JP2991663B2 - 4方弁 - Google Patents

4方弁

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JP2991663B2
JP2991663B2 JP8307985A JP30798596A JP2991663B2 JP 2991663 B2 JP2991663 B2 JP 2991663B2 JP 8307985 A JP8307985 A JP 8307985A JP 30798596 A JP30798596 A JP 30798596A JP 2991663 B2 JP2991663 B2 JP 2991663B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の弁の結合に
より構成した4方弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から価格の点から4つの作動流体を
扱うものにおいて、4方弁を使用することなく3方弁を
二つ用いることにより、それぞれのポートを配管して4
方弁の代用とすることが行われてきた。その一例として
は、図5に示すような吸着システム71に使用するもの
を挙げることができる。この吸着システム71では、ブ
ロワ52の吸気/排気が4方弁53によって切り替えら
れ、そのブロワ52によって吸着機51側のエアが吸引
されることにより、その先端にある吸着ハンド51a…
と品物などとの接触面では真空状態が形成されて、品物
が吸着機51に吸着される。一方、吸着を解く場合には
4方弁53によってブロワ52の吸気/排気を切り替え
ることにより、排気されたエアを吸着機51側へ送風す
ることで品物などが吸着から開放される。また、4方弁
53の一のポートに接続されたサイレンサ54は、この
吸着システム71に配管された流路を流れるエアの共鳴
音を消音するものである。
【0003】そこで、このような吸着システム71など
に使用されてきた従来の4方弁53は、具体的には図6
に示すよに3方弁61,62が配管されて構成されたも
のである。ここで、3方弁は、通常一般に使用されてい
る汎用的な電磁3方弁であるため、その具体的な構成は
省略する。この3方弁61,62を用いた4方弁53の
配管は、先ず第一3方弁61のノーマルクローズポート
61bと第二3方弁62のノーマルクローズポート62
bとをT字型継ぎ手のチーズ63を介して接続する。一
方、第一3方弁61のコモンポート61cと第二3方弁
62のコモンポート62cとを90度の角度をもった継
ぎ手のエルボを介して配管し、その中間にはT字型継ぎ
手のチーズ64が接続されている。従って、この4方弁
53は、第一3方弁61と第二3方弁62のノーマルオ
ープンポート61a,62aとチーズ63,64の一の
開口によって、4つの作動流体の通路の開口を構成して
いる。
【0004】そこで、この4方弁53が上記例示におけ
る吸着システム71に使用される場合には、3方弁61
のノーマルオープンポート61aがブロワ52の吸気側
のパイプ55に接続され、3方弁62のノーマルオープ
ンポート62aがブロワ52の排気側のパイプ56に接
続されている。また、T字型継ぎ手のチーズ63には吸
着機51に接続されたパイプ57が接続され、同じくT
字型継ぎ手のチーズ64にはサイレンサ54が接続され
ている。そのため、吸着システム71は、常にブロワ5
2が動作している状態にあるが、通常時には、3方弁6
1が非通電の状態にあることによってブロワ52の吸気
側とサイレンサ54が連通し、3方弁62が通電され作
動した状態にあり、ブロワ52の排気側と吸着機51が
連通しているため、吸着機51によって吸着が行われる
ことはない。そこで、吸着時には3方弁61を通電し、
3方弁62を非通電にすることにより弁の開閉を切り替
えることで、3方弁61によってブロワ52の吸気側と
吸着機51とが連通し、3方弁62によってブロワ52
の排気側とサイレンサとが連通する。従って、そのブロ
ワ52の吸込圧力によって吸着機51側のエアが吸引さ
れ、その先端にある吸着ハンド51a…と品物などとの
接触面で真空状態が形成されて、品物が吸着機51に吸
着されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな二つの3方弁61,62を利用した従来の4方弁で
は、3方弁61,62を配管して構成した分過大な設置
スペースを必要とするものとなってしまう欠点を有する
ものであった。そのため、4方弁を配設するための広い
設置スペースを確保する必要があり、他の構成装置が制
限を受けることとなった。また、チーズ63,64及び
エルボ65,66,67,68,69,70の継ぎ手を
使った配管では、前記設置スペースの拡大のみならずそ
の配管作業に労力を要し、その手間もかかるものであっ
て作業性の悪いものであった。更には、このような複数
のチーズ63,64及びエルボ65,66,67,6
8,69,70の継ぎ手を使用した配管では、接続箇所
の多さから漏れが生じる可能性も高く、部品点数が多い
ことから破損の生じやすい個所も多く、この4方弁53
を使用した吸着システム71などの装置の性能低下を招
き易いものであった。
【0006】そこで、本発明は、かかる不都合を解消す
べく、二つの弁の組み合わせからなる簡易な構成のコン
パクトな一の4方弁を提供することを目的する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の4方弁は、一対の弁が接合して構成されたもので
あって、前記弁が、一つのコモンポートと、前記コモン
ポートを通過する二方向に分岐する流路の切り替えを行
う弁体と、前記コモンポートに連通する一の流路に形成
された一つの第1ポートと、前記コモンポートに連通す
る他の流路に形成された二つの第2ポート及び第3ポー
トとを有し、一対の前記弁を第1ポートと第2ポートど
うしが連通するよう接合されたものであることを特徴と
する。
【0008】また、本発明の4方弁は、流体の流路切り
替えを行う弁部と弁部の開閉動作を制御する駆動部とか
らなるものであって、前記駆動手段の駆動方向に弁本体
が3分割されて駆動手段から順に画設された第1室、第
2室及び第3室と、前記第1室と第2室を仕切る仕切壁
に穿設された弁孔に形成された第1弁座及び前記第2室
と第3室を仕切る仕切壁に穿設された弁孔に形成された
第2弁座と、前記第1弁座及び第2弁座の弁孔を貫通す
る前記駆動手段に連設され1本の弁棒と、前記第1弁座
と第2弁座に対して交互に当接・離間が行われるよう前
記弁棒に固設された第1弁体及び第2弁体と、前記第2
室に連通する前記弁本体に穿設されたコモンポートと、
前記第1室に連通する前記弁本体に穿設された第1のポ
ートと、前記第3室に連通する前記弁本体に穿設された
第2のポート及び第3のポートとを備えた弁の組み合わ
せであって、前記第1のポートと前記第2のポートどう
しが連通するよう一対の前記弁が接合されたものである
ことを特徴とする。更に、本発明の4方弁は、前記コモ
ンポートと前記第3ポートとが同方向に開設されたもの
であることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる4方弁の一
実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明す
る。図1、図2は、本実施の形態の4方弁を示した断面
図であり、図1は第1動作状態を示し、図2は第2動作
状態を示した図である。本実施の形態の4方弁1は、シ
リンダバルブからなる3方弁を利用して構成されたもの
である。その3方弁は、ともに同じ構成をなす第一の弁
11と第二の弁31である。そこで、その構成について
は第一の弁11に基づいて以下に説明し、第二の弁31
の対応する構成についてはカッコ内に記す。
【0010】第一の弁11(31)は、シリンダ部12
(32)と弁部13(33)とから構成され、それらが
一体に固設されている。そこで、先ずシリンダ部12
(32)は、円筒形状のシリンダ14(34)内にピス
トン15(35)が摺動可能に嵌装され、その中心には
ロッド16(36)が固定されている。そのロッド16
(36)は、弁部13(33)との間でシリンダ14
(34)を密閉するアダプタ17(37)を貫いて設け
られている。また、シリンダ14(34)の側壁には、
ピストン15(35)によって上下に区切られたシリン
ダ14(34)内の第1圧力室18(38)と第2圧力
室19(39)に連通するエアポート14a(34
a),14b(34b)が形成されている。
【0011】次に、弁部13(33)は、弁本体21
(41)が3分割され、それぞれを区切った壁には隣り
合う室に連通する弁孔22(42),23(43)が穿
設され、弁座24(44),25(45)が形成されて
いる。弁座24(44)は、シリンダ部12(32)側
の第1室21A(41A)に形成され、弁座25(4
5)は第3室21C(41C)に形成されている。この
弁本体21(41)は、アルミ鋳物で形成されたもので
ある。また、シリンダ14(34)のピストン15(3
5)に固設されたロッド16(36)には同軸上に弁棒
26(46)が延設され、その弁棒26(46)が弁孔
22(42),23(43)を貫通している。そして、
その弁棒26(46)には、弁座24(44)に対し当
接・離間する第1室21A(41A)内に設けられた弁
体27(47)と、弁座25(45)に対して当接・離
間する第3室21C(41C)内に設けられた弁体28
(48)とが一体に固定されている。
【0012】また、弁部13(33)の上面には、配管
される他の装置との間で作動流体の吸排気が行われるポ
ートが形成されている。ここで、図3は、第一の弁11
を示した図2のA―A断面図である。なお、第二の弁3
1は図示していないが、やはり同様にポートが形成され
ている。図3に示すよに、弁本体21(41)の上面に
は円筒形の突出したAポート29(第二の弁31では便
宜上「Cポート49」と記す)、Bポート30(第二の
弁31では便宜上「Dポート50」と記す)が形成され
ている(図4参照)。このAポート29(Cポート4
9)は、弁本体21(41)の中間に形成された第2室
21B(41B)に開設され、Bポート30(Dポート
50)は、第3室21C(41C)に開設されている。
【0013】更に、弁本体21(41)には、図3に示
すように局部的に形成された厚肉部に貫通孔21a…
(41a…)及び雌ねじが切られた固定孔21b(41
b)が穿設されている。そして、図4に示すように弁本
体21(41)の一方の貫通孔21a…(41a…)を
通して他方の固定孔21b(41b)に螺合させたボル
ト2…によって逆向きに一体固定されている(図4参
照)。そして、このように一体化された第一の弁11と
第二の弁31は、第一の弁11の第1室21Aと第二の
弁31の第3室41Cとが、また第一の弁11の第3室
21Cと第二の弁31の第1室41Aとが、弁本体2
1,41に穿設された連通孔3,4を介して連通されて
いる。
【0014】次に、この4方弁1を組み立てるに当たっ
て行った第一の弁11及び第二の弁31の設計上の特徴
について説明する。この第一の弁11及び第二の弁31
は、ともに同型の3方弁を一体化することの発想から考
案されたものであり、その特徴は弁自体の配管を削除し
た点にある。しかし、その際、単に両者の弁を結合すれ
ば良いというものではなく、例えば前記従来例で示した
吸着システム71に適合した流路を構成し、各構成装置
との配管のためのポートを確保する必要がある。そのた
め、本実施の形態の4方弁1では、第一の弁11及び第
二の弁31に3方弁を利用した前述した構成とした。
【0015】即ち、第1室21A(41A)に穿設され
た第1のポート3a(4a)と第3室21C(41C)
に穿設された第2のポート4b(3b)を接合すること
によって、一方の3方弁を構成するノーマルオープンポ
ートと他方の3方弁を構成するノーマルクローズポート
どうしを互いに連通し、コモンポートであるAポート2
9,Cポート49どうしの連通を断った構成とした。更
に、このような3方弁を接合した4方弁では外部装置と
の配管のためのポートが不足するため、第2のポート4
b(3b)が穿設された第3室21C(41C)に外部
装置との配管のための第3のポートとなるBポート30
(Dポート50)を設けた。
【0016】次に、このよな構成からなる本実施の形態
の4方弁は、例えば前記従来例(図5参照)で示した吸
着システム71などに使用される。従って、以下にその
使用例として吸着システム71に用いる場合について説
明する。本実施の形態の4方弁1は、第一の弁11にお
いて、Aポート29がブロワ52の吸気側に配管され、
Bポート30が吸着機51に配管される。そして、第二
の弁31において、Cポート49がブロワ52の排気側
に配管され、Dポート50がサイレンサ54に配管され
る。そこで、先ず吸着機51が非吸引時の場合には、4
方弁1が図1に示す第1動作状態となっている。即ち、
シリンダ部12,32では、エアポート14b,34b
からシリンダ14,34の第2圧力室19,39内に不
図示のエアポンプからエアが送られる。そのため、その
エア圧力によってピストン15,35がシリンダ14,
34中央部側へ摺動し、弁部13(33)では、ピスト
ン15,35に連動する弁体28,48が弁座25,4
5に当接する一方、弁体27,47は弁座24,44か
ら離間することとなる。
【0017】このとき、ブロワ52の吸引側に配管され
たAポート29は、第一の弁11の第2室21Bが開弁
された弁孔22を介して第1室21Aに連通し、更に連
通孔3を介して第二の弁31の第3室41Cを介してD
ポート50に連通されている。そのため、第1動作状態
の場合には、Dポート50に配管されたサイレンサ54
側からブロワ52によるエアの吸引が行われることとな
る。一方、ブロワ52の排気側に配管されたCポート4
9は、第二の弁31の第2室41Bが開弁された弁孔4
2を介して第1室41Aに連通し、更に連通孔4を介し
て第一の弁11の第3室21Cを介してBポート30に
連通されている。そのため、ブロワ52から排出される
エアはBポート30に配管された吸着機51側へ送られ
ることとなる。従って、吸着機51(Bポート30)
は、ブロワ52の吸引側(Aポート29)とを連通する
弁孔23が当接された弁体28によって遮断されている
ため、吸引動作が行われない状態にある。
【0018】次に、吸着機51が吸引時の場合には、4
方弁1が図2に示す第2動作状態となる。即ち、シリン
ダ部12,32では、エアポート14a,34aからシ
リンダ14,34の第1圧力室18,38内に不図示の
エアポンプからエアが供給される。そのため、ピストン
15,35が、エア圧力によって図2に示すように弁部
13,33側へ摺動し、弁部13,33では、ピストン
15,35に連動する弁体27,47が弁座24,44
に当接する一方、弁体28,48は弁座25,45から
離間することとなる。
【0019】このとき、ブロワ52の吸引側に配管され
たAポート29は、第一の弁11の第2室21Bが開弁
された弁孔23を介して第3室21Cに設けられたBポ
ート30に連通される。そのため、第2動作状態の場合
には、Bポート30に配管された吸着機51側からブロ
ワ52によるエアの吸引が行われることとなる。一方、
ブロワ52の排気側に配管されたCポート49は、第二
の弁31の第2室41Bが開弁された弁孔43を介して
第3室41Cに設けられたDポート50に連通される。
そのため、ブロワ52から排出されるエアはDポート5
0に配管されたサイレンサ側へ送られることとなる。従
って、ブロワ52の吸引側(Aポート29)と連通され
た吸着機51(Bポート30)は、そのブロワ52の吸
引動作による吸込圧力によって吸着が実行される。即
ち、吸着機51側のエアが吸引され、その先端にある吸
着ハンドと品物などとの接触面で真空状態が形成され
て、品物が吸着機51に吸着される。
【0020】よって、このような構成をなす4方弁1
は、前記従来例のものと同様な操作を実現することがで
きるとともに、使用する2個の第一の弁11及び第二の
弁31どうしを配管する必要がないため、その設置スペ
ースを格段に小さくすることが可能となった。また、4
方弁1の配管の必要がなくなったことで、吸着システム
71の配管作業が単純化され、時間及びコストの面で効
果を上げることができた。また、外部装置との配管を行
うポートA〜Dポート29,30,49,50を4方弁
1本体上面に設けたので、配管作業が容易になった。
【0021】なお、本発明は、前記実施の形態のものに
限定されるわけではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で
様々な変更が可能である。例えば、前記実施の形態で
は、シリンダバルブからなる4方弁を示したが、電磁弁
によって構成したものであってもよい。また、シリンダ
バルブには、そのピストンを駆動させる動作流体として
エア圧を利用したが油圧などを利用するようにしてもよ
い。例えば、前記実施の形態では、コモンポートである
Aポート29(Cポート49)と連通する各ポートとの
流路の切り替えを2つの弁体を設けて行う構成とした
が、スプール弁を利用するものとしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は、一つのコモンポートと、コモ
ンポートを通過する二方向に分岐する流路の切り替えを
行う弁体と、コモンポートに連通する一の流路に形成さ
れた一つの第1ポートと、コモンポートに連通する他の
流路に形成された二つの第2ポート及び第3ポートとを
有する一対の弁を第1ポートと第2ポートどうしが連通
するよう接合された構成したことにより、二つの弁の組
み合わせからなる簡易な構成のコンパクトな一の4方弁
を提供することが可能となった。
【0023】また、本発明は、流体の流路切り替えを行
う弁部と弁部の開閉動作を制御する駆動部とからなるも
のであって、駆動手段の駆動方向に弁本体が3分割され
て駆動手段から順に画設された第1室、第2室及び第3
室と、その第1室と第2室を仕切る仕切壁に穿設された
弁孔に形成された第1弁座及び第2室と第3室を仕切る
仕切壁に穿設された弁孔に形成された第2弁座と、その
第1弁座及び第2弁座の弁孔を貫通する前記駆動手段に
連設され1本の弁棒と、第1弁座と第2弁座に対して交
互に当接・離間が行われるよう弁棒に固設された第1弁
体及び第2弁体と、前記第2室に連通する前記弁本体に
穿設されたコモンポートと、第1室に連通する前記弁本
体に穿設された第1のポートと、第3室に連通する前記
弁本体に穿設された第2のポート及び第3のポートとを
備えた弁の組み合わせであって、第1のポートと第2の
ポートどうしが連通するよう一対の弁が接合された構成
としたので、二つの弁の組み合わせからなる簡易な構成
のコンパクトな一の4方弁を提供することが可能となっ
た。また、本発明は、コモンポートと第3ポートとが同
方向に開設されたものとしたことによって、配管の取り
付け方向が一方向の取り扱いが容易な4方弁を提供する
ことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる4方弁の一実施の形態示した第
1状態の断面図である。
【図2】本発明にかかる4方弁の一実施の形態示した第
2状態の断面図である。
【図3】第一の弁11を示した図2のA―A断面図であ
る。
【図4】本発明にかかる4方弁の一実施の形態示した平
面図である。
【図5】4方弁を使用した吸着システムを示した概念図
である。
【図6】3方弁の組み合わせからなる従来の4方弁を示
した平面図である。
【符号の説明】
1 4方弁 3a,4a 第1のポート 3b,4b 第2のポート 11 第一の弁 31 第二の弁 12,32 シリンダ部 13,33 弁部 14,34 シリンダ 15,35 ピストン 21,41 弁本体 22,42,23,43 弁孔 24,44,25,45 弁座 26,46 弁棒 21A,41A 第1室 21B,41B 第2室 21C,41C 第3室 27,28,47,48 弁体 29 Aポート 30 Bポート 49 Cポート 50 Dポート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の弁が接合して構成されたものであ
    って、 前記弁が、一つのコモンポートと、前記コモンポートを
    通過する二方向に分岐する流路の切り替えを行う弁体
    と、前記コモンポートに連通する一の流路に形成された
    一つの第1ポートと、前記コモンポートに連通する他の
    流路に形成された二つの第2ポート及び第3ポートとを
    有し、 一対の前記弁を第1ポートと第2ポートどうしが連通す
    るよう接合されたものであることを特徴とする4方弁。
  2. 【請求項2】 流体の流路切り替えを行う弁部と弁部の
    開閉動作を制御する駆動部とからなる4方弁において、 前記駆動手段の駆動方向に弁本体が3分割されて駆動手
    段から順に画設された第1室、第2室及び第3室と、 前記第1室と第2室を仕切る仕切壁に穿設された弁孔に
    形成された第1弁座及び前記第2室と第3室を仕切る仕
    切壁に穿設された弁孔に形成された第2弁座と、 前記第1弁座及び第2弁座の弁孔を貫通する前記駆動手
    段に連設され1本の弁棒と、 前記第1弁座と第2弁座に対して交互に当接・離間が行
    われるよう前記弁棒に固設された第1弁体及び第2弁体
    と、 前記第2室に連通する前記弁本体に穿設されたコモンポ
    ートと、 前記第1室に連通する前記弁本体に穿設された第1のポ
    ートと、 前記第3室に連通する前記弁本体に穿設された第2のポ
    ート及び第3のポートとを備えた弁の組み合わせであっ
    て、 前記第1のポートと前記第2のポートどうしが連通する
    よう一対の前記弁が接合されたものであることを特徴と
    する4方弁。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の4方弁に
    おいて、 前記コモンポートと前記第3ポートとが同方向に開設さ
    れたことを特徴とする4方弁。
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