のフィールドが一致していない場合は、復号化
手段の出力のメイン信号とサブ信号を入れ替えて出力す
る選択手段と、を有するデジタル画像データ処理装置。 - 【請求項５】 順次走査されたデジタル画像データを変
換して生成されるメイン信号とサブ信号の２系統のイン
ターレースされたデジタル画像データを入力とし、 前記入力されたメイン信号とサブ信号の２本のインター
レースされたデジタル画像データの色差信号について
は、メイン色差信号とサブ色差信号で垂直間引きフィル
タの処理をし、メインのインターレースされたデジタル
画像データのみに、垂直フィルタの処理をされた色差信
号を挿入するデータ変換手段と、 前記データ変換手段の出力のデジタル画像データを符号
化する符号化手段と、 前記符号化手段により符号化されたデジタル画像データ
と入力された２系統のインターレース信号のフィールド
情報とを合わせてデジタル画像データとするフィールド
情報伝送手段と、 前記フィールド情報伝送手段の出力のデジタル画像デー
タを復号し、輝度信号と色信号で構成されるメイン信号
と輝度信号のみで構成されるサブ信号を得る復号化手段
と、 前記フィールド情報伝送手段の出力のデジタル画像デー
タを入力し、復号するデジタル画像データのフィールド
情報を検出するフィールド検出手段と、 前記復号化手段のメイン側のインターレース信号に復元
された色差信号のデジタル画像データに垂直補間フィル
タの処理をし、サブ側のインターレース信号の色差信号
を復元する色差信号補間手段と、 前記復号化手段の出力のメイン側の色差信号と、前記色
差信号補間手段により補間されたサブ側の色差信号と、
出力されるデジタル画像データのフィールドと、前記フ
ィールド検出手段で検出された復号するデジタル画像デ
ータのフィールドとを入力とし、出力されるデジタル画
像データのフィールドと復号されたデジタル画像データ
のフィールドが一致している場合にはそのまま出力と
し、違っている場合にはメイン側の色差信号と補間され
たサブ側の色差信号とを入れ換えて出力する色差信号選
択手段と、を有するデジタル画像データ処理装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3456495A JP3149331B2 (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | デジタル画像データ処理装置 |
| US08/594,276 US5867629A (en) | 1995-01-30 | 1996-01-30 | Digital image data processing apparatus and method |
| US09/116,944 US5991494A (en) | 1995-01-30 | 1998-07-17 | Digital image data processing apparatus and method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3456495A JP3149331B2 (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | デジタル画像データ処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08205088A true JPH08205088A (ja) | 1996-08-09 |
| JP3149331B2 JP3149331B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=12417819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3456495A Expired - Fee Related JP3149331B2 (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | デジタル画像データ処理装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5867629A (ja) |
| JP (1) | JP3149331B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6374039B1 (en) * | 1997-07-25 | 2002-04-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus |
| US6507673B1 (en) * | 1998-03-06 | 2003-01-14 | Divio, Inc. | Method and apparatus for video encoding decision |
| US6549678B1 (en) * | 1999-01-29 | 2003-04-15 | Eastman Kodak Company | Method for preserving spatial detail when applying a multidimensional tonal transform to a digital color image |
| US6992698B1 (en) | 1999-08-31 | 2006-01-31 | Micron Technology, Inc. | Integrated field emission array sensor, display, and transmitter, and apparatus including same |
| FR2823050A1 (fr) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Koninkl Philips Electronics Nv | Dispositif implementant conjointement un post-traitement et un decodage de donnees |
| US7427149B2 (en) * | 2003-01-22 | 2008-09-23 | Dae Up Sohn | Clip type light detachably coupled with cap |
| KR200312151Y1 (ko) * | 2003-01-22 | 2003-05-09 | 주식회사 나스켐 | 클립형 발광기 |
| TWI222831B (en) * | 2003-07-09 | 2004-10-21 | Mediatek Inc | Video playback system to generate both progressive and interlace video signals |
| KR101024191B1 (ko) * | 2008-01-24 | 2011-03-22 | 손대업 | 모자부착형 조명장치 |
| JP6125215B2 (ja) | 2012-09-21 | 2017-05-10 | 株式会社東芝 | 復号装置、及び符号化装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4862292A (en) * | 1987-08-26 | 1989-08-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Digital information signal recording apparatus |
| JP2696951B2 (ja) * | 1988-07-01 | 1998-01-14 | キヤノン株式会社 | 記録装置及び再生装置 |
| US5504532A (en) * | 1989-09-07 | 1996-04-02 | Advanced Television Test Center, Inc. | Bi-directional television format digital signal converter with improved luminance signal-to-noise ratio |
| KR970004688B1 (ko) * | 1990-04-28 | 1997-04-02 | 상요 덴기 가부시끼가이샤 | 고품위 양면 비디오 디스크 및 이의 제조방법 |
| DE69230268T2 (de) * | 1991-02-21 | 2000-04-13 | Nec Corp | Kodierungsgerät zur Kompression von bewegten Bilddaten |
| CN1126924A (zh) * | 1993-10-22 | 1996-07-17 | 日本胜利株式会社 | 视频信号的记录和重放 |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP3456495A patent/JP3149331B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-01-30 US US08/594,276 patent/US5867629A/en not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-07-17 US US09/116,944 patent/US5991494A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3149331B2 (ja) | 2001-03-26 |
| US5991494A (en) | 1999-11-23 |
| US5867629A (en) | 1999-02-02 |
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