JPH09257152A - 空気制御型真空バルブとその制御方法 - Google Patents

空気制御型真空バルブとその制御方法

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JPH09257152A
JPH09257152A JP6347796A JP6347796A JPH09257152A JP H09257152 A JPH09257152 A JP H09257152A JP 6347796 A JP6347796 A JP 6347796A JP 6347796 A JP6347796 A JP 6347796A JP H09257152 A JPH09257152 A JP H09257152A
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大介 足立
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腐食性気体や液体等の流体、清浄度が要求さ
れる液体等の搬送に多く用いられる空気制御型真空バル
ブに関し、減圧された流体の配管系において長期間にわ
たり使用可能な樹脂製の空気制御型真空バルブの提供を
目的とする。 【解決手段】 上記課題は入力ポート11と出力ポート12
と制御ポート13と補助制御ポート41とを具えた樹脂から
なるバルブ本体4が、それぞれ入力ポート11と出力ポー
ト12に開口し弁座形成部16を介して連通する入力側通路
14および出力側通路15と、補助制御ポート41に開口し弁
体装着部20を介して出力側通路15に連通する制御通路42
と、一方の吸排気孔が制御ポート13に開口するエヤシリ
ンダ17とを有し、エヤシリンダ17のピストンロッド18の
移動に伴い弁座形成部16を開閉する弁体2または3が、
出力側通路15と制御通路42との間を遮断するように弁体
装着部20に固定された本発明の空気制御型真空バルブに
よって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は腐食性気体や液体等
の流体、清浄度が要求される液体等の搬送に多く用いら
れる空気制御型真空バルブに係り、特に大気圧より減圧
された流体の配管系において長期間にわたり使用可能な
樹脂製の空気制御型真空バルブに関する。
【0002】半導体産業においてウェーハの洗浄やその
他の処理工程で用いられる液体や気体等の流体は腐食性
を有するものが多く、それ等の流体の移送系や排気系を
構成する配管やバルブには一般に腐食や溶出の殆ど無い
樹脂製の部品が用いられる。
【0003】しかし、流体の移送系や排気系の構成は複
雑で中には加圧状態で使用されるものや減圧状態で使用
されるもの等があり、例えば大気圧の中で使用すること
を前提にした樹脂製のバルブを減圧状態で使用すると短
期間で破損する場合がある。
【0004】そこで、減圧された流体の配管系において
長期間にわたり使用可能な樹脂製の空気制御型真空バル
ブの開発が望まれている。
【0005】
【従来の技術】図4は従来の空気制御型バルブを示す側
断面図である。弁体としてダイヤフラムを内蔵してなる
従来の空気制御型バルブは図4(a) に示す如く樹脂から
なるバルブ本体1を有し、バルブ本体1はそれぞれ外部
の配管に接続するための入力ポート11と出力ポート12と
制御ポート13とを具えている。
【0006】また、バルブ本体1は内部にそれぞれ入力
ポート11と出力ポート12に開口する入力側通路14と出力
側通路15とを有し、入力側通路14と出力側通路15との境
界部分は入力側通路14の出口に設けられた中空の弁座形
成部16を介し連通している。
【0007】更に、空気圧により弁を開閉する手段とし
て一方の吸排気孔が制御ポート13に開口するエヤシリン
ダ17が組み込まれ、エヤシリンダ17は空気を導入すると
後退するピストンロッド18とピストンロッドを押し戻す
スプリング19を具えている。
【0008】弁座形成部16と対向する出力側通路15の面
は弁体装着部20を介してエヤシリンダ17との間に介在す
る空間21に連通し、前記ピストンロッド18の先端は仕切
壁を貫通して図示省略された孔を介し大気と連通する空
間21の内部に突出している。
【0009】弁体(ダイヤフラム)2は外周部が弁体装
着部20に固定されると同時に中央部がピストンロッド18
の先端に固定され、図示省略された孔を介して大気と連
通する空間21と出力側通路15との間はダイヤフラムによ
って完全に遮断されている。
【0010】通常、ダイヤフラムは中央部がピストンロ
ッド18を押し戻すスプリング19の作用によって弁座形成
部16に押し付けられ、入力側通路14と出力側通路15との
間が遮断されているため流体は入力ポート11から出力ポ
ート12に流れることはない。
【0011】スプリング19に抗しピストンロッド18を後
退させる圧力の空気を制御ポート13を介してエヤシリン
ダ17に供給すると、ダイヤフラムが弁座形成部16から持
ち上がるため流体は弁座形成部16を通って入力ポート11
から出力ポート12に流れる。
【0012】弁体としてベローズが内蔵された従来の空
気制御型バルブの場合も上記空気制御型バルブと同様に
図4(b) に示す如く、バルブ本体1は、それぞれ外部の
配管に接続するための入力ポート11と出力ポート12と制
御ポート13とを具えている。
【0013】また、バルブ本体1は内部にそれぞれ入力
ポート11と出力ポート12に開口する入力側通路14と出力
側通路15とを有し、入力側通路14と出力側通路15との境
界部分は入力側通路14の出口に設けられた中空の弁座形
成部16を介し連通している。
【0014】更に、空気圧により弁を開閉する手段とし
て一方の吸排気孔が制御ポート13に開口するエヤシリン
ダ17が組み込まれ、エヤシリンダ17は空気を導入すると
後退するピストンロッド18とピストンロッドを押し戻す
スプリング19を具えている。
【0015】弁座形成部16と対向する出力側通路15の面
は弁体装着部20を介してエヤシリンダ17との間に介在す
る空間21に連通し、前記ピストンロッド18の先端は仕切
壁を貫通して図示省略された孔を介し大気と連通する空
間21の内部に突出している。
【0016】弁体(ベローズ)3はフランジ31が弁体装
着部20に固定されると共に弁座に当接する面がピストン
ロッド18に固定され、図示省略された孔を介して大気と
連通している空間21と出力側通路15との間はベローズに
より完全に遮断されている。
【0017】通常、ベローズは中央部の端面がピストン
ロッド18を押し戻すスプリング19の作用により弁座形成
部16に押し付けられ、入力側通路14と出力側通路15との
間が遮断されているため流体は入力ポート11から出力ポ
ート12に流れることはない。
【0018】スプリング19に抗しピストンロッド18を後
退させる圧力の空気を制御ポート13を介してエヤシリン
ダ17に供給すると、ベローズの端面が弁座形成部16から
持ち上がるため流体は弁座形成部16を通り入力ポート11
から出力ポート12に流れる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く従来の空気
制御型バルブは大気圧とほぼ同等の流体を入力ポートか
ら出力ポートに流すことが前提であって、スプリングに
抗してピストンロッドを後退させる圧力の空気をエヤシ
リンダに供給するすることで弁体を開閉できる。
【0020】しかし、このような空気制御型バルブを大
気圧より減圧された流体の移送系や真空に近い状態の排
気系に用いた場合は、スプリングにより付与される力と
弁体を挟み隣接する二つの空間の圧力差により弁体が弁
座形成部に押し付けられる。
【0021】即ち、弁体が弁座形成部に当接していると
き図示省略された孔を介して大気と連通している空間の
圧力は大気圧と同等で、入力側通路の圧力は大気圧より
減圧された状態であり、その圧力差は弁体を弁座形成部
に押し付ける側に作用する。
【0022】このように弁体を挟み隣接する二つの空間
の圧力差が小さいことを前提として構成された従来の空
気制御型バルブを、二つの空間の圧力差が大きい用途に
供することにより弁体の疲労が増大され寿命の短縮が促
進されるという問題がある。
【0023】また、弁体を持ち上げる際に、二つの空間
の圧力差に起因し印加される力とスプリングにより付与
される力に抗してピストンロッドを後退させる必要があ
り、高圧化された空気が必要になり、時には開閉不能に
なる等の問題があった。
【0024】本発明の目的は減圧された流体の配管系に
おいて長期間にわたり使用可能な樹脂製の空気制御型真
空バルブを提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になる空気
制御型真空バルブを示す側断面図である。なお全図を通
し同じ対象物は同一記号で表している。
【0026】上記課題は外部配管接続用の入力ポート11
と出力ポート12と制御ポート13と補助制御ポート41とを
具えた樹脂からなるバルブ本体4が、それぞれ入力ポー
ト11と出力ポート12に開口し弁座形成部16を介して互い
に連通する入力側通路14および出力側通路15と、補助制
御ポート41に開口し弁体装着部20を介して出力側通路15
に連通する制御通路42と、一方の吸排気孔が制御ポート
13に開口するエヤシリンダ17とを有し、エヤシリンダ17
のピストンロッド18に装着されピストンロッド18の移動
に伴って弁座形成部16を開閉する弁体2または3が、出
力側通路15と制御通路42との間を遮断するように弁体装
着部20に固定されてなる本発明の空気制御型真空バルブ
によって達成される。
【0027】このように補助制御ポートに開口し弁体装
着部を介して出力側通路に連通する制御通路を設け、制
御通路の圧力を大気圧より減圧することによって、例え
ば、大気圧より減圧された流体の移送系や真空に近い状
態の排気系に用いた場合も、弁体を挟み隣接する二つの
空間の圧力差が小さくなり、弁体を弁座形成部に押し付
ける圧力差に起因する力が大幅に減少し弁体が長寿命化
される。しかも、弁体の開閉にも特に高気圧化された空
気を必要とせず開閉不能になることもない。
【0028】即ち、減圧された流体の配管系において長
期間にわたり使用可能な樹脂製の空気制御型真空バルブ
を実現することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下添付図により本発明の実施例
について説明する。なお、図2は空気制御型真空バルブ
の配管方法を示す模式図、図3は本発明の空気制御型真
空バルブの変形例を示す側断面図である。
【0030】弁体にダイヤフラムを用いた本発明の空気
制御型真空バルブは図1(a) に示す如く樹脂からなるバ
ルブ本体4を有し、バルブ本体4は外部配管に接続され
る入力ポート11と出力ポート12と制御ポート13と補助制
御ポート41とを具えている。
【0031】また、バルブ本体4は内部にそれぞれ入力
ポート11と出力ポート12に開口する入力側通路14と出力
側通路15とを有し、入力側通路14と出力側通路15との境
界部分は入力側通路14の出口に設けられた中空の弁座形
成部16を介し連通している。
【0032】更に、空気圧により弁を開閉する手段とし
て一方の吸排気孔が制御ポート13に開口するエヤシリン
ダ17が組み込まれ、エヤシリンダ17は空気を導入すると
後退するピストンロッド18とピストンロッドを押し戻す
スプリング19を具えている。
【0033】弁座形成部16と対向する出力側通路15の面
は弁体装着部20を介しエヤシリンダ17との間に介在する
制御通路42に連通し、前記ピストンロッド18の先端は仕
切壁を貫通し、補助制御ポート41に連通している制御通
路42の内部に突出している。
【0034】弁体(ダイヤフラム)2は外周部が弁体装
着部20に固定されると同時に中央部がピストンロッド18
の先端に固定され、制御通路42と出力側通路15との間は
外周部が弁体装着部20に固定されてなるダイヤフラムに
より完全に遮断されている。
【0035】上記の空気制御型真空バルブを真空に近い
状態の排気系に用いる場合は補助制御ポート41に真空系
の配管に接続され、制御通路42の内部を減圧することで
弁体2を挟む二つの空間、即ち入力側通路14と制御通路
42の圧力差をほぼ0にする。
【0036】通常、ダイヤフラムは中央部がピストンロ
ッド18を押し戻すスプリング19の作用によって弁座形成
部16に押し付けられ、入力側通路14と出力側通路15との
間が遮断されているため流体は入力ポート11から出力ポ
ート12に流れることはない。
【0037】スプリング19に抗しピストンロッド18を後
退させる圧力の空気を制御ポート13を介してエヤシリン
ダ17に供給すると、ダイヤフラムが弁座形成部16から持
ち上がるため流体は弁座形成部16を通って入力ポート11
から出力ポート12に流れる。
【0038】弁体としてベローズを用いた本発明の空気
制御型真空バルブは図1(b) に示す如く樹脂からなるバ
ルブ本体4を有し、バルブ本体4は外部配管に接続され
る入力ポート11と出力ポート12と制御ポート13と補助制
御ポート41とを具えている。
【0039】また、バルブ本体4は内部にそれぞれ入力
ポート11と出力ポート12に開口する入力側通路14と出力
側通路15とを有し、入力側通路14と出力側通路15との境
界部分は入力側通路14の出口に設けられた中空の弁座形
成部16を介し連通している。
【0040】更に、空気圧により弁を開閉する手段とし
て一方の吸排気孔が制御ポート13に開口するエヤシリン
ダ17が組み込まれ、エヤシリンダ17は空気を導入すると
後退するピストンロッド18とピストンロッドを押し戻す
スプリング19を具えている。
【0041】弁座形成部16と対向する出力側通路15の面
は弁体装着部20を介しエヤシリンダ17との間に介在する
制御通路42に連通し、前記ピストンロッド18の先端は仕
切壁を貫通し、補助制御ポート41に連通している制御通
路42の内部に突出している。
【0042】弁体(ベローズ)3はフランジ31が弁体装
着部20に固定されると共に弁座に当接する面がピストン
ロッド18に固定され、制御通路42と出力側通路15との間
はフランジ31が弁体装着部20に固定されたベローズによ
って完全に遮断されている。
【0043】上記の空気制御型真空バルブを真空に近い
状態の排気系に用いる場合は補助制御ポート41に真空系
の配管に接続され、制御通路42の内部を減圧することで
弁体2を挟む二つの空間、即ち入力側通路14と制御通路
42の圧力差をほぼ0にする。
【0044】通常、ベローズは中央部の端面がピストン
ロッド18を押し戻すスプリング19の作用により弁座形成
部16に押し付けられ、入力側通路14と出力側通路15との
間が遮断されているため流体は入力ポート11から出力ポ
ート12に流れることはない。
【0045】スプリング19に抗しピストンロッド18を後
退させる圧力の空気を制御ポート13を介してエヤシリン
ダ17に供給すると、ベローズの端面が弁座形成部16から
持ち上がるため流体は弁座形成部16を通り入力ポート11
から出力ポート12に流れる。
【0046】以下、上記空気制御型真空バルブを大気圧
より減圧された流体の移送に用いる際の制御方法を第2
図により説明する。空気制御型真空バルブの入力ポート
11と出力ポート12は図示の如く減圧された流体を移送す
る配管51に接続されている。
【0047】また、空気制御型真空バルブの補助制御ポ
ート41は配管52を介してエヤエゼクタ6の吸気ポート61
に接続されており、空気制御型真空バルブの制御ポート
13とエヤエゼクタ6の入力ポート62とは加圧された空気
の配管53に接続されている。
【0048】エヤエゼクタ6は加圧された空気を入力ポ
ート62から出力ポート63に流すことで吸気ポート61側の
配管52内が減圧され、図示の場合は配管52を介しエヤエ
ゼクタ6に接続された空気制御型真空バルブの制御通路
42が大気圧より減圧される。
【0049】その結果、空気制御型真空バルブの弁体2
を挟んだ二つの空間、即ち入力側通路14と制御通路42と
の圧力差が減少し、弁体2が長期間にわたって高精度に
作動すると共にエヤシリンダ17を通常の圧縮空気によっ
て作動させることができる。
【0050】本発明の空気制御型真空バルブは入力ポー
トと出力ポートと制御ポートと補助制御ポートとを有す
る4ポート型であり、配管を変えることなく補助制御ポ
ートの無い3ポート型の従来の空気制御型バルブと直ち
に置換することができない。
【0051】図3に示す変形例は従来の空気制御型バル
ブとの置換が可能な空気制御型真空バルブで同軸型の差
動シリンダ7を有し、差動シリンダ7は同心円をなす外
側シリンダ71およず内側シリンダ72と一体化された2個
のピストン73、74を有する。
【0052】制御ポート13に連通する外側シリンダ71に
嵌挿されたピストン73はスプリング75により前進する方
向に付勢されており、制御通路42に連通する内側シリン
ダ72に嵌挿されたピストン74は連結ロッド76を介しピス
トン73と一体化されている。
【0053】制御ポート13を介して加圧された空気を外
側シリンダ71に供給することによりピストン73はスプリ
ング75に抗して後退し、ピストン73の後退に伴って連結
ロッド76を介して一体化されたピストン74も後退するた
め制御通路42が減圧される。
【0054】即ち、従来の空気制御型バルブと同様に減
圧された流体を移送する配管51に入力ポート11および出
力ポート12を接続し、配管53から制御ポート13を介して
加圧された空気を供給すると制御通路42が減圧されると
同時に弁体2が持ち上がる。
【0055】なお、図2および図3に記載された空気制
御型真空バルブはいずれも弁体としてダイヤフラムが図
示されているが、ダイヤフラムの代わりに弁体としてベ
ローズを用いた空気制御型真空バルブであっても同じ効
果を得ることができる。
【0056】このように補助制御ポートに開口し弁体装
着部を介して出力側通路に連通する制御通路を設け、制
御通路の圧力を大気圧より減圧することによって、例え
ば、大気圧より減圧された流体の移送系や真空に近い状
態の排気系に用いた場合も、弁体を挟み隣接する二つの
空間の圧力差が小さくなり、弁体を弁座形成部に押し付
ける圧力差に起因する力が大幅に減少し弁体が長寿命化
される。しかも、弁体の開閉にも特に高気圧化された空
気を必要とせず開閉不能になることもない。
【0057】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、減圧された
流体の配管系において長期間にわたり使用可能な樹脂製
の空気制御型真空バルブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる空気制御型真空バルブを示す側
断面図である。
【図2】 空気制御型真空バルブの配管方法を示す模式
図である。
【図3】 本発明の空気制御型真空バルブの変形例を示
す側断面図である。
【図4】 従来の空気制御型バルブを示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
2、3 弁体 4 バルブ本体 6 エヤエゼクタ 7 差動シリンダ 11 入力ポート 12 出力ポート 13 制御ポート 14 入力側通路 15 出力側通路 16 弁座形成部 17 エヤシリンダ 18 ピストンロッ
ド 19 スプリング 20 弁体装着部 31 フランジ 41 補助制御ポー
ト 42 制御通路 51、52、53 配管 61 吸気ポート 62 入力ポート 63 出力ポート 71 外側シリンダ 72 内側シリンダ 73、74 ピストン 75 スプリング 76 連結ロッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部配管接続用の入力ポートと出力ポー
    トと制御ポートと補助制御ポートとを具えた樹脂からな
    るバルブ本体が、それぞれ該入力ポートと該出力ポート
    に開口し弁座形成部を介して互いに連通する入力側通路
    および出力側通路と、該補助制御ポートに開口し弁体装
    着部を介して該出力側通路に連通する制御通路と、一方
    の吸排気孔が該制御ポートに開口するエヤシリンダとを
    有し、 該エヤシリンダのピストンロッドに装着され該ピストン
    ロッドの移動に伴って該弁座形成部を開閉する弁体が、
    該出力側通路と該制御通路との間を遮断するように該弁
    体装着部に固定されてなることを特徴とする空気制御型
    真空バルブ。
  2. 【請求項2】 前記弁体が、弁座に当接する端面がピス
    トンロッドに固定され他端外周にフランジを有するベロ
    ーズ、若しくは中央部が該ピストンロッドに固定された
    ダイヤフラムである請求項1記載の空気制御型真空バル
    ブ。
  3. 【請求項3】 前記空気制御型真空バルブの、入力ポー
    トおよび出力ポートを大気圧より減圧された流体の配管
    系に接続し、補助制御ポートを大気圧より減圧された気
    体の配管系に接続すると共に制御ポートを制御用空気配
    管に接続し、 該制御ポートを介してエヤシリンダに供給される制御用
    空気を吸排気させることによってピストンロッドを駆動
    し、ピストンロッドと連動する弁体により弁座形成部の
    開閉を行うことを特徴とする空気制御型真空バルブの制
    御方法。
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