JPH09111U - 半導体装置用空気作動式ブロックバルブ - Google Patents

半導体装置用空気作動式ブロックバルブ

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JPH09111U
JPH09111U JP005610U JP561095U JPH09111U JP H09111 U JPH09111 U JP H09111U JP 005610 U JP005610 U JP 005610U JP 561095 U JP561095 U JP 561095U JP H09111 U JPH09111 U JP H09111U
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air
air valve
supply passage
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、接続箇所を大幅に減らすことによ
りガス漏れの発生を防ぎ、継手に発生するガス溜まりを
なくしてガスの切り替えを瞬時に行え、配管作業が容易
で半導体装置への組み込みも容易な半導体装置用複合エ
アバルブを提供することを目的とする。 【構成】この考案に於いては、多面ブロックで形成され
たバルブボデイ内にガスを半導体側に放出するガス供給
通路を配設し、該バルブボデイにガスの導入と排気を行
うエアバルブをV字状に配設した一組のエア駆動部を、
前記ガス供給通路に沿って複数組配設し、前記V字状に
配設したエアバルブの一方は、前記ガス供給通路に接続
し、前記エアバルブにはガス導入部またはガスを半導体
側に送らずに排気するガス排気部を接続し、前記エア駆
動部からのエア圧力により選択的にガスの流れ方向及び
種類を制御している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、半導体製造装置に於いて、半導体の被膜形成に必要なガスを半導 体側に放出したり、半導体側に放出せずに排気する空気作動式ブロックバルブに 係り、詳記すれば、ガス溜まりを少なくし、ガスの切り替えを瞬時に行うことが できるようにした空気作動式ブロックバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスの製造に際しては、可燃性及び超毒性ガス流体(以下、ガスと 略称する)が被膜形成用材料として複数種使用されているが、このガスの半導体 側への導入または排気には、従来図3のバルブ系統図で示すように、単品のエア バルブ1,1‥‥、2,2‥‥を、ガスの通路となる複数のパイプ3,3‥‥、 と複数の継手4,4‥‥により組み込み配管し、ガス導入口5,5を連結した構 成のものが使用され、エアバルブ1,1‥‥、2,2‥‥によりガス通路を選択 的に制御しながら行っている。
【0003】 しかしながら、従来のような構成のものでは、継手4,4‥‥の使用箇所が多 くなり、その分だけ接続箇所が増えるので、ガスを半導体側に繰り返し導入して いると、接続箇所からガス漏れの生じることがあり、1箇所のリ−ク量は少なく ても継手を多数使用しているので、そのト−タル量は無視し得ない量となったり 、また、接続箇所を通して外部から継手4,4‥‥部内に空気や水蒸気などが混 入しガスの純度が低下してくる等の問題があり、これらが得られる半導体製品の 特性に悪影響を与える欠点があった。そればかりか、コンパクトな配管ができず 、そのため、ガスの切り替えが瞬時に行えずにガスの選択性が低下する不都合も 生じている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、このような点に着目してなされたものであり、接続箇所を大幅に 減らすことによりガス漏れの発生を防ぎ、継手に発生するガス溜まりをなくして ガスの切り替えを瞬時に行え、配管作業が容易で半導体装置への組み込みも容易 な半導体装置用複合エアバルブを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的に沿う本考案の構成は、多面ブロックで形成されたバルブボデイ内に ガスを半導体側に放出するガス供給通路を配設し、該バルブボデイにガスの導入 と排気を行うエアバルブをV字状に配設した一組のエア駆動部を、前記ガス供給 通路に沿って複数組配設し、前記V字状に配設したエアバルブの一方は、前記ガ ス供給通路に接続し、前記エアバルブにはガス導入部またはガスを半導体側に送 らずに排気するガス排気部を接続し、前記エア駆動部からのエア圧力により選択 的にガスの流れ方向及び種類を制御することを特徴とする。
【0006】 本考案に使用するエアバルブとしては、一般にエア駆動式自動バルブと呼ばれ ているものが好適に使用される。このエアバルブは、2個のエアバルブによって V字状に配設されるが、少なくとも一方はガス供給通路にガスを導入するガス導 入用とする必要がある。 ガス導入部及びガス排気部は、それぞれガス導入用エアバルブ及びガス排気用 エアバルブに接続される。 多面ブロックの一面にバルブ固定面を形成し、該バルブ固定面に対し垂直方向 に、一組のエアバルブをV字状に配設すると、ガス導入部及びガス排気部は、バ ルブ固定面に対し、平行または垂直の方向に施すことが可能となるので、装置内 に於いて充分に整理された配管系統の組み立てが可能となる。V字の角度は、9 0°付近であるのが、ブロックバルブの構成上特に好ましい。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の望ましい実施例を図面を参照しながら説明する。 図1は、本考案の正面図、図2は、本考案の一分切欠側面図である。 バルブボデイ11は、多面状に形成された柱状のブロックから成っており、そ の中心部には長手方向にガス供給通路12が穿設されている。バルブボデイ11 は図2でみて断面が不等辺五角形状となっており、このバルブボデイ11の底面 11aは、バルブ固定面に形成されており、斜辺11bにはガス供給通路12に 向けてガス導入用エアバルブ13が配設され、また、バルブボデイ11の他方の 斜辺11cにはガス供給通路12に向けてガス排気用エアバルブ14が配設され ている。
【0008】 ガス導入用エアバルブ13とガス排気用エアバルブ14とは、通路15を介し てそれぞれ直交する関係で接続されている。また、ガス導入用エアバルブ13は 、通路16を介してガス供給通路12に連通されている。そして、ガス導入用エ アバルブ13とガス排気用エアバルブ14とで一組のエア駆動部を形成しており 、これらがガス供給通路12に沿って複数組並列して配設されている。 ガス導入用エアバルブ13側の室25には、バルブボデイ11に形成された通 路30を介してガス導入部31が接続されており、また、ガス排気用エアバルブ 14側の室25には通路32を介してガス排気部33が接続されている。
【0009】 ガス導入部31とガス排気部33は、バルブ固定面11aに対して平行に配設 されている。このガス導入部31とガス排気部33とで一組として、ガス導入用 エアバルブ13とガス排気用エアバルブ14のように、バルブボデイ11の長手 方向に複数組並列して配設されている。それぞれのガス導入部31には組ごとに 種類の異なるガスが圧送されるようになっている。 バルブボデイ11内に形成されたガス供給通路12の一端には、キャリアガス 導入部34が、また他端には排出部35がそれぞれ接続されており、キャリアガ ス導入部34からは常時キャリアガス例えば水素ガスが、ガス供給通路12を通 して排出部35側に送られるようになっている。
【0010】
【作用】
次に、上記のように構成された本考案の作用を説明する。 いまガスを、ガス導入部31からガス供給通路12内に流そうとする場合、ガ ス導入用エアバルブ13側にはエアの導入が制御され、ガス導入用エアバルブ1 3側のベロ−ズ24の作用により、デイスク27が引かれて、通路16が開放さ れる。この状態で、ガス導入部31側の通路30とガス供給通路12とが連通す る。一方、ガス排気用エアバルブ14側にはエアがエア導入部29を通して送ら れ、ピストン(図示せず)を押圧してスプリング(図示せず)の弾発力によりス テム(図示せず)がベロ−ズを伸張させながらガス供給通路12方向に移動し、 デイスク27が通路15を閉塞する。
【0011】 ガス排気部33側の通路32は、通路15との連通を遮断されるので、ガスは 、ガス導入部31からガス排気部33を通つてガス導入用エアバルブ13側の室 25から通路15までは入ってもそこで流路が閉ざされることとなる。この状態 で、ガス導入部31からガスを流せば、ガスはガス供給通路12を通つて排出部 35へと流れる。種類の異なるガスを並列した別のガス導入部31から流す場合 にも、それと対応する別のガス導入用エアバルブ13とガス排気用エアバルブ1 4は、上記と同様の動作をすることとなる。
【0012】 ガスのガス供給通路12への流れを遮断し、ガスをガス排気部33へ排気する には、エアをガス導入用エアバルブ13側にだけ流してガス導入用エアバルブ1 3側のステム18をガス供給通路12方向に移動させ、デイスク27により通路 16を閉塞させ、ガス排気用エアバルブ14側にはエアを制御してベロ−ズ24 の作用により、デイスク27を引いて通路15を開放すれば、通路30、通路1 5、通路32は、室25を介して連通し、ガスはガス導入部31からガス排気部 33へと流れることになる。
【0013】
【効果】
以上述べたごとく、本考案によれば、ガス供給通路をブロック化したバルブボ デイ内に配設したので、継手の使用を最小限に押えることができると共に、無駄 な配管を省略することができ、これにより、接続箇所を大幅に減少させることが できるほか、継手部に発生するガス溜まりがなくなり、配管の長さが極端に短縮 されるので、ガスの切り替えを瞬時に行うことができる。 また、エアバルブをバルブ固定面に対し、V字状に配置すれば、ガス導入部と ガス排気部とは、バルブ固定面に対し、平行または垂直方向に施すことが可能と なり、そのためガス導入部と排気部へ接続するパイプの寸法取りや加工が簡単と なるので、装置内に於いて充分に整理された配管系統の組み立てが可能となり、 しかもガス溜まりが非常に少なくなるので、ガスを瞬時に切り替えることができ る。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の半導体装置用ブロックバルブの正面図
である。
【図2】図1の一部切欠側面図である。
【図3】従来の複合エアバルブのバルブ系統図である。
【符号の説明】
11 バルブボデイ 11a バルブ固定面 12 ガス供給通路 13 ガス導入用エアバルブ 14 ガス排気用エアバルブ 15、16、30、32 通路 25 室 29 エア導入部 31 ガス導入部 33 ガス排気部

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多面ブロックで形成されたバルブボデイ内
    に、ガスを半導体側に放出するガス供給通路を配設し、
    該バルブボデイにガスの導入と排気を行うエアバルブを
    V字状に配設した一組のエア駆動部を、前記ガス供給通
    路に沿って複数組配設し、前記V字状に配設したエアバ
    ルブの一方は、前記ガス供給通路に接続し、前記エアバ
    ルブにはガス導入部またはガスを半導体側に送らずに排
    気するガス排気部を接続し、前記エア駆動部からのエア
    圧力により、選択的にガスの流れ方向及び種類を制御す
    ることを特徴とする半導体装置用空気作動式ブロックバ
    ルブ。
  2. 【請求項2】前記一組のエア駆動部を、ガス導入用エア
    バルブとガス排気用エアバルブとで構成し、該ガス導入
    用エアバルブには前記ガス導入部を、該ガス排気用エア
    バルブには、前記ガス排気部を接続してなる請求項1に
    記載のブロックバルブ。
  3. 【請求項3】前記多面ブロックの一面に、バルブ固定面
    を形成し、前記エアバルブを、該バルブ固定面に対し垂
    直方向にV字状に配設してなる請求項1に記載のブロッ
    クバルブ。
  4. 【請求項4】前記ガス導入部と前記ガス排気部とを、前
    記バルブ固定面に対し、平行または垂直方向に配設して
    なる請求項1に記載のブロックバルブ。
  5. 【請求項5】前記V字状の角度を略90°としてなる請
    求項3に記載のブロックバルブ。
  6. 【請求項6】前記ガス導入部と前記ガス導入用エアバル
    ブ及び前記ガス排気部と前記ガス排気用エアバルブとを
    鋭角に交わるように斜設してなる請求項1に記載のブロ
    ックバルブ。
  7. 【請求項7】前記ガス供給通路の一端には、キャリアガ
    ス導入部を、他端にはキャリアガス排出部を形成してな
    る請求項1に記載のブロックバルブ。
  8. 【請求項8】前記ガス導入用エアバルブのガス排出口
    は、通路を介して前記ガス供給通路に連結され、前記ガ
    ス排気用エアバルブのガス導入口は、通路を介して前記
    ガス導入用エアバルブの室に連結されてなる請求項2に
    記載のブロックバルブ。
  9. 【請求項9】前記エア駆動部は、組ごとに種類の異なる
    ガスを圧送し得るように構成してなる請求項1に記載の
    ブロックバルブ。
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